09/07/24 18:49:03 ehajtIRs
(>>83の続き)
[ 軽音部部室 ] ・・・ 放課後
梓「律先輩、あの・・・訊きたいことが」
律「おー梓ー、どしたー?」
梓「律先輩、弟さんがいるって言ってましたよね?」
律「うん、いるけど?・・・(キターーーーー!)・・・」
梓「もしかして・・・聡くん・・・とかいう名前じゃありませんか?」
律「おお?なんで知ってるんだー!(棒)」
梓「やっぱり・・・こないだ学校の帰りに、弟さんとは知らずに話しまして・・・名前きいたら田井中って・・・」
律「おお!いつのまにそんなことにー!(棒)」
梓「なんでそんなに棒読みなんですか」
律「ん?気のせい気のせい。じゃあ今度うちに遊びにこーい!」
梓「なにが「じゃあ」なんですか、もう・・・あの、わざわざお家にお邪魔する気は・・・」
律「なんだ~~梓~~?聡に怖じ気づいたのか~~?男の子が怖いって、小学生か?ププーッw」
梓「そんなことありません!行ってやるです!」
律「・・・(ニヤリ)・・・」
[ 田井中家 ] ・・・ 次の休日
ピンポーン
聡「はいは~い、どちらさま~」
ガチャ
梓「・・・・・・」
聡「・・・!」
バタン!
聡「・・・うん、幻覚が見えた。起きたのが遅かったからかな・・・もう一度・・・」
ガチャ
梓「いきなり閉めるとはどういうつもりです」
聡「うわぁっ!?幻覚がしゃべった!」
梓「誰がまぼろしですか!」
聡「え?本物の梓さん?なんで?え?」
梓「なんでもなにも今日は律先輩に招待されたんです」
律「おー!梓ー!きたかー?あがれよー」
梓「お邪魔します・・・弟さんに今日のこと、言ってないんですか」
聡「そ、そうだよねーちゃん!なんで言ってくれなかったんだ!ビックリしただろ!」
律「べつにいいだろー、私が呼んだだけなんだから。聡に関係あんのかー?・・・(あ~私って、イ・ジ・ワ・ルw)・・・」
聡「う・・・そ、その・・・と、とりあえず、いらっしゃいです・・・こないだはどうも」
梓「いえ・・・あれから何度か、あのネコに会ったんですが・・・やっぱり逃げられちゃいます」
聡「え?・・・あ、そういえば俺もです。今までこんなこと無かったのに・・・なんででしょうね?ハ、ハハッ・・・」
律「・・・(ったく・・・聡のやつ、なにやってんだ~・・・カタい!ぎこちない!)・・・梓ー、私の部屋こっちなー」
梓「あ、はい・・・それでは」
聡「・・・・・・」