【けいおん!】唯×梓スレ 3at ANICHARA2
【けいおん!】唯×梓スレ 3 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 00:47:14 DMe/gl3I
梓「ちょ、ゆゆゆゆ唯先輩! 何やってるんですか!」

唯「何って、あずにゃんが私より先にやるから」

先にはめたからってなぜ食べるんですか! 最終的には私の手にはめたとんがりコーンを食べてしまいました

唯「ごめんね、あずにゃん。はいこれお詫び」

そう言って唯先輩はとんがりコーンをはめる。何これ誘ってるんですか!?

梓「い、いいですよそんな!」

唯「えーお願いだよ」

うるうるした瞳で見つめられる。私はゆっくり唯先輩についたとんがりコーンを食べる。唯先輩はもう片方の手で私の頭をさわっていますが撫でてるんでしょう。スルーです。私は唯先輩についたとんがりコーンを食べ終える。しかしなぜでしょう私は唯先輩の指をなめています。

唯「ちょっとあずにゃん、大胆すぎるよー」

梓「手についたあぶらをとっているんです」

唯「そっかー、まあ私もあずにゃんなら」

チロ、チロと音楽室には私が唯先輩の指をなめる音が響いてます。





51:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 00:53:40 1uHx7AwB
 ∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

52:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 01:00:10 DMe/gl3I
律「ちーす、悪い遅れ・・・ってあれ」

ここでなんと律先輩、澪先輩、ムギ先輩が扉を開けて入ってきます

律「じゃ、邪魔したな!」

そう言って三人とも音楽室から出ていく。私は唯先輩の指をなめるのを止め顔を真っ赤にして頭を抱えます。

梓「あー! やってしまった! 取り返しのつかないことをやってしまった! 
・・・てか何で私は猫耳をつけてるんだ!」

唯「あずにゃんが可愛すぎるのでつい、えへへ」

えへへじゃないですよ! 変な風に思われたらどうするんですか!

廊下

澪「い、今のはなんだ! 猫耳つけた梓が唯の指をなめてたぞ!」

律「ホントだよ! どうゆうプレイだよ! ムギも鼻血出すな!」

紬「我が生涯に一生の悔いなし・・・」

その後私は先輩方の誤解をとこうとしましたがその日はからかわれまくりでした。しかも唯先輩にいたっては

唯「私もあずにゃんなら別に・・・いいよ」

なに顔を赤らめて言ってるんですか! また変な誤解を招くことを!



53:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 01:03:31 DMe/gl3I
つうことで初投稿です。恥ずかしすぎて見直す気にもなれないので誤字あったらすいません。
ちなみに今とんがりコーン食べていてとっさに書きました。無論手につけて・・・誰か俺の手についたとんがりコーンを食ってくれと思う今日この頃

54:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 01:22:16 og5N6WlT
本当にやってそうだから困る。いや困らない。萌えた。

二人だけの世界もいいけど他キャラがこういう絡みをするの好きだw

55:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 01:37:48 K0Ez9uFQ
>>53
GJ!
さて……第二のムギにでもなるか

56:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 01:53:42 meKlFw/n
>>46>>52
GJ!!
寝る前に覗いてみたけど、今日はいい夢がみられそうだぜぇ

57:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 02:46:42 9m4uYXsS
>>51
ちょwww勃つなwww
>>52
むきゅぅぅぅぅぅ

58:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 03:05:54 cTubsx3P
>>53GJ
その発想はすごいな。見習わないとだな

59:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 12:52:59 fEjZs/0r
唯「あずにゃんペロペロ、っと」
梓「あれ、唯先輩がパソコンなんて珍しい。なにしてるんですか?」
唯「うええぇぇ!?あ、あずにゃんなんでもないよ!」


60:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 15:29:57 NQxQvWG6
>>59
逆にあずにゃんは唯スレで・・・

61:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 21:33:09 fEjZs/0r
梓「いまおれ唯先ぱ…唯ちゃんとあったかあったかしてるよ、っと」
唯「ん~…あずにゃ~ん…もういっかいやろうよ~…」
梓「わかってますよ、唯先輩」
唯「あ~、また先輩扱いした~」
梓「…悪かったよ、唯」

とか無理に男の子演じてたりしてハァハァ

62:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 22:18:48 D+Dh+oy6
URLリンク(ranobe.com)

63:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 22:21:05 Ih0aYbjm
>>62
かわいいい くぁwせdrftgyふじまlp;@:「」

64:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 23:16:45 dXNmYn/A
URLリンク(www.dotup.org)

65:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 23:53:39 D+Dh+oy6
全年齢板なので気持ちモザイクかけてみました!
URLリンク(ranobe.com)

66:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 00:03:56 UxL/S7wH
URLリンク(ranobe.com)

何か貼らなきゃいけないような気がした

67:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 00:25:34 BYQ8MPRv
原作3巻早く出ないかねえ
唯梓の仲良しっぷりが見たいよ

68:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 19:27:51 pjvq+vfu
唯梓スレの住人はなんでこんなに統率されてんの?

69:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 19:44:34 0WtCIHUv
なんだこの統制されたスレは

70:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 19:44:38 SBe/UdGe
お前ら訓練されすぎwwwwwwwwもっとやれwwwww

71:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 19:50:52 0+3Ivfwq
ヤベェ…どれもコレも俺を悶え殺す気だ……本望っ!!

72:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 21:51:58 ybPhV1LR
「あずにゃ~ん」
 その言葉が耳に届くと同時に、私の体がふんわりとした暖かさに包まれる。
「もう。先輩、練習中ですよ?」
「いいじゃ~ん、あずにゃん暖かいし~」
「どんな理由ですか、それ」
 はぁ……と、ため息を吐くけど、実はそこまで嫌なわけじゃない。なんというか、先輩に抱きしめられるとほっとするし、体だけじゃなくて心まで暖かくなるから。
 だけどやっぱり部活中に抱きつかれるのは少し抵抗がある。練習できないのもそうだけど、何より先輩たちに見られるのが恥ずかしいし……。
 だから、放してくださいと先輩に頼むんだけど、唯先輩はそれに答えずにさらに抱きしめる力を強くしてくる。
 ……完全に逆効果じゃないですか、これ。
「練習はどうしたんですか」
「ちょっと休憩だよ~。りっちゃんたちも、ほら」
 唯先輩が指差した方向を見てみると、そこには膝枕をしている律先輩と、恥ずかしそうに顔を埋めている澪先輩。
 ……部活中に何してやがるんですかこのバカップルは。というか、ムギ先輩鼻血拭いてください。
「ね? みんな練習してないでしょ?」
「いや、それはだめでしょう」
「だから、私たちもイチャイチャしようよ」
「ってどうしてそうなるんですか――――ッ!!!!!」
 絶叫。唯先輩の腕の中から強引に抜け出して、距離を取る。
「あ……」
「え……?」
 すると、唯先輩は今にも泣きそうな表情になってしまった。
「あずにゃん……そんなに、嫌だったの……?」
「ち、ちが……ッ、そうじゃなくて……」
 ど、どうしよう……。このままじゃ先輩を泣かせちゃうよ……、その前に誤解を解かなきゃ。
「あ、あの、違うんです! 抱きつかれるのが嫌なわけじゃなくて……」
「じゃなくて?」
 どうやら嫌がられているわけじゃないと理解して、ほっとした様子の唯先輩。だけど、それならどうしてといった風な瞳で私を見てくる。
「じゃなくて……」
 それ以上言葉が続けられない。だって、これ以上続けるということは、つまり、私が恥ずかしい思いをすることになるんですから……。
 言えない、先輩に抱きつかれるのが実は物凄く嬉しいなんて、とてもじゃないけど私の口からは言えない。そもそも私のキャラじゃない。
 そんなことを考えていると、なかなか口を開かない私に不安を感じたのか、唯先輩が再び泣きそうな表情になっていた。
 どうしよう、早く言わないと……でもそれじゃ私が……でもそうすると唯先輩が―えぇいままよ!
「唯先輩に抱きつかれるのは……その……、嫌なんかじゃなくて、むしろ好きなんです」
「へ?」
「好きなんですけど……、やっぱり恥ずかしいので、できれば二人っきりのときだけにしてほしいかな……とか」
「……」
 あ、あれ? 空気がおかしい……。なぜに唯先輩は黙っているのだろうか。いや、それより私はさっき何と言った?
『できれば二人っきりの~』
 ボンッと音を立てて、一気に顔が熱くなった。
「ちちち違うんですよ!? 今のは言葉のあやというか何というか」
「あずにゃん可愛い~」
「わひゃぁっ!?」
 必死に弁解していると、その声を遮って唯先輩が急に抱きついてきて、思わず変な声を上げてしまう。
「ちょ、何するんですかいきなり! 離れてください!」
「やだ~」
「やだじゃありません! 離れてください!」
「いいじゃん~、あずにゃんも抱きつかれるの好きなんでしょ?」
「す……好きですけどそれとこれは話が違いますッ!」
 第一恥ずかしいから二人っきりのときだけにしてくださいって言ったじゃないですか。
「ん~、いいじゃんりっちゃんたちのほうがもっと凄いスキンシップしてるよ?」
 言われて指差された方向を見ると、今にもキスする5秒前な二人。
「あ―あんなバカップルと比べないでくださいッ!」
「あずにゃんうるさい~。ちゅーしちゃうよ~?」
「何言ってるんですか!? ちょ、止めてください! 離れろーッ!」
「たまりませんわぁ」
「ちょ、ムギ先輩見てないで助けてくださいよ!」
「いやよ面白そうなのに」
「あずにゃ~ん」
「止めろーッ!」
「あらあらうふふ」

73:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 21:52:02 eY7mdx25
Fin

74:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 22:43:55 xSlEUG13
>>72
な、こ、この部活は天国ですか?!
カップル二組と変態…フヒヒヒヒw

75:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/23 23:49:06 jr5Ls82t
>>74
> カップル二組と変態
こらw

76:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:15:09 Fo84z6Eu
変態でも……、羨ましいぜ、ムギちゃん
とりあえず>>72GJ


77:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:17:57 L71sxCkb
梓「……んん」

朝、目を覚ますと隣に裸の唯先輩がいた。というか私も裸だったけれど

梓「………あぁ、どうしよう。勢いとはいえあんなこと…」

そう、ついに私は唯先輩と一線を越えてしまったのだ。
まぁもともと恋人同士だったから構わないのかもしれないけど…

唯「……むにゃ…あずにゃん…大好き…だよ」

梓「唯……先輩……」

こんな可愛らしい寝顔をしている恋人が昨夜、あんなにリードしてくれたなんて今でも考えられない

梓「私も大好きですよ……いえ、愛してます」

私はまだ夢の中にいるであろう最愛の人にキスをおとし、顔を胸にうずめるようにしてまた眠りについた。


みたいなのをどうぞ長々とお願いします!!!!

78:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:21:58 lW52wkbn
>>77
どうぞ長々とお願いします!!!!

79:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:29:35 L71sxCkb
おっとサゲ忘れすまん

>>78
俺にはそんな文才ねぇよwwwwwwww頼むからだれかかいてくりwwww

80:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:35:34 Jl3hUgVh
梓「せっかく憧れの軽音部に入ったんだ!先輩たちに負けないように頑張ろう!」

唯「いっしょに練習しよ?」

梓「はい!」

唯「一緒にかえろ?」

梓「はい」

唯「今日私の家でご飯食べよ?」

梓「え?は、はい」

唯「泊っていってよ」

梓「あ、えー、はい…」

唯「一緒に寝ちゃおうよ」

梓「あ、あれ…?」

みたいなの書こうとしたが断念する

81:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:37:53 Yt7pMNOt
>>80
諦めんなよ諦めんなよお前!!
どうしてそこでやめるんだそこで!!
もう少し頑張ってみろよ!

82:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 00:51:21 GMmpwWR/
やれる!お前達ならやれる!!
自分を信じるんだ!!

83:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 01:13:04 lW52wkbn
だからこそ!Never Give Up!!

84:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 01:50:30 L71sxCkb
おい誰か>>77の続き頼む



85:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:17:07 SJIo5OdF
>>84

唯「あずにゃーん…寝ちゃやだよ~」

梓「先輩!起きてたんですか?」

唯「うん…ねえ、もう一回、しよう?」

梓「…もう、先輩のえっち」

唯「へへ~…」

唯先輩は私の胸を静かに撫でる。私はその心地よさに思わず声を上げてしまう。

梓「ん…あっ…ゆ、ゆい…せん…」

唯「あずにゃん…ペロペロしてもいい?」

梓「や…だめ…」

唯「いただきます♪」

梓「だめって…言ってるのに…あぁっ…ひゃうっ…!」

唯先輩の柔らかい舌が私の胸に触れた瞬間、私はあまりの快感に悶えてしまう。

唯先輩の唾液が胸全体を覆う頃には、私は完全に唯先輩のとりこになっていた。

梓「ゆいせんぱ…きもち…いい…よ…」

唯「あずにゃん…あそこも…いい?」

梓「うん…きもちよく…してね…?」



すまん…
そろそろ自重するよ…

86:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:31:05 L71sxCkb
>>85
おい…涙が溢れてきたぞ……
ちょっと俺死んでもいいわ


87:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:36:59 SJIo5OdF

梓「こんにちはー」

唯「あっ…さて、ギー太の手入れやらなきゃな~!」

―最近、どういうわけか唯先輩が私から距離を置いている。
唯先輩に話しかけても、まともに相手をしてくれなくなったのだ。
ある日
梓「唯先輩、ここなんですけど…」

唯「ひっ!み、澪ちゃんここ教えて!」

またある日
梓「唯先輩、このお菓子どうですか?」

唯「きゃあ!り、りっちゃんお菓子どう!?うんまいよう!」

さらにまたある日
梓「唯先輩、お疲れさまです」

唯「あひぃ!む、ムギちゃん!今日もいいたくあん眉毛だね!」

紬「えっ…」


こんな調子で、唯先輩は私と話すのを徹底的に避けるのだ。
しばらくはふざけているだけだと気にしていなかったけど、
1週間、2週間と過ぎていくにつれて、だんだんと不安な気持ちになってきた。

こんなことは考えたくないけど…私のことが、嫌いになってしまったのだろうか。
無理もない。日頃の先輩に対する態度を考えれば、生意気な後輩だと思われても仕方ないだろう。
まあ、部活に専念するなら、これくらいの関係でちょうどいい。

…そう思おうとしても、胸にポッカリと穴が空いたような感覚は、どうしても消えなかった。

88:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:37:56 SJIo5OdF
そんなある日

梓「こんにちはー…あ…」

唯「う…」

二人きりの音楽室に、気まずい沈黙が流れた。
その雰囲気から逃げるように、唯先輩は無言で部屋を出ようとする。
そして私は衝動的に、すれ違う唯先輩の腕を掴むと、そのまま抱きしめた。

唯「きゃあ!な、なな…」

梓「…どうして、ですか」

唯「え?」

次の瞬間、堰を切ったかのように涙が溢れ出す。溜まっていた感情が、とめどなく溢れ出す。

梓「うっ…う…うぅ…うえ…」

唯「あ、あずにゃん!?」

梓「どうして…私としゃべってくれないの?
 どうして、私と目を合わせてくれないの?答えてよ先輩…」

唯「……」

私は唯先輩を離してその目を見つめた。
しかし先輩はただ黙ってうつむくだけだ。そんな先輩を見て、私は確信した。

梓「先輩は…私のことが嫌いなんですね」

唯「ええ?」

梓「私が生意気だから…だから、私と話すのが嫌になったんですね」

唯「ち、違うよあずにゃん!」

梓「違わない!先輩は私と話したくないくらい嫌いなんだ!だから…」

私が言い終わらないうちに、今度は唯先輩が私を抱きしめた。
突然のことに、私は訳が分からなくなる。

89:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:39:29 SJIo5OdF
梓「唯先輩…?なんで…」

唯「…きだから…」

梓「え?」

唯「好きだから!」

梓「は?す、好き…って…?」

先輩は確かに「好きだから」と言った。でも、好きって?なにそれ?どういう意味なの?
疑問符で埋め尽くされた脳内を整理できないでいると、唯先輩はぼそぼそと話し出した。

唯「…私、少し前からあずにゃんのことが頭から離れなくなっちゃったの…
 それであずにゃんと顔を合わせると、頭が真っ白になって、
 何も考えられなくなっちゃって…それで…」

梓「それで私と話をしなくなったんですね…」

唯「…うん」

唯先輩の話を聞いて、私はほっとしていた。
よかった。先輩は私を嫌いになったわけじゃなかったんだ。

梓「…先輩の、バカ」

唯「ええ?ば、バカ?」

梓「はい、バカです。先輩のせいで私…すごく寂しくて、すごく悲しい思いしたんです」

唯「うぅ…ごめんなさい」

唯先輩の申し訳なさそうな顔を見ていると、とてもいとおしい気持ちになる。
―そうか、私は唯先輩のこと…

90:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:40:56 SJIo5OdF
梓「埋め合わせ、してください。そしたら許してあげます」

唯「埋め合わせ?って、なにすればいいの?」

梓「私に…好きって言ってください」

唯「ええ!?な、なな…」

梓「嫌ならいいです。もう二度と口聞きません」

唯「わ、わかったよぉ!もう…」

唯先輩は顔を真っ赤にして、おずおずと言った。

唯「あずにゃん…す、好き…だよ」

梓「先輩」

唯「な…なに?」

梓「私も…好きです」

唯「…!」

唯先輩は驚いたように目を見開く。そんな唯先輩に、私は続けて言う。

梓「これで私たちは両想いですね。だから…」

唯「だから…?」

梓「私たちは恋人同士です」

唯「ええ!?」

梓「嫌ですか?」

唯「嫌じゃ…ないけど…」

梓「じゃあ決定です!改めてよろしく、唯先輩♪」

唯「う…うん…」

梓「あ、先輩は変かな。唯、でいいですか?先輩もちゃんと名前で呼んでください」

唯「あ…あず、さ…」

梓「聞こえないな~?」

唯「もう!梓!私も大好きだよ!」

梓「きゃあ!」


思い切り抱きつく先輩の胸の中で、私はとびきりの幸せを噛みしめていた。
ありがとう唯先輩…じゃない、ありがとう、唯♪

91:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 03:43:24 SJIo5OdF
以上です!
一気に投下してすまんね

92:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 04:25:45 v/LSiQnF
>>91
いいよいいよーGJだよ
唯も恋愛経験無さそうだから本気で好きになったらどうしていいかわからなくなるかも

93:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 04:28:00 ps7iNx2Y
むしろ唯は積極的に行きそうな気がするな
>>91GJ

94:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 04:37:19 W6MyBSAc
唯は怖いもん無し一直線って感じだからなぁ
あんまり臆病になる感じはしないけど、恋して臆病になってる唯も可愛いよね!!!

95:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 05:12:17 L71sxCkb
ええい!!なぜ軽音部の部室にベッドがない!!


梓「ひゃっ…駄目ですよ唯先輩!みんなが来ちゃいます!」

唯「ごめんね梓…私…我慢出来ないや」

梓「……っ!んいやぁ!……先輩待って!待ってよう!……うぅ……」ポロポロ

唯「あ、あずにゃん!?ごめんよ!……わ、私……だめ……梓に嫌われちゃうの…やだよぅ……グス」

梓「え?ち、ちょっと先輩!先輩が泣かないで下さいよ!……それにここじゃやなだけです!ふ、二人きりのときにしましょう!」

唯「う…ん。ごめんね。ごめん……」

梓「もう……泣かないで下さいね」

唯「うぅ…うぇっ…うわあああん……」ポロポロ

梓「よしよし……唯先輩…今日、家に泊まってもいいですか?」

唯「…ぐすん……うん。いいよ」

梓「じゃあ……今夜はよろしくお願いします。……チュッ」

唯「……!…あずにゃん…私……倒れそう…」


平沢宅

ギシギシアンアン

96:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 05:16:37 W6MyBSAc
とりあえず
ここ一応全年齢板だからageてエロ書くのは自重しようよ

97:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 07:28:52 gLj4SLYw


98:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 18:36:40 L71sxCkb
くやしいのうwwwwwwくやしいのうwwwwww

99:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 23:06:23 dsFoqyy4
>>85みたいな
ガンガン攻めてくる唯にメロメロなあずにゃん、
>>90みたいな
誘い受けあずにゃんとヘタレ攻め唯ちゃん

どっちもおいしいです

100:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 23:39:35 6QUUowk5
どの唯梓も最高!

唯は最初は戸惑っても慣れるとノリノリで攻めそうな気もする

101:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 23:42:06 L71sxCkb
というかおい>>96
俺はエロは書いてないだろ
お前は馬鹿か

102:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 23:44:25 EThuOvbF
Sな唯とか良い

103:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 23:54:31 1kBjCgN1
基本唯が責めだろ

けど本人には自覚なし

あずにゃんムンムン

104:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 00:35:53 qzrggtvs
うちの唯は天然ドSですが何か?

105:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 03:14:27 gYK6RJrD
唯「澪ちゃ~ん、髪さらさら~♪」

澪「や、やめろ唯!」

唯先輩が澪先輩の長い髪の毛をいじって遊んでいる。まるで子供だ。
でも…唯先輩は、結ばない方が好きなのかな。
私は無意識に自分の髪を撫でて、そんなことを考えていた。

紬「髪、下ろしてみたらどう?」

梓「きゃあ!」

突然背後からムギ先輩が声をかけてきた。この人は読心術でも会得しているのだろうか。

梓「なっなんでそんなこと…」

紬「たまにはいいかと思って…きっと唯ちゃんも喜ぶわよ?」

梓「な、なんで唯先輩が出てくるんですか!何も関係ないです!」

紬「あら、そうかしら?うふふ」

まったくムギ先輩は…でも、確かに唯先輩の反応は気にはなる。
かわいいとか、似合うだとか、そういうことを言われたいわけじゃ…ない。
ただ、後輩として先輩にそういう友好的な態度を示すのは大事なことだ。
そう理由を付けて、私は鏡の前へと向かった。

唯「あれえ?」

髪を下ろした私を見て、唯先輩がすっとんきょうな声を上げる。

唯「あずにゃん、どうしたの?髪、澪ちゃんみたいだね」

梓「べ、別に…ちょっと暑いので下ろしただけです」

唯「そうなんだ~なんかその髪型…」

106:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 03:16:39 gYK6RJrD
私はなぜか緊張していた。先輩はなんと言うだろうか。まずい。なんでこんなに…

唯「似合わないね!」

梓「え…」

高まっていた鼓動が、一瞬にして静まる。
私、一体なにしてるんだろう…わずかな期待は後悔に変わっていた。

梓「あ…そ、そんなことはわかってますよ!ホントにただ暑かっただけですから…」

私は溢れる涙を悟られないように、下を向いてギターの手入れを始める。
本当にバカだ私は。魔が差したっていうのはさっきの自分のためにあるような言葉だろう。
―ふと、髪に力をかけられるのを感じて、私は頭を上げる。すると…

唯「あずにゃんは、やっぱり髪縛ったほうがかわいいよ♪暑いならこうしたほうが涼しいしさ」

梓「先輩…」

唯先輩は、私の髪を元のように縛っていた。いつものツインテール。いつもの私…

唯「できた!うん、やっぱりこのほうがかわいいや!」

梓「ありがとう…ございます」

唯「ん~♪あずにゃ~ん♪」

梓「ちょ、ちょっと…もう、先輩ったら」

―ありがとう先輩。澪先輩は澪先輩、私は私…ってことなのかな。
だからやっぱり私はこのままで、ツインテールのままでいようと思います。


終わり

107:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 03:19:13 gYK6RJrD
深夜に失礼、文章に変なとこがあるのはお許しを…

しかしこのスレも最近活気があるみたいでなにより

108:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 04:30:38 lDV6RR3P
  ∧_∧
  ( ;´∀`) <ちんこたってきた
  人 Y /
 ( ヽ し  
 (_)_)

109:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 05:38:26 9vM4zai+
>>108
ただの朝立ちだよ

110:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 07:59:49 FpQ8oKc5
>>107
良いねぇ

111:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 10:09:13 uoGUINta
>>107
主要なSS投下犯がブログを立ててしまったから以前の様な活気は無いな~。

112:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 11:43:27 BkGjfJg8
そういやここではifって微妙なのか?
少し前にここで話題になってた後輩唯とか大好物なんだが

113:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:15:33 8EfisjQN
>>112
俺は大好物だ

114:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:17:18 GirF6hdg
唯が梓に憧れて入部する辺りが好きだし、ifもそれはそれで面白いけど
基本は唯が先輩で梓が後輩だからそっちを主体にするのが自然の流れだろう。

115:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:52:52 9p0lG2Jx
>>112
俺は好きだが>>115の言うように基本を主体にするのが自然の流れだからな。
でも、>>112がifを書くのなら俺は止めはしない、さあ書くんだ。
フルスロットルな脳内で想像して創造するんだ。いや、してください。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 13:28:37 gYK6RJrD
もしも唯とあずにゃんの性格が入れ替わったら…

梓「新入部員の中野梓です!よろしくお願いします!」

唯「よろしくね梓ちゃん!…どしたの?」

梓「あの…これ着けてみてください!きっと似合います!」

唯「な、なにこれ?」

梓「なにってネコミミですけど?」

唯「いや、それは分かるんだけど…」

梓「いいから着けてくださーい!」

唯「ちょ、ちょっとやめてよ梓ちゃん!きゃあ!う、うう~…」

梓「おお…あの、にゃーんって言ってみてください!」

唯「にゃ、にゃーん…?はっしまった!つい!」

梓「か、かわいい…唯にゃん先輩と呼ばせてください!」

唯「な…!あまり先輩をからかうと怒るよ!」

梓「う…あ、お菓子どうですか?あーん」

唯「ちょ、やめ…パク」

澪「おいおい、そんなので機嫌が直るわけ…」

唯「うまぁい…」

澪「なおったー!?」

梓「というわけで唯にゃん先輩、改めてよろしくお願いしますね!」

唯「う、うん…」

梓「ああ、もう我慢できない!ぎゅ~♪」

唯「や、やめてってば梓ちゃん!んもー!」


>>115
希望・欲望・煩悩 リボンかけて包装してみました

117:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 13:44:26 9p0lG2Jx
>>116
ガチで麗しいSSだGJ   やっぱifは新鮮で良いね。

