【けいおん!】唯×梓スレ 2at ANICHARA2
【けいおん!】唯×梓スレ 2 - 暇つぶし2ch750:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 20:31:10 Wfo1xOSb
唯と一緒に文化祭をまわるあずにゃん

751:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 20:52:49 L8XolM6b
文化祭はライブじゃないの?

752:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 20:59:12 YQVcWjfu
文化祭でのライブだって、1日ずっとやるわけじゃないし
他のクラスを見に行ったり、後夜祭でダンスあったりとか…?

753:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 20:59:56 MCTArxxl
ライブ後みんなにナイショで二人きり
そしてにゃんにゃん・・・

754:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 21:57:11 JSuewNuX
みんながキャンプファイヤーでダンスしてる輪から外れて
茂みの影で…って話ですね

755:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 22:00:38 mz3t/fve
しかし誰かに見られているとは二人は知る由もなかった…

756:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 22:10:34 3fyJYlMB
翌日、全校生徒公認のカップルに…

757:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 23:23:45 L8XolM6b
と、言うSSをこれから書いてくるわ^^

758:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/07 23:30:46 A6DBM3Be
>>757
期待機

759:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 00:17:31 u/Ia61Xa
>>757
がんばれ
応援してるぜ

760:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 07:56:15 LO09kYsK
>>757
ワクワクテカテカ

761:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 15:53:38 vxk3sVS7
>>757
全裸で待つ

762:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 16:19:26 45i6qpfR
>>761
全裸・・・。

763:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 21:12:48 pUEbd5bM
ブログで書いてる方、うpしたら、
ここに張らなくてもいいんで報告してもらえると助かります。

764:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 21:30:05 i4B5ymfC
「唯先輩、そろそろ帰りましょう」
「ほぇ?」
 外も暗くなってきたし、そろそろ帰ろうと思って彼女に声をかけると、よっぽど集中していたのだろう、彼女はギターを弾く手を止めて、間の抜けた声を上げながら顔を私に向ける。
 その純真無垢な瞳に見つめられて、少しくすぐったくなる。
「頑張るのはいいことですけど、門限も近いですし、そろそろ帰らないと」
「んー、そうだねー」
 返ってくるのは気の無い返事だけ。
 どうしたんだろう。
「唯先輩?」
「なにー?」
「どうかしたんですか?」
「べつにー?」
「そうですか」
 どうもしてないとは思えないけど、彼女が言うのならきっとそうなのだろう。
 深く考えないで、自分の分の荷物をまとめて帰り支度を始める。
 冬は門限が早いからいやだなぁ。
「さ、帰りますよ」
「もうちょっと待ってー」
 ようやく自分の荷物をまとめ終えて、彼女に声をかけると、彼女はまだギターを抱えたままだった。
 しかし何かを練習しているわけでもなく、ぼぉっと虚空を眺めているだけ。
 これはいよいよおかしい。
「唯先輩、どうしたんですか?」
「なにもないよー」
「それなら、どうしてそんな寂しそうな顔をしてるんですか」
 そう。
 さっきから気になっていたことだけど、彼女の横顔はどこか寂しそうだったのだ。
 まるで何かと離れるのを嘆いているような、そんな感じ。
「さびしそう……?」
「はい、とっても寂しそうですよ」
 見ているこっちが悲しくなるぐらいに。
「さびしい……、そっか、私、さびしかったんだ」
「自己完結しないでください」
 勝手に納得されても私にはさっぱりだ。
 そんな視線を感じたからか、彼女は何を寂しがっていたのか説明してくれた。
「私はね、あずにゃんと離れるのがさびしかったんだ」
「私と……?」
「うん」
「そうですか」
 明日になればまた会えるでしょうとは言えなかった。
 だって、私も同じ気持ちだったから。
 だから、私は。
「それじゃ、もう少しだけ練習しましょうか」
「うんっ」

 ―結局、門限を過ぎても下校しなかったから、二人仲良く先生に叱られてしまった。



Fin




blogは行数制限が無いから良い
なんというか雰囲気が変わってしまって申し訳ない



お目汚し失礼した
それでは

765:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 23:08:37 sX5js54Y
>>764
GJ!!


766:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/08 23:34:12 lRgI6UEJ
>>764
GJだな。


『あずきアイス』の字面を見てると仕事中でも『あずさアイス』に変換されて此処のSSを思い出してニヤニヤしてる。
梓のキャラソン2曲目、『ハグされたら』の部分が『愛されたら』とか『押し倒されたら』とかに聴こえる。

そんな俺は至って正常だとか言ってみる。

767:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 01:06:46 g3jm2j/P
ああ、正常だな

768:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 01:41:15 P5pGdSbt
ぴくしぶに物凄い新婚唯梓絵が

769:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 02:09:02 uBPKFFw4
URLリンク(viploader.net)
これかw

770:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 02:21:11 kUoicS0n
>>769
これは け し か ら ん www

771:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 02:22:25 xQknNzvw
>>769
にゃああああああああああああああああん

772:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 02:24:08 zaAObz8S

梓(今日も先輩に抱きつかれるのかな?やれやれ)

梓「こんにちはー」

唯「おっすあずにゃん!ねえねえりっちゃん、お菓子分けてよ~」

律「だーめ!これは私が買ったの!」

梓(あれ…今日は律先輩にくっついてる…)

