【けいおん!】唯×梓スレ 3at ANICHARA2
【けいおん!】唯×梓スレ 3 - 暇つぶし2ch600:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/16 20:16:16 F17sl1YT
>>599
マジか!
じゃあ6cm差か。もっとはなれてると思ってた

601:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 03:22:08 zMNL/6rf
抱きついたらおっぱいに顔を埋めるくらいの身長差があってもいい

602:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 03:31:36 4E4A0knb
6cm差だとちょうどいいくらいじゃないか?
キスするのに。

603:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 04:16:48 7Lsbz1xa
>>601
それだとあずにゃん140cm切っちゃう
てか本当に150cmだとしたら思ったよりでかいな
いや小さいんだけど

604:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 08:36:14 K53AXKRc
自称169cmの女は実際は170オーバーの法則
自称150cmの女は実際は140台後半の法則

605:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 08:49:40 NrlhSlqK
おっと愛生ちゃんの悪口はそこまでだ

606:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 18:53:32 v2I2Y7vL
唯と梓の子供の名前って何がいいと思う?
名前が無いと妄想しずらいから頼むwww

ちなみに俺が一瞬で思い付いたのが「ゆずき」
唯の「ゆ」と梓の「ず」から取った。

607:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 19:32:33 7Lsbz1xa
>>606
地獄少女…



608:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 19:33:38 wWNG6Rgh
>>606
椎ちゃん

609:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 19:41:25 HTth1JzF
「口辛」←これで一文字の漢字ってないよ・・・な?
だから>>608かな
しいちゃんか、しいにゃんだな

610:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 19:50:45 zMNL/6rf
辛口ちゃんとか

611:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:35:13 v2I2Y7vL
>>607
そんなのいたっけ?
二期の途中で辞めたからよく分からんw

>>608
しいにゃんに決定しました

どうもありがとうございます

612:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:35:34 ftzj/+nj
頭文字とってゆあとかは?

613:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:50:06 v2I2Y7vL
よし、一旦出たの挙げよう

・ゆずき←消去寸前
・椎
・ゆあ

614:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:51:49 GY38zb13
でもゆずきっていいなとおもう
かわいいじゃないか

615:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:53:15 HTth1JzF
ゆあと同じ由来で「あゆ」・・・普通だ

616:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:56:59 nd1DOsKk
>>615
親と同じでたい焼き好きな娘さんになりそうですねw

617:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 20:59:03 QeGCsgOL
うぐぅとか言うのかw

618:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:00:16 v2I2Y7vL
>>615
浜崎の方思い出すからやめてくれwww

619:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:01:02 HTth1JzF
>>616
kanonか
>>618
却下ですかwww

620:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:03:27 v2I2Y7vL
唯と梓の子供の名前候補一覧

・ゆずき←>>614ありがとう
・椎
・ゆあ
・あゆ

621:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:05:00 GY38zb13
>>620
とりあえずがんばってくれ
応援してる

622:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:06:18 v2I2Y7vL
>>619
却下なわけねーだろwww
もっとなんかくれwwww

623:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:19:28 sXivu6DJ
「ギー子がいいと思うわ」

624:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:20:02 HTth1JzF
>>622
そんな簡単に浮かばないってw

生まれるとしたらどんな子だろう、天然とツンデレ(多分)だから「天然ツンデレ」かな

625:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:23:37 HTth1JzF
連投ごめん

>>622
思いついた、天然の「天」とツンデレの「照れ」で、天照(あまてらす)ちゃんだ。




冗談だ

626:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:24:06 JuoLz3ee
梓「この子の名前なんにします?」
唯「ん~、とぉ…あ、アイス!」
梓「…」



ってのが頭よぎった。椎ちゃん名前かわいいよ。すいちゃんだと思ったよ…

627:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:25:07 Y8YENIrU
ありがちだが
梓と唯からあい
二人の愛の結晶みたいな

628:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:30:34 JuoLz3ee
梓と唯で椎みたいに杏ちゃんってどう?

629:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:34:11 J9QuPg2S
梓「この子の名前なんにします?」
唯「ん~、とぉ…
  (なにやら紙に書いて)お互いの名前から一文字ずつとって、『椎』とか!」
梓「…何か違うような気がしますけど、アイデアはいいかもです」
唯「ところでこの字、なんて読むの?」
梓「Σ(゚д゚ )」


…いくら何でもねえな

630:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:34:54 HTth1JzF
>>628
偏同士かなるほど、「きょう」って読めばいいかな?
あんずにゃんだとちょっと被るし

631:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:44:42 7Lsbz1xa
杏ちゃん
あんちゃん

632:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:50:00 v2I2Y7vL
唯と梓の子供の名前候補一覧

・ゆずき
・椎
・ゆあ
・あゆ
・あい
・天照(あまてらす)ちゃん
・アイス!
・杏ちゃん、あんちゃん


633:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 21:53:42 HTth1JzF
>>632
まて、下から3つ目は除け、黒歴史になりかねん

634:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:08:11 QeGCsgOL
何も名前からとらなくても、二人にとって重要な何かでも良いんだよな
俺は思いつかないけど

635:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:18:56 JuoLz3ee
>>630-631
個人的には『あんず』ってよんでた。『あんず』は『杏子』とも書くから二人の部首、つまり「つくり」から取った子ども。
二人から「つくった」子って意味で杏(子)ちゃんってイメージ。

でもあだ名はアウト眼中だったぜ…確かにかぶってる。

636:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:21:56 sXivu6DJ
「あんじゅ」にする事でほどよく唯とあずにゃんが混ざった名前に
漢字にすると杏樹かな?

637:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:22:29 wWNG6Rgh
>>634
ちょっと当て字臭いけど、思弦(しづる)
ギターを愛するふたりってことで

638:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:29:08 hSWlWnb4
おおう、来てみたら二人の赤ちゃん談義になってるww
でもなんとなく赤ちゃん抱いてる姿が想像出来てしまうのが唯×梓か。

639:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:29:48 C7HdWHoy
どの名前もなかなかいいな
全員生んじゃえよ

640:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:30:24 nd1DOsKk
でもどっちが母親だ?

641:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:34:59 v2I2Y7vL
唯と梓の子供の名前候補一覧

・ゆずき
・椎 ←現在最有力
・ゆあ
・あゆ
・あい
・天照(あまてらす)ちゃん
・アイス!
・杏ちゃん、あんちゃん←有力
・杏子(あんず)←有力
・杏樹(あんじゅ)←有力
・思弦(しづる)


642:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:36:38 v2I2Y7vL
>>640
母親は唯と梓両方だが

産むのは梓で

643:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:40:21 Yv+YGpX4
もう連載は終わったけど掲載誌の姉妹誌に載ってた作品のキャラで
琴吹杏珠(あんじゅ)ってのがいるからなぁ。まぁ漢字は違うけど。

644:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:43:07 wkNa0LYM
おっさんな俺は鈴木杏樹という芸能人を思い出す

645:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 22:51:13 v2I2Y7vL
唯と梓って名前が一般的な方だから関連した名前がつけにくいよ……

646:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 23:11:51 4wcSDjM2
杏って「きょう」とも読む→訛って「きょん(+ちゃん等)」って呼ばれる事もあるよね


キョンと聞いて男が浮かぶヤツの意見は認めん

647:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 00:17:34 XW+YO+oz
二人の性格合わせた子供よりもいっそ、天然とツンデレの仲良し双子姉妹で(ry

648:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 00:30:59 XW+YO+oz
連投すまん

けいおんキャラ全員(例外あり)名前一文字だし、椎がいいな
平沢家は名前の末尾が『i』って法則も作れるし(殴

そしたら二人目出来たとしたら、ありきたり過ぎる名前だが『愛ちゃん』か

649:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 00:39:22 a5NsieC/
しかし唯が茶目っ気だして縦に連結してしまったので
集ちゃん(すだくちゃん)になってしまいましたとさ

650:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 01:31:35 zLZpMmAs
>>649
なるほどwww

651:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 02:12:55 4nJGJHEe
唯と梓の子供の名前候補一覧

・ゆずき
・椎(しい) ←現在最有力
・ゆあ
・あゆ
・あい、愛
・天照(あまてらす)ちゃん
・アイス!
・杏ちゃん、あんちゃん
・杏子(あんず)
・杏樹(あんじゅ)
・思弦(しづる)
・集(すだく)ちゃん

>>648
突っ込ましてもらうが、平沢家って梓と唯のことだよな?
結婚してること忘れんなよ

652:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 02:18:38 AFT7snkV
このスレには変態が足りない

653:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 02:20:50 4nJGJHEe
>>652
おいまて俺は変態だぞ

ただここの書き手がエロ方面に向かわないだけだ

654:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 02:27:17 zLZpMmAs
>>652
真の変態紳士は安易な変態行動にはでないペロ

655:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 06:48:49 X7X16Nsl
なんとなく、けいおん!人気ってどんなもんなんだろうとキャラスレを覗きに来たよそ者なんだが
子供のことを考えるなら絵やコラも欠かせないと思う

656:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 12:35:32 atyHdVZJ
>>655
全くここの変態紳士は流石だなあ

それに比べてあずにゃんのキャラスレと来たら・・・。

657:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 12:53:06 Pk49awdJ
唯と梓の子供は髪は何色になるんだろう?
どっちかの髪の色と同じでもいいかもしれないけど
2人の髪色合わせたような色の方が2人の子供って感じするかもね

658:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 13:01:23 rgoDeit3
唯と梓の子供が幼稚園くらいになった時の小説希望
三人でピクニックする話とか

659:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 13:24:54 d5bAQgWj
ここの住人は二人を均等に愛しているのかな?

660:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 13:25:49 SXyyrFV9
>>660
俺はあずにゃん派です

661:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 13:53:06 5fRGTanj
>>661
俺は唯派です

662:ピクニック
09/10/18 14:12:24 A0h7BN3v

梓「二人とも、お弁当ですよー」

唯「待ってましたぁ!いっただきまーす!」

椎「いただきまーす!」

梓「椎、タコさんウィンナーだよ!あーん」

椎「あーん…モグモグ…おいしいー♪」

唯「あ、椎だけずるーい!私も食べさせてー」

梓「だーめ、甘えないの!唯は自分で食べられるでしょ?」

唯「ぶー、あずにゃんは意地悪だね椎ー?」

椎「じゃあ椎がやってあげるー♪あーん」

唯「わ、椎は優しいねー♪あーん」

椎「はい!あ、まちがえた、こっちだー」

唯「あだっ!は、鼻に…でもおいしいよ、ありがとう♪」

椎「えへへー!」

梓「もう、二人ともふざけてないでちゃんと食べなさいよー?」

唯「そんなこと言ってぇ、あずにゃんもやってほしいんでしょー?椎、唐揚げ食べさせてあげて!」

椎「うん!あーん」

梓「わ、私は…パク」

椎「おいしー?」

梓「う、うん…ありがとう、椎」

唯「椎、あずにゃんが照れてるよ!」

椎「お顔がまっかっかー♪」

梓「照れてない!日差しが暑かっただけだもん!」

唯「またまたぁー♪」

椎「またまたー♪」

梓「も、もう!」

おわり

663:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 14:14:02 A0h7BN3v
なんとか書いてみました
名前は椎にしてみたけど、色々難しいな

664:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 14:14:21 4nJGJHEe
>>662
久しぶりに神を見た

665:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 14:28:20 a5NsieC/
SSになってわかったが「椎」という名前はパッと見で
「唯」と判別がつかないので駄目だw 超よみづらいww

666:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 14:38:55 Kxh7MCh8
>>662
GJ!

椎にゃんが大きくなったら二人も唯の両親のようになるのか?




