【けいおん!】唯×紬スレat ANICHARA2
【けいおん!】唯×紬スレ - 暇つぶし2ch563:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 02:35:12 JnBHIDjB
>>562
チュッ

唯「ムギちゃん……アイシテル……」フフフ

紬「ワタシの可愛い唯……ゼッタイ誰にもワタサナイんだから……」ウフフ

唯「ムギちゃんさえいれば他に何もいらないや……あぁ、ムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃん」アハハ

紬「そうね、だったらこんな世界変えちゃおうか♪」ウフフ


「「フ タ リ ダ ケ ノ セ カ イ ニ」」



なんだこれは

564:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 02:39:07 NPhX1pti
普段軽音部で律とかとはしゃいでるときはいつも通りの唯or紬だけど
二人きりになった途端…みたいなのにも萌えるわ
別にヤンデレじゃなくてもいいけどw

565:ヤンデレムギちゃん
09/12/17 04:10:45 ZTBWAYNY
紬「…唯ちゃん」

唯「な、なに?」

紬「今日はずいぶんりっちゃんたちと仲がよかったのね?あんなにくっついて」

唯「そ、そうかな……なんかごめん」

紬「…大丈夫よ。全然怒ってないから。だって私、唯ちゃんのこと大好きだもの」

唯「ムギちゃ…きゃっ」

ギュウッ

紬「…抱きしめても、いいわよね?」

唯「いいけど…く、苦しいよムギちゃん…」

紬「私、唯ちゃんのこと大好き。壊しちゃいたいくらい、唯ちゃんのことが好きなの。
 …唯ちゃんも私のこと好きよね?だったら、どんなに強く抱きしめたって大丈夫よね」

ギュウゥ…

唯「むっ…ムギ…ちゃ…」

紬「…これは、梓ちゃんに抱きついた分」

ギュウゥゥッ…

唯「…っ…あっ……」

紬「…これは、りっちゃんにケーキを食べさせた分。澪ちゃんには何もしなかったから、こんなものかな」

唯「ぷはっ……む、ムギちゃ…」

紬「あら唯ちゃん、よだれが垂れちゃってるわよ?私がきれいにしてあげる」

唯「んんっ…ん…んっ……」

紬「わぁ、どんどん溢れてくるのね?でも大丈夫。今日も外が真っ暗になるまで、ずーっと私がきれいにしてあげるから♪」

唯「う…うん……」

終わり

566:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 05:08:42 7Qg98Iw4
>>566

やべえよ攻めムギが好きな俺にはたまらん!

567:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 07:40:19 bsCoEeIf
何だこのスレは…唯ムギ好きな俺のオアシスじゃないか!

568:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 20:09:36 TWMrkB2A
三巻は唯ムギ的に美味しいところがあるのかしら

569:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 23:09:53 kQtp0d9e
>>563
わろた

570:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 00:09:49 F5G6qKrX
君はいつも上の空。私の視線に気付かないのかな
君の視線の先にあるのは、いつもの二人、澪ちゃんとりっちゃん
少し青みがかった君の目が、その二人に向けていつもと違った輝きを放っていると
私の居場所はどこかと探しに行きたくなる
もっと私を見てほしい

「さーて、もう暗いしかえろーぜー!」
「今日も結局練習すすまなかったよ・・・大体律は―」
「まあまあ、お片づけ済ませて帰りましょ!」
きっと・・・今しかない
「澪ちゃんとりっちゃん先に帰りなよ!私とムギちゃんで片付けるから!」
三人が目を見開いて私のほうを見る そこまで驚くこと無いじゃん!
ただ・・・自分でもこんなことを言うなんて信じられない
今私、必死になりすぎてるかもしれない

「ふふふ・・・」
「どうしたのムギちゃん?」
「え?だって珍しいな・・・って。唯ちゃんが率先してお片づけなんて・・・」
「えへへ・・・そうかなあ」
今・・・今私は君の笑顔を独り占めにしている
もう誰にも邪魔はさせない
私は扉のほうに歩み寄り、部室の鍵を閉めた
「・・・唯ちゃん?」
君が少し怯えを含んだ目で私を見てきた
今の私、自分で言うのもなんだけど・・・私らしくない表情してると思う
だけど・・・そんなことはもうどうだっていい。私は君の腕を掴み、
無理やり長椅子のほうへと引っ張り寄せ、そこに押し込むように座らせた
「・・・・ムギちゃん」
「・・・・・」
君は何も言わず、目を閉じた
その頬に手を添えると、その肌の暖かさが私の涙腺を刺激して
自分の中の何かが崩れ去るのを感じた
「ムギちゃん・・・・好きだよ」
そう言いたいんだけど、涙と嗚咽混じりにしか声が出せなくて
意思を思い通りに伝えられてない気がして
ずっと・・・何回も同じ言葉を繰り返した。
涙で潤んだ視界は、ありのままに物事を映すことはもうしない
だけど、感じた。私の体を包み込む暖かい体温・・・
「・・・ごめんね、唯ちゃん」
謝ったってもう知らない、ムギちゃんの馬鹿
声を荒げて、偽りの言葉をただただ投げつけた
君はその言葉を全て受け止めて、また私を抱きしめる力を強めた
体の奥底から湧き上がってくる熱が行き場を失い、涙へと姿を変えてまたこぼれ始める
生まれて初めてかもしれない・・・こんな感覚。悲しくて、寂しくて、でも嬉しくて、暖かい

澪ちゃんの歌詞、その意味がやっとわかった気がする
私はただ、今の気持ちを表す辞書にもない言葉を、捜し続けている

571:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 00:11:52 F5G6qKrX
初めて投下しました
唯がムギへの恋心から不安定になったりしたら可愛いかなと
こんなの唯らしくないと思うかもしれませんすいません
あと文章無理に綺麗に書こうとしてる感じですいません
それじゃどうもすいません

572:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 02:56:18 j0IJlr0Z
唯→紬好きの自分からしたら最高な内容でしたw
これくらいならキャラ崩壊とは思わないかな。
唯は確かに変人だけど、恋心を抱いたら人並みに悩んだり苦しんだり泣いたりしそうだ。

573:恋人
09/12/18 04:17:25 3Dj1vZtE
コンコン…カチャ

約束の時間から少し遅れて、私は静かに窓を叩いた。すると、すぐに唯ちゃんがその鍵を開けて顔を覗かせる。

紬「遅れてごめんなさい…出てくるのに戸惑っちゃって」
唯「…急いでね。そろそろ憂がお風呂出ちゃうから」

靴とわずかな荷物を持って家の中に入ると、暖かい空気が私を包んだ。でものんびりしている暇はない。私たちは急ぎ足で階段を登った。
どうして私は今、こんなことをしているのか…理由はごく簡単。唯ちゃんの家に泊まるためだ。
これだけなら別に珍しくもない理由だろう。今どきの女子高生だったら、友達の家に泊まるくらい普通にあるはず。
でも…それが恋人の家だとしたら?話は違ってくるだろう。それを家族や周りの人に話す人はまずいない。
そして今の私たちの状況は、後者にあてはまる。このお泊まりは周りの皆には内緒。私たちだけの秘密なのだ。

唯「ふぅ…なんとか部屋まで来れたね」
紬「うん…」

「お姉ちゃーん!もう寝るのー?」

階下から憂ちゃんの声が聞こえてきた。あぶない。もう少し遅れてたら間違いなく鉢合わせしていただろう。

唯「うん!おやすみー!…ふぅ、これでもう平気だよ」
紬「うん…ぎりぎりだったね」

574:恋人
09/12/18 04:20:07 3Dj1vZtE
唯「でも…ホントに隠れる必要あったのかなぁ。憂なら大丈夫だと思うけど」
紬「だって…平日の夜に泊まりに来るなんてどう考えても不自然じゃない。…それに」
唯「…ムギちゃん」

私は唯ちゃんの肩を掴むと、倒れ込むようにベッドに横たわった。

紬「こんなことするんだもの…朝、気まずくて憂ちゃんの顔見れないわ」
唯「…そっか。ところで家の人にはなんて言ってきたの?」
紬「お友達の家に泊まるって。念のために、唯ちゃんの携帯の番号教えちゃった」
唯「まぁ、何も嘘ついてるわけじゃないし大丈夫だよね」
紬「あら、一つあるじゃない?」
唯「あ…そうだよね。私たち、友達じゃないんだよね」
紬「そうよ。私たちは…」
唯紬「恋人…」

声がぴったり合ったことがおかしくて、私たちはお互いの顔を見て吹き出した。
幸福感と緊張感と罪悪感と、唯ちゃんを独占することのできる優越感。
色々な感情が入り交じって、おかしなテンションになってしまう。
私は高まる鼓動を抑えて、静かに唯ちゃんに言った。

紬「…唯ちゃん」
唯「なあに?」
紬「触っても…いい?」
唯「…うん。いいよ…」

575:恋人
09/12/18 04:29:04 3Dj1vZtE
私は唯ちゃんの胸にそっと手をやった。唯ちゃんは小さく体を震わせたけれど、黙って私の手を受け入れてくれた。

紬「…唯ちゃん、すごく柔らかい」
唯「そう…かな…ふふっ…♪くすぐったいよ…」
紬「…今度は、唯ちゃんが触って?」
唯「…うん」

唯ちゃんはおずおずと私の胸に手のひらを乗せた。服の上からでも、はっきりとそのぬくもりが感じ取れる。

唯「…痛くない?」
紬「うん、平気…」
唯「そっか…よかった」
紬「…ねぇ唯ちゃん、そろそろ…」
唯「も、もう?ちょっとその…恥ずかしいよ」
紬「…私だってそうよ。でも大丈夫。私たち恋人なんだから。二人一緒なら、大丈夫」
唯「…うん」

私は唯ちゃんの着ていたシャツをゆっくりと脱がせてあげた。唯ちゃんも、私のブラウスのボタンをゆっくり外す。
…私たちの手は、同じように震えていたけれど。

頬を赤く染めた唯ちゃんは、驚くほどに大人びていて、官能的な雰囲気を醸し出していた。

紬「唯…ちゃん…ホントに…いいの?」
唯「うん…さっきムギちゃんも言ったでしょ。…二人一緒なら大丈夫だって」
紬「うん…唯ちゃん、愛してる」
唯「うん…ありがとう……」

576:恋人
09/12/18 04:33:29 3Dj1vZtE
こんな時間が、いつまでも続いたらいいのに。しばらく私は、そう願わずにはいられない時間を過ごした。
私は唯ちゃんの笑顔、ぬくもり、優しさ…唯ちゃんの全てを手に入れてしまった。
それは幸せなことのはずなのに、どこか恐ろしいことにも感じられた。
人を愛するって、こんなに重いことなんだ。私は初めて感じるその感情に戸惑っていた。
でも私は、唯ちゃんを絶対に離さない。だって、私は―

紬「…唯、ちゃん」
唯「……ん?」
紬「…大好き」
唯「うん…私も、大好き」

私の胸の上で、唯ちゃんは優しく笑った。それは、今まで見たことのない、優しい笑顔だった。




以上です
ちょっと性的な表現が入ってしまいました。不快な気分になった方がいたらお許しを

577:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 18:13:15 b8yNdl8k
>>568
裏表紙

578:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 22:19:47 Dc3mluMy
SSダッシュだぜー

579:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 22:53:10 cFtvaHbB
まさかの良作ラッシュ……
>>571>>576も乙!!!


ふと思ったんだが、律と澪はバンドでいうリズム隊で、
唯とムギはギターとキーボードで歌のメロディーを作る役割なんだよな。
そういう意味でも、二人で練習とかやってみてほしい。

580:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 23:25:30 lMWUFhGN
GソロとKeyソロの掛け合いとかいいよね
メロスピとかの

URLリンク(www.dotup.org)

581:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 23:51:14 RU88KDVF
>>577
まだ買っていない俺に詳しく教えてくれ

582:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 00:37:27 ZsyZcjUS
OPの間奏聞いてると
律→唯→ムギ→澪→律
という一通な輪を想像してしまう…

583:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 02:45:06 4EHXensL
ムギスレよりてん

URLリンク(www.dotup.org)
URLリンク(www.dotup.org)

584:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 02:58:17 8KcgbTQs
仲良く

585:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 03:13:14 8KcgbTQs
金曜日の夜は、ムギは唯の家に泊まりに行ったりしそう。
そんで一晩中ベッドの中でイチャイチャしたりして、そのうち疲れて、仲良く就寝。
翌日。昼まで寝てる二人を起こしにきた憂。
「お姉ちゃんが二人になったみたいです」なんて皮肉られながらも、ムギは相変わらず唯と二人してイチャイチャ。憂ブチギレ寸前。
「夕飯の材料買ってくるよ~」と唯はムギと二人でスーパーまで行き、野菜を品定め。新婚夫婦ごっこを満喫。
夕方の帰り道。西日で真っ赤な道を二人して歩く。なんとなくロマンチックな雰囲気を鈍感な唯が珍しく察し、照れながらも、ムギの腕に自分の腕を絡める。
すると、そんなイチャイチャ場面をご近所の奥様に目撃され、「仲良いのね~」とからかわれてしまう始末。二人して仲良く赤面。
家に帰ると、ストライキを起こした憂を慰める。なんとか三人で夕飯にありついたとさ。

ここまで妄想を吐き出したところで、寝る。

586:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 07:34:07 w+M13zVd
賢者モードになるまで吐き出しちゃダメです><

587:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 11:04:06 018OLVaI
なんか家でイチャイチャしてそうな唯梓や唯憂と違って、部室でイチャイチャするイメージが圧倒的に強い>唯紬

588:唯×紬=?
09/12/19 22:41:29 NPyt3xGX
私と唯ちゃんが顔を合わせるのは、基本的に学校にいる間と下校時のわずかな時間だけだ。
そのうち、二人きりになれる時間というのは本当にわずかしかない。
私は今のままで十分なんだけど、唯ちゃんは不満なようで…

