09/10/12 03:40:42 ZXX2YuO2
上機嫌なお姉ちゃんを見ているうちに、とても幸福な気分になる。
考えてみたら、お姉ちゃんが自分からお茶を入れるなんて前は考えられなかったことだ。
憂「お姉ちゃん、変わったよね」
唯「え?どこが?」
憂「いろいろだよ。軽音部に入ってから、いろいろ変わったよ」
唯「そうかなー」
憂「そうなんだよー」
こうして部室にいると、なんだか心が落ち着く気がした。
それがお姉ちゃんと一緒だからなのかこの場所の雰囲気のせいなのかわからないけど、
確かに言えるのは今がとても幸せな時間だということだ。
憂「…ねぇお姉ちゃん」
唯「なあにー?」
憂「皆が来るまで…こうしてていい?」
私はお姉ちゃんのそばに椅子を寄せ、体を寄りかけた。お姉ちゃんは何も言わずに、私の頭を撫でる。
唯「えへへ、あったか、あったか♪」
憂「うん、あったかあったか♪」
―ねぇお姉ちゃん、こうして部室でのんびりするのって、とても幸せなんだね。私、今なら分かる気がするよ。
おわり
たまには家でなく部室もいいかなと思って書きました
夜中に失礼