唯「りっちゃーん」

梓(いつもは私のとこに真っ先にくるのに…)

唯「りっちゃんたらー」

梓(…なんだろ、この気持ち…)

唯「りっちゃん~」

律「あーもうわかったよ!あーん!」

梓「あ…」

唯「あーん♪ん、おいひー♪」

梓「……」

律「ったく…ん?どうした梓」

梓「な、なんでもないです!さあ早く練習しなきゃ!」

梓(バカ…唯先輩の、バカ)

唯「あーずにゃーん♪」ギュッ

梓「……!」

唯「どしたのー?なんかご機嫌ななめだね?」

梓「べ、別に悪くなんて…」

唯「そう?でも怒ったあずにゃんもかわいいけどね!」

梓「…あの先輩、あまり他の皆さんには抱きつかないでください」

唯「なんで?」

梓「なんでもです!」

唯「うん、あずにゃんが言うならわかったよ!てことでぎゅー♪」

梓「せ、先輩苦しいです…」

唯「いいじゃーん♪ぎゅー♪」

梓「もう先輩たら…えへへ…」

773:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 02:27:02 xQknNzvw
>>772
GJ
このスレに来るといつもハイになってしまう

774:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 04:53:08 DwnVlc0H
>>766
あずさ愛す…うん至って正常だな

>>769
これ前に唯梓結婚式描いた人だな

775:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 05:18:05 9O5M7V0E
>>769
ブクマ余裕でしたw

>>772
うほほい♪

776:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 10:36:37 3QxVxWve
最近のSS投下ラッシュに自分も乗っかってみたが、あえなく撃沈した。携帯からでスマン。


片想いあずにゃん


「はぁ…」
最近、こうやって溜め息をつくことが多くなった気がする。
違う。紛れもなく多くなった。
そのせいか、この頃はまともに寝ていない。
自分の感情に違和感を感じたのが少し前。違和感の正体に気付いたのが、つい最近。
自覚をしてしまえば、答えはあっけないほどに簡単で、
けれど、それをあっさりと認めてしまえるほど私は器用な人間じゃない。
「どしたの、あずにゃん。なんか悩み事?」
「いえ、今日はちょっと寝不足で…」
先輩方に気付かれないよう溜め息をついたつもりだったけど、目の前には私をこんな風にした原因がいて、
しかも、顔が近いんですけど…
突然のことで身構える余裕のなかった私は自分が思っている以上に挙動不審なのだろう。
「だったら、私が膝枕をしてあげるよ~」
「け、結構です!」
「もう、あずにゃんったら恥ずかしがり屋さんなんだから」
一瞬でも諦めてくれたと思ったのが間違いだった。

777:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 10:39:22 cUT3p0Qj
「ひゃうっ!」
膝枕を諦めたかと思えば、今度は急に私に抱きついてきた。
助けを求めようと回りを見ても、皆さんこれをいつもと同じ唯先輩のスキンシップと捉えたようだ。
澪先輩はこちらに向けた視線を再び雑誌へと移し、ムギ先輩はただニコニコと笑っているだけ。
律先輩にいたっては「なんだかんだ行って、今日は素直なんだな、梓」と無責任なことを言っている。
…全然、素直なんかじゃないですよ。
素直になりたい自分と天邪鬼な自分とを天秤にかけてしまえば勝のは後者で、
素直になれない無器用な私はこうやって先輩を怒鳴る振りをして心の均衡を図るしかないのだ。
「ふふ、なんなら私の胸で寝てもいーんだよ」
唯先輩はずるい。
辛うじて平静さを保っていたのに、甘い声でそんな言葉を囁かれたら、おかしくなっちゃうじゃないですか。
振り払おうにも耳の奥で焼き付いてしまったそれは私の中で何度もリフレインする。
あぁ、きっと今夜も眠れない。
容易に想像できる情けない自分の姿に、また溜め息がこぼれた。

778:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 11:08:10 zaAObz8S
>>776-777
(・∀・)イイ!

779:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 14:13:29 clBymvv1
>>777ええい、続きはまだなのかっ!!

780:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/09 23:55:46 SPGhwaeS
>>769いいよおおおおおおww



781:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 01:34:11 GFuZSKFg
今回のきららは唯と憂の姉妹のお話でした
本当に仲がいいなあ…
あと冒頭のハイテンションあずにゃんに結構笑いました
次は遂に最後の学園祭ですかー…
そういわれると何か寂しい…