唯「ムギちゃんともっと二人きりになりたい!」

放課後、二人きりの部室。テーブル越しに向き合った唯ちゃんが高らかにそう言った。
突然そんなこと言われても、どう反応していいか分からない…

紬「…うん」
唯「うんじゃなくってー!もう、ムギちゃんはそう思わないの?」
紬「私は別に今のままでも…皆といるの楽しいし」
唯「ムギちゃんはわかってないなぁ。お友達と一緒にいる時間と好きな人と一緒にいる時間は別物なんだよ?」
紬「そ、そうなの?」
唯「そうなのです!甘い物は別腹って言うでしょ?それと同じだよ!」
紬「そっかぁ…なるほど」

唯ちゃんの言うことには不思議な説得力があった。
確かに、私にとって唯ちゃんといる時間は他の皆といるのとは違うものだと思う。
甘いというかふわふわしてるというか、とっても居心地がいいのだ。…それがちょうど今の時間なんだけど。

589:唯×紬=?
09/12/19 22:42:46 NPyt3xGX
唯「もっと二人っきりになる方法、なにかないかなー?」
紬「うーん…どうかしらー♪」
唯「…ムギちゃん、真面目に考えてる?」
紬「え?も、もちろん!」
唯「ホント?さっきから私の顔ばっかり見てるじゃん」
紬「そ、そう?気のせいじゃない?」
唯「もう、ムギちゃんはしょうがないなー♪」
紬「あ…えへへ…」

唯ちゃんに頭を撫でられながら、私はあることを思ついた。

紬「ねぇ、唯ちゃん」
唯「ん?」
紬「一緒にいる時間を増やすのは難しいかもしれないけど…その代わりに今までの二倍仲良くするっていうのはどう?」
唯「二倍?」
紬「そう。そうしたら今までの二倍一緒にいるってことになるじゃない」
唯「ふむふむ…」

唯ちゃんはしばらく考えてから、パッと顔を輝かせた。どうやら、私の言いたいことがわかってもらえたようだ。

唯「なるほど名案だね!すごいねムギちゃん、天才だよ!」
紬「そ、そんな…大げさよ」
唯「でも二倍仲良くするって言っても、具体的に何すればいいのかな?」
紬「それは…うーん?」
唯「そうだ!ずっと手を繋いでよう!」
紬「じゃあ…私は唯ちゃんにケーキ食べさせてあげる♪」

590:唯×紬=?
09/12/19 22:45:04 NPyt3xGX
唯「ムギちゃん、隣に座りなよ!今度からりっちゃんと席替え!」
紬「うん♪」

私は席を移動すると、既に口を開けて準備万端な唯ちゃんにケーキを食べさせてあげた。

唯「おいひー♪」
紬「よかった♪ね、こうすれば二倍楽しいでしょ?」
唯「うん♪ムギちゃん、もっとくっつきなよー」
紬「あ…うん」

肩と肩をくっつけて手を繋いでいると、不思議とぽかぽかしてきた。
自分で言うのもなんだけど…唯ちゃんのいう通り、私の提案は名案なのかもしれない。
だってこうすれば、色々なものが二倍になるから。唯ちゃんから感じるぬくもりも、今まで感じていた幸せも、一緒にいられることの嬉しさも。

唯「ところで、ケーキも二倍にならないかな?」
紬「だーめ♪」

おしまい


というわけで書いてみました
連投失礼しました

591:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 23:14:01 j6eO6Yes
ラブラブいいねぇ

592:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/19 23:56:42 jtrIzvMj
d

593:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/20 09:42:04 Wbo9P77n
3巻よんで唯とムギは似たもの同士だと思った

594:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/20 19:10:02 md3vaG9r
青い花の二人がこの二人に似てる気がする。
あーちゃんが唯でふみちゃんがムギ。

595:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/20 23:30:46 D5wJjAu1
n

596:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 02:24:44 mtFOM0aO
この二人は片思いシチュが思い浮かびにくいなぁ
でもどっちかがどっちかに片思いしてたら凄い萌える

597:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 17:29:08 6xJ2NSYO
片思いだったら俺は唯→紬が好きだな。
唯の懸命なアプローチをことごとく天然でかわしていく紬みたいのが好きだ
もしくわ紬に嫉妬してほしくて梓に抱きつきながらチラチラ紬を見てる唯とか萌える

598:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 18:22:59 dK24KCY/
片思いというと違うかもしれないが、唯→←紬が萌える。

好きだけど現実に実るわけないとか思い込んでる紬と、好きだからどうにか成就させたい唯みたいな。

599:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 18:46:31 YLXs2qdS
実は両想いなのに片想いと片想いのすれ違いになってるという感じか

600:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 19:12:43 D1/D4vod
俺も片思いものなら唯→ムギかな。もちろん逆も全然アリだが。
様々なフラグを立てまくってるモテまくりの唯が、ムギに対して切ない片思いをしてるとこが見てみたい。
きっと、ムギと手が触れたりちょっと顔が近くなったりするたびに、可愛い挙動を見せてくれるに違いないw

601:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 21:09:47 IR4B9y4V
澪にタイ結びなおしてもらって、りっちゃんに「大好きだよ!」といわれたが
実は両方ムギちゃんにやってほしかった唯ちゃんでした

602:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/21 23:23:22 l8FXLEvd
みんな想像力逞しいな

603:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 02:28:07 NWVsDLY2
ムギと唯が喧嘩する話とか原作がやらないかな~
もちろん仲直り後はより仲良くなってる感じで

604:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 10:23:04 EicwSeA4
>>603
やる可能性があるとしたら11話の脚本家じゃね?

でも、二人とも人に突っかかったりしなさそうだしなぁ…

605:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 20:43:19 9soyMTT1
>>603
喧嘩の原因は何だろうか、
用事でちょっと遅れた唯がお菓子楽しみにしてたら丁度切らしてしまったとか、
すりよってくる唯をムギが「唯ちゃんは梓ちゃんとくっつかなきゃ駄目なの!」って言って拒否するとか。
ああだめだ浮かばんww



606:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 20:55:40 NWVsDLY2
生理痛で、しかもその日部活後にバイトで、一週間後にライブ控えてて、早く新らしい歌詞に曲をつけなきゃいけないってプレッシャーのときに
唯にお菓子関係のことでワガママ言われたりしたらさすがのムギちゃんもブチギレるかもしんないかも。

607:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 20:57:10 0NhMwBh7
自分の恋愛事情には鈍感なムギちゃんが唯のアプローチに気付かず
唯が一方的に拗ねちゃうとかならあり得なくもない気もするんだが

608:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 21:13:30 IOBz3j/H
>>607
そ  れ  だ

609:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 21:18:02 E3jiz+zp
それ以前にこの二人がそんな簡単にキレないだろうな。

610:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 22:56:55 4qo68V+n
3レスほど投下します


唯「ム、ムギちゃん!」
紬「なあに?唯ちゃん」
唯「これ!」

私がムギちゃんに差し出したのは、ほんのりと甘い香りが漂うピンクの紙袋。
中には、昨日買ったクッキーが入っている。

紬「これは…?」
唯「あ、あのね、いつもムギちゃんにお菓子もらってばかりじゃ悪いから…今日は私がクッキー持ってきたの」
紬「わぁ…ありがとう唯ちゃん!」
唯「う、うん…買ってきたやつで悪いんだけど」
紬「そんなことないわ。とっても美味しそう♪」
唯「そう?えへへ…じゃあムギちゃん、食べて…」
紬「じゃあ、皆が来たら食べましょう♪」
唯「え?」
紬「さっそくお皿に移さなきゃね!あ、飲み物は紅茶で大丈夫かしら」
唯「ム、ムギちゃん違うの、それは…」
紬「心配しなくたって大丈夫よ。せっかく持ってきたんだから、きっと皆喜んでくれるわよ?」
唯「ムギちゃん…」

ムギちゃんは勘違いしている。そのクッキーは、ムギちゃんだけに食べてほしくて持ってきたのに…

紬「あ、やっぱりミルクティーの方がいいかしら?」
唯「……ばか」
紬「え?」
唯「ムギちゃんのばかっ!」

611:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 22:57:56 4qo68V+n
突然唯ちゃんが大きな声を出したので、私は驚いて固まってしまった。

紬「ゆ、唯ちゃん…?」
唯「……」ガタン

唯ちゃんは机に突っ伏して黙り込んでしまった。その肩は、小刻みに震えているようだった。
どうしたんだろう、私なにか気に障ること言ったかな…あ、もしかして…

紬「唯ちゃん…もしかしてココアが飲みたかったの?」
唯「……」

唯ちゃんは黙ったままだ。飲み物のことで怒ってるんじゃないとしたら…一体なんだろう。
ふと、机の上のクッキーが目に入った。もしかしたら…

紬「唯ちゃん」
唯「……」
紬「もしかして、クッキー…」
唯「……」チラ
紬「今すぐ食べたかったの?」
唯「……」ガク

唯ちゃんは一瞬顔を上げかけたけれど、すぐに下げてしまった。これも違うとなると…ダメ、わからない…

―――

…ムギちゃんがここまで鈍感だとは思わなかった。いい加減察してくれたっていいのに…
でも、こういうところがムギちゃんのいいところでもあるのかもしれない。それに…

的外れなことばかりだけど、私が拗ねてる理由を一生懸命に分かろうとしてくれる、こういうところを私は好きになったんだと思うから…

612:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 22:59:31 4qo68V+n
唯「…ムギちゃん」

紬「は、はいっ?」

唯「…クッキー、食べて」

紬「え?今?」

唯「…そう。早く」

紬「う、うん…いただきます」

唯「…おいしい?」

紬「うん…おいしいわ」

唯「そっか…よかった♪ムギちゃん、このクッキー全部食べていいからね」

紬「え?ぜ、全部?」

唯「そ、全部!これはムギちゃんのために持ってきたんだから」

紬「そ、そうだったんだ…あ、これを私が皆で食べようって言ったから怒ってたの?」

唯「…うん」

紬「唯ちゃん…ごめんなさい、わかってあげられなくて」

唯「ううん…私こそ、ばかって言ってごめんね」

紬「でもこのクッキー、一人で全部食べるには多すぎない?」

唯「え、そうかなぁ?」

紬「それにあまりたくさん食べるとふ、太っちゃうし…だから半分こしましょう?皆には内緒で。ね♪」

唯「…うん♪」



終わり
失礼しました

613:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:11:11 0NhMwBh7
そう!これ!このすれ違いが良い!
GJ

614:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 00:28:10 QYa0a1+L
>>612

こういうの大好き
GJ

615:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 23:50:26 XNNFLAgE
.

616:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/24 15:15:14 nOkxjX7/
この二人には、クリスマスは家で過ごすよりどっかのお店で過ごしてほしい


617:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/24 15:29:51 qAxLJoaJ
唯の家でこたつで三人ほっこりケーキ食べながらテレビ観て過ごすってのも良いぞ
そのあと流れで軽音部員みんな呼び出して、みんなで明石屋サンタ観たりみたいな

618:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/24 16:12:24 Kv4eMySp
律澪夫妻とダブルデートのあと、二人でそのへんの喫茶店かなんかで二次会
隣同士に座ってほっぺ突っつきあったりしてなさい

619:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/24 23:22:02 nOkxjX7/
唯「あははは!この人何言っちゃってるんだろ!ひー!」
憂「お姉ちゃん!紬さん来てるのに炬燵に転がっちゃ駄目だよ!起きて!」
紬「気にしないで。二人ともお茶飲む?」
唯「飲むー。ねね、ムギちゃんも一緒にテレビ見ようよ!クリスマスの特番おもしろいよ?」
紬「今からケーキ切らなきゃいけないから後で行くわ」
憂「すみません、お手伝いしたいんですけど用事が…」
紬「うふふ、いいわよ。デートの約束があるものね」
唯「デート!?私聞いてないよ!!」
憂「ち、違うよ!梓ちゃんと遊びに行くの!」
紬「遅くならないうちに帰るのよ?」
憂「はいっ!」




全然クリスマスとかじゃないけど何ともないぜ!

620:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/24 23:50:07 4cLaDuv5


621:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 01:07:28 w4CrE4x9
ムギって憂や和に負けないくらい唯の世話焼いてるよな

622:唯ムギsweet Christmas
09/12/25 14:41:52 VCp1OMvT
唯「ムギちゃーん♪早くケーキ食べよ~!」
紬「う、うん!」

今日は12月24日、クリスマスイブです。
冬休みということもあり、私は唯ちゃんの家にお泊まりすることになりました。
ちなみに、唯ちゃんのご両親は旅行、憂ちゃんは梓ちゃんの家にお泊まり。
正真正銘、二人きりのクリスマスです。

紬「はい唯ちゃん、いちごもたくさん乗せたからいっぱい食べてね?」
唯「わーい!いただきまーす♪」
紬「そんなに急いで食べなくても大丈夫よ♪なくなったりしないから」
唯「んぐんぐ…うんっ!」

唯ちゃんは美味しそうにケーキを頬張っています。いつもよりちょっぴり嬉しそうに見えるのは、私の気のせいでしょうか。
うっとりと眺めていると、それに気付いた唯ちゃんは何を勘違いしたのか、私の顔の前にケーキを一口差し出しました。

唯「ムギちゃん、あーん♪」
紬「えっ!?」
唯「ケーキ、食べさせてほしいならはっきり言いなよ?ほら、あーん♪」
紬「いや、そういうわけじゃ…ないこともないんだけど、私はただ単に唯ちゃんをその…モグ」
唯「えへへ…おいしい?」
紬「……うん。おいしい」
唯「そっか!よかったねー♪」

623:唯ムギsweet Christmas
09/12/25 14:43:33 VCp1OMvT
唯ちゃんはとびきりの笑顔を私に向けました。…かわいすぎて、ケーキの味が分かりません。
頭をクラクラさせていると、唯ちゃんは甘えたような声を出しながら、私に体を寄せてきました。

唯「ねぇムギちゃん…私、もっと甘いの食べたいな」
紬「えっ?そ、それって…」
唯「ね、いいでしょ?私、もう我慢できないよ」

唯ちゃんの訴えるような瞳と赤らんだ頬が、私の目の前にありました。
その体は少し火照っていて、体全体から色気のようなものまで感じとることができます。
。さっきの笑顔とのギャップも相まって、私の心臓の鼓動は最高潮に高まっていました。

紬「い…いいよ…?」
唯「ありがと…ムギちゃん」

唯ちゃんは私の頬に手を当てて、ゆっくりと口づけをしました。
うっすらとさっきのクリームの味がしたけど、それを遥かに上回る甘さが、私の脳に痺れるような感覚をもたらします。
私は思わず、唯ちゃんの体を強く抱きしめていました。

唯「…んっ……」
紬「あ、ごめんなさい!私、つい…」
唯「…大丈夫だよ。ムギちゃん、すごく柔らかいから全然苦しくないよ」
紬「そう…?」
唯「ムギちゃん…今日はずっと、このままでいようね」
紬「…うん」

624:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 21:33:00 oXnlO4DF
最高に甘いなGJ
唯攻めって、なんか妙にエロい
普段あんなにあどけない赤子のような唯さんの軽い言葉攻めとかもうたまらんよ。サンタさんありがとう!

