09/11/25 01:17:12 hGDNgvXj
>>43
咲「ちょ・・・ダメだよ京ちゃん・・・原村さんが見てる・・・」
京太郎「いいだろ、見せ付けてやろうぜ」
51:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 09:12:17 HqbhSbXs
{ ! ____ |
ィ彡三ミヽ `ヽ ,.' ´ |
彡'⌒ヾミヽ `ー {少′ / ,i l ト、 |
ヾ、 Y / /// | l| | ハ|
_ `ー―' イ ′ / | { | 从、| }| このスレは
彡三ミミヽ { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|
彡' ヾ、 _ノ.リ、_! l リィチfト::::::::::::'行| のどっちに
`ー ' l_,以 { ヒtリ:::::::::::::::ヒz|
,ィ彡三ニミヽ __ノ...「 l 「ト'" ' '| 監視されて
彡' ` ̄ } } ハ 'ー=-' .|
.___ノ ./ /,イ| |l>、 ,ィ| います
,ィ彡' / /リ |:! !仏ィ_〕¨ . |
ミ三彡' /⌒/ / r廾 .|「{: |-、 __|
ィ=- ' 〈 イ ∧V /:.:.: :|__´__(二つ
,ィ彡'. ..} } /`Y'| {:.:.:.:.:.l /(二⊃
/ /. /.j/ }`ー冫j\:.:.:| /.:: ト、二)
彡' __,ノ ト ン′`ヾ >-r'< `ト-'
52:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 11:50:42 FPIisTah
糞ピンクうぜえ
53:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 12:37:11 Jpnv0Avf
だが待って欲しい
これは二人の仲が深くなっていく前兆として喜ばしいことではないのか?
と、前スレ最後に咲の胸を和姦したSS書きが来ました
「前スレが消える前に感想欲しいよな、咲」
「 うん。 ……でも京ちゃん、ちょっと恥ずかしいよ♪」
54:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 22:17:01 od2lScrB
6月某日 15:47 清澄高校旧校舎麻雀部室
「ちーっす、ってあれ」
「なんだ京ちゃんか」
「なんだとはなんだ。他のメンツは?」
「まだ来ないみたいだね」
「そうか。ところで何読んでんだ?」
「ボッカチオの『デカメロン』」
「でかめろん…そうか和のことか」
「はい?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「雨やまねーなあ」
「そうだね」
「湿っぽくてやだねえ全く」
「私は嫌いじゃないよ、雨」
「ほう、理由は?」
「雨の日に部屋に居るとね、なんだか世界が閉ざされた感じがするんだ
世界がこの部屋だけになった感じというか…そういう空気が私は好き」
「ブンガク的思考ってやつか、さすが本の虫なだけはありますな
でもちょっと恥ずかしいぞその台詞は」
「普段から『お姫様』とか恥ずかしい台詞言ってる人に言われたくないんだけど」
「いやいや今のには負けるって…でもその理屈だと今世界には俺とお前だけって事になるな」
「まあ、そうなるね」
「ようやく二人きりになれたな、咲」
55:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 22:19:24 od2lScrB
「また始まった…面白くありませんよー」
「おいおいノリ悪いな」
「いい加減飽きちゃったんだもん」
「ちぇ…まあ、でもさ」
「?」
「俺も雨が好きになれそうだよ、咲のおかげでな」
「…なんで」
「実は結構カルチャーショックだった、さっきの台詞」
「京ちゃんは本にあんまり縁がないもんね。読書感想文毎回テキトーだし」
「ほっとけ!…だからさ、ありがとよ」
「…なんか照れくさいよ」
「惚れたか?」
「はいはい。それじゃあこれを期に本も好きになってほしいな」
「あーそれはまあ…努力シマス」
「ふふ、いつになる事やら」
「気長に待たれよ。つーことで、みんなが来るまでは楽しんでおこうぜ
この二人だけの世界をさ」
「…………」
「?」
「やっぱり負けるよ、京ちゃんには」
「どーいう意味だよ」
「教えてあげないよっ」
END
56:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 22:37:38 yCw9RsVB
>>55
GJ
細かい時間指定は伏線かと思ったがそんなことはなかったぜ
>>53
個人的にはエロは不要
だから>>984とかは良かった
57:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 23:48:51 tTQ9Sxp0
京太郎はイケメンで咲に対してはキザなセリフ吐くけど咲は京太郎のことかっこいいとは思ってなさそうじゃない?
あくまで一緒にいて落ち着く存在とかそんな感じ
58:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 00:40:40 BJltqY2t
優希「咲ちゃん!今日は犬休みなのか?」
咲「え?そういえばまだ来てないね。
でも学校には来てたよ?」
優希「むむ!あのバカ犬はサボリか?
うちはサンマはしないから今日は暇に
なりそうだじぇ…」
部長「インフルエンザ流行ってるらしいわよ?知ってる?
インフルエンザには注射が
いいんですって!」
咲(へえ…そーなんだ)
優希「私はインフルエンザなんかに負けないじぇ!」
部長「まあ今日はもうあがりにしましょ
お疲れ様。」
咲優希「お疲れ様でした!」
優希「咲ちゃん!たまには二人で街行って
服でも見ながらタコス食べようじぇ!」
咲「優希ちゃんと二人なんて初めてだね!
じゃあ遊び行こっか!」
優希「行くじぇ!」
59:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 01:02:26 BJltqY2t
優希「のどちゃんがいないと寂しいか?」
咲「え?うーんちょっとさみしいかも!」
優希「のどちゃんと咲ちゃんはなんか恋人みたいで
うらやましいじぇ!」
咲「///優希ちゃん何言ってるのww」
優希「私も恋人ほしいじぇ…」
咲「でも京ちゃんと優希ちゃんだって仲良くみえるよ?」
優希「何言ってますか?咲ちゃん!
というか知らないのか?京太郎は
合同合宿のあとから龍門渕の
お子様とわけありだじぇ!」
咲(え?全然知らないよぉ…)
咲「衣ちゃんと…その………付き合ってるの?」
優希「衣ってハイテーか?違うじぇ!もうひとりの小さい子だじぇ!
ほら!京太郎合宿んときにハギヨシさんと
一緒の部屋だから龍門渕と仲良くなったんだじぇ!」
咲「へえーなんか幼なじみが遠くに行くみたいで
寂しいやら嬉しいやら…」
優希「最初はノッポと気があって仲良くしてたみたいだけど
京太郎が一目惚れして口説き落としたらしいじぇ!
私の犬が欲情しちゃってなんか
申し訳ないないじぇ…!」
咲「まあ京ちゃんは中学の時も
少しだけモテ期あったからね…
なんか憎めないキャラがうけてたのかな?」
優希「正直私は犬と仲良くしてたけど
恋愛感情は皆無だったから
なんともないじぇ!それより咲ちゃんは
実際のところ京太郎のこと好きなのか?」
咲「うーん…どうだろう?小さいときから
一緒だからなんか逆によくわからないや!
でも多分好きではなかった…かな?
男の子としては!」
優希「そうなのか!まあ私の嫁は
のどちゃんとタコス…………それと…」
60:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 01:25:37 BJltqY2t
優希「それから特別に咲ちゃんも嫁にしてあげるじぇ!」
咲「私お嫁さん?wwありがとw」
優希「正直…咲ちゃんがのどちゃんとばっか
仲良くしてたから寂しかったじぇ!
私は二人みたいに麻雀うまくないけど
もっと咲ちゃんとも仲良くしたいじぇ!」
咲(あれ…?なんだろうこの感じ…
原村さんみたいな感じがする…)
咲「え?あっ…ご、ごめんね優希ちゃん…
私は優希ちゃんも大好きだよ!
じゃあ優希ちゃんは私の旦那さんだね!」
優希(咲ちゃんが嫁でも普通旦那とは言わないじぇ…!でも天然さんは
どことなくかわいいじぇ…!)
優希「萌ー…」
咲「え?」
優希「何でもないじぇ…!………お?咲ちゃん咲ちゃん!犬がその小さい子と
散歩してるじぇ!………犬のくせに
デレデレしててなんかムカつくじぇ!」
咲「なんかちょっと気になるね!
ちょっとつけてみよっか!」
京太郎「さてと…どこ行きますか?」
一「僕なんだかお腹減ったや!須賀君
なんか食べにいこうよ!」
京太郎「スタバどうですか?交差点からすぐですよ!」
一「ごめん…僕コーヒーはちょっと…
それより11月なのに暑いから
アイスが食べたいや!須賀君ここらへんにある?」
京太郎「たしかデパート入ればありますよ!じゃあ行きましょうか!」
一「…」
京太郎「あ…もしかしてデパートとかの
人混み嫌でしたか?それじゃあほかのところ探しましょうか!」
一「ち…ちがうんだ!男の人とこういうところきたことないからなんていうか…
恥ずかしいんだ///」
京太郎「そんなはだけた格好なのに恥ずかしいんですか?ww」
一「かっからかわないでよ///」
京太郎「冗談ですよ!そりゃじゃあ行きましょうか、お姫様」
一「え?なに…?」
京太郎「結構込んでますからこうやって
しないとはぐれちゃいますよ!」
一「…………須賀君の手…あったかい」
京太郎「なんか恥ずかしいですねw」
61:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 01:28:57 uTGyQkPJ
これがどう京×咲に繋がるんだw
62:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 01:41:35 BJltqY2t
一「ねえ…須賀君、僕もっとずっと須賀君と一緒にいたい!」
京太郎「僕はずっと一緒ですよ!」
一「違うんだ!…そうじゃなくて…」
京太郎「?」
一「とーかも須賀君をちょっとだけ認めてくれてるんだ…言いたいことわかる?」
京太郎「いや俺ちょっとバカだからよくわかんないです」
一「と……とーかん家で一緒に暮らそうよ…!とーかも見習いとしてハギヨシさんに鍛えてもらって、使用人としてなら置いてくれるって言ってるんだ!」
京太郎「どどどど…どーせーですか?」
一「学校は龍門渕に行けばいいし
麻雀部にだっていれるし…どうかな?
急だからビックリしたと思うけど、今回は
とーかに甘えたいんだ!」
京太郎「…………清澄をやめなきゃ無理です…よね?」
一「…うん」
京太郎「…ちょっとすぐには答え出せないかもしれません…」
63:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 02:03:47 BJltqY2t
一「そ…そうだよね急にじゃ難しいよね
でも僕は本気なんだ、須賀君」
京太郎「今日は楽しかったっす!
あの話…もうちょっと考えでもっていいですか?」
一「うん!僕は気長に待つよ!
でもとーかは短気だから気が変わっちゃう前によろしくね!じゃバイバイ!」
京太郎「あ!もう遅いですしもっとおくってきますよ!」
一「とーかとハギヨシさんが迎えに来てくれるから大丈夫だよ!じゃあおやすみ!」
京太郎「そーですか…じゃあおやすみなさい!」
とーか「わたくしが短気だなんて
失礼極まりないですわね!
ところで大丈夫そうですの?」
一「多分来てくれるよ、多分」
とーか「清澄を倒すためにはあの男が
必要でしてよ!一、なんだか本気のようですが
ミイラとりがミイラになったのかしら?」
一「…僕は須賀君はいい人だと思うから心が痛む」
とーか「ハギヨシ!本当にあの男のことを
清澄の大将は好きですの?」
ハギヨシ「はいとーかお嬢様、私にはそのように見えました」
とーか「一、わたくしたち全国に行くチャンスは冬選抜とインターハイ予選の2回しか
ございませんのよ?」
一「…分かってるよでも」
とーか「もしかして一、本当に恋していらっしゃいますの?」
一「……分からないんだ、僕にはとーかがいたのに………だから余計分からないんだ」
64:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 02:24:04 uTGyQkPJ
京太郎ハーレムスレと間違えてる?それともわざと?
65:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/26 05:35:24 s2aBM3fi
多分間違ってんじゃね?
あるいは、長すぎる前振りか…
66:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 08:40:27 Hg+DBJRV
ごめんなさい><
長すぎる前振りのつもりです…
>>63
京太郎(今日、麻雀部に相談しよう…)
咲「ぁ!京ちゃん、おはよ!」
京太郎「ぉ…おはよお、あのさ、咲…」
咲「ん?どうしたの?」
京「いや、やっぱあとででいいや…」
咲「えー?京ちゃんいいかけたらちゃんと言おうよ…!」
京「…いや、麻雀部で話すよ」
咲「ふーん…」
咲「あれー?麻雀部今日も少ないね…」
優季「インフルエンザは怖いじぇ…!」
優季「…あ!バカ犬ー!なんで昨日休んだんだ!!」
京「あーごめんごめん、昨日はちょっと用事で…」
優「部活より大切な用事なのか?」
京「まあ…一応…」
優「嘘だじぇ!私は咲ちゃんと一緒に京太郎が街をでれでれして
ぶらつくの見たじぇ!」
咲「…」
京「…それでさ、俺…」
咲「?」
京「俺、龍門渕に引き抜きにあったんだ…」
咲「京ちゃんが?ww」
優季「冗談はやめろー!!全然笑えないじぇ」
京太郎「………昨日見たならもう知ってるよな?