唯「ね~梓、今年のクリスマスは二人でどっか行こうよ~」

梓「二人って…椎はどうするんですか?」

椎「私なら大丈夫だから行ってきたら?」

唯「やったー!お土産いっぱい買ってくるねー」

梓「ちょっ、ちょっと唯待ってってば!」

椎「まったく二人とも見てるこっちが恥ずかしいよ」



考えたが、これ一人っ子だとすごく可哀想だな

667:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 15:16:08 4nJGJHEe
>>665
まぁたしかにそうかもしれんwwwどうしようww

>>666
大丈夫。あと一人生んでくれる予定だからなんとかしよう



668:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 15:21:21 4nJGJHEe
唯と梓の子供の名前候補一覧

・ゆずき
・椎(しい) ←長女決定か?ただし漢字が唯と被るのが難点
・ゆあ
・あゆ
・あい、愛
・天照(あまてらす)ちゃん
・アイス!
・杏ちゃん、あんちゃん
・杏子(あんず)
・杏樹(あんじゅ)
・思弦(しづる)
・集(すだく)ちゃん

ということで一応二人目も考えてみるw

669:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 16:36:54 5fRGTanj
俺の中では栗毛サイドorツインテールのおてんば活発系たまにツンデレの妹と
黒髪ボブのおっとり天然系たまに頑固な姉

という設定

670:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 17:33:20 4nJGJHEe
>>869
もはやそれしかないよな

671:ママとお母さん
09/10/18 18:55:26 bBWNaVrZ
唯「しい、もう寝ちゃった?」
梓「はい。唯がお風呂行ってる間にお寝むになっちゃったみたいで。しい、おやすみって言ってました」
唯「そかそか。今日も良い夢見られるといいね」
梓「見れますよ、きっと。いつもと変わらず幸せな寝顔でしたもん」
唯「うんっ!…あ・ず・さぁ~ん♪」ダキッ
梓「…どうしたんですか。今度は唯が甘えん坊なんですか?」
唯「うん?それもあるけど…梓にも甘えて欲しいなって」スリスリ~
梓「あ、甘えるなんて、私は…」
唯「梓♪」なでなで
梓「………じゃあ、お言葉に甘えて………」ふにゃ
唯「…梓」
梓「はい」
唯「幸せだね、すっごくすっごく!」
梓「唯のお陰ですよ」
唯「違うよ。梓が幸せにしてくれたんだよ」
梓「じゃあ、私と唯と…しいの三人で幸せってことで」
唯「だね♪」スリスリむちゅちゅ~
梓「もう…唯ったら♪」
しい「うー…ママぁ…お母さん…」とことこ
唯「ん? どしたの、しい?」
しい「…おしっこぉ…」
梓「わ、大変っ」
唯「ふふっ…ママ出動だねっ」
梓「お母さんもね」

672:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 19:00:53 bBWNaVrZ
椎(しい)を提案した人間として何か書かなければと思いまして。
紬をムギと表記するみたいに、便宜上、椎をひらがなで「しい」と書いてみました

673:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 19:31:26 4nJGJHEe
>>671
おぎゃああああああああんん!!!!!!!!!!!!!!GJ!!!!

表記するときは「しい」でいいなww

674:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 19:41:20 a5NsieC/
かしこいw
これならパッと見でわかる

675:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 19:52:40 zLZpMmAs
杏の上下逆にして「呆」ってできるな
あんまり良い字じゃないけど

676:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 19:55:34 yoUEqxBx
二人の間に子供が出来たと聞いt(ry

何処まで進むんだ……そのままノンストップで行ってしまえ♪

677:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 20:10:37 aB5lpUxk
長女 しぃ
次女 ギー子
三女 白根伊予
四女 八頭身

で一つ

678:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 20:14:39 gdSRne2p
妹つくるとしたら、天然な姉を仕方ないなと思いつつベタ惚れだといいな。
あと、柚って名前はどうだろう。
>>671みたいに「ゆず」ってひらがな表記すれば区別つきにくいってことはなくなると思う。
ってか、お母さんとママとしいちゃんかわえええ
そして>>662の幸せ家族っぷりにニヤニヤした

679:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 21:45:20 4nJGJHEe
とりあえずまとめたwwwww

姉:椎(しい)
―特徴―
黒髪ボブのおっとり天然系たまに頑固な姉

妹:柚(ゆず)
―特徴―
栗毛サイドorツインテールのおてんば活発系たまにツンデレの妹。天然な姉を仕方ないなと思いつつベタ惚れしている


特徴追加、入れ換えたほうがいいとか、変えたほうがいいとかなんでも言ってくれ!!

※名前は一応現段階で選んだだけのものですので他にも意見下さると嬉しいです

680:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 22:42:20 4P1Bg+py
原作・アニメの唯梓絡みがいいんであっておまえらの妄想する娘とかどうでもいい

681:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 22:45:23 4P1Bg+py
いや、やっぱアリな気がしてきた・・・

682:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 22:52:20 A0h7BN3v
>>681
その3分の間になにがあったww

683:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 22:52:53 dPivTcDM
早っw

684:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 23:11:39 XW+YO+oz
このままじゃ、親が名前変わっただけみたいになりそうだから

姉:おっとり天然系 万能

妹:おてんばで活発なツンデレ 姉にベタ惚れ 健気

で、お姉ちゃんの為に頑張って料理とか作ってあげようとするんだけど、失敗しちゃって

柚「お姉ちゃ~ん、私また失敗したゃったよ~ ; ;」

椎「よしよし、いいこいいこ♪」ナデナデ

柚「ごめんね、お姉ちゃん…グスン」

椎「柚は、私の為に頑張ってくれたんだよね?私はそれだけで嬉しいよ♪」

とかなって、更にお姉ちゃんにベタ惚れする妹

でもギターに関しては、無難にそつなくこなす姉に対して妹は、絶対音感持ちの天才肌で、姉に褒められたのが嬉しくて更に練習頑張っちゃうとか

妄想が止まらんwww

685:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 23:24:11 4nJGJHEe
姉:椎(しい)
―特徴―
黒髪ボブのおっとり天然系。万能。ギターもそつなくこなす

妹:柚(ゆず)
―特徴―
栗毛サイドorツインテールのおてんば活発系たまにツンデレの妹。姉を慕い、ベタ惚れしている。絶対音感持ちの天才肌


あとは画像だな


686:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 23:36:29 8f0EWk5R
女前提かよ

687:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 23:58:36 eU7jRrve
久々に覗いたらなんかすごいことになってるな

688:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 00:11:19 fCSpevXI
俺も一日ぶりに来たが、脳内妄想とかぶるところがあって吹いたww
みんなGJだな

689:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 00:18:45 EdqSLUJR
なんだこの流れはwww
たまげたなぁ

690:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 00:19:00 /sTScoFX
みんなGJなんだけど、柚って紬とちょっと被らない?

691:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 00:21:42 xDy2FdeH
>>690
沢庵「柚はわしが育てた」

692:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 00:25:42 L9YCENKF
沢庵なにものだよw

693:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 01:19:10 tzZ0RjKj
女同士からは女の子しか生まれないって、ばっちゃが言ってた

694:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 01:19:51 q+fxEqpY
>>693
ばっちゃが言ってたなら間違いないな

695:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 01:58:04 hzObt2fn
ゆとり多すぎワロタwwwwwww

女の染色体はXX
男の染色体はXY

女同士で子供が生めたとして、どうやったら男が生まれるんだよwwwwwwwwwwwwwwww

ちゃんと勉強してこいやwwwww

696:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 02:21:30 XqjZaY6M
おい画像はまだか!

697:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 02:44:41 n0mcEEew
唯とあずにゃんなら頑張れば男の子できるよ!できるよ!

ABO式血液型診断もAとAからBが生まれる可能性が結構あることが判明したり、
色々不思議なことは起きるよ

698:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 03:15:30 66oM5lPI
あくまで本編のような日常の絡みだけでいいのに、結婚とか子供とか…
もうやだぁ…このスレ

699:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 04:21:43 4VOxPDH2
いやいや、本編絡みのネタだけじゃ話すことなくなってくるよ。ただでさえ本編前半は唯憂、唯澪を推してたんだから。

700:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 04:25:15 hzObt2fn
>>697
ふざけんな!男なんぞいらんわ!!

>>698
嫌なら見るな!嫌なら見るな!


お願いします!!
誰か早く柚椎の画像を!!

701:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 08:17:25 BP7lK9wm
ここもvipのゆとりたちに侵食されたな

702:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 08:37:30 L9YCENKF
放送終わってもここは賑やかだなーと思ってたけど
これがきっかけで廃れなきゃ良いな

703:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 08:40:23 Dms9DdcJ
スレ内でしか通じないオリキャラ設定は流石に痛すぎる
しかも今後そのオリキャラに固執するKYが出そうな予感
てか嫌なら見るなとか既にKYすぎる

704:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:09:07 hl9Mhl2h
純粋に唯梓好きだがこの流れは痛すぎてついていけん

脱線した個人の妄想展開しといて、ついてこれない奴はこのスレ来んな
なんてそんなおかしな話はないだろ

ここは唯梓スレの筈だ

705:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:16:43 itxwCGBt
良かった、この流れを止められる人がまだ残ってたんだな
いい加減見限ろうかと思ってたぜ
しかしネタがないのは事実
なんかないかな

706:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:42:08 lHsE6uOe
そういう時は初心に戻ってみる
URLリンク(www.dotup.org)

707:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:44:53 sikKKpqy
動物ネタはまだ消化しきってない。ムツゴロウ的な意味で

708:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:56:32 SWYmDKkg
ベタベタもいいんだけど、純粋に先輩と後輩として慕いあってる
二人の話も書きたいなと思いつつ。
書いてると何故かラブラブになってしまう不思議。
うちの梓は唯LOVEすぎるよ…

709:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 10:57:57 itxwCGBt
>>706
おぉう、いいねこれ

710:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 12:32:05 XqjZaY6M
たまには悲しいのが読みたいな

711:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 14:44:08 kY7vqIAh
>>710

>>545、546あたりで蓄えた妄想を吐き出すぜ


梓母「いらっしゃい唯ちゃん。ごめんなさいね、梓は今おつかいに行ってるの」

唯「大丈夫です!待ってますから」

梓母「とりあえず上がって、梓の部屋で待ってて?お茶持って行くわ」

唯はそれに従い梓の部屋でベッドに腰を下ろして待つ
程なくしてお盆にグラスとケーキを乗せて梓の母が入ってきた
それをテーブルの上に置き、床の上に正座して唯を見つめる
その顔はとても穏やかで、でもほんの少しだけ哀しげで
自分のお母さんもこういう顔をする時がある、たしかそれは私を諭す時にする顔で
そこまで考えて唯は途端に緊張する。
何だろう、私が何か粗相をしてしまったのだろうか…
ここ最近の自分の中野家での言動に至らぬ所があったかどうか思い出そうとした時梓の母はゆっくりと口を開いた

梓母「ねえ唯ちゃん、唯ちゃんは…梓のこと、好き?」

唯「え!?は、はい!大好きです!」

梓母「ありがとう、唯ちゃん。本当にあなたは優しい子」

唯「いえいえそんな」テレテレ

梓母「ちょっと長話になっちゃうかもだけど、おばさんの昔話、聞いてくれる?」

712:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 14:44:38 kY7vqIAh
~数日後~

梓「どうしたんですか先輩、昼休みはいつも部室で一緒に食べてるのに、今日は屋上なんですね」

唯「うん、ここってあんまり人がいないからね、今日は私達以外誰も居なくてよかった」

梓「よかったって・・・先輩ナニ考えてるんですか・・・」

唯「もう、あずにゃんたらエッチなんだから~」

梓「っちょ!唯先輩が言い出したんじゃないですか!」

唯「そういうのじゃなくて、今日はあずにゃんに言いたいこと、ううん・・・あずにゃんと決めなくちゃいけない事があるの」

梓「何ですか?決めなくちゃいけない事って」

唯「うん、あのね…私達、もう終わりにしよう?」

梓「・・・・・・・・・・・・・え?」

唯「元に戻ろう?元の…ただの先輩と、後輩に」

梓「な・・・何言ってるんですか?どうしたんです?何があったんですか?それとも私が何かしましたか?
  なら言ってください、私の至らない所は直しますから、この間のことですか?先輩がうちに来た時に
  私が居なかったから?だから怒ってるんですか?」

唯「あずにゃん!落ち着いて!あずにゃんが悪いわけないよ!誰も…悪くないよ」

梓「じゃあ何故ですか!何で…急に…」

713:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 14:45:24 kY7vqIAh
唯「昨日もね?ううん、一昨日も、その前も・・・私ずっと考えてたの」

梓「……」

唯「お父さんとお母さんと憂と私で、おばあちゃんの家に行った時ね、おばあちゃんはいつも笑顔で迎えてくれるの」

梓「………」

唯「おばちゃんは私たちのこと凄く可愛がってくれて、私も子供ができたら、お父さんとお母さんに見せてあげたいな・・・って」

梓「……っ!」

唯「あずにゃんは…そういう将来のこと、考えたことある?」

梓「わ、私…は…」

唯「私達…ここから先に進んでも、きっと誰も喜ばない…私の両親がおばあちゃんにしてあげたこと、私はできなくなる」

梓「そんな!誰かに言われたわけじゃないでしょう!先輩が気負う必要なんて!」

唯「それだけじゃないよ、子供どころか…結婚だってできないし、この先どんどん風当たりだって強くなるよ」

梓「何で…なんで先輩がそんなこと言うんですか!」

唯「そうだね…ごめんね、でもあずにゃんも将来のこと、きちんと考えてみて」

梓「唯先輩!」

唯「返事はいつでもいいから、じゃあまた…放課後にね」

梓「先輩!待って…!せ…ん、ぱい…」

続きはWebで!

714:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 15:35:27 CMquDA9y
シリアスな流れ→ハッピーエンドは最高だよな
ってことで続き頼む

715:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 17:20:55 kY7vqIAh
<<714
悪いなのび太
これバッドエンドなんだ

娘「それで?その後はどうなったの?」

母「え~っと、どうなったんだったかしら、あ!もう出かける時間だわ!」

娘「また同窓会?お母さんのクラス同窓会好きだね、毎月やってない?」

母「クラスじゃなくて部活仲間ね、じゃあいってきま~す」


今でも時々考える。
あの時の私の、あなたの選択は正しかったのかどうか
もし私の手がもっと強く、あなたの手をつかんでいたなら、
あの電車に、有無を言わさずあなたを、引っ張って、乗っていたなら
選ばなかった『もしも』に思いを馳せて私は空を見上げる
家族に囲まれて、幸せな家庭・・・そしてあなたとも、今でもこうやって、会って話ができる
あの時の選択は、間違って無かったよね
なんて、誰に聞いても答えは帰ってこない
答えがあるんじゃなくて、今を正解にするんだ。それこそ、人生を掛けて

「ん~っ・・・と!何だか同窓会も久し振りだなぁ、って言っても三か月前なんだけど」

同窓会というより定例報告会のようなものになってい会合に足早に向かう
今日は何の話をしよう、あの人と、みんなと・・・


私は私の、道を行く

716:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 17:41:18 4iB1VxCT
展開についていけない

717:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 17:45:56 F6tA1IXb
考えると、やはりこのままではいられないのですよねー。
年を経ると、何らかの変化を得ざるをえないと。
こういう形もそれはそれでやはり幸せといえるのかも?
結婚せずなんとなくそのままの形でい続ける二人、というのもありですが。
もしくは、同性婚やパートナーシップ制度のある国に籍を移すとかw
いろんなもしもがあるからこそ面白いと思うのです。

そして対になるエンドの方もお待ちしておりますw

718:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 17:47:55 F6tA1IXb
ひさしぶりに。
またタイトルが思いつかない…うたたねあずゆい、とかで。

「唯先輩、寝てるんですか?」
問いかけに答えはない。ソファーの背もたれに気持ち良さそうに体を預けた姿勢で私を出迎えてくれた先輩は、目の前にまで近づいた私の気配にも気付くそぶりすら見せてくれなかった。
ついっと顔を寄せると、僅かに開かれた口元からすーすーとかすかな寝息が聞こえてくる。
実際、声にするまでも無かった。どこからどう見ても睡眠中です、という光景。
せっかくの部活時間なのに、と小さくため息をついては見せたものの。
ソファーの上にできた小さな陽だまり、そこを独り占めするようにぬくぬくとうたたねに興じるその姿はあまりに唯先輩らしくて、そんな微かな憤りなんてあっさりと消え去ってしまっていた。
本当に、この人は何でこんなにたやすく、人の心を温かくしてしまえるんだろう。
答える者のない疑問がふいっと心に浮かぶ。それを口にしてしまえば、例えば先輩の妹にして私の親友のあの子が事細かに説明してくれるんだろうけど。
自らもうすうす認めつつある素直さのない私は、それを心に浮かべるだけだから、答える者はやっぱりいない。
仮にいるとしたら、それはその声を聞くことができる私だけ。だけど私は素直じゃないから、それに答えてあげてなんてやらない。
ぽすんと、ソファーの開いてる場所、先輩の隣に腰を下ろす。
直後、その衝撃で起こしてしまわなかったかとその様子を伺うも、先輩は相変わらずの様相で、私はそれにほっとすると同時に、どこか寂しさのようなものも感じていた。
なんだろう?とその何処か寂しさなようなものとやらを引っ張りあげてみる。
視界の中の唯先輩は、夏という言葉を完全に消し去り秋という言葉を体現しているようなふわりと柔らかなお日様の光の中、今日初めて目にしたときと何等変わらない、気持ち良さそうな寝姿を見せていて。
それはやはり先ほどと変わらないふんわりとした暖かさを私の心臓の下側辺りに植えつけてくれるのに。
何故か、私の心にはやっぱり、何処か寂しさのようなもの、とやらが存在しているようだった。
だって、いつもなら―いつもの唯先輩なら、あずにゃーんなんて呼びながら、現れた私をぎゅーっと抱きしめてくれているはずなのに。
うかつにも浮かんできた、普段の私らしからぬ素直な回答に、私は慌てる。
それが正解だとするなら、私は普段のアレを、それがないこの状態で寂しさを覚えてしまうほどに、当たり前のもの、そして自分にとって心地よいもの、望むものだと認識していたことになるのだから。
そんなの―なんて慌てた私は否定できる何かを探そうとするけど、そんなものは見つからなかった。
ぎゅっと抱きしめてほしい。
あずにゃんっていつものように呼んでほしい。
優しく頭をなでてほしい。
それなのに、何で先輩はそんなに気持ち良さそうに寝たままなんですか。
私はこんなに、先輩の傍で、寂しい思いをしてるのに。
逆に浮かんできたのは、それと正反対の言葉だけで。それは一瞬にして私の頬を真っ赤に染めてしまう。
ああもう、うっかり素直になんてなってしまったから、きっと堰が壊れてしまったに違いない。
だけどそう、堰を作っていただけ。こっそりと気付かれないようにだけど大事に、胸の奥に抱え込んでいたもの。これはそれから溢れ出したもの。
本当にらしくない。そんなあっさりと、私の、ずっとこじれさせてわからないようにしていた心情を、纏めてしまえるなんて。

719:うたたねあずゆい2/2
09/10/19 17:48:35 F6tA1IXb
「もう……先輩のせいなんですからね」
先輩が、そんな風に無防備な姿を私に見せてくれるから。私にとって、それがどんなに威力を持っていたのかなんて、この人は少しも知らないんだろう。
少し恨みがましく、先輩に視線をぶつける。だけど、それもそんなに長くは持たない。
熱のようなものが、どんどん溢れて来る。発生源は胸の奥あたり。それはあっさりと体中を駆け巡って、私を溶かそうとしてくる。
このままだと、どうにかなってしまいそう。それに流されてしまいそうで、少し怖い。
だって、それに流された私は、本当に私の気付く隙すらなく、自分の肩をそっと先輩に寄り添わせていたのだから。
そうして一日ぶりに触れた先輩は、本当に暖かくてやわらかくて心地いい。いつもどおりのはずなのに、それだからこそ私を溶かしてしまう。
このままぎゅっとされてしまえば、本当に溶けちゃうんじゃないかと思えるくらいに。
だけど先輩は、それでも夢の中。私はこんなに先輩の近くにいるのに、先輩はまだ夢の中。
だから、いつものようにぎゅっとしてくれることなんて無い。やはり、それは寂しいことで。
いっそ、自分からぎゅっとしてみようかな、なんてそんな風に思っちゃったりしている。
さすがにそれは、と最後に残ったいつもの私という、理性的な何かが押しとどめてくれたけど。
もう少しこの熱がめぐってしまえば、それもあっさり押しのけられちゃうんだろうなって、何処か他人事のように私は思っていた。
「…あず…にゃ…ふにゃ…」
不意に、耳をこつんと優しくたたく優しい声。
それは本当に不意打ちだった。
没頭して、いわばボーっとしていた私に、いつの間にか先輩の腕が回されてる。
肩を合わせてるだけのはずだった姿勢は、ぎゅっと体ごと包み込まれるものに変わっていて、30センチくらいの距離はあったはずの先輩の顔は、今は私の耳元。
それがいつもどおりの、私が望んでいたものだと気付いたのは、それを示すもの全てを確かめた後だった。
「にゃ…っ!?」
言葉にならない声が漏れる。歓喜なのか驚愕なのか、よくわからないものが渦巻いて、どうしたらいいかわからなくなる。
だって、こんなにあっさりとそれが実現してしまうなんて思いもしない。だって先輩は確かに寝ていたはずなのだから。
ひょっとしたら、唯先輩は実はずっと起きていて、私の様子を伺っていて、そしてこうしてくれたということなんだろうか。
だとしたら、それはあまりにうかつで―そして意地悪すぎる。
「ゆ、唯先輩…って」
あれ?と思う。私の声に先輩の反応は無い。ううん、小さなうめき声のようなものでそれは返してくれるけど、それは寝言の範疇であり。
つまり、私にこうして抱きついている唯先輩は、先ほどとまったく変わらず夢の中、ということ。
がっかり、なんて言葉が浮かんでくる。いや、さっきまでの自分の様子を全て知られていたと思えば、こういう結果でよかったと思うんだけど。
続けてため息をつこうかと思ったけど、それはこぼすまでも無くすっと掻き消えてくれた。
だって、こういう結果だったとしても、今ここにある事実は変わらない。
「んぅ…あーず…にゃん」
まだ夢の中で、それでも私の名前を呼んで、私を抱きしめてくる唯先輩。
それはやっぱり心地いい。ふんわりと、私はまた暖められる。
「ふふ、唯先輩…私はここですよ」
先輩に、優しく話しかける。この言葉はきっと、眠る先輩には届かないだろけど。
夢の中の唯先輩は、その中にあってもぎゅーっと私を抱きしめていてくれるから。
それはとても嬉しくて、暖かいもの。逆に少しだけ、その夢の中の私への嫉妬なんてものも浮かんでは来ているけど。
ぎゅっとその体を抱きしめ返す。いつもの私なら、絶対取ることのないそんな行動。
だって、教えてあげないといけないから。夢の中の先輩は、夢の中の私じゃなくって、ここにいる私を抱きしめているんだって。
そんなことを思いながら、私は小さく、本当に小さく微笑を浮かべた。

720:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 18:10:15 c+6Vbs4a
ようやくちゃんとした流れに戻ったな。
作者さんGJ!

721:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 18:53:56 EdqSLUJR
あのままオリキャラで暴走してワケ分からんことになるかと思った
>>719
乙!GJ!

722:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 19:20:03 q+fxEqpY
>>719
GJ
>>710
梓「好きな人はいるんですか?」
唯「いるよ~」
梓「だ・・・誰ですか・・・?」
もしかしたら・・・と少し期待をしていた
唯「りっちゃんだよ」
梓「!?」
そんな・・・いや、私は何を期待していたんだ。
いつも抱きついてきたりするけど、それは後輩として可愛がっていただけということか、
私は何を自惚れているんだ・・・・・・

みたいな感じか?まあこれを唯梓と呼べるかはわからないが

723:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 22:43:19 x/1SodUG
>>722
それだと唯←梓って感じだね
個人的には途中がシリアスでも最終的には唯梓になってほしいかなあ


唯に告白される梓だけど自分は澪が好きだと思っていたから断ってしまう
憧れの澪とはいつも部活で一緒で結構いい感じで嬉しいはずなのに
告白を断ったときの唯の悲しそうな表情やそれ以来スキンシップをしなくなった唯のことが頭から離れない

みたいなのが読みたいw
微妙に澪ごめんって感じの内容だが

724:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 00:27:32 yEs5Zs59
>>723
言い出しっぺの法則というものがあってだな・・・

725:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 00:42:24 Olq4iCJr
法則は破るためにあるもの

726:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 13:07:42 shcjqU7x
ねだるな、勝ち取れ

727:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 13:41:54 CcMSijuE
唯(あずにゃんは澪ちゃんが好きなんだよね…お姉さんにしたいって言ってたみたいだし…)
梓(唯先輩はきっと律先輩のことが…いつもじゃれ合ってるし…)
唯(そうだ!澪ちゃんとりっちゃんをくっつければいいんだ!そうすればあずにゃんもフリーに…)
梓(はっ!律先輩にはっきり澪先輩が好きだって言わせれば、唯先輩も諦めが…)
唯・梓(それだ!)
紬(そうだ、その通りだ!)


と言うSSを書くつもりでいますです。

728:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 15:13:37 xsVxy8Pv
>>728
全裸で待つ

729:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 17:16:23 Fa5yeIvs
>>728
下半身寒すぎワロタ

730:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 17:17:00 aPqB3ccI
つか子供ネタで云々言ってる奴はなんなの?
実際あれで一時的にでもスレは盛り上がっただろ。文句たれてる暇あったらネタ提供するかSS書けよ

731:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 17:30:13 +dy8y+hu
物事には限度というものがあってだな

732:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 17:32:09 8gZIGEMc
ごもっともだが蒸し返すなよ

733:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 17:56:38 ICOkS+3Q
>>728-729
おまえらwww

734:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 18:01:51 shcjqU7x
今だから言えるけどあの流れには正直どん引きしてた。止めてくれて良かったわ本当に

やっぱり動物ネタだよな、猫化したあずにゃんはいつ見てもはわほわする

735:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 18:41:29 4JFQZESF
唯先輩が犬みたいになってしまった。
私の隣でじっとしてるし。私が食べたいと思ったときに
ケーキを食べさせようとする
ふと横を見ると、唯先輩も食べたそうにしているから
あーんしてあげたら目を光らせていた

736:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 21:07:08 IcP8MztI
唯が梓にわんこ的なスキンシップをするのもいいかもしれない

737:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/20 22:37:06 cqB0bj7S
唯「おすわり!」

梓「わんっ!あ、しまっ…つい」

唯「お手!」

梓「わんっ!はっ!また…」

唯「ち…」

梓「先輩、それ以上は言わないでください!色々まずいですよ!」

唯「え?そうかなあ…じゃあ、おいで!」

梓「はい?おいでって?」

唯「飼い主の胸に飛び込んでくるんだよ!さぁ!」

梓「…わん」

唯「んー♪かわいいようあずにゃ…いや、犬だからあずわんだね!ぎゅー!」

梓「ど、どっちでも…いいです…」

唯「んんー♪あずわんかわいいですねぇ~♪よーしよしよし、よーしよしよしよし!」

梓「って、そんなに頭撫でたら痛いです!がぶ!」

唯「うう、飼い犬に噛まれたぁ…」

梓「ふん、これからは私たちは犬猿の仲です!」

唯「そんなこと言っちゃってえ、あずわんたらホントにかわいい~♪」

梓「や、やめ…わん…」

その頃廊下では

紬「はぁはぁ…うふふ…今度梓ちゃんに首輪プレゼントしてあげようかしら♪」

おわり

途中から訳がわからなくなった。反省はしていない

738:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:03:12 YWjwZ5d5
練習風景・ちょっとサイズ大きすぎるかも
URLリンク(www.dotup.org)

739:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:11:09 E3vXadlL
ニヤニヤしてしまった

740:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:19:06 E3vXadlL
こんにちは、中野梓です。今日は唯先輩の家にお邪魔しています。あ、別に変な理由では無いですよ!ギターの練習です!
「あずにゃんせんぱーい。ここ分かりません!」
唯先輩がビシッと右腕を挙げて言う。そんな声高々と言わなくても・・・。
「って、こここの前教えたばっかりじゃ無いですか!」
「えー、忘れちゃった~」
「全くもう・・・」
仕方なく手とり足とり教えているとふと唯先輩が顔を上げて聞いた。
「なんであずにゃんって文化祭の時私の事心配してくれたの?」
ドキッ
一瞬私の動きが凍りつく。
「なんで?」
唯先輩が無邪気な笑顔で首をかしげる。文字どおり全く邪気が無いだけ返答しづらいです・・・。
「そ、そんなのどうだっていいじゃ無いですか。さっ、練習しましょ」
私は適当にお茶を濁して音程の狂ったメロディーを奏でる。
「えー、誤魔化さないで教えてよー!」
流石に無理があったか・・・。

741:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:25:58 E3vXadlL
「別に理由なんてどうだっていいじゃ無いですか!心配な物は心配だったんです」
「答えになってないよ~!」
唯先輩は追撃の手を緩めない。全く変な所で頑固なんだから・・・。この際だ!勢いに任せて言ってしまえ私~!
「じ、実は私唯先輩の事が好きだからです!」


742:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:30:29 E3vXadlL
続くかも

743:錯覚
09/10/21 00:38:15 WEwWcpKB
>>742GJ!

>>723……とは違うが、それっぽいのを書いてみた。


「中野梓さん、私はあなたのことが好きです」

他に誰もいない、二人きりの音楽室。
そう言った唯先輩の顔は、いつになく真剣だった。それだけでこの告白が冗談の類ではないということが分かる。

でも……
何故私なの?

その場を沈黙が支配する。
私の答えは既に決まっていた。決まっていたけど、それを伝えることが出来るかどうかは全くの別問題だった。

「あ、あの、私は」
「他に好きな人がいるの?」

当たっていた。

「…………はい」
「澪ちゃんかな?」
気づかれていた。全部。
これまでの行動を思い返せば、それも当然だとわかる。
だって最近の私は……誰から見ても明らかに澪先輩にべったりだったから。

「そう……です」
私がためらいつつも同意すると、唯先輩はわずかに微笑んだ。
「そうなんだ。急に変なこと言ったりしてごめんね?もう忘れていいから」
そう言って唯先輩は部室を飛び出した。


廊下では、ずっと唯先輩のすすり泣く声が響いていた。





帰宅し、味のしない夕食を終え、私は自室のベッドに潜った。
あの時の唯先輩の作り笑顔と、泣き声が頭から離れなくて。
でも、仕方がなかったんだ。だって私が好きなのは……澪先輩なのだから。
自分の気持ちを無視して唯先輩を受け入れたとしても、そんな関係はすぐに終わってしまうし、第一そんなのは唯先輩に失礼だ。

唯先輩は、私が澪先輩が好きだということに薄々気付いていたようだ。だけど私に告白した。わずかな希望と、自らの勇気を頼りに。
しかし私は唯先輩の告白を受け入れなかった。
そして、先輩を深く傷つけてしまった。

多分、私と唯先輩が昨日までと同じように接することはもう出来ないだろう。
そして唯先輩の澪先輩に対する態度も、どこかぎこちないものになってしまうはずだ。

昨日までの日常はもう戻って来ないのだと思うと……とても寂しかった。そしてその原因が私だと思うと、罪悪感に押し潰されそうになった。


744:錯覚
09/10/21 00:39:23 WEwWcpKB
「こんにちは……」

次の日、私は静かに音楽室のドアを開けた。
そこには既に私以外の全員が揃っていた。

「こんにちは、あずにゃん」
唯先輩は、一見いつもと変わらない元気な挨拶を返した。
しかし、瞼は赤く腫れていた。昨日あれからずっと泣いていたのだろう。

そして、いつものように私に抱き着いてくることも無かった。


何故だろう。
胸が、痛い。


「唯、どうしたの?なんか元気ないぞ」
泣き腫らした唯先輩の顔を見て、律先輩は尋ねた。
「そんなことないよ~。ほら、ほら」
唯先輩は作り笑いをしながら、大袈裟に手を振って元気をアピールする。
その様子は、見ていて逆に痛々しかった。

それを見かねて、澪先輩は椅子から立ち上がった。
「マジでどうしたんだよ唯!なんかあったなら私たちに相談」
「なんでもないって言ってるでしょ!第一、澪ちゃんには関係ないじゃない!!」


唯先輩が……あの、唯先輩が他人に大声で怒鳴った。
澪先輩たちは目を見開いて驚いている。



そして、その沈黙を破ったのも、唯先輩だった。

「……ごめん」
やっぱり私って最低だね。
そう、呟いた。

胸が、痛い……

「ごめんね、あずにゃん」
先輩は、こちらを向いた。


聞きたくない。
もう、聞きたくない!!

無意識の内に私は部室を飛び出していた。

745:錯覚
09/10/21 00:41:28 WEwWcpKB
気がつくと私は屋上まで来ていた。

どうして、どうしてこんなにも胸が痛いの?
どうして涙が止まらないの?
私が唯先輩を傷つけてしまったから?

「……違う」
その罪悪感は、昨日感じ、悩んだ。
この胸の……心の痛みは、それとは全く違うものだった。


冷静になれ。
考えてみよう。
この痛みのきっかけは、唯先輩が私に抱きついて来なかったことだった。

さらに、傷ついた唯先輩を見ることで私は痛みに耐え切れなくなった。

つまり、どういうこと?
私の中での唯先輩の存在は、私が思っていた以上に大きかったということなの?

この感情は……


と、浮かんだ考えをすぐに破棄する。
だって今私が恋をしているのは、澪先輩なのだから。

澪先輩。
軽音部の実質的な部長。演奏も上手。軽音部唯一の良心。とっても格好いい先輩。
私はこの先輩に恋を……




      しているのか?

先程気付いた、私の中での唯先輩の存在の大きさと比べてみる。
澪先輩の存在も、私の中ではとても大きい。とても、とても。

でも、唯先輩とは比べられない。そんな、全く別の大きさだった。

つまり。


わかった。やっとわかったよ、わたしのきもち。




746:錯覚
09/10/21 00:43:09 WEwWcpKB
「あずにゃん!!」
唯先輩が、ドアを開けて屋上に飛び込んできた。
「本当にごめんね!!私、なんにも考えられなくなっちゃって……あずにゃんのせいじゃないからね!!私がいつまでもうじうじしてるからいけなかったの。そのせいで澪ちゃん達に怒鳴ちゃったりして……」

唯先輩は涙をこぼした。
自分がみんなを傷つけて、さらに私に責任を感じさせてしまったことに対して。
ほんとに、優しい人だ。

「昨日は、本当にすみませんでした。先輩をここまで追い詰めてしまって。澪先輩達を驚かせてしまったのは、私の責任でもあります。だから、後で一緒に謝りに行きましょう」

私はまず謝った。昨日のことについて。さっきのことについて。

そして私は唯先輩の側へ行き、頭を軽く撫でた。
「それより私、気付いたことがあるんです」
唯先輩は私の目を見て、続きを促す。
「私も唯先輩のことが好きです。愛してます」
「……え?」
突然の私の告白に、唯先輩は戸惑っていた。

「今までは澪先輩への『憧れ』を恋だと錯覚して、自分が本当に好きだった人がわからなくなっていたんです」
唯先輩の表情が、驚きから喜びへと変わってゆく。
「本当……なの?」
「ええ。一度失った今ならばはっきりわかります。あなたが私に抱き着いてくることが、どれだけ嬉しかったのか。あなたの笑顔が、どれだけ私に幸せを与えてくれていたのか」


言ってしまった
ものすご~く恥ずかしいセリフを。

「あ、あ……」
あれ?何か先輩の様子が……

「あずにゃ~~ん!!!!!!」
「うにゃ!?」
ものすごい勢いで抱き着いてきた先輩により、私はバランスを崩して見事に転びそうになる。

しかし体が半回転したところで、パシッという音と共に、唯先輩に体を支えられた。

「ご、ごめん……」
「許しません」
そう言いながら私は体勢を立て直す。

「罰ですよ、唯先輩」


私は自分の唇を、唯先輩の唇に強く重ねた。






勢いで書いたからかなりグダグタだな……
文才が欲しいと切実に願う。

747:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 00:55:28 5vf+5ZSo
まとめてGJ!
良いじゃないこの流れ。誰だよネタないとかいったやつ

748:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 01:11:42 ncxYLjNt
いや~、最近唯梓なんだか梓唯なんだかわからなくなってきているけど、とにかくこの二人から目が離せませんヨ

749:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 01:13:54 /egypQTO
>>746
GJ!
やっぱ唯には、スキンシップしてもらわないとな

750:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 01:33:15 PPdez8jA
>>746
723だがまさにこういうのが読みたかったんだ、ありがとう!GJ!
唯梓はなんだかんだいって梓が唯を必要としてる感じがしてすごくいいんだよなあ

751:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 02:13:03 lV0kpQGy
>>746
GJ!
切ないのはやはりこうぐぐっと来ますね…
最近シーモのベストが出てマタアイマショウ散々聞いているせいで
悲しい話を書きたくて仕方がない…
でもネタ浮べてるだけで切なくて死にそうになるから、きっと無理だ

752:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 06:49:10 BnLoSsuu
>>746
切なさに涙ちょちょ切れた


753:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 09:40:00 bY56tymZ
あの日は雨が降っていた
黒く冷たい雨が降っていた
あの日私は大切な人を無くした
世界で一番大切な人を無くした
あの人は私の世界の中心だった
いつも私を包み込んでくれて
いつも私の心を照らし、どんな雲も吹き飛ばしてくれた
あの人がいたからこそ私はいつも澄んだ空のような気持ちになれた

「唯先輩・・・・・」

私は雨で濡れ黒くなった石と向かい合っていた

754:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 18:28:25 bZ5uii6q
>>746
GJ!
途中まで切ない状況の中で唯梓ハッピーに持って行く話もいいなぁ

755:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 23:06:17 WEwWcpKB
唯「とりっくおあとりーと!」
梓「今はお菓子なんか持ってませんよ」
唯「じゃあいたずらしちゃう!」
梓「きゃあっ!」

みたいなのが今日延々と脳内でループしてた。

756:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 23:43:19 /egypQTO
俺の脳内では、二人で焼き芋食ってた

757:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 23:46:45 cJ8cvRJs
>>738
おおおおお…神…

758:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 00:30:24 X6SWHprn
u&iのカップリング曲はa to zって曲にしてほしい

759:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 01:44:07 Wl/f18Al
U&Iってなんの略?
もしかして公式なのか?

760:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 01:46:36 R06jNlEI
>>759
原作で唯が作った歌詞、UIで憂なのと あなた(U→you)と私(I)をかけてるんじゃないかと

761:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 02:04:18 Gvpcl6kx
友愛だよ

762:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 02:10:35 LPu4Ho7b
さてここで憂に嫉妬しちゃうあずにゃんを

763:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 02:32:35 Wl/f18Al
嫉妬しちゃうのもわかるけど、唯憂は姉妹というある意味悲しい?現実があるよね。
梓は多分嫉妬というより…なんだろう…嫉妬してる自分が嫌になるんじゃたいでしょうか。


764:>792>793に捧ぐ
09/10/22 07:05:30 ZTSCn9AI
究極のお姉ちゃん大好きっ娘な憂に嫉妬と言う概念は存在しません。
相手が誰であろうとお姉ちゃんが幸せなら憂も幸せなんです。
ましてやお姉ちゃんの相手が親友の梓ちゃんなら幸せ二千倍増しです。ニコニコし過ぎてほっぺたが落ちちゃうくらいです。
あぁぁぁ…可愛いなぁー、ふたりとも!憂の前でも構わずもっとずっとにゃんにゃんして!