625:midnight love
09/12/26 03:25:07 KYrt0atZ
ムギちゃん。あなたにそう呼ばれると、私はとても嬉しくなる。
唯ちゃん。そう私が呼ぶと、あなたはとても嬉しそうな顔をする。
軽音部でちゃん付けで呼び合うのは、あなたと私の二人だけ。
それは普通なようで、特別なこと。普通の関係のようで、特別な関係。

とても、幸せな関係。

「ねぇムギちゃん」
「なあに?唯ちゃん」
「ムギちゃんは、どうしてこんなにあったかいの?」
「さぁ、どうしてかしら」
「きっと、優しいからだね。心があったかいから、体もあったかくなるんだよ」
「唯ちゃんにそう言われると、嬉しいな」
「うん…私も嬉しい」

私の体を抱きしめる唯ちゃんと、唯ちゃんの体を抱きしめる私。
二人の体温が合わさって、ぬくもりが二倍になる。幸せも、二倍になる。

そして今日も、私たちは語り合う。

「好きだよ。ムギちゃん」
「どういうところが?」
「全部…かな」
「じゃあ私も、唯ちゃんの全部が好き」
「そっか」

街中が、日本中が、世界中が眠っているような夜に、私たちは愛を語り合う。誰にも秘密の、私たち二人だけの愛を。

「そろそろ、寝よっか」
「うん…おやすみなさい、唯ちゃん」
「おやすみ、ムギちゃん」

「「大好き」」

626:誰のもの?
09/12/26 22:56:44 KYrt0atZ
唯「ムギちゃん♪」
紬「唯ちゃん♪」

今日も今日とて私とムギちゃんは、部活が始まる前のわずかな間を利用してふわふわスイートなLOVE☆LOVE時間を過ごしていました。
しかしそんな幸せな時間も長くは続きません。バーンとドアを開いて、りっちゃんが部室へとなだれ込んできたのです。

律「おーっす!待たせたなー!」
唯「り、りっちゃん!…別に待ってないもん」
紬「そんなこと言っちゃダメよ?さ、皆でお茶にしましょう」
律「その前に私もあっためてくれよムギー」
紬「きゃ?」
唯「な…!」

私は絶句してしまいました。無理もないです。なんとりっちゃんは、ムギちゃんにいきなり抱きついたのですから…

律「んーやっぱムギはあったけーなー♪」
紬「ちょ、ちょっとりっちゃん、くすぐったいわ♪」

なんということでしょう、ムギちゃんもまんざらでもなさそうです。
おのれりっちゃん隊員…人の恋人をたぶらかすなんて絶対許せない!

唯「りっちゃん!」
律「んー?なんだ唯?」
唯「ムギちゃんから離れてよ!ムギちゃんにぎゅってしていいのは私だけなんだから!」
律「なんだ唯、お前焼きもち焼いてんのかー?んー?」
唯「う…と、とにかく離れて!」

627:誰のもの?
09/12/26 22:57:58 KYrt0atZ
律「やーだねー♪だってムギあったけーんだもん」
紬「きゃ、りっちゃん?」

りっちゃんはムギちゃんの胸に顔を埋めました。あれは私だけの特権なのに!!

唯「い、いいから離れてりっちゃん!ムギちゃんは私のなの!」
律「付き合ってるからって調子に乗んなよー?ムギは皆のムギなんだ!それはつまり私のでもあるんだっ!」
唯「違うー!私のー!」
律「私のだ!」
紬「ちょ、ちょっと二人ともケンカはダメ…」
唯「ムギちゃん、ムギちゃんは私のものだよね?」
紬「えぇ?」
律「私のだよな?私は部長だし!」
紬「えっと…」
唯「ちょっとりっちゃん!それは今関係ないでしょ!?」
律「あるね!なぜなら部長は誰よりも偉いから!さぁ選べムギ!お前は誰のものなんだ!?」
唯「私のだよね!」
律「私のだよな!」
紬「えっと…わ、私は…」

ムギちゃんが口を開いた瞬間、頭上から押し殺したような恐ろしい声が聞こえてきました。
聞き覚えのあるその声の持ち主は…

澪「お前らは…な、に、やってんだ!!」ゴツン!
律「あいだっ!!」

澪ちゃんでした。
鬼のような形相で、りっちゃんの頭にゲンコツを振り下ろしていました。

628:誰のもの?
09/12/26 22:59:18 KYrt0atZ
律「な、なんで私だけぇ…」
澪「なんでじゃないだろ!ムギが困ってるのに何やってんだ!」
律「え、ええと…」
唯「澪ちゃん!りっちゃんね、私からムギちゃんを取ろうとしたんだよ!愛人になろうとしたんだよ!」
澪「あ、愛人…」

澪ちゃんはショックを受けたような顔をしました。おそらく、今の私と同じ気持ちなのでしょう。

澪「…律、ちょっとこっち来い」
律「ご、ごめんなさい!ちょっと唯をからかってやろうと思ってただけでそんなつもりはこれっぽっちも…」バタン!

二人は部室を出ていってしまいました。まぁ、りっちゃんは澪ちゃんのお仕置きを受けるでしょうしこれでひと安心です。

唯「…ムギちゃん」
紬「唯ちゃん、さっきは…きゃっ?」

私はムギちゃんに抱きつきました。その胸に顔を押し当てて、声を絞り出すようにして言いました。

唯「…さっきりっちゃんにこうされて、嬉しい顔してたでしょ」
紬「そ、それは…」
唯「してたでしょ」
紬「…うん」
唯「…まぁ今回は許してあげるけど、今度したら怒るからね」
紬「うん…もうしないわ」
唯「ムギちゃん、もう一回聞くけど…ムギちゃんは誰のもの?」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」

629:誰のもの?
09/12/26 23:00:51 KYrt0atZ
ムギちゃんが黙っているので、不安になって見上げると…ムギちゃんはにこにこ笑っていました。
その笑顔を見て、私はビクッとしてしまいます。なぜなら…

唯「む、ムギちゃん…」
紬「うふふ♪唯ちゃん、その質問はおかしいわよ。だって…」
唯「ふぇ…んむっ」

ムギちゃんは私の唇をふさぎました。…かなり、強引に。

さっき私がビクッとしたその理由。それは分かっていたからです。この顔のムギちゃんは、スイッチが入ったムギちゃんだということに…

唯「ぷはぁっ…はぁ、ふぅ…む、ムギちゃん…」
紬「…だってね、唯ちゃん…私が誰のものなのかなんて関係ないから。大事なのは、唯ちゃんが私のものだっていうことなの。わかった?」
唯「わ、わかった…」
紬「いい子ね、唯ちゃん♪じゃあ、ごほうびをあげるわね♪」
唯「ム、ムギちゃ…だ、だめぇっ…」

…その日ムギちゃんにもらったごほうびは、ちょっぴり刺激が強かったです。

おしまい

…ちなみに、その日あずにゃんは部活を休みました。

630:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 23:02:08 KYrt0atZ
もう一個書いたので投下してみました

連投しまくってどうも失礼しました

631:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 14:26:35 lVTtWTpG
二人共可愛いなぁ~w
どっちが主導権握るか戦ってる感じが萌えるw

632:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 23:13:52 1LB0QIDv
           ,  - ;. ̄ ̄ ̄....`..ヽ ,
        /: : /: : : :i: : : : : ヽ:::::::::::::.ヽ,
        /: : :/: : : : : i::|: : : i:i: : :`;::::::::::::::::`.
      /: : /: :.i: : : : i::|: : : :从: : : :i::;:::::::::::::::`,
     ,': : : ,': : i: : : : :ハヽノヽヽ:.: : :|:|》.:::::::::::::::i
      i: : :.i: : i!: i: : :i:トヽ.,/     ヽ∨/ ヽ:::::::::::::|
.     |: :,i: : :ハ:.i.: : :i:|i: /      ∨   ソ::::::::::i
     ノ:/i: : :i::|: : : :.|:N:|γ⌒く    γく }:::::::::ゝ,
    ノ//i: : ::〉ョ: : : :.i:|: i弋 _ ノ     弋丿{:::::::::::::::}
  ノソ':/i: : : { ’|: : : : i:!:i xxxx      xx{::::::::::::::::|
.   ,':/i!: : : :ハi: : : : :.i:i!        ,     i:::::::::::::i!|
   i:,' |: : : :|:::::i: : : : :.ソ     / |    丿::::::::::|ソ
   |!  !: : : :|:::::i: : : : :入、  ム 」 ,/i:::i::::::::::,'
     ヽiヽ,iヽ;ヾi、: : :∧\`/iT '"l::/ i/ |:::::/
          ,ソヽ::::`.ヾヽ/くノ/'    i/
        /:: ::ヽ.}::::::::::::ハ |.i }\,
       /:: :: :: :: :: \:: ::| i|.}{ソ:::::::`,
      /:: :: :: ::、:: :: :} \ゞ'i||.|::: :: ::|

633:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 15:42:18 uDsvGtnW
さて冬コミだ
唯ムギ同人があればいいんだが…望み薄か

634:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/29 23:06:27 Mt1adpDd
今日行った人いる?

635:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/29 23:27:09 v2EDXpiO
田舎もんには縁の無い話

636:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 13:51:13 jN4KrKyu
ワシも田舎もんだから書店委託待ちだ
夏のときは2、3冊買えたから今回もそれくらいあれば上出来

637:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 14:17:30 aOSmtcGK
この二人がメインの話で、しかもエロもほとんどないキャラ崩壊もしてない内容のある漫画って
一冊でもあるんだろうか…。

638:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 15:19:51 jN4KrKyu
>>637
これとかどうかな
URLリンク(www.toranoana.jp)

639:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 15:41:28 aOSmtcGK
>>638
良さそうだね。絵も好きな感じだし。
他にもお勧めあったらぜひ教えてください

640:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/31 23:33:00 d9dhGfmR
保守

641:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/01 00:57:18 R5k8vJaR
明けまして唯むぎ!!

642:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/01 02:39:11 5Xeon88P
あけましておめでとう
二人は今頃ひとつの布団で仲良く寄り添って寝ていることでしょう

643:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/01 21:43:42 I44AeyPV
唯「ムギちゃんあけおめー♪」

紬「あけまし…あ、あけおめ!」

唯ちゃんとムギちゃんは二人で初詣にでも行ったのかな
なにかSS書きたいけど、大スランプ…

644:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/02 06:14:56 2+hKYf6o
URLリンク(uproda11.2ch-library.com)

645:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/02 13:44:11 EDkMKIHq
本日、自宅パソコンの前で男性がなくなる、という事件が日本各地で発生しました。
現場は自宅やネットカフェが多く、パソコンはないものの携帯電話を握り締めたまま死亡された事例もあるようです。
全ての事象に共通するのは、死亡者のパソコンや携帯電話に女の子が友人のクリームを舐め取るといった画像が表示されていることや
死亡者が非常に幸せそうな顔をしているということです。
現在警察では道の薬物や集団催眠を疑い捜査を進めているということです。

646:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/02 23:11:41 AkPWVQdY


647:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 03:28:05 oo5tU2ax
>>644
潮騒

購入しないとしんでしまう

648:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 03:47:28 6qqOt8UW
>>644
とらの委託とかある?

649:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 05:12:59 e3eOv2KD
>>71の一番上
おそらく入手は困難

650:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 23:27:13 zWxOqghN
*

651:新年最初の…
10/01/04 03:40:29 SfF8Bhc6
「ムギちゃん、あけましておめでとう!」

今年に入ってはや四日。
『あけましておめでとう』だなんて家を訪ねてくる人たちに何度も言われて飽き飽きしていたはずなのに、今言われたその言葉はとても甘い響きに感じられた。
多分、何度言われても飽きることはないだろうな…少しオーバーかもしれないけど、私は目の前で微笑む唯ちゃんを見て確かにそう思ってしまったのだ。
…挨拶し返すのも忘れて。

「ムギちゃん?どしたのボーッとしちゃって」
「ひぇ!?あ、ご、ごめんなさい!」
「もしかしてお正月ボケ?私とおんなじだねー」
「う、うん…おんなじ…」
「じゃあ改めて…ムギちゃん、あけましておめでとう♪」
「あ…あけまし、おめ、おめ…あ、あけおめ!」
「え?」
「あっ、えっと…こ、ことしも…こ、ことよろ!」
「ム、ムギちゃん…?」

あ、あれ?新年の挨拶ってどんなだったっけ?頭が真っ白で思い出せない…?
あぁ唯ちゃん、そんな顔で私を見ないで、ますます頭がこんがらがっちゃう…

「ぷぷっ!あはは…」
「ふぇ?」
「なんか意外!ムギちゃんって、そういう挨拶もするんだね♪」
「あ、そ、そうじゃないの、もっとちゃんとしようと思ったんだけど…」

652:新年最初の…
10/01/04 03:42:20 SfF8Bhc6
「じゃあ私も!ムギちゃんあけおめ!ことよろ!」
「…こ、ことよろ」
「んー♪ムギちゃんが言うとかわいいね!」
「……うう…」

私は文字通り赤面していた。自分のおかしな言動と、唯ちゃんにかわいいと言われたことに。
それは嫌な気はしないんだけど…なんというか、恥ずかしい…と悶々とする私の目の前に、突然唯ちゃんの顔が急接近してきた。
さっきとはうって変わったもの悲しそうな表情に、私は二重に驚いてしまう。

「ゆ…唯ちゃん?」
「…なんかムギちゃん、あんまり楽しそうじゃないね?」
「え?そ、そんな…」
「やっぱり皆と会わないで私の家に来るの、嫌だった…?」
「そんなことない!私、ずっと唯ちゃんに会いたかったもの!大晦日も元日も、ずーっと唯ちゃんに会いたくて…あっ!?」

気付くと、唯ちゃんはニコニコと笑っていた。
どうやら私は見事に騙されてしまったようだ…

「ムギちゃんったら、そんなに私に会いたかったんだー♪嬉しいなー♪」
「…唯ちゃんひどい。私を騙したのね」
「だってムギちゃんいまいち元気ないんだもーん」
「わ、私はただ緊張しちゃって…きゃ!?」

不意に、唯ちゃんは私に抱きついた。…というより、押し倒した。

653:新年最初の…
10/01/04 03:45:12 SfF8Bhc6
鼻息がかかるくらいの距離に顔を近づけて、唯ちゃんは囁くように言う。

「でもね、ムギちゃん…」
「……?」
「私だって…ずっとムギちゃんに会いたかったんだよ?三が日が終わるまで、ずっと我慢してたんだからね?」
「…ごめんなさい。家の都合でどうしても…」
「…いいんだよ。こんな風に二人きりになれるだけで私、嬉しいから」
「…うん」
「それに…埋め合わせはしてもらうもん。ちゃんとお年玉、もらうからね」
「え?お年玉…?」
「…わかってるでしょ?」

唯ちゃんは甘えるような声で私を見つめた。もちろん、わかってる。でもそれはあげるだけじゃなくて、私ももらえるものなんだけど。
私があげられる、そして唯ちゃんからもらえるお年玉。それは…

「唯ちゃん、さっき言えなかったからちゃんと言うね…あけましておめでとう」
「…おめでとう。ムギちゃん」
「…大好きよ」
「…私も」

しばらく見つめ合って、私たちはどちらともなく唇を重ね合う。

―唯ちゃんからもらったお年玉は、とても柔らかくて、甘くて、温かくて…間違いなく、私の人生で最高のお年玉になった。

あけましておめでとう、唯ちゃん。今年もずっと一緒にいようね。

END

654:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/04 03:47:20 SfF8Bhc6
以上、新年一発目投下しました

今年も唯ムギちゃんが幸せでいられますように!

655:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/04 16:09:36 N1qX9Cju
今年もいいものを見せてもらいましたGJ

656:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 04:57:06 wLBc5CUq
GJです

657:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 16:12:50 ui29+yB6
このスレ俺合わせて4人くらいしかいないような気がする

658:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 16:14:59 PVW2JOgw
俺はそのうちの一人か

659:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 17:11:34 6hA97XRf
つまり俺もか

660:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 18:03:25 vH7eqjoh
俺もいるけど

661:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 18:15:49 j7uSSWBb
幻の5人目が俺という事か…

662:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 19:15:59 u41euoCU
死んだはずの六人目は俺だな…

663:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 19:55:41 OG/HHFvk
俺は7人目の隠しキャラだな

664:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 19:59:41 BU6X1LTH
末広がり8人目の俺は唯ムギが末永く幸せに暮らすことを祈るしか

665:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 21:29:36 qiRLzhh3
ROM専の9人目もいるよ

666:獣 の 数 げっと♪
10/01/05 22:01:06 zSIqwJza
 


667:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 23:08:41 o4p8j7U+
結局、私を含めて10人居たんだな

668:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/05 23:38:03 snP1FjY/
11人目、それも私だ

669:おしくらまんじゅう
10/01/06 00:00:46 yrrLUYgk
今私は唯ちゃんと二人きりでおしゃべりをしながら紅茶を飲んでいます。
皆は掃除が長引いているらしく、なかなか部室にやってきません。

「はぁー、やっぱりムギちゃんの淹れる紅茶はおいしいねぇー♪」
「ありがとう唯ちゃん、嬉しいわ♪」

こんな時間になんとも言えない居心地のよさを感じていると、ふいに唯ちゃんが私に抱きついてきました。

「ムギちゃーん♪」
「ど、どうしたの?唯ちゃん」
「おしくらまんじゅうって知ってるー?」
「え?知ってるけど…」
「今日は寒いから二人でおしくらまんじゅうしてあったまろ~?」
「で、でも唯ちゃん、おしくらまんじゅうってもっと大勢でやるんじゃ…」
「んー♪ムギちゃんはやっぱりあったかいねぇー♪」

唯ちゃんは私の背中に手を回してぴったり密着してきました。た、確かにあったかいけど…あったかいんだけど…!!

「ゆ…唯ちゃん…?」
「んー?」
「そ、その…あのね…」
「なあにムギちゃん、どうしたのー?」
「…そ、そんなにくっつくと…あ、当たっちゃうっていうかその…」
「当たっちゃう?なにが当たっちゃうかなムギちゃん?」
「む…胸とか…」
「やだなぁムギちゃん、おしりも当たってるよ?」

670:おしくらまんじゅう
10/01/06 00:02:11 TSClDanO
太ももの上に当たるおしりの感触に、私の脈拍数は急激に増加します。
さ、触りたい…ってなにを考えてのよ私!!

「……」
「あれ?ムギちゃんもしかして恥ずかしがってる?私の胸とおしりが当たっちゃって」
「は、恥ずかしいに決まってるじゃない…」
「そっかー恥ずかしいんだー…じゃあ…これは?」
「え」

唯ちゃんはおもむろに私にキスをしました。
もうなんだか恥ずかしいとかそういうのを通り越してしまったような気がします。

「どうムギちゃん?恥ずかしい?」
「恥ずかしく…ないかも」
「でしょー?」
「唯ちゃん…も、もっと思い切りおしくらまんじゅうしない?」
「え?」
「……」ギュウウ
「はふ、ムギちゃん…苦しいよぅ…♪」

私はひとつ気付きました。
おしくらまんじゅう…最高です


おしまい


このスレの12人目が11人にささぐ!

671:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 00:35:28 TZqiBxlW
乙だぜ
13人目の俺が勃起して登場


672:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 00:41:39 T+HxKv/p
乙様でした

これで明日も頑張れる

673:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 02:11:31 XR71c6kQ
規制とけた!14人目!
乙!この二人は可愛いなぁ
職人さんがいる限りこのスレは今年も安泰だね~

674:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 20:28:40 GBWcZyZ8
流れに便乗して15人目を名乗る俺はアニメ二期に唯ムギ描写があることを信じている!

675:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 22:25:54 XR71c6kQ
三巻の
「かゆいところはござますか~?」
「ありませーん!ってそれちがうよー!」
以外に、ムギがボケで唯がツッコミの場面ってある?

676:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/07 03:45:32 gJ6o0gT9
「じゃあおつかれー!」

最後に部室を出たりっちゃんの背中を見送ったのは、私とムギちゃんの二人だけ。
下校時間まであとわずかだし、私たちも帰宅の準備を…するわけじゃない。

「…ふー」

私はいつものように、ムギちゃんの隣に座った。普段は澪ちゃんが座る席だけど、毎日この時間は私の席になる。
この秘密の時間だけ、私とムギちゃんの距離はちょっぴり近くなるんだ。

「…唯ちゃん」

ムギちゃんはそっと私の頬に手をやると、じっと私の目を見つめた。
その顔は、普段より少し大人っぽくて、優しくて…私だけが知っている表情だ。

「…好きよ」

そう呟いて、ムギちゃんは私に唇を重ねた。毎回この瞬間は、頭の奥が痺れるような、そんな感覚になる。
ムギちゃんの唇はとても柔らかくて、甘くて…世界で一番優しい味がする。その味は、時に怖くなるくらいに私をとろけさせる。
だから私は、いつになってもこの瞬間に慣れることができない。

十数秒間の口づけを交わした後、私たちはそっと抱き合った。

「…ねぇ、ムギちゃん」
「なに?」
「ムギちゃんは、寂しくならない?」
「寂しい?」
「私たち、こうして皆が帰った後しか二人になれないでしょ?だから」

677:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/07 04:02:36 gJ6o0gT9
「寂しくなるよ。時々、唯ちゃんに会いたくてたまらなくなっちゃう」
「私も…時々寝る前にムギちゃんに会いたくなって、泣いたりしちゃうんだ」
「そうなんだ…ごめんね泣かせちゃって」
「ムギちゃん……」

私は強くムギちゃんを抱きしめた。
ムギちゃんのことがいとおしくてたまらない。優しくてかわいくて、太陽みたいにあたたかいムギちゃん。
そんなムギちゃんを想うと、抑えた気持ちが溢れそうになる。

「ムギちゃん…ムギちゃん…」
「…大丈夫よ唯ちゃん。私はここにいるから」
「うん…」
「私がずっと唯ちゃんのそばにいて守ってあげるから…だから泣かないで?」
「うん…」
「ふふっ…やっぱり唯ちゃんは笑ってるほうが素敵ね」
「…あ、あのさ」
「なあに?」
「ずっと…一緒にいてね」
「うん…唯ちゃんも、私のそばにいてね」
「もちろんだよ。…ムギちゃん、大好き」

今度は、私からキスをした。ムギちゃんは私の唇を、どんな風に感じているんだろうな。

今度、聞いてみようっと…


おしまい


深夜に失礼

678:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/07 16:13:58 7UxiTlxW
 _人_         /´     :..  ̄`   `\    +
 `Y´       / /        、:..  \   ヽ
            /  :/  :.′    :. \:.   ヽ   _人_
   _人_   /   :   .:| /:.   :ヽ. ヽ.   :.  `Y´   |
   `Y´   /   i:   /,{ :ト、:.   |>ミ:.  :i:  iハ. _ 人 _
     x.  |   :i :|:.  厶イ{´ \:.  :|` ー ヽ :|:. |: |   `Y´
   |    |  :!∧  ′ 斗、  \ :!rー   ': :}:. |: |    |    
_ 人. _  !  | :.rミんz=ミ    ヽr=ミ }ん: l: ′
  `Y´    '.  :| } j }/爽V`)   「∨爽i V /7 ' イ
   |     丶 :| | | {{::Y/ /Y 「`l ヒ:Yソ/ //: / {:|
          ∧ !:r! l V_7 / / /,ヘ. ヽ V_/ { i_ ′ト{   _人_
         || | {|       /    ヘ '    / ノ{: {ヽ   `Y´
         |.} :lハ      {  r‐,}       /.小:. ! ヽ.
         |′} 小     ヽ `´ ノ    /: :{:|:.:.∧   \
  _人_   ノ-‐/ : l:.:ヽ    ト --{     / | |7ー‐ヽ.   \ +
  `Y´  ./i′ 八:. l V   /\ /ヽ   ∨ :V′   ト、   ヽ.
     /.::|   ハ:. V   / ムぅ、 i   ヽ :|      }:.\   ト
    / .:/i     ト/   /∨イn.トヽ|     V| /   ト、:.. ヽ  } i
  /. .:/ ∧   /    小 { j ハ{ }.il     V     {:|ヽ:. '.  ||
  { :/   /.:/   /    l 八 '/ |iUノ,!     ∨   |:.! \:} ノ |

679:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/07 23:21:47 kWu8A8fo


680:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:02:04 kQbIem/Z
けいおん!キャラソン第2弾・デュエット、唯&紬って感じで出ないかなー



681:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:08:49 /vEgAvK9
ある日の放課後、私と唯ちゃんは軽音部…ではなく保健室のベッドの横の椅子で並んで座っていた。
というのは、生徒会の決定で部に設置されることになった救急箱を二人で取りにきたから。でも…

「保健の先生遅いねームギちゃん。出張ってどれくらいかかるのかなぁ」
「さ、さぁ…どれくらいかな」

保健室の先生は、今出かけていて不在。それでももうすぐ帰ってくるからと私たちは待たされていたんだけど…
実を言うと私は密かに緊張していた。なぜならこの状況はあ、あまりにも…。

…放課後、保健室、二人きり…な、なにかが起きそうな気がしないでもない…いやなにかってそんな、私は別に唯ちゃんとそういうことをしたいとかそういうわ

「ねぇ…ムギちゃん?」
「はいっ!?」
「なんかドキドキするね。保健室に二人きりって」
「え?あ、ま、まぁ、そそそうかもね!?」

私は思い切りどもった後そっぽを向いてしまった。
ごめんなさい唯ちゃん、決して無視したいとかそういうわけじゃないの!
ただ唯ちゃんが私と同じことを考えているとわかってすさまじくドキドキしてしまったからで…

なんて一人であれこれ考えていると、突然唯ちゃんは驚くべき行動に出た。

682:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:10:18 /vEgAvK9
「なんかここは日当たりがいいねぇ。なんか暑くなっちゃった…ブレザー脱ごうっと♪」
「なっ…!?」
「タイも窮屈だし…ふう、すっきりしたー」
「ちょちょっ、ゆ、唯ちゃん!?」

唯ちゃんはブレザーとタイを脱ぎ、さらにブラウスのボタンも二つほど外してしまった。
チラリと覗くピンクの下着に、私の頭は沸騰しそうになる。

「ふふっ…ムギちゃんも脱いだら?」
「ゆっ唯ちゃんダメ、はやく上を着ないと…」
「なにがダメなの?」
「な、なにがって、唯ちゃんがそんな薄着したら私、恥ずか…」
「ムギちゃ~ん♪」

唯ちゃんは私の背中に覆い被さると、その手を私の胸に当てた。
私は突然の刺激に、思わず声を上げてしまう。

「ふわ…ぁっ…」
「わ…ムギちゃんのおっぱい、柔らかいね」
「なっ…ゆい…ちゃ…だっ…ダメ…」
「いいじゃん、私たちは恋人でしょ?せっかく二人きりなんだし…ね?」
「で、でも…はぁ、うっ…」
「ごめんねムギちゃん、私もう我慢できなくなっちゃった」

唯ちゃんは私から離れると、保健室の扉の鍵を掛けた。
そして私をベッドに押し倒して、馬乗りになる。

「これでもう、私たちを邪魔する人はいないよ♪」

683:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:17:26 /vEgAvK9
「……」ドキドキ
「ムギちゃん、こんなにほっぺが赤くなっちゃってる…冷やしてあげるね」
「あぅっ…あっ…」

唯ちゃんは私の頬を舐めた。
敏感な頬に舌の感触が触れた瞬間、私は思わず唯ちゃんを抱きしめていた。

「や、やめ…て、唯ちゃん…私、壊れちゃうよ…」
「ふふっ…ムギちゃんはやっぱりおいしいね。…ここはどうかな」
「唯ちゃん…」

唯ちゃんは私のタイをほどくと、ブラウスのボタンを上から外していった。

ああ、もう私たち、戻れなくなっちゃう…?