本当は、俺、国広さんに誘われたんだ…だから…
……っておい!咲泣くなよ…!」
咲「え?泣いてな…」(あれ?なんで私泣いてるの?)
優季「咲ちゃんを泣かすなんて許せないじぇ!!!このバカ犬ー!!!」
京「…とにかくそういうことなんだ…まあ、麻雀部俺居なくなっても
関係ないしな…!」
咲「関係なくない!京ちゃんとずっと一緒だったのに…
いきなりこんな唐突にこんなことになったら…
私どうしたらいいかわからないよ…!」
京「……ごめん」
咲「京ちゃんのバカ…」
京「……ごめん」
優(なんだかんだいって咲ちゃんは京太郎のこと…)
優「その話取り消して来い!」
京「……ごめん」
優「…」
京「そういうことだから…俺そろそろ行くな!じゃあ…」
67:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 08:42:26 Hg+DBJRV
京(はあ…なんか重たい感じになっちゃったな……
でももう決めたんだ!)
京(あ!とーかさんだ!)
京「おーい!とーかさん、国広さー…」
とーか「一?まだぐずぐずしていらっしゃるの?
もういい加減腹くくりなさいませ!」
一「……やっぱり、やめない?」
とーか「…何をおっしゃいますの?あの清澄の大将のせいで
衣が『もう満足したから大会には出ないんだ!』なんてほざきだしましたのよ!」
一「…でも……」
とーか「わたくし達はそうなると4人しかいなくなりますのよ?
でも清澄も大将さえいなくなれば4人!わたくし達にはそれでも
不本意ながら予備は用意できますのよ?」
一「……」
とーか「一?まさかやっぱり本当にあの男のこと…」
一「……」
京(お…おい!なんの冗談だよ…!俺と咲がなんで関係あるんだよ!
それにこれって国広さん、俺のこと好きじゃなかったのか?)
一「……あ…須賀君……」
京「今の話、残念ながら聞いちゃいました」
一「…」
とーか「それじゃあ仕方ありませんわね」
68:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 11:08:21 7bzJL+1c
わね
まで読んだ
69:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:01:50 BGaFGEYj
>>67
久w
てかまだ終わってないよね
SS投下したいけど終わってからのほうがいいかな
70:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:06:17 Hg+DBJRV
とーか「残念ながら転入手続きなんてすぐ済んでしまいますのよ?」
一「…」
京「あの…どうして俺なんですか?俺がこっちに来てメリットあるんですか?」
とーか「大有りですわ!あなたのところの大将のおかげで
衣は満足したようですけど、わたくしの立場が奪われてしまいましたのよ?
あなたのところの大将は、あなたのことが好きでいらっしゃるようですけど、
あなたがいなくなれば、どうなると思いますの?」
京「俺がいなくなったってかんけいな…」
とーか「関係ない…ですの?全く女心を分かっていない下衆が一に近づくなんて
心底呆れますわ!」
一「とーか!もうやめてよ!」
京「国広さん、国広さんは僕のことを最初からだましてたんですか…?」
一「…いや、僕は……」
とーか「わたくしはそのつもりでしても、どうやら一は本気のようですわね?
あなたがここに来れば、宮永さんを裏切ることに、あなたが向こうに残れば
一を裏切ることになりますわ?さあどうするのですか?」
京「…ふ…」
とーか「…ふ?」
京「ふざけんじゃねぇ!!!!!」
とーか一「…」
京「国広さんには悪いけど、俺は清澄に残る!
国広さん、いい夢みさせてくれてありがとうございました。
でも俺、やっぱり清澄のみんなとバカやってたいんで」
とーか「あ…あなた!一を裏切りますの??わたくしが許しませんわよ?」
一「とーか…僕、もういいんだ、というか僕が悪い、本当にごめんね、須賀君…
本当に……ご…めん」
京(咲には俺がいなくなったら和たちはいるかもしれない、でも照さんやおばさん達が
いなくなる悲しみをあいつに与えたらいけないんだ!)
京「清澄に負けたぐらいでそんな卑怯な手を使うとは思いませんでしたよ、
とーかさん。あなたには本当に呆れました、ではもう会うこともないでしょう。
それでわ…!」
とーか「ちょ!待ちなさい!!!!」
一「とーか、ごめん、僕、本気だったのかもしれないや…ごめんね。上手くいかなくて。」
とーか「…はじめ!」
71:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:08:24 Hg+DBJRV
京「ゼェゼェハァハァ……咲!!!!」
咲「京ちゃん!どうしたのそんなに汗かいて?龍門渕のところ行ってきたんだよね…?」
京「咲!ごめん!!!本当にごめん!!!俺知らなかったよ!」
咲「ちょっ!京ちゃん!何すんの?!!?くっつかないでよ///恥ずかしいよぉ…」
京「咲、俺がいなくなったら淋しいだろ?」
咲「…はぁ?」
京「だって、咲、俺のこと…俺のことが…す…きなんだろ?」
咲「…はぁ?京ちゃん何言ってるの?失恋でもして頭おかしくなったの?」
京「…失恋したのはほんとうかなwでも頭はおかしくなってないぜ!お姫様」
咲「ちょw京ちゃんキモイ!」
優季「あーバカ犬が今度は咲ちゃんを襲ってるじぇ!!このバカ犬ー!
さっさと龍門渕にでも行ってしまえー!」
京「それが、その話なしになったわw」
咲優季「え?」
京「俺、やっぱみんなとバカやってたいし!色々あってなw」
咲「京ちゃん…」
優季(やっぱり咲ちゃんは京太郎のこと…!)
優季「咲ちゃん!恋ってのは自分では案外気付かないものなんだじぇ?」
咲「?」
優季「つまり!咲ちゃんは無自覚だけど、京太郎に恋してるのだ!!!」
咲「え?!!?ちょwやめてよ!優季ちゃんまで!」
京「咲俺も好きだぜー!笑」
咲「京ちゃん!!やめてっててば///」
部長「騒がしいと思って起きたら、久しぶりの面子ね?須賀君。
んじゃ、立ち話もなんだから早速打ちますか!」
京「はい!」
咲(やっぱ京ちゃんといるとなんか落ち着くな…!)
京「そういえば和がいねーな?どうしたんだ?」
咲「原村さんはインフルエンザだって!あと染谷先輩も…!」
京「和も風邪引くんだなぁ…!」
和「…そう。だめだったんですか。それでは仕方ありませんね…」
ハギヨシ「ええ。申し訳ございません、和お嬢様、龍門渕透華が少し
失敗をいたしまして…」
和「そうですか。とても残念です…。」
和(宮永さん…宮永さん…宮永さぁぁぁぁん…!須賀君さえ…須賀くんさえいなければ!!)
完了
ごめんなさい><長くなってしかも会話だけという駄文で…
これでまたひとつ黒歴史をつくってしまいました…
72:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:11:49 CBJYt0AH
>>69
オマイ優しいな
俺も出来れば今日中、ぐらいは待ってあげたい
IDが変わるまでは話題を絞った方がよいかと
確かに長過ぎるが本人は真面目だしな
>>67
……あと3レス以下で早めに終わらしてくれるとスムーズなんだが
73:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:13:01 CBJYt0AH
うっ、リロードしてなかったぉ スマン
74:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/26 12:25:35 s2aBM3fi
>>71
GJお疲れさん。
とりあえず…全てはhrmrさんの陰謀だったと…
ん?ハギヨシのポジションが妙な事になってるのは仕様だよな?
因みに優季じゃなくて優希じゃなかったっけ?
75:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:33:48 Hg+DBJRV
>>74
一応仕様です
途中から希から季になってしまいました^^;
こんな長いものを読んでいただいてありがとうございました!
76:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:39:24 BGaFGEYj
>>71
乙ー
和出てこないなーと思ってたがやはりw
変な地文が入るより会話だけのがよっぽどいいと思うよ ちゃんと状況わかるし
77:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:49:44 eDHFppjZ
>>75
GJ 咲ねらーw
ただ上でも書かれてるけどやっぱりまとめて投下した方がいいと思うよ
>>69みたいな人がいるのにスレを占拠しちゃうことになっちゃうからね
せっかく面白いんだから勿体ないよ 次にも期待
そして>>69にも期待
78:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 12:52:05 Hg+DBJRV
みなさんありがとうございました^^
今度からは気をつけてまとめてから投下しますね!
>>69に期待してますw
79:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 13:02:37 +vv+QgFt
GJ^^
80:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 19:56:13 DKOFJYaC
たまには未来の短編ということで約二年後の宮永家にて。
咲「どれがいいかな」
京「何選んでるんだ?咲」
咲「アルバイト」
京「ふーん、咲がねえ」
咲「どうしてもお金が必要なの」
京「ま、まさか麻雀でできた借金ですか」
咲「賭け事なんてしないよ!」
京「冗談だって。んで何に使うんだ?」
咲「二年前の県大会の団体戦のこと覚えてる?
試合後に部長がラーメン食べさせてくれたの」
京「そんなこともあったっけな」
咲「和ちゃんはラーメン食べるの初めてで、
優希ちゃんはタコスラーメンの開発を依頼して」
京「あいつはいまだにタコスタコス言って成長してねーもんな」
咲「竹井先輩と染谷先輩が楽しそうに話してて」
京「うんうん」
咲「家族と一緒に食べてる感じがしてあの雰囲気がとても心地よかった。
お姉ちゃん達と離れ離れになって家族4人で食事できなくなったからね」
京「咲・・(俺はどこいった)」
咲「3年生になったから今度は私が食べさせてあげたい」
京「そういうことなら俺も金出すぜ」
咲「駄目だよ、部長の私が出さないと」
京「それは違うぞ?竹井先輩は一人で俺達にラーメンを奢ってくれた。
だけどあれは3年生が先輩だけだったからだ。咲は一人じゃないだろ?」
咲(!)
京「ま、確かに汗水垂らして得た金のほうがいいかもしれない」
咲「でしょ~」
京「だから俺がバイト探す」
咲「駄目だってば」
京「2人でやれそうなやつをさ」
咲「京ちゃん・・ありがとね」
京「咲を一人で行かせたら怒られた時に泣き出しちゃうもんな」
咲「高3なんだから泣くわけないよ」
京「俺の前では泣いてもいいんだぞ」
咲「じゃ、お言葉に甘えて」
京「今泣くのかよ」
咲「えへへ、冗談冗談。さっきのお返しだよ」
京「頑張ろうな」
咲「頑張ってね」
京「これだけ引っ張って人まかせかよ!」
咲「そうじゃなくて、大会の話」
京「誰も男子に期待してないと思うけどな」
咲「私は京ちゃんと全国の舞台で一緒に・・戦いたいよ」
京「審判になったほうが早そうだ」
咲「もう!ふふ、カンパーンチ!」
京「脇はやめろー」
ちょっとだけ大人になった二人のお話。おしまい!
