10/02/15 23:59:24 260cFoFPO
かがみ「つかさ!起きなさい!つかさってば!」
つかさ「う~んあとごふん…ほんとに…zzz」
かがみ「今日早くから大事な授業あるんじゃなかったの!?」グググ…
つかさ「うにー…」ギギギ…
かがみ「布団をはーなーしーなーさーいー…っ」ギリギリ
つかさ「うぅぅぅぅ~~~……アッ」バサッ
かがみ「ふふん、往生しな~。ほらパジャマ脱いで―」
体を起こされ、上を脱がされながら寝ぼけ眼で時計を見ると、まだ全然余裕があった。
…ように錯覚したつかさは、珍しく姉に対して頬を膨らませ睨んで(上目遣いと大差ない)見せた。
窓から射し込む光は淀んでいる。実際は朝食を摂れるかも危ない時間なのだけど。
かがみ「―な~にむくれてんのよ。まったく、昨日遅くまでオリンピックなんて見てるから」
つかさ(お姉ちゃんだって見てたじゃんか…)
子供をあやすように慣れた手つきで、あっという間につかさをコーディネートしていくかがみ。
体は起床しても頭がまだすーすかぴーなつかさには、理不尽な不満が沸々と湧いて来たのだった。
かがみ「はい出来た。まったくあんたはまだまだ私がいないとダメなんだから」
かがみのその言葉をきっかけに何かが乗り移った感覚になる。
つかさ「…ウルサイナ」
かがみ「!? つかさ!今なんて言ったの!?うるさいだって!?」
つかさ「……」プイ
怒号につかさは臆さない。ふて腐れるように視線を逸らす。
かがみ「あんた……っ!いい加減にしなさいよね!誰の為に起こしにきてやってると思ってるの!?
だいたい高校も卒業したんだからその辺り意識しなさいよ!自分がもう子供じゃない、大人だって自覚あるの!?」
つかさ「反省してまーす」
かがみ「……っ!こンの……」ワナワナ
3分後には泣きながら謝る猛省つかさの姿があった。
バンクーバーオリンピックまなー向上委員会のCMです。おわり。