と目を閉じたところで、扉を叩く音がした。

ドンドン!「誰かいるの?」

「あ、先生だ!はぁ、しょうがない…ムギちゃん、早く服着よう」
「う…うん…」

あわてて服を着て先生を保健室に入れた唯ちゃんは、もういつも通りの笑顔だった。
す、すごい変わり身…

私はホッとしている一方でちょっとがっかりしていた。少し…残念かも。
と肩を落としつつ廊下を歩く私に、唯ちゃんはボソッと言ったのだった。

「…安心してムギちゃん」
「えっ!?」
「また今度、続きしようね♪」
「あ、えっと…う、うん!」

おわり

684:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:19:01 /vEgAvK9
思うがままに書いた!反省はしています

685:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 14:34:01 6dNCJs3e
GJ

686:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 17:01:53 wXQs0PHT
SSラッシュだな
職人GJ

687:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 17:40:49 DnoNhGUH
>>683
この寸止め感が逆にイイ!

688:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 23:52:36 QPtRQkZt
年が明けてもスレが潤っているぜ

689:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 04:38:03 yvj7Jk6v
最近毎日SSが投下されるね、職人GJ

規制解除されたので今更ながら16人目を名乗る

690:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 11:10:57 7QNmwgkA
俺が、俺たちが17人目だ!!!
規制されててもどかしかったぜ・・・・

691:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 11:35:34 iiKoxcBk
もしやこれって76人制限とか…

と言いつつ18人目

692:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 16:24:08 prp0gMuG
いっ・・・19ううううううううう!!

693:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 20:04:09 7Hc0AU2e
20人目はこの俺だぜ

694:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 20:17:52 ua5sPKiY
21人目を名乗りたい俺がここにいる。

少し遅いが二期決定ムギュイイイヤッホオォォ!!

695:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 20:31:41 aeH3gP+f
まさか俺が22人目だとは思いもしなかったわけだ

696:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 23:40:59 QZqljQzs
23人目がいるぜ!
ここまで揃ったら目指すは唯×憂スレ突破だー

697:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/09 23:56:45 ns1ndvRY
-

698:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 00:26:47 SFjQewRE
安心しろ、24人目は此処に居るぞ!!

699:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 21:52:24 2AbRWLO7
わらわら

700:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 22:18:14 pH8eyyZ5
むぎむぎ

701:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 23:41:54 94aj+nOO
むぎわら

702:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 23:45:02 A5/gMY5W
今日も皆より一足早く部室にやってきた私。お茶とお菓子の準備を整えてしまうと、あっさりとやることがなくなってしまう。
…そうだ、今日も誰かを驚かせちゃおうっと♪
梓ちゃんは昨日驚かせちゃったけど、二年生は学年集会で遅れるらしいし、先に来るのは唯ちゃんたち3人の中の誰かよね。なら確実に驚かせられる!

ということで、私はさっと物陰に隠れた。今日は寝ちゃわないように気を付けないと…あ、誰か来た!

「ふぃー…」ガチャ

部室にやってきたのは唯ちゃん。一番驚いてくれそうなのは澪ちゃんだけど、その次に驚いてくれそうな人が来たわ♪
よし、それじゃ…

「わぁ!!」
「うあぅ!?」

勢いよく飛び出した私を見て、唯ちゃんはビクッと体を震わせた。やった、今日は成功!!

「びび、びっくりしたぁ…」
「うふふ、ごめんなさい♪」
「むー、ムギちゃんったらひどいよー!」
「だってやってみたかったんだもの♪」
「もー、しょうがないなぁー♪」

唯ちゃんはやれやれ、といった表情ではあったけど、怒ったりはしていないようだ。
それどころか、少し嬉しそう…よかった♪

703:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 23:47:51 A5/gMY5W
「でも、ムギちゃんがこんなことするなんて珍しいね?」
「うん、成功してよかったわ♪昨日は失敗しちゃったから」
「え?昨日…?」
「ほら、皆が来た時私と梓ちゃんだけだったでしょ?昨日は梓ちゃんを驚かせたの」
「…そうだったんだ」
「でも私、驚かせようと隠れてたらつい寝ちゃって…梓ちゃんに起こされちゃったの」
「…へぇー」
「そういえば昨日は楽しかったなぁ♪梓ちゃんにギター持たせてもらって弾かせてもらったのよ♪」
「…ふーん」
「あとね、お茶の準備してる時なんか…」
「…ほっぺのクリーム拭いてもらったんだよね」
「そうそう!そういえば昨日は皆いつから来てたの?私全然気付かなくて…唯ちゃん?」

見ると、唯ちゃんはさっきとはうって変わって浮かない表情になっていた。
どうしたんだろう、私何か気に障るようなこと言っちゃったかな…

「唯ちゃん?どうかした?」
「…あずにゃんと一緒にいるの、そんなに楽しかった?」
「え?う、うん…」
「…そっか」

それきり唯ちゃんは何も言わなくなってしまった。
やっぱり、何か悪いこと言ったのかな…それなら何とか唯ちゃんの機嫌を直さなきゃ!

それには…そうだ!!

704:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 23:51:31 A5/gMY5W
「唯ちゃん、お願いがあるんだけど!」
「……?」
「ギターの弾き方教えてくれない?昨日梓ちゃんに弾かせてもらった時は上手くできなくて…いい?」
「別に…いいけど…」
「ありがとう!じゃあ隣に座ってもいい?」
「う、うん」

私は唯ちゃんの隣の椅子に座った。
唯ちゃんは少し戸惑っているようだったけど、不機嫌な雰囲気は消えた。とりあえず…よかった。

「じゃあ、重いから気をつけてね」
「わっ…梓ちゃんのより重いのね?でも、かわいい♪」
「そ、そう?」
「うん、唯ちゃんがかわいいって選んだんだもん、かわいいに決まってるじゃない?」
「う…うん…」
「じゃあコード教えて?昨日はFコードやってみたんだけど難しくて」
「最初は簡単なのからやった方がいいよ。えっとまず、Eコードっていうのが…」
「こう?」
「あ、指がくっつくと綺麗に音が出ないから、指先だけ…あ」
「?」

私の指を握った唯ちゃんは、なぜだか急に顔を赤くした。

「唯ちゃん?」
「な、なんでもない!じゃあ弾いてみて?」
「うん!」

ジャ~ン…

「弾けた!」
「すごい!綺麗に音出たねムギちゃん♪」
「うん♪」

705:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 23:55:18 A5/gMY5W
唯ちゃんはすっかりいつもの笑顔に戻っていた。
どうして機嫌が悪くなったのかはよくわからないけど…ま、いっか♪

唯ちゃんとこんなに楽しい時間を過ごせたんだから。

「じゃあ、もっとコード教えて?」
「うん!」


おしまい


原作ネタから書いてみた!

706:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 00:17:12 TwZLoyMW
もっと書いて下さいお願いします

707:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 03:43:28 Ri22ef4p
「ムギちゃん、これ似合うー?」

ある休日の、ある店の一角。かわいらしいピンクのワンピースを広げた唯ちゃんがうれしそうに私を呼んだ。
私はその姿を見て、すぐにその答えを導き出す。似合うか似合わないかなんて、考えるまでもないことだ。

「うん、とっても似合うわよ、唯ちゃん♪」
「ホント?じゃあ…着てみよっかな」
「そんなに心配しないで大丈夫大丈夫♪唯ちゃんならなんでも似合うんだから」
「そ、そうかな?じゃあちょっと着てみるから待ってて」

そのまま試着室に入った唯ちゃん。
ごそごそと布の擦れる音に思いがけずドキドキしていると、仕切りの隙間からぴょこっと唯ちゃんが顔を出した。

「ム、ムギちゃん」
「どうしたの?もう着替え終わった?」
「うん…で、でもね」
「なに?」
「や、やっぱり恥ずかしいや…」
「大丈夫だから、そんなこと言わないで見せて?ね?」
「う、う~…」

唯ちゃんは顔を真っ赤にしつつ、おずおずと試着室の仕切りを開いた。

―天使がいた。
驚くほどに上品で、かわいらしくて、大人っぽくて、でも唯ちゃんの持つ独特の幼い雰囲気もあって…と、とにかく、もう…

708:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 03:47:21 Ri22ef4p
「ど、どうかな。やっぱり変じゃない…?」
「さ…最高!最高よ唯ちゃん!!」
「ムギちゃん、朝私が着てきた服見た時も同じこと言ったよ?」
「こ、更新したの!二回連続で最高記録を塗り替えちゃったのよ!」
「そ、そうなんだ…えへへ、よかった♪」
「ねぇ唯ちゃん、せっかくだから、それ着たままでいたら?」
「え、でも…」
「もしそうしてくれたら…私は、その方が嬉しいんだけどな…」
「そ、そっか…じゃあこれ、買ってみるね」
「…うん♪」

―そう、今私たちはデートをしている。
とはいっても、遊園地で遊んだり映画を見に行くわけじゃなく、買い物がてら街を歩く、という程度だけど…
でも、その方が私たちには合ってると思う。周りの人と同じものを同じように楽しむんじゃなくて、私たち二人だけが選んだものを、私たち二人だけが楽しむ。
その方が、恋人って感じがする…と私は思う。
…まぁ実を言えば、人が密集した場所でデートするのに慣れてないだけなんだけど。

「ムギちゃん、今度はどこ行こっか」
「うーん…唯ちゃんはどこか行きたいところある?」
「私はもう買いたいもの買ったし…特にないかな」
「そっか…私もこれといってないんだけど…」

709:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 03:49:39 Ri22ef4p
しばらく沈黙が続いた後、私の手を柔らかいものが包んだ。…唯ちゃんの、手だ。
私はハッとしたけど、その指先を見ることはせずに、できるだけ優しく握り返す。

「…唯ちゃん」
「私…どこに行ってもいいよ。ムギちゃんとこうやって一緒にいられるなら」
「うん…」

こんなやり取りをする私たちは、周りの人たちから見てどう映っているんだろう。
そんなことを気にするのは、悪い気はしない。むしろ、もっと仲良くする姿を見て欲しい…なんて。

でもそれも大げさじゃないと思えるくらいに、私は唯ちゃんと一緒にいられる時間を楽しんだ。そしてきっと、唯ちゃんも。
だからこそ、別れの時間はあっという間にやってきてしまう。

「ムギちゃん、今日は楽しかったねぇ」
「今日は、じゃないでしょ?今日も、楽しかったのよ♪」
「あ、そっか…いけねー♪」
「もう、唯ちゃんったら。じゃあ…私、ここで」
「…うん」

唯ちゃんは寂しそうに私を見た。多分私も、こんな目で唯ちゃんを見ているんだと思う。
また明日学校で会えるのに、まるでもう二度と会えなくなるような、そんな寂しさ。
お互いに好きでいるから、ほんの一時の別れでさえも、私たちには辛かった。

710:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 03:52:44 Ri22ef4p
「…ムギちゃん」

唯ちゃんは私に駆け寄ると、ギュッと私に体を寄せた。私はその肩を、そっと抱きしめてあげる。

「唯ちゃん…寂しい?」
「…うん」
「私も…寂しい。ホントは帰りたくなんてないの」
「そうなんだ…私たち、ずっとずっと一緒にいられたらいいのにね」
「…じゃあ、おまじないしようか」
「おまじない?」
「そう。心も体もあったかくなって、寂しくなくなるおまじない」

私は唯ちゃんの涙を拭うように、顔を指先でなぞる。
その柔らかい頬は紅く染まって、淡い熱を帯びていた。

「ムギ…ちゃん…」

かすれるような声を上げた唯ちゃんに、私はゆっくりと自分の顔を近づけた。
私の気持ちと、唯ちゃんの気持ち。その二つは、今ゆっくりとつながった。

――

「じゃあね唯ちゃん。気をつけてね」
「うん…おまじない、ありがとうムギちゃん。なんだか効いてきた気がする」
「そ…そう……」
「でも一回だけじゃ足りないから…毎日しようね!」
「も、もう!それじゃあまた明日!」
「ばいばい、ムギちゃん♪」
「ばっ…ばいばい!」

私はぎこちなく、でも大きく手を振った。

明日からは、私から手を振ろうかな。なんて考えながら。

おわり

711:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 03:54:40 Ri22ef4p
以上です

夜中に失礼いたしました

712:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 23:15:06 35iT9DCg
毎日SSが降ってくるね

713:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 01:05:47 3q49KP2W
恵みの雨じゃ

714:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 05:27:41 KH9vnxRi
遡ってみた、君との記憶。最初は、私がりっちゃんに手を引かれ部室に導かれたとき
君と澪ちゃんが立ち上がって私に屈託のない笑顔を見せてくれたとき
あの日から、なのかなあ。違うかもしれないけど、だとしたらいつからなんだろう
君の笑顔を、真っ直ぐな気持ちで見れないようになったのは
青く輝くつぶらな瞳、長く伸ばした柔らかそうな髪、いつも柔らかな桃色に染められた頬、美味しそうな眉毛
全てが私を駆り立てるようになったのは
憂や、和ちゃん。りっちゃんや澪ちゃん、あずにゃん、さわちゃん先生。……そして君も
みんな、私の思いには気付かない。上の空でぼーっとしている私を、いつもの私だって思っている
でも……君には気づいてほしい。この気持ちに
君にしか気づいてほしくない、この恋心に


「…いちゃん……唯ちゃん……唯ちゃん?」
あ、また上の空だった。君が心配そうに、私の顔を覗き込む
「ふふ、今日は体育疲れたもんね。眠くなっちゃった?」
そういって私の前に淹れたての紅茶を置いた
りっちゃん、澪ちゃん、あずにゃんもまだ来てないみたい。
今しかない……のかな。
私は、ゆっくりと立ち上がって、君の背中を見つめた
少し怖い、けど、踏み出さないと何も始まらないまま、全部終わっちゃうかもしれない
そっちの方がもっと怖い
「む、ムギちゃん!」
大丈夫、大丈夫だよ。私………
「唯ちゃん?」
あの頃の私、もし彼女にだけ特別な感情を抱くようになっていたら、その気持ちは正しい物だよ
今、それを全部、吐き出すよ
「……あの、……」



私は、ムギちゃんのことを愛しています

715:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 05:29:11 KH9vnxRi
なんとなく書いてみた
続きは……うふふ

716:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 16:27:15 fupzw3Hs
紬「唯ちゃんは私の王子様だから」
スレリンク(news4vip板)l50

VIPにも良作はあるのだ♪

717:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 23:18:23 9A7JFWCP
>>716
dat落ちしている…

718:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/13 08:42:57 rOZ5kVgL
ふむ、よろしい

719:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/13 13:44:00 Jc8MsZf9
ISML
URLリンク(www.internationalsaimoe.com)


720:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/13 18:00:40 5V4S03Xp
唯「でね、昨日ギー太の弦太を張替えてたら弦太の先っちょが指に…」

紬(ほんと何にでも名前つけちゃうのね)

紬「ねぇ唯ちゃん。ふと思ったんだけど、
   私のキーボードに名前つけるとしたらどんな名前にするの?」

唯「ムギちゃんのキーボードに? ふむ…」

紬(キーボー太かな。それともキー太かしら。
   あ、キー太だとギー太くんと被っちゃうわ~//)ポッ

唯「コルグ・トライたん」

紬「なにそれかっこいい」

721:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/13 23:38:40 dq6resPA
ちょw

722:らぶらぶ唯ムギ
10/01/14 03:28:38 PD2enrqK
その日、掃除当番でない私とムギちゃんは、部活が始まるまでの時間を二人きりで過ごしていた。

てきぱきとお茶の準備をするムギちゃんと、それをのんびりと見つめる私。
たったそれだけなのに、ぺちゃくちゃおしゃべりをしてるわけでもないのに、私は不思議な居心地のよさを感じてしまう。

「…えへへっ♪」
「唯ちゃん?どうしたの?」
「うん…なんかね、すごくうれしくなっちゃって」
「なにかいいことでもあったの?」
「んー、そういうわけじゃないんだけどね?ムギちゃんとこうして一緒にいるの、すごくうれしいんだ」
「それって…ど、どういうこと?」
「どういうことって言われても、よくわかんないけど…とにかくうれしいの♪」
「そ…そうなんだ」

ムギちゃんは顔を赤くして、でもどこか嬉しそうに紅茶をティーカップに注いだ。
その手付きは手慣れた様子で、上品で、大人っぽくて…もしかしたら、ムギちゃんの一番かわいい仕草って言ってもいいのかもしれない。
その姿はまるで絵本に出てくるお姫さまみたいで、とても熱い。ん?熱い…?

「あ、あちー!入れすぎだよムギちゃん!ていうかおもいっきりこぼれてる!」
「え…?…あ!ご、ごめんなさい!」

723:らぶらぶ唯ムギ
10/01/14 03:30:19 PD2enrqK
紅茶の海になったテーブルをあわてて拭いたムギちゃんは、すっかりしゅんとしてしまった。
普段はめったにしない失敗を、それもお茶を入れる時にしてしまったのが二重にショックだったみたいだ。

「ムギちゃん、元気出して?私なんともないから」
「…うん」
「よしよし、大丈夫だよムギちゃん。えらいえらい♪」
「う…うん」

いいこいいこしてあげると、ムギちゃんは真っ赤になりながらまた笑顔を浮かべた。何はともあれ、よかったよかった♪

「…前にもね?」
「うん?」
「さっきみたいに、お茶こぼしちゃったことがあったの。確か1年生のころ、唯ちゃんが追試を受けてた時かな」
「へぇー…私のこと心配してくれてたの?」
「うん…唯ちゃん大丈夫かなぁって考えてたら、ついぼんやりしちゃって」
「そっかぁ…でも嬉しいな♪それだけ私のこと考えてくれてたってことだもんね」
「今だってそうよ?さっきも唯ちゃんが言ってくれたことが嬉しかったから、あんな風にぼーっとしちゃったの」
「えへへ…そっか♪」

なんだ…ムギちゃんも、私のこと考えててくれてたんだね。

すごく、うれしいよ。大好きな子にそう言ってもらえるのって。

724:らぶらぶ唯ムギ
10/01/14 03:35:58 PD2enrqK
「ムギちゃんっ♪」
「ほわ…」

私は無性に嬉しくなってムギちゃんのほっぺをぎゅーっとした。
あったかくて、やわらかくって、すべすべしてて、ぷにゅぷにゅだ。

「ムギちゃん♪」
「ふぁ、ふぁに?」
「ムギちゃーん♪」
「…ふぁ、ふぁーに?」
「だいすきだよー♪」
「ひゅ……」

わ、急にほっぺが熱くなった。ホントにムギちゃんはすぐに顔に出るなぁ。

「ありゃりゃムギちゃん、顔真っ赤だねぇ?」
「だ、だって…しょうがないじゃない!…えいっ!」
「むぎゅ…」
「私も、唯ちゃんのことだいすき!」

ムギちゃんはお返しとばかりに私のほっぺをぎゅーっとしながら、私が一番聞きたいことを言った。
あ、やっぱり私も顔赤くなっちゃうや…まぁムギちゃんの言う通り、しょうがないか♪

「唯ちゃんだって顔赤くなったわよ?これでおあいこね♪」
「えふぇふぇ…♪うん♪」

こうして私とムギちゃんはしばらく、お互いのほっぺを触り合っていたのでした。


おしまい


ひたすらイチャイチャしてるとこを書いてみました

725:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/15 23:52:49 2PC7tC8y


726:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/16 19:02:54 LIuleXIF


727:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/16 19:07:28 Kye2zUNS
gj

728:No reason
10/01/17 03:55:06 b7zeoJpU
「…唯ちゃん」

二人きりの放課後の部室で、ぴたっと私の背中にくっつくムギちゃん。
抱きつく、というほどではないんだけど、そのぬくもりは互いの制服を通して確かに伝わってくる。
もしこの隔たりがなかったら、ムギちゃんの体温を直に感じることができるのに。
ムギちゃんと身を寄せ合うたびにこんなことを考えてしまう私は、エッチな子なのかな…なんて悶々としていると、不意にぬくもりが背中から消えた。

「ムギちゃん…?」

見ると、一歩距離を置いて、頬をぷーっと膨らませたムギちゃんが私を睨んでいた。
ど、どうしたのかな。もしかして変なこと考えてるのがバレた…?

「ムギちゃん、どうかした?」
「…唯ちゃんは、ホントに私のこと好きなの?」
「え?も、もちろん好きだよ。何言ってるの?」
「そのわりには、私に何にもしてこないじゃない」
「な、何にもなんてことは…」
「じゃあ、具体的にはどんなことしてるのかしら。言ってみて?」
「えぇと…だ、抱きついたり…」
「それだけ?」
「手を繋いだり…」
「あとは?」
「……お、おしゃべり」
「それって、恋人同士でする特別なこと?違わない?」
「…はい」

729:No reason
10/01/17 03:57:41 b7zeoJpU
ムギちゃんの言うことはごもっともだ。
私はムギちゃんとお付き合いするようになってから、前みたいに積極的になれなくなってしまった。
いつも抱きつくのはムギちゃんからだし、手を繋ぐのだってムギちゃんから。最近は話しかけるのにも躊躇してしまうようになってしまった。

まぁ、ここ最近の私は一言で言えば…ヘタレなのだ。

「最近はほとんど好きとも言ってくれないし、唯ちゃんから愛情を感じられない…私、このままじゃ浮気しちゃうかも」
「ま、待ってよ、私ホントにムギちゃんのこと好きだよ?」
「じゃあ、その証拠を見せて?私のことを好きだっていう証拠」
「しょ、証拠…よーし、ムギちゃ」
「抱きつくのは無しよ?もう私がしたんだから」
「う…」
「あと、好き好きって言うのも。言えばいいってものでもないのよ」
「うぅ…」

なんてことだ。私に出来ることをすべて封じられてしまった。
じゃあ何をすれば…恋人同士でする特別なこと、ムギちゃんのことを好きだからすること……

「む、ムギちゃん」
「は、はい?」

私はムギちゃんの肩をグッと掴んだ。こうなれば覚悟を決めよう。
私はムギちゃんのことが大好きなんだ。だったらこれくらいしなきゃダメだ!

730:No reason
10/01/17 04:00:23 b7zeoJpU
チュッ…

私はムギちゃんにキスをした。…けど、味なんてまったくわからない。ただ漠然と柔らかいと感じただけだ。
なぜなら私の心臓はバクバク音を立て、身体中から汗が吹き出て、頭はキーンと耳鳴りがしていたから。
…情けない。いくらファーストキスだからって、ここまで余裕がないなんて…

「……」
「…む、ムギちゃん…ど、どう…?これでわかってくれた?」
「…うん」
「よ、よかった…」
「…待って」
「え?」
「まだ…あるじゃない」
「あるって…うぉ」

ムギちゃんは私に体を寄せた。さっきとは違って、密着するように足を私のと交差させている。
制服越しでも分かる豊かな感触が、私の理性をくすぐった。

「ム…ギちゃ…」
「ホントは唯ちゃん…我慢してるんじゃない?」
「え…?」
「唯ちゃんは照れ屋さんなところもあるけど、優しいから…したいようにしたら私に悪いんじゃないかって考えてるんじゃない?」

正直、図星だった。とはいっても、ヘタレを正当化させるための言い訳に過ぎないんだけど。
でもやっぱり、怖い。私が我慢をやめて自分の気持ちを全部向けたら、きっと私はあなたを傷つける…私は、それが怖いんだ。

「…大丈夫よ」
「え…?」

731:No reason
10/01/17 04:02:48 b7zeoJpU
「私、唯ちゃんのこと好きだから…どんなことされても嫌じゃないの」
「ど…どんなことされても?」
「うん。どっちかといえば、私がしたいくらいなのよ?でも私がしたら、一方的になっちゃうから…だから唯ちゃんから、して?」
「だ、だけど…」
「さっきキスしてくれたんだから…できるでしょ?」
「……」

私は、変な気持ちになっていた。夜、布団の中でムギちゃんを思う時たまになる、そんな気持ち。
大好きな人をそんな目で見たらいけない。そう必死で抑え込んできた、そんな気持ちだ。

でも…そのムギちゃんがいいって言ってくれてる。だったら…

「ムギ…ちゃん」

私はそっとムギちゃんの制服のタイをほどくと、ブラウスのボタンを上から外していった。
そして、豊かな胸を包む淡いピンクの下着があらわになった瞬間、私はハッと息を飲んだ。

「…かわいい、かな?唯ちゃん、ピンクが好きだって言ってたから」
「ム、ムギちゃん…私…ホントに、我慢できないよ…?」
「うん…」

ムギちゃんはゆっくりと、私の太ももに指を這わせた。

「いいよ…唯ちゃん」
「ふ…っ……うぅ…」


私は、理性を捨てた。

―好きだよ、ムギちゃん。


END

732:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 04:04:26 b7zeoJpU
以上です
誤字脱字等あったらご勘弁を

733:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 04:41:38 SCzBAtCh
ふぅ・・・

734:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 17:06:20 pXcLzQvU
おいコラ何勝手に賢者になっ




ふぅ…GJ

735:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 23:53:15 1vjcqxqC
はわわ

736:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/18 18:04:27 MQp6Wl0K
紬「S・A・G・A佐賀~♪」

唯「ど、どうしたのムギちゃん、そんな化石みたいなネタを…」

紬「あら唯ちゃん知らないの?今巷で流行ってるお笑い芸人のネタなのよ♪」

唯「全然流行ってないよムギちゃん!私たちが小学生くらいの頃のギャグだよ!」

紬「え、そうなの?頑張って調べたんだけどな…グスン」

唯「よーし、じゃあ私が最新のお笑いネタを教えてあげるよ!」

紬「ホント?ありがとう唯ちゃん!」

唯「じゃあまずは…」

この後唯ちゃんは最新のお笑いネタをたくさん教えてくれました。
右から左に受け流す云々とか、おめぇに食わせるタンメンは云々、ぐー!、ふぉー!、とぅーす!等々…
それはお笑いに疎い私にとって、まさに衝撃そのものでした。

そしてそのレクチャーを聞いた私は、一つの志を胸に秘めていたのです。

紬「ゆ…唯ちゃん!」

唯「言わせねぇよ!?」

紬「えぇ!?」

唯「ごめんごめん、これもお笑いのネタだよ~」

紬「そ、そうなんだ…あのね唯ちゃん、一つお願いがあるの!」

唯「なあに?」

737:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/18 18:07:08 MQp6Wl0K
紬「私とお笑いのコンビを組みましょう!私も楽しいことしたいわ!」