ネタどっさり持ち寄って New Type Version のゆいあずを考えてみるか

118:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 18:01:47 rarAVx9Y
IFものは最近元気無いな~。ちょっと残念・・・。

119:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 18:10:12 rbJpTngP
唯「あーずーさー、あいすー」

梓「もう、お姉ちゃんもご飯作るの手伝ってよ」

こんな感じのだれかお願いします

120:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 18:33:34 +zTXVq8g
>>119
これってもしや憂と梓が結婚したんじゃ…と思ったよ

121:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 19:01:53 xXg08Ob3
あずにゃんが唯のことをお姉さまって呼んでて、
唯はお嬢様キャラな設定で誰か書いて下さいお願いします

122:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 19:54:03 8EfisjQN
>>121
言い出しっぺの法則

123:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 19:58:17 U5RAepDe
>>116
ifネタどうかと思ってたが良い意味で裏切られた
もっとやれ

124:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 20:05:25 gYK6RJrD
>>119
よしきた

唯「あずさ、アイス~」

梓「んもーお姉ちゃんたら…夕飯の前はダメだって言ってるでしょ!」

唯「そんなこと言わないでさあ、ねっ?」

梓「うっ…そんな顔してもダメ!」

唯「あーずーさー…じゃあ半分こしよ?それならお腹いっぱいにならないよ!」

梓「だ、だからダメだってば…」

唯「ね、お願い!いっしょーのお願いだから!この通り!」

梓「もう…わかったよ、食べていいよ」

唯「さっすが梓!話が分かる!」

梓「はぁ、私も甘いなあ…」

唯「じゃあはい、あーん」

梓「え…お姉ちゃんが先に食べなよ」

唯「いいから先に食べて!はい、あーん!」

梓「う、うん…あ、おいしい…」

唯「でしょ!やっぱり食べてよかったね!」

梓「うん…そうだね」

唯「あ、梓、ほっぺにアイス付いてる!ちょっとじっとしてて」

梓「え?な、ちょ、ちょっとお姉ちゃ…」

ペロリ

唯「んー、あまーい♪」

梓「あ…あ、あう…」

唯「ん?どしたの梓」

梓「な…なんでもない!ゆ、夕飯の準備するから手伝って!」

唯「はーい♪」

梓(もう、お姉ちゃんったら…えへへ、まあいっか♪)



以上です

125:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 20:15:57 wznYfLSO
ここは桃源郷かなにかですか?

126:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 20:17:39 9p0lG2Jx
>>125
天国です

127:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 20:38:00 rarAVx9Y
>>126
俺はここで青春時代を謳歌するぞ!

128:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 20:40:23 rbJpTngP
>>124
GJ! ありがとう!

129:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 22:26:47 EApWBmO4
唯「梓先輩!「

梓「うん? どうしたの唯?」

唯「このコードが解らないんですけど教えてください!」

梓「また? そこはさっきも教えたじゃない」

唯「でも忘れちゃって……てへへ」

梓「てへへじゃないでしょ、もう……」

唯「教えてくれないんですか?」

梓「教えてあげるよ、今度は絶対に忘れないようにみっちりとね」

唯「ありがとうございます梓先輩!」

梓「わっ! もう、急に抱きつかないでよ」

唯「えへへ~、梓先輩、ちっちゃくてかわいいんだもん」

梓「ちっ……、ちっちゃくなんかないよ!?」

唯「ちっちゃいですよ~。ほら、手のひらもこんなに」

梓「比べないでよ! そ、それは唯がおっきいだけなんじゃない?」

唯「そんなことないですよ~、梓先輩がちっちゃいんです」

梓「むぅ……、そんなことより練習しよ!」

唯「あ、話を逸らした」

梓「う、うるさい! そんなこと言ってると教えてあげないよ?」

唯「ご、ごめんなさい!」

梓「はぁ……、それで、このコードはね……」

唯「はいっ」

梓「―はっ! ……何だ夢か」

梓「でも、唯先輩が後輩……、いいかも……」

梓「今度頼んでみようかな」

 ―今度、一日だけ私の後輩になってくれませんか?



Fin

130:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 22:28:03 EApWBmO4
唯「梓先輩!」

梓「うん? どうしたの唯?」

唯「このコードが解らないんですけど教えてください!」

梓「また? そこはさっきも教えたじゃない」

唯「でも忘れちゃって……てへへ」

梓「てへへじゃないでしょ、もう……」

唯「教えてくれないんですか?」

梓「教えてあげるよ、今度は絶対に忘れないようにみっちりとね」

唯「ありがとうございます梓先輩!」

梓「わっ! もう、急に抱きつかないでよ」

唯「えへへ~、梓先輩、ちっちゃくてかわいいんだもん」

梓「ちっ……、ちっちゃくなんかないよ!?」

131:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 22:28:54 EApWBmO4
>>130
誤爆

132:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 22:37:26 rarAVx9Y
こんにちは、中野梓です。本日は唯先輩の家にお邪魔してます。と、いってもギターの練習をするなんて言う建設的な事などやりません。ゴロゴロするだけです・・・。おっと、もうこんな時間ですか・・・早く帰らないと・・・。
「唯先輩、そろそろ帰りますね。お邪魔しました」
その言葉を聞いた途端唯先輩が私の後ろから抱きついた。
「ちょっ、唯先輩離して下さい」
「やだよ~。もうちょっとあずにゃんをギュッてしてたい」
「わがまま言わないで下さい」
「え~・・・だって~」
唯先輩が珍しくだだをこねる。いつもならこのくらいのやり取りで離してくれるのに・・・。
「離して下さい!」
「ッ・・・!」
あっ、ちょっと強く言い過ぎたかな・・・。唯先輩が急に黙りこくってしまった。
「ご、ごめんねあずにゃん。やっぱり嫌だったよね・・・」
唯先輩が私を抱く力を緩める。
「せ、先輩、違うんです!」
私が口を開いたと同時に唯先輩も口を開く。
「そうだよね。私があずにゃんがいないと寂しいからって・・・引き止めちゃってごめんね・・・」
そういって腕を放した。振り向くと寂しそうに私を見ている。私は若干の躊躇の後唯先輩に抱きついた。
「えっ!?」
「唯先輩。私、先輩の事が嫌なんかじゃありません」
「そんな気を使わなくてもいいよ~」
返事の代わりに私は更に強く唯先輩を抱きしめる。
「あずにゃん~♪」
唯先輩はさっき迄の表情が嘘のように明るい笑顔を浮かべる。
「う~ん、今夜は離れたくないよ~」
「い、いいですけど」
「わ~い」
フフフ、今夜は寝かせませんよ唯先輩♪


最近投下量がへったので勢いで書いてみた。反省は全くしていない。流れも文章も滅茶苦茶だが若気の至りなので許して欲しい。

133:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 22:42:10 EApWBmO4
>>132
GJ! だが許さない
許してほしければもっと書くんだ! さぁ早く!

134:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 23:59:33 gYK6RJrD
唯「あずにゃ~ん♪」

梓「せ、せせ先輩、どこ触ってるんですか!」

唯「う~ん♪あずにゃんのおっぱい柔らかくてふにふに~♪」

梓「や、やめ…はぁ…せ、せんぱ…」

唯「…あ、ごめんあずにゃん、調子に乗りすぎちゃった…」

梓「許しませんよこんなことして!先輩にはおしおきしないといけないですね…」

唯「お、おしおきって…きゃ!」

梓「目には目を!歯には歯を!揉まれたら揉みかえすしかないです!」

唯「や、あずにゃ、ちょ、やめ…ひゃん!」

梓「まだまだ!今まで唯先輩に受けた恥辱はこんなもんじゃないです!」

唯「やぁっ…あ、あずにゃん、そんなに強くされたら壊れちゃうよぉ…」

梓「まだまだぁ~!」


>>133
これでどうか>>132を許してやってくだせえ!

135:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 00:15:04 pvg10amm
許す!



だがもっと書け

136:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 00:33:52 jXtm5RAF
私、平沢唯は今とっても機嫌がよくありません。
何故なら愛しのあずにゃんが澪ちゃんに取られてしまったからです。
といっても、あずにゃんが澪ちゃんに宿題で分からない所を教えてもらっているだけなんだけどね?
本当は私が教えられればいいんだけど…
あずにゃんもあずにゃんで、私のことはスルーして
「澪先輩、数学の宿題で分からない所があるんですけど教えてくれませんか?」
なんて言うんだよ。ちょっと妬いちゃうよね。
りっちゃんも澪ちゃんを取られちゃって寂しいみたい。
二人にちょっかいを出してたけど澪ちゃんに殴られて、今はムギちゃんに介抱されてます。
残った私はただ黙って二人の事を見ているだけ。
本当は今すぐにもあずにゃんにギューって抱きつきたいけど、我慢、我慢。
あずにゃんを怒らせて嫌われちゃうのはやだもん。
でも、スラスラとシャーペンを走らせるあずにゃんは私のことをちっとも見てくれないので、やっぱり寂しい。
あーあ、早くこの時間が終わればいいのに。
そうしたら、すぐに足りないあずにゃん分を補給するんだ。
きっと、あずにゃんは恥ずかしがって私から離れようとするんだけど、でもダメだよ?
私は寂しい思いをいっぱいしたんだから、あずにゃんが何を言っても離れてあげないから。
「じゃあ、これで終りにするか」
「澪先輩、ありがとうございました」
私の願いが通じたのか、宿題を終えたあずにゃんが教科書やノートを鞄にしまっていく。
やったー!あずにゃ~ん!
今まさに抱きつこうとしたその時だった。

137:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 00:37:15 Qy5hJIBR
「痛っ……」
そう小さく呟くあずにゃん。
あれ?私まだ抱きついてないよ?
不思議に思って覗き込むとあずにゃんの人指し指から血が流れている。
どうやらノートをしまう時に切っちゃったみたい。
「ち、血が……」
あ、澪ちゃんが倒れた。
「しっかりしろ、澪!」
「待ってて。確か鞄の中に絆創膏があったはずだから」
りっちゃんは倒れた澪ちゃんの介抱。
ムギちゃんは慌てて鞄の中から絆創膏を探している。
「あずにゃん大丈夫?」
「ちょっと紙で切っただけですから平気ですよ」
「でも……」
あずにゃんはそう言うけど傷口は結構深そう…
血は止まる所か指を伝い下へとこぼれ落ちそうだ。
止血しなきゃ…
考えるよりも先に体が動いていた。
「唯せんぱ…な、何を!?」
指をくわえるのと同時にあずにゃんが声を上げる。
それを無視して傷口を吸い上げると血で汚れてしまった指を舌で綺麗にしていく。
「ムギちゃん、絆創膏見付かった~?」
一旦、指から口を離して後ろへ振り向く。
…あれ?りっちゃん、何で金魚みたいに口をパクパクさせてるの?
澪ちゃんは両手で顔を覆っているけど耳まで真っ赤に染まっている。
えっと、ムギちゃん。何でそんなに息が荒いの?
しかもお目当ての絆創膏はムギちゃんが強く握ったせいかグシャシャ。
「唯先輩……」
「なーに、あずにゃん?」
「唯先輩のバカー!」
結局、その日はあずにゃんを怒らせておあずけさせられちゃった。
でも、何であずにゃん怒ってたんだろう?

あずにゃんスレに行ったらなんとなく思いついた
深夜に失礼しました

138:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 01:27:07 KYEt06gb
まさにあずにゃんペロペロ

139:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 01:39:53 h4wim+WE
あずにゃんスレのぺろぺろカキコは
全部唯のしわざ

140:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 02:22:21 u2MQrm8P
おいちょっとどこまでのエロならいいんだ教えろ書くから

141:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 02:37:44 IrJWtEys
「あずにゃーん!ぺろぺろっ」

「やめてください、先輩!きもちわるい」

「ええ…」

「あ、いやそんな世界の終わりみたいな顔しなくても、すみませんでした、別にきもちわるくなんてないんです」

「……」

「ああもうすきですよ!ほんとにそう思ってたらもっと全力でいやがります!」


「え?ほんと!ありがとうあずにゃーん!これからもぺろぺろするねっ!」

142:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:12:51 oiTCfIMZ
早くこれからもぺろぺろするところを俺達に見せるんださぁ早く

143:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:49:55 8qnr+20c

唯「じゃあ~ほっぺから!ぺろぺろ~」

梓「んっ…うぅ…」

唯「あずにゃんのほっぺ、柔らかくてぷにぷに~♪次は~」

梓「ひゃうっ…ゆ、ゆいせんぱ…く、首は…だ、ダメぇっ…」

唯「あずにゃん、ここが弱いんだー…弱点発見!」

梓「うう…」

唯「次は…えへへー…」

梓「む、胸は…ダメです!」

唯「なんでー?」

梓「だって私の胸小さいし…」

唯「関係ないよー♪」

梓「え…あ、ああっ…はうっ…」

唯「あずにゃん、なんだかあまーい♪ぺろぺろ~」

梓「せっ…う…ひゃうぅ…」

唯「えへへ、かわいそうだしそろそろやめとこうか、ごめんねあずにゃ…」

梓「はぁ、はぁ…ま、まだです!今度は私の番です!」

唯「うえ!?きゃあ!」

梓「先輩…いいですよね?」

唯「え…あ、えっと…」

梓「いただきます!」

唯「あ、あずにゃん!?きゃ…あうっ…あっ…にゃう…」

梓「唯先輩…かわいい声出すんですね?」

唯「あ…あず…にゃ…」

梓「じゃあもっとかわいい声出してください!」

唯「ふ、ふわあぁっ…あ、あうぅ…やっ…あっ…」

梓「もっと!もっとです先輩!」

以上です
これならセーフだよね!

144:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:50:14 AcV8c1Rg
「今日から抱きつきは一回だけにしてください!」

こう言えば少しは改善されると思った。
だけど、それは甘かった。

「そっかー、じゃあ一回で離さなきゃいいんだね!」

そういって、もう一時間も抱きついたままだ。

「あの~、そろそろ離れてくれないと練習もお茶もできないんですが…」
「やだ、離したら今日一日抱きつけないから」

そこだけ りちぎに まもらないでください
律先輩はくすくす笑ってるし、紬先輩はこっちをちらちら見ては鼻をふさいでる。
澪先輩は律先輩のほうを見てるだけで役に立たない、だめだこの軽音部。
そう悩んでる間にも耳に息吹きかけてくるし顔すりすりしてくるし…

「こっち向いてよーあずにゃーん」
「うぅ…」

なんか振りほどくのも悪いしそもそも振りほどけそうもないし…
そんなとき、澪先輩が唐突に口を開いた。

「今日は練習にならないからみんな帰ろうか。」

145:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:51:20 AcV8c1Rg
明らかに私のせい…
いや、唯先輩のせいだ。
今はそんなことを考えてる場合ではなくて、このひっついた先輩をどうするか。
廊下に出たのにまだ離さないのだ。

「唯ちゃん本当に梓ちゃんから離れたくないのね」
「うん、今日はこのまま離れたくなーい」

そういえばどうしてこうなっているんだろう。
あぁ、私が一回限りって言ったからだ。
だったら、それを取り消せば離れてくれる?
どうしてすぐに思いつかなかったんだろう。

「あの、唯先輩、抱きつきの話はなしで…」
「わーい、ありがとうあーずにゃーん!」
「わわっ!」

余計にひどくなった。
もうどうしようも、いや、まだ一つだけあった。
あまりやりたくはないが、仕方がない。

146:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:52:16 AcV8c1Rg
「唯先輩!」
「なに、あず、にゃっ!?」

私は唯先輩にキスをした。
想定通り、唯先輩は固まってしまっている。

「し、失礼します!」

なんだか恥ずかしくなって後ろも見ないで走ってその場から離れた。
昇降口まできて、自分がとんでもないことをしたと思った。
廊下で、それも同じ部活の先輩が見てるなかで…
お嫁にいけないとかそんなじゃない、明日からどんな顔して部活に行けばいいのか…

147:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:53:05 AcV8c1Rg
翌日。

結局一晩中どうしようとか唇柔らかかったなとか舌ちょっとだけ触れちゃったなとか。
簡単にいえば寝むれなくてしかも考えすぎて悶々していた。
校門までつくと、今一番会いたくなかった唯先輩がこちらに気づいた。

「おふぁよー、あ~ずにゅあーん♪」
「おはよ、ふわぁ!」

あいさつされたかと思うと、あっという間にお姫様だっこされた。
そして、信じられない速さで走り始めたのだ!

「ちょ、ちょっと、一体なにをするんですか!?」

言っても反応がない。
なんだかよくわからないうちに教室まで連れてこられた。
そして、私を下ろした唯先輩は、

「あ~ずにゃん、昨日のお返し!」
「んうっ!?」

なんとクラスの人が見てる前でお返しのキスをしたのだ!
そっと見るとみんなこっち見てるし、憂は写メでパシャパシャとってるし…
しばらくしてチャイムが鳴る前に唇を離して、

「それじゃ、また部室でねー」

と言い残して唯先輩は去って行った。
残されたのは、

「お姉ちゃんといつからそんな関係に!?」
「あの中野さんが…大胆ね…」
「今のどういうこと、詳しく聞かせて!」

とクラス中から質問攻めにあう私であった。

148:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 03:53:59 AcV8c1Rg
終わりです。

寝る前にふと思いついて書いたら…
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

149:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 07:03:57 u2MQrm8P
先輩方ありがとうございます!参考になりました!

150:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 08:24:05 pvg10amm
下半身が熱くなってきた


151:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 09:24:03 DNKdGfyZ
なんだこの凄まじいSSダッシュはw
しかも、昨日の夜からかなり積極的になってるし

はぁ、天国って素晴らしい

152:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 11:27:51 q/wLkoPl
このスレは俺に夢と希望を与えてくれる・・・

153:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 14:27:09 NUEfs++f
GJ

何人かvipから流れ着いた人間がいるように見えるのは気のせいか
具体的にはエロどうこう言ってるやつ

154:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 17:40:11 mygKLqkA
「唯先輩は、私のことが好きなんですか?」
 二人っきりの音楽室。お互いにギターの手入れをしているときに、なんとなくそんな疑問が零れた。
 その疑問に、唯先輩は手入れする手を止めて、くりくりした瞳を私に向けてくる。
「やぶからぼうにどうしたの?」
「いえ、別に。ただ、少し気になったので」
「そっか」
 唯先輩はそう呟いて、またギターの手入れを再開させた。そして、手を動かしながらさっきの疑問に答えてくれる。
「私は、あずにゃんのことは好きだよ」
「そうですか」
 対する私の返答は冷めたもの。そう言われるのは解っていたし、今までだって何度も言われ続けた言葉だから、今更照れることもない。
 私の反応が予想通りだったのか、唯先輩がくすりと笑った。
「あずにゃん、照れないんだね」
「もう慣れましたから」
「そっか。照れるあずにゃんも可愛かったんだけどなぁ」
「もう昔とは違いますから、それぐらいじゃ照れませんよ」
 そう言ってやると、唯先輩はむむむと顔を顰めて考え込んでしまった。大方、どうやったら私を照れさせられるのか考えているのだろう。
 考え込んでいる唯先輩を見ているのも楽しいけれど、やっぱり喋っていた方が楽しい。という訳で更に質問を投げかける。
「ちなみに、どれぐらい好きなんですか?」
「なにが?」
「私のことですよ」
 これぐらい話の流れで察して欲しかったけれど、このズレ具合もまた唯先輩らしさ、か……。
 ふふ、と唯先輩に気付かれないように小さく笑みを零した。別に気付かれたってどうもしないとは思うけれど、自分のことを笑われたとか思って膨れてしまうかもしれない。
 ぷくぅと膨れる顔も見てみたかったけど、今は会話を先に進めたいからそれはまた別の機会にしよう。
「あずにゃんのことは世界で一番大好きだよ」
「随分簡単に言っちゃうんですね」
 世界で一番なんてそんな簡単に言う言葉じゃないと思う。そんなんだからみんなから信用されないんですよ?
 でも、そう言ってもらえるとやっぱり嬉しい。この人は嘘を吐くような人じゃないから、きっとその言葉は本心なんだろう。
 それが解るから、嬉しい。言葉通り、世界で一番愛されているということだから。
「それじゃ逆に質問するけど」
「なんですか?」
「あずにゃんは私のこと、好きなの?」
 決まってるじゃないですか、そんなの。もうずっと前に言ったはずですよ。
「好きですよ、唯先輩のことは」
「そっか」
 唯先輩の反応は私と同じように冷めていた。やっぱり、何度も何度も繰り返したやり取りだから、新鮮さが無いから、か……。
 でも、それでも一応反応はしていた。目が嬉しそうに笑っている。これが、私と唯先輩の違い。この人は何度好きと言われてもその度に嬉しそうに笑う。
 昔みたいに抱きついてきたりはしなくなったけど、その代わりに静かに喜ぶようになった。いつもでも子供のままではいられない。高校を卒業してから、この人は大人になっていった。
「それじゃ、どれぐらい好き?」
「なにがですか」
「私のことだよ」
 もちろん私も変わった。唯先輩を追いかけるようにして同じ大学に入学して、そして大人になった。
 昔のように赤面することも少なくなったし、何より好きという気持ちを落ち着いて考えられるようになった。
 初めて唯先輩への想いに気付いたとき、私は泣いて泣いて泣きまくった。
 女同士で好きになるなんてあっちゃいけない。そんな考えから一時期軽音部を止めようかと思ったりもしたけど、今は恋愛は人それぞれだと柔軟に考えられるようになった。
 それもこれも、全てはムギ先輩が私の背中を押してくれたから。心の中でお礼を言って、私は口を開く。
「私は、唯先輩のことを世界で一番愛しています」
 あぁ、私まで世界で一番なんて言ってしまった。これで私の胡散臭度が0から5%に上がってしまう。
 だけど、本心なんだから仕方無い。
 唯先輩は、私の言葉ににっこりと笑って、扉の方を指差す。ざわざわとした談笑と足音。どうやら他の先輩たちが来たみたいだ。
「解ったよ、あずにゃんを照れさせる方法」
「なんですか?」
 その質問に答えないで、唯先輩は無言で私の唇を奪ってきた。
「ちょ……ッ!」
 何するんですか他の先輩たちに見られちゃうじゃないですか。そう目で訴えても、返ってくるのは妖しい笑みだけ。
 ……あぁ、なるほど。つまりこれが私を照れさせる方法、ですか。
 ―1本取られましたよ。
Fin

お目汚し失礼した
それでは

155:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 18:23:11 2EBBi8LT
>>154GJ
ちょっと大人っぽい二人もいいね。そしてムギGJ

156:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 18:57:36 DNKdGfyZ
>>154
GJ
少し大人っぽい唯梓の恋愛も新鮮だね!

157:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:00:02 GRVM5cz3
夕飯を作りながら主人の帰りを待つ。エプロン姿もだいぶ板についてきたかな。

こんばんは。梓です。

時間を確認するため時計に目をやると、部屋の角に置かれたギターが目に入る。
私は不意に思い出す。

入部希望…なんですけど…

六年ほど前、私は高校に入学し、軽音部に入った。そこで彼女と出会い、素晴らしい時間を過ごした。
そして私が高校三年だった四年前の今日。
その日は私にとって一生忘れることはないだろう。

私の初恋の相手は、私と同じ女の子だった。
だらしなくて、可愛いものと甘いものが大好きな、部活の先輩。私はいつの間にか、その人のことを考えてばかりいた。
初めての気持ちに困惑した。彼女を見るたび、思うたび胸が締め付けられた。

ある日、私は思い切って告白した。これ以上自分の気持ちを隠すことができなかったから。
叶うことのない初恋だと思っていた。涙を堪えきれなかった。
しかし彼女は、そんなわたしを抱きしめてくれた。目に光るものを溜めながら、私の気持ちにこたえてくれた。
私たちは結ばれた。

それからの日々は、幸せ以外の何物でもなかった。毎日が輝いていて、数え切れないほどの思い出ができた。
愛し愛されることの素晴らしさを、彼女は教えてくれた。
先輩方や、友達も私たちを受け入れ、祝福してくれた。
ただただ、幸せだった。


しかし、そんな日々がいつまでも続いてはくれなかった。

先輩が大学に進学すると、会える時間は必然的に減っていった。
そして私の受験勉強が本格化すると、二人の時間は更に無くなった。
幸せだった日々が、段々と薄れていく…。

158:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:00:56 GRVM5cz3
ある日の夜、彼女は大粒の涙を溢しながら私に言った。

女の子同士は、いけないことなの…?

私は愕然としながらも、何が起きたか悟った。覚悟はしていたから。そっか、ついにこの時が来たんだ…。

彼女が続けて言う。
どうしたらいいのか、わからないよ…

彼女は大学に進学すると、少なからず友達ができた。親しいと思える人には、恋人のことを打ち明けた。
しかし、大学は女子高とは違う。二人の関係を受け入れてくれる人は殆どいなかった。
彼女は傷ついた。
何度か男性にも誘われるが、彼女はその都度断りを入れた。
恋人がいると主張したかった。けれど出来なかった。また傷つくのが怖かったから。

なんで…

私に会う時間が減っていくにつれて、積もりに積もった不安が彼女を苦しめていた。
悩み事なんて無いような明るいヒトが、涙を流しながら私に訴える。彼女を悲しませている、苦しめている原因は、私…。

そんな私も会えない日々が続き、悩んでいた。
当然勉強も手に付かない。大事な時期にもかかわらず、成績は落ち込んでいた。
このままでいいの?このまま幸せになれる…?