澪「…っていう書き込みを某大型掲示板で見掛けたんだが(私も同じようなこと、律スレに書いたけど)」
律「バレバレじゃねーか。途中から普通の話し方になってるし(憂ちゃんすごいなぁ…あたしももっと色んな手で澪にアプローチを…///)」
紬(憂ちゃんには琴吹流百合術の素質があるみたいね。さっそくスカウトしなきゃっ)
和「…考えてることが手に取るように分かるわね」

765:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 07:54:14 LPu4Ho7b
>>764
いやぁ憂が、ではなく憂に、だよ

766:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 08:15:29 ZTSCn9AI
>>765
すみませんでした。首吊って来ます。短い間でしがお世話になりました

767:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 08:30:22 DFG0SyfW
>766さよなら。・゚・(ノД`)・゚・。

768:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/22 19:13:20 bwqadez0
首吊ってる暇あったらまた次のSS書いてw

769:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 02:37:57 V4JF3TeF
>>766追悼のために嫉妬あずにゃんをですね

770:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 13:46:05 h3mR9MS8
ふわふわ時間をツインボーカルで歌う唯と梓を妄想してたら、
想像以上に萌えたんですがどうでしょう。
見つめあって歌ってたら、必要以上に想いを歌詞に篭めちゃって。
まさしく二人だけのドリームタイム的な何かに。

771:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 19:33:55 tRv1+WFT
こんにちは、中野梓です。今日は唯先輩の家にお邪魔しています。あ、別に変な理由では無いですよ!ギターの練習です!
「あずにゃんせんぱーい。ここ分かりません!」
唯先輩がビシッと右腕を挙げて言う。そんな声高々と言わなくても・・・。
「って、こここの前教えたばっかりじゃ無いですか!」
「えー、忘れちゃった~」
「全くもう・・・」
仕方なく手とり足とり教えているとふと唯先輩が顔を上げて聞いた。
「なんであずにゃんって文化祭の時私の事心配してくれたの?」
ドキッ
一瞬私の動きが凍りつく。
「なんで?」
唯先輩が無邪気な笑顔で首をかしげる。文字どおり全く邪気が無いだけ返答しづらいです・・・。
「そ、そんなのどうだっていいじゃ無いですか。さっ、練習しましょ」
私は適当にお茶を濁して音程の狂ったメロディーを奏でる。
「えー、誤魔化さないで教えてよー!」
流石に無理があったか・・・。
「別に理由なんてどうだっていいじゃ無いですか!心配な物は心配だったんです」
「答えになってないよ~!」
唯先輩は追撃の手を緩めない。全く変な所で頑固なんだから・・・。この際だ!勢いに任せて言ってしまえ私~!
「じ、実は私唯先輩の事が好きだからです!」
「なーんだそんな事か~。私もあずにゃんの事だーいすきだよ?」
唯先輩がそう言って私を抱きしめる。思わぬ答えに私は混乱した。唯先輩は私の事が好き?まさかこれって両思い・・・?いつもの事の筈のスキンシップが今回ばかりは意味深に思えて仕方がなかった。
「え・・・?わ、私のこと好きなんですか?」
私が少しどぎまぎしながら聞き返すと先輩は
「うん!澪ちゃんも律っちゃんもムギちゃんもあずにゃんもみーんな大好きだよ!」
・・・再度まさかの返答・・・。そんな先輩に私は半ば呆れながら頬にキスをした。
「えっ?あ、あずにゃん。こ、このキスは?」
「まったくもう・・・鈍い人へのお仕置ですよ!」
いつか絶対に振り向かせて見ますよ。唯先輩?

fin

はい、そこやっつけって言わない!PCが直って久しぶりのSS投下です。スレ汚しスマソ

772:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 20:35:02 l+mZJLdN
「あずにゃんはあずにゃんの道を行って私は私の道に行くから」
「唯先輩どういう意味ですか、先輩!先輩!」

ガバっと、梓は飛び起きた。
「何だ。夢か・・・」
携帯の時計を見ると、まだ4時、梓は不安を覚えながらまた布団に体を預けた。

「はい今日はここまでぇ~」と律先輩の声が音楽室に響いた。
「あずにゃ~ん一緒に帰ろう」と唯先輩が声をかけて来る。
「唯先輩、私もうちょっと残って練習しますね」と梓は返す。
「じゃぁ、私も~」と唯先輩は言うと、愛用のギター、ギー太を肩に掛ける。
その時、私は唯先輩に声をかけた「先輩。先輩は私の傍にずっと居てくれますよね。」
「ぇ」っと唯先輩は聞き返す。
その後、唯先輩はすぐに口を開く
「当たり前じゃん、私も、澪ちゃんも、りっちゃんも、ムギちゃんも皆傍に居るよ、どうしたのそんな突然変な事いいだして。」
「いえ、何でもないんです、ただ単に聞きたくなっただけで」と梓は返す。
「あずにゃん」
「はい?」
唯先輩がいきなり私に抱きついた。
「ぇ?」
「あずにゃん、私は絶対にあずにゃんの前から消えないよ、私はかならずあずにゃんと一緒に居るからね」
というと唯先輩は私に口づけをした、そして唇を離すと。
「さ、練習しよっか、あずにゃん」と私に言った。
「はい」と私は顔を赤く染めながら返す。

第一部完・・・。

勢いで書いてしまいました、お目汚し失礼しました。

(この物語一応自分の頭の中で第2部も考えてます)


773:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 21:56:03 nDoT+xI9
じゃ、第2部いってみよーか

774:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:14:22 iC2HEB2T
私はあずにゃんのことが大好きだ。ただの後輩としてではなく、もっと特別な、恋の対象として。
でも私はその気持ちを打ち明けるつもりはない。なぜなら…

唯「あずにゃ~ん♪」
梓「もう、毎日毎日…よく飽きないですね」
唯「だってあずにゃんかわいいんだもーん♪」
梓「はいはいどうも…」

こんなふうに、先輩後輩のままの、お互いに遠慮のない関係が最善だと思うから。これ以上を望んだら贅沢だ。
それに、仮に告白したとしても今よりいい関係になんてなれないのはわかってる。
そして…今の関係が『特別』じゃないってことも。

澪「梓、そういえば今日新譜の発売日だな」
梓「そうでした!あ、澪先輩、今日一緒にショップ行きませんか?先輩のおすすめとか買いたいです」
澪「そうだな…じゃあ行くか!」
梓「ありがとうございます!楽しみです!」

―だから、あずにゃんが澪ちゃんと楽しそうに話していたとしても、私には何も言うことはできない。
だって私は、ただの先輩だから。あずにゃんにとっての『特別』な存在なんかじゃ、ないんだから。

775:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:17:24 iC2HEB2T
律「お二人さん、抜け駆けは許さないぜ!私ももちろん行くからな!」
紬「じゃあ私も行くわ♪」
梓「結局全員で行くんですね…唯先輩も来ますよね?」
唯「あ…わ、私はいいや!憂に買い物頼まれてるんだー!戸締まりはやっとくから、皆先行って!」
梓「そうですか?じゃあ、お先に失礼します」
唯「うん、またね」

バタン

唯「……はぁ」

一人きりになった部室で、こらえていたため息が漏れる。
あずにゃんが澪ちゃんと楽しそうに話していた。
ただそれだけのことなのに、恐ろしいほど胸が痛くなる。痛い、痛い、痛い…どうしてこんなに痛いんだろう。
あずにゃんが私を嫌いだって言ったわけでも、澪ちゃんと付き合ってるってわけでもないのに、どうして…?

唯「あ、そっか…私が弱いから…か」

そうだ。原因は私にあるんだ。
今のままでいいだなんて都合のいいこと考えといて、こういうことに耐えられない、私が悪いんだ…
その事を自覚したとたんに、視界が潤んだ。自分の甘えた考え方が情けなくて、溢れる涙をこらえることができなかった。

776:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:22:07 iC2HEB2T
唯「うっ…うぅ…っ…う…」

泣いたってどうにもならないことはわかってるのに、どうしてもその涙は止められない。
あずにゃんの笑顔とか怒った顔が浮かんで消えない。もう、嫌だ…こんな気持ちになるなら、最初から…

梓「唯先輩…?」

突然後ろから、あずにゃんの怪訝そうな声が聞こえた。私は驚きながらも、なんとか平静を保つ。

唯「ど…どうしたの?皆は?」
梓「帰る途中で憂に会ったんです。そしたら唯先輩に買い物なんて頼んでないって言うから…」
唯「それで…わざわざ戻ってきたの?」
梓「な、なにかあったら困りますから…で、なんで嘘なんかついたんですか?」
唯「あはは、ちょっと勘違いしちゃっただけだよ!」
梓「そうなんですか?もう、唯先輩ったら…」
唯「そうなんだよ~!ごめんごめーん♪」
梓「は、離してください!まったく…」

いつものようにおどけて抱きつくと、あずにゃんはいつもみたいに私に反抗する。
…これでいいんだ。別に恋なんてできなくていい。ずっと今のままでいい。最初から恋なんてしなかったってことにすれば、それで…
梓「先輩、そろそろホントに離してくださいよ。遅くなっちゃいます」
唯「やだ…」
梓「…先輩?」

777:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:26:15 iC2HEB2T
唯「私…やだよぉ…うええええ…」
梓「ゆ…唯…先輩?」

あずにゃんの胸で、私は思い切り泣いた。ただひたすらに、私は泣いた。
この時あずにゃんがどんな表情をしていたのかは分からない。けど、優しく私を抱き締めて、背中を撫でてくれた。
―そんなあずにゃんへの想いをなかったことにするなんて、私にはできない。

唯「うぅ…ひっく、あ、あず…」
梓「鼻、噛んでください。ひどい顔ですよ?」
唯「ずずー!…あずにゃん…ごめん…」
梓「別に謝らなくてもいいですけど…なにかあったんですか?」
唯「……」
梓「ま、言いたくないならそれでいいです。何かあったら相談してくださいね」
唯「あっ…あずにゃん!」
梓「はい?」

私が名前を呼ぶと、あずにゃんは不思議そうな顔をして私を見つめた。
やっぱり私は、この子の恋人になりたい。『特別』になりたい…

唯「私…あずにゃんのことが好き」
梓「えっ…?」
唯「ずっと、ずっと大好きだった…だから、私と…付き合って、ください」
梓「そ、そんな冗談よしてくださいよ!さ、早く皆さんのとこに」
唯「冗談じゃないよ。私、本気で言ってるの。本気で、あずにゃんのことが大好きなの」
梓「先輩…」

778:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:30:20 iC2HEB2T
あずにゃんはしばらく黙り込む。何かを必死で考えているような、そんな表情で。
もし…断られたら…私とあずにゃんの関係は壊れてしまうのだろうか?
わからないけど、これだけは言える。もう私たちは、今までのままではいられない。
―やがて、あずにゃんは静かに口を開いた。

梓「…ごめんなさい」
唯「……」
梓「私…唯先輩のこと、そういう目では見られないっていうか…その…」
唯「…そっか」
梓「ホントに…ごめんなさい」
唯「ううん、いいんだよ。急にこんなこと言う私が悪いんだから」
梓「あ、でも…私も唯先輩のこと好きですよ!先輩として、仲間として!」
唯「…ありがと、あずにゃん」
梓「これからも、よろしくお願いします」
唯「うん、よろしくね」
梓「あ、あの…えっと…」
唯「あずにゃん、もう行っていいよ。皆心配してるから」
梓「え、先輩は?」
唯「いいからいいから!早く行かないと澪ちゃん帰っちゃうよ!!」
梓「でも…」
唯「いーいーかーらー!じゃあ、またね!」
梓「ゆ…」

バタン

半ば無理矢理に部室から出されたあずにゃんは、私のことを待っていたのか、しばらく扉の前に立っていたけど、やがてゆっくりと階段を降りていった。

779:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:34:54 iC2HEB2T
その音が聞こえなくなると、私はゆっくりと部室の外に出た。
階段を降りて踊り場まで行くと、ふと窓の外に目をやった。
そういえば、1年の頃、軽音部に入部した時も…こんな風に空を見たっけ。

その空はあの日のような青空ではなく、きれいなオレンジに染まった夕焼け空だった。


終わり

780:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 22:39:43 Uk9BEsAW
乙、切ないな

781:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 23:00:21 jnRsJub6
>>779
GJ!
胸が苦しくなった。唯梓の悲恋ものはあまり読んだことなかったから辛くなったぜ…
でも唯視点の切ない感じがなんかよかったよ

782:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/23 23:25:59 mEUmftrV
これは凹む・・・

783:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 00:48:03 IJ8HYxrm
>>779

これは泣ける……

784:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 00:56:16 rgUZFORa
報われない恋も、たまにはいいな

785:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 01:01:16 w+oAfToj
俺の心がベコベコに凹みました
GJ

786:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 01:22:17 +osg0EDL
ぶっちゃけ普通に振られただけだよね

787:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 02:41:45 lmZjagai
普通にフられたほうがダメージでかくね?

788:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 03:00:20 Zn1rHbFH
>>786
ぶっちゃけないで下さい・・・。

789:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 03:42:57 SVCLP4P+
でも、このまま振られたままでいるとは思いたくないな
原作の梓は2年に進級した辺りから唯に傾いてきた感じに見えたけど、以前までは澪にべったりだったし
もし、779のSSがあの頃だとしたら、梓は一度は唯を振ったけど、これから先心変わりする事もありえるかもしれないから
私的にはまだ希望はある方向に解釈した。そもそも、ここは唯梓を支援するスレだし

790:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 04:01:16 Ndq+xTrt
なにをどうやったらそんなにキモいレスができるんだ、教えてくれ

791:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 04:33:49 miK2W77G
 |          /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_
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 | |      /             |    !l:/
 | |      ,        '     !    !
 | l     /              l    !
 | l    /               |   i 
 | i    l               l   !! 
 |     l     ヽ           .!   l 
 |     l      ヽ     , '    !   .
 |     !        ヽ,j,/       .|'  ゙、
 |     .!       |  i       |゙、  l
 |      l       |  !       | j fj

792:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 04:38:18 miK2W77G
    _____
   /::::::::::::::::::::::::::\  
  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\            
  |:::::::::::::::::|_|_|_|_|     
  |;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ        
  |::( 6  ー─◎─◎ )   
  |ノ  (∵∴ ( o o)∴)         
/|   <  ∵   3 ∵>        
::::::\  ヽ        ノ\        
:::::::::::::\_____ノ:::::::::::\      


 ↑ >>790

793:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 05:42:56 6OMb1zNr
>>791
ぶはっwwww

794:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 08:43:07 fg1gI3h8
この流れを断つには
ペプシあずさ味で誰か何か書くんだ

795:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 09:32:43 tKmyZq/X
ここキモい奴多いからもう俺は唯憂に移るわ

796:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 10:14:38 lmZjagai
そっかー
ばいばい

797:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 13:21:55 Dex+Do9c
アニメの唯梓度アップはすごいよね
特に学祭の話は原作との違いに衝撃をうけた
原作も唯梓描写増えてるし、もしアニメ2期があったら楽しみだな

798:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 14:14:56 ZQv5pb4y
ガチ百合になるかはともかくチューくらいは本当にしてしまいそうだな
いいぞもっとやれ!

799:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 15:49:46 4KGRil0J
そこまで行くと引く

800:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 15:50:54 46uSR2UX
キスでもダメとかきびしすぎじゃね

801:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 15:57:47 fg1gI3h8
公式はハグくらいに留めて欲しい
そのほうが妄想が広がる

802:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 16:22:25 JKjGWdQk
>>779
を読んだら
>>772
俺が書いたのが、しょぼいなと余計思えてきたな・・・

803:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 16:25:49 lmZjagai
あんまりSS作者が自己主張すると叩かれっぞー気をつけろー

804:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 17:17:25 Dex+Do9c
色々なことを考えたら公式でキスはしないほうがいいだろうな
それでも頬くらいになら…と期待してしまうw

>>802
別に比べることもないんじゃない?
続きがあるなら読みたいと思うよ

805:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 17:32:16 46uSR2UX
公式での話だったらキスはないなぁ…
二人とも同意の上でのハグとか?

806:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 17:47:36 lmZjagai
あずにゃんの方からハグだろ

807:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 18:43:50 H3/R6c6L
あずにゃんが恋人マフラーを巻こうとするけど
唯の背が高すぎて必死に背伸び
唯がそれを見て抱きつきながら巻いてと言う

まで俺のテンプレ

808:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 01:51:32 bJilL96c
あずにゃんが恋人マフラーを巻こうとするけど
唯の背が高すぎて必死にヒザかっくん
唯がそれを見て巻きつけながら抱いてと言う

までが新たなるテンプレ

809:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 02:12:32 F8LHccYb
梓「唯先輩、こないだギターの練習に付き合ってほしいって言ってましたよね」
唯「うん、なかなかできないとこがあるのー」
梓「…じゃあ今日、私の家でどうですか?今日は親が帰るの遅いし、ゆっくり練習できますよ」
唯「ホント!?行く行くー♪」

唯先輩と二人きりでギターの練習…それも私の家で。私は頬がゆるみそうになるのを必死にこらえる。

梓「あの、何時ごろまでいられるんですか?」
唯「うーんと…」
律「ゆーいー♪帰りに皆でお茶してくんだけど、お前も来るよな?」
唯「え!お茶?」
梓「な、ちょっと待ってください!唯先輩は今日私の家でギターの練習するんです!」
律「そんなのいつでもできるだろー?今日はケーキが割引なんだよ!」
梓「でも唯先輩はやる気出してるんです!それを邪魔するなんてやめてください!」
律「いいからいいから、ほら唯、行くぞー」
唯「うお…!」
梓「ダメです!さあ唯先輩、私の家に行きますよ!」
唯「うあ…」
律「離せ梓!唯はケーキを食べるんだ!」
梓「律先輩こそ離してください!唯先輩はギターの練習するんです!」
唯「い、いたい…」


澪「…ムギ、あいつらは何を遊んでるんだ?」
紬「うふふ…うふふふ…」

810:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 02:15:58 F8LHccYb
すったもんだの末、なんとか私と唯先輩は律先輩たちと別れ、私の家へとやってきた。

唯「はぁ…ケーキ食べたかったなぁ…」
梓「お菓子ならありますよ。…それともなんですか、律先輩と一緒にいたかったんですか?」
唯「そ、そういうわけじゃ…きゃっ!」

私は唯先輩をソファーに押し倒すと、覆い被さるようにして先輩に顔を近づける。

唯「あず…にゃん?」
梓「私言いましたよね、浮気は許さないって」
唯「う、浮気なんて…しないよ」
梓「どうだか…お菓子に釣られてほいほいついていっちゃいそうです」
唯「ほ、ホントにしないよ!」
梓「信用できません…なので、二度と私以外の子に目がいかないようにしてあげます」

私は唯先輩の顔を両手で挟むようにして、さらに顔を近づけた。
そうすると、唯先輩の吐息と鼓動が徐々に速まるのが手に取るように分かる。

唯「あ…あず…」
梓「ふふ…こんなにドキドキしちゃって…唯先輩、かわいいですね」
唯「うぅ…」
梓「いつもキスする時は唯先輩からでしたね…どうですか?こんな風にされる気分は」
唯「どうって…」
梓「ドキドキします?それとも嬉しい?」
唯「りょ、両方…かな…」
梓「そうですか…じゃあ…」

811:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 02:22:56 F8LHccYb
唯「ねぇ、あずにゃ…!!」

私は唯先輩の言葉を遮るように、唇を重ねる。重なる胸を通して、先輩の鼓動が最高潮に速まるのが分かった。

梓「…ぷは」
唯「……」

十数秒後、先輩の唇から自分の唇を離すと、唾液が糸を引いた。なんだかとてもいやらしい感じだ。
唯先輩はというと、顔を真っ赤にしてうつむいている。

梓「ふふ、なんだか新鮮ですね」
唯「…うん」
梓「唯先輩、もう私以外の子にたぶらかされないって誓えますか?」
唯「…うん」
梓「ならいいんです。さ、お菓子でも食べて、ギターの練習始めますよ」
唯「…やだ」
梓「え…?」

次の瞬間、唯先輩は信じられない力で私を押し退けた。たちまち、私と立場が逆になる。

梓「なっ…?」
唯「あずにゃん…ごめんね。ちょっとでもりっちゃんの方に気持ちがいっちゃって。
 でももう大丈夫。私あずにゃんしか見えないや」
梓「ちょ…唯先輩?目が変です!」
唯「だから…あずにゃんにも、私以外の子に目がいかないように証明してもらわなきゃね」
梓「な、ちょ…や、やめ…」
唯「あずにゃん、大好きだよ♪」
梓「……!!」


―結局その日、私たちはギターに触れることはなかった。

おわり

812:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 02:24:51 F8LHccYb
以上です
テンションが上がって書きました

813:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 02:59:16 OO8eO2am
>>812
あなたのおかげで唯梓は最強だと証明されました

814:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 04:16:02 T8AMol10
>>812
GJすぎる

815:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 04:38:32 KdL0Pzu1
唯ちゃんはこうでなくっちゃね*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

816:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 08:18:38 PDUlXSkD
練習しろってばw

817:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 11:09:39 FQ+2nZdP
>>816
次の朝、梓が目を覚ますと、真剣な顔してギターの練習している唯がいて
やがて梓が起きたことに気がついた唯は、
「おはようあずにゃん。ごめんね、起こしちゃった?」
とか言って、にこりと笑ったりして。
そんな唯に惚れ直すエピソードとかが待ってるんですよ、きっとw

818:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 12:59:00 yf3nEDAj
>>812
電車の中でニヤニヤしちまったじゃねぇか!

GJ!!

819:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 20:58:57 5zn27uUq
>>817
惚れ直したところで、
唯「ところでCってどうやって押さえるんだっけ?」
だな

820:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 23:15:15 eJ2NKTrr
ニューヨークポリスデパートメントはいらねんだYO!

821:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/25 23:16:21 eJ2NKTrr
誤爆しました

822:1
09/10/25 23:53:35 qKx1TgOa
梓「唯先輩、また変なTシャツ増えましたね…ニューヨークポリスデパートメントってまた際立って意味不明なものを…」
唯「な、なんか響きがカッコ良かったから、つい…」
梓「そんな唯先輩の為にこんなものを買ってきました」
唯「お、Tシャツだ…。なんかアフロの人がプリントしてあるよ?」
梓「ジミ・ヘンドリックスっていう、言ってみればギターの神様です」
唯「私たちの大先輩なんだねっ」
梓「せ、先輩だなんて恐れ多い…」
唯「これからはジミちゃん先輩って呼ぶよっ!」
梓「やめましょうよ、大昔の芸人さんみたいなニックネーム…この人がさわ子先生お得意の歯ギターの元祖なんですよ?」
唯「じゃあ、余計にジミちゃん先輩だね」
梓「だからよしましょうって」
唯「え~、可愛いのにぃ―って、あり?」

823:2
09/10/26 00:03:23 qKx1TgOa
唯「あずにゃんあずにゃん、このジミちゃんTシャツ、同じのが二着あるよ?」
梓「はい、このうち一着を唯先輩に着てもらって、残りを私が預かって…」
唯「…あっ、もしかして、あずにゃん、これって!」
梓「は、はい。ペアルック…です。律先輩と澪先輩に対抗してみました」
唯「合宿のとき、ふたりしてペアルックだったもんね~」
梓「えと…よ、よかったですか? 私とペアルックで…」
唯「もっっっちろん!嬉しいよ、あずにゃん」ぎゅ~
梓「喜んでもらえて嬉しいです」照れ照れ
唯「よぉ~し、じゃあ張り切って練習しよっか!」
梓「珍しくやる気出てますね」
唯「どうせならジミちゃん先輩に負けないくらい上手くなりたいもんねっ!CD聴いてことないけど」
梓「今度、CD持ってきますよ。…うん、目標は高く! やってまりましょう、唯先輩っ」
唯「ふたりで神様に挑戦しよ~っ、おーっ!」ジミちゃん先輩に負けないくらいにねっ

824:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 02:04:13 iqE/5L7V
素晴らしいじゃない

825:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:01:40 vb2DVGtN
キ~ンコ~ン…

待ちかねていた放課のチャイムが鳴ると同時に、私は荷物をまとめて教室を飛び出す。走って向かう先は、もちろん部室だ。

部室に着くと、ドアの前に立ってその人がやってくるのを待つ。他の先輩たちは今週掃除当番らしいから、一人でくるはずだ。

唯「あるふぁるふぁ~♪」

ほどなくして、階段を上がる唯先輩の鼻歌が聞こえてきた。私は高鳴る鼓動を抑えながら、今か今かとそのタイミングを伺う。…よし、今だ!