唯「いいねムギちゃん!夫婦漫才だね!」

紬「め、夫婦だなんてそんな…照れちゃう」

唯「なに照れてんねん!雨降らす気かいな!」

紬「え…あ、えっと」

唯「ってそりゃてるてる坊主やんか!照れ照れ坊主ちゃうわ!…てな感じの突っ込みが求められるんだよムギちゃん!」

紬「す、すごい!早くもお笑い芸人の気迫が溢れてるわ!」

唯「いやぁ~♪じゃあさっそくコンビ名を決めよう!なにがいいかな?」

紬「そうね…平サワー麦茶なんてどうかしら?」

唯「あると思います!さすがムギちゃんセンスあるよ!」

紬「じゃあ決まりね!」

唯「頑張ろうねムギちゃん!目指すはM-1優勝だよ!」

紬「うん♪」

こうして私たち平サワー麦茶は記念すべき一歩を踏み出しました。
高くそびえ立つ笑いの山の頂点へ向かって…


―完―



>>735をじーっと見ていたら思い付いた

738:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/19 14:01:44 ZeweKonwQ
夫婦にいちいち反応するムギかわいい

739:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/19 15:44:51 glaaoizL0
>>735を見てもロリっ娘軍師コンビしか浮かばなかった…orz

740:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/20 20:01:22 WZ11A6Ep0
保守

741:【小噺】鏡から生まれたムギちゃん
10/01/20 23:59:55 Yj7ze2T6O
唯「鏡よ鏡よカーガミちゃん、この世で一番かわいいのはだあれ?」

鏡ムギ「それは唯ちゃんです♪」

唯「きゃっ恥ずかしいっ♪じゃあねじゃあね、カーガミちゃんがこの世で一番好きなのはだあれ?」

鏡ムギ「それも唯ちゃんです♪」
唯「きゃー♪ねぇねぇ、カーガミちゃんて鏡から出れないの?やっぱり無理?」

鏡ムギ「出られるわよ♪」ヌッ

唯「わっ!出られるなら早く言ってよー!」

ムギ「ごめんなさい、つい♪」

唯「まぁかわいいからいいやー♪ところでなんて呼べばいいかな?鏡から出ちゃったからカーガミちゃんじゃおかしいよね」

ムギ「鏡から生まれたから、ムギちゃんって呼んで♪」

唯「鏡が関係あるかはわからないけど、かわいい名前だね♪そうだ、一つお願いしてもいい?」

ムギ「お願い?いいわよ、なんでも言って♪」

唯「ギューッて抱きついてもいい?」

ムギ「も、もちのろん!どんとこいです!」

唯「わーい♪」ギューッ

ムギ「きゃ、唯ちゃんたらそんな大胆…///」

唯「ムギちゃん柔らか~い♪」

ムギ「あぅ、そんなとこ触っちゃだめよぅ…///」


憂「…な、なんばしよっとあの二人…?許すまじ!」

つづ…かない

742:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/21 07:51:10 wX9GN5sN0
よくムギ唯の絵描くあの絵師さん今度同人出すのか
楽しみだ

743:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/21 23:37:59 KyXipiiR0
>>741
唯ちゃんかわゆすなぁ
純粋すなぁ

744:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 00:59:45 UZBtt2/L0
保守

745:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 01:01:38 VdPadh+a0
>>742
kwsk

746:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 03:46:02 qsthKF8V0
pixivでムギ唯で検索すればすぐ出てくる人のことだと思う

747:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 15:36:42 tBFiVBvs0
冬コミ新刊で唯ムギ同人全然ないと思ったけどやっと1冊見つかった
もっとメジャーにならないものか…

748:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 22:58:44 vuKMMVhsO
>>742
あの人の唯ムギはちょっと悲しげな雰囲気がいいよね

ところで唯ムギスレにはまだwikiがないみたいだね
もう少しSSが増えないとできないか

749:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/23 23:09:03 Lcxlq9An0
既に結構な数が投下されているから作っても良いと思う

750:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/24 03:40:23 QmAdh4gr0
個人的にwikiが出来ると創作意欲上がる
百合板よりこっちに投下しようかなって思っちゃうよw
まあ18禁物は無理だけど

751:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/24 17:21:45 O6Jg8Z/O0
他はそれぞれ個別のウィキあるのかすげー

752:love affair
10/01/25 04:27:19 9TL1bh+TO
「ムギちゃん♪」

部活を終えた皆がいなくなったのを確かめると、二人きりの部室で無邪気な笑顔を浮かべ私に腕を絡ませる唯ちゃん。
ああ、この柔らかい感触はもしかしてもしかしなくても…
はっ!私ったらなんてはしたない!ここはロマンティックな雰囲気を楽しむべきところじゃないの!…でもやっぱり……

「…うふふっ……♪」
「ムギちゃんどうしたの?なんだか嬉しそうだね」
「えっ?なっなんでもないわゃ!……」
「あはは、噛んじゃったねー」
「あはは…噛んじゃった」

こんな風に舞い上がってしまうのも仕方ない。なぜなら大好きな人と二人きりなんだから。

「唯ちゃん、お口開けて?クッキー、食べさせてあげる」
「わぁ、美味しそう!」
「唯ちゃんのために持ってきたの。皆には内緒よ?はい、あーん」
「あーん…サクッ」

口に入れたクッキーを頬張る唯ちゃん。それはまるでハムスターのようで、たまらなくかわいくて…
私はそんな姿を見て強く感じてしまう。生きててよかった……

「ムギちゃん、すっごくおいしいよ♪」
「そう♪よかった…唯ちゃん?」
「なーに?」
「あの…ね?こんなこと言うのはどうかと思うんだけど…」

753:love affair
10/01/25 04:29:39 9TL1bh+TO
「私…クッキーのごほうび、欲しいな」
「ごほうび?」

あぁ神様、強欲な私をお許しください。
唯ちゃんと一緒にいられるだけで世界一の幸せ者だと言ってもなんら差し支えないというのに、私ときたらさらに望みを重ねるだなんて…

「ごほうびかぁ…ムギちゃんはどんなごほうびが欲しい?」
「すっごく甘いの。甘くて、とろけちゃうようなのがいいな」
「…ムギちゃんはわがままなんだね?」
「そうよ、私はわがままなの。今に始まったことじゃないと思うけどな?」
「んもー、ムギちゃんはしょうがないなぁ…」

唯ちゃんは私に体を密着させると、至近距離まで顔を近づけた。
そして私の唇を指先でなぞりながら、楽しむように囁く。

「ねぇ…ムギちゃんは、私のどういうところが好き?」
「…かわいい、ところかな」
「かわいいって、具体的には?」
「…全部よ。唯ちゃんの、全部。見た目も、中身も、声も、なにもかも」
「…嬉しい♪」

唯ちゃんは私にキスをした。
温かく弾力のある唇が私の唇に重ねられた瞬間、私の頭は電流が走ったように痺れる。

「ん…んん……」

754:love affair
10/01/25 04:32:32 9TL1bh+TO
無意識に、手が唯ちゃんの背中から腰、お尻へと動いていた。

「んっ……!」

スカートの上から少し撫でただけなのに、唯ちゃんは体を大きくよじらせる。
…唯ちゃん、お尻が敏感なのかな。そんなことを考えているうちに、唯ちゃんは唇を離した。

「……変なとこ、触っちゃだめだよ」
「…言ったでしょ?私はわがままなの。キスだけじゃ我慢できないのよ」
「…えっち」
「……!」

唯ちゃんは私に再び唇を重ねた。
熱い舌が、私の口に入ってくる。舌が絡み合うぬるりとした感触が、私の理性を奪う。

どうしよう。
私、壊れちゃう。
おかしくなっちゃう。
止められない。
唯ちゃんを、食べたい―

理性が吹き飛びそうになる直前、唯ちゃんはキスを止めた。
唾液にまみれた口の周りが、妖しく光沢を放っていた。

「はっ…はぁ…む…ギ、ちゃん……」
「な…っ……ふっ…ぅ……なに?」
「…気持ち…よかった…?」
「う…うん……」
「じゃ……ごほうび、もっと……ほしい?」
「欲しい…よ……」
「じゃあ……しよう…?」
「う…ん……」

―もう私たちを止められるものはない。
私たちを突き動かす愛と欲望を止められるものなんて、なにも―

END

755:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 04:34:33 9TL1bh+TO
以上、投下しました

…セ、セーフですよね!

756:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 08:00:09 dwWDlAvz0
・・・ふぅ

757:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 23:17:56 8W3WyI6f0
けしからん
もっとやれ

758:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 23:28:21 7PkCRbUz0
:

759:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/26 23:55:23 +srkjbWk0
@

760:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/27 23:56:08 7h1h6z9W0
あれ?急に過疎った?

761:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 00:08:58 v1DSL6Fs0
どんとこいです!

762:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 00:26:21 EX1aKZXfO
14話のムギちゃんの「まいどー」のくだりが好きだ
唯「かっこいいねムギちゃん!」
紬「でしょでしょ?」

2人ともかわい過ぎるw

763:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 01:42:07 O+MoqkH+0
やっぱり二人とも天然だし
そういうところの感性もにてるのかな

764:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 12:11:04 gEXZ1MeSO
唯「ことぶき退社ってムギちゃんと何か関係あるの?」

紬「寿退社っていうのは、結婚に伴って会社を辞めることをいうのよ♪」

唯「そっかぁ。じゃあ…私、軽音部やめるよ」

紬「えっ!ど、どうして唯ちゃん!?考え直して!!ツラいことがあるなら私に―」

唯「ムギちゃん…2ヶ月だって…//」お腹サスリサスリ

紬(―!!? まさか私と過ごしたあの夜―!?//)ポッ

紬「唯ちゃん、結婚しましょう!そしてお腹の子の名前は」

唯紬「「コルグ・トライたん」」


律「あの2人なんで腹抱えながら床転がり回ってんだ?」
澪「波長が合ったんだろ」

765:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 19:47:01 yJvKkOsBQ
まさかのコルグ・トライたん再登場

766:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 21:21:47 v1DSL6Fs0
>>764
いいなー。実に日常ぽいw

767:喧嘩するほど愛してる
10/01/28 22:40:40 DJhAG5raO
きっかけは、放課後のほんのささいな言い争いでした―

「んー♪やっぱりムギちゃんが入れてくれるお茶はおいしー♪」
「ありがとう♪唯ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいわ♪」
「あのねぇムギちゃん、私ムギちゃんのこと好きなんだ~♪」
「私も唯ちゃんのこと好きよ♪」「ありがと~♪でも私の方が大好きだよ?」
「あら、私の方が大好きよ?」
「私の方が大大、だーい好きだもん!」
「私の方が大大大、だーい好きっ!」
「「むーっ!!」」

私たちは熱くなっていました。お互いの意地と意地がぶつかり合って、もう後に引けない。そう感じずにはいられませんでした。
そう、賽は投げられたのです!

「いいムギちゃん、私の方が先にムギちゃんのこと好きになったんだから、私の方がムギちゃんのこと好きなの!」
「違うわ、私の方が先に唯ちゃんを好きになったの!だから私の方が唯ちゃんのこと好きなの!」
「へん!私なんかムギちゃんと初めてしゃべった時にはもう好きになってたもんね!」
「あら、私なんて初めて唯ちゃんの顔見た時に好きになってたわ!」
「私なんかムギちゃんの後ろ姿見た瞬間には好きになってた!」
「私なんか―」

768:喧嘩するほど愛してる
10/01/28 22:42:31 DJhAG5raO
しばらくは息をつかせぬ攻防が続きました。ですが形成はまったくの五分。埒があかないとはこのことです。
と、ここで唯ちゃんがある提案をしました。

「勝負?」
「そう!お互いに好きだってことをアピールするの!それならはっきりするよ!」
「いいわよ。私が唯ちゃんのこと大好きだってこと分からせてあげる!」
「のぞむところだよ!じゃあまずは私から!」
「きゃ…?」

唯ちゃんは長椅子に座ると、私を倒れこませて頭を太ももの上に乗せました。
そう、膝枕です。恐るべし唯ちゃん。いきなり強力な手を打ってきます…
あぁ、そんなに頭を優しく撫でられたら、私…

「ゆ…唯ちゃん…ずるい……」
「ふふふ、何を言おうと体は正直だね。すっごい嬉しそうだよ?」
「……うぅ」
「あーあ、案外勝負がつくの早かったねー?これで私の方が…」
「ま…まだよ!」
「え!?」

私は勢いよく起き上がると、胸に唯ちゃんを力強く抱きしめました。
一見シンプルなようですが、破壊力抜群なのです。その証拠に唯ちゃんも…

「えへ、えへへへ…♪ムギ…ちゃぁん…♪」
「うふふ…いいこね唯ちゃん。これでわかってくれた?私の方が唯ちゃんのこと好きなのよ♪」

769:喧嘩するほど愛してる
10/01/28 22:45:12 DJhAG5raO
「はっ…なっ、なんの!」

しかし唯ちゃんも負けてはいません。パッと身を離すと、入れ替わるようにして私の背中を抱きしめました。
確かにドキドキしますが、しょせんは二番煎じ。インパクトはありません。少なくとも最初はそう思っていました。しかし…

「ふふ…唯ちゃん、それじゃ私が抱きしめたのと変わらないわよ?」
「ムギちゃん……だぁいすき」
「な…?」ドキッ

唯ちゃんは甘えるように私の耳元に囁きました。
さっきははしゃぐような感じだったのに…

「普段お茶入れてくれる時とか、キーボード弾いてる時とかね…いつでもムギちゃんから目を離せないの」
「な…な…」ドキドキ
「それはね、ムギちゃんがすっごくかわいいからなんだよ」
「……」カーッ
「私、ムギちゃんのこと大好き。好きすぎて、食べちゃいたいくらい」
「……っ!」ボンッ

ふ…不覚…!まさか、抱きしめと甘い言葉を同時に使ってくるなんて…こんな変化球、まったく予想してなかった…
無念、私の全身からは力が抜け、唯ちゃんに体を委ねる体勢になります。

「ふぇぇ…」
「ふふふ…ムギちゃん、私だけのものになってくれる?」
「う…うん……」

…負けちゃだめ!