決断の時が来た。

私たちは一晩中泣いた。私は彼女の顔を見つめ、そして決心した。

―これ以上、貴女から笑顔を奪いたくない。

私は彼女に告げる。
…私も、先輩も、このままじゃ幸せになれないんです…。だから、だから……





ジュー
「あちっ」
フライパンの油が手に跳ね、私はふと我に返る。
「あっ、焦げちゃう」

あの日々、あの時があるから、今の私がある。

ガチャ

「梓、ただいま」
「おかえり、遅かったね」


そして―

159:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:01:53 GRVM5cz3
「実はね…アイス買ってきちゃった♪」
「ちょ、またですか!?」
「だって今日は、梓がプロポーズしてくれた記念日でしょ?」
「そうだけど…」
「あの日の梓の言葉、今でも覚えてるよ。
『…だから、二人で、二人で一緒に乗り越えていきましょう。唯先輩、ずっと一緒に暮らしてください!』って」
「ゆ、唯…恥ずかしい//」
「私、本っ当に嬉しかったんだよ~」
ギューッ

こうして私が大学に進学して以来、私と唯は二人で暮らしてきた。
私は現在大学生。唯は幼稚園の先生になったので、働いて家を支える主人なのです。へへへ。

「明日は皆と合わせる日だね。ムギちゃんのお菓子なにかなぁ」
そう言って唯は部屋の角に仲良く並んだ二本のギターを見る。
「もう、ちゃんと練習もするからね」
「えへへ、だーいじょうぶだよぉ」

―そして今も彼女の笑顔は、私も前にある。

「梓」
「はい?」
「これからも、よろしくね」
「…こちらこそ、よろしくです」

これからどんな辛い事があったとしても、私たちは二人で乗り越えていく、二人で一緒の道を行く。そう誓ったんです。
どんな道が来ようとも、そこのけそこのけです。








「梓、見てみて~」
「何?今ご飯作ってるのに」
「じゃーん、たい焼きアイス!」
「はうっ!?………………………た、食べたい」
「えへへ、ご飯食べてから♪」
「ううっ…そ、そんなのわかってるもん……ケチッ!」


おしまい

160:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:04:01 GRVM5cz3
あずにゃんのキャラソンから作ったので、締め方が強引に・・

駄文失礼しました><


161:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:08:00 mygKLqkA
>>160
GJ

やっぱり同性ってのは辛いな

162:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:35:13 MJukaQ54
はぅ!?
GJ!! ここは電車乗ってる時は見ちゃダメだな!!!!
ニヤニヤニヤニヤしちゃうよ(^~^)

163:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:39:07 u2MQrm8P
同性でも妊娠できるようになったとして
懐妊するなら梓かな
唯はいい旦那さんになりそうだ


164:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 21:41:30 Pj4xBEt4
立て続けに傑作に巡り合ってもう幸せ絶頂ですわぁ…

165:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 21:57:56 qKunCjV9
>>163
URLリンク(ranobe.com)

166:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 22:24:03 h4wim+WE
フォントが何かこわいw

167:太らない体質にはわかるまい
09/09/26 22:27:17 Pj4xBEt4
憂「ねぇ、お義姉ちゃん、最近お腹出て来たんじゃない?」ニヤニヤ
梓「な、何、憂ったらいきなり畏まっちゃって」ドキドキ
憂「私ね、ベビーグッズを作るのが夢だったんだぁ♪」
梓「律先輩と澪先輩の赤ちゃんときにさんざん作ったじゃない」
憂「いやいやいや~、家族は別腹だよ♪」ニヤニヤ
梓「な、何?なんか冷やかすみたいな顔」

(唯登場)

唯「ただいま~。いやー、本屋行くのに迷っちゃって」
憂「おかえり~」ニヤニヤ
唯「おぉ、なんか憂ご機嫌だね~って、ありゃりゃ」
梓「どうしたんですか、唯?」
唯「買い物、憂と被っちった」
梓「えっ!?」
唯「あと姓名判断の本も買って来たんだ~」
憂「ほほぅ♪これはこれは♪」ニヤニヤニヤニヤ

(唯、梓を抱き締めて)

梓「唯?」
唯「大丈夫だよ、梓。私がついてるからね。一緒に頑張ろうねっ♪」
憂「(やっぱりね!)私もお産には立ち会うよ!というか助産婦の免許を取って来るよ!」キラキラ

梓「………………」
梓「(いや、単なる幸せ太りなんですけど)」

168:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 22:42:19 u2MQrm8P
お前らのせいで鼻血でた

169:167のスピンオフ
09/09/26 22:43:55 Pj4xBEt4
律「お!梓おめでたか?」
澪「子どもはいいぞ、うん。本当にいいぞ」
梓「残念ながらただの幸せ太りです」

あずにゃん2号「にゃあ(訳:相手はどこのネコじゃ?)」
梓「にゃう(訳:だからただの幸せ太りなの)」

ムギ「お産のときは最高の環境を整えるから安心してね、梓ちゃん」
梓「ありがとうございます。そのときになったらお願いしますね。今回はただの幸せ太りですけど」

純「なに、梓ったら幸せ太り?愛されてるな~」
梓「人から言われるとちょっとフクザツだなぁ…。でも純の言う通りだよ♪」

さわ子「んっふふ~。ねぇ、あたしもお腹出て来たと思わない~?」クイクイ
唯「先生のは単なる中年太りでしょ」
さわ子「おい、表に出ろ」

170:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 23:57:51 yo/DE2sl
>>170
さりげなく2号と会話すんなw


171:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 01:41:16 RBn2mkE4
>>169
さわちゃん口悪くなりましたねw

172:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 01:54:08 zO4E4/u5
梓は毎晩唯と激しい運動してるから太るはずがない

173:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 03:57:22 hFifd9N6
唯「あ・ず・さ♪ちょっとこれ見て~?」

梓「唯!?な、なんて格好を…!」

唯「このブラどう~?こないだ買ったんだー♪」

梓「ど、どうって…」

唯「もっとちゃんと見てよー?ほらぁ」

梓「あ…うぅ…か、かわいい…よ?」

唯「ありがとう♪じゃ~あ…外しても、いいよ?」

梓「もう…今夜はするつもりなかったのに…」

唯「えへへ、えっちな気分になっちゃった?」

梓「…バカ!明日寝不足になっても知らないからね!」

唯「きゃあ♪」


おしまい

深夜に暴走してすみません…
でも悪いのは>>172なんです!僕はそんなつもりはなかったんです!

174:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 04:00:51 CmAwqBQA
>>173
GJ

アンタは何も悪くないよ
悪いのは俺の愚息だ…

175:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 12:28:09 IWKEf7pA
>>165
URLリンク(www.dotup.org)

176:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 12:34:11 S+yMYY9H
和さん自重してください

177:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 13:01:58 zO4E4/u5
>>173
あんた……最高だ
GJ

178:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 20:57:12 zO4E4/u5
なんか過疎ってるな

179:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 21:50:11 qPDvuuJG
中野さんはこれでも17歳だという・・・

URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)

180:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 22:34:58 aDNVA7cZ
>>179
最後ww

181:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 22:51:17 y5jmAsBB
>>179
2枚目、これ絶対入…ってないな

182:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 23:03:52 tl3J09pQ
「ねーねー」
「なんですか? 唯先輩」
 いつもどおり唯先輩のお部屋にお邪魔をして、いつもどおり膝枕をしてあげて、頭を撫でていると、唯先輩に声をかけられた。
「あずにゃんってさ、好きな人、いる?」
「好きな人ですか?」
 なんと性格の悪い人だろう。こんな解りきったことをわざわざ私の口から聞き出そうなんて。
 唯先輩がにやにやと笑っているのがなんとなく気に食わなかったから、顔を手のひらで覆ってやることにする。……尤も、私に手のひらじゃ全体を覆うことはできなかったけど。
「いませんよ、好きな人なんて」
 まぁ嘘ですけど。たまにはこれぐらいしてやらないと日頃いじられている私の気が済みませんし。
 これで少しぐらいは動揺してくれるかと思ったけど、現実はそう甘くなかった。顔を覆っていた手のひらをどけてみると、唯先輩はさっきと同じ―いや、それ以上のにやにやした目で私を見ていた。
「好きな人いないんだぁ~、へぇ~」
「なんですかその言い方。まるで私が嘘吐いているみたいに」
「吐いてるじゃん」
 間、髪を入れずに突っ込まれた。
 さっきまでのにやにやとした目から一転、じとーっとした目で私を見てくる。
「……なんですか」
「どうして嘘吐くの?」
「さぁ、どうしてでしょうか」
 原因はあなたですけど。
 これまでもそう。何度も何度も手を変え品を変え私の口から『好き』だという言葉を言わせようとする。
 もしかしなくても私が恥ずかしがる姿を楽しんでいるとしか思えません。趣味悪いですよ。
「そうじゃないんだけどなー」
「じゃあどうだって言うんですか」
「だって、好きな人には好きって言ってもらいたいから」
 この人は……本当に卑怯だ。こんな恥ずかしいことを簡単に言ってしまうなんて。
 だから私も反撃してみる。
「それじゃ、唯先輩は私のことが好きなんですか?」
「うん。世界で一番愛してるよ」
「……」
 本当に、この人は……。愛してるなんてそんな簡単に言っていい言葉じゃないでしょうに。
 こんなことを真顔で言われてときめかない訳がない。私は赤くなった頬を隠すようにそっぽを向く。
「どうしたの? あずにゃん」
「先輩は、本当に卑怯ですね」
「うん?」
 だから、この人にも私と同じぐらいの羞恥を味わわせないと気が済まない。私もこれ以上の羞恥を味わうことになるけど、それはもうどうでもいい。
「唯先輩」
「なに?」
「私も、唯先輩のことを愛しています」
「……」
 そっぽを向けていた顔を戻して、真正面から唯先輩の目を見据えて言うと、しばらくして唯先輩の頬がぽっと赤くなった。
 だけど、恥ずかしさよりも喜びのほうが勝っているらしい。唯先輩は赤くなった頬を隠そうともせず、笑顔で私に抱きついてきた。
「わっ」
「やっと言ってくれたね」
 急に何するんですかと言おうと思って口を開いたけど、言葉が喉に詰まってしまった。
 その原因は―
「もう、何泣いてるんですか、唯先輩」
「だって、嬉しかったんだもん」
「嬉しいからって人の肩で泣かないでください。制服が汚れちゃうじゃないですか」
 この人の涙で汚れるのならそれはそれでいいかもしれないけど。
 ……いやいやそれはだめだろう思考が変態になってるよ私。
「あずにゃん」
「なんですか?」
「好きだよ」
「……私もです」
「ね、ね、ちゅーしよ?」
「調子に乗らないでください」
Fin

お目汚し失礼した
それでは

183:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 00:06:55 VRTMNI1w
唯と梓は夜中は正常位って気がする

……すみません

184:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 00:10:36 H9JrKxXT
マジでエロネタ自重しろ

185:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 00:49:47 VRTMNI1w
>>184
おいおいあんまムキになんなよ

186:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 00:53:43 oPQRDGnc
まあまあまあまあまあまあ

187:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 00:56:47 nwE/Gx0S
>>186
おいおいあんまムギになんなよ

188:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 01:00:45 QxasSb11
>>184
唯がいたら「いいこ、いいこ」されちゃうぞ

189:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 01:07:46 StV1rgt3
>>182
GJ
膝枕しながら顔を手のひらで覆うってなんかいいなw


190:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 01:12:14 TWgLytVJ
>>186 6回