ガチャ

唯「こん…」
梓「唯先輩!こんにちはっ!」
唯「わぁっ!」

私は部室に入ってきた唯先輩に勢いよく抱きつく。先輩は驚きつつも、しっかりと私を受け止めてくれる。

唯「あずにゃん!?びっくりしたぁー」
梓「ふふ、遅いですよ先輩!待ちくたびれちゃいました」
唯「えー?まだチャイム鳴って5分しか経ってないよ?」
梓「5分も経ったんです!私はチャイム鳴ってから1分で来たんですよ?」
唯「はやっ!すごいねあずにゃん!」
梓「当たり前です!唯先輩に一刻も早く会いたかったんですから♪」

私は唯先輩に力いっぱい抱きついて、その胸に顔を押し付けた。鼻に甘い匂いがいっぱいに広がって、とても幸せな気分になる。

826:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:06:59 vb2DVGtN
唯「ふふ、あずにゃんくすぐったいよ~♪」
梓「そうですか?私は柔らかくていい匂いがして、すごく気持ちいいです」
唯「それはあずにゃんだけでしょー?もー」

唯先輩は私の頭をポンポンと叩くと、椅子の方へ向かった。まだまだ、こんな程度じゃ終わらないんだから…

唯「よっこらしょっ…あずにゃん、皆が来るまでのんびりしてよう?」
梓「そうですね、のんびりしてましょうか…」
唯「あずにゃん?なに…?」
梓「唯先輩、失礼します」
唯「えっ…?あ、ちょ!」

私は椅子に座る唯先輩の膝の上に、静かに腰を掛けた。

梓「ふふふ、こうすると視線が高くなりますね。なんだか新鮮です」
唯「あ、あずにゃん?ちょっと…」
梓「あ!これじゃあ唯先輩が見えませんね。逆に向かなきゃ」
唯「ぎゃ、逆?あずにゃん、それは…」

問答無用で、私は逆側、つまり唯先輩に向き合って、跨がるようにして座る。
その時、私の素肌の太ももと先輩の黒タイツの太ももが擦れて、なんともいえない感覚に襲われる。
私は唯先輩を優しく抱き締めて、その耳元に問いかけた。

梓「唯先輩…今の、気持ちよかった?」
唯「う…うん…」
梓「じゃあ…もっとしてあげよっか。こんな風に」

827:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:13:34 vb2DVGtN
私は、唯先輩の太ももにゆっくりと手を這わす。すると、先輩は小さな喘ぎ声を発した。

唯「あっ…」
梓「唯先輩、ここが弱いんですね。また一つ、新発見です」
唯「も、もう…」

それにしても…唯先輩に股がって抱きついているこの状況、誰かに見つかったらと思うと、相当スリリングだ。

唯「ねえあずにゃん、そろそろやめないと、皆が…」
梓「いいじゃないですか見られたって。それとも、見られたくないようなやましい関係なんですか?私たち」
唯「そうじゃ…ないけど…」
梓「じゃあ、まだまだやめません。それに私、こういう状況の方が燃えるんですよね」
唯「も、燃えるって?」
梓「あ、今エッチなこと想像しましたね?」
唯「し、してないもん!」
梓「顔真っ赤ですよ?そういう反応するってことは、したんですね」
唯「う、うぅ…」
梓「じゃあお望み通り、してあげちゃおうかな?なーんて」
唯「あ、あずにゃんこそエッチじゃん!」
梓「そんなことないもーん♪」
唯「もー、ばか!」


おわり

ちなみに、その後律先輩たちはいつもより30分ほど遅れて部活にやってきました。

828:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:15:18 vb2DVGtN
以上です
本日も真夜中の投下失礼しました

829:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:39:22 s9FFbTt1
これはけしからんw
GJ!

830:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 03:41:09 osNKoRvI
眠れなくなっちゃったじゃないか・・・GJ
部活が終わったら唯か梓ん家で
続きが始まるんですね

831:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 04:31:23 vCony/n4
>>794
URLリンク(nagamochi.info)
ペプシあずさ味と聞いて
汚くてすまん


832:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 09:19:17 MiZumZKK
>>831
素晴らしいとしか言いようがないw 甘すぎるぜ

833:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 13:19:46 4HY5k3e7
みんなGJ!
最後のコマ、律が悟りを開いてるw

834:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 13:38:44 gNIuFzjj
>>831
おま・・・
俺の脳内ほぼそのまま再現してくれやがって
GJと言わざるを得ないぜ

835:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 14:33:02 GdjBkw2A
一文字違いじゃなくて二文字違い・・・
なんていらんツッコミ入れたらもう描いてくれないかもしれないので言わない

836:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 16:20:03 vCony/n4
>>835
うわぁあああああ今気付いた俺恥ずかしすぎるwwwwwwww
寝起きの頭で描くもんじゃないwwwちょっと頭冷やしてくるwwwww

837:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 16:50:30 osNKoRvI
>>835
バカヤロー気づいてたけど黙ってたのにww

>>836
どんまい
気にすんな

838:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 17:35:29 h9LAynfN
>>827
おいもっと続き書いてくれ!!お願いします!!



839:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 20:07:59 K4U+Ao4k
>>831
お前は素晴らしい、胸を張って生きろ
二文字違いなど気にするな

840:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/27 03:15:13 OGilvgkU
ちょっと長いので、投下するか迷ったのですが、折角なので。
今月号のラストを見て思いついたネタです。
次の号が出る前に終わってよかった…
またタイトルが思いつかない…適当にやくそくゆいあずとかで。
多分、10レスくらいです。

841:やくそくゆいあず1
09/10/27 03:18:06 OGilvgkU
小さなため息の音。
今日何度も耳にしたそれが、自分のものだと気付き、私は再び、今度は大きくため息をついた。
考えてみれば当たり前のこと。今この部屋の中で生まれる音は、そのほとんどが私発祥のもの。
何故なら、今ここにいるのは私だけなんだから。
抱えていたギターを脇に下ろし、腰掛けていたソファーの背もたれに背中を預け、天井を仰ぐ。
しばらくその姿勢を続けた後、身を起こし、自らのギターに目を落とした。
ずっと一緒だった私の相棒。普段は無口だけど、爪弾けばすぐに応えてくれる。
練習して上達すれば、それをちゃんと教えてくれて、それが嬉しくて私はずっと弾き続けてきた。
今もそう。ずっと練習していたフレーズ、それをようやく弾きこなせるようになった私に、また新しい音を響かせてくれた。
いつもの私なら、それに満足げな笑みを浮かべていたはずなのに。
今の私はそうじゃない。とても、そうとはいえない。仮にそうだと強がって見せても、それはすぐ自己否定に遮られてしまうだろう。
ううん、満足感も嬉しさも確かにある。ただ、それより強い何かが自分の中に居座ってて、その邪魔をしているだけなんだ。
ああ、昔の私ならこんなの全然平気だったのに。平気だって笑っていられたのに。
「寂しい、か」
呟く。本当にそのまま。その言葉が今の私の全て。
1人で練習することが、じゃない。それだけなら、普段の殆どがそれに当てはまる。
でもそれは、本当は1人じゃない。皆と演奏をするための単独練習。だから、その先には皆がいるから、1人じゃない。
だけど今は、いつもなら皆と一緒にいる時間。その空間に今、1人でいるということ。
本当なら、やるなあってドラムの向こうで笑いかけてくれる人がいて。
こちらもうかうかしてられないななんて微笑を浮かべて見せる人がいて。
それまでの私の努力を労う様な優しいまなざしを向けてくれる人がいて。
そして、すごいねあずにゃんって自分のことのように喜んでくれる人が隣にいるはずなのに。
だけど今は私1人。目を閉じればすぐ傍にあるように浮かんでくる光景は、どこを探しても見つからない。
ただ、がらんとした、こんなに大きかったのかと疑問を抱いてしまうほど広く感じる音楽室の風景だけが視界を埋め尽くしている。
それは本当に、もうどうしようもないほどの寂しさをこの胸に湧き上がらせている。
ぎゅうっと絞り込まれるような、そんな感触が心臓の下あたりに居座っていて、痛覚と錯覚しかねないほどの不快さを与えてくる。
それはとても苦しくて、苦しくて。私が得られてきた楽しさを、根こそぎ奪い去ってしまうほどの、感覚。
だけど、と私は続ける。今のこれは、そんなに深刻なものじゃない。そんなはずはない。何故なら―
ふと、私の目が扉に目を向けられる。そこに生まれたかすかな気配が、くいっと私の視線を引っ張る。
普段ならたやすく見逃してしまうそれを、今の私は鋭敏に感じ取っていた。
「あれ、あずにゃんだけ?」
直後、がちゃりと音を立てて生まれた隙間からひょっこり現れたのは、私の予想通りの顔だった。
そう、予想通り。だって先輩がここに来ることはわかっていたこと。部活中止の連絡があったわけではなかったから。
学園祭での劇の練習のため、先輩たちが遅れてくることはあらかじめ知っていることだったし、その中で比較的作業量の少ないこの人が真っ先にここに現れることも、想定の範囲内のことだった。
「唯先輩」
私の口から零れ落ちたのは、その名前。
流れ的には質問への返事を返すべきだと思ったが、何故か私の口はそう動いていた。
扉の影からその全身を現したその人の名前を、口にしていた。
ほんわりとした柔らかな笑顔と、のんびりとしたそれでもひょこっとした軽快さを見せる仕草と、私より手のひらくらい高い背を持った先輩。
ほんの2年にも満たないくらいの付き合いのはずなのに、もう随分長い間近しい関係を続けていたような、そんな錯覚を思わせる人。
私の先輩。そう、まだ今は。この人が先輩で、私が後輩。この限られた時間の中で、私たちはその関係でいられている。
そう、だから今は深刻じゃない。そのはずがない。いずれ訪れるそのときに比べれば、そう言える筈がない。
何故なら、こうして待っていさえすれば、この人は必ずここに来てくれるのだから。今、こうして向かい合っていられるように。

842:やくそくゆいあず2
09/10/27 03:19:17 OGilvgkU
「……?」
返事も返さず、目を向けたまま停滞している私に、唯先輩はその笑顔を維持しながら小さく首を傾げて見せた。
そこで私は初めて自分の俯瞰的な状態に気付き、慌ててたたずまいを直す。
「ボーっとしてるなんて珍しいね」
小さく笑い声を上げると、唯先輩はとすんとケースを肩から下ろし、その愛用のギターを取り出した。
私はといえば、いくら軽音部がゆるい部活とはいえ、先輩が来たと言うのに挨拶すらしなかったことに自己嫌悪を覚えたりしつつ―
唯先輩が、ティータイムも抜きで練習しようとしていることに驚きを覚えていた。
「ん~ムギちゃんもいないからお菓子もないし。それに遅くなっちゃったから、時間もあまりないからね」
何度か爪弾き、何度かペグをひねるだけのチューニングを済ませ、唯先輩はギターに落としていた視線をこちらに向けた。
ふんわりとした眼差しと柔らかな笑顔。向けられる者を容赦なく優しい気持ちにさせてしまう佇まい。
それはひょっとしたら、私の贔屓目かもしれないけど。それでも、彼女を取り巻くほとんどの人が私と同じ感想を抱いてるだろうと半ば確信していた。
知らず浮かべていた笑顔を、その不覚を僅かに悔しく思いながら、それでもあっさりとそれを上回る暖かさに押されるように、私は腰を上げた。
ギターを持ち上げ、ストラップを肩にかけ、いつでもいけますよ、と先輩に視線を送る。
いつもならまるで習慣のように―たぶんきっと先輩にとっては本当にそうなんだろうけど―きゅっと私に抱きついてくるのに、今日は、先輩にしては本当に珍しく、すぐにギターに向かっていたから、それはお預け。
それが習慣になっているほうがおかしいんです、なんて普段の私なら思っていたのだろうけど。
今の私は素直にそれを寂しいことだと感じ、思い浮かべていた。
「アレいこっか」
「アレですね」
一度だけうなずき、特に合図の声を交わすでもなく、唯先輩は眼差しに確かな真剣さを灯し、小さく、でも踊るような軽やかさでピックを振り下ろす。
それに合わせて、自然と私の手も動き出す。拍合わせなんていらない。もう何回も何十回も重ねたものだから。その音が、その気配が、その存在があるだけで、私はきっと目を瞑っていたとしても演奏できるだろう。
何時もの私たちのナンバー。そういえば、始まりはいつもこの曲だった。先輩たちにとっては、初めてのライブで演奏した曲。それだからかもしれない。
そのいつものタイミングで、先輩の声が響く。やわらかくて、包み込まれるようで、それでも確かな芯を持った歌声。
唯先輩の声。そしてその奏でる音色。それは私の大好きな―
それに飲み込まれてしまわないように、それを更に高められるように、それに負けない輝きを放てるように、私は嵐の海の上懸命にマストにしがみつく船乗りのような必死さを持って紡ぐべき音を奏でていく。
実際、そうでもしないと置いていかれそうだった。私の心情に依存するものだけではなく、先輩は掛け値なしに私が初めて出会ったときよりもずっと上に登っているから。
そして予感するまでも無く、これからもずっと登り続けていくのだろうと確信できる。
この音を聞けば、きっとそれは私だけの感想ではなくなることだろう。そう思えるくらいに。
それに触れられることは、今の私にとって至上の幸せだった。勿論そう言うべきなのは、それだけではないのだけど。
その音に包まれること。それと共に奏でられること。
優しく笑いかけられること。
ぎゅっと強く時に優しく抱きしめられること。
放課後音楽室を訪れれば、やっほーあずにゃん、なんて出迎えてくれて。
練習しますよと促しても、もう少しだけーとお茶とお菓子と椅子にしがみついたりして。
めっと怒ると、懐柔しようとケーキ付きのフォークを差し出してなんか来たりして。
その癖に奏でる音は、やはり私の大好きな音だったりして。
私の風景の中に、先輩はいつも存在していた。四六時中一緒というわけでは当然のことながら無かったけど。
だけど、私が引き出せる思い出という名のページには、いつも先輩がにっこりとした笑顔を見せてくれていた。
それはきっとこれからも私のページに刻まれていくのだろう。いまだ白いそのページに。
そして―次の春が来れば、そこにその姿が刻まれることはない。
演奏が止む。映画のワンシーンのようにぴたりと、ではなく。歪んだ私の音を合図にして、不揃いの余韻を残しながら、ゆっくりと。
「珍しいね、あずにゃんが間違えるなんて」
「すみません」