お気に入りのイイ嫁さんだなァの人も出したかったけどボツに・・。
81:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:05:18 BGaFGEYj
>>80
乙 カンパンチクソワロタwww
SS投下 期待はしないでw
土曜日 学食
京「今日もまこと美味しゅうございました」
咲「好きだよねぇレディースランチ」
京「あれの良さがわからんとは可哀相な奴よ」
咲「はいはい」
京「また頼むぜ」
咲「またぁ?どれだけ好きなの…」
京「頼むよ 今度ギザ十やるから」
咲「嬉しくないよ…でもこれだけ頼まれるとタダじゃ動きたくないなぁ」チラ
京「何をお考えで?」
咲「何か一つお願い聞いてよ」
京「お願いって?」
咲「う~ん 何にしよう…考えとくよ」
京「あんまり無茶なのはナシだぜ」
咲「うん じゃあ部室行こう」
82:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:10:47 BGaFGEYj
部室
京「ういーっす」
咲「こんにちは」
京「お?一番乗りか」
咲「みんなまだみたいだね」
京「ふむ…昼寝でもするかな」
咲「私は…読書でもしてようかな」
……………………………………………………………
パタン
咲(読み終わっちゃった)
咲(京ちゃん…長いシエスタだこと)
咲(そういえば…京ちゃんへのお願い何にしようかな)
咲(……………そうだ)
咲「京ちゃん起きて起きて」ユサユサ
京「んあ…咲?メンツそろった?」
咲「ううんまだ でも私読書終わって暇だからちょっと付き合ってよ」
京「付き合う?」
咲「ゲームしようよゲーム」
京「眠いんだけど…」
咲「さっきお願い一つ聞くって言ったでしょ これでいいから」
京「う~んまぁそういうことなら」
83:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:15:52 BGaFGEYj
京「で 何するんだ?ゲームって」
咲「うん しりとりがしたいんだけど」
京「しりとりぃ?つまんなそうだな」
咲「ただのしりとりじゃないよ」
京「?どんなしりとりだよ?」
咲「それは京ちゃんが見つけるの」
京「???」
咲「だからね 私がしりとりの中にある『仕掛け』を施すからそれを京ちゃんが見破るの」
京「ふむ…」
咲「私がしりとりを終わらせるまでに京ちゃんが『仕掛け』を見破ることができたら京ちゃんの勝ち 見破れなかったら私の勝ち」
京「う~ん…」
咲「しりとりのルールは普通のしりとりと同じね 『ん』で終わったら負けで同じ言葉は繰り返し禁止」
京「よくわからんがとにかくやってみるか」
咲「そうだね じゃあ京ちゃんからどうぞ(京ちゃん…気づいてくれるかな)」
84:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:21:03 BGaFGEYj
京「おう じゃあレディースランチの『ち』」
咲「ち…ち…『中』学生」
京「『イ』ンク」
咲「く…『ク』ラスメイト」
京「『ト』リオ」
咲「『お』姫様っ」
京「『マ』リオ」
咲「また『お』?えーと…」
京「『お』なんていっぱいあるだろが」
咲「いいから黙ってて お…お…あ!『幼』馴染っ!」
京「『ミ』ジンコ」
咲「こ…『告』白…」
京「『熊』手」
咲「で…『デ』ート…(そろそろ気づいてくれないかな…)」
85:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:26:16 BGaFGEYj
京「『冬』至」
咲「『女』子」
京「『執』行猶予」
咲「(来た…!)よ…『嫁』」
京「『メ』イド」
咲「(むぅ…)『読』書…」
京「『ヨ』ガ」
咲「が…『学』食」
京「『黒』子」
咲「『恋』人坂」
京「なんだそりゃ?」
咲「知らないの?観光名所だよ喜多方市の(もう…!鈍いなぁ…)」
京「ふ~ん 『か』めはめ波」
咲「(切り札っ…!)『初』恋っ」
京「『イ』チジク」
咲「(ダメか…)『く』 さ れ え んっ!」
京「あれ?もう終わり?これは俺の負け?」
咲「京ちゃんの負けに決まってるでしょ!ホント鈍いんだから」
京「仕掛けなんてあったか?」
咲「!…私…ちょっと寝る…」
京「え?答え教えてくんないの?」
咲「自分で考えてみて」
京「まいったな…」
咲(……………ばか……)
86:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:32:19 BGaFGEYj
京「咲」
咲「………何…?」
京「『仕掛け』がわかったんだ」
咲「…言ってみてよ」
京「ゲームの借りはゲームで返すぜ」
咲「…どういうこと?」
京「さっきの続きをやろうぜ たぶんそれでわかると思う」
咲「?いいよ 『イチジク』だったよね じゃあ『ク』リスマス」
京「クリスマス…『素』敵なあなたと過ごしたい」
咲「(あ…)えと…い…『嫌』じゃないけど…//」
京「『ど』うか俺と」
咲「(京ちゃん…)と…『特』に用事はないし…いいよ…//」
京「『良』かった これでいいんだよな?」
咲「『な』んとかギリギリ合格だよ」
京「『よ』っし!じゃ当日は迎えに行くわ」
咲「(…はっきりさせたい…な)……………『私』のこと…京ちゃんはどう…思ってるのかな…?//」
京「う~ん…『な』くてはならない存在」
咲「『い』たら便利な奴、くらいに思ってない?」
京「『い』やいや本当だぞ 京太郎の名に懸けて」
咲「『体』よく言い繕ってない?」
京「………『言』っちまうかな」
87:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:37:56 BGaFGEYj
咲「『な』にを?」
京「『俺』は咲のことが好きだ ずっと前から」
咲「っ!………ら…『ラ』イクってこと?」
京「『と』んでもない ラブの方」
咲「う…『嘘』じゃないよね…?」グスグス
京「『寝』ても覚めても咲のことばかりさ 咲は?」
咲「……『私』も…」グスグス
京「『も』うこれで唯の幼馴染じゃなくなったな」
咲「『な』んだか恥ずかしいね…この感じ…//」クスン
京「『じ』ゃあ思い切ってイチャイチャしちゃうか もうカップルなんだし」
咲「し…『し』たいけど…// そろそろみんな来ちゃうかも…」
京「『も』うそんな時間か ラブラブしたかったんだがな」
咲「『な』んだか…ほっとしたからかな…ホントに眠くなってきちゃった…」ウトウト
京「『大』した心臓をお持ちのようですね」
咲「『眠』るね…ちょっとだけ…みんなが来たら…起こしてね…」ウトウト
京「『眠』れる姫よ 何か私にできることは?」
咲「『私』の…そばに…いてね…」ウトウト
京「『眠』りについてもいつまでも」
咲「『も』う………おやすみなさい…」
京「『い』い夢を お姫様」
久「『ま』ぁまぁイチャイチャしてくれちゃって…見られてるとも知らずに」ニヤニヤ
まこ「『似』合いのカップルじゃがな」
優希「『な』んだか青春してるじょ!咲ちゃんと犬!」
和「『抜』け駆けは許しませんよ……………須賀く『ん』!」
88:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:38:57 BGaFGEYj
終わりっす 様式美を重視したせいで面白くないかもしれませんがw
89:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:40:36 o+nS4Vuk
GJ!!
オチが素晴らしいww
90:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 22:47:50 eDHFppjZ
しりとりさせながら会話を成立させ、且つストーリーを作り、さらにオチまでつける…
何かこれかなり凄いと思うんだけど…
何はともあれ>>88乙!
マジで面白かった
91:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 01:10:25 aDJyORs2
>>88GJ
凝ってるなぁ
こういうの久しぶりだよ
92:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 09:43:56 /eCBdSHz
>>91
これは素晴らしい
93:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 09:51:11 vhi0jVNs
>>93
いいね
94:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 10:01:12 Wij1hRQK
京太郎が咲妊娠させたら、ちゃんと堕胎させるかシングルマザーにさせられるかな。なんか責任とらされてシングルファザーやらされそう。
95:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 10:04:29 AZ1VVd14
>>94
原村さん、その書き込みは最低です
96:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 10:20:29 /LHZ4pe3
>>80
>>81
GJ
97:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/27 10:30:16 rTGOiGhp
>>88
GJです
シリトリで会話とか頭良すぎる…
98:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 11:05:47 mAvl16Ya
>>94-95
=放課後、麻雀部の部室にて
咲「ねぇ京ちゃん。 ……悪い噂が流れてるんだけど、聞いていいかな?」
京「ああ、なんだい」
咲「もしも…もしもだけど、私が妊娠しちゃったら子供が不幸になるんだって」
京「 どして? 」
咲「片親になるか……お、堕しちゃうかもって」
京「馬鹿な! そんなことは絶対ありえない!!」
咲「京……ちゃん?」
京「お前に苦労かけるかもしれないが、俺は何人だって育ててみせる」
咲「 えっ ……いいの?」
京「当然だろ?」
咲「京ちゃん。 私…まだその子が、誰の子供かって言ってないんだけど?」
京「 えっ 」
咲「 クスッ、でも安心した。 やっぱり京ちゃんだなんだね」
京「うああっ、早まった…」
咲「 いいよ、京ちゃん。 お願いしちゃおっかな?」
京「ば、馬鹿! 咲、おまえ何言ってんだ」
咲「 だめ…なの?」
京「ばかやろう! そんな大事なこと、部室で返事できるかっ! こい、咲!」
咲「 あ~ん。 待ってよ京ちゃん、どこ行くのぉ?」
京「食堂だ。 お前に栄養があるもの食べさせてやる」
某巨乳「 (あああ、裏目に。 咲さん、それって心あたりでも有るんですか?)」
某貧乳「 (いぬ~、私にも栄養タコスを食わせろだじぇ)」
某部長「 (ふっ…どうせキスしただけで子供が出来るとでも思ってるんでしょうね)」
某副長「 (咲、栄養が有るのはワカメじゃ)」
99:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 11:16:38 yn13FtYZ
>>98
GJ
某部長、咲は文学少女だからそれはないだろう・・・多分
100:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 11:25:26 /LHZ4pe3
エトペン:びくびく
101:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 11:39:49 j0vnD1MA
のどっち:ビキビキ
102:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 11:55:32 X4ZwJMuJ
>>88乙 オチが効いてるね
前スレで暗号文のSS書いた人かな
>咲「(…はっきりさせたい…な)……………『私』のこと…京ちゃんはどう…思ってるのかな…?//」
ここから二人は意識的にはしりとりをやめたっていう解釈でいいのかな?
103:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 17:18:50 xcsX8Kw6
「なあ咲」
「どしたの?」
「いつも気になってたんだが」
「何が」
「寝癖直さねーの?その横からピョンッて出てるやつ」
「なっ…!寝癖じゃないよ!」
「じゃあ何なんだよ」
「えーとそれはその、説明しづらいというか…」
「しっかし毎日毎日同じ場所に同じ形で出てるなんて面白いなー」
「なんか物凄くバカにされてるような、って何すんの!?」
「おーすげー押さえてもすぐ元に戻るぞ」ナデリナデリ
「いいいいきなり髪の毛触らないでよっ!」
「なんだよ怒んなよ。別に俺の手汚くねーぞ」
「そ、そゆわけじゃなくて、その、何となく気恥ずかしいといいますか」
「恥ずかしいって…(ピーン)…ほぉ~そーなんですかあ」ニジリニジリ
「な、何する気…?」アトズサリアトズサリ
「だったらその寝癖が無くなるまでなでなでしてやるぜー!」
「きゃあー!きょ、京ちゃんの変態ー!」
104:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 19:15:54 mAvl16Ya
>>103
「今日の咲ちゃん、様子が変だじぇ?」 チー
「そういえば、カンをして来んのぅ」 ポン
「あら? 私が見え見えのタンヤオをテンぱるなんて、可笑しいわね」 リーチ
「私、ヤオチュウ牌の安全牌が13種類あるから、大丈夫だよ。 えへん」
「(咲ちゃんが なんか壊れてるじぇ)」
「(は~。 タンメンより、ワカメラーメンが狙いなんじゃがのぉ)」
「(咲、あなたがその手を狙うなんて)」
「あ……やだぁ14種類めだ。 もぅ、全然あがれないよ。 チートイ7シャンテンかな? えへ」 ポイ
「咲! 手を見せなさい!!」 ガシャン
「部長さん、ひっどーい」
「……本当だじぇ」
「……本当じゃな」
ガラッ
「おーい咲、寝癖は戻ったかー。 スマンスマン」
「あっ京ちゃん。 もうマック行けるんだよね?」
「ああ、さっきのお詫びだろ。 ついてこいよ」
「あ~ん。 待ってよ京ちゃ~ん、私、まだバランスが取れないから走れないよぉ」 ガシャン! バラバラ
「(宮永さんの寝癖は私が直します。 そんなオカルトありえません!)」 プルプル
105:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 20:57:45 c077Ij2g
7シャンテンは存在しないよ
106:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 01:00:17 qRcLsjLb
>>88
素晴しいネタを見てしまったw
今レス追ってるけどこの時点でもう1作品くらいありそうだ、スレの増え方見るとw
107:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 09:13:02 0eWpLCms
PSPのオリジナルストーリーは和x咲
終了
108:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 12:18:05 tnA5Ev0P
そしてゲームでも存在抹消確認! 原作・アニメ・ゲームすべてで最初からいなかった扱いなんて斬新過ぎる……
109:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 12:21:26 9oqC6WUm
hrmr必死すぎるぞ
ゲームは操作キャラとして出てくるかどうかは微妙だが、ストーリー追うなら出てくるだろ
アニメじゃ普通に全話でてるし、ドラマCDでも出番多い方
原作じゃ3話出なかっただけ
110:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 12:42:38 tnA5Ev0P
だってアルケミストだし…おまけにりっちゃんだし…
111:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 13:24:41 tvFvCftF
隠しキャラとかで出てくるんじゃないか
団体戦決勝メンバー20人が最初から出てて、ハギヨシ・京太郎・照・藤田プロあたりが隠しだと予想
112:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 13:26:57 AkZA7kNf
普通に最初から出そうな気がする
能力なしの練習用キャラみたいな感じで
113:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 14:01:10 lBbGmgkN
京太郎は最初っから出てるだろう
114:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 14:03:19 AkZA7kNf
京咲スレで言うのもなんだがw
個人的に京ちゃんが出てこないと、なんかタコスの存在理由が薄れちゃう
115:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/28 14:08:30 /1HCADGq
チュートリアルかなにかでまほか京ちゃんが出てきそうな…
116:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 14:16:56 ek75wRlB
ゲームオーバーになった時に続けるかどうかで京太郎は出てきそう
チュートリアルはタコスかのどっちのような気がするな
117:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 18:56:48 2Aou82S+
URLリンク(www.dotup.org)
同じ場面でも全然違うアニメと原作
118:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 19:18:20 u8P0+Jg7
さらに、同じ場面でも全然違うのは、このスレでの 京と咲の仲
119:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:11:37 scioAHJ5
201X年 初夏 全国高校生麻雀大会N県予選会場
「―――ということで、気合を入れて頑張りましょう」
「「「「はいっ!」」」」
「あのー部長」
「何ですか?」
「副部長がいつの間にかいなくなってるんスけど、どこ行ったか知りませんかね?」
「さあ…ってさっきまでここにいましたよね」
「ああ、副部長なら須賀先輩の買出し手伝うって出て行きましたよ。一人で」
「…いいんスか?行かせちゃって」
「いいワケがないでしょう…」
「ぜったい迷子になってますよね。ていうか優希先輩も消えちゃってますねー」
「優希もですか…仕方ない人たちですね、全くもう」
120:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:13:43 scioAHJ5
「うう…売店ってどこぉ…?ていうかここはどこ?」
「やっぱり誰かについてきてもらえばよかったかなあ」
「ほんとドジだな私って…なんか泣きたくなってきた…グスッ」
「迷子の迷子の子猫ちゃん♪あなたのおうちはどこですか♪
…お前何度目だよ?この会場来るの」
「…探しに来てくれたの?」
「さっき和から携帯に連絡があってな、探しておいてくれってさ」
「そっか、部長に…原村さんにまた心配かけちゃったんだ」
「もう慣れちゃってんじゃねーの?咲のドジっぷりなんて今に始まったことじゃないし」
「京ちゃんのこと探しに行ったはずなのに自分が迷子になっちゃったよ」
「私もう3年生で、しかも副部長なのにね…情けないよね…グスン」
「そう思うんなら迷子になったくらいで泣くなよ」
「うん…ごめんね」
「それにな」
「え?」
121:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:15:27 scioAHJ5
「お前は全然情けなくなんてねーよ。むしろ俺、めちゃくちゃカッコイイって思うぞ」
「咲には、とてつもない強さが宿ってるんだ。その事は俺だけじゃなく皆知ってる」
「京ちゃん…」
「だから自分のこと情けないなんて言うな。…部内最弱候補である俺の立場がなくなる」
「そんなことないよ、1年生の時はストレート負けだったけど去年は結構粘ったじゃない」
「結局午前中で脱落したけどな…今年は午後まで残りたいけど、どうなるかなあ」
「今年は男子部員の頭数が揃って団体戦にもエントリーしてるんだから」
「そう簡単に負けたらみんなに怒られちゃうよ?」
「…いきなりプレッシャーかけてくるなんて酷すぎませんか咲さんよ」
「ごめんごめん、あははっ」
「やっと笑ったな」
「うん、ありがと…犬のおまわりさん」
「あれ、俺何かしたっけ?ワンワン」
「とぼけちゃって…でもね」
「ん?」
「そんな…ゃさしい京ちゃんが………す、す、す……すk
122:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:17:14 scioAHJ5
「バーーーーーカーーーーーいーーーーーぬーーーーー!!」
「ぐあああああアッー!」
「ゆ、優希ちゃん!?」
「京太郎貴様遅すぎるじょ!一体どこで油を売っていた!」
「いきなり背中に蹴り入れるとか容赦ねえなタコス!
