09/10/17 03:38:52 MAYaLOB+
ピンポーン…
唯「はーい!」
インターホンを鳴らすとほぼ同時に、唯ちゃんが勢いよく飛び出してきた。まるで、扉の前にずっといたかのように。
紬「唯ちゃんこんにちは、今日はお邪魔します」
唯「うん!入って入って!」
私は今日、唯ちゃんの家に遊びにきた。それも一人で…
少し緊張するけど、憂ちゃんもいるし二人きりにはならないよね。ホッとするような残念なような…
唯「憂はあずにゃんとお出かけでいないから、気を使わないでいいよ!」
紬「えぇっ!?」
唯「どしたの?あ、お茶持ってくから部屋で待ってて?」
紬「お、御気遣いなく…」
私と唯ちゃんがこの家で二人きり…!?ど、どうしよう…嬉しいような恥ずかしいような…
唯「ムギちゃん?どうかした?」
悶々としていると、お盆を持った唯ちゃんがきょとんとした表情で私を見ていた。
いけない、せっかく唯ちゃんの家に来てるんだもの、失礼のないようにしなくちゃ!
紬「な、なんでもない!ところでこれ、素敵なぬいぐるみね!」
唯「かわいいでしょー!あ、お茶持ってきたよ!あとケーキも!」
紬「あ、ありがとう!すごくおいしそうね!いただきます!」