782:1/5
09/09/10 02:44:21 ZaeDs5pF
ある放課後の部室、私と唯先輩は二人きりで、他の先輩たちが来るのを待っていた。

唯「はぁ…」

唯先輩がため息をついて物思いにふけっている。珍しいこともあるものだ。

梓「どうしたんですか先輩?ため息なんてついて」

唯「…ねぇ、あずにゃんってさ、彼氏いる?」

梓「え?い、いませんけど…」

唯「ホント?じゃあ今までいたことある?」

梓「ないです!ていうかなんでそんなこと聞くんですか?」

唯「うん…今日クラスの子と色々話してたんだけど、皆普通に付き合ったことあるらしいの」

梓「はぁ、そう…なんですか」

私は正直驚いていた。
いつもはお菓子を食べてぼんやりしている唯先輩も、恋愛について悩むことがあるのだ。

唯「私っておかしいのかな…この年で一度も付き合ったことがないなんて」

そりゃ健全な女子高生なら彼氏の一人や二人、いてもおかしくはないだろう。でも…

783:2/5
09/09/10 02:45:27 ZaeDs5pF
梓「…先輩は、男の人と付き合うのはやめた方がいいと思います」

唯「え?どうして?」

梓「その…軽音部のこともあるし…それに皆とお茶飲んだりしてる方が楽しいですよ」

唯「そうかなあ…」

自分でもなんでこんなことを言っているのかよく分からなかった。
でも確かに言えるのは、唯先輩が誰かと付き合って、私から離れていくのは嫌だ、ということだ。

梓「そうなんです!だからそういうことは考えないで練習を」

唯「でもやっぱり高校生なんだし、一回くらいは恋してみたいよねえ」

梓「先輩…」

この気持ちはなんだろうか。焦りと不安が入り交じったようなモヤモヤした気持ち。
唯先輩の容姿を考えれば、作ろうと思えば彼氏なんてすぐに出来てしまうだろう。そんなのは嫌だ。

梓「じゃあ…」

唯「ん?」

梓「じゃあ、私と付き合ってみませんか?」

784:3/5
09/09/10 02:47:05 ZaeDs5pF
私はなにを言っているんだろうか。今すぐにでも逃げ出したい衝動に駆られる。
でも唯先輩への想いが、それを許さなかった。

唯「え?あずにゃんと付き合う?私が?なんで?」

梓「その…何も付き合うのは男じゃいけないってわけでもないですし」

唯「でも女同士だよ?そんなの変だよー」

ごもっともな意見だ。でも私の脳裏に引き下がるという選択肢はなかった。

梓「付き合うって言っても、一緒に遊びに行ったりおしゃべりしたりするくらいですよ。
 こういうのは気分なんです」

唯「そ、そうなのかなあ」

梓「そうですよ!私と付き合いましょう唯先輩!きっといい経験になります!」

唯「そう…だね、いきなり男の人と付き合うのも不安だし、
 まずはあずにゃんで慣れるってのも悪くないかあ」

我ながらかなり無理のある理論だが、唯先輩は納得したようだった。
こういうところもまた、魅力の一つなのだろうか。

785:4/5
09/09/10 02:48:02 ZaeDs5pF
梓「じゃあ…よろしくお願いします。唯先輩」

唯「ねえねえ、一応恋人なんだから唯先輩じゃなくて唯って呼んで?」

梓「え…でも…」

唯「いいからいいから!恋人は年上でも名前で呼ぶものでしょ?」

まったくなんの少女漫画の受け売りだろう。私は困惑しながらもおずおずと言った。

梓「ゆ…唯…よろしく…」

唯「もっと大きな声でー!」

梓「唯、よろしく!」

唯「よろしい!じゃありっちゃんたちが来たら恋人宣言しよっか!」

梓「ええ!?別に内緒でも…」

唯「だーめ!軽音部公認のカップルとして皆にも知らせるの!


梓「ええー…」

なんだかんだでノリノリである。でも、こうして一緒にいられるのなら悪くはない。
どうせならもっと積極的になってみようか。

786:5/5
09/09/10 02:49:48 ZaeDs5pF
梓「あの…」

唯「ん?なあに?」

梓「…手、つなぎましょう」

唯「ああ、そだね!やっぱり恋人ときたらこれだよね!」

ギュッ

いつもと変わらない、唯の手。温かくて、少し湿った指が私の指と絡む。

唯「えへへ、あったかいね、あずにゃん♪」

梓「はい、唯せんぱ…唯」

私は唯のことが好きなんだろうか。この感情の正体は正直分からない。でも

梓「あの、唯?」

唯「なあに?」

梓「ずっと、私から離れないでくださいね?」

唯「うん、ずっと一緒にいようね!あ、足跡だ…皆くるよ!」

梓「はい♪」

ただ一つ言えることは、私は唯から離れたくないということだ。
だからこの手は絶対に離さない。
手をつなぐ私たち二人をぽかんと眺める律先輩たちを見つめながら、私はそう心に決めた。



おわり
細かく分けちゃってごめん

787:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 08:08:20 dmY7MWUX
>>786
良いね

788:無自覚無意識1
09/09/10 12:44:41 EC8L5ru1
「軽音部ってレズが流行ってるの?」

 藪から棒にとんでもないことを言い出したのは親友のひとり、鈴木純だ。
 今日は久し振りに純と憂と三人でお出かけしたんだけど、さっきまでの浮かれ気分は
これで見事に吹っ飛んでしまった。
 バーガーショップに入ってるときじゃなかったらもっともっと大変なことになってたよ。
人通りの激しい場所であんな発言しようものならどんな目に遭ったかわかったもんじゃない。

 …まぁ、人数減っただけでレズ発言に反応した周りのお客さんから向けられる視線が
痛いのに変わりはないんだけどね。
 しかもオレンジジュース飲んでるときだったから吹き出した拍子に鼻から逆流しかけたじゃない。

 ぽかんとしたまま動かない私の様子に慌てたのか、純は「いや、女の子同士も素敵だと思うよ」と
すぐにフォローを入れてくれた。いや、全然フォローになってないんだけど。
 憂まで困ったように眉毛を八の字にしてるんだもん。そりゃ純もバツが悪いか。

