09/09/17 15:30:39 9jurlnKU
(>>688の続き)
澪「律、待って…」
律「・・・」
何を言っていいか分からなかった
暫く沈黙が続いたが、澪が口を開いた
澪「…元気そうだね」
律「…ああ、そっちは?」
言いたい事は山程あるのに、上手く言葉が出てこない
でも間違なく澪は私の目の前にいる
澪「うん、元気」
律「そっか、それよりその格好…それにさっきの人は?」
澪「あ、あの人は…HTTのプロデューサーなんだ、この服装もあの人の趣味で…」
律「えっ、それって!」
澪「わ、私さ、やっぱり律と一緒にバンドやりたいよ!で、でさ、彼に頼んだら、考えてくれるって…」
律「もしかして、その条件に…」
澪「いや…、その~、彼はそういうつもりは無かったらしいんだけど…」
律「…寝たんだ」
澪「・・・・・・で、でも律の為に…」
“私の為”
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが切れた
律「…ふざけないでよ」
澪「え?」