ていうか今の威力からして相当助走つけただろタコス!」
「うっさいじょ!駄犬の躾はスパルタ式で丁度いいんだじぇ!」
「スパルタってレヴェルじゃねーぞ!」
「ま、まあまあ二人とも落ち着いて」
「しょーがない、咲ちゃんの顔に免じて今回は勘弁してやろう。さっさと戻るじぇ!」
「卒業までこんな扱いなのかなあ俺…なんか泣きなくなってきた…」
「ふぁ、ファイト!京ちゃんファイト!」
「おぉ…ふぁいとぉ~…あ、そうだ咲」
「なに?」
「さっき何言おうとしたんだ?随分言いづらそうにしてたけど」
「…そのうち言うよ。きっと、必ず、ぜったい」
「ふ~ん、そうか」
「二人とも!ボーッとしてると置いてくじょー!」
「分かってるよ!ほら、行こうぜ咲」
「うん。あ、荷物持つの手伝うよ」
「サンキュ。…それとさ」
「高校最後の大会、お互い頑張ろうな」
「…うんっ!」
END
123:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:43:22 ujXyFANw
GJ!!
>「お前は全然情けなくなんてねーよ。むしろ俺、めちゃくちゃカッコイイって思うぞ」
>「咲には、とてつもない強さが宿ってるんだ。その事は俺だけじゃなく皆知ってる」
京太郎って咲をからかいながらも心の中で尊敬してるよな
お互いに支えあってるって感じが伝わってきて微笑ましいです
124:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 00:32:12 E49NbLOM
>>88
てっきりオチは『フォーリンラブ』かと思ってたら
ちゃんとしてたので別の意味で驚いたw
GJ!頭いいっすね
125:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 02:14:41 tpN4n3D4
初めまして。そして、突然の書き込み失礼いたします。
私は京太郎ハーレムスレのまとめサイトの管理人なのですが、
そのまとめサイトにこちらに投下されているSSを共有させていただいてもよろしいでしょうか?
承諾していただけましたら、「こちらは京太郎×咲スレからお借りしたSSです」このように掲載したいと思っております
どうかみなさまのご意見お聞かせください。
こちらがまとめサイトです。
URLリンク(www21.atwiki.jp)
ご迷惑でしたら、この書き込みはスルーしていただけると幸いです。
126:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/29 02:45:13 ESjh/tcU
>>122
GJですよ
未来設定ですかね?相変わらず進展は無さげですが…良い雰囲気
京ちゃんがらしいなぁ
優希ちゃんはもうちょっと空気読もうよ…タイミング良すぎだw
>>125
個人的には是非って感じですよ
お手数じゃなければお願いしたいくらいっす
ハーレム版の病み咲ちゃんも好きなんで
127:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 03:32:06 SzlUEBLk
>>125
おkですね
どんな形であれSSが後に集合して残るというのは良いと思います
理想はエロパロに合流なのですが、このスレ的な感覚として
温度差が大き過ぎて合流が難しいと思ってた所です
128:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 03:57:40 tpN4n3D4
返答ありがとうございます。
早速ではありますが、作成しましたのでチェックをお願いします。
URLリンク(www21.atwiki.jp)
要望や意見などがありましたら、トップページにコメント欄を設けていますので、お手数ですがそちらにお願いします
それか、これからもちょくちょくこのスレに出入りしますので、こちらでも構いません。
ではこれにて失礼いたします。
※文字化けするため、勝手ながら「…」などの記号は一部修正を加えています
129:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 04:04:43 I3ZjJsNr
仕事はえー!管理人さん乙です!
しかも見やすくていいな。あとでまたじっくりと見させてもらいますね。
しかも咲の画像がかわいい…
これからも運営宜しくお願いします
130:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 04:18:56 FZmEJLE5
>>125
そんなスレあんのかよww
そしてまとめもあんのかよw
131:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 09:23:18 8jKRUpty
>>128
最初のSSが途中の変な所から始まってるような
132:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 10:31:59 A8LgdS94
>>128
乙
初代スレと前スレのdat持ってるから、zipであげとく
janeで見れるはず
URLリンク(www.dotup.org)
パスはsaki
133:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 11:27:56 F6NftYRD
>>132
初代スレは名作ぞろいだからなwwwwwww
134:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 11:33:31 tpN4n3D4
すいません。ファイル開けませんでした。。
135:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 11:38:54 +JDuYzaw
管理者以外もwiki編集できるようになってたら俺がやったんだが
136:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 11:47:26 A8LgdS94
URLリンク(www.dotup.org)
じゃあhtmlに変換した
137:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 14:50:16 uREFMuhP
>>133
ハーレムスレとも京×咲スレとも関係ないのが多数あるぞw
138:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/29 15:49:10 ESjh/tcU
迷走していた頃の名作達ですねw
139:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 15:59:03 8An3virP
京ちゃんまさかの不倫
140:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 16:12:13 Bp3z6lBB
不倫と言っても他の女の子と一緒に遊びに行った程度
そしてケンカの後に仲直りして更に深くなる京太郎と咲の絆
141:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 17:34:02 YqiblzaJ
「京ちゃん、カッコイイから、モテるに決まってるよね!」
・・・みたいなのひとつ頼む
142:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 17:39:28 tpN4n3D4
htmlありがとうございました。大変助かります
それと指摘のあった点を修正しました。
URLリンク(www21.atwiki.jp)
「」→作中にタイトルのようなものがあるのは、そのままコピーして貼りましたが、
その他のものはとりあえず自分で考えて書いてみました
もしなにか他に意見や要望などありましたら教えてください。
143:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 18:24:09 8jKRUpty
>>142
お疲れ様です
144:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 20:01:13 BAwcRp5D
母親と照伯母さんにお年玉をまきあげられる咲太郎(仮)が見たい
145:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/29 20:25:21 ESjh/tcU
咲太郎(仮)「お父さーん、またお年玉なくなっちゃったよ~」
京「今年もか~しかたないなぁ…これはお父さんからだ」
咲太郎(仮)「わぁ♪ありがとうお父さん」
照「さぁもう半荘やろうか」
咲「ふふ、お母さんが預かっていてあげるからね?」
146:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 22:11:36 jxA0iq+F
>>141その晩
咲(あぁもうもやもやするー)
咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」
咲「ッハァーーーッ」
咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」
咲パパ「咲ーいつまで入ってるんだー」
咲「っいま出るよ!」
咲「……………」
咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」
147:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 23:14:28 uREFMuhP
まとめ読み直してみたが
やっぱ1スレ目は色々といかれてるなw
148:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 23:35:46 GGVTgftX
544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/29(日) 09:53:06 ID:Qod70Rud
URLリンク(www.sega-mj.com)
『第2回咲-Saki-CUP』開催決定!!
URLリンク(www.sega-mj.com)
かわいいな
149:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 13:45:00 D0dP6ADG
>>142
htmlがhrmrに見えた
やばい末期だ俺…
150:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 13:50:03 EcSzfHzj
hrmrの毒にやられたか
151:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 14:05:23 5CrqQico
なあに、俺もさ
152:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 14:26:35 s3GMwuWW
保管庫の京咲スレのSSまとめて読んでみた 全体的にクオリティ高いと思った
職人さん方激しくGJです!これからもお願いします!
以下チラ裏
1-3、1-10、1-21
本格派SS 咲が空気なのが多いが読みごたえあり
2-10、3-5
技巧的SS オチもしっかりしてて読んでて感心した
1-19、2-4、2-11
ラブコメ調SS ニヤニヤが止まらない
1-13、2-14、2-16
ほんわか系SS 落ち着いた感じで読後感爽やか
他にも結婚シリーズや風邪シリーズ、1-23、2-13など本当に楽しかったです
153:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 19:04:04 5Y+gFJ9d
よかったね
次は君が書く番だ
154:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 21:20:11 iUhYjzlx
○月△日
朝、学校まで行く途中に京ちゃんと会った。やった!なんだかツイてるかも。嬉しかったな。
そのまま一緒に登校する。
お昼休みになったら、またレディースランチを注文してくれと頼まれた。
それだけのために呼ばれるのはちょっぴり悲しい。
けど、でもそのかわりに京ちゃんと二人きりでお昼ご飯が食べられる。
それは嬉しい。すごくすごく嬉しい。
部活中。京ちゃんは原村さんのことをばかり見ている。
それも、あの大きな胸をデレデレとした顔で…。
たまにヨダレも出ているけど、それは内緒にしておいたほうが良いかな…?
あと、やっぱり京ちゃんは胸が大きい子が好きなのかな…?うう。
おわり。
今日したカンの数は1回。
155:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 22:10:46 WfwiEh2g
京「こんちはーっす」
咲「こんにちは」
久「あら二人とも いらっしゃい」
京「まだ部長だけっすか?」
久「まこは喫茶店 和はその手伝い 優希はちょっとお腹下しちゃったから帰るって言ってたわ」
咲「じゃあ三人だけですか?」
久「実は私もこれから学生議会の用があってね 抜けさせてもらうわ」
咲「お疲れ様です」
久「ええ 須賀君は紅茶の補充お願いね」
京「あっはい」
久「じゃあねー」バタン
京「………」
咲「どうしようか 京ちゃん」
京「………お姉ちゃん!」
156:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 22:11:37 WfwiEh2g
咲「な…なに?突然…」
京「いやー部長みたいな姉が欲しかったと思ってさ」
咲「部長みたいな?」
京「なんていうか堂々としてて頼りがいがあってさ」
咲「でも京ちゃんいつも買い出し頼まれてるよね」
京「それがまたいいのさ」
咲「うわ…」
京「もともと姉のいる者にはわからんさ」
咲「それ私のこと?確かにお姉ちゃんは一人で十分かな」
京「照さんって家ではどんな感じなんだ?」
咲「お姉ちゃんは…外では結構クールに振舞ってるけど家では私に優しくしてくれるよ
勉強やスポーツは得意だけど家事はあんまり得意じゃなくてね 私の方が得意だから頼ってきてくれるんだ」
京「ああ…そういうタイプもいいな」
咲「あげないよ 自慢のお姉ちゃんだもん」
京「いいよなぁ 兄弟姉妹がいるってのは」
咲「そうか 京ちゃん一人っ子だもんね」
京「時々憧れちゃうんだよなぁ」
咲「………京ちゃん ジュース買ってきなさい」
157:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 22:14:10 WfwiEh2g
京「は?なんで?」
咲「いや…部長のまねしたつもりだったんだけど…ダメだった?」
京「咲はなぁ どうみても妹系だし」
咲「そ…そうなの?」
京「そうさ ドジで頼りなくて…」
咲「ちょっとぉ…」
京「守ってあげたくてなるようなタイプ」
咲「………またそういうこと言う…私は京ちゃんの姉でも妹でもないんだからね」
京「当たり前でしょうが」
咲「じゃあなに?私は京ちゃんのなぁに?」
京「……いい友達?」
咲「………ま いいかなそれでも」
京「何がよ?」
咲「さぁ帰ろ帰ろ」
京「???」
咲(今はまだ…ね…)
おわり
158:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 22:34:32 GNYrbQj7
>>157
GJ!