「別に偏見とかじゃないよ。好きになったら周りなんか関係ないもんね」
「それはわかったけど…どうして急にそんな話になるの?」
「いや、さぁー…」

 顔中に困惑を張り付けた純は「ちょっとねぇ…」と歯切れ悪く言いつつバッグから何枚かのCDを取り出した。
 それは私たち放課後ティータイムのメンバーがソロで出したシングルだった。
さわ子先生のも含めて発売中のものは全部揃ってる。

(全員分買ってくれたんだぁ…)

 胸がぽわっと温かくなる。
 KYっぽかったりちょっとトラブルメーカーなとこもあるけど、実はすごく友達思いで優しい子。
純もやっぱり私の大好きな親友だ。

  …まぁ、放課後ティータイムの関係者ってことで憂や和先輩にCDデビューのオファーがあったときは
「そっすか、私だけハブっすか」とか「諦めたら試合終了? 諦める以前に体育館にも入れて貰えんかったわ!」とか
めちゃくちゃ荒れたけど(※後に「鈴木純の乱」として桜高の歩みにも掲載される学校占拠事件)。

 駆け付けた機動隊すら一網打尽にした純の武勇伝はともかく…

「私たちのCDがどうかしたの?」
「秋山先輩と田井中先輩のCDなんだけどさ、B面の曲、続けて聴いてみてよ」
「どうでも良いけど今B面って言い方あんまりしないよね」
「う、うっさいなぁ。やめてよ、そのニヤけ顔…憂も噴き出すなぁっ」

 嗚呼、やっぱり純も気付きましたか。お気付きになりましたか。
 放課後ティータイムの、えと…ファンの人たちの中でも特に鍛えられた玄人はみんな純と同じことを言う。
 澪先輩の「hello little girl」を聴いてから律先輩の「目指せハッピー100%」を聴くと
破壊力は倍率ドン! 更に倍だって。



789:無自覚無意識2
09/09/10 12:45:38 EC8L5ru1
 うん、確かにね、澪先輩の遠回しな告白に律先輩が答えてるって風に聞こえるんだよね。
…答えてる風って言うか、実際、その通りなんだけど。

 歌詞書いてるときからしてねぇ………
 澪先輩、チラチラチラチラ律先輩のこと気にしてたし、先に出来上がった澪先輩の歌詞を見た律先輩、
一気に自分のを書き上げたんだよね。それで二人してロッカーん中に閉じこもって
「りつー」「みおー」の大連呼+衣擦れ音。
 なんて言うかな、ムギ先輩の身にもなってあげてください! …って感じだった。
(※鼻からの出血性ショックでレスキューヘリを呼ぶ事態になった)

「律さんと澪さん、仲良しだよね~。私たちもあんな風になれたらいいね~」

 憂は朗らかに笑うけど、あの二人の場合は友情とはちょっと次元が違うからなぁ。
 とりあえず純の質問には、生暖かい薄ら笑いを返しておいた。純も私の言いたかったことに気付いてくれたらしく、
これまた生暖かい薄ら笑いで頷いている。

「こう言っちゃなんだけど、梓のも結構アレよね」

 ところが純の話は桜高きってのバカップルだけでは終わらなかっ――って、私ぃっ!?

「じゃ、「じゃじゃ馬way to go」は割と自信作だったんだけど…」
「そっちのじゃなくて。いや、曲はどっちもすごい良かったよ」
「うんうんっ! 私も毎日聴いてるよー」

 そこまで言われたら照れちゃうけど…じゃあどこが引っ掛かったのかな。
 確か純は「じゃじゃ馬way to go」じゃない方のがどうとか言ってたけど………

「「私は私の道を行く」のことかな? あれがどうかしたの?」
「どうかも何も、あれって、そのぅ…憂のお姉さんにさ…」
「唯先輩に?」
「う、うん…平沢先輩へのラブソングだよね?」
「………………」

 えーっと…このコは一体何を言い出すんだろう。
 ラブソング? 誰が? 誰に?  B面(笑)が? 私が? 唯先輩宛てに?

「やだなぁ、純、それはとんだ誤解だよ。そんな風に受け取るなんて脳味噌腐ってるよ、爛れてるよ」
「人をゾンビみたいに言うなっ! …え? 違うの? 秋山先輩みたいに告白ソングじゃないの?」
「あれは軽音部のゆるゆるな空気にも負けずにギタリストの道を行きたいっていう私なりの決意表明ね」
「おぉー、そうだったのかー」

 せっかくの決意表明をラブソングと間違われたのは心外だったけど、わかってもらえたからいいか。
 そうですっ! 私、中野梓はあの曲に孤高のギタリストとして生きる決意を込めたのですっ!