770:喧嘩するほど愛してる
10/01/28 22:46:21 DJhAG5raO
負けちゃだめよ紬!決めたじゃない!私の方が唯ちゃんを愛してることを証明するって!
だったら…だったら最後の手段を使うのよ!愛を伝える一世一代、起死回生、空前絶後の手段を!

「…唯ちゃん!」
「え…」
「だいすきっ!」
「……!」

私は首を曲げると、完全に油断していた唯ちゃんにキスをしました。これぞ、私に残された最後の手段なのです!

「あ…あうぅ……」
「どう唯ちゃん、これで私の方が唯ちゃんのこと好きだってわかった?」
「うん…わかった…私の負けだよ……」
「やった、私の勝ち♪」

でもこの時、私の心は満たされていませんでした。
私が唯ちゃんを想う気持ちが唯ちゃんを上回った。逆に言えば、唯ちゃんは私のことをここまで好きじゃないってこと…?そ…そんなの…そんなの嫌!

「唯ちゃん!」
「な、なに?」
「わ、私に…キスしてください!」
「え?ど、どうして…?」
「だって…私の勝ちって決めちゃったら、唯ちゃんの気持ちは私に負けてるってことでしょ?
 私、そんなの嫌。私が唯ちゃんを好きなのと同じくらい、唯ちゃんにも私のことを好きでいてほしいの!」
「ムギちゃん…」
「だから…引き分けにしましょう?」
「うん…♪」

771:喧嘩するほど愛してる
10/01/28 22:48:35 DJhAG5raO
「じゃ、じゃあ…いくよ」
「う、うん」
「……」ドキドキ
「……」ドキドキ

唯ちゃんの顔が少しずつ私に近づいてきました。
あ、あれ。さっき私がした時はそうでもなかったのに、なんかすごく緊張す…あ

チュッ…

「……あはは、ムギちゃん顔真っ赤だよ」
「……唯ちゃんだって、耳まで赤くなってる」
「しょ、しょうがないじゃん…!ムギちゃんはさっき恥ずかしくなかったの?」
「えっと…さっきは勢いでしちゃったから……」
「ひどーい!勢いであんなことしたんだ?」
「ち、違うの!私は唯ちゃんへの気持ちをどうにか表したくって、決して軽い気持ちじゃなくて、勢いに乗らないとできないから…ん……」

唯ちゃんは必死に話す私の言葉を遮るように、今日3度目のキスをしました。

「…唯ちゃん」
「えへへっ…いくらチューしても引き分けだもんね♪」
「うんっ…♪」

そう、この喧嘩に勝敗と終わりはありません。いつだって、引き分けなのです♪

――

「…澪先輩、一体いつになったら入れるんでしょうか…」
「だ、だって入れないだろ、あんな雰囲気じゃ…」
「はぁはぁ…な、なぁ澪、私たちも…」
「なっ!?ちょ、り……んんー!」
「…ダメだこの人たち」

772:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 22:50:12 DJhAG5raO
おしまいです


>>257の書き込みから広げてみました

773:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 22:52:14 chCPwIMMO
ほっこりしましたw
乙!

774:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/28 23:19:42 1MLWrhFm0


775:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 01:34:46 y1KcPg62O
>>772
おつ!

律ww

776:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 02:03:09 DHY5aDgQO
りっちゃん

777:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 17:16:29 EgyBWnGIO
最近唯にとどまらずムギのカップリングを日々妄想する

778:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 18:11:10 y1KcPg62O
二期4月放送開始かー
楽しみだが早すぎる気もするな

779:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 21:20:05 hnVCYDBDQ
ここももうすぐ800か…

780:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 23:14:26 CQ859EOX0
>>778
去年と同じ時期だな
って事は最終回から一年足らずで二期開始か

781:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 00:17:24 3awWwoXQO
唯紬妄想の材料が早めに投下されるな

782:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 01:46:24 ibeo8GQ5O
二期始まったらここももう少し活気づくかな
このまったり具合も嫌いじゃないがw

783:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 03:25:55 JjFBmTlMP
紬ちゃんはやっぱり唯ちゃんのfigmaは買うのかな?

784:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 04:30:18 F2aIQG+g0
唯もムギもfigma確保できたから
いまからどう絡ませようかとwktkがとまりません

785:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 07:22:17 VhoqzRFTO
紬「ゆーいちゃん♪」

唯「!!ム、ムギちゃん…」

紬「なぁに、唯ちゃん?」

唯「そ、その、私の背中にね、二つのや、やわらかいものが…あたって…」

紬「くすっ」

唯「はうん!」

786:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 22:56:19 b+7TcUr2O
その日紅茶の用意を終えて椅子に座ったムギちゃんは、真面目な顔で私に向き合いました。

「ねぇ唯ちゃん」
「なにームギちゃん?」
「こんなこと言うのはどうかと思うんだけど…最近の私たち、何か物足りないって思わない?」
「物足りないって?」
「せっかくお付き合いしてるのに、することと言えばこうしてお茶を飲んだりおしゃべりばかり…これじゃ前と変わらないじゃない」
「まぁ言われてみればそうだねー。でも別にいいじゃないかなぁ?一緒にいるだけで楽し…ムギちゃん?」
「……」

ふとムギちゃんを見ると、頬を膨らませて明らかに不機嫌そうな顔をしています。
どうやら、欲求不満ってやつらしいです!

「もちろん二人でいるのは楽しいし幸せよ?でも、もっと色々したっていいじゃない」
「色々って、例えば?」
「て、手をつないだり、デートしたり…き…キスとか!」
「キスだね!じゃあしよう!んー♪」
「す、ストップ!ダメダメ、唯ちゃんはなんにもわかってないわ!こういうのには順序ってものがあるの!」
「えー?ムギちゃんわがままだよー」
「いいの!私は唯ちゃんの恋人なんだから、少しくらいのわがままは聞いてもらわなくちゃ!」

787:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 22:57:44 b+7TcUr2O
「で、まずは何するの?」
「まずは…恋人らしくくっつきましょう。唯ちゃん、あっちの椅子に座って?」

長椅子に座った私の横にちょこんと座るムギちゃん。私にぴったり体をくっつけると、頭を私の肩にもたれさせました。
密着したムギちゃんの体温とか髪の毛から漂ういい匂いやらで、私は思わずドキドキしてしまいます。

「ム、ムギちゃん、さすがにくっつきすぎじゃないかなぁ?」
「これくらいでいいの。さ、次は手を繋ぎましょう。唯ちゃん、私の手、握って?」
「こ…こう?」ギュッ
「それじゃ乗せただけよ?もっと指を絡める感じでお願い」
「…こ…ここ、こうかな?」

さらに強く握ると、ムギちゃんも私の手を握り返してきました。
湿った手のひらが重なって、ムギちゃんの鼓動が伝わってくるような気がします。
そういえば、こんな風にムギちゃんと手を繋ぐのって初めてかも…

「唯ちゃん、ドキドキしてる?」
「うん…ムギちゃんは?」
「私も♪これぞ恋人って感じよね♪」
「次は何するの?」
「甘い言葉を語り合うの♪」
「例えばどんなの?」
「強いて言うなら、聞いてドキドキするような言葉かな。唯ちゃんが思い付いたことでいいわよ?」
「じゃあ…」

788:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 22:59:43 b+7TcUr2O
「…ムギちゃん」
「はい?」
「愛してるよ」
「えっ…あ、あい…?」
「世界一愛してる。私、もうムギちゃんしか見えないよ」
「う…うん……」
「私、ムギちゃんのためならなんだってするよ。世界がムギちゃんを敵になっても、私はムギちゃんの味方だからね」
「うん…あ、ありがと……」

なんとなく聞いたことのあるフレーズを言ってみただけなんだけど、ムギちゃんの顔は真っ赤になっていました。握った手も汗ばんでいます。
どうやら私の甘い言葉は成功したみたいです。

「じゃ、じゃあ今度は私ね。唯ちゃん!」
「なあに?」
「だ、大好き!」
「うん♪私もだよー」
「世界で一番大好き!」
「私もだよー♪」
「今日から帰る時は、毎日手を繋いでください!」
「いいよー♪」
「お休みの日は、毎日デートしてください!」
「いいよー♪…っていうかムギちゃん、これってお願いじゃない?」
「う、うん……ダメ?」
「えへへ、いいんだよー♪」

なんとなく、ムギちゃんが不機嫌だった理由がわかったような気がします。
それがかわいくて、謝りたくなって、私はムギちゃんを抱きしめてあげました。

「ムギちゃん、ごめんね?」
「え…?」

789:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 23:04:42 b+7TcUr2O
「ムギちゃん、寂しかったんだよね。私が恋人らしいことしてあげられなかったから」
「……うん」
「私、これからはがんばるからね。ムギちゃんが寂しくならないように」
「わ、私もがんばる!」
「じゃあ二人でがんばろうね、ムギちゃん♪」ギュッ
「ゆ、唯ちゃん苦しい…」
「…そうだムギちゃん。ちょっと顔見せて」
「……!」

チュッ

私はそっとムギちゃんにキスをしました。
恥ずかしい気持ちもあったけど、それよりもムギちゃんを好きな気持ちの方が勝っていました。

「…ゆ…唯ちゃん…」
「えへへっ♪どうかな、私恋人らしい?」
「うん…最後にもう一つだけお願いしていい?」
「なあに?」
「これから…毎日、キスして?」
「もちろんいいよ♪ん~♪」チュッ
「ゆ、唯ちゃ……」
「ん~♪」チュッ
「も、もう…今度は私から♪」チュッ
「きゃっ♪」


おわりです!

790:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/30 23:26:49 U0dMsxRC0
(^ー^ )

791:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 01:37:56 TdBf0IkRO
律「おいそこのバカップル」

792:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 20:57:25 aBkdyHWpO
今日は唯ちゃんと初めてのデートです。とはいえ、どこかにお出かけするわけではありません。
ではどこで過ごすのか、それは…

ピンポーン…

「はーい…あ、紬さん!」
「こ、こんにちは唯ちゃん!あの、今日はその…」
「お姉ちゃんならまだ寝てますよ。よかったら起こしてあげてください♪」
「あ…憂ちゃん?」

気が動転していたり、憂ちゃんが髪を下ろしていたせいもあってか、見間違えてしまいました。
もしかしたら、将来的には義妹になるかもしれない憂ちゃん。礼儀正しくしなくちゃ…

「う、憂ちゃん」
「はい?」
「実は…私と唯ちゃん、真剣にお付き合いしてるの!」
「はい♪お姉ちゃんから聞いてますよ♪お姉ちゃんのこと、今後ともよろしくお願いしますね♪」
「あ…はい……」

ホントにできた妹さん。憂ちゃんのためにも、唯ちゃんのこと幸せにしなきゃバチが当たっちゃう!

「でも…すぐに私とお姉ちゃんを見分けられないようじゃまだまだですね(ボソッ」
「えっ…?」
「じゃあ私は梓ちゃんたちとお出かけするので失礼します♪ごゆっくり~♪」
「い…いってらっしゃい……」

憂ちゃんに完全に認めてもらうためには、まだまだ時間がかかりそうです…

793:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 20:58:29 aBkdyHWpO
カチャ

「おじゃましまぁす…唯ちゃん?」
「スピー…」

窓から差し込む陽の光を浴びながら、唯ちゃんは気持ちよさそうに眠っていました。
その寝顔はまさに天使。見ているだけで幸せな気持ちになれるような、そんな表情です。

「起こすの…やめとこうかな」

私はしばらく唯ちゃんの寝顔を見つめていました。それだけでお腹いっぱいです。
考えてみたら合宿の時だって唯ちゃんの寝顔を見るチャンスはあったのに、全然意識してなかったな…
私のバカ!もっとたくさんかわいい唯ちゃんを見ておけばよかった…!だから、このチャンスにもっともっと…

「スー…うんん……」
「……!」ドキッ

ふと唯ちゃんの柔らかそうな唇が目に入って、私はドキドキしてしまいます。
た、たまには私からしたっていいわよね……私は唯ちゃんの唇にゆっくり顔を近づけました。い、いただきます……

「紬さーん♪」
「ひっ……!」

後ろから聞こえてきた妙に明るい声に驚いて振り向くと、ニコニコ微笑んだ憂ちゃんと目が合いました。

「ど、どうして…!」
「お茶も出さないで出かけるわけにも行きませんから♪ところで紬さん、そんなにお姉ちゃんに顔を近づけて何をしようとしてたんですか?」

794:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 20:59:51 aBkdyHWpO
「えっ、えっと…ほ、埃が付いてたから取ってあげようかなって……こう、ふーって!」
「そうなんですかー♪そうですよね、いくら付き合ってるからって寝込みを襲うなんてあるわけないですよね♪」
「う…うん♪」
「紬さんに限って、お姉ちゃんの無防備な寝顔を見ておかしな気持ちになる…なんてことあり得ませんよね♪」
「あ…あり得ないあり得ない!絶対そんなことしないわ!」
「ま、私はたまにありますけど」
「えっ…」
「ということで私失礼しますね♪くれぐれも、間違いのないようにお願いしまーす♪」
「い…ってらっしゃい……」

『私のお姉ちゃんに指一本触らないでくださいね♪』と言わんばかりの笑顔に圧倒された私は、少し距離を置いて唯ちゃんを見つめました。
無念です…

「…んー……」

憂ちゃんはああ言ってたけど…や、やっぱり私……
そうよ、私は唯ちゃんの恋人なんだもの。堂々としてたって何もおかしいことはない!

「唯ちゃん……好き♪」チュッ
「んん……♪」

ぷにぷにのほっぺにキスをすると、唯ちゃんはくすぐったそうに寝返りを打ちました。
その動きもうめき声も、全てがいとおしく感じられます。

ああ、唯ちゃん……♪


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