こういう普通のあったかい会話がイイ!
他のスレは濃いから…w
159:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 23:54:04 5CrqQico
GJ!!
心が暖まるな
160:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 23:55:55 EcSzfHzj
咲風呂入るぞ
161:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 04:24:49 iy/h4gDe
あぁ・・・入ろうか
162:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 04:27:52 8nKUMzmv
咲風呂かぁ・・・どんな花が咲いてるかなぁ
163:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 05:38:03 DKpREYzy
百合
164:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 08:25:41 S56jD57a
>>163
hrmrさん空気読んでください
165:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 14:02:55 i7Z0uvXA
そろそろバカップルな二人も見たいな
166:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 14:28:12 oXwdswO8
頭の中も外もピンク色の淑女はもうあきらめて二人の仲を心から祝福してください
167:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 14:36:52 i7Z0uvXA
>>166
涙ながらに二人を全力でサポートするカッコイイ原村さんなら見てみたいかも
168:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:13:19 gFyOZvHU
県予選、大将戦――。
「無聊を託つ……」
特徴的なヘアバンドをつけたどこからどう見ても小学生にしか思えない高校生が、ぽつりと言い放ったその言葉の意を知らずとも、雰囲気から何かに失望したことを読み取る三人。
異様な気の波の底で静かに、しかし確実にもう一人の魔物が動き始める――。
「……そろそろ、御戸開きといこうか」
敵意を持った視線が迷うことなく咲を射抜く、威圧と共に紡ぎ出された天江の言葉を始まりに、咲は自らの体が萎縮するのを感じた。
他の者は気付いているのかいないのか、少なくとも対面に座る池田は天江と少しのやり取りをしているが、既に彼女の耳には届かない。
――予選、自身が相手校の一つを飛ばし誇らしい気持ちで戻ってきたときの事をこの県予選決勝戦にて不意に咲は思い出した。
しかしながら、彼女はそれが走馬灯に似たものだとは気がついていない。
ともかく思い返してみれば、今自身がこの卓につき、自身と鎬を削るほどの強敵とこうして麻雀をうっていることは全てあの男に起因するものだ。
あの男――京太郎その人が自分を連れ出してくれたのだ。静かで平凡な日常から、例えるのならば海原を船で渡るような心躍る冒険へ……。
しかし今自らの小船はこの嵐で転覆寸前、この身にまとわりつく波の重圧も、空から刻一刻と近づいてくる月の強圧も恐ろしいものでしかありえない。
……そして、何よりも仲間内で打って心と腕を通わせていたあのときとは違い、今はひとりなのだ。
もしかしたら何よりも重いのは、――思い。控え室で待つ仲間の期待かもしれない。
もしもその荷物をいっそ海に捨て去ってしまえば、軽くなった船はこの波に耐えられるだろうか――?
そう考えて、しかし刹那に考えを捨て去る。
確かに、大きなうねりから生きて帰る事を第一にするのならば荷物は少ないほうがよい、しかしそこで捨てた荷物は当然のことながら二度と帰ってこないのだ。
来年部長は、もう居ない。そして彼女はまだ知らないが、もしも負けたら原村和は転校してしまう。
つまりはもう二度と、このメンバーでこの場所に来ることはできないのだ。
頭を振り、気息を整える。だが、不快感はぬぐえない。それは、ほかの二人も同じようだ。
――まるで、そう……――海の底に引き摺り込まれるかのような――……
加治木が最初にあげたこの考えは、しかしそこにいる天江以外の全ての考えであった。
いまや咲の心の中にもマージャンをやっている時に感じるあの踊るような爽快感どころか、自らにまとわりつく一種の閉塞感しか感じることができなかった。
169:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:15:55 gFyOZvHU
南一局、北家・池田
咲の対面、捨牌等の情報から推するに染め手である、しかも倍満を狙えると咲は考えた。
――しかし、考えただけで咲の意識はほかに向いた。
勿論当たれば痛いどころではすまないが、逆にあたらないとも考えていることもまた事実だからだ。
その池田も、本来ならその厚かましさを全面に押し出したような笑顔を見せるはずだが、今は苦い表情を隠さない。
既にその理由も意味も咲は理解している。池田とは対照的に屈託の無い笑顔を卓に向けている、彼女がその答えだ。
――またあの子が海底……。
時折鈍いところを見せる咲だが、頭の回転はけして悪くは無い。
池田の倍満よりもそちらの方に危険を感じた彼女は、即座にカンをして海底へのコースを天江からはずす。
嶺上開花には持ち込めなったが、それでも聴牌の形に動かせた彼女の顔から陰りがほんの少しだが消えた。
しかし、逆にそれを訝しげにみる者も居る。
――嶺上開花では、ない……のか。
咲の捨て牌を見ながら、鶴賀高校加治木は、王牌に視線をずらした。
確かに海底は天江から遠のいたが、危険自体が遠のいたかというと、三校が三校間違いなく首を横に振るだろう。
安全とは到底いえないその脆すぎる橋を渡るために、天江に新ドラ三つを渡してしまったのだから。
加治木は、進まない手をみて苦笑いを浮かべながら牌を捨てた。
そして、あろうことか数巡後。池田の捨て牌をチーした天江に、再び道が作られた。
先刻の咲の行動により、和了られてしまうと最低でも12000はもっていかれる事態に相成ったのだ。
目の前にあるその光景を認識したとき、咲の心臓は一度大きく爆発した後徐々にその速さを伸ばしていき、呼吸と鼓動の早さが咲の冷静さを失わせていく。
やがて海の底が見え、同時に三校にいよいよ焦りが見え始める。だが、結局その局は加治木の機転により天江に海底が回る事はなかった。
一度彼女は深呼吸をし、早鐘を少しでも鎮めようと努めた――。
170:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:21:13 gFyOZvHU
南二局、点数版に記された天江と咲の点差は、わずか100。逆転しようと思えば、安い手を一つ上がるだけで再びひっくり返るというのが一般論だが、そんな甘い考えを抱いているものは、この卓において。
――いや、控え室にいるものですらも考えるものは皆無だった。それほどに、天江がこの三局で与えた衝撃は大きかったのだ。
親を流され、一見天江の威圧は影を潜めたように見える。
――しかしその卓に座っているものにしかわからない重圧、例えるならば鶴賀の副将東横桃子がカメラ越しには見えるが、卓の者にはほとんど見えなかったというのと似ているだろうか。
何かに締め付けられるような感覚とも、押しつぶされるような感覚とも似ているそれは、観戦者に見えないところで確実に彼らの戦意をそいでいった。
深緑に覆われた小さな戦場を覆うように、静かに夜の帳が下りる。その到来を知る者は少なかったが、いよいよ月の引力が満潮を引きつれ、まもなくその場ごと彼女たちを襲うだろう。
まだ見ぬ自らに降りかかる試練の存在を知らない彼女らは、各々が自身の思惑にて天江の支配――運命に抗うべく展開を始めている。
彼女にとってはもう見慣れた光景ではあるが、やはり快いその様子を、天江は楽しそうに口端を吊り上げ、笑いながら見ていた。
そしてその中でも彼女が興味を持ったのは、やはり咲だ。嶺上使いである咲を、自分に匹敵するような魔物を屈服させているという事実が、衣の心をことさら愉快にさせている。
しかしその衣自身にも、一つわからないこともあった。今その咲が、いったい何を考えているかだ。周りで萎縮をしている敗北者に興味は無いが、この尋常でない打ち手が、何を支えにして戦っているのか?
この戦いを自分が心行くまで楽しむには、やはりそれをたたき折ってやるべきだという思惑を持って天江は観察を続けていたが、どうにもよく分からない。
――というよりは咲の考えていることは自分ではなく他人の、特に結びつきの強い友達などのことなので、繋がりを失って久しいと考えている衣には理解ができないのだ。
171:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:24:14 gFyOZvHU
そう――今咲は仲間と、特に心を京太郎に染めていた。母と姉が出て行ったときから今まで、辛いときはいつも彼がそばに居て支えてくれた。
いつしか自分の中に芽生えた感情が恋だということに気付いてからも、この内気な性格が仇となり、それを口に出すことができなかった。……本当は、不安で仕方なかった。
このときまで、彼に恋人ができなかったのは幸運というほか無い。
勿論、自分は憎からず思ってはいるので、クラスメイトにたびたび冷やかされたこともあるが、そのとき自分の心はいつも、そうなれたならばいいのに――と言いようも無い感覚に陥るのだ。
彼が自分以外の女性の事を彼自らの願望に沿って妄想するとき、彼女の心は千々に乱れた。そう――あの時も、そうだった。いかにも京太郎が好みそうな巨乳の女子、しかもそれが同じ一年とあって咲はたたきつけられたような衝撃を覚えた。
しかし、その時にそれらの憂き目が全て吹っ飛んだ事も鮮明に思い出す事ができる。
――咲にも、取り柄があったんだな。
初めて部室で勝ちを目指したうち方をしたときに彼が発した何気ないその一言で、自分の麻雀をやるという行為に対し、一つ大切な意味ができた。
内気で、容姿成績など何も彼にアピールできるところがない自分が、自分自身に対して唯一心から自信を持てたのだ――。
その甘い思い出から、意識を卓に戻す。
「会いたいよ……京ちゃん――」
唇は動かずとも、口からその言葉――そういうには語弊があるかもしれないが、少なくともかすかな音が漏れる。衣には、聞こえていない。
――そばに、……居てほしい……。
肩を並べて、ともに先を見据える戦友を挙げるならば間違いなくそれは原村和その人だろう、しかし今自分を支えてくれる人はその人ではなく、あの……。
「京ちゃん……助けて……」
再び、咲の心が悲鳴を上げる。はたから見てもわかるほどに震えている、彼女の双眸から涙がこぼれそうだったが、彼女はそれに耐え、今も県内に中継されているだろうカメラを見た。
今彼は、京太郎は部長に言われ買出しでもしているところだろうか? ……それとも、彼もカメラ越しにこちらを見ているだろうか? ――願わくは後者であってほしい。
「リーチ」
だが、次の瞬間にその視線は再び卓に注がれる。今まで一向聴の渦にとらわれていた中から高らかにリーチが放たれたのだ、それに驚愕の色を見せながらも、次に池田は牌を持ちその処遇にて悩む。
――捨牌キモっ。
一発を避け、安全策をとるには現物である二萬を捨てるべきだ。しかしそれでは、若干だが聴牌できる可能性が低くなる上に完成形にかかる点数の期待値が小さくなる。
現在四位であることを考えれば、多少危険でもここは攻めるべきと池田は考えた。
――この点差だぞ、イーシャンとは言え迷う事などあるものか!
勇んで捨てた池田だが、捨てた瞬間無情にも加治木の牌は倒され、ロンと言う声が起こる。後悔しても……もう遅い。
猫は虎穴に入り、虎児を得る前に不幸にも親の尾を踏んでいたのである、当然餌となるしか道は無い。
「リーチ一発チートイ……」
顔色が青くなり、呼吸を忘れた池田を尻目に加治木が裏ドラをめくる。そこにはイーピンが、まるで池田をあざ笑うかのように視線を突きつけていた。
息を呑んでなんとなしに天江を見ると、彼女もまたイーピンと同じ種類の笑いを表情に出していた。もはや池田にはそれが天江の操る禍々しい月としか映らない、体の芯から寒さが湧き上がり、彼女の全身が震えた。
「裏裏……12000!」
加治木の言葉にて、更なる圧がかかる。感情が噴出すのを必死でこらえながら、点数箱を開ける。点差はさらに開き、絶望に心をうたれた池田の手から点数棒が奪われた――。
172:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:28:17 gFyOZvHU
「咲――!」
「宮永さん!」
「…………」
清澄高校控え室、声を上げたのは二人。
そのほかはただ、黙して彼女――咲を見る。
そこには数通りの思惑があろうが、声をあげた者はかたや戦友として、そしてかたや彼女を最も大切な存在として、どうにもならないながらも消すには難い、もどかしい思いをモニターにぶつけた。
そのモニターには、加治木、そして咲の異変がありありと示されていた。
唯一池田だけは何が起こったかわからないという顔をしているが、加治木はおもわず席を立ち咲にいたっては吐き気を催すほどの悪寒に襲われている。
それを見た京太郎は、唇をかみながらこぶしを握る。今はただ、咲の心が壊されないことを祈りながら必死で耐えるしかできることは無いのだと、誰に言われたわけでもないが、京太郎はそこに考えを漕ぎつかせた。
「咲………がんばれ!」
京太郎の言葉とほとんど同時に、場の雰囲気が一変した。再び天江の支配が、場を襲い始めたのだ。いくら麻雀の腕が拙い京太郎でも、それは見て取れる。
「宮永さん……」
震える声にふと、横を見る。苦い表情と共に原村は既に顔を背けていた、その態度に少しの不快感を覚え文句を言おうとしたが、何かを宥めるかのような部長の細い視線によって、喉まで出掛かっていた言葉が不満とともに下がっていく。
――咲を、信じていないのかよ。
そんな言葉が、腹のうちで響く。
もしも信じているのならば、何で彼女が受けている苦しみから目をそらすんだ。なんで、彼女に声援を送る事をしないのだ。自分の意見を眼でぶつけるかのように、彼は視線をうごかした。
攻めるようなそれから顔をそらした原村を視界からはずし、副部長の染谷まこ、ついで部長に意見を求める。
「――須賀君、落ち着きましょう」
しかし自分の望んでいる返答は得られなかった。微笑を浮かべながら話す部長に対し、しぶしぶと京太郎は席に戻る。
少し硬い手触りのソファーに手にかいた汗がじんわりとしみこむ。それが乾ききるころには、既に背中に冷や汗をぐっしょりとかいていた。
控え室の中は外より格段に心地よい空間だ、そこでそれだけ嫌な汗をかくということは――。
京太郎の溜息が一つ口から出て、もう一つが同じタイミングで右隣から発せられた。訝しげにそちらを向くと、やはりそちらも同じようにこちらを見てくる。
こういうからかい方をするのは、この部には一人しかいない。
「大丈夫だじぇ! 咲ちゃんはきっとやってくれるじぇ!」
不覚にも、一瞬だけ原村和よりもこの娘のほうに共感を覚えた。そして次に意図を考える、自身を元気付けるために言ったのか? それとも何も考えていないのか?