「梓ちゃん、カッコいいよー」
「うん、梓らしいね、そう言うの」

  えへへ…拍手喝采(って言っても憂と純のふたりだけど)貰っちゃって、なんか照れくさいな。

「でも、普段からそんなにゆるゆるなの? 前に憂と行ったときはそこまでゆるくなかったけど。
…コスプレはしてたけど」
「ちゃんと演奏もしてたもんね」
「抜き打ちで見学に来たらわかるよ。ゆるゆるって言うか………
唯先輩ったら歌詞にしたようなことばっかりやってて全然練習しないんだから」
「………は?」


790:無自覚無意識3
09/09/10 12:47:12 EC8L5ru1

  あ、あれれ…? 部活中のゆるゆるな状況を説明し始めた途端、
なぜだか純はビシッと固まってしまった。

「アズササンイマナンテオッシャイマシタ?」
「ん? だから唯先輩のスキンシップがあの曲のまんまだって」
「………………」
「あ、でも書いてないのもたくさんあるよ。代わり番こで膝枕したり、お菓子食べさせ合ったり――」

 いわゆるあずにゃん分補給ってやつだ。
 ハグとかあ~んしてとか比較的ライトなやつは歌詞に使わせて貰ったけど、
さすがにむちゅちゅ~とか恥ずかしい系は無理だったなぁ。
 そ、それにむちゅちゅ~とか日常茶飯時になってるなんて知られたら
クールなギタリストのイメージが壊れちゃうし!

「そうそう! この間、「kagayake!girls」を五人編成で収録したんだけど、
そのときに唯先輩が私のことを梓って名前で呼ぶ箇所があったんだよ」

 今までにリリースされたCDのバージョンだとメンバーの呼び掛けに私だけいなかったんだよね。
 唯先輩に「あずさぁ!」って呼んで貰えたときはやっと仲間入りできたみたいで嬉しかったなぁ。

「それ以来、梓って呼び方が気に入っちゃったらしくて。一緒にいると梓、梓って呼んで来るんだ」
「え? でも昨日とか梓を迎えに教室来たときは普通にあだ名で呼んでたじゃん。あずにゃんって」
「それは本当に二人きりのとき限定の呼び方なんだよね、梓ちゃん」
「も、もう憂ったら言わないでよ~」
「先週うちに泊まったときなんか可愛かったんだよ~。
お姉ちゃんてば梓ちゃんにも自分のこと唯って呼び捨てにして欲しかったみたいでね」
「ちょ、ちょ、ちょっと待って! ストップ! もうどこから突っ込めばいいのかわかんないから!」

 ど、どうしちゃったんだろ、純………。なんか顔真っ赤にして腕ぶんぶん振り回してるし。

「えーっと…梓、普通に平沢家にお泊まりしてるの?」
「あ、毎週じゃないよ。唯先輩が私の家に泊まることも多いし。大体一週ごとローテーションする感じかな」
「それでふたりきりになったら唯、梓って呼び合うんだよねっ」
「うぅ…やっぱり蒸し返されたぁ。だ、大体、憂もノックなしで部屋に入って来るなんて卑怯だよぉ」
「アワアワしてるお姉ちゃんと梓ちゃん、すっごく可愛かったよ~」

 憂の不意打ちにも、「梓、梓」ってハグしてくる唯先輩にも困るけど、
なんだかんだ言って平沢家のお泊まりはクセになっちゃうんだよね。
 憂の美味しいご飯は最高だし、集中して唯先輩とギターの練習もできるし。

 逆に私の家だとあんまり集中出来ないかなぁ。ハグしたまま寝ちゃうこともあったりして全然練習にならないんだ。
 うちの家族も唯先輩のこと大好きだし、リードしなきゃいけないはずの私が、
我が家ってことで油断しちゃうんだよねぇ。

  ………お日様みたいな体温で抱き締められて、「あーずさ~」なんて囁かれたら無条件で力抜けちゃうし。
 本当、人体は不思議だよ。

791:無自覚無意識4
09/09/10 12:47:58 EC8L5ru1


「一応、流れで聴くんだけどさ…一緒に寝てるなんてことはないよね?」
「………? えと、なにか変…かな?」
「………………」

 あ、あれー……?純ってばなんか本格的に黙りこくっちゃったよ……なんだか肩ぷるぷるさせてるし。

(こ、これはもしや「鈴木純の乱」の再現!?)

 途端に全身に緊張が走る。間違ない。これは機動隊二百人を再起不能にしたあの発作の前兆だ!
 あのときは最終形態を復活させたさわ子先生が止めてくれたから良かったけど、
今は頼みの綱のさわ子先生もいない…!

(ど、どうしよう…どうしたら……助けて……ゆ、唯っ……!)

 命の危険を感じて身構えていたところ、フッと純の肩から力が抜けた。
 よ、良かった…例の発作じゃなかったんだ。

「…つまり梓は平沢先輩との日常をそのまま歌詞にしちゃったと」
「ゆるゆるな空気の象徴みたいな感じにしてね」
「思ったままを書きなぐったと」
「そだよ。私なりの決意表明だもん」
「………………」

 ニコニコニコニコとろけるような顔で笑う憂と対照的に純はなんだかお疲れのご様子だ。
 一体、今日はどうしたんだろう――と心配していたら、ビシッと指さされて言われてしまった。

「………まさに私は私の道を行くって感じね」


792:無自覚無意識おしまい
09/09/10 12:50:20 EC8L5ru1
以上です。以前に拒絶シリーズを書いていた人間です。
ちょっと腫瘍の手術で入院していました。今回のはリハビリです。
もう少ししたら拒絶を再開させますので。

あずにゃんはもう唯先輩の魅力に溺れるがいいよ!

793:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 12:56:56 lOHYTppS
良いね

しかし唯梓はたくさんの人達にSS書いてもらってホント皆にに愛されてるなぁ

794:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 18:38:30 Vms/RmH4
>>792
GJ
何気に唯との関係を自覚ナシに表明しちゃってる梓に笑ったw
本当にご馳走様なおふたりさんだ

入院してたのですか…早くよくなるといいですね。
気長に待ちながら拒絶の続きを期待してます。

795:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 19:34:27 c9ORWiQk
>>786>>792
GJ

796:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 20:45:28 Mm2KDC56
あずゅい

797:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 01:11:25 JIJ6aSZW
ゆいあずは最高

798:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 21:48:08 zfpNwFu9
ゆいあずは生きがい

799:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 02:56:24 j3aKxz1t
唯先輩ペロペロ

800:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 04:21:04 eKCNedJX
最近時間がなくて書けない…
でも妄想は忘れない

801:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 07:30:52 E9gFHiy1
今月のきららの唯梓な点はどこだろう

802:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 08:49:11 sgyY8ZXZ
扉絵だな

803:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 12:57:45 cA+k0PI5

純「梓ってさぁ、唯先輩のこと好きなの?」

梓「え?な、なに言ってるの?」

純「だってよく先輩のこと話してるじゃん?ギター上手くなったとかいつも抱きついてくるとか」

梓「だ、だからって好きっていうのはおかしいでしょ!あり得ないから!」

梓(そうだよ、あり得ない、絶対…あり得ない…)

純「そっかー!よかったー」

梓「え?どういうこと?」

純「うん…実は最近、唯先輩結構いいなーって思ってるんだ」

梓「え…」

梓「かわいいし、一緒にいたら楽しそうだし!今度遊びに誘ってみようかなって」

梓「へぇ…」

純「梓は応援してくれるよね!?」

梓「うん…」

梓(なんだろう、このムカムカする気持ち…純にこんな気持ちになっちゃ、ダメ…)

唯「おーい!あずにゃーん!部室行こうよー!」

梓「先輩…」

純「あ!先輩!ちょっとお話があるんですけど!」

唯「なあに?純ちゃん」

梓(やめてよ。そんな風に話しかけないでよ。先輩も純にそんな笑顔向けないでよ…)

804:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 12:58:54 cA+k0PI5
純「あの、唯先輩って、彼氏とかいるんですか?」

唯「え?いないけど」

梓(純はそういうこと、そんな簡単に聞くんだ。私はずっと聞けなかったのに)

純「じゃあ、その…私と今度デートしませんか?映画行ったり買い物したり!」

唯「デートかぁ…おもしろいかも!うん、いいよ!」

梓(OK…するんだ。そんな簡単に…やだよ…やめてよ…行くなんて言わないでよ…)

純「じゃあー、まずはこれからお茶でも飲みに行きません?」

唯「え、でも部活…」

純「一日くらい大丈夫ですよ!ねえ梓、大丈夫だよね!」

梓「…め」

純「え?」

梓「今日はだめ、だから…唯先輩、行きましょう」

唯「うえ?わ、ちょ」

純「ちょっと梓!なによもう…」

部室前の階段

唯「ちょっとあずにゃん、手痛いよ、離してよぉ」

梓「あ…ごめんなさい…」

唯「どうしたのあずにゃん?なんか泣きそうな顔してるよ?」

梓「唯先輩は、純のことどう思ってるんですか」

唯「え?そうだなあ、かわいい子だとは思うね!」

梓「そう、ですか。そうですよね、愛想いいし、色々流行りのこと知ってるし…」

唯「…あずにゃん?」

805:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 13:00:09 cA+k0PI5
唯「あずにゃん、泣いてるの?」

梓「な、泣いていません!邪魔してごめんなさい、純のとこに行ってください」

唯「…行かないよ」

梓「え…」

ギュッ

唯「今はあずにゃんと一緒にいたいから、行かない」

梓「せ…先輩…」

唯「ねえ、なんでそんな顔してるの?」

梓「わっ…私…先輩が、取られちゃうって思って…そしたら、なんか…うぇぇ…」

唯「よしよし、私はあずにゃんのこと大好きだよ?絶対離さないよ」

梓「グスっ…私も先輩のこと、大好きです。純や他の先輩や、憂にだって負けないくらい、大好き」

唯「ありがとうあずにゃん♪そうだお礼に…ちゅっ♪」

梓「っ…!な、ななな何を!?」

唯「えへへ、あずにゃんの唇って柔らかいね♪」

梓「あ、うう…初めて、だったのに…先輩のばか!」

唯「あう、ごめんねあずにゃん、怒ってる?」

梓「はい、怒ってます」

唯「ご、ごめん…許してー?」

梓「じゃあ…もう一回してください。そしたら許してあげます」

唯「んもー、あずにゃんたら欲張りなんだからー♪じゃあ、こっち向いて?」

梓「…はい」

梓(純、ごめん。嘘ついてた…私やっぱり唯先輩のこと、大好きだ)

チュッ…

806:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 13:01:49 cA+k0PI5
以上です

失礼しました

807:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 13:06:01 HV1tLZdi
これが見たかった

808:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 13:35:01 E9gFHiy1
素晴らしい

809:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 14:51:14 eY5Fg2pC
純ちゃんは優しい子なんや

810:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 17:16:12 syuFdpXP
純ちゃんはいい引き立て役ですな

811:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 18:53:53 HXN3sF+q
純ちゃんったら…

812:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 19:18:15 EMW92MoX
純チャンタったら…

813:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 00:53:49 Xd9HHtKn
純たらちゃんったら…

814:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 02:19:00 f+CnZjGo
純cっったら…

815:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 02:25:29 ST/FjFTK
なんか急にこのスレの影響かで×のスレが増えてきたけどやっぱり唯×梓が一番だよ

816:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 04:22:46 CarrTaFH
唯×梓は個人的に初々しいカップルのイメージが強い
主に梓の反応とか。たまに唯がはずかしがったりするし
慣れてない印象があるから、すれ違いとかやりすぎも
書きやすいのかなって。最後は仲直りするし

何が言いたいかって唯×梓おいしいです

817:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 09:40:01 MpH09dqA
天然×ツンデレは至高!

818:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 12:16:03 5zrz8cDd
>>738のかふぇいんです。
ブログ更新しときました~。
長らくお待たせしてすみません・・・。


819:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 14:32:43 DIX8Dcpe
>>818
GJ

820:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 15:09:03 O3K9xJw+
進展した後のSSとかで見かける梓の呼び捨て&敬語がすっげぇいい
やっぱ唯梓は至高だわ~

821:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 16:03:13 kST0A1tZ
みてあずにゃ~んURLリンク(imepita.jp)

822:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 21:24:34 5zrz8cDd
>>820
いや、あずにゃんの敬語にも萌える

823:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 22:53:45 JTJVWXaU
URLリンク(i32.tinypic.com)

やっぱゆいあずサイコー!!

824:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 23:09:18 rh4twwin
>>821
とある誰かのSSに有ったゆいにゃんが襲われる展開ですね、判りまs(ry

825:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 23:39:19 DIX8Dcpe
>>824
このスレちょっと遡った所でブログ晒してる人ですね、判りまs(ry

826:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 02:40:26 ZSju3J2f
>>823
このカットは見るたびににやけてしまう。
素直になったあずにゃんw

827:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 03:37:20 wrfaQqL5
唯「うむむ…」

梓「先輩、何を悩んでるんですか?」

唯「あ、あずにゃん!さっきりっちゃんが言ってたんだけどね?」

梓「はぁ」

唯「女はおっぱい大きい方がなにかとお得なんだって!」

梓「またあの人、変なことを…」

唯「だからあずにゃん…私のおっぱい揉んで!」

梓「んな!?な、なにを!?」

唯「りっちゃんが、おっぱい大きくするには誰かに揉んでもらうのが一番だって」

梓「だ、だからそんなバカなことを真に受けちゃダメです!」

唯「ねーえ、おねがーい…」

梓「う…」

唯「こんなこと頼めるのはあずにゃんだけなの…他の皆には言えないんだよ」

梓(そ、そんな目で見られたら私…断れないよ…)

梓「わ…分かりました…す、少しだけ、ですからね?」

唯「うん♪ありがとう!」

30分後

唯「はぁ、はぁ…あずにゃん、もういいでしょー?」

梓「も、もう少しです!」

唯「ひゃうっ…あっ…あずっ…にゃ…ちから、強すぎるよぉ…」

梓「あ!唯先輩の胸、なんだか大きくなった気がしますよ!」

唯「え?ホント?やったぁ…」

梓「だからもう少しだけ…」

唯「もう勘弁してよぉ!…あぅぅっ…」


カッとなって書

828:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 03:38:56 wrfaQqL5
途中になったw

最初は純愛ものにしようと思ったんです!でもついカッとなって…
反省はしていません

829:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 09:18:53 kZiFO19h
>>827
けしからん実にけしからん
もっと書いてください

830:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 13:42:43 YKapstmy
>>828
ああそうだ反省なんて必要ない。
もっと書いてください

831:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 16:25:52 4NX9r0yQ
>>821 にやにやしちまう

832:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 20:15:37 sakeMC82
梓「唯先輩は、いつもいつも私に抱きついてきますけど、どうしてですか?」

唯「もちろん、かわいいからだよ」

梓「か……、そんなことないですよ」

唯「そんなことあるよ」

梓「……そうですか、ありがとうございます」

唯「それとね、抱きつくといい匂いがするから」

梓「シャンプーの匂いでしょう」

唯「それとね、ふわふわとしてましゅまろみたいな感じになるから」

梓「昔から体は柔らかかったですから」

唯「一番の理由はね」

梓「なんですか?」

唯「あずにゃんがだいすきだから」

梓「なっ……!」

唯「すきなひとには抱きついてみたり触れ合いたいと思わない?」

梓「それは、その……思いますけど」

唯「あ、じゃあ、あずにゃんにもすきなひといるんだ」

梓「あ」

唯「ねぇねぇ誰なの?」

梓「……唯先輩、ですよ」

唯「ほんと?」

梓「こんなところで嘘吐いてどうするんですか」

唯「嬉しい~っ」

梓「わ、いきなり抱きついてこないでください!」

唯「触れ合いたいんでしょ?」

梓「う、まぁ、そうですけど……」

唯「ならいいじゃん♪」

梓「それとこれは話が別……って話を聞いてくださいよ」

唯「聞こえな~い」

梓「……はぁ、ちょっとだけですよ」

唯「うんっ」
Fin

833:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 20:19:28 KE1nvz31
>>832
ハァ━━*´Д`━━ン

834:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 20:54:28 HIMj04D0
>>827
憂さんがアップを始めたようです

