09/07/25 16:07:27 p+R2+w6k
唯「はい、よく言えました。それじゃ改めて、子猫ちゃんにお待ちかねのご褒美だよー」
梓「ニャ、ニャア」モグモグ
唯「どう、美味しい?」
梓「ニャン♪」
唯(あずにゃんホント可愛いなあ、ホンモノの猫より可愛いよ。……そうだ!)
「あずにゃん、ちょっとこっち来てくれる?」
梓「ニャ?」トコトコ
唯「ここ、おいで?」
梓「ニャ!?ニャーニャー」
唯「いいからおいでって」グイッ
梓「えっ!?」
唯「えへへ、あずにゃん捕まえた」
梓「ちょっ、ちょっと唯先輩!?」
唯「こーら、あずにゃん」
梓「あ……、ニャ、ニャニャニャー」
唯「こらこら、そんなに暴れないの」
梓「ニャン……」
唯「あずにゃんが可愛すぎるからいけないんだよ、あんなの見せられたら誰だって一人占めしたくなっちゃうよ。
それにしてもホント可愛いなあ、このまま持って帰りたいよ」
梓「ニャニャ!?」
唯「もちろん冗談だよ。だからせめて今だけ、楽しませて、ね?」
梓「ニャア……、ニャン!」
唯「ありがと、あずにゃん」ナデナデ
梓「ニャア……」
唯「そうだ、鯛焼き多めに買ってきてたんだけど、もうひとつ食べる?」
梓「ニャン♪」
唯「それじゃ、あーんして」
梓「ニャー」パクッ
唯「えへ、美味しい?」
梓「ニャンニャン♪」
唯「それは良かったー」ナデナデ
梓「ニャア♪」
唯「さてと、いつまでもあずにゃんとこうしていたいけど、もうすぐみんなも来るだろうし、もうそろそろ終わりにしようか。
ゴメンねあずにゃん、私のわがままに付き合わせちゃって」
梓「ニャニャ、ニャーニャーニャー」
唯「アハハ、もう普通に喋っていいよ」
梓「あ、わかりました。いえ、そんなことないですよ。なんだかんだで私も楽しんでましたし」
唯「それなら良かったよ、じゃあ今度から定期的にやってもらおうかな?」
梓「そ、それは……」
唯「冗談だよ。やってもらいたいってのはホントだけどね、無理は言わないよ。
でも、今日はホントありがと、あずにゃんの新しい顔が見れた気がするよ」
ガチャ
律「お、唯と梓が来てたか。ゴメンゴメン、今日締め切りの書類出すの忘れててさ、急いで出しに行ってたんだよ。
……って、あれ?梓、どうしたんだ?」
梓「え、何ですか?」
律「いや、猫耳なんか着けちゃってさ」
梓「ニャッ!?」
おしまい