09/09/09 00:59:46 cJ7cSsmc
>>59の続き
さわ子「…はあ、琴吹家の斎藤様…。で、どのようなご用件でしょうか?」
斎藤「その…学内でのお嬢様のご様子を…。何か変わった事はないかと…。」
さわ子「…それでは直接ご覧になってはいかがでしょう?こちらへどうぞ。」
音楽室の扉の向こうから中の様子を見ている二人
斎藤「ああ、お嬢様自らご学友にお茶をふるまわれて…。あのように大きな声
でお笑いになって…。あっ、こ、これ!そのようにお嬢様に抱きつくとは!
なんとはしたない!」
夕暮れの校舎はやがて茜色に染まってゆく
さわ子「…いかがでしたか?」
斎藤「けしからんですな。」
さわ子「けしからんですか。」
斎藤「実にけしからん。…しかし」
さわ子「?」
斎藤「あのようなお嬢様の表情は初めて見ました。」
さわ子「はい。」
斎藤「山中様」
さわ子「はい?」
斎藤「お嬢様をよろしくお願い致します。」
さわ子「はい。」ニッコリ
なんか勢いでSSになってしまってごめん。