ゆいあず、クッキーネタ。唯暴走気味注意

「皆さん、クッキー食べませんか?」
 放課後ティータイムの準備中、急にあずにゃんはそんなことを言う。
「クッキー?」
「あ……、ケーキじゃ不満だったかしら?」
「あ、そういうのじゃないですよ、ムギ先輩。ただ、私が自分で作ってみたってだけで……」
「手作り!?」
 敏速に反応しましたは私、平沢唯、平沢唯です!!大事なことなので、二回言いました!!
「まぁ、おいしいかどうかは、わかりませんけど……」
「お前は、またそういう……。どれどれ」
 ぱくっ、と出された弁当箱入り(なんで?)のクッキーをつまみましたのは、我らがりっちゃん隊長。
「ん!うま!ムギが出すお菓子よかうまいぞ!!」
「あらあら、本当。おいしいわ」
「うん。手作りクッキーって感じがして、私は好きだな」
 続いて、ムギちゃん、澪ちゃんと続きます。
私は、なかなか食べれません。てか、クッキーに皆群がりすぎだよ。私入るとこないじゃん。おーい。
「で、なんで弁当箱に入ってるんだ?」
「あ、それは、入れ物が見つかんなかったので……。すいません」
 ああ!その質問私がしようと思ってたのに!!りっちゃんひどい!!空気読め!!
「うっせぃ!」
「にしても、梓がお菓子を作れるとはなぁ」
「驚いたわ。こんなにおいしく作れるのなら、もっと早く持ってきてくれれば良かったのに」
「あ~……、いや。最近、興味持ったもので。調理実習の時間、憂達と作ったんですけど、これがなかなか楽しくて」
「憂ちゃんは、料理うまいもんなぁ」
「はい。それもあって、なんというか、悔しいというか……。で、私も頑張ってみようって。あ、誰かに自分の作ったもの食べてもらったのは、これが初めてなんですけど……」
 その初めてを、私はまだ食べていません。
「唯、さっきからうるひゃいぞ」
「あー!!りっちゃん!!なんか静かだと思ったら、何口に思いっきり頬張ってんの!!返せ!あずにゃんの初めて返せーー!!」
「誤解を招くようなこと言うな!!」
「あうちっ!」
 澪ちゃんに叩かれました。
最近思うけど、澪ちゃんなんか暴力的だよね。そっちのほうに目覚めちゃったとか?
「そうか。そんなに死にたいか」
 すいませんでした。
「ま、まぁまぁ。唯先輩、クッキーなら、まだありますから」
「え~、ウソ。もうないじゃん。ほら、空だよ」
「そっちじゃなくて……」
 パッ、と取りだしましたは同じような弁当箱。あ、でも色が違うや。
「一応、余分に作ってきたんです。まぁ、作りすぎもしましたが……」
 パカッ、とあずにゃんが箱を開ける。と、さっき登場したクッキーたちは、四角ばっかだったのに対し、こちらはやけにハートが多い。
てゆうか、ハートばっか。なんで?
「あ、すいません。え~と、無意識?のうちにこうなっちゃって……」
「なんで疑問形?」
「う……、と、とにかく、食べてみてください!」
 質問に 答えてくれても いいじゃない。……まぁ、いいか。いただきます。
 はむっ もぐもぐ
…………なんだろうね。まず、バターがこう、ジュワンってなって、シャリン、が、ドーン!みたいな。そんでパンッてなって、ゴーン!がバキューン!で。
 うん、そうだね。すごくおいしい。
「本当ですか!?」
 パアア、という効果音が付いてきそうなほど良い笑顔。
「うん。憂が作るお菓子よりおいしいかも」
「そ、それは言い過ぎですよ!」
 そんなことないのに。
「でも……、えへへ。嬉しいです。ありがとうございます」
 あずにゃんは、本当に嬉しそうに、顔をにこにことさせている。
その顔に、つられて私もにこにこする。

191:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 01:16:13 TWgLytVJ
「……やっぱり、嬉しいものですね」
「うん?何が」
「えっ、あっ……」
 しまった、と言うような顔。多分、無意識のうちに声に出していたのだろう。不意を突かれて、あずにゃんの顔に一瞬焦りが見える。
でも、すぐに意を決したように、
「ええと……、料理の話です」
「料理が、何?」
「あ~……。ええと、―……人に……りを……れるのは、…………って話……」
「んぅ?ごめん、聞こえなかった」
 あずにゃんは、伏せ目がちなネコ目をキッとこちらに向けて、
「好きな人に、自分が作った料理を『おいしい』って言われるのは、嬉しいって話ですよ!!」
 声が、部室中に響く。
その声が、あずにゃんの耳にも届いたのか、急に顔を真っ赤にした。かわいい。
「す……、すいません。あの……、」
「あずにゃん」
 なるべく、優しい声で、私の気持ちを伝える。
「すごくおいしかった。また作ってね」
 なるべく、優しい笑顔で、あずにゃんに笑いかける。
あずにゃんは、一瞬驚いて、何か言おうとしたけれど、やっぱり諦めたのか、苦笑して、
「……気が向いたら、作ってあげますよ」
 そう言うあずにゃんの顔は、私以上に優しい笑顔だったと思う。
しばらく、微笑み合っていると、あることに気付いた。
「あれ?りっちゃん達は?」
「え?……あれ?そういえば、どこに行ったんでしょう?おかしいなぁ……」
「……まぁ、いいや。先に二人でティータイムにしよう。あ、もうしたか」
 目の前にある、愛情たっぷりクッキーを見て気づく。
今思うと、これは、私“だけ”のために作ってくれたのかも。少なくとも、このハート型クッキーは。
なんでって?そりゃあ……、ハートだからに決まってるじゃん!!
「……じゃあ、第二幕、ということで」
「ふふふ、そうだね。あ、私お茶出すよ~」
「えっ、あっ、ゆ、唯先輩はだめです!私がやりますから!」
「え~なんで~」
「じゃあ、お茶を蒸す時間とか、分かりますか?」
「……あずにゃん先輩、お願いします」
 そう言って、また私たちは笑い合った。
ハート型クッキーを、間に添えて。


―部室前、廊下―
「まいったな。カンッペキに出るタイミング逃したぞ」
「一時間ぐらい、どこかの喫茶店にでも行くか?」
「またか……。もう勘弁してくれよ。私は部長だぞー!部長が空気読んだために部室入れないってなんだー!!」
「落ち着け、律。唯たちに聞こえる」
「しかも、その唯に空気読めとか言われたし!!なんなのあいつ!?CD売れたからって調子乗ってんの!?」
「律、リアル(二次元)とドリーム(三次元)を混合させるな」
「ちくしょー!おい、ムギ!お前も悔し……」
「あっ!待って!今服擦れる音した!静かに!!」
「いや、何言ってんのあんた」
「てゆうか、何を想像してるんだ?」
「あああ、しまった。ビデオカメラ(手のひらサイズ)を持ってくるの忘れたわ……。あっ!携帯って録画もできるのよね!?確かここに……、あっ!?しまったわ!携帯、カバンの中だし、カバンも部室の中だわ!!ああ~どうしましょう二人とも~!!」
「いや、私らに振られても」
「……律、駅前のバイキング、今ケーキ特集やってるらしいぞ。どうだ?」
「ああ、いいね、澪。今日はやけケーキの気分だ。付き合うぜ」
「ああ~、部室にカメラでも付けていればよかったわ……」
「はぁ……。ほら、ムギも行くぞ。やけケーキ」
「カメラ~」
「「((ムギの場合、ホントにやりそうで怖いな……))」」

おわり
 いつか、新婚ネタとかやってみたい

192:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 01:34:23 VRTMNI1w
>>191
GJ
ぜひ新婚ネタも
勿論初夜のことも書いて下さりますよね

193:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 08:20:17 Ar4wW9zG
来月のきららの表紙が唯梓なら嬉しい

194:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 11:59:37 1d4+89WH
>>191
GJ!
途中まで他の皆は空気を読めてないように思えたけど、そうでなかったんだな。
梓のハート型クッキーはホワイトディーの時も渡していそうだ

>>193
順番的に7月号と同じ唯梓が表紙になりそうだけど
11月号はその時期に合わせた格好になると思うから、学園祭のライブの衣装を着てるのかな??

195:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 23:02:10 8Xymdldh
 放課後ティータイム。名前の通り、私たちの部活はまず全員でのティータイムから始まる。
 でも、今日はどういうわけか唯先輩以外の先輩たちは全員予定が入っているとかで練習に来れないらしい。
 少し寂しい気もするけど、でもまぁ、唯先輩と二人っきりでお茶を飲む時間も悪くないかもしれない。
 普段はあれだけ騒がしい唯先輩も、お茶を飲んでいるときはとても静かだし。
「ねぇ、あずにゃん」
「どうしたんですか?」
 自分で入れたミルクティを口に含みながら唯先輩の言葉を待つ。
「あずにゃんって、好きな人とかいるの?」
「ぶぅっ!」
 盛大にミルクティを口から噴き出してしまった。
「ひゃっ! ……んもぅ、あずにゃん急に噴き出さないでよ~」
「す、すみません。でも元はといえば唯先輩が急に変なことを言い出すからじゃないですか」
 私のミルクティでべちょべちょになった唯先輩の顔をハンカツで拭ってあげる。ゴシゴシと力を入れて拭いていると、唯先輩が嬉しそうな声を上げた。
 ……なんていうか、子犬みたいだなぁ。これで尻尾が生えていたら間違いなくぶんぶんと振り回している、と思う。
「変なことなんて言ってないよ?」
「言ったじゃないですか。好きな人がどうこうって」
「あ、そうそう。それで、どうなの? やっぱりいるの?」
 まさか墓穴を掘ってしまうなんて……。言わなきゃよかったというか唯先輩忘れっぽすぎでしょう。
「ねーねー、どうなの? いるの?」
「い、いませんよそんな、好きな人なんて。第一いたとしても絶対に教えませんし」
「どうして?」
「どうしてってそりゃ……」
 ―好きな人に直接言うなんて、そんなことできる訳が無いじゃないですか。
「それは?」
「な、なんでもないです! そ、それより、唯先輩はどうなんですか?」
「私?」
「そうです、人に訊くだけじゃなくて自分も答えてくださいよ!」
 私だけ恥ずかしい思いをするなんて不公平すぎます。先輩もこの羞恥を味わうべき……でも、唯先輩って好きな人いなさそうだしなぁ。
 この人ならみんなが大好きとか普通に言いそうだし。私みたいに誰か一人を本気で好きになるなんてことはしなさそうな気がする。
「どうなんですか? やっぱりいないとか―」
「いるよ、とっても大好きな人」
 私の言葉を遮るように、唯先輩が言った。とても真剣な声で。さっきまでのへらへらとした顔はどこへ行ったのか、表情も真剣なものになっている。
 その顔と言葉には絶対の意思が込められていて、それが解ったからこそ、私は開いた口が塞がらない。
 まさか唯先輩に好きな人がいるなんて思わなかった。誰なのか知りたいけど、それを聞くには勇気が足りない。
 だって、それを聞くということはつまり私の失恋という方程式が出来上がるのだから。聞いて悲しむぐらいなら、知らずに今の関係でいるほうがまだ気が楽だ。
「その人のことを考えるだけで胸がほわほわとあったかくなってね、その人が他の子と楽しそうにお喋りしているのを見ているととっても悲しくなるの」
 ……同じだ、私と。唯先輩のことを考えるだけで胸があったかくなって幸せな気持ちになるし、唯先輩が他の人と仲良くしているのを見ていると胸がきゅっと締め付けられるような感じになる。
 何より、それを語る唯先輩の瞳は正に恋する乙女のそれだったから、この人が恋をしているのを認めざるを得ない。はぁ、まさか唯先輩に好きな人がいたなんて……。
「私の好きな人はね……」
「ちょちょちょちょっと待ってください唯先輩」
「ほぇ?」

196:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 23:02:52 8Xymdldh
 今にもその人の名前を言おうとしていた唯先輩を無理やり止める。こんな心の準備もなしに聞かされたらその人のことを一生恨み続けてしまうかもしれないし、止めてくださいよ。
 唯先輩はすっかりその気だったみたいでぶーたれてたけど、「名前以外なら何でも喋っていいですから」と言うと、あっさりと機嫌を直してくれた。
「そのいち、その人は私の後輩です」
「後輩、ですか……」
 唯先輩と面識のある後輩だと、憂と純と、そして私ぐらいかな。
 ……当てはまったからってほっとしている私が恨めしい。
「そのに、その人は私と個人的に親しいです」
 純はあんまり親しく無さそうだから除外。憂は親しいってレベルじゃない。私は……どうなんだろう。
「そのさん、その人は可愛いです」
 そりゃ唯先輩が好きになるんですから当然でしょう。
「そのよん、その人はもう世界を滅ぼせるぐらい可愛いです」
 何だか雲行きが怪しくなってきたような……。これじゃただの惚気話じゃないですか。
「そのご、その人はとってもちっちゃくて可愛いです」
 また惚気……、でもちっちゃいってことが解ったしいいか。
 というか、ちっちゃいってことは憂は違うのかな? それじゃ、残ったのは私―いや、そんなこと無いよね……。
「そのろく、その人はギターがとっても上手です」
 どくん、と私の心臓が大きく脈打った。
 まさか、まさか、まさか……。
「そのなな、その人のあだ名は―」
「もういいです唯先輩! それ以上言わないでください!」
 恥ずかしさで死んじゃいます。
「解ったでしょ? 私の好きな人」
「……はい」
 まさか、唯先輩の好きな人が私だったなんて思わなかった。その事実に嬉しさがこみ上げてくる。
「それじゃ、今度はあずにゃんの好きな人を教えて欲しいな」
「解ってるくせに……」
「直接、あずにゃんの口から聞きたいの」
 本当に、唯先輩は卑怯です。でも、そういうところも全部含めて好きなんだから、これぐらいは大目に見てあげます。
「私の好きな人は―唯先輩、です」
 やっと言えた。ずっと言う機会が無いだろうと思っていた言葉。
 その言葉を聞いて、唯先輩はにっこりと笑い、そして私を優しく抱きしめてくれた。
「これからもよろしくね、あずにゃん」
「―こちらこそ、よろしくお願いします」



Fin




お目汚し失礼した
それでは

197:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/28 23:22:04 VRTMNI1w
>>196
あぁ……素晴らしい
まさにゆいあず

GJ!

198:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 00:01:22 k1x1aAeX
ある日、私は風邪をひいて学校を休んだ。
高校に入ってからは体調を崩したことなんてなかったのに…少し練習頑張りすぎたかな。

昼過ぎ、おかゆを食べてぼんやりしていると、憂から電話がかかってきた。

憂『梓ちゃん?具合どう?』

梓「うん、もうだいぶよくなったから明日は学校行けそうだよ」

憂『よかったー…あ、今日純ちゃんとお見舞い行こうか?』

梓「ううん、大丈夫。また今度元気な時に遊びに来て」

憂『そう?じゃあお大事にね』

梓「うん、わざわざありがとう…じゃあね」

私は電話を切るとベッドに横になり天井を見つめた。
さっき電話したせいか、無性に寂しい気持ちになる。
…やっぱり来てもらえばよかったかな。
唯先輩は、風邪のこと知ってるのかな。心配…してくれてるのかな。
って私、なんで唯先輩のこと考えてるんだろ…
そんなことを考えているうちに、私はいつの間にか眠ってしまった。

199:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 00:02:20 k1x1aAeX
目が覚めると、辺りはすっかり暗くなっていた。ずいぶんと長い時間眠ってしまったようだ。
と、私はなにやら手に温もりを感じるのに気が付いた。
おそるおそる首を横に向けると――

梓「唯…先輩…」

唯「スー…」

唯先輩が私の横で、静かに寝息を立てていた。
いつか、律先輩をお見舞いに行った時と同じように。

唯「ん…あずにゃん…おはよう♪」

梓「な…な…なんで…」

唯「いやあ、あずにゃんが風邪引いたって聞いてお見舞いに来たんだけど…」

梓「い、いつ来たんですか?」

唯「うーん、2時間前くらいかなあ…安心して!憂には連絡してあるから!」

梓「そういうことじゃなくて…」

正直、嬉しかった。私が眠っている間も、唯先輩は私のそばにいて、手を握ってくれてたんだ…

唯「それであずにゃん、具合どう?もう大丈夫?」

唯先輩はそう言うと、私のおでこにおでこを重ねる。唯先輩の顔が、まさに目と鼻の先にあった。

梓「あ…あの…」

唯「あずにゃん顔赤いよ!大変、まだ寝てなきゃ!」

梓「こ、これはその…」

唯「いいから寝てなさい!」

唯先輩は無理矢理私を寝かせると、カバンから何かを取り出す。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 00:03:07 CAEEQAGn
梓「あの…それは?」

唯「ムギちゃんがあずにゃんにって、アイス持たせてくれたの!
 安心して、ドライアイスの中にあるから溶けてないよ!」

梓「はぁ…」

唯先輩はアイスを一口分取ると、私の前に突き出した。

唯「はい、あーん♪」

梓「えっ…あの…」

唯「風邪の時は甘いものが一番なんだよ!はい、あーん」

梓「はい…パク」

唯「おいしい?」

梓「……」コクリ

この時の唯先輩は、とても優しい、そしてかわいい顔をしていた。
ダメだ。こういう顔をされると、何も言えないや…

唯「じゃあ私、そろそろ…」

梓「あ…あの!」

唯「なあにあずにゃん?」

梓「もうちょっとだけ…一緒にいてください」

唯「もう、しょうがないなぁあずにゃんは~」

唯先輩は私のベッドの横に座ると、私の頭を静かに撫でる。
その手は温かくて、柔らかくて、力強かった。

梓「…ありがとう、先輩」

唯「うん♪早く元気になってね、あずにゃん♪」

梓「…はい」

唯先輩、ありがとう。私はあなたの後輩で、本当によかったです。



以上

201:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 00:40:23 QoKSI/5/
泣いた

202:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 00:44:20 Pp/8mEmw
>>196
このあと仲良くティータイムですね

>>200
このあと仲良くにゃんにゃんですね

203:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 09:15:21 d9V5A5G/
朝から二本もssが読めるなんて思ってなかったわw
作者gj

204:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 11:13:09 cdXf9BW6

授業中読んでニヤニヤしてたら先生に変な目で見られたぜ\(^o^)/

205:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 12:22:11 Qs3H/L2x
もうアンタらで百合小説出版してくれw

昼休憩に癒されたぜ!GJ

206:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 16:00:02 CAEEQAGn
甜菜
URLリンク(kita.kitaa.net)
URLリンク(kita.kitaa.net)
URLリンク(kita.kitaa.net)
URLリンク(kita.kitaa.net)

207:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 17:17:31 xv9RR3ii
残念ながら既出だからその続きを貼りましょう

208:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 17:22:15 uq4kO1P1
>>206
既出だった様な希ガス

209:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 18:39:46 kGVwOgeB
続きではないですが!

URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)

210:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 19:29:49 rII2cP0O
いいわあw

211:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 21:25:47 ovqxqkls
「あずにゃん、そろそろ帰ろっか」
「そうですね」
 他の先輩たちが帰った後も居残り練習を続けていた私たち。だけど、そろそろ外が暗くなってきたからということで唯先輩の声に従って後片付けをする。
 もう少し練習していたかったけど、この時期はすぐに日が落ちるから早めに帰らないといけない。残念だけど、しかたのないことだ。
 それに、明日になればまた二人っきりで特別特訓ができるんだから、そんなに気にすることじゃない。
「唯先輩、最近上達スピードが速いですね」
「そうかな?」
「そうですよ。正直言って、今のところを弾けるようになるにはもう少しかかると思ってました。家でも練習してたりするんですか?」
「うん、家でも毎日弾いてるよ。でも、やっぱりこの居残り練習のおかげなんじゃないかなぁ」
「だといいですけどね」
 元々これは唯先輩が上手になるように無理言って残ってもらってるわけだし、これで上手になってくれているのならとても嬉しい。
 逆にこれで上達していなかったら全く無駄になる―いや、そうでもないか。少なくとも私は唯先輩と一緒に練習できて嬉しいんだし。
「でも、まだまだあずにゃんには届かないけどね」
 そう言ってにへらっと笑う唯先輩。そんなことは無いと思うけどな……。少なくとも、技術だけで言ったら私と同じかそれ以上だし。
 だけど、それは教えてあげない。教えたらそこでだらけてしまいそうだから。この人にはもっと上手になってもらわないと困る、もっともっと上手になれるはずなんだから。
「ね、唯先輩」
 ようやくまとめ終わった荷物を持ち上げながら、音楽室の扉を開く。
「どうしたの?」
 唯先輩も、最後にギターを丁寧にケースの中にしまうと、それを肩に担いで私の後に続いてくる。
 バタン、と扉が閉まる音が人気の無い廊下に響いた。
 まだ余韻の残っている廊下をゆっくりとしたペースで歩きながら、後ろにいるであろう唯先輩に話しかける。
「先輩は、まだまだ演奏が雑です」
「うん」
「だけど、それもここ最近の練習のおかげでかなり滑らかになってきてます」
「……」
 唯先輩は黙って私の話を聞いている。
「このまま練習し続ければ、いつかさわ子先生ぐらいギターを扱えるようになるかもしれません」
「ほんと!?」
「かもしれません、と言いました。あくまでなるかもしれないという話です」
「だよね……」
「でも」
 足を止めて、唯先輩を振り返る。ここだけはしっかりと言っておかないと気が済まない。
 つられて足を止めた唯先輩の瞳をじっと見る。ふわふわとした、独特の瞳。だけど、その中に少しだけどギタリストの色が混じっているのが見えた。
「でも、唯先輩はいつか絶対にさわ子先生を超えると思います。いえ、絶対に超えさせます。だから」
 これは後輩として、ギタリストとして、そしてあなたのことが好きな人間としての言葉。
「だから、これからも一緒に練習して、いつか絶対、二人でさわ子先生を超えましょう」
「―うん!」



Fin




何と短い文章


お目汚し失礼した
それでは

212:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 21:49:33 A4UDE8ys
お目汚れてないからもっと書いてくだしあ

213:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 22:14:26 ovqxqkls
「雨……か」
 窓の外でザーザーと降っている雫を眺めながら呟く。ベランダに吊るされた照る照る坊主が儚げに揺れている。
 今日は唯先輩とお出かけする予定だったんだけどな……。服も悩んで悩んで、二時間ぐらい悩んでやっと決めれたのに。
「台無しだよ……」
 天気予報だと今日は一日晴天だって言ってたのに、すっかりそのつもりで用意もしていたからその分反動が大きい。
 それに、この雨の強さだと唯先輩の家に遊びに行くこともできないから、今日は唯先輩と会えないということになる。それが一番悲しい。
 毎日会っていたからその大切さに気付かなかったけど、一日会えないだけでも随分と苦しくなってくる。しかもそれがお出かけの日だからなおさら。
「唯、先輩……」
 会いたい、会いたい、会いたい……。
 そのまましばらく、部屋の中で独り悲しんでいると、不意に携帯電話が鳴った。着信音は、唯先輩からのもの。
 慌てて、ベッドから起き上がり携帯電話を手に取る。
「もしもし」
『あ、もしも~し。あずにゃん起きてた?』
「えぇ、まぁ……」
 電話の向こう側の唯先輩は、驚くほどいつもどおりだった。その声を聞いて、私は心が軽くなるのを感じる。
 ―そうか、会えないなら電話をすればよかったんだ。
『雨降っちゃったね』
「そうですね。今日はどうするんですか?」
『う~ん、このお天気だとお出かけはできないだろうし、今日はこのままずっと電話しとこうよ』
「そうですね」
 会えないのは残念だけど、声が聞けるだけでも充分だから。
 それから、私たちは一日中電話をし続けた。比喩とかじゃなくて本当に、一日中。今日お出かけできなかった分を補うぐらいに。
 唯先輩は、普段は話さないようなこと―自分の夢とかを話してくれて、私は子供の頃のエピソードを話してあげた。
 そのエピソードに唯先輩は笑ったり褒めてくれたり、一緒に泣いてくれたり。唯先輩の夢が意外なものだったことに驚いたりした。
 今日一日で唯先輩のいろいろなことが解った気がする。普段はおちゃらけている先輩も、心の中ではちゃんといろいろと考えてるんだなぁ。
 ―たまには、会えない日があってもいいかもしれない。今日は、そんなことを考えさせてくれたいい日だった。



Fin




お目汚し失礼した
それでは

214:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 22:48:16 zxt07NJY
GJ
向こうのゆりゆりなんとかでも見たけど
精神的な繋がり描写もまたいいね!

215:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:03:29 58B/Mntt
SS書いてみたんだけど
唯あず以外の場面が結構あるんだが、投下しても良いかな?

216:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:07:37 yIegPu91
唯梓以外のカップリングがあるってことか? 例えば律澪とか
俺はいいと思うが長くなるようならテキストでやったほうがいいかも

217:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:15:36 58B/Mntt
いや、カップリングじゃなくて自宅での唯と憂のやりとりみたいな

218:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:25:09 zxt07NJY
唯梓があって唯と憂が普通に仲がいいだけなら別に構わないじゃないかな?

219:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:31:38 58B/Mntt
私はいつから唯先輩を好きになったんだろう…
初めて会ったときから?それとも合宿のとき?

こんにちは。中野梓です。

何を隠そう私は唯先輩の虜になってしまったのです。でも、そんなこと言えるわけもなく、
唯先輩にスキンシップされても他の先輩がいると恥ずかしさでつい離れてしまいます。


部室

ガチャ
唯「おぉ~まだあずにゃんだけなんだぁ~」

梓「そうみたいですね」

唯「あずにゃん?」

梓「何ですか?」

唯「ぎゅー」

梓「先輩、やめてくださいよ~」


いつも通り唯先輩は柔らかいなぁ。今は2人っきりだし、これくらい大丈夫だよね。
あぁ、幸せ…


ガチャ
律「おいーっす…おぉ、お二人さん仲良いですなぁ~」

唯「えへへ~」
梓「先輩っ、離れてください!」ドン

唯「ドテッ」

ああ、いつもの悪い癖が出ちゃった。ちょっと強くやりすぎたかな…でも、いつも先輩はここから更に…
…あれ?