843:やくそくゆいあず3
09/10/27 03:20:43 OGilvgkU
とすんと音を立てて、先輩のギターがソファーの淵にに立てかけられる。少し遅れて、私のギターもその隣に立てかけられる。
練習は中断ということらしい。折角乗ってきたと思ったのに、と私は自分のミスを悔やむ。
本当に何をやってるんだろう。練習中にそれを浮かべてしまうなんて。動揺してしまうことなんて、わかっていたことのはずなのに。
ちゃんとしていかないといけない。だって、もうすぐ学園祭なんだから。そこで、自分にできる最高のパフォーマンスで、最高のライブにしないといけないのに。
振り返ったとき、最高の思い出だって胸を張れるほどの。これを逃せば、もうチャンスはないんだから。
だって、それが先輩たちとできる最後の―
それがキーワードだった。
考えるまでも無く、それは当たり前のこと。私は二年生で先輩は三年生。この年が終われば、先輩たちは卒業してしまう。
今年になってから先輩たちと過ごしたこと。梅雨のじめじめしたあの日も、夏の日差しにうんざりしたあの日も、夏合宿でライブを見に行ったあの日も。
先輩たちと、という言葉を頭につければ全て、その後に最後のという言葉が続いてしまう。
最初は、だから頑張ろうなんて思えていた。だからこそ最高のものにしようって。最高の思い出にしようって。
そう無邪気に考えられていた。だけど、それらを一つ一つ終えて行き、あと「最後の」は幾つ残ってるんだろうって考えたときに、私は気付いてしまった。
気付かないように蓋をしていたものを、開けてしまった。
この「最後の」が全て終わってしまったら、もう私の傍に先輩たちはいないんだ、と。
さっきの私みたいに、一人きりの音楽室でギターを抱えるしかなくなるんだと。そして、いくら待ってもそこに先輩たちが訪れることはない。
ひょっとしたら、一人じゃないかもしれない。今年は入らなかったけど、来年の春になれば新入部員がどっと来たりして。
そしてまた新しい桜高軽音部が作られて。その賑やかで楽しそうな音が、私を包み込んでくれるのかもしれない。
だけど、そこには先輩たちはいない。先輩は、いない。
当たり前のことだとも、仕方がないことだとも、それが普通だということも、全てわかっている。
自分がそれを受け入れて、先に進まなければいけないことも全てわかっている。
だけど、それはどうしようもなく寂しい。寂しくて、切ない。切なくて、苦しい。
そう、それをこうして明確な形で思い浮かべてしまうだけで、そのときまでずっと零さないと決めていたものが溢れ出してしまいそうになるほどに。
慌てて、堪える。それが耐え難いものだとしても、今は我慢しないといけない。だって、私の目の前には今、ふんわり笑う先輩がいるんだから。
今ここでそうしてしまえば、きっとそれを崩してしまう。それは、嫌だ。先輩には、笑っていて欲しいから。
それが在るだけで、そのシーン全てが私にとって最高の思い出になるんだから。
「あーずにゃん♪」
ぎゅうっと先輩が私を抱きしめてくる。今日初めての、そして初めてそうされてから今までずっと、習慣になってしまった行為。
そのぬくもりは、あっさりと私を溶かしてくれる。この人のぬくもりに私は弱い。どんなものを抱えていたとしても、抱え込んでいたとしても、この瞬間だけはふわりとそれは何処かに行ってしまう。
今も、この気持ちをあっさりと消し去ってくれるに違いない。先輩には、その魔力が在るから。
そう思ったのに―やはりというか、それは消えてくれなかった。
先輩にこうされること、それも時間制限つきなんだと、そんな意識が湧いて来てしまう。暖かいのに、いつもどおりの先輩のぬくもりなのに、今はそれが切ない。
きっと、ナーバスになってるのだろう。「最後の」学園祭のライブが近付いてるから。
そして、それが近付いていると言うのに、先輩たちはクラスでの出し物である劇の練習に時間を割かれていて、部活で練習する時間をほとんど取れない。
さっきみたいに、一人でギターの練習をしているのがこのところの私の部活時間の過ごし方になっている。
本当なら、もっともっとみんなで練習したいのに。みんなでいっぱい練習して、これなら最高のライブに出来るなって笑い合いたいのに。
その最高の思い出を、一緒に作ってるんだって実感したいのに。
だけど、それが独りよがりな物だってことは分かってる。
先輩たちにとっては、どの瞬間も最後のということになる。放課後ティータイムのライブも、クラスでの出し物も、その他の学園行事に類するもの全て。
だからどれにも一生懸命。演劇の練習を頑張っているのは、話を聞いていれば分かるし、短くなってはいるけどライブの練習もちゃんとしていることもわかってる。

844:やくそくゆいあず4
09/10/27 03:24:30 OGilvgkU
それでも、今の私にとっての「最後の」は、先輩たちと学園祭の舞台に立つということ。
だからなんとしても最高のライブにしたい。最高の思い出にしたい。私にとって、最高の思い出を作って欲しい。
来年が来て、先輩たちがいなくなっても、それに耐えられるくらいの最高の思い出を作って欲しい。
私がそう思って、なのに先輩は劇の練習に時間を割いていることを切なく寂しく思っていることを、わかって欲しい。
そんな―欲しいというものばかり。私が抱いてしまっているのは。
そんなこと、言えるはずがない。ううん、言っちゃ駄目なことだと思う。だから、私は泣かないと決めた。そうしてしまえば、それはきっと押し付けがましいものになってしまうから。
最後の最後、その瞬間まで取っておかないといけない。それまでは、笑っていないといけない。
私だけじゃなくて、先輩たちにも沢山の最高の思い出をあげたいから。あげないと、いけないから。
「あずにゃん」
耳元で響く先輩の甘い声が、トンと優しく私を打つ。
直後、ぎゅうっとさらに力を込めて、強く私は先輩に抱きしめられる。
あれ?と思う。さっきまでのいつものとは確かに違うその感覚に、私は小さく首を傾げる。
「先輩?」
問いかけに、先輩は答えない。ただぎゅっと私を強く抱きしめ続けるだけ。
いつものべたーっとくっついて私を感じようとする、先輩風に言えばあずにゃん分補給というそれとは違う。
まるで、自分がここにいるよということを私に教えるような、そんな形のもの。
ああ、そう言えば一度だけこれを感じたことがあった。それを思い出す。
あれは確か、去年の今頃。学園祭のライブの直前で、ようやく現れた先輩を前に、私が泣いてしまいそうになっていた、あのときと同じだ。
それで、全てがわかってしまった。
唯先輩には、お見通しだったんだ。私が今どういう気持ちでいるのかを。
気付かれていないと思っていた。ちゃんと笑えていると思っていた。そして、それは上手く行っていたと思う。
だけど、そうじゃないと説明できない。
先輩は今こうして、こんなにも強く私を抱きしめているから。
一生懸命隠そうとする私の手をすり抜けて、先輩の手はあっさりとそこに届いてしまっているから。
「いいんだよ、あずにゃん」
そしてそんなことを、そんな状態の私に告げるものだから、もうそれはどうしても我慢できなくなって私の頬を濡らしていた。
絶対にそうしないと決めていたことだったのに。南極の氷よりもずっとずっと厚くて冷たいところに、閉じ込めていたはずなのに。
あっさりと溶かされてしまっていた。そう、わかっていたこと。唯先輩はいつも容易く、私を溶かしてしまうんだから。
一度零れてしまえば、もうその勢いは止まらない。嗚咽も慟哭も、最早私の意志に関わらず、どんどん溢れ出して来る。
まるで子供みたいに、私は先輩の胸で泣きじゃくる。そうでもしないと、この勢いと量に押しつぶされてしまいそう。
そんな私を、先輩はぎゅっと抱きしめていてくれた。私から零れるもの全てを、受け止めようとするかのように。
それがあまりに優しいから、私はまるで母猫に甘える子猫のように、全てを預けてただひたすらに泣き続けた。

ひくっと、ちいさくしゃくりあげる。それを最後にして、私の涙はようやく止まってくれた。
ゆっくりと顔を上げると、ぐしゃぐしゃになってしまった先輩の制服と、それでも先程と微塵も変わらない優しい先輩の笑顔が目に入った。
「すみません」
とりあえず、謝る。制服を汚してしまったことと、こんな醜態を見せてしまったこと、とにかく、いっぱい迷惑をかけてしまったことを。
実際、私が顔を埋めていた胸元辺りは染みになっていたし、ぎゅっとしがみついて握り締めていた部分はクシャクシャになってしまってる。
間違いなくクリーニング行きコースだろう。
なのに先輩はそんなことどうでもいいよって顔して、やっぱりにへらって笑ってる。
「いいよ~気にしなくて」
そう言って、パタパタ手を振って見せて、そのままその手を私の頭にぽんって乗せて、なでなで。
先程と同じ。この仕草も、何処か私を慰めようとするもの。普段のそれとは少し違う感覚を与えてくれる。

845:やくそくゆいあず5
09/10/27 03:25:31 OGilvgkU
それでもやはりそれは心地よくて、私はやがて喉を鳴らす猫のように、それに身を委ねて、力を抜く。
へなりとなった私を先輩はよいしょなんて掛け声を上げながら抱え込むと、ポスンとソファーの上に座り込んだ。
私もそのまま倒れこむように、どさりとソファーの上に身を投げ出され、頭はぺたりと座り込んだ先輩の太腿の上に。
丁度膝枕をされている形。ううん、正確に言うなら、飼い猫を膝の上で優しく可愛がるように、先輩の手は私の頭を撫でている。
勿論それは私の主観なのだろうけど。そう思うということは、ひょっとしたら私にはそういう願望があるのかも、なんて思ったりして。
泣くだけ泣いて、何とか落ち着きを取り戻した状態だと、この姿勢は少し恥ずかしい。
だけど、それを上回るほどの心地よさとか暖かさとか、そんな私にとってプラスなことにみっしりと包まれているから、私は顔を上げることなく、それに身を委ねている。
喉を鳴らしながら、ちらりと覗いた先輩の眼差しは、やはり量りようも無いほどの優しさに満ちていて。
私はとろんと、私というものが溶けて行く感覚を確かに感じていた。
「…なんでわかったんですか?」
「ん~、なにが?」
その熱と疼きに、身をよじるように零れた疑問。だけどそれは疑問なんてものじゃなくて。
例えて言うなら、もっと甘い言葉をくださいというおねだりみたいなもの。
もっともっと、私を溶かしてください、なんて言う。
何もかも、忘れてしまえるほどに、もっともっと熱いものをくださいなんて、そんな思い。
―それはやはり、私の寂しさを埋めて、一人になっても耐えられるほどのものを与えてくださいという気持ちからくるもの。
仕方がない。いっぱい泣いて落ち着きはしたけど、それはやはりいずれ確実に訪れるものだから、この気持ちは隠れはしても、消えてはくれない。
だけど。
今抱いているこの欲求は、その理由だけじゃなくて、ただ純粋に唯先輩のことをもっと感じたいと、そういう気持ちからも来てると思う。
だって、そうじゃなきゃ。こんなにも胸が熱くなっていることの説明がつかないから。
こんなにも、先輩が欲しいと思ってしまっている、その理由に説明がつかないから。
私は先輩の問い返しに答えることなく、ただぎゅっと、その腰に手を回し抱きしめた。
それこそが、答えだと言わんばかりに。
「わかるよ、だって」
そして唯先輩は、私を撫でる手を止めることなく
「あずにゃんのこと、ずっと見てたもん。だから、わかるよ」
そう、言ってのけた。
それは本当に、私が望んでいた言葉そのままで、だから私は嬉しくてきゅっとまた先輩にしがみつく腕に力を込める。
「こういうときはね、我慢せずに泣いちゃった方がいいんだよ。泣くだけ泣いて、全部流しちゃって、すっきりしなきゃ」
「そう、ですね……」
全部、とはさすがに言えない。ちゃんとそれは残ってて、それはどうしようもないものだけど。
だけど、それでも随分楽になってくれた。いっぱい泣いたことと、いっぱい先輩が甘えさせてくれたことで。
私の心を埋め尽くして、それがいられる場所を小さくしてくれた。これくらいなら、駄目な私でも、ちゃんと頑張れる。
全部、唯先輩のおかげ。
ああ、そうだ。こうしてとろけてるだけじゃなくて、ちゃんとお礼をしないと。
そう思って、一本だけ、手を離す。その分だけ、先輩との距離が少しだけ空いてしまったけど。我慢して。
ゆっくりと伸ばしたその手は、だけどあっさりと先輩の手に捕まえられてしまった。
頭をいっぱい撫でられてる分、こちらも撫で返そうと思ったのに。私の左手は、先輩の右手の中。
そのままぎゅうっと、胸に抱え込まれる。そしてぴたりと、私の頭を撫でていた先輩の手が止まった。
「あずにゃん」
先輩の声が私を呼ぶ。少しだけ、真面目な声。それに釣られるように、私は埋めていた顔を上げ、それに必要なだけ状態をひねって、先輩の顔を見上げた。
合わせた瞳は、やはり柔らかだけど、その声色の通り少しだけ真剣さを灯していた。
「最後の学園祭だから、って思ってた?」
ぴくりと私の体が震える。私が埋め込んでしまおうと思っていたもの、それを先輩はスパッと切り出そうとしていた。


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