語尾に特徴のある能天気な声がその後に二度三度飛んできて、彼は二度目の溜息とともに苦笑いを漏らした。
少しだけ、少しだけだが楽にはなった。だがしかし――。
モニターに目をやる、状況は好転せずいまだに天江が大立ち回りを演じている。
「世界が暗れ塞がるとともに――お前たちの命脈も尽き果てる!」
あの魔物に、あの威圧に対し、既に咲は白旗をあげかけている。戦意を復活させなければ、一敗地にまみれるのは時間の問題だ。
否、既に半分はまみれている状態といってもよいだろう。ともかく幸いにして、この局が終われば休憩時間。
池田が連荘しないことだけを祈りつつ、目の前にあるコップをとった。冷めかけたコーヒーをのどに流し込み、顔を数度振る。やはり、拭えぬ物は拭えない。
前半戦南四局は、恐々とした中で天江が牌をつもり、終わった。
当然、点差は開いていく事になったのだ。
173:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:34:26 gFyOZvHU
休み時間、京太郎はすぐさま咲の下へと向かう。控え室から出るときに、部長などから含みのある笑顔を背中に向けられたが、気にしている余裕など無い。
速さの劣る原村を引き離し、彼は咲を探す。
長く付き合っていた故に、今の先が一番危険なことを彼は知っている、元々彼女を引き込んだのは彼だがこんな苦しみを味わわせる事になってしまったことに対し、彼は申し訳なさでいっぱいだった。
女子トイレ、仮眠室、階段などを回って程なく咲を見つける。さすがに女子トイレに入るのは抵抗があったので、彼女を外から呼びかけたが、それでも恥ずかしい事は恥ずかしい。
だがすぐに忘れ去られるちっぽけな自分の悪評よりも、今は咲のほうが大切だと心に何度も問いかけ探した事を、彼女はしる由も無い。
――はずなのだが、咲は京太郎を見ると、泣きそうな顔で無理やり笑顔を作り、一言つぶやく。まるで彼の言いたい事や、今の今までやってきた事を全て理解しているかのような口調だった。
「ごめんね……京ちゃん」
その言葉で胸がいっぱいになった京太郎は、人目もはばからずに彼女を抱きしめた。青年男性の大きな体躯が咲の小さな体を包み、京太郎の色素の薄い髪が時々咲の頬に当たる。
「――何いってやがるんだよ……馬鹿じゃねえのか」
今までこんな事をされた事がない彼女は、内心驚きと喜びとが混じった状態になった。しかしすぐに掠れた声、次いで小刻みに揺れる肩と彼の異変に気がついた。
京太郎が今どのような顔をしているか、付き合いの長い咲には十分に理解ができる。だが――。
視線を横にちらと動かすと、幸いにも京太郎の泣いている姿を見て、野次馬たちはそれぞれがはしたないと思ったのか自分たちの興味を押し下げていずこかへと消えていく。
すぐに長い廊下にしん、とした空気が彼らと入れ替わりに入ってきて、二人は少しだけ落ち着いた。息を整えた京太郎が、再び発した。
「馬鹿じゃねえのか、一番辛いのはお前だろうが」
あの天江を相手にさせてしまった事、自分があの時に麻雀に誘わなければよかったと京太郎は吐露する、そうすればこんな恐怖や苦しみを味わう事もなく、平凡な日々を享受出来たはずだったのに。
咲が、少しだけ京太郎から体を離して彼と目を合わせる格好になる。とはいえ、二人の距離は息がかかるほどに近く、互いの眼の奥に吸い込まれそうな錯覚を二人は覚えている。
その感覚に少しだけ心地よいものを覚えながら、やがて不意に咲が首を横に振った。
「私が、……私が望んでここまで来たんだから、いいの。ありがとう」
ごめんねから、ありがとうに。その言葉の違いだけでも、彼にとっては何にも変えがたい喜びであった。
少し離れた咲を再び引き戻し、今度は逃がさないようにぎゅっと力を入れて抱きしめる。
174:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:37:27 gFyOZvHU
「ちょっ……痛いよ、京ちゃん!」
「…………」
「――京ちゃん?」
「逃がさない」
「え?」
「離したら、またあそこへ行っちまうだろ。もういいんだ、お前はよくやった」
「京……ちゃん」
今度は咲に涙が溜まる番だった、咲もまた彼の背中に腕を回して抱きとめる。彼に体を預けてふと眼を閉じると、彼の心臓が早鐘を打っているのがよくわかる。
京太郎には見えなかったが、彼自身の温もりが肌を伝わって咲の元へと伝わると、少しの笑顔とともに彼女の頬は紅葉を散らしたように赤くなった。
相変わらず、彼の抱擁は強い力にて続いているが、実際に痛みを感じたのはほんの一瞬以下だ――むしろ感じなかったといっても差し支えはない。
それでも痛いといったのは、周りにいる人に見られるのが恥ずかしかったからと、彼女自身困惑していたからに相違ない。
すぐに離してほしかった先ほどとは逆に、咲はこの時間が永遠に続けばよいとさえ思った。少し時間を置いてから、とても安らかになった彼女から澄んだ声がつむがれた。
「――京ちゃんのおかげで、私自分に自信が持てた。京ちゃんのおかげで、麻雀が楽しいものになった。京ちゃんのおかげで……」
「咲……」
「聞いて、私京ちゃんからいろんなものをもらったわ。それはとてもとてもすばらしい物だったけれど、どうしてももう一つだけほしいものがあるの」
「……」
「京ちゃん、私――貴方が好き。この世界で、誰よりも好き」
すぐに少なからず後悔した、言った、言ってしまったのだと。そう理解した刹那に、京太郎の鼓動が消え代わりに自身の鼓動が爆発をするかのように大きく高鳴るのに気がついた。
先ほど彼の鼓動が聞こえていたのだから、今は自分の鼓動が相手に伝わっていると咲はすぐに思い当たる。
咲の手に、さらに力が入る。――今、彼の顔を見られる余裕は無い。逃げたいが、返事を聞きたい、でも絶望はしたくない、それでもこの手を離したくないといろいろな感情がせめぎ合い、しばし時を忘れた。
「――咲」
彼が、神妙な面持ちで口を開く。
「俺で、俺なんかで、本当にいいのか」
望んでいた言葉のはずだった、しかしその煮え切らない態度にかっ、と咲は言い放つ。
「俺なんかで……って何よ? 私は貴方がいいって言っているじゃない! そうよ、ずっと京ちゃんが好きだった。
ほかの娘の事なんて聞きたくなかった、私だけを見ていてほしかった! でも……でもいえなくて……やっといえたのに……」
私はこんなにも醜い、と咲はその後に続ける。今まで積もり積もった、募って貫き続けた思いの丈が一気に噴き出したのだ。
咲がこんなに感情を表に出す事があっただろうか? 京太郎は自らの記憶をたどりにたどったが、ついに出てこなかった。
ポタリ、と咲が流した涙が京太郎の制服にしみを作る。
この涙を醜いというのならば、今この瞬間の咲が醜いというのならば、自分はこの世の何者にも劣ると考えた京太郎は、すぐに自らの愚かさに気がついた。
咲の鼓動は、彼女の気持ちが真実であることを何よりも雄弁に語っているというのに。
175:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:42:59 zYq2LGji
「――顔を上げてくれ、咲」
やさしさに、満ち溢れた声であった。
互いに、涙にぬれた自分自身を相手の目に映し出した、ゆっくりと眼の中の二人が視線を合わせて、だんだんとその像が大きくなる。
心の距離を埋めるように、どちらとも無く互いの顔に近づいていく。
しかし一定の距離になった後、はたしてそれ以上近づかなくなった、二人の唇が触れたのである。
時をかなたに置き去りにし、やがてそれがまた自分たちに追いつき、肩をたたいた事を二人が知覚した後に、名残惜しそうに唇は別たれた。
二人とも、まず深呼吸をする。やがて、最初に言葉をつむいだのは京太郎であった。
「咲、俺もお前が好きだ。和よりも、優希よりも、誰よりも、何よりも……俺の命よりも、大切な……」
「ふふ……っ、私なんかで……いいの?」
彼が言い切らないうちにイジワルそうな笑顔を彼に向けた、無論先ほどの仕返しだ。
京太郎は眉間にしわを寄せながら何か抗議をしたいような面持ちになったが、すぐに自分のしたことを思い出したのか笑顔になり、一言
「こいつめ」
と言い捨てた。
二人は、再びあふれんばかりの笑顔になった。咲の目にも光が戻っている、その考えを肯定するかのように咲は高らかに言い放った。
「ありがとう、もう大丈夫。何も私が恐れる事はなくなった、……見ていて! 私きっと部長や原村さん、そして京ちゃんに勝利を取ってくる!」
再び京は目頭が熱くなり、眼をそらす。
「もう、本当に涙もろいんだから。いい? 勝利をささげたら、その……私と……」
「?」
語尾が小さすぎて聞き取れない、耳を彼女の口に近づける。
「私と……デートしてほしいの」
思わず噴き出す京太郎だが、咲の表情は真剣そのもの。
すねると思った彼は、すぐにその意に従うといった返事をし、ようやく二つは一つに、離れていた心は完全なる円に結ばれたのである。
ちょうど、アナウンスが流れた。集合時間が迫っていると聞いて、二人は急いで元の場所に向かう。扉の前まで来て、咲が振り向いた。
「――そろそろ、いくね」
「ああ、もうひと暴れして来い!」
「うん、京ちゃん大好き!」
ばっかやろう、と眼で話しかける。彼もまた、控え室に戻っていったのであった。
176:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:46:32 zYq2LGji
戻れば、咲の目の色が再び生気を取り戻している。
衣は心中で、思考をめぐらした。衣の心の中で大きい位置を占めていたのが喜びと困惑であった、とりわけ困惑は咲以外の二人からも少々感じられるとあって、いよいよ衣はわけがわからなくなった。
……今まで、屈せぬ事を許したものなどいない。骨があると思った輩は多々あるが、いずれも最後には心砕かれた。
ところが、ここに来て過去に無かった反応が、三人同時に起こったのだから、動揺をしないわけは無い。
――拉ぎ折った筈の心が、何かに繋ぎ止められている。
少し後に、衣はこの結論にたどり着く。しかしそのときはまだ、その何かが何なのかは分かっていなかった。
その正体を知ろうとする衣の隙を突き、咲はやがて大物手を上げた。
――負けたくない、負けない。
咲が望むそれは誰のためであろうか、天江衣は確かに龍紋渕のメンバーのためもあるだろうが、自分が負けるとは思っていないのだから、自分が獲物をいたぶるためであるという事が一番しっくり来る。
しかし、咲は前半で一度叩きのめされた。一度は仲間の期待の重みに精神が負けてしまったが、彼の言葉で再び生気を取り戻す。
姉に会いたいのは事実だが、それを全ての理由にはしない、勝利は自分のためではなく、仲間のために、愛する人のために。
一人であった衣と、何よりも強い結びつきを得て一人ではなくなった咲。
はじめは点数の差で余裕の合った衣だったが、それが徐々に狭まるに連れて、咲の安定した精神に逆に乱され始めた。
能力は精神によるところが大きい、と咲は。そして衣ですらもそう思っていた。
――でなければ今衣と同等に戦えている咲が、先ほどまでいたぶられていた理由が見つからなくなってしまう。
そして、この二人の差はやがて明確に現れ始める、衣が棄てた牌――月を模したイーピンを自らの牌の糧とし、嶺上から花を模したウーピンを引き出す。
それは、二人の力関係が逆転した事を暗に示したものであったかもしれない。
――ついに咲は衣の支配下から抜け出し、勝利を収めたのである。
初めて味わう敗北の苦渋に顔をゆがませ、涙を流し始めてもなお、衣の心から一筋の清々しい気持ちが消える事はなかった。
それだけ、喜びのほうが大きかったという事になる。
咲も、この強敵に対し感謝を述べたい気持ちに襲われた、だがそれよりもまず彼に話しかけたい。
勝利を伝える言葉はどのようなものがよいか、咲は考えながら対戦部屋を出ようとした。勿論、既に部長たちはそこに駆けつけている。
――だが、意外にもそこに京太郎は居なかった。
部長に聞くと、買出しに行かせたとのことだ、さすがに咲も苦い顔を隠さなかったが、部長は笑顔のままだ。何を考えているのか?