唯「…あずにゃん、ごめんね。嫌だったよね。」

梓「いやいや、今のはですね…」

唯「りっちゃん、今日調子悪いから帰るね」タタッ

律「ちょっ、唯!」


バタン

どうしよう、やってしまった。そして私は唯先輩が泣いていたのを見逃さなかった。本当ならここで私が追いかけるべきだが、体が動かなかった。
結局この日は、唯先輩抜きで練習したが私は練習が手につかず凡ミスを連発した。先輩達は心配したが、「大丈夫ですよ、調子が悪いだけです」と返した。
学校を出ても唯先輩のことが頭から離れず、夕飯もろくに食べれなかった。でも唯先輩のことだから明日は何もなかったかのように来てくれるはず…
そのときは私から謝ろう。


220:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:34:26 58B/Mntt
翌日の放課後
ガチャ
梓「こんにちは~」

律「やっと梓も来たか~」
紬「梓ちゃんの分の紅茶も淹れるわね」

梓「あれっ、唯先輩はまだなんですね」

律「あ、聞いてなかったか?唯は今日学校休んでるぞ?」


嘘だ、あの唯先輩が…もしかして私のせい??いやいや、まさか唯先輩があれだけで学校を休むなんて思えないし。
きっと風邪かなんかだ。私は平静を装って続ける。

梓「えっ、そうなんですか?風邪か何かですか?」

律「それがな、ただ『休む』としか言わないんだ」

梓「そうですか…」

私の中でどんどん悪い予感が大きくなってゆく。でも、もし勘違いだったらと思うと恥ずかしくて、いざ行動を起こすことはできなかった。
素直になれない自分がもどかしかった。


澪「まぁ唯の事だから明日になったらケロッとして来るんじゃないか?」
梓「だといいですけど…」


▽唯視点
 『離れてください!』

自室で唯はその梓の言葉を思い出してはため息をつく。
体から力が抜けてしまい、学校まで休んでしまった。

「あずにゃん、ごめんね…」ポロポロ

私は入部希望として部室に来たあずにゃんを見た瞬間から彼女に惹かれていった。
いつしかそれは恋だと気づいた。少しでもあずにゃんに触れていたいと、スキンシップの頻度も増えていった。

「あずにゃん、嫌だったんだね。今まで無理してくれてたんだね。嫌われちゃったな…」
「これからどうすればいいんだろう…」




221:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:35:41 58B/Mntt
夕飯
憂「お姉ちゃん、風邪大丈夫?」

唯「少しは良くなったよ。憂の看病のお陰だよ~」

憂「もう、お姉ちゃんったらぁ」


私は憂の前では精一杯元気と笑顔を振りまいた。
いつもいろいろやってくれる憂に心配かけたくないもん。

唯「ごちそうさまでした~」

憂「お姉ちゃん?」

唯「な~に、憂?」

憂「なにか辛いことあったの?」

唯「(!!)どうして?」

憂「ご飯食べてるとき、時々暗い顔してたよ」


さすがは憂だ。どうやら私は笑顔を振りまいたつもりだったけど顔に出ていたらしい。憂にだったら相談しても良いよね?


唯「憂?もしもだよ、もしも自分が好きな人に嫌われちゃったら憂はどうする?」

憂「う~ん、原因が自分だったらまず謝ると思うよ。」

唯「そうだよね。やっぱり謝らなきゃね。 憂、ありがとう!」タタタッ

憂「おっ、お姉ちゃん?(何があったか分からないけど、頑張って!)」



翌日放課後
ガチャ
梓「こんにちは~ って私が最初か。」

今日は唯先輩来てくれるかな?今日も休みだったらすぐに先輩の家に行って謝ろう。
で、あわよくば想いを伝えられたら良いな。

いつもだったら「部室に一人」という状況はのんびりできる快適な空間だが
今日はそうは行かない。試合前のような緊張感が梓を襲う。



222:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:37:39 58B/Mntt
ガチャ
扉が開く音と共に、おそるおそると唯が入ってきた。

梓「もう、昨日はどうしたんですか?心p…」

唯「抱きついたりしちゃってこの間はごめんね、あずさちゃん。嫌だったんだよね。」


そう言うと、先輩は泣き崩れてしまった。”あずさちゃん”?そんな寂しいこと言わないでくださいよ。
私は子猫のようにうずくまっている唯先輩をそっと抱きしめた。


唯「(!)あず・・・さちゃん?」

梓「"あずさちゃん"なんて呼ばないでくださいよ。寂しいですよ。」

唯「えっ、抱きつかれるのもあだ名も嫌だったんじゃ…」

梓「"あずにゃん"でいいですよ。むしろその方が良いです。抱きつかれるのも…嫌いじゃないですよ」

唯「ふぇ?」

梓「私こそこの間はすみませんでした。急に律先輩が入って来て、恥ずかしくなっちゃって。
  本当は、抱きつかれるのも好きだったっていうか、その…ええと…」

唯「あず…にゃん?」

梓「私は唯先輩が好きです!大好きです!」

唯「…!」

梓「だから泣かないでください。先輩には笑顔のほうが似合ってますよ。」

唯「えへへ、そうかなぁ。」

梓「そうですよ。」


私は唯先輩をそれまでより強く抱きしめた。この状態でどれくらいの時間が経っただろうか。
聞こえるのはグラウンドの方から聞こえる音と2人の鼓動だけ。


梓「これで、仲直りですね」

唯「そうだね。あの、あずにゃん?」

梓「何ですか?」

唯「あのね、私もその…あずにゃんのことが… …ひゃん!」


私は先輩が言い終える前にやさしく先輩の唇をふさいだ。
ただでさえふわふわした先輩だけあり、その唇はとろける様に柔らかく、そして甘かった。


223:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 23:39:03 58B/Mntt
唯「んっ…  ぁん…  」プハー


かなり長くの時間こうしていたので、呼吸が苦しくなってきた2人は
名残惜しそうに唇を離した


梓「続きは言わなくて良いですよ、唯。」ハァハァ

唯「…!今私のこと"唯"って…」

梓「ダメですか?」

唯「ダメじゃないよぅ。でも…」

梓「ならいいじゃないですか。 唯?」

唯「…なに?」

梓「もう一回しよっか」

唯「…」コクリ

2人はいつまでも貪るように唇を求めた。



その頃
澪「ははっ、そうなのかww」
律「そうなんだよwwで、キャベツ太郎がさ…」

澪「あれ?なんでムギが部室の前で立ってるんだ?」

律「お~い、ムギ~」

紬「……」ポタポタ




FIN

お目汚し失礼しました
初めてのSSで至らない点ばかりだったと思う
5レスも使ってしまい申し訳ない


224:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 00:07:49 7b6EyAtd
「"あずさちゃん"なんて呼ばないでくださいよ。」で泣いた。

GJ

225:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 00:16:41 lh3JEYMa
>>223
GJ!
ゆいあず関係ないが、“キャベツ太郎”でなぜ盛り上がるwww

226:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 00:17:35 dPuC2l2R
GJ
初めてのSSとは思えないほどの良い感じだった。


227:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 00:30:31 ufVmvhLO
梓「ヨガフレィム」

228:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 03:04:56 eWD9BCF/
いいねいいね~w
そんな寂しいこと言わないで下さいよ、でキュンと来た
そして最後のキャベツ太郎はなんだwww無駄に気になりwww

229:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 08:32:54 EE8sX4/c
k-onvipで似たような話を見たな
あれのラストも実に良かった
何が言いたいかというと
唯梓も好きだが、個人的には梓唯が大好きだもっとやれ、もっとやってください

GJ!

230:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 12:53:34 ZoHrlQDm
唯が何かの原因で梓に対する接し方を変える

梓 最初は耐えていたが次第に寂しく苦しくなり泣き出してしまう



こういう流れが大好きです

231:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 13:22:01 qxC20bPh
むぎちゃんwww鼻血落ちwww

232:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 15:45:24 DscqOCcH
梓唯の時の唯の可愛さは異常だよな

233:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 16:28:23 uzBqjcNj
梓は唯にいじられるってイメージ強いけど
梓が自分の気持ちに気づいて唯とはっきり結ばれてからは
逆に梓が結構攻めそうな気もする

234:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 16:43:57 6/p0y76q
>>232
いや、コンスタントにかわ唯

235:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 16:50:03 y6fP75kc

唯「あ~ずにゃん」

梓「ちょっ、唯先輩いきなり抱きつかないでください!」

唯「え~!やだ~!」

梓「…………」

唯「…あずにゃん怒ってる?」

梓「…ずるいです」

唯「ふぇっ?」

梓「先輩ばかりずるいです!私も先輩に抱きつきたいです!」

唯「えっ、あ、あずにゃん何か怖いよ?」

梓「覚悟してくださいね。唯先輩」

唯「わっ!ちょっ…あずにゃん!」


とりま、ここまで想像した

236:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 16:51:05 RhTaoFyC
紬「続けて続けて」

237:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 17:28:56 PsnvUFZA
梓「唯先輩って、結構太ってるんじゃないですか?」

唯「そ、そんなことないよ!」

梓「じゃあ確かめてあげます。お腹はどうなってるかな?」

唯「あう!や、やめ…」

梓「先輩、こうやってボタン外すのってなんだかドキドキしちゃいますね」

唯「あ…あずにゃん、恥ずかしいよぉ」

梓「ふむ、見ただけじゃわからないですねぇ…触っちゃいましょう」

唯「あぅ…あずにゃん、そういう触り方くすぐったい…」

梓「ふふふ、やわらくてぷにぷに…じゃあ、ここはどうでしょう?」

唯「む、胸はさすがに…」

梓「わ、ピンクだなんてかわいい下着着けちゃってもう…これも外しちゃいます」

唯「あ…あずにゃん…」


試合の途中ですが放送を終了させていただきます。ご了承ください。

238:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 17:48:48 /ilQUh0o
こうして梓の唯先輩トレーニング計画が始まったという…

てか続k(ry

239:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 17:54:22 yn/tJvLF
これ以上 いけない

唯には羞恥心が足りないから見せびらかすか、ふざけて梓をからかうかだと思う
梓は初めは嫌がるけど煽られて意地になり、ばばーんと見せるんじゃないかと

240:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 18:34:00 XSYtCsiu
>>237
試合www

241:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 18:57:39 1tXg56YR
>>239
おまえは何もわかってない

242:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 19:20:58 BU7Pb3fl
てかこのスレエロに耐性なさすぎ。全年齢板ってのは分かるがちょっとくらい許してもいいだろ。

あんまり言ってたらつまるSSもつまらなくなるぞ

243:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 19:40:31 xbZZw6hA
ここはvipとは違うんで


エロss投下したいのならテキスト上げで注意書きしとけと

244:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 19:43:21 eWD9BCF/
耐性云々より一応板ルールは守った方が…
皆で気分よく使おうぜ?いざとなったら保管庫だってあるんだし

245:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 20:02:40 eTSR2ep1
あんまり過敏なのもどうかと思うけど
まぁエロならテキストで上げれば誰も文句言わんだろう
と言うわけでとっとと書いてもらおうか

246:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 20:05:50 EE8sX4/c
素晴らしい流れだ!
・・と思ってたらなんだこれw

>>237はちゃんと自重してるし
>>239もただ警告してるだけで、そこまでうるさく言ってないと思うんだ

ちょっと過剰に反応しすぎじゃないか?

247:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/30 22:03:12 6/p0y76q
こんにちは、平沢憂です。今日は梓ちゃんが家に夕飯を食べに来てます。お姉ちゃんもすっかりご機嫌。ウフフ♪
「あずにゃあ~ん、今日は泊まって行きなよ~♪」
「ちょっ、先輩!食べてる時くらい離れて下さい!」
梓ちゃんたら真っ赤なっちゃって。
「ちえ~」
と、お姉ちゃんが不満そうに自分の席に戻ります。
「あ、もうジュースが無いや~」
お姉ちゃんが空っぽのジュースのペットボトルをひっくり返す。もちろん何も出てこないです。
「あ、お姉ちゃん。私が持ってくるよ」
箸を置いて立ち上がると
「いいよ憂、このくらいやるよ~」
ちょっと心配だけど流石のお姉ちゃんでもジュースを注ぐくらいできるか、と思って私はありがとう、と答えて席に着きました。
「おまたせ~」
しばらくしてお姉ちゃんがコップになみなみと注いだ飲み物を持って来てくれました。
「あい、あずにゃん~♪」
「ありがとうございます」
と、いって梓ちゃんは飲んだのだけど・・・。

~数分後~
「アッハッハッハ~♪」
・・・梓ちゃんが壊れちゃいました・・・。
「お姉ちゃん!何飲ませたの!?」
「えっ?ちゅ~はいって言うジュースだけど」
中々うろたえるお姉ちゃんも可愛・・・え?酎ハイ?
「それお酒!!!」
「な、何ですと!」
お姉ちゃんが慌てて梓ちゃんに駆け寄る。
「あずにゃん!だ、大丈夫!?」
梓ちゃんは真っ赤な顔をして幸せそうにしてる。
「唯先輩~愛してます~!」
お姉ちゃんが梓ちゃんに近づいた瞬間それを待っていたかの様にお姉ちゃんが唇を奪われました。たまりません・・・。なんだか最近紬先輩のような言動が多くなって来た私・・・。
「!んぷっ」
長いキスの後ようやく梓ちゃんは唇を離しました。
「あ、あずにゃん一体何を・・・!?」
流石のお姉ちゃんも驚きの声をあげる。そんなお姉ちゃんを満足そうに眺めながら梓ちゃんは不敵に笑った。
「フフフ・・・私の想いに気がつかない唯先輩が悪いんですよ・・・」
お姉ちゃんの悲鳴が響いた・・・。

~翌日~
「唯~、遅いから迎えに来たぞ~って酒臭っ!」
「い、一体何があったんだ・・・?梓は幸せそうに寝てるし、唯はほぼ真っ裸でうなってるぞ?」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「む、ムギ・・・鼻血止めた方が良いんじゃない・・・?」


あとがき
う~む、相変わらずの駄文。二日酔いは怖いですねw
もうちょっと上手く展開を書きたいなあ~。


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