>>832
毎度乙

835:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 21:07:36 SwncW8Sd
                                   .ィ
                                 ( ノィ'⌒丶、
                           .. -=≠=- .`丶、 \
                         . : ´         ` .  、一
        ≡                 /             ヽ ヘ
                        , '                   Vハ
            ≡        ノ'       //∧ ヽ       }iく
                   ̄'      /| /   ヽヽ     //:{⌒
                  ≡   i     /^l,′   ヘ V   V//:j ≡
                       i| i:. { /  {       }ハ   V.:,
       __,、             i| i:::. Vxテミ      テミxV !  }/   
     〃ニ;;::`lヽ,,_          | i:::::i 《 r'.:::i     r'.::::} 》从/ }
    〈 (lll!! テ-;;;;゙fn    __,,--j∧:::iN ゞ-゚   ,   ゞ-゚'    ノ     
    /ヽ-〃;;;;;;;llllll7,,__/"  \ ∨ ii ''       ''  j´>>832
    >、/:::/<;;;lllメ   \ヾ、  ヽTf=ヽ   ヽ フ    .イ
   j,, ヾて)r=- | ヾ:   :ヽ;;:     | l |  l`iト .      .イ } ト、
  ,イ ヽ二)l(_,>" l|    ::\;::    | |  |  ヽ,,-‐、i'  /
  i、ヽ--イll"/ ,, ,//,,    :;;   l //  l く> /::l"'i::lll1-=:::: ̄\
  ヾ==:"::^::;;:::/;;;;;;;;;:::::::::::::: :::::ゞ ノ/   L/〈:::t_イ::/ll|─-== ヾ
   \__::::::::/::::::::::::_;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ   ヘ   >(゙ )l:::l-┴ヾ、ヽ  )
      ̄~~ ̄ ̄/ :::|T==--:::::  //  / ト=-|:|-─ ( l   /
         / ::  ::l l::::::::::::::::::/ /:::::::::::/:::::(ヽ--─  / |  /
         ヽ_=--"⌒ ゙゙̄ヾ:/ /:::::::/:::::::::`<==-- ノ / /

836:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 21:10:43 KSGhJnwB
>>834
止めるつもりが、いつの間にか二人がかりで唯に(ry

837:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 21:23:55 y7WNzT3K
アニメ終わってしばらく経つけどまだこのCP大好きだ

838:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 21:47:42 RBb8hyPc
>>836
さあ、そのシチュでSSを書く作業に戻るんだ

839:1/2
09/09/14 22:45:40 wrfaQqL5

唯「はぁ、ふぅ…も、もうやめてよあずにゃん…」

梓「だ、ダメです!まだまだ小さいままですよ!」

ガチャ

憂「お姉ちゃん一緒に帰らない?…って梓ちゃん!なにやってるの!?」

唯「あ、ういー…」

憂「なんで上半身裸なの?な、なんで胸を梓ちゃんがわしづかみにしてるの!?」

梓「こ、これはその…」

憂「とにかくお姉ちゃん!早く服を着て…」

梓(ま、まずい…!)

梓「憂!聞いて!」

憂「な、なに?」

梓「実は…唯先輩は真剣に悩んでるの!」

憂「悩んでる?」

梓「そう!胸が小さいことがコンプレックスで夜も眠れないのよ!そうですよね先輩!」

唯「え、そこまでじゃ…」

梓「悩みぬいた先輩は信頼できる私に相談して胸を大きくするよう頼ったの…」

憂「お姉ちゃんがそんな…でもやっぱり私許せないよ…!」

梓「唯先輩を怒らないで憂!ここは私に任せて…」

憂「お姉ちゃん、どうして私に相談してくれないの!?」

梓「え?」

840:2/2
09/09/14 22:48:35 wrfaQqL5

唯「だ、だって…こういうことは姉妹同士じゃ恥ずかしいし」

憂「なに言ってるの!私たちは血を分けた姉妹じゃない!」

梓「あ、あの…憂?」

憂「だから私がお姉ちゃんの胸を大きくしてあげる!梓ちゃんはもう帰っていいよ」

梓「ちょ、ちょっと待ってよ!頼まれたのは私なんだけど!」

憂「梓ちゃんには愛情がこもってないから無理だよ…」

梓「そんなことないもん!いいからどいて!」

憂「やめてよ、お姉ちゃんは私のお姉ちゃんなんだから!」

唯「あ、あの…」

梓「もう、どうすれば…あ!いいこと思い付いた!二人で揉めばいいんだよ!」

憂「そっか、確かにその方が手間も省けていいかも…梓ちゃん名案!じゃあ私が右ね?」

梓「じゃあ私は左を…」

唯「ちょ、ちょっと二人とも…目が怖いよ…」

梓「じゃあ、いきますよ先輩…」
憂「お姉ちゃん、悩み事は今日で解決だよ♪」

唯「二人ともや、やめ…きゃ、あうっ…ひゃん!や、やーめーてーーーーーー…」




反省はしていません

841:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 22:51:45 KE1nvz31
>>840GJ
百合SSに自重・反省はいらない、後悔はもっといらない


842:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 22:52:33 sakeMC82
>>840
いいぞもっとやれ

843:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:12:10 KSGhJnwB
ドア「ガチャ」

憂「お姉ちゃん、梓ちゃん、ジュース持って来たよ~…って、えぇ!? 梓ちゃん!何