――せっかく勝ったのに、何もこのときに買出しにいかせなくてもいいじゃない。部長だって、今年しかもうチャンスは無いはずでしょ?
何でそんなイジワルを……。
咲の不満は至極当然である、あの告白の後の京太郎が素直に聞いたはずが無いのだ。
無理やりいかせたに違いない――と咲は考えたが、よくよく考えてみればおかしい事に気がつき始めた。
部長だけ、ほかの三人とは異質な笑いをしているのだ。しかも彼女はしきりに目配せをし、ウィンクをこちらに向ける。
咲のほうに視線を向けている三人は、気がつかない。
そこで、はっと気がつく。京太郎は買出しなどにいったのではなく、どこか別の場所で待機をしているのではないだろうか?
部長のアイコンタクトは、「適当な理由をつけて早く言ってあげなさい」との親心か? 買出しという先ほどの理由と並行して考えると、後者のほうがしっくり来る。
「わ……私、トイレ行ってきます!」
それでいい、というかのように部長はくすっと笑いを漏らした。ほかの仲間は仲間あきれたような顔をしているので、部長の笑いがそれに近いものだと誰も疑わない。
嘘をついてしまったわけではあるが、咲の心に罪悪感は無かった。それよりも自分がいたからこそ、今勝利を収める事ができたのだと、本来内気な自分がそう思えた事のほうが彼女にとっては衝撃だったのだ。
177:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:49:44 zYq2LGji
さて、ここまでは部長の思惑通りだった――のだが、彼女は一つだけミスをした。
咲の方向音痴度を計算に入れていなかったことである。
咲と京太郎がようやく邂逅を果たしたのは、彼女がトイレに行くといってから小半時もたった後であり、さすがに京太郎も待ちくたびれていた。
――が、建物の屋上で待つ彼が迫る高い足音とともに後ろを振り返ってみれば、月明かりに照らされた彼女の顔が白い笑いをこめながらこちらを見ている。
それを見るなり彼もはにかんだ笑顔に変わった。
「京ちゃん!」
「咲」
満面の星の下にて再びの抱擁を交わす二人、大会は終わり帰路につくものが多い中、好んでここに残るもの、そしてわざわざ人の居ないところを探しそこで逢引をするものなどいない
――考えたのは京太郎か部長か、ともかくその論理を肯定するかのように、周りに人どころか動くものは二人以外に何も無かった。
つまり誰にも邪魔されずにゆっくりと語り合える。京太郎は、部長がそれとなく理由をつけて部員に帰るように言付けている事を聞いている。
部長の事だから、部員全員と共に帰り、自分をここに残して頃合を見計らった後携帯で虚言だった事を言って自らを困らせるかと思ったが、咲の存在でそれが杞憂であった事を知る。
「京ちゃん……私、やったよ!」
「ああ、見ていたさ。ありがとうな!」
京太郎が大の字で寝そべると、咲もそれに習って京太郎の隣に横になる。
咲の頭に京太郎の左腕がクッション代わりにあてがわれるが、逆に咲の右腕になんら役目が与えられる事は無くむなしく空を切って地に落ちた。
一度視線を合わせた二人は、空を見た。先ほどまではあんなに禍々しかった月が、いまや象牙色のまなざしを、やさしくこちらに向けている。
その周りにはこの世界の輝くもの全てを散らしたような星々が月の周りを踊っており、なぜだかそれを見ると、天江の笑顔が蘇ってくる。
「――咲、今何考えている?」
「え? な、何って、何?」
「勝利の美酒に酔いしれるのもいいけど、俺の事も考えてくれよ」
あたらずとも、遠からず。
勝利に酔ってはいないが、考えているのは対戦相手のあの子だ。
そして俺のことを考えろという台詞も、気障ではあるが他の事を考えているという的はいている。
彼女の顔が、赤みを帯びる。
「……なあ、見ろよ。とてもきれいな空だろ?」
「うん……でも、もったいないな。あと少しすれば七夕で、京ちゃんと一緒に天の川が見られたのに……」
「天の川に邪魔されて会いにいけない織姫と彦星と比べりゃ、それに祝福される俺たちはむしろ奴らより幸せ者だよ。
……そうだな、デートは七夕にするか。近くの夜店でいろんな物買って、お前は浴衣で俺は……」
空を見ながら、そんな夢想を二人でする。
「ねえ、もし私があの星たちの一つに紛れ込んでも、京ちゃんは見つけてくれる?」
不意に、こんな質問が口をついて出た。
自分でも何を言っているのか分からなかったが、彼の答えもわけの分からない物であった。
「何言っているんだお前は、あの星のひとつに紛れ込むって。
俺たちはこの星でもう出会っているんだぞ? お前は俺をおいてどこかに行く気か?」
「もしどこかに行っても、探してくれる?」
「――いや、どうだろうな」
その答えに咲はしゅんとなる、だが――。
「そのかわりお前が帰ってくれば、必ずお帰りっていってやるよ」
すぐに満面の笑顔を取り戻す。
自分も、彼のそばから離れるなんて事はないだろう。だが、今は幸せすぎて不安なのだ。
いつか何かふっとした事でこの関係にひびが入ったりしたらどうしようかという不安が、彼女の心を覆っていた。
しかし、その言葉でそれは吹き飛ぶ。彼は、たとえば自分がいなくなっても自分だけを想い、いつまでも待ってくれると言う――そんな含みを持った事を躊躇いも無く言った。
流れ星が一つ、彼らの前を通り過ぎていく。
「じゃあ、今……言って?」
笑顔と共に、彼の朗々とした声が空に響く。
「お帰り、咲――」
「ただいま――」
仲間たちの労いよりも、何よりも貴方のその一言がうれしくて。
私の顔は自然とほころんでしまうのだ――。
178:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 15:59:23 8f9Qr1mZ
これで終わり?
連投規制?
179:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 16:25:53 3m+U8XkT
いろいろごめん、終わりなんだ。
180:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 16:37:43 8f9Qr1mZ
終わりなのか。
ならばGJ。
>>174の続きが30分過ぎても投下されないのでアレ?と思って。
どうやら何故かレスが取得できない状況に陥ってしまっていたらしい。
書き込みした後にリロードしたらまとめて落ちてきた。
181:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 16:48:14 P4dHRct6
>>179
GJです~!
ところで、保管庫の管理人なのですが、トップページのコメント欄にも書きましたが今更ながら
咲京ページを誰でも編集可能に設定変更しました。これからは皆様も、お好きに直投下、編集などを行ってください。
もし15・18禁ものなどを置く場合は※注意書きをお願いします。
182:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 16:50:57 P4dHRct6
URLリンク(www21.atwiki.jp)
貼り忘れです。。
183:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 17:15:02 eL6AqVHf
長いな
184:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 20:58:13 AZ5rtEJ/
>>168-177
力作だなあ
すごい読み応えありました
185:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 21:05:41 tLf4dyQC
>>182
乙ですー
186:名無しさん@お腹いっぱい
09/12/01 22:12:58 aC65+K/U
>>177
GJですね
前半の原作を文字に起こしただけな部分はいらんのでは?とか思いましたが…
正統派SSですね。〆も綺麗に纏まってて素晴らしいの一言です
187:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 22:34:21 YgUEWLU3
>>179乙
正直地文は苦手だが君の京咲愛は伝わった
188:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 23:40:48 3muafI7J
今日も小ネタ投下
京「よっ咲 また本読んでるのか」
咲「京ちゃん この本面白いんだよ」
京「読書は苦手だ」
咲「京ちゃんの場合苦手って言うより読まず嫌いじゃん」
京「そんな俺も年に一回は読書しなければならない」
咲「ああ 読書感想文の課題のこと?」
京「そうなんだよ なんかいい本ないかな咲」
咲「そんなこと言われても…やっぱり読みやすいのがいいよね?」
京「もちろん」
咲「じゃあ評論は論外で…小説…ジャンルは…ファンタジーが読みやすいかな…?」ブツブツ
京「ああもういっそ漫画じゃダメかなー」
咲「漫画じゃダメでしょ流石に…」
京「いいよなぁ読書好きな奴は だいたい何で咲は本が好きなんだ?昔からよく読んでるけど」
咲「何でって言われても…あ でも小さい頃はお母さんに毎晩絵本読んでもらってたから…それでかな?」
京「絵本か…絵本ならちょっとはわかるけどな」
咲「京ちゃんは好きな絵本とかある?」
189:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 23:43:51 3muafI7J
京「印象的なのはやっぱり小学生の時に習った『ごんぎつね』かな」
咲「う…」
京「泣ける話だよなぁ 授業中の朗読で涙流す奴がいるくらいに」
咲「もう…恥ずかしいからやめてよ あの時は本当に悲しくなっちゃったんだから…」
京「ごんは…ウゥ…ぐったりと…ヒック…目をつぶったまま…ウエッ…うなずきました…グスン…」
咲「もう~みんなには言わないでよっ」
京「はは 悪い悪い で咲の好きな絵本は何なんだ?」
咲「私?私は…『泣いた赤鬼』かなぁ」
京「ああ あれもいい話だよな」
咲「うん 赤鬼も青鬼もお互いのことを大切に思ってるのに…お互い悲しい気持ちを抱えたまま終わっちゃうんだよね」
京「そういや絵本ってバッドエンドというか悲しい結末の話が多いよな」
咲「『ごんぎつね』も『泣いた赤鬼』もそうだね あと『100万回生きた猫』とか『ちいちゃんのかげおくり』とかも…」
京「何でだろな?」
190:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 23:47:12 3muafI7J
咲「う~ん子供の情緒を育む…とかかな?悲しい結末の方が印象的で心に強く残るんじゃないかな 実際さっき私たちそういう本を選んだし」
京「なるほどなー なんかこれをテーマに論文が書けそうだな 『絵本と子供の感性に関する一考察』って感じで」
咲「読書感想文じゃなくなるけどね」
京「は!そうだった!当面の問題はそれだった!」
咲「ふふ」
京「う~んどうしよう…」
咲「……………ねぇ京ちゃん…その…私たちでハッピーエンドの物語作ってみない?」
京「お いいなそれ 感想文書けたら二人で絵本作ってみるか」
咲「……………」ジー
京「ん?」
咲「ハァ…ホント鈍いんだから…」
京「?何がだ?」
咲「もういいよ じゃあ本探しに行こう」
京「おっおい!あんま引っ張んなって!」
おわり
191:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 01:31:30 osGaqD11
>>190
咲の口説き文句がキザで笑ってしまった
そして京太郎演じる咲のモノマネ…見たいような見たくないような
余談だが咲は「月夜のバス」なんて読ませたら気に入るかもしれない
日常風景から空想を膨らますのが好きっぽいイメージがあるので
…そう考えると咲と京太郎って正反対なようでいて似た者同士?(空想のベクトルが違いすぎるが)
京太郎は男の子だし冒険ものか、ここは映画にもなった「ザスーラ」でも勧めてみたい
192:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 08:55:45 Vfax5qzD
京太郎普段からキザな台詞吐く割に自分が言われると気づかないんだなw
咲が言うとキザって感じでもないが…
咲ちゃんが可愛くて>>190GJ
193:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 09:37:07 eBuU2hx7
流石に遠まわしすぎだぜ咲さん、俺も京太郎と同じ意味にとっちゃったよ
でも後の台詞で意図が掴めたから俺は京太郎よりは鋭い
あと二人で絵本作るなんてイベントもそうそう無いから
ここは乗っかっとくべきだよ咲さん
194:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 14:46:29 b4KTjoFB
オトメな咲ちゃんなら
「共同作業」という言葉だけで
いろいろ妄想しそうだ。
195:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 16:55:53 Vfax5qzD
咲「きょ…共同作業って………//」
咲「……ケーキ入刀…ですか…?//」
196:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 18:30:46 Fhtn5DKX
バナナ入刀かもしれませんな
197:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 18:33:48 OnuqeXpq
京ちゃんのバナナ!?
198:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 18:36:41 V2t7mOS4
.__ ,. -‐‐- .,
――――三三=≡三三二三二 ー{;:::)-、 、.>'::ヽ 三/ ̄ ̄ ̄\
―=======______ ゝ::/ /( ,イl! ト:::::::/ 三 | あ そ |
―――=================_____三三_=三三=/:|!::|-,/- ヽ( |;-ハ} ::||::ヽ三! り ん . |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三三三三三三三 ヽ:|-'; -tッ- -tッ-7'.|'"´三.l え な .|
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ | ヘ'' 丿.l ! 三! ま オ |
__テ二三=、 ___, -――''丶―-__三二ニニア  ̄ l!l ゝ .⊆⊇ <| l!l 三 l せ カ .!
f―--_ _  ̄ ____\====ニ三 三三ニ==| jl /∧ト- -/r 〉ハl \! ん ル !
 ̄ ̄⊂二_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ -━━━===‐テ| ノレ .〈.| / ハ| .j | ト |
三三三三三三三三三三≡=\√ ̄ ̄ ̄ ̄ ≡\| N. //. | \___/
゜. ――========―三三三二======\ |∧// / |ヽ、.:三:
: ゜ . ┃  ̄ ̄ ̄ ̄三三 ̄ Y \/ /_/ | ::三三
. ・ ━╋━┓ ┃ { _____/ノ ∨ー、_ \.::三
・ ・ ┃ ┃━┏┛ ┌─' ̄___/ }\  ̄ ̄\|、:
――――\― ┃ ┃━ ┃━╋┓/. r┬''' __ / \ `ート、!
゜. ヽ \ ┃ ┃ ┏┛ ┃┛┃┃┃\ \  ̄\__ イ \/ ̄\|
_______ \ \|\ ┛ ┏┛| \ \\ | !=== |
 ̄ ̄`ー―--、__  ̄__>>196 |┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ 〈イ ̄ ̄/_〕
199:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 21:29:06 lPINzrej
おっぱいさんガタイいいっすね
200:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 21:31:15 4pABzmAI
肩にアメフトのあれ入れてるな
完全武装
201:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 01:13:45 fzSMC6Pm
今日咲ちゃんと京太郎をカラオケに行かせてきた
料金は俺が払っといた
という夢を見た
202:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 02:01:37 5dtrcnH0
あなたは
良い嫁さんだなァ
の人ですね
203:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 08:46:08 2Yc6jqG6
クックックッ
204:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 10:15:45 2Yc6jqG6
つか咲って歌下手そう
205:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 16:06:11 fzSMC6Pm
ホントは結構ロックやヘビーなのが好きだけど京太郎がいると無難なのを選ぶ咲ちゃん
206:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 18:22:49 WK3bHT5V
こんなスレがあったとは…
207:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 18:50:59 2Yc6jqG6
>>206
歓迎します
引越祝いにSS一つ書きなさい
208:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 19:25:34 OeRnRce8
咲「…ねえ京ちゃんいつまで歌う気なの?」
京「限界までだ!」
咲「麻雀部のみんなも呼べばよかったのに」
京「馬鹿かお前は!麻雀でボロ負けした憂さ晴らしなんかに皆を付き合わせられるか!」
咲「私は付き合わせてもかまわないってわけね…」
京「ていうか咲も野菜スティックばっか食ってないでなんか歌え」
咲「や、やだよ…恥ずかしいじゃん」
京「ああそうですか、なら俺がお前の分まで歌ってやろう。次いくぞー!」
咲「…ハァ」
209:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 01:03:19 xfMeTbtE
>>208
なんだかんだで付き合うわけですねw
野菜スティックかじる咲可愛いよ咲
210:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 04:13:04 4m/a0jsk
(京ちゃんとせまい部屋で二人きり…///
野菜スティックでも食べて落ち着かなきゃどうにかなっちゃいそうだよ///)
211:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 09:43:17 a1itRQ3f
そんな時のタコスだじぇ
212:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 10:47:03 1Pg3USvb
>>211
咲ちゃんが泣くからやめてください
213:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 13:21:41 xfMeTbtE
寒空の下
誰かに摘まれるのを待ちながら
健気に揺れる一輪の花のように
今日も私は彼を待ちます
読書をするふりをしながら
214:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 18:50:56 noI2FQoa
あれは京太郎を待ってたのか…
風邪ひくよ
215:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 22:35:06 5yJBkwnf
寒空の下
読書をしているであろう彼女を探す
「レディースランチが食べたい」なんて
取ってつけたような理由を引っさげて
…かっこ悪いなあ俺
216:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 22:56:01 KkrC6Vs+
そのとき彼女は賭け麻雀に夢中だった
217:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 00:52:01 BP/APGgB
カップルランチを開発してもらうしかない
218:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 20:16:00 BvUbf+Y3
京「お?カップルランチだってよ咲 新メニューだな」
咲「あ…ホントだね(知ってたけどね)」
京「恥ずかしいなこれ 誰が頼むんだっつの」
咲「そ…そうだね…」
京「いや……………頼んでみるか」
咲「えっ!?」
京「800円と安いしさ 結構美味そうだぜ」
咲「でっでも…辞めとこうよ…こんなの…誤解されちゃうし…//」
京「ま いいや 頼んでくるわ」
咲「えぇぇ……//」
219:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 20:21:14 BvUbf+Y3
京「じゃ頂きまーす!」
咲「もぅ…仕方ないなぁ//」
京「ん?」
咲「え?」
京「いや…俺一人で食べようと思って注文したんだけど…」
咲「え…あ…//」
京「あちゃ~」
咲「ごっごめんっ…!」ガタッ
京「冗談冗談!一緒に食べようぜ」
咲「……………」ストン
京「あれ?怒った?」
咲「……怒りました…」
京「可愛い冗談じゃんか 許してくれよ」
咲「………明日もカップルランチだったら許してあげる…」
京「わかったわかった」
咲「うん!それじゃ…」
咲京「頂きます!」
バカップルごめん
220:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 21:21:28 cBeDGG3q
GJ!!
ニヤニヤが止まりませんわ
221:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 22:46:53 BdBCh9KJ
>>213,215
いいなあ
切ないアドレセンス
>>219
バカップルランチww
同級生からは「またいちゃついてる」って感じだろうなww
222:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 23:53:16 BP/APGgB
>>219
グッジョブ!やはり咲はかわいいな
1つのジュースをストロー2つで飲むところを想像した
223:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 00:02:10 hdIlgGQ3
京ちゃん寝よう
224:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 11:05:28 Xfj5c3xt
おはよう咲
225:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 12:15:56 0zpAn0jH
>>222
2つのストローじゃなくて
二岐ストロー1本がいいな
226:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 15:56:48 DFgmBrVH
心地好い陽光の降り注ぐ屋外にて
寝息をたてている咲。手元には読みかけと思しき本が
そこに例の如く咲を呼びに来た京太郎
京「おーい咲ー」
咲「………」
京「って寝てるよおい」
咲「………」
京「咲ー起きろー部活始まるぞー」
咲「………」
京「起きねえ…」
京「………」
咲の頬にゆっくりと手を伸ばす。が、直前で止まってしまう
しばらく逡巡したのち、手を引っ込める
京(…何をためらってんだ俺。ていうか何ドキドキしてんだ俺)
咲の寝顔を見ているのが急に気恥ずかしくなり、顔を背ける京太郎
気を取り直し再び顔を咲に向けると
咲「………京ちゃん?」
京「…お、おはようございます」
いつの間にか起きていた咲
覚醒しきっていない瞳を京太郎に向けている
咲「何やってるの…?」
京「何って……いつもと同じさ。部活始まるから呼びに来た」
咲「ああ、そっか。ごめんね」
京「本が読みたきゃ部室で読めばいいだろ。ベッドだってあるんだし」
咲「なんだか習慣みたいになっちゃって」
京「習慣ねえ、でも冬になったら流石に止めとけよ」
咲「分かってる」
京「よかったよかった、凍死体の第一発見者になんてなりたくねーからな」
咲「そんな大げさな……あ」
227:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 15:57:51 DFgmBrVH
急に赤面しだす咲。唐突なことにきょとんとする京太郎
京「どうした」
咲「…あのさ、寝顔、見た?」
顔を赤くしながら上目遣いで咲が問いかける
京(おい何だその仕草は妙にかわい、じゃなくて!対応に困るだろうが!)
京(ああ、なんかまた変な気分になってきた…落ち着け俺冷静になれ俺)
先程の寝顔までもが脳裏に浮かび、再び気恥ずかしさに襲われるが
それを抑えてなんとか軽口に持っていこうとする
京「え、あーそれはまあ…凄かったぞ、盛大にイビキかいててさ」
咲「いっ、イビキ!?」
京「あれはヤバイ。怪獣だって裸足で逃げ出す」
咲「かいてない!絶っっ対かいてない!」
京「いーやかいてたね。おまけにヨダレをダラダラと…ああおぞましい」
咲「京ちゃん!本気で怒るよ!」
京「うおーこえー咲が怒ったー」
咲「まったく…はやく部活行くよ。ぐずぐずしてると置いてくから」
京「寝てた奴が言うか、って待てよほんとに置いてくな!」
すたすたと歩き出す咲。それを慌てて追う京太郎
京(不覚だ、あろうことか咲にドキドキさせられるとは)
京(今までこんな事なかったのに……待て、これは、まさか…)
咲のすぐ後ろを歩きながら京太郎が一人悶える
京「ぐあーありえねえ!認めたくねえー!」
咲「うわっ!いきなりどうしたの!?」
京「なんでもねーよ!」
おしまい
228:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 17:22:03 27Kkbw4R
グゴーグゴー!グッジョーブ
229:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 22:58:33 8lMDXFcf
>>227GJ
咲の寝姿って妙に魅力的だ
水着回冒頭の手あげてるパジャマ咲は無性にグッと来た
230:名無しさん@お腹いっぱい
09/12/07 01:46:56 nKMSg4ou
>>227
GJ
認めてしまえば楽になれるのに…
231:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 18:04:36 Yc5ijiAh
寝起きの咲かわいいお
232:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 19:10:41 5kwXPAus
キスしたい
233:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:27:14 wdCn2A26
京太郎×咲の関係ってぷよぷよのシェゾ×アルルの関係に似てると思ったことがある
234:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 07:58:24 VfNyW7dW
京太郎×咲?それより咲×和だ!
・・・なんて考えていた時期がありました。
このスレの意見を聞くと、ずんずん新しい境地が開けて行く。
ところでリバは、京太郎受けは有りですか?
235:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 08:10:46 jx4R6ENg
このスレの咲が一番可愛いと思う俺は異常なのか
236:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 08:25:19 gmJizXko
ハーレムのヤンデレ咲もいいけど、やっぱここが一番
237:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 08:49:24 xbwq6QMO
なにげにまとめサイトの更新が早くていいなw
管理人なのかここの誰かなのかは分からないけど、とりあえず乙ー
238:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 09:16:34 xqeqUgIH
「ああっ…咲…っ」
「ふふっ…ここが気持ち良いの?京ちゃん」
咲が、巧みな指使いで京太郎の敏感なところを次々と責め立てていく。
その全身を包み込むようなフワフワとした快楽に、京太郎は、ただただ情けない声をあげることしか出来なかった。
「くぁっ…咲…俺、もう…」
「うん…良いよ、京ちゃん。もっと気持ち良くなって…?」
「ああっ…!」
咲が、手を動かす速度を更に早める。何度もキスを繰り返し、二人の吐息が交ざり合う。
咲「そして、京太郎はついに絶頂をむかえ……」
京「おーい、咲。」」
咲「きゃあっ…きょ、京ちゃんっ!?いつからそこに居たの!?」
京「なにそんなに驚いてるんだよ…。今来たばっかだ。…ん?何を隠してるんだ?どれどれ…」
咲「あっ!見ちゃだめぇえええ!」
239:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 13:38:32 kvWKtnQ+
「ああっ…京ちゃん…っ」
「ふふっ…ここが気持ち良いのか?咲」
京太郎が、巧みな指使いで咲の敏感なところを次々と責め立てていく。
その全身を包み込むようなフワフワとした快楽に、咲は、ただただ情けない声をあげることしか出来なかった。
「くぁっ…京ちゃん…私、もう…」
「うん…よし、咲。もっと気持ち良くしてやるぞ」
「ああっ…!」
京太郎が、指を動かす速度を更に早める。何度もキスを繰り返し、二人の吐息が交ざり合う。
京「そして、咲はついに絶頂をむかえ……」
咲「おーい、京ちゃん。」
京「わぁっ!さ、咲!?いつからそこに居たんだ!?」
京「なにをそんなに驚いてるの?今来たばっかだよ。…ん?何を隠してるの?どれどれ…」
京「うゎあっ!見るなぁあああ!」
240:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 17:46:02 zZxZ03Sn
GJ
お前らもう行くとこまで行ってしまえwww
241:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 23:27:08 e/lGJYpb
咲に携帯電話持たせて京太郎とメールや電話させたい
242:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 23:35:30 ubKOEyZU
:.:.:.:...::::::::ー-、-、/\\\:ヽ:ヽ::::::\
.::::::::::::::...\ メ、`ーァ、ヽ>-、ヽ::i、::::::::\ ,ヘ、___
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こんなに近くにいるんだから携帯電話なんていらないよね京ちゃん
あと明日SS投下します