09/09/22 03:30:46 WLWGeLnc
「あ、アレルギーさん」
「珍しくお前から声を掛けてきたと思ったら、人を特定の抗原に対する過剰な免疫反応呼ばわりとは
見上げた失礼根性だな」
「最初に断っておきますが、噛んでませんからね」
「…これが熟年離婚の危機か」
「何を仰ってるのかよく解りませんが、私を見上げてしまうくらい小さくなってしまわれたのは理解しました。
元々器の小さい方だとは思ってましたが」
「そうか…お前は何か理由があって僕を近づけまいとして、そんな事を言ってるんだろ？
最初に会ったあの時みたいに。全くもって水臭いぜ。言ってみろよ、怒らないからさ」
「そんな事を言いながら何故先程から私に襲い掛かろうと近づいてるんですか!やめてください!」
「うるせえ!言わなきゃバレなかったのに余計な事を言いやがって!
いいか!今日という今日こそペロペロのレロレロにしてやる!覚悟しやがれ小学生!」
「それ以上近寄らないでください!近寄られると本当に凄く痒いんです!」
「は？…あー、それは何？僕の発言とか行動が青臭くて、見てて痒くなる、とかそういうの？」
「それもそうですが、今回は物理的なお話でして」
「畜生!否定しろよ!」
「それはもう間違いようのない事実なのです。因みに痒くなったのはこの前お会いした後です」
「はいはい、風呂掃除ばかりでお前が風呂に入って無い、とかね」
「レディに対してなんという失礼を!謝礼を要求します!」
「なんでだよ!だいたいだな、何のアレルギーだってんだよ」
「そばアレルギーです!」
「あ？」
「そばに寄られると痒くなるのですから、これはそばアレルギーに違いありません。
ショックで死に至る事もあるのでとても危険なのです」
「ふっ、ははは。所詮は子供だな。いいか、アレルギーというのは特定の抗原に対する過剰な免疫反応の事だ。
僕が原因でお前の体に免疫反応出ているというならつまり、アレルギーさんはお前だ八九寺!!」
「なんと!阿良々木さんはソバだったのですね!」
「違うわ!」
「冗談です。アレルゲンさん」
「畜生!全て知っててやってやがったなこの野郎!」
「この場合は、荒れる気さん、の方が良いですかね？」
「お前が荒らしてんだよ!」
ディスってみまみた