09/11/05 14:19:47 JodWfWN4
お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!平沢唯たんの茶色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
マンガ一巻のお姉ちゃんかわいかったよぅ!!あぁぁあああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
ブルーレイ決まって良かったねお姉ちゃん!あぁあああああ!かわいい!お姉ちゃん!かわいい!あっああぁああ!
コミック3巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃあああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!ア二メなんて現実じゃない!!!!あ…マンガもブルーレイもよく考えたら…
お 姉 ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁああああああああああ!!はぁああああああん!!桜ヶ丘高校ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のお姉ちゃんが私を見てる?
表紙絵のお姉ちゃんが私を見てるぞ!お姉ちゃんが私を見てるぞ!挿絵のお姉ちゃんが私を見てるぞ!!!
ブルーレイのお姉ちゃんが私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!私にはお姉ちゃんがいる!!やったよさわちゃん!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのお姉ちゃああああああああああああああん!!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ梓ちゃんぁあ!!律、律さん!!紬さんぁああああああ!!!和さんぁあああ!!
ううっうぅうう!!私の想いよお姉ちゃんへ届け!!桜ヶ丘高校のお姉ちゃんへ届け!
654:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/05 15:05:53 BzHiDh0L
憂ちゃん落ち着けw
655:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/05 15:13:28 qkKLfGl6
ちょっとワロタw
656:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/05 22:10:54 kdFtAOE8
~幼稚園時代~
先生「ういちゃんの将来の夢を教えてください」
うい「はい、わたしはおねえちゃんのおよめさんになることです」
~小学校時代~
校長「作文コンクール最優秀賞…
6年2組平沢憂!」
憂「はい!」
校長「では、作品を発表してください」
憂「『私の自慢のお姉ちゃん』6年2組平沢憂―」
ありそう……
657:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/05 22:32:57 EwbitkI2
>>656
めちゃくちゃありそうwww
出来た妹だから最優秀賞にもなっちゃうし
でも6年生ということは唯はこのことを知らない
658:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:31:01 2Q3PM7Eb
原作1、2巻を読み返してたんだけど、
唯憂ないな~月間だから軽音部の話を描かなきゃいけないのはわかるけど、
クリスマスも憂の合格発表もアニメなんだよなって改めて実感した。
唯と憂が話してるシーンが少ない。
アニメを見習ってかきふらい先生も唯憂を増やしてほしいな~
659:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:34:47 LIjiZsCX
単行本にもアニメにもないすばらしい唯憂回が原作にはあるぞ
3巻にたぶん入ると思う
660:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:36:40 HX5hohe5
きらら10月号の唯憂は至高
あと9月号の最初の絵も唯憂だったよね
661:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:37:31 3MymmOwA
>>658
U&Iを忘れたのか?
662:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:42:15 9rsoB3sL
3巻っていつごろ出るの?待ちきれない
663:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/06 00:58:30 2Q3PM7Eb
>>661
唯憂と騒がれてたから見た。実はきららを見始めたのが10号からだからよく分からないんだ。
唯の憂の大切に思う気持ちにジーンときた。
664:私の自慢のお姉ちゃん
09/11/07 03:36:34 JWvWM6Fi
それはとある休日、お姉ちゃんと一緒に押し入れの整理をしていた時のことでした。
憂「お姉ちゃーん、取れたー?」
唯「もう、ちょっと…ふぬぬ…取れた!」
お姉ちゃんが押し入れの奥から引きずり出したのは、埃だらけの段ボール箱だった。
その表面にはでかでかとマジックで、「唯とういのプリソト」と書かれている。
憂「…これ、お姉ちゃんが書いたの?」
唯「た、多分…あはは、私、昔は字下手だったなぁ」
憂「(あまり今と変わらないような…)そ、それはさておき早く整理しなくちゃね!」
ガムテープを剥がすと、中には小学校時代の私たちのプリントやテストの答案が入っていた。
もうかれこれ、小学校を卒業してから私は4年、お姉ちゃんは5年になる。いつの間にか、そんなになるんだな…
唯「ねえ憂、覚えてる?私が小5の時さ…」
憂「あぁ、覚えてる覚えてる!それでお姉ちゃん確か…」
昔のことを話すのはどうしてこんなに楽しいんだろう。
私とお姉ちゃんはすっかり作業を忘れて思い出話に浸るのだった。
665:私の自慢のお姉ちゃん
09/11/07 03:40:22 JWvWM6Fi
憂「それでさー…あ!お姉ちゃん、もうこんな時間!」
唯「ホントだ、すっかり話しこんじゃったね…ん?なんだろこれ」
憂「どうしたの?」
お姉ちゃんは段ボールから紙の束を取り出すと、しばらく黙ってそれを見つめていた。
なんの紙だろう?私はお姉ちゃんの手元をそっと覗いた。どうやら原稿用紙のようだ。
お姉ちゃんのかな…ふと用紙の隅に目をやると、そこには―
『私の自慢のお姉ちゃん』6年2組 平沢憂
憂「あっ!?そ、それ…!」
それは、私が小六の時にコンクールで賞をもらった作文だった。
てっきり捨ててしまったのかと思ってたけど、まさかこんなところにあっただなんて…いや、そんなことよりも!
憂「お姉ちゃん!そ、それは読んじゃ…」
唯「……」
時すでに遅し…お姉ちゃんはすべて読み終えたのか、原稿用紙を閉じてしまった。
ど、どうしよう…何を書いたかは覚えてないけど、タイトルからして本人に読まれたらものすごく恥ずかしいものではあるはずだろうな…
だからお姉ちゃんの目に触れないようしまいこんでおいたはずだったのに…
唯「憂…」
憂「お、お姉ちゃん、それは…その…」
唯「憂ーー!!」ガバッ
憂「!?」
666:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 03:44:00 JWvWM6Fi
お姉ちゃんは突然私に抱きついた。まさかの反応に、私は戸惑ってしまう。
憂「ど…どうしたのお姉ちゃん?」
唯「憂…私のこと、こんな風に書いててくれてたなんてうれしいよぉぉ!」
憂「え?な、なにが書いてあったの!?」
唯「えっとね…『私のお姉ちゃんは、いつも私のことをぎゅっと抱きしめて、とても幸せな気持ちにしてくれます。
私は、そんなお姉ちゃんのことが大好きです。私も一生懸命がんばって、お姉ちゃんのことを守ってあげたいです』だって」
顔から火が出る、というのはこんな感覚だろうか…
私は自分の顔が真っ赤になっていくのを感じていた。
憂「お…お姉ちゃん、それはね、あくまで小学校の頃子供心に書いたことで…」
唯「じゃあ、今は私のこと大好きじゃないの?」
憂「そ、そうじゃないけど…」
唯「ならなにも気にすることないよ!私も憂のことが大好きなのは変わらないし!」
憂「え…?う、うん…」
お姉ちゃんは力を込めて私をぎゅっと抱きしめた。
こうされると幸せな気持ちになれるのは、小学生の頃から変わらないや…
唯「憂ー、幸せ?」
憂「うん、幸せだよ」
唯「えへへ、私もだよー♪」
憂「そっか♪ねえ、お姉ちゃん…?」
667:私の自慢のお姉ちゃん
09/11/07 03:51:10 JWvWM6Fi
唯「なに?」
憂「私、これからもお姉ちゃんのこと…がんばって守ってあげるからね」
唯「ホントー?頼もしいなー」
憂「えへへー…でもお姉ちゃんもがんばらなきゃダメだよ?まずは、このプリントの整理から!」
唯「うへー…」
憂「終わったらアイスがあるから、がんばろうお姉ちゃん!」
唯「ホント!?よーし、がんばるぞー!」
憂「あはは…」
お姉ちゃんは、小学校の頃からあまり変わらないみたいだ。
そしてこれから先何年、何十年経っても、大きくは変わらないと思う。
―ねえお姉ちゃん、私も一生懸命がんばるから…いつまでも、私の自慢のお姉ちゃんのままでいてね。
終わり
668:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 03:54:25 JWvWM6Fi
以上です
>>656を見て思い付きました
というわけで深夜に失礼&3レス目に名前欄にタイトル入れるの忘れてすみません
669:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 04:32:24 3K2NCZUc
乙
やっぱり唯憂は素晴らしいな。
670:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 05:56:25 ANVBzr//
俺も平沢家の押し入れに住んでみたい
671:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 06:34:39 rhoYFUKg
/  ̄ `ヽ、
/" \_
. 、___ ___ | ...:::─-.、 \ `ー- 、_
\ `ー‐-< ̄  ̄ ̄ ̄`ー-.、_:::::::ヽ、 \  ̄ `ヽ、
>'´ `ヽ、::ヽ、 \ |
/ \__:ヽ. ヽ. |
/ ./ i \ ∧,〉::ヽ. ヽ /
. / :/ ,' ;| :| | :: \ ハ〉:::::} | /
/ ,' :/ / /| :| /'| :i:. ヽ |::: :| | |
| ,| ::l ,.-‐/、| :| i:: /,-|‐|-、 ヽ.| |:::::l | |
|/| ::| | ,/ | :l∨ |::/ | :|∨ 、_.\. |:::/ ..| ,ノ
| ::|ノ | | __ヽ| ∨ |/ | :| \ ヽ::. ̄: |:,' リ/
|∠ 人| ,ィ弐ミ、 ∨ | __ヽ|_ |:\ \:::_ /: /,∧
ヽ| ∧ ,イ f_):::::|` \| ,ィZ弐ミ、| |:: \. /´ |' ,< >
|/::::ハ l V::::::| ´ | |::. |`:ー:| |ヽ._ノ l,/ヽ.l
ノ | |、ハ` ゛-‐ , /// |ノl ,ハ:::.:.:| |
 ̄ヽト、::| ___ ,|/ 人|、:| |r'^ヽ、_
ヽ、 |:::. | /-‐'<⌒ヽノ゛:/ / /`ヽ、
|:::>:.、 ヽ_ ノ ,.イ::::::::i:::::l`ヽ、ヽゝ-/ / ,イ: |
ヽ|人::::>‐- ‐ " |:|:::::::人:( 〉 ヽ_`ー'^‐':: /
_,r:-‐;| |:‐、‐-、__` | `ヽ. /
_,.イΧ/-‐' :| :`ー〉Χ/ `ー-ゝ、 ,/
/´ ̄ |.__|Χ| /Χ/| | ‐-‐ |
/ i | |Χ|‐-、 ,.-‐/Χ/ :| | : : |、
/ヽ、 | ゝ ヽx\ ,/Χ/ :| 、i:: | | \
672:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 11:06:32 EtylJsHP
>>668
おつおつ
唯憂の日常は何でこんなにあったかあったかなんだろうな
673:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/07 12:57:09 wbuSoYiC
>>668
乙
やっぱり唯憂は日常が一番素晴らしいね。
674:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/08 04:27:10 KCVWgwSN
さあきらら発売日が近づいて来ました。
U&Iはどうなるのか。
675:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 04:25:40 t3OoXlV9
―ねぇキミのお姉ちゃんで私良かった―
676:平沢憂の憂鬱1
09/11/09 04:35:14 tlh+pRI4
憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて」
唯「う~ん…」
憂「ほら、早く起きないと養護学校のバスに遅れちゃうよ!」
唯「うー、学校やだ!」
憂「ダメだよ!ちゃんと学校行かないと」
唯「やーだ!!のどたたんと同じ学校じゃなきゃやだ!」
憂「そんなこと無理でしょ!お姉ちゃんには普通の学校は入れないの分かっているでしょ!」
「それに養護学校にお友達もいるんだし」
唯「やだ!のどたたんと同じがいい!!」
憂「気持ちは分かるけど、お姉ちゃんは和さんと同じ学校は行かれないの」
「だから早く起きて。朝ご飯はお姉ちゃんの好きな卵焼きだよ」
唯「うん!唯起きる」
憂(卵焼きで喜ぶお姉ちゃん、無邪気でかわいいなあ~)
唯「うーいの卵焼きはおいしいよ」モグモグ
憂「ありがとう。お姉ちゃんにそう言われると本当に嬉しいよ」
お姉ちゃん可愛い・・・ぼーと見とれていたいが、そうはさせてくれない。
唯は箸どころかスプーンやフォークも満足に扱えないから、折角の料理も床やテーブルにこぼれたり、唯の顔や体にくっついてしまう。
憂は直ぐに現実に引き戻され、それらを拾わなくてはならない。
ブブブー
突然大きな音が鳴った。そして直ぐに悪臭が漂ってきた。
唯は食事中にうんちを漏らしてしまったのだ。
唯「……」
憂「お姉ちゃん!また漏らしたでしょー!!食事の時は止めてよねー!」
憂は思わず声を荒げてしまった。
677:平沢憂の憂鬱2
09/11/09 04:37:14 tlh+pRI4
唯は一瞬ビクッとしたが、すぐにまた朝食を食べ始めた。
むしろ、溜まっていた物を排泄して気持ちがよくなったせいか、食欲が増して食べるスピードが速くなった。
まるで、獣がようやくありつけたエサをがっつくような食べっぷりだ。
モグモグ、ぺチャグチャ
汚い、汚すぎる。
幾ら池沼でも、これが高校生の食べ方であろうか?
憂も獣のような姉の姿に我慢できず、ついに切れた!
憂「ふざけないで!!」
パシーン、パシーン
憂は思いっきり唯を殴った。
憂の怒りは収まらず、手元にあった小瓶を唯に投げつけた。
唯「うわーん、うわーん。痛いよー、ヒック、うわーーん」
「うーいがぶった、うーいが怒ったよー」
唯は、耳をつんざく様な大声を出して泣きわめく。
我に返った憂は、また愛する姉に手を挙げてしまった自分に対し、激しく自責の念を感じた。
憂「どうして?どうして私はお姉ちゃんのことを分かってあげられないのだろう…」
池沼な姉が人の言うことが出来ないことは十分分かっている筈なのに、
「なんでこんな簡単なことが出来ないの?」
という、歯がゆい思いが言動に現れてしまう。
愛するが故に怒るのだが、姉には全く通じない。
憂(私、どうしたらいいんだろう……?)
流石の憂もかなり落ち込んでしまった。
678:平沢憂の憂鬱3
09/11/09 04:38:26 tlh+pRI4
憂「ねえ、お姉ちゃん、私どうしたらいいんだろう?」
「お姉ちゃんが出来ないことを分かっていながら、怒るなんて最低だよね」
憂はポロポロと涙を流す。
池沼な姉を愛するが故の苦悩である。
しかし、唯にはなんで怒った方の憂が泣いているのか理解できなかった。
唯「うーい、私が悪いのに、なんで泣いてるの?」
憂「ごめんね、お姉ちゃん。お姉ちゃんは悪く無いよ。悪いのは私なんだよ」
唯「なんで?だって、私またうんち漏らしちゃったんだよ。悪いんだよね」
憂「悪く無いよ。お姉ちゃんはおむつしているから、うんちしたって悪く無いんだよ。」 「それなのに、私はお姉ちゃんのことを怒ったりして…」
憂の涙は止まらない。
唯は自分の思うように排泄が出来ないから、15歳になる今でもおむつをしている。
それを怒るのは、おむつをした赤ちゃんがうんちをして怒っているような物だ。
出来ないことを要求するのは酷だ。
しかし、理屈では分かっていても、憂は姉が一刻も早くおむつが取れるようにトイレの習慣を教え続けているため、全然進歩のない姉に苛立ちを感じているのも無理は無い。
でも、こんなことで悩んではいられない。
姉の面倒は自分が見ると長期出張する両親に約束した手前、ここで挫折するわけにはいかない。
憂自身が望んだ姉と2人のみの生活である。
初心を思い出し、憂は次の行動に移った。
憂「さあお姉ちゃん、おむつ取り替えてサッパリしようね」
唯「うん。うーいが泣くの止めて嬉しいよ」
憂「お姉ちゃんは優しいんだね…」(また少しホロリと目頭が熱くなる)
憂は慣れた手つきで、姉のおむつを交換する。
憂「お姉ちゃん、新しいおむつだよ。綺麗になったよ」
「あ、いけない!もうこんな時間!急がないとバスに送れちゃう」
唯「もう行くの?ごはんまだ残っているよ」
憂「もう時間が無いから、残りはお昼のお弁当で食べられるよ」
唯「うん、わかった。唯急ぐ」
とりあえず唯を送り出さないことにには…
憂は唯の支度だけ揃えると、唯をせかすように外にでる。
いつもなら、憂も制服を着て唯を送った後でそのまま学校へ行くのだが、今日はそんな余裕はなかった。
憂(仕方ない、今日は2限目からかな)
憂は中学3年、つまり受験生である。
高校受験を控えた今年受験勉強に励まなくはならないのだが、それ以上に唯の世話で一杯一杯の状態である。
何故そこまで自分を犠牲にして、姉の唯に尽くすのだろうか?
しかも、姉は池沼なので幾ら尽くしても正常の精神状態にはならないことは分かっている。残酷な言い方をすれば、無駄な努力である。
それに、姉は痴呆症も患っているため、むしろ悪くなる可能性が高いのである。
池沼なままの将来の姉とは反対に、自分の可能性は沢山広がる可能性のある憂である。
なのに、その自分の可能性を自分で止めてしまっているのである。
池沼な姉と、自分の可能性。どちらを取るかは自明の理である。
しかし、憂は自分の可能性を捨ててしまったのだ。
この選択をした時点で、憂自身も既に精神的に病んでいたと言えるだろう。
679:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 09:07:38 biHNVGYh
今日は二人であったかあったかするにはあったかすぎる日だな…
680:憂の背伸び
09/11/09 14:30:54 yB7+Fm3w
唯「ねぇ、憂が出した oui!!愛言葉って曲の歌詞で、意味が分からない所があるんだけど…」
憂「え、どこ?」(お姉ちゃんにはフランス語は無理だよね)
唯「un duex trios なんだけど…」
憂(やっぱりお姉ちゃんは期待を裏切らないや~、かわいい)
「それはフランス語で1、2、3という意味だよ」
唯「trios って3なのか~」
和「それを言うなら trois だわね」
憂「…」
唯「…」
和「憂ちゃん、無理しなくていいから。私の曲の出来には勝てないから」
憂「おぎゃーーおぎゃーー!!」
681:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 14:55:09 s7H1+F/L
荒らしそろそろぶっ殺してやる
682:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 15:09:07 rXSfC0Fy
>>681
気持ちは分かるが、
荒らし報告する時に自演レスと分けるの困難だからそういう物言いも自重してくれ
683:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 15:59:39 t3OoXlV9
ID:yB7+Fm3w
ID:tlh+pRI4
荒らしのため報告よろしく。
スルーは規制の対象にならないので、以後荒らしが出たら
ID表示のみで。
684:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 18:07:30 jKLJGTP2
きららは唯あずだったなー
U&I…
685:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/09 20:04:53 9ARPF/2E
>>684
伏線でどこかで使われたりしないのかな。
まあ、かきふらいはそういうの考えてなさそうな気がする。
686:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/10 15:49:23 1+mcXL0Q
卒業ライブにU&Iなんてのもいいな。
687:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/11 00:41:35 K+hCWe0l
誰かU&Iがらみで唯憂SSお願いします
688:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/11 01:15:45 s7YUj59Z
>>687
と言われても規制でPCがね……
689:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/11 17:23:54 K+hCWe0l
そうですか・・・・
ホント何のための規制なんだかwww
690:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/11 23:21:38 KhsqI4tb
U&I見逃したから3巻出るまで見られない。
ちくしょー
691:学祭のあとに…
09/11/11 23:45:42 p4q4vK/z
U&I。YOU&I。あなたとわたし。お姉ちゃんと私。私とお姉ちゃん…
それは、お姉ちゃんが作った歌。私のために作ってくれた、世界で一曲だけの歌。
今、その歌をお姉ちゃんはステージの上で力強く歌っている。まっすぐな目で、まっすぐな声で。
それは私の目に、私の耳に、確かに届いている。
お姉ちゃんが私に向けてくれた優しさやあたたかさ、その全てが、歌に乗って私の心に響いている。
私は頬を伝う涙にも気付かずに、ただひたすらにその演奏を聞いていた。
ひたすらに、ステージの上にいるお姉ちゃんを、見つめていた。
692:学祭のあとに…
09/11/11 23:47:41 p4q4vK/z
唯「…あ、憂!?」
軽音部の部室の扉を開くと、机に突っ伏していたお姉ちゃんは顔を上げてすっとんきょうな声を上げた。
それは私が来たことに対する驚きだろうか。それとも、このTシャツを着ていることに対してのものだろうか。
唯「部室に来るなんてどしたのー?あ、ていうか憂もそのシャツ着てくれてたんだね!」
…両方だった。なんとなく、お姉ちゃんらしい。
ここに来たのは、明確な目的があったからっていうわけじゃない。
ただ、あの演奏を聞いてどうしてもお姉ちゃんに会いたくなっただけだった。
憂「うん、ちょっとね…ところで、皆さんは?」
唯「皆は教室に行ってるよー。私、疲れたからちょっと休んでたの」
憂「そうなんだ…」
私はお姉ちゃんの隣に座って、その横顔を見つめた。
さすがに劇や泊まり込みで丸2日学校で過ごしたのは堪えたのか、疲労の色が見て取れる。
憂「…ライブ、お疲れさま。お姉ちゃん、すごくかっこよかったよ」
唯「いやいや~♪皆の演奏があったからだよ」
憂「それでも…お姉ちゃんが一番かっこよかったよ」
唯「そうかなぁ?ありがとー♪」
693:学祭のあとに…
09/11/11 23:50:24 p4q4vK/z
お姉ちゃんは照れくさそうに頭を掻いたけど、私はお世辞を言っているわけではなかった。
本当に、あの時のお姉ちゃんは誰よりもかっこよく見えたのだ。
憂「…お姉ちゃん」
唯「なあに?」
憂「U&I…だっけ。あの歌の歌詞って、私が風邪ひいた時作ってくれたんだよね」
唯「そうだよ。書いてたら寝ちゃったんだけどね」
憂「あの歌詞の『キミ』って…私のこと?」
唯「うん。憂の寝顔見ながら、思いついたこと書いたんだー」
憂「そっか…ねぇお姉ちゃん、あの歌って、私からお姉ちゃんに向けての歌にもなるんだよ」
唯「え?そう…かな?」
憂「そうだよ。お姉ちゃんにとっての『キミ』は私で、私にとっての『キミ』はお姉ちゃんなの」
唯「あ、なるほどぉー…」
感心したような表情を浮かべるお姉ちゃんの頬を、私はそっと撫でた。
お姉ちゃんはくすぐったそうに目を細める。
唯「もう、やめてよー♪」
憂「ふふっ…お姉ちゃんのほっぺ、柔らかいね」
唯「…ねぇ、憂?」
憂「なに?」
唯「私ね、ライブの時は暗くて憂見つけられなかったんだけど…憂のために頑張って歌ったよ」
憂「うん…ありがとう、お姉ちゃん」
唯「えへへ~♪」
694:学祭のあとに…
09/11/11 23:56:35 p4q4vK/z
お姉ちゃんはうれしそうに微笑んだ。それに釣られて、私の頬も緩む。
憂「じゃあお礼に、今日はお姉ちゃんの好きなもの作ってあげるね♪」
唯「やったー♪さすが憂ー!」
憂「きゃっ…もう、お姉ちゃんたら」
勢いよく抱きついてきたお姉ちゃんは、いつものように温かかった。
その体を抱きしめて、私は小さくつぶやく。
憂「…お姉ちゃん、大好き」
唯「え?なんか言った?」
憂「なんでもないよ!」
唯「わ…憂、苦しいよぅー♪」
―お姉ちゃん、最高の歌をありがとう。いつまでも、あなたと私は一緒だよ。
終わり
695:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/11 23:58:42 p4q4vK/z
>>687
てことで、徒然なるままに書いてみた
複数レス失礼しました
696:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/12 00:00:53 K+hCWe0l
>>695
要望に答えてくれてありがとう感動した!
アニメではこんな感じのもやってほしい
697:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/12 02:12:35 I4RwrTPT
>>696
GJ!
698:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/13 01:12:58 APktwJOK
規制うざいな…
699:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/13 02:44:40 wLqAQkuf
何で規制されてるの?
700:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/13 23:38:14 hFG3bBRQ
唯「憂~うが~」
憂「きゃあっ!お姉ちゃんどうしてジェイソンのお面を!?」
唯「今日は13日の金曜日だからだよ~うが~」
憂「じゃあどうして孫の手を持って襲いかかってくるの!?」
唯「ノコギリは危ないしそもそも家にないからだよ~うが~」
憂「じゃあどうして私に抱きついてくるの!?」
唯「憂がかわいいからだよ~うが~」
憂「じゃあ…お姉ちゃんに、襲われちゃおっかな…♪」
701:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/13 23:56:59 AdwFAb9+
>>700
本当に平沢家ではこんなことしてそうだ
孫の手で遊ぶ唯ちゃんと襲われちゃう憂ちゃんかわいい
702:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/14 01:23:15 xO8v3y7d
孫の手かわ唯憂
703:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/14 02:51:50 /1gNYpbW
その後孫の手でくすぐりあうんですね。
704:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/14 05:05:26 vAYkxHCR
唯憂大好き!
705:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/14 12:16:03 OnhchyIB
>>700
いいなあ
実にいいなあ…
706:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/14 23:11:59 Ou1pSrx3
唯「あずにゃんってかわいいなー(チラッ」
憂「そ、そうなんだー」
唯「あずにゃんに抱きつくとあったかくて気持ちいいなー(チラッ」
憂「へ、へぇー」
唯「あずにゃん大好きだなー(チラッ」
憂「……」
唯「憂ー、どうしたのそんな顔して~?」
憂「別になんでも!」
唯「もしかして、やきもち焼いてる~?」
憂「…だったら?」
唯「んも~憂ったら~♪」
憂「お、お姉ちゃん離…」
唯「なにー?離してほしい?」
憂「…さないでいいや」
唯「りょうかいっ!」
以後、いちゃいちゃ時間!
707:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 03:31:48 uH4GlkFD
>>706
焼きもち憂ちゃんGJ
708:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 03:38:01 1Ti/p7Ps
きらら見たがライブあっさり終わっちゃってたな…
憂が劇見てうっとりしてたのは木役の唯に見とれてたからなんだろうなw
709:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 14:07:54 uH4GlkFD
>>708
少なくとも俺はそう解釈している
710:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:06:23 L5ddeJgK
SS書いたので投下します。
【雨の日の出来事】
今日は日曜日。私は買い物にスーパーにいた。少ししか買うのがなかったから買い物は、
少しで済んだ。雨が降ってきそうだったし、早く帰らなきゃとスーパーから出ると―
ザーーーーー
雨が降っていた。手遅れだった。携帯はすぐ帰るからって持ってきてないし、
公衆電話はここから遠いからどっち道濡れるし……
―どうしよう…やっぱ濡れながら帰るしか…。
憂「いつになったら止むんだろう…」
しばらく雨がやむまで入口の前で待っていた。
でも待つこと15分、雨が止むことは無かった。一向に降り続く強い雨。
こういう時ってなぜか強い孤独感になり惨めになり、寂しくなり、不安になる。
「お姉ちゃん待って~」
「もう遅いよ、ほら傘小さいんだからもっとこっちきなさい」
「うん!」
となりにひとつに傘に入りながら仲良く帰る姉妹がいた。
「お姉ちゃん帰ったらゲームしよっ!」
「宿題やってからね!」
「え~~ケチ~」
「「あはは」」
711:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:07:36 L5ddeJgK
憂「………」
小学生くらいの姉妹が楽しそうに傘に入りながら帰って行った。
ただ、雨がやむのを待っているだけなのにどうしてこんな孤独感になるんだろう。
どんよりと薄暗い雲。私の気持ちを余計に不安にさせる。
そういえば小学校の頃…
憂『雨だどうしようかさ持ってきてないよ…』
唯『ういー!」
憂『あっお姉ちゃん」
唯『どうしたの?かさ持ってないの?』
憂『うん…雨降ると思ってなくて』
唯『ちょっと待ってて!!』
憂『?』
唯『ジャーン!!!』
憂『わあー!お姉ちゃん!!』パアアアア
唯『実はかさずっと持って帰るのを忘れてて…てへへ」
唯『一つしかないから憂も入って入って!」
憂『うん!ありがと!お姉ちゃん』
唯『あいあい傘だね~」
憂『へへ//』
712:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:08:35 L5ddeJgK
―お姉ちゃん……
確か昔こんなことがあったっけ?その姉妹を見て私は
ふと小学校時代を思い出していた。
私の昔の大切な思い出として…。
憂「お姉ちゃん……」
二人の姉妹が視界から消えるとまた孤独感が私を襲う。
みんなから強いとかしっかりしてるといわれるけど、
私は実際そこまで完璧ではない。
憂「雨…やまないかなー」
降り続く雨が降る空を見上げ私はため息をつく。寂しくて不安な今。
―お姉ちゃんに会いたい。
―お姉ちゃんの顔が見たい。
唯『憂~』
唯『憂の料理は世界一だよ~』
お姉ちゃん……。
雨が降ってるだけなのに、ただ雨がやむまで一人なだけなのに、
帰ったらお姉ちゃんに会えるのに…
どうしてこんなにも寂しいんだろう、不安なんだろう。
そんな自分が嫌だ……雨はなんか暗いから鬱になるから嫌いだ。
憂「早く家に帰りたいよ……」
私はひたすら雨が止むのを待った。
713:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:09:40 L5ddeJgK
寂しい、寂しいよ~
待っても待っても雨は止まない。
「ぅぃ~」
!今お姉ちゃんの声が聞こえた。遠くから走りながら手を振っている。
お姉ちゃんだ!
唯「うい~」
お姉ちゃんが私に手を振り走ってくる。駐車場を渡り一歩一歩こっちに
あの私の大好きな声が、大好きな人が、そして、
―大好きなお姉ちゃんが…。
唯「えへへ、憂携帯持っていかないから心配したよ~雨いきなり降り出して、
どしゃ降りになるんだもん。たぶん憂帰れなくてと思ってむかえにきたんだ~」
憂「お姉ちゃん……」ジワッ
ふと、目が熱くなる…なんかその優しい笑顔と優しい口調、大好きなお姉ちゃんに会えて
なぜか涙があふれ出す。
唯「う、憂!?きゅ、急にどうしたの?頭痛いの?だ、大丈夫!?」アタフタ
憂「ち、違うのグスッ、なんでもないの。少し寂しかっただけなのグスッ、
お姉ちゃんを見たらな、なんか安心しちゃって…へへ//」
寂しさや孤独感がお姉ちゃんの顔を見て、消えてすごく安心した私。
唯「も~憂ったら~」ギュウ
私を抱きしめてくれる。そうこの感じ、とても安心できる
―やっぱり、こういう時はお姉ちゃんだ。
唯「帰ろ?憂~」ニコッ
714:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:10:31 L5ddeJgK
抱きつくのを止め私に笑顔で問いかけた。まだ抱きついていたかったけど、
場所も場所だしね…。
憂「うん…!ごめんねなんか心配かけて~でももう大丈夫だよ!」
唯「そっか~なんかさびしがり屋の憂もかわいいよ。へへ~」
憂「か、からかわないでよぅ~//」
私の涙はすっかり治まった。お姉ちゃんを見て元気になれた。
ありがとうお姉ちゃん!
唯「あーーー!!!」
憂「!!ど、どうしたのお姉ちゃん!?」
唯「ど、どうしよー憂、傘憂の持ってくるの忘れっちゃったよぅ~」アタフタ
憂「お、お姉ちゃんたら~」
こういうところも相変わらずなんだから…もうお姉ちゃんは~
唯「ご、ごめんねぇ~」シュン
憂「ううん、私すごく嬉しいよー!だって急いでまで私の所に迎えに来てくれたんだもん!
ありがと、お姉ちゃん!本当にうれしいよ」ニコッ
本当にうれしいよお姉ちゃん!ありがとうね!
心から私はお姉ちゃんに感謝した。
唯「うん!でも傘が……」
715:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:11:31 L5ddeJgK
憂「大丈夫だよ~二人で一つの傘に入って帰れば!」
そう、あの頃みたいに―
唯「おおーその手があったか。ほら憂~おいで」
あの小学校のあの日みたいに―
憂「うん!」
唯「ほらもっとこっちおいでよ~」
二人で同じ傘で仲良く帰ったあの日みたいに―
憂「なんかあったかいね」
唯「なんかあいあい傘みたいだね~」
憂「手、つないでいい?」
唯「いいよ~」ギュッ
またあのころ見たいに傘で一つになった私たち。お姉ちゃんには話すのは、
止めておこう。あの日も今日も私だけの大切な思い出だから―
ずっと、ずっと心にしまい込んでおくんだ~
唯「あっ、雨止んだね!」
憂「ほんとだ~」
空は晴れてきれいな赤い夕焼け空が広がっていく。きれいな太陽が私たちを
照らす。全てを明るく包む夕方5時。
716:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:12:39 L5ddeJgK
唯「きれいだねー」
憂「うん!」
雨のち晴れ。私も雨のち晴れ。お姉ちゃんという太陽で私の曇ってた空を
綺麗にしてくれた。温めてくれた。
太陽が無いと人間は生きてけない。だから私はお姉ちゃんがいないと生きていけない。
お姉ちゃんがいて、今の私がいる。それだけ私にとって大切な大切な人。
憂「ねえお姉ちゃん」
唯「なあに?」
憂「このまま家に帰ろ?」
唯「せっかくだしね~あいあい傘で帰ろっか。家も近いし」
憂「うん!」
いい思い出に残った今日。
憂「今日晩ご飯はお姉ちゃんの大好きなの作るねっ」
唯「わ~いありがとう憂~私憂の料理世界で一番好きだよ」
憂「ありがとう!頑張っちゃおうかな、へへ」
唯「私、憂みたいないい子が妹でよかった」
憂「私もお姉ちゃんみたいな優しい人がお姉ちゃんでよかった!」
唯「へへ//」
本当に本当にお姉ちゃんの妹でよかった!
二人で仲良く手をつないで一つの傘に入りながら帰る私たち。
すっかり晴れているのに私たちだけ傘のまま。恥ずかしくないもん。
この傘の中は私とお姉ちゃんの二人だけの世界だもん。誰にも邪魔させない。
この先五十年、六十年たっても今日とあの日のことは絶対に忘れない。
―だって私の心の中だけにずーっとずーっとしまいこんで大切に残しておくからね!
そんな雨の日の出来事でした。
Fin
717:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 17:19:38 L5ddeJgK
あとがき!
今回は猿になりたくないのでage進行で行書いた。
これは自分の体験で雨が降っていて止むのを一人で待つ時って
結構さびしい気持ちになったりするんだよな。
まあ俺の場合は濡れて帰ったけど。
そんな小さなエピソードを唯憂でやってみた。
少しラブラブ感(特に憂)が強い気がするけど。
うまく書けたかと思う。
では失礼しました。
718:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 18:41:21 ASp+yUFz
うほっ!あったかあったかストーリーGJ!
憂はお姉ちゃん離れ当分できそうにないなww
719:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 19:00:13 Bqs9SHL7
すばらしい!GJ
毎回このスレのSS見て泣きそうになるのは俺だけか?
720:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 20:05:39 BFJs2msb
はあ~、かわいいなあ~
721:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 22:20:09 uH4GlkFD
>>717
乙
かなり唯と憂のキャラがうまく書けてるな。
いい話でした。
722:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/15 23:04:19 /8QKe81O
>>717
いやぁー読んでるとすごくあったかあったかになりますね
唯ちゃんらしいし憂ちゃんらしかったです
次回も期待してます
723:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 00:57:08 nkamv7le
>>717
また何か頼むよ。
次は唯中心によろしくな。
724:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 02:26:35 h5u/HbmK
>>706の別バージョンみたいなの書いてみた。
唯「あずにゃんはかわいいな~」チラッ
憂「うん!そうだよね♪」ニコニコ
唯(…あれ?)
憂「でもギターやってるときはかっこいいよね!」ニコニコ
唯「そっそうだねー」ムッ
憂「?…かっこいいと言えば律さんもかっこいいよね♪」
唯「…そだね」ムスー
憂「おっお姉ちゃん??」アセアセ
唯「憂はかっこいい人がいいんだねー」ツーン
憂「えっ!?」オロオロ
唯「どうせ私はかっこよくないですよー」プイッ
憂「…もしかしてヤキモチ妬いてるの??」
唯(…!?憂にさせるつもりだったのにいつの間に!?)ハッ
唯「…だって憂が」ムー
憂「…お姉ちゃんが一番かっこいいよ!」ギュー
唯「っ!?///」
憂「エヘヘ///いつもと立場逆転だね」テレテレ
唯「うっうん…」
憂「…嫌だった?」アセアセ
唯「ぜっ全然嫌じゃないよ!!でも…」クルッ
憂「?…わっ!」
唯「…うん。やっぱりこっちがいいや~vV」ギュー
憂「もうっ…私もこっちがいいかも//」
唯「でしょー♪」ギュー
唯憂「エヘヘ~」
以下イチャつき時間。
725:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 02:31:08 h5u/HbmK
駄文失礼&>>706さんちょとパクってすいませんでした!!
726:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 21:54:31 nkamv7le
>>725
いいよー
727:ぽかぽか唯憂
09/11/16 23:12:38 2Ui6O3Zp
ある夜、お風呂上がりにソファーでテレビを見ていると…
憂「くしゅん!」
唯「憂、大丈夫ー?上着はどうしたの?」
憂「今洗濯に出しちゃってて…着るのがないの」
唯「じゃあ私の部屋のを…あ、私も洗濯しちゃったんだ」
憂「大丈夫だよ、ちょっと鼻がむずむずしただけだから…くしゅん!」
唯「どうしよう、憂が風邪ひいちゃう…そうだ!」
お姉ちゃんは何を思い付いたのか、私に手招きをした。
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「えへへ…憂、ちょっとこっち来て?」
言う通りに立つと、不意にお姉ちゃんは後ろから私の体を抱き締めた。
私は突然のことにドキッとしてしまう。
憂「お、お姉ちゃん?」
唯「これならあったかいでしょー?よっと」
そのままお姉ちゃんはソファーに座ってしまった。私はお姉ちゃんの膝の上に腰を掛ける形になる。
憂「…重くない?」
唯「ぜんぜん?ちょうどいい重さだよー」
憂「そう…かな?」
唯「んー♪憂はあったかいね~♪あったかあったか♪」
気付くと、体の悪寒は消えていた。
背中のお姉ちゃんは、ひだまりのように温かかった。
憂「…ありがとう、お姉ちゃん。すごくあったかいよ」
唯「うん♪」
おわり
728:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 23:13:42 lTvu59Qz
GJ
姉妹愛ってなんかいいよね
729:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 23:13:56 2Ui6O3Zp
以上です
IDが憂だったので書いてみました~
730:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/16 23:17:51 6x1+k4/X
>>729
GJ!やっぱ唯憂は生きがいだわ
731:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/17 09:13:30 xuyBFK4T
唯憂はほのぼの感がたまらない
732:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/17 09:15:19 lAfJ3fBZ
朝からあったかあったか♪
733:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/17 22:54:24 TXwp/Lic
唯「君がいなくちゃ、何も出来ない♪」
憂「お姉ちゃん…//」
734:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/17 23:00:07 qBa83n1R
唯「君のごはんが食べたいよ♪」
735:夢の続きを[1/8]
09/11/17 23:00:43 cbvPx/Vc
唇にそっと触れる優しい感触。
お日様みたいにあったかなお姉ちゃんのぬくもりが、私を満たす。
重ねた唇から伝わる微熱。
火照った体は理性を跳ね除けて、お姉ちゃんを求める。
私は、お姉ちゃんの背にそっと手をまわし、閉じていた目をゆっくりと開けた。
憂「……あ」
戸外から雨音だけが聞こえる静かな朝。
私の手は天井に向けて伸びて、虚しく空を切っていた。
憂「なんて夢見てるんだろう、私……」
まだ幾許か熱い顔を、枕に埋めて呟く。
冬も近付く土曜日の朝。
時刻は既に9時をまわっていた。
憂「く、9時!?」
休日とはいえ、寝すぎである。
私はベッドから飛び起きて着替えを済ませると、脳内で本日の予定を組み立てていく。
まずは朝食の準備をして、それから洗濯と掃除と……。
憂「っと、その前にお姉ちゃんを起こして……」
自分の口から漏れたその名に、再び顔が熱くなる。
憂「わぁああっ! 何考えてるんだよおおぉ!」
私は家事を後回しにして、ベッドに倒れこんでしばらく悶えた。
736:夢の続きを[2/8]
09/11/17 23:01:34 cbvPx/Vc
唯「ういー?」
憂「……」
唯「憂ってば」
憂「あ、え!? なに、お姉ちゃん?」
唯「そんなに見つめられると食べにくいよ」
憂「うん、ごめん……」
唯「なんだかぼーっとしてるし……、大丈夫?」
憂「だ、大丈夫だよ。ほら、元気げん―」
元気をアピールしようと腕を振りかざした瞬間、左手がジュースの注いであるグラスに触れて、がしゃん、と言う音を立てた。
オレンジ色の液体が勢いよく広がる。
それはテーブルの上だけに留まらず、炬燵布団を浸食し、お姉ちゃんの白いフリースをも滲ませた。
憂「ご、ごめん!」
慌てた私は、テーブルの対角にあった布巾に手を伸ばそうとして、今度はお姉ちゃんのグラスに触れた。
唯「うわっ!?」
その衝撃でグラスは倒れ、テーブルの上の水溜りは私のグラスと合流して、更にその規模を拡大した。
普段ならありえないような失態に、私の脳は際限なく動揺していた。
このままではお姉ちゃんが風邪をひいてしまう―。
憂「お姉ちゃん、脱いで!」
唯「え、ええ!?」
憂「ほら、はやく!」
唯「いや、その前にここ拭かないと!」
お姉ちゃんのフリースに手をかけたところで、ようやく私は制止した。
そうだ、まずはテーブルの上の大洪水をなんとかしなくては―。
737:夢の続きを[3/8]
09/11/17 23:02:37 cbvPx/Vc
数分後。ようやく片付いた炬燵を前に、私はがっくりと項垂れていた。
炬燵布団はお姉ちゃんのフリースと共に洗濯してしまったため、炬燵は既にその役割を果たしているとは言い難い。
そんな家具調炬燵を、寂しそうに見つめているお姉ちゃん。
確かにこの季節に、お姉ちゃんから炬燵を取り上げるというのは過酷な話である。
そして、その一連の原因が全て私にあるとすれば、もはや自己嫌悪に陥るしかなかった。
憂「ごめんね、お姉ちゃん……」
唯「い、良いんだよ憂。気にしないで。ほら、私もよく零したりするし!」
憂「お姉ちゃん……」
唯「本当にどうしたの? なんだか今日の憂、変だよ」
憂「……」
あんな夢を見たせいで、私はお姉ちゃんをずっと意識している。
お姉ちゃんの一挙手一投足が、気になって仕方が無い。
好きだという気持ちに変わりはなくても、今の今まで、こんな気持ちになったことは……。
憂「なんでも、ないよ」
唯「……」
……。違うよね。
この気持ちの正体は、私にだって分かっている。
本当は、もっとずっと前から、私は自分の気持ちに気付いてた。
けれどそれは、姉妹として抱いてはいけないものだから。
心の底に仕舞い込んで。押し殺して。ずっとずっと我慢して―。
ようやく、自然に振舞えるようになっていたのに。
私は、お姉ちゃんのことが好き。
姉妹だからとかそういうことじゃなくて、一人の女性として―。
憂「(私は……)」
気がつくと、目の前のお姉ちゃんの顔があった。
738:夢の続きを[4/8]
09/11/17 23:03:23 cbvPx/Vc
唯「顔、赤いね」
……近い。
昨日の夢が、脳裏を掠めた。
このまま唇を奪ってしまえば、少しは楽になれるだろうか。
私の想いが、伝わるだろうか。
お姉ちゃんは、自分の額を私の額にそっと重ねる。
お姉ちゃんの静かな吐息とは対照的に、私の息は荒れていた。
そんな自分が酷く穢れたものに思えてきて、私は小さく自嘲した。
唯「ちょっと、熱っぽいかな……。息も荒いみたいだし」
憂「……うよ」
唯「え?」
憂「違うよ、お姉ちゃん」
ほんの一瞬、魔が差して―
唯「わっ……」
私はお姉ちゃんの肩を乱暴に掴み、力任せに押し倒した。
憂「ごめんね」
そして抵抗の素振りを見せないお姉ちゃんの、柔らかな唇を強引に―
―無理だよ。できるはず……ない。
唯「憂……」
憂「最低、だよね、こんな、こと……。ごめん、ね、お姉ちゃん、ごめん……」
視界は翳んでぼやけて見えた。
瞳に浮かぶその雫を、今度は零さないようにと懸命に言葉を紡ぎだす。
けれど堤防は限界を迎え、お姉ちゃんの頬に一粒、二粒と涙が零れ落ちた。
嫌われた、だろうか。
気持ち悪い妹だって、蔑まれるだろうか。
―しかし、それでも。
お姉ちゃんはたがわず柔和な微笑みを浮かべていた。
唯「いいよ、憂」
憂「お姉ちゃん……」
そっと伸ばされた両手が、私の背中を優しく包む。
重ねた唇は、夢みたいにあったかくて、どこまでも慈愛に溢れていた。
739:夢の続きを[5/8]
09/11/17 23:04:49 cbvPx/Vc
昔の私。
お姉ちゃんはいつも私に優しくしてくれるけど、あの頃の私はお姉ちゃんに何も返せていなかった。
だから、お姉ちゃんの為に何かしたかったんだ。
お父さんやお母さんが居ない時、進んで家事をやろうとしたのも本当は全てお姉ちゃんの為だった。
お姉ちゃんの為に、一心不乱に努力してきた。
お姉ちゃんのあの笑顔に、「ありがとう」の言葉に、私は何度も救われてきたから。
『ういー、これういが作ったの?』
『うん、だけど失敗しちゃったから、今作り直し―って、食べちゃだめだよ!?』
『ぅえぐ。……おいしいよ』
『今呻き声みたいのが聞こえた気がしたけど』
『えへへ、ほんとはちょっと苦かった』
『もう、食べちゃだめって言ったのに……』
『ごめんね、うい。でも、しっぱいしてもおいしいんだから、ういはお料理の才能があると思うな!』
『ふふ、ありがとう、お姉ちゃん』
『かーねーちょんください!』
『カーネーションだよお姉ちゃん』
『どうしよう、うい。お金足りない……』
『いくら足りないの?』
『10円』
『……ふふ、いいよ。貸してあげる』
『ほんと!? ありがと~うい~!』
『母の日はね、お母さんにかーねーちょんをプレゼントするんだよ』
『そうなんだー。お姉ちゃんは物知りだね』
『えへへ、お姉ちゃんだからね!』
『お姉ちゃん、一緒に寝てもいいかな?』
『いいよ~、おいで、憂』
『えへへ、あったかい』
『全く、憂は寂しがり屋さんなんだから』
『ずっと一緒の部屋がよかったな……』
『だめだよ、そんなこと言っちゃ。お父さんだって気を使ってくれたんだから』
『お姉ちゃんは、私と一緒の部屋じゃ嫌だった?』
『嫌なはずないよー。だけど、いつまでもべったりじゃいけないと思うし、部屋が別でも毎日逢えるもん』
『お姉ちゃんが大人だ……』
『えへへ、お姉ちゃんだからね!』
『お姉ちゃん』
『なぁに、うい?』
『もっと、くっついてもいい?』
『うん、いいよ~。……ありがとね、憂』
『? どうしてお姉ちゃんがお礼を言うの?』
『実は私も寂しかったりして』
『ふふ、もう、お姉ちゃんたら』
――。
私の脳裏には、優しい思い出ばかりが浮かんでいた。
740:夢の続きを[6/8]
09/11/17 23:05:49 cbvPx/Vc
唯「落ち着いた?」
憂「……うん」
唯「ごめんね、私鈍感だからさ」
憂「お姉ちゃんが謝ることなんてないよ、悪いのは私―」
言いかけたところで、お姉ちゃんの人差し指が私の口を塞いだ。
私の口から発せられようとした言葉は、嘘偽り無い私の本心だ。
お姉ちゃんを押し倒したあの瞬間、今まで築き上げてきたものが音を立てて崩れたのだ。
唯「嫌われたかも、とか思ってる顔だ」
憂「……」
唯「残念。私はこんなことで憂のことを嫌いになってなんてあげません」
憂「……」
唯「あのね、憂。私は家事とかできないし、朝も起きれないし、ダメなお姉ちゃんだから、憂にはいつも感謝してるんだ」
気恥ずかしそうにしながら、お姉ちゃんは言う。
―ダメなんかじゃない。
お姉ちゃんはありのままで、私に幸せをくれるから。
―ダメなのは、私。
私はそんなお姉ちゃんに、酷いことをしてしまったから。
唯「でもね。私が憂のことが好きなのは、料理ができるからとか、洗濯ができるからとか、そんな理由じゃないんだよ?」
小さな子供を諭すかのように、お姉ちゃんは続ける。
唯「憂が憂でいてくれるから―私は憂が好きなの」
そう言って、お姉ちゃんは私を優しく抱きしめてくれた。
鮮明に戻っていたはずの視界が、再び滲んで見えなくなった。
唯「憂は……、私のこと、好き、なんだよね?」
お姉ちゃんは緩やかに私から離れ、ぎゅっと肩を掴んで、しっかりと私の瞳を見据えた。
体が、震える。
憂「好き、だよ、好きに、決まってる……」
唯「私は予定がなければ一日ごろごろしてるし、家事もできないし、憂に頼ってばっかりだけど、それでも好き?」
―ごろごろしているお姉ちゃんが可愛くて好き。
―家事ができなくても手伝おうとしてくれるお姉ちゃんが好き。
―私を頼ってくれるお姉ちゃんが好き。
どうあっても、何があっても、私はありのままのお姉ちゃんが好き。
私は自分の気持ちを正直に伝えた。
唯「ありがとう、憂」
僅かに頬を朱に染めて、お姉ちゃんは照れ笑いを浮かべながら、それを隠すかのように再び私を抱きしめた。
クセのあるやわらかな髪の毛が、私の頬を優しく撫でる。
ほのかに香るシャンプーの匂い。心が満たされていく気がした。
741:夢の続きを[7/8]
09/11/17 23:06:29 cbvPx/Vc
唯「ほら、一緒だよ」
憂「え……?」
唯「憂がありのままの私が好きって言ってくれたみたいに、私もありのままの憂が好きなの」
憂「お姉ちゃん……」
唯「だからね」
至って真面目な、けれど優しい声で。
こんなにも近くに居るのに、もうその表情は窺えない。
唯「もう少しだけ、自分を好きになってあげて」
憂「……」
唯「憂がこんなにも私のことを想っていてくれるのに、私が憂のことをなんとも想っていないはず無いじゃない。それなのに勝手に嫌われたって決め付けて、勝手に自分を責め立てて。それじゃあ、憂自身が可哀想だよ」
憂「う……、うあぁぁぁっ……」
唯「ごめんね、憂。憂の気持ちに気付いてあげられなくて」
僅かに震えたその声は、嗚咽混じりに紡ぎだされた優しい言の葉。
私はもう何も考えられなくなっていた。
お姉ちゃんは悪くないって、否定の言葉も。
自分を責める、戒めの言葉も。
ありがとうの言葉さえも、見付からなかった。
ただ、涙が止まらなかった。
742:夢の続きを[8/8]
09/11/17 23:07:55 cbvPx/Vc
気がつけば外の雨は上がり、嘘みたいな晴れ間が覗いていた。
先程までの陰鬱な空気は霧散して、なんだか普段よりも部屋が明るく感じられた。
開けたカーテンの隙間から差し込む陽光を全身に受けて、それでもお姉ちゃんはごろごろしている。
炬燵がなければ毛布にくるまればいいんだよ! というのがお姉ちゃんの持論らしかった。
憂「お姉ちゃん、私ね」
唯「うん?」
憂「……夢をね、見たんだ」
唯「へぇー、どんな?」
憂「お姉ちゃんと、キスする夢」
唯「……私と?」
憂「うん」
唯「そっか。それで現実でもちゅーしたくなっちゃったのかぁ」
憂「だ、だって、それは、お姉ちゃんがあんなに近くに来るから……」
唯「言ってくれればよかったのに」
憂「え?」
唯「言ってくれれば、いくらでもしてあげるのに」
憂「……」
唯「うい?」
憂「じゃあ、お姉ちゃん。今ここでしてくれる?」
唯「え、うん……。でもそんなにストレートに言われるとちょっと照れる……」
憂「自分に正直に生きることにしたの。そうすればもっと自分が好きになれる気がするから」
唯「……そっか」
夢を含めて三度目のキスは、優しくてあったかくて―、甘酸っぱいイチゴみたいな味がした。
743:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/17 23:09:39 qbURlgL5
>>742
GJ
744:さる食らった
09/11/17 23:23:36 B+z53vIF
唯「さっきイチゴ食べたからだよ」
憂「そんなオチ!?」
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 俺はほのぼのSSを書いていたんだ。書いていると思ったら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ いつの間にか変態ルートだった。慌てて軌道修正してみたら
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ | ガチ百合モノになっていたんだ。
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言っているのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何を書いているのかわからなかった…
,゛ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r ー---ァ‐゛T´ '"´ /::::/-‐ \ 羞恥だとか黒歴史だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ごめんなさい。次は頑張ります
あー、死にてえwwww
745:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 00:08:49 doeE+Wtm
このくらいまでかな
お話自体はよかったし、読んでて楽しかったですよ♪
オチもwww唯らしくてwいいwww
746:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 00:12:47 QTH2XArc
あんまり百合とか好きじゃないけど
唯らしかったしいいと思う
747:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 02:04:12 GDDiXu5u
乙
俺は感動したけど。
今夜もいい夢が見れそうだ。
748:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 18:54:17 UtC1xKuu
憂
それは、憂鬱の憂
なぜに憂は憂鬱なのだろうか?
それは、池沼な姉の介護をしなくてはならないからだ。
遊びも恋愛もしたい年頃だろう。
しかし、それは池沼の介護をしなくてはならないので、許されない。
ああ!これこそ生き地獄、人生を憂いているんだ。
しかし、名は体を表わすと言うではないか!
とすると、憂は憂鬱な人生を宿命づけられたと言うことだ。
要介護の池沼の姉を持った時点で、憂の不幸な人生を送らねばならない。
憂の願い、それは姉の死である。
姉が死ぬことで、初めて自分の人生が送れるからだ。
しかし、今日も池沼の姉の介護に追われて、無為な一日が過ぎてゆく…
749:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 18:57:46 UtC1xKuu
唯「憂のせいで…
みんな私のことをバカにしているんだよ?
"憂ちゃんにいいところ全部もっていかれた"なんて毎日言われているし、
さらに…みんなの前でギターが上手いってことまで披露しちゃって…
わたしは…みんなに自慢できるものが無くなっちゃったんだよ?」
憂「あれは…軽音部のみんなを心配させたくなかったから。」
唯「あの1件から・・・
あずにゃんも"憂と組んでみたいんですけど"唯先輩、
頼んでもらえますか? とか…
りっちゃんにも"憂ちゃんくれ!!"とか…
みんな憂、憂、憂…って私に問いかけてくるの。
憂は愛されていていいよね、だって…「できる妹」なんだもん」
憂「…」
唯「私、周りからに影でなんて言われているか知ってる?
できないかわいそうな子、アホの子、池沼…もう散々だよ!?
文化祭ライブのときなんて、りっちゃんは"このままカゼひいてくれたほうがいいかも"
なんて言っていたようだし、学校の唯一の居場所までとらないでよ!」
唯「わたし…もう、限界だよ…」
唯「憂への挨拶は、毎朝"死ね"、"生まれてこなければよかったのに"、
"校舎から飛び降りろ"でいいよね?それでい い よ ね?」
憂「!?」
唯「あ…そうだ、憂が校舎から"平沢唯"として飛び降りてくれれば、
みんなは変装した私を"平沢憂"として見てくれるようになるんだ~
わたしってば天才♪」
憂「お姉ちゃん…ひどいよ」
唯「明日月曜日だし、明日早速やってみてよ!
遺書は私がキチンと書いてあげるから。」
憂「お姉ちゃん…いつもの優しいお姉ちゃんに戻ってよ!
お姉ちゃんおかしいよ、どうしたの?
わ…わたしはお姉ちゃんが大好きなのに グスッ グスッ」
唯「わたしのことが大好き?ほんと?」
憂「お姉ちゃんの為だったら何だって…何だってできるよ!」
唯「ふ~ん、本当に? 何でも? 絶対に?」
憂「うん!お姉ちゃんの為だったら何でもする!」
唯「じゃぁ、ちょっと外食してくるから…その間に死んで。
絶対に…死んで…」
憂「う…そ…そんなことできないよ」
ぺたりと座り込む憂…
そして、憂を見下す唯の瞳に光は灯ってない。
入学当初のあのキラキラした瞳は、どこへ行ってしまったのだろうか?
唯「だって何でもできるって言ったじゃない!」
唯「それじゃ、食事行ってくるから"よろしくね"」
750:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 23:03:39 gUpysyP6
特に深い意味もなく気軽にハグしたりチューしてくる姉にいつも悶々とさせられる憂であった
751:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 23:07:34 IjxpA8bh
微エロだったが今日買った同人の唯がそれだったな
唯のことが「好き」という気持ちを忘れようとしているのに唯の優しさやハグのおかげで悶々とする憂…
752:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 23:22:27 GDDiXu5u
このスレも微エロならあってもいい気がする。
753:【琴吹スポーツ】唯ちゃん、生涯憂ちゃん宣言!
09/11/18 23:22:34 Or2s1Gdl
唯「憂ー、ちょっと聞きたいんだけどー」
憂「なあに?」
唯「FAってなに?最近よくニュースで聞くんだー」
憂「FA…フリーエージェントの略だよ。簡単に言えば、自分の意志で他球団に移籍できるの」
唯「へぇ…なんか、FAって結婚するみたいだね!私もいつかFAするのかなー」
憂「…全力で引き止めさせていただきます!とりあえず、30年契…ふわぁ…あ、失礼、あくびしちゃった」
唯「うぇっ…うぅ…交渉中に、グス…あくびを、されるなんて…グス…!」
憂「ご、ごめん!じゃあ、50年契約で年俸は1億アイス!」
唯「憂…誠意は見せていただきました!これからも、よろしく!」ガシッ!
憂「お姉ちゃん!」ガシッ!
こうして、唯ちゃんと憂ちゃんは50年契約を結んだ。まさに、生涯憂宣言だ。
唯ちゃんのその目には、憂ちゃんへ愛が満ち溢れていた―(琴吹紬)
754:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 00:32:14 JVUdV00n
関本w
755:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 02:24:58 RRcikSNu
憂「私の体を動かすのは義務とか使命なんかじゃない。
そこにいる姉を守りたいという想い…
そうだ、お姉ちゃんを愛しているから私は家事をしているんだ!」
紬「そうだ、それだよウレイド!!」
756:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 10:42:59 eYc+UiRA
彫刻唯憂
URLリンク(2sen.dip.jp)
757:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 13:09:33 GYuGjiSp
かわいいw
758:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 20:02:13 JfM4dEOf
ここも荒らされてるのか
759:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 20:59:07 mPc2YAWX
―夜道
唯「夜は冷えるね~」
憂「そーだねー」
唯「あっ!流れぼ 憂「お姉ちゃんとずっといられますように!!!」
唯「へっ?」
憂(つい、流れ星に万能して口が…///)
唯「………」ギュ~
唯「そんなお願い最初からいらないよ」ギュ~
憂「////////」
流れ星見てて思いついた。
760:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 21:01:08 mPc2YAWX
>>759
万能して、じゃなくて反応してだった。
761:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/19 21:04:25 W+9zZgvB
>>760
GJです!
唯憂のあったか話はいいのぉー
762:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/20 10:01:02 g15BJZ85
GJです
763:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/20 22:01:41 bcrEf9+U
やっぱり7話は最高よのう…
初っ端のマフラー&手袋であったかあったかは何度見ても悶絶するわw
764:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/20 22:09:27 ehalYft9
俺・唯・憂とで
3人でデートしたいな
765:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/20 22:19:23 vcREyew7
>>764
たぶんお前浮くだろうなー
あの仲に逆に入りずらい。
766:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/20 22:25:37 bcrEf9+U
クリスマスの夜は何があったんだ?
お姉ちゃん…寒いよ…
↓
ごめんね憂…お姉ちゃんがあったかあったかしてあげる!
↓
以下略…
妄想スイッチが入った、逝ってくる…
767:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/21 00:02:06 xxBvoR+u
てす
768:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/21 00:03:47 Mx5pRJc4
おおおおおおおおお解除キター!
>>766
受理しました。
769:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/21 00:06:07 uDIZDjKK
>>768
おめ!
770:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/21 15:18:39 62lU4OXL
唯憂の切ない話も見てみたいな。
たまには。
771:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 09:35:48 DpWiqnOD
こんにちわ、平沢憂です。
突然ですが、お姉ちゃんは紬さんにお借りした別荘地に行きました。
冬の寒さに悩んでいたのを相談したら、快く貸してくれたそうです。
当分は向こうにいるようなので、お伝えしました。それでは。
【けいおん!】平沢唯16.5うんたん【避難所】
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11月27日はお姉ちゃんの誕生日です、みなさんが来てくれればお姉ちゃんは喜ぶと思いますので、お祝いに来て下さいね。
772:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 12:04:11 J4CY4xFF
たしかけいおんのアンソロの発売日も27日だったよね
唯の誕生日と偶然重なったのか
773:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 12:23:54 98U6jvWL
なんかな、誕生日に避難所とか…
なんか実に複雑だ
774:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 12:27:15 DpWiqnOD
仕方ないじゃないか・・・
荒らしが混ざったスレで誕生日よりはいいと思うからな
これ以上はスレチになりそうなのでまた
775:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 21:23:58 QU1OwzdA
憂も唯の誕生日が待ち遠しいんだろうなー
776:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 21:29:36 DpWiqnOD
ぶーくろちゃんみたいなプレゼントあげるんだろうな
777:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 22:57:50 aF7lAsFX
…いー…ういー…憂ー…
遠くから、私の名前を呼ぶ声がする。その声の主は分かっているのに、私は返事をしない。
その理由は、自分でもよく分からなかった。もしかして、嫌いだから?
違う、そうじゃない。むしろそのひとのことは大好きだ。もっと一緒にいたいし、もっと触れていたい。
前は、そんなこと思わなかったのに。近くにいられた時は、それが当たり前のことだと思っていたのに。
お姉ちゃんが部活を始めて、私と一緒にいる時間が少なくなって初めて…私は気付いたんだ。自分の気持ちに。
でも、気付いたところでどうにもならないんだと思う。
近づこうとすればするほど、そのひとは離れていってしまうような気がしたから。
そして皮肉なことに、その距離が大きくなるにつれて、私の想いもまた大きくなっていくのだ。
どうしよう、お姉ちゃん…私、どうしたらいいんだろうね…?
778:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:01:09 aF7lAsFX
唯「憂!!」
憂「……!」
目を開けると、そこは日曜日の朝の私の部屋。窓から差し込む光が、私を暖かく照らしていた。
その光を遮るかのように、お姉ちゃんは私に顔を近づける。
唯「やっと起きた!憂、そろそろお弁当の準備しないと間に合わないよ?」
憂「…お弁当?」
唯「こないだ言ったじゃん!皆でピクニック行くからお弁当よろしくって!」
憂「あ…そうだったね」
唯「私も手伝うから急いでね!」
憂「うん…」
お姉ちゃんの顔を見ていると、なんだか無性に哀しくなった。
私がどんなに頑張ってお弁当を作ったって、お姉ちゃんはそれを私と一緒に食べてはくれない。
私においしいよって言ってくれることなんて、ない…
唯「ねぇ、憂ってばー…早くしないと間に合わ…」
憂「…やだ」
唯「え?」
憂「やだよ、お姉ちゃん…」
唯「う…?」
私はお姉ちゃんに抱きついた。力の限り、お姉ちゃんを抱きしめた。
唯「う、憂?どしたの…?」
憂「やだよお姉ちゃん…行かないでよ…うぅ…うっ…」
唯「憂…」
私は泣いた。ただひたすらに、お姉ちゃんの胸の中で泣きじゃくった。
そんな私を、お姉ちゃんは何も言わずに抱きしめて、背中を撫でてくれていた。
779:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:03:03 aF7lAsFX
どれくらいそうしていただろうか。しばらくして、私はようやく言葉を発することができた。
憂「…ごめんお姉ちゃん…私…」
唯「んーん、いいんだよ。泣きたい時はおもいっきり泣かなきゃ」
憂「…お弁当、作らなきゃね」
ベッドから立ち上がろうとする私を、お姉ちゃんは首を横に振って静止した。
唯「いいんだよ。私、今日は皆のとこには行かないから」
憂「そんな…ダメだよ、約束してたんでしょ?」
唯「私がいないからって皆に迷惑かけるわけでもないでしょ?だから、いいの」
憂「でも…」
私は自分が情けなくなった。
これじゃ、わがまま言ってるだけじゃない。お姉ちゃんに、迷惑かけてるだけじゃない…
唯「さぁ憂、起きて朝ごはん食べよう?今日は私がパン焼いてあげるよ!」
憂「…ごめん」
唯「え?なんで謝るの?」
憂「私…嫌な妹だよね。お姉ちゃんに行ってほしくないからって、あんな風に泣くなんて」
唯「嫌なんかじゃないよ!私は…」
憂「ううん、お姉ちゃん優しいから、私が泣けば一人になんてしないでしょ?それが分かってるのに泣くなんて…いたっ」
お姉ちゃんは私の頭を軽く叩いた。怒っているのかと思いきや、その顔には笑顔が浮かんでいた。
780:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:07:05 aF7lAsFX
唯「ばかだなぁ憂はー…分かってて泣いたっていいんだよ」
憂「え…?」
唯「だって私たちは姉妹なんだよ?甘えたい時は甘えたっていいんだよ」
憂「で、でも…」
唯「もー、憂は私にわがまま言ったり甘えたりするの、そんなに嫌なの?」
憂「そ、そんなことないけど…」
唯「じゃあそれでいいの!」
お姉ちゃんはそう言うと、私に微笑みかけた。その笑顔は、とても優しかった。
憂「でもお姉ちゃん、ホントに…」
唯「いいったらいいの!さ、朝ごはん食べよう!」
憂「お、お姉ちゃん待ってよ、着替えなきゃ!」
唯「よーし、じゃあお姉ちゃんが着替えさせてあげよう!」
憂「い、いいってば…あはは、く、くすぐったいよお姉ちゃん!」
唯「こちょこちょ~♪」
憂「も、もう!」
ごめんねお姉ちゃん…そして、ありがとう。わがままを聞いてもらって。
終わりです
たまにはこういうのもと思って書きました
久しぶりに書いたから文がおかしいかもしれないですが…
781:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:10:08 DpWiqnOD
>>780
GJ!
本当に唯ちゃんは心の大きい子なんだな
782:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:11:13 QU1OwzdA
リアルタイムでいいの見た!
GJ!
唯はやっぱりしっかりしてるときはしてる感じがたまんないな。
憂は甘え下手な所が可愛い。
783:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/22 23:15:35 p9jDmUrd
>>780
乙乙~
やっぱ唯が姉で憂が妹じゃないとな。
784:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/23 12:38:50 WMxsUQI5
唯の誕生日さみんなここで迎えない?
785:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/23 13:26:55 K/0HUXzo
はぁ~いいなぁ~
やっぱり唯&憂みたいな仲良し姉妹は至高だわ~
786:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/23 23:04:31 8Ivl7tLj
唯って誕生会とかすんのかな?
787:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/23 23:29:12 Vg8bWxNF
誕生日唯ちゃんは憂ちゃんと二人きりで過ごすよ
788:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/23 23:51:29 pARGBq1J
そうであって欲しいな。
27日はあったかい日であってほしい。
789:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 01:20:13 oWErqcVb
お姉ちゃんへの誕生日プレゼントはもちろんわ・た・し♥
と言いながら唯の布団に潜り込む憂
もちろん人間湯たんぽとしてですからね?
エッチな想像した人は罰として脳内妄想SSをうpです
790:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 03:04:10 egUNT+OD
>>789
ご勘弁を~
791:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 03:33:18 sVUp6TNi
憂「お姉ちゃん、今日は一緒に寝よ…?」
唯「うんいいよ…へっきし!…うぅ、くしゃみ出ちった」
憂「た、大変、お姉ちゃんが風邪ひいちゃう…よし!」
唯「う、憂!?なんでパジャマ脱ぐの?」
憂「人をあっためるには人肌が一番!私、頑張ってお姉ちゃんをあっためるよ!」
唯「憂…じゃあ、私も!」
憂「お…おねっ!?ちょ、む、胸!か、隠して!!」
唯「大丈夫、こうやってあっため合えば二人ともぽかぽかだよ!さ、寝よう!」
憂「そうじゃなくて…きゃあ!」
ボフッ
憂「お、お姉ちゃ…し、下着はだめ…」
唯「だってガサガサしてて嫌なんだもん…よし、取れた!えへへ、憂、すべすべ~♪」
憂「は…ふぅ…お、お姉ちゃんも…すべすべだよ…」
>>789
罪を犯したら罰を受けなきゃならない…これは罰…罰なんだ…
792:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 08:36:17 EnxPDi0M
(*/∇\*)キャ
793:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 09:02:42 vtY79fwl
なにそのいつ暴発してもおかしくない危険なシチュwww
もしかして誘ってるのか・・・
794:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/24 21:11:47 F9/yY2gZ
>>793
つまり唯は確信犯ということか!!唯←憂と見せかけた唯→憂と俺は判断した。
795:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/25 02:12:49 jc9k3P+4
すばらしい…
796:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 03:16:33 pazP3v0W
/: : / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
: : : / /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : \
7 : { / : : : : /: : : : : : : : : : : ノ: :/: : : : : : ヽ
: : : Y :{: : : : : :/: : : : : : : :/| : /|i: : : : : : \
: : ハ{: :ハ : :/ :/ : : : : : /⌒ l / |:ト、 : : : ヽ:ト\
: ||V: : V: :/ : : : :/ 、 〃 ∥`'; :ヽ : ':!
ヘ U : : :/ィ" : : /、アΤ}ヽ/ | : : l : :|
ヽ ハ/ { : /{ ん ィ/ ィぅ、 | : |: : |
{ ∨ ゞ‐'′ んハ} 〉 l : ハ: :| みなさん
ヽ._ "" ゞ '′ / :/ V
人 ' "" イ/ お姉ちゃんの誕生日はいよいよ明日ですよ♪
, -_jヽ. {⌒ン /
__.ノ: . ヾ \ `´ ,. ′
ィ<: . . : . . : ヽ ` ーr< // `丶、
´- 、 ヽ\. : . . : ヽ /| : . \// `丶、
\\\: . . : ヽ-ー┤. : .}// `丶、
\\\: . . ヽ二l . : // /
\\\. : .', l_:_// /
i \\\ / -、`Y /
\ l } \ヽ/´-‐ 、 }J /)、
l / / ⌒ヽ )′ (´.ィ′
…やっぱりケーキは憂自作なんだろうか
797:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 03:25:55 H+LoAjPN
そろそろ唯の誕生日だぞー
798:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 17:16:30 8Weqlv6/
唯憂イラストキター!!
これはどんなシーンなんだろう?
URLリンク(www.toranoana.jp)
799:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 17:46:59 6Eh81jDr
>>798
焼き芋ほっかほか~♪
800:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 18:13:10 480GxbgE
>>799
___
/:::::::::::::::::`ー
/::::::::ミxイ::::::::::ヽ
{::::|:::V ´_}:::八::::}‘,
. /:::::|::::| ≡´ ミ}/::::} 焼きいもほっかほか~♪
. ^レ::|::/、 ヮ }/:N ふふん♪
`ー7^内⌒Y^′
♪◇に圦 ̄ jヽ
|_8 ̄[,」ノ〉
. ‘ァ元ーと´
. `′  ̄
801:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 21:01:31 H+LoAjPN
唯誕生日まであと3時間。
憂と待機
802:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/26 23:59:11 PNDfpary
唯「誕生日で大人になった私と大人なことをしよう憂!!」
憂「おっ大人なこと!?」ゴク
唯「私の部屋でするよ!…夜更かしを!!!」ドーン
憂「お姉ちゃん…大人だぁ」
唯「まぁね」キリッ
憂「いつまでもつきあうよお姉ちゃん!!」
唯「ありがとう憂!!」ダキッ
憂「エヘヘ///」
803:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 00:01:47 cvvzA99V
誕生日おめでとうーー!!!
804:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 00:10:51 C6Sz8aU+
唯☆誕生日おめでとう
記念カキコ♪
805:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:37:53 m0pc2BfR
憂「お姉ちゃん、何か欲しいものある?」
唯「えー?特にないけど…なんで?」
憂「あ、うん、なんとなくね…そっか、欲しいものないんだ…」
唯「?」
といったようなやり取りがあったのは1週間前。私はそれ以来、頭を悩ませていた。
お姉ちゃんの誕生日プレゼント…何にしようかな。あれこれと思いつきはするんだけど、これだ!というものがなかなかないんだよなぁ。
憂「手袋はクリスマスの時にあげたし…服は…お姉ちゃんいっぱい持ってるしなぁ」
梓「なに真剣な顔してるの?憂」
憂「うん、実は…」
お姉ちゃんの誕生日プレゼントについて話すと、梓ちゃんはやれやれ、と言わんばかりの表情で私を見た。
ちょっと悩みすぎとか思われてるのかな…
憂「ねぇ梓ちゃん、なにかいい考えないかなぁ」
梓「うーん…プレゼント、別に物じゃなくてもいいんじゃない?」
憂「たとえば?」
梓「いいの思い付かないけど…憂にできること、なにかあるんじゃないかな」
憂「そっか…ちょっと考えてみるよ!ありがと、梓ちゃん!」
梓「う、うん。がんばってね」
私にできることか…なんだろう?
…結局私は誕生日前日まで悩み続けるのだった。
806:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:42:23 m0pc2BfR
唯「……」
11月27日の朝、お姉ちゃんは不満そうな顔で私を見ていた。
実は律先輩の提案で、放課後お姉ちゃんの誕生会を開くことになったのだけど…
唯「ちぇー、憂も出てくれるって思ってたのになぁ」
憂「ごめんね?夜はごちそう用意して待ってるから」
唯「ホント!?わーい♪」
料理の用意も大変なことは大変なんだけど…
お姉ちゃんへのプレゼントの準備をしなければならない。。
昨日の夜、布団の中でようやく思い付いたそのプレゼントは、準備に少し手間がかかりそうなものなのだ。
唯「憂、学校行こー」
憂「今日はギターいらないんじゃない?
プレゼントもらったら、持って帰ってくるの大変だよ?」
唯「あ、そうだね!じゃあ置いてこーっと」
憂「あ、私が部屋に置いてきてあげるから、お姉ちゃんは先に学校行ってて?」
唯「え、いいの?悪いねー」
お姉ちゃんが家を出ていくのを確認して、私は受け取ったギターケースを開いた。
ギター、もといギー太があるのは当然として、もう一つ必要なものがある。
それがないとまずいんだけど…よかった、あった。私は再びケースを閉じると、それをぎゅっと抱きしめた。
今日はがんばらなきゃ…お姉ちゃんのために!
807:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:44:45 m0pc2BfR
唯「たっだいま~♪いやー楽しかった♪」
憂「おかえりお姉ちゃん、ご機嫌だね!」
その日の夕方、帰ってきたお姉ちゃんはとても上機嫌な様子だった。
どうやら誕生会は大いに盛り上がったようだ。
唯「わー♪お料理おいしそう!」
憂「うがいと手洗いしたら食べようね♪」
唯「うん!」
洗面所に向かったお姉ちゃんを見つめる私は、少し不安な気分だった。
結局、時間があまりなくてプレゼントの準備はよくできなかった…それでも、もう後戻りはできない。
…がんばろう。今年のお姉ちゃんの誕生日は、もう数時間しかないんだから。
1時間後
唯「…でね、さわちゃんたら途中で泣き出しちゃってさー」
憂「お、お姉ちゃん!」
唯「なに?」
憂「わ、私…お姉ちゃんにプレゼント用意したの!」
唯「ホント!?うれしー♪」
憂「…これなんだ」
唯「へ?これ…」
私が取り出したのは、お姉ちゃんのギー太だった。
お姉ちゃんはきょとんとした様子で私の目を見つめた。
唯「それ、ギー太だよね?どういう…」
憂「勝手に触ってごめんね。でも、これしか思い付かなかったから」
唯「もしかして、プレゼントって…」
憂「…じゃあ、いきます!U&I!」
808:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:46:07 m0pc2BfR
私が思い付いたプレゼント。それはギターの演奏、そして歌だった。
練習はほとんどできなかったし、演奏とも呼べないものかもしれないけど…それでも、私はお姉ちゃんにこの歌を届けたい。
あの日、お姉ちゃんが学祭のライブで私に届けてくれたように…
ジャーン…
憂「…ふぅ」
唯「……」
演奏を終えると、しばらく沈黙が部屋を包む。
お姉ちゃんは下を向いていて、その表情を窺い知ることはできない。
やっぱり、怒っちゃったかな…演奏下手くそだったし、お姉ちゃんのギター勝手に使っちゃったし…
唯「憂…」
憂「ご、ごめんお姉ちゃん!私……」
唯「…ごい」
憂「五位?」
唯「すごい…すごいよ憂!すごいよー♪」
憂「お、お姉ちゃん…きゃあっ」
お姉ちゃんは私の両手を握ると、上下に強く振った。
憂「お、お姉ちゃん…大げさだよ」
唯「大げさなんかじゃないよ!この曲、結構難しいのに!練習、いつからしてたの?あずにゃんに教えてもらったとか?」
憂「練習は…今日の2、3時間やっただけかな」
唯「たったそれだけで!?ますますすご…あ」
憂「それはお姉ちゃんの楽譜がすごく分かりやすかったから…」
唯「……」
憂「お姉ちゃん?」
809:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:47:36 m0pc2BfR
お姉ちゃんは何も言わずに、私の手を握った。その指の皮は、剥けかかっていた。
こんな短時間で剥けるなんて思いもしなかったんだけど。
唯「指…痛くない?」
憂「あ…あはは、ちょっとだけ。」
唯「…一生懸命練習したんだね」
憂「ううん、そんなことないよ。お姉ちゃんは毎日ギター弾いてるんだから」
唯「…憂」
お姉ちゃんは私を強く抱きしめた。その肩は、小刻みに震えているようだった。
唯「……ありがとね、憂」
憂「ううん…もっとちゃんとした演奏できればよかったんだけど」
唯「十分だよ。それに、プレゼントならいつももらってるんだから」
憂「え?」
唯「憂が作ってくれるご飯とか、買ってきてくれるアイスとか…毎日もらってるよ」
憂「お姉ちゃん…」
お姉ちゃんの言葉に、私はとても温かい気持ちになる。
プレゼントをしたのは私なのに、逆に何かをもらったような、そんな気持ちだ。
810:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:51:12 m0pc2BfR
唯「まぁ、憂の演奏はまだまだだけどね!憂、ギー太貸して!」
憂「うん?」
唯「今夜は私がバースデーライブをやってあげる!フィーバーだぜ!」
憂「わぁ♪」
―その日お姉ちゃんが夜中まで私に見せてくれた演奏は、とても素敵で、とてもかっこよかった。
ありがとう、お姉ちゃん、そしてお誕生日、おめでとう。
終わり
終わりです
今日は唯ちゃんの誕生日ってことで唯ムギスレや唯あずスレでもSS投下しちゃいました
811:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 23:52:53 Ak6X4RKc
GJ!GJ!
唯の誕生日の最後の最後でとてもいいものを
ありがとう
812:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 00:12:40 v0UD4jBQ
乙
誕生日ネタをこの時間に…タイミング良すぎる。
あったかあったか
813:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 02:40:25 0+9+Nfnr
>>810
唯ムギスレと唯あずスレのも読んだけど憂と別々に登校してその時
ムギにプレゼント貰ったり放課後の誕生会に憂が出てなかったりと
時間的矛盾が無くて驚いたwGJ!
814:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 12:40:37 wGIMSYcv
>>813
つうか唯モテすぎw
815:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 14:24:31 KP1CjHGn
>>810
GJ!! 素晴らしかったぜぃ
>>813
なに?! ちょっくら読みに行ってくる
816:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 16:32:59 CJ0BcXDH
アンソロの唯憂すばらしいな
817:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 23:23:23 +k6oqj+g
>>816kwsk
818:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 00:24:10 1OfaFfXx
アンソロ注文しようと思ったら在庫切れてた尼
819:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 00:42:39 I19/3tt3
本屋に平積みされてたよ
820:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 01:31:52 8PgAm7yd
明日俺も買いに行くか。
唯あずが多いって聞いたけど唯憂はどんくらい?
821:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 01:43:52 PB58UL2U
>>820
唯梓は小ネタばっか。
唯憂は一本使ってある。
822:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 01:53:47 z1pNPTib
>>821
来た来た来た!!
俺も明日買いに行こうかな?
823:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 06:49:19 XI4l08js
URLリンク(www.toranoana.jp)
824:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 07:44:24 AYzMnELT
これ目当てでとらで買ったぜ
825:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 02:37:39 8thMuGLb
もしも唯憂2人で一緒にお風呂入るとしたらありそうなこと…
個人的には唯の髪を洗ってあげる憂なんてのはありそうだと思う
しかもお姉ちゃんのふわふわなボリュームのある髪を洗ってあげることが憂の隠れた楽しみで、
また憂に髪を洗ってもらうことが気持ちよくて大好きな唯という形。
「お姉ちゃん、かゆいところはまだある?」
「うーん…あ、ここがちょっとかゆいかな?」
あとは背中をお互いに流しっこしたりとか湯船では(以下略
…こんな深夜に失礼
826:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/30 22:59:44 nYA7QURz
唯「うーいー?水鉄砲だよ!えいっ」ピュッ
憂「きゃっ!もう、お姉ちゃんたら」
唯「えへへ、一緒にお風呂入るの楽しいよねー♪あれ?憂…」
憂「な、なあに?あまり見ないで、恥ずかしい…」
唯「…私よりおっぱい大きいよねぇ」
憂「そ、そんなことないよ!気のせいだよ!」
唯「前にさわちゃんだって言ってたもん!むぅ、なんか悲しい…」
憂「お姉ちゃんごめん、私…」
唯「はぁ、私も澪ちゃんみたく大きくなりたいなぁ」
憂「じゃ、じゃあ私が大きくしてあげるよ!」
唯「え、それって…う、憂!?」
>>825
ここまで妄想しました
827:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 21:14:43 aJ/JC8gG
古いアルバムを見る―
そこには二人で笑いあったたくさんの思い出が……
大切な人が私と仲良く笑っていた。
―お姉ちゃん…。
あなたは今元気ですか?
こんな展開もいいよね。
828:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 21:22:30 KsgfFJs7
やめて数行読んだだけで鬱になった
829:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 23:28:58 BVxlGRjA
あーなたはーいーまーどこでナニーをしていまーすーか♪
830:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 23:54:03 mtWvBI15
「お姉ちゃんっ…!」と側にいない唯を想って憂がむせび泣き
ドラマみたい、悪くないな
831:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 00:02:28 aeiSKCpH
やっぱあったかなのがいいな
>>827みたいなのは泣く
832:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 00:22:51 JF8W99J2
合宿で唯がいない時に辛い夢を見てお姉ちゃんへの想いが大きくなって泣き出してしまう憂を想像したのは自分だけでいい
833:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 00:24:56 ZzaHWzAV
シリアス、切ないのも大好物
甘いのはもはや好きというか愛してる
834:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 00:29:09 Y4VPE7VN
>>827
受理した。
書いてみる。そのうち投下する。
835:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 13:19:57 W0VZDnt4
唯の結婚前夜!
836:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 19:03:15 MUezQenP
この二人には明るいエロスが似合う
URLリンク(www.dotup.org)
837:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 21:29:38 2IYBrdID
おい
838:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 21:33:58 ul0iNJcM
>>836
ちょっとまてやコラ
839:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 21:42:36 EhfhvPTv
荒らしはスルー
840:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 21:44:10 LLN1o40g
{: / .. -―‐- .. .. -―- ..
. . ':´ : : : :_:_: : : : : : : : : :`丶、ヾー--‐: ´: : : : : : : : : : : : : `丶
/: : :/: : : : : : :`: : : : : : : : : :\\ ン'´ : : : : : :, : : : : : : : : : : : : : \ァ┬-
: : : /: : : :}: : : : : : : : \: : : : 、: : :ヽ/: : : : : : : //: :}: :ヽ : i: : : : ヽ : : \ヘ: :
: : /: : : :/: : i: : : : : : : : :\: : :ヽ: : :ヽ : : /: / ': : /: : : }:|i: : : : :!: : : : ヽム
: : : : : :∧: : | : : i: : \: : : ヽ: : : : : : :'; :/ /´ l: : ハ: : : : :l | : : : : : : : : : : V
: : : : :./ : ヽハ : ト、: : :ヾー-ヽ : }: .:.: :|/:/ l: / ` : : : :| l: : : : : :i : : : : : |
: : : : :にニニl ;ヘ:ヽ 丶 :_\ Vヽ: .:.:レ' V ヽ :// : : : : : |: : : : : :l
: : i: : :| : : : l/ ` \ ,ィ'"¨ }:.:.ノz=ミ、 ,ィ'ミヽ j/イ : : : : : /: : : : : : 流れを変えるために
: : l : : ' : : : l :::::: ヾ:::ヽ:: しィハヾ l: : : : : ://: : .:.:/
: : :V ! ヽ: : : . ,ィ''⌒` | ゝz'フノ/: / : : /´ : : .:.:./ 一緒にあったかしてくるわ
: : : |人: : \:_ヽ.___:::::::: . -‐ ハ ー- 、 :::::::/イ/ : /}.:.:.:.:.:.:.∧
: : : l :::::\: : : : : : : `丶、 {:::: ノ /,人 、::;ノ _. -"―く/ ̄`\
: : :.:l: / ̄¨''ー- _ : : } `¨ /{´ \ ` / 7´ ヽ
: :.:.:.|' _. -―- 、 ¨''=ニ_ ヽ `ニ≧ァ'" -―‐{ i
∧.:ノ/:::::::::::::::::::::::`:ー- _ ¨''‐-ヽ 丶._ノ-一' ヽ |
/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄::`丶、__ 人ノ |
.:::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄¨''ー―- 、_ / \__ノ
/:::::::::::!:::::::::::::::::::::::;ィ''Tヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、_ ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::}Y' | | }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨ ア}
::::::::::::::ヽ::::::::::ノ ノ ノ { {:::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`
:::::::::::::::::::\:::ヽ ヽ ヽ \ ヾ´ー ¨ヾー- _::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::丶\ __ ヽ } `'' .__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::T'¨(___)- 、_ }メr―┐ ¨''ー- _:::::::::::::::::/ー-
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'^{、ヽ.___,/ └一'、 i  ̄¨''ー一'|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{` ー―へ \ ノ |
841:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 23:10:12 XjSF+j5n
全年齢板にガチエロを貼るのは宜しくない
が、普通にヒャッホウ!と思ってしまった俺はもうダメかもしれない
842:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 23:20:24 hdHU6//i
>>841
実は俺も興奮してしまった。
あれはきつい。
でも唯憂はほのぼのが一番だな。
843:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 00:13:16 FUs+3WzG
道具さえ持ってなければよかった
いや・・・持ってなくてもダメか
844:ぶったぎって
09/12/04 09:44:55 qD5NcN7a
改めて第七話見返したら、かわええ(*´ω`*)
二人とも俺の娘!!
りっちゃん隊員「不幸なドラマが始まりそうな設定」ヲイっw
今年のクリスマスは独りで第七話また観るんだ……
「やぁね~。オヤジくさい」(さわちゃん)
そう言えば七話にも出てたんだw
845:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 14:21:35 YaTUeU+I
憂「ねぇ、お姉ちゃん」
唯「んー?」
憂「この間、梓ちゃんと二人きりでお出かけしたんだって?」
唯「したよー。なんで知ってるの?」
憂「今日梓ちゃんが話してたから…すごく嬉しそうだった」
唯「そっかー…よかった、あずにゃんこないだのデート楽しかったんだ♪」
憂「…デートなんだ」
唯「えへへ、まあねー」
憂「……」
デート…まさかそんなにはっきり言われるだなんて思わなかった。
もう少しきまり悪そうにするとか、後ろめたい雰囲気を出したっていいじゃない…
唯「それであずにゃんったらねぇ…あれ憂、どうしたの?」
憂「…別に。なんでもない」
唯「なんでもないことないでしょ?なんか怒ってるよ」
憂「…怒ってない」
唯「ふふ、嘘ついたって分かるんだよー?さぁ、お姉ちゃんに言ってみなさい!」
…だめだ。やっぱりお姉ちゃんの真っ直ぐな瞳に見つめられると、嘘はつけない…
憂「お姉ちゃんが…」
唯「ん?私がなあに?」
憂「梓ちゃんと…デートしたから」
唯「それで怒ってるの?」
憂「…うん」
唯「あはは、なんだそんなことかー」
憂「…そんなことじゃないもん」
846:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 14:25:20 YaTUeU+I
唯「ごめんごめん、でも憂だってあずにゃんとお出かけするでしょ?おあいこだよ」
憂「私はお出かけだけど…お姉ちゃんはデートって言ったじゃない。それって全然違うよ」
唯「そうなのかなー?」
憂「そうなんだよ。お姉ちゃん、あんなに楽しそうな顔して…私より梓ちゃんのことが好きなんだよ」
唯「そんなことないよ。私は二人とも大好きだよ?」
憂「…それじゃやだ」
唯「へ?」
憂「私の方が好きじゃなきゃ、やだ」
唯「おお…憂って、意外にわがままなんだね」
憂「……」
唯「…ふふ」
お姉ちゃんは黙り込む私を優しく抱きしめて、耳元でこう呟いた。
唯「私…憂のこと、世界一好きだよ」
憂「…ホント?」
唯「うん、ホント」
憂「じゃあ、私とデートしてくれる?」
唯「もちろん!どこ行こっかー」
憂「あと…もう他の誰かとデートしちゃだめだからね」
唯「はいはい、しないよー♪」
847:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 14:28:10 RHMm6Dx+
イケメン唯
848:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 22:09:33 uhHIuDy9
何という女殺しwwいや妹殺しwwwwww
849:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 22:12:13 dezk35Du
さすが唯ちゃん!!お姉ちゃんだね
850:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 01:01:11 r0RVMzgn
天然ジゴロ平沢唯!
851:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 01:24:31 VS+KqDt5
>>846
憂「私の方が好きじゃなきゃ、やだ」
拗ねてる憂ちゃんかわええ
852:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 01:44:37 ikeyMSXF
今月のきららは唯憂はあるのだろうか。
853:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 10:34:03 91AB1luq
あって偶然、なくて当然
あったら悶絶ダナ
854:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 11:19:34 INwETGZs
多分クリスマスの話になるだろうから唯憂がある可能性はあるな
855:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 12:03:27 FfOEvLXN
まあ何かあったかネタがいいな。
856:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 16:15:41 lBsSxAkD
あったら嬉しくて死ぬ
857:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 17:58:24 LDbWIssD
なかったら寂しくて死ぬ
858:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 18:04:55 s1qMhmkP
ゆい「ほわいとくりすますだよ~」
うい「~///」うっとり
~~~~~~~~~
憂(どんなふうにお返ししようかな?ふふ)
859:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 18:10:23 WK0XgVYz
やっぱあったかな唯憂がいいな
だれかクリスマスネタで頼む
860:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 19:15:26 FfOEvLXN
俺的にはけいおん!2期は絶対にやってもらいたい。
憂が風邪をひいた回のところをアニメで見たい。
あの回はアニメで見ないと死ぬ。
861:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:45:14 8+qn+u+o
それは、軽音部の皆さんが勉強(という名の遊び)に我が家に集まっていた時のこと…
律「第一回!らぶらぶ☆軽音部トークターイム!」
澪「な、なんだよそれ?」
唯「なんかガ●使みたいだね」
律「まぁ恋バナだな!ルールは簡単!各自好きな人の名前を言っていくこと!それでは澪からー!」
澪「はぁ!?そ、そんな人いないよ!」
律「いない人は一芸披露な!はいどうぞ!」
澪「え、えぇ~…えっと…あ、梓の物真似!(髪をツインテにしつつ)唯先輩練習してくださーい!」
梓「……」
唯「……」
憂「……」
律「はい次ムギ!」
澪「す、スルー!?」
紬「はーい♪私の好きな人は…皆です♪」
律「無難だー!じゃあ次梓!」
澪「…え、これありなの?」
澪さんは律さんに突っ込んだものの、またもスルーされた。らしい扱いだ。
梓「えっと…私も皆です」
唯「わぁお!あずにゃんから告白されちゃったー♪」ギュッ
梓「や、やめてください!」
律「これまた無難だな…じゃあ次、唯!」
憂「……ゴクリ」
果たして、お姉ちゃんはなんと答えるのだろうか。二人と同じように皆と答えるのか、はたまた…
唯「私の好きな人は…」
862:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:46:51 8+qn+u+o
唯「皆でーす!」
お姉ちゃんも無難な答えだった。誰か男の人の名前が出たらどうしようかとヒヤヒヤしていた私はホッと一息つく。
…と同時に、私の名前が出なかったことにちょっぴりがっかりしてみたり…
律「なんだよ皆つまんないなぁ」
唯「あ、でもね?」
律「なんだ?」
唯「好きなのは皆だけど…大好きなのは、憂!」
そう言うとお姉ちゃんは私に抱きついた。私は頬が熱くなるのを感じた。
憂「お、お姉ちゃん…」
律「こいつぁ…よーし!じゃあ最後は憂ちゃん!好きな人は誰だ?」
皆の視線が私に集まった。
こういうことを皆の前で言うのは恥ずかしい…けど、お姉ちゃんの気持ちに答えないわけにはいかない。
憂「私が好きなのは…お姉ちゃん、です」
唯「わーい♪両想いだー!」
憂「…うん」
お姉ちゃんに抱きつかれながら、私は幸せを噛みしめていた。
私たち、両想いか…えへへ。
澪「ははは…ずいぶん仲がいいんだな」
紬「澪ちゃん、表現が間違ってるわよ?二人は愛し合ってるのよ」
梓「あ、愛…!?」
律(ふ、私は華麗に発言を逃れたぜ…)
唯憂「ところで、りっちゃん(律さん)は誰が好きな(んですか)の?」
律「す、ステレオ突っ込み…」
863:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:49:11 8+qn+u+o
以上です
>>856-857
どっちにしろ死ぬのかww
864:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:51:19 WK0XgVYz
>>863
GJ!!
唯と憂しか出てこなかったSSが多かったけどみんな出てきたのは初見だ
865:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 23:33:08 lBsSxAkD
2人の愛をみんな見守るのとかいいな
866:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 17:12:54 qaEQdAAB
甜菜
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
URLリンク(imepita.jp)
867:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 19:09:42 WvcvLZIP
やべえ
これは良すぎる
868:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 19:59:24 txVsjdKC
これ何のやつ?
869:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 20:00:01 1y8juGX5
この憂ちゃんの幸せそうな顔
たまりません
2人でデート中なのかも
870:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 20:19:11 YmAcg9Cr
唯憂の中の人対談もあるみたい
871:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 20:21:50 1y8juGX5
>>868
メージュらしい
これはかわいいから買う
872:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 20:40:08 txVsjdKC
メージュ買うわ
873:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 04:48:35 GbwIzNjp
>>866
削除早っ
874:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 14:12:09 LaJT7Mrl
>>866
見れない…まあメージュ買うからいいや
875:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 14:33:41 gg1zMEU2
一応転しておく
URLリンク(www.dotup.org)
URLリンク(www.dotup.org)
876:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 16:12:50 5LwIl44d
きゃあぁ、可愛すぎるわ
877:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 16:19:21 YTYTZELv
>>875
ちくしょー!!俺はだまされてたのかーーーー!!!
878:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 17:17:27 d/T5Tiul
今回のきららは唯憂回じゃなかったけど
憂の変装はかわいい!!
やっぱ原作は憂より唯の方が胸でかい
879:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 17:25:52 jthiAaLL
あったかあったか
880:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:40:05 7svU21Tp
憂のほうが唯より胸あるってネタは原作からの引用じゃないの?
881:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:42:29 d/T5Tiul
>>880
いや今月のきららの唯は憂より胸あるぞ
唯ちゃんも18歳になって成長したのかも
882:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:49:52 gg1zMEU2
>>880
「憂ちゃんの方が唯ちゃんよりおっぱい大きいじゃない!」というのはアニメオリジナルで原作にはそのセリフはなかったりする。
原作では単に「胸の大きさが違う」と言ってただけ。
>>881
実は唯はいろんな意味で成長が遅かったなんてオチは…ないよね?
というのは冗談で原作では胸に関しては唯の方が憂よりも大きいっぽい(?)
883:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:54:10 YTYTZELv
つうかアニメでは何でいちいち
「唯ちゃんより胸大きいじゃない」
っていちいちオリジナル入れたんだろう。
原作と設定がごちゃごちゃになって困る。
884:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:56:12 gg1zMEU2
>>883
それ以前に律澪の設定が違うからなー…
885:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/09 23:56:31 d/T5Tiul
>>883
原作ではどっちが大きいかの公式発表はないからな
どっちが大きいかはご想像にお任せします
886:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 01:10:33 HdlWoT91
唯スレより転
URLリンク(www.dotup.org)
妬いてる憂がたまりません
887:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 13:42:42 RCHUHLvv
>>886
プクイチさんの絵にみえた
888:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 15:30:51 bAdrbviQ
茄子
889:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 16:31:21 QRUckupv
久々にプクイチさんのブログ覗きに行こうとしたら閲覧パスワードを求められたでござる
890:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:39:16 kDB4CCod
SS投下してもよいの?
891:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:41:20 LXdgL/bt
どんとこいです
892:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:43:12 uh+ROhzJ
>>890
それまでごろごろして待ってよー
893:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:43:40 kDB4CCod
じゃあ投下するお
以下SSです
894:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:45:19 kDB4CCod
無邪気で可愛いお姉ちゃん。
たった1人のお姉ちゃん。
好きになっちゃいけないけれど。
血が繋がったお姉ちゃんだけど。
好きになっても、いいですか。
【sister】
日常がそこにはあった。
私の両親は頻繁に出かけるから、
私とお姉ちゃん、
二人だけの家庭だった。
お姉ちゃんが私を頼って。
私はそれに答えて。
それが、なにより楽しくて。
何より喜ぶお姉ちゃんが見られることは、
この上ない幸せだったんだ。
「うーいー♪晩御飯、なにー?」
後ろで私を呼ぶお姉ちゃん。
ああ、もう、本当に。
こんなにも可愛いだなんて。
895:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:47:36 kDB4CCod
生まれたときから2人だけの姉妹。
どんなに時がたっても変わらないその関係。
でも、確実に。
確実に私とお姉ちゃんは変わり続けている。
人はそれを成長というけど、
それが何だか寂しくもあって。
このまま、こうして大人になっていく。
私は私で、お姉ちゃんはお姉ちゃんで。
互いに離れていってしまう未来だと思うと、胸が張り裂けそうだよ。
今の日常が楽し過ぎるから。
今がとても幸せだから。
「いただきまーす」
2人で囲う食卓は、私の宝物。
美味しい、美味しいって言ってくれる。
お姉ちゃんがたくさん、美味しいを感じてもらえるために。
私は毎日、真心をこめるんだ。
こんな毎日が、ずっと…。
永遠に続けばいいのに。
896:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 19:49:12 kDB4CCod
時が止まってしまえばいいのに、とか。
そうに時々、考えてしまって。
そうすれば、ずっと一緒にいられるのに。
お姉ちゃんは、私をそんな気持ちにさせるんだ。
私をこんなにも切なくさせて。
私をこんなにもドキドキさせて。
無邪気な素振り、優しい瞳。
見る度に変わるその表情。
いつまでもずっと、見ていたい。
いつまでもずっと、一緒にいたい。
ずっとずっと、一緒に…。
好きになっちゃいけないけれど。
姉妹の好きは、ありえないけれど。
好きになってしまいたい。
「あ、そうだそうだ…憂にプレゼントがあるんだよー」
食後、2人で団欒していた時。
突然そう、言ったから。
驚いてしまって、私はただお姉ちゃんを見るだけで。
「だいぶ前から考えてて、昨日やっとできたんだよ!」
お姉ちゃんが出したのは、ギター。
お姉ちゃんの宝物なんだ。
「こほん、では聞いてください。『憂へ』…」
そう言って、ギターを弾いて、歌い出す。