09/07/25 17:50:28 AyNomLvY
多分、あなたは気づいてないと思うけど
私はちゃんと あの時
あなたに恋をしたんですよ? 先輩
文化祭のライブ 正直 あまり期待はしていなかった
曲が始まると 顔つきが変わって
汗をかきながら 一生懸命に だけど、誰よりも
嬉しそうで 笑顔だった。
音を間違えたり、歌詞を間違えたり ミスはたくさんあった。
でも、こんなに楽しそうなバンド始めてみた。
私も、一緒にこの人達とー!!
「あずにゃーん、鯛焼きあるけど食べるー?」
「いただきますっ…てほら、唯先輩練習しますよ!ここ軽音部でしょ?」
「えー…鯛焼き食べないと力が出ないー …あずにゃん、食べさせて?」
「何言ってるんですか、もう 自分で食べてください!」
まったく、私や澪先輩がいないとちっとも練習しないんだから…
「あずにゃん、私のコト…嫌い?」
「えっあっその…ち、違いますっ嫌いとかじゃなくてむしろ逆でー…」
「逆で?」 「……」 「 その続きは??」 「…スキ…ですけど」
「エー?ゴメン、キコエナカッタ、モウ一回イッテー?」
聞えてるくせに…
「もぉ!!唯先輩なんて知りませんっ」
ここで もう一度 スキなんて言ったら
…なんか負けたみたいで悔しいので
もぅ一生スキだなんていいません
「あずにゃん、あと一回!あともう一回言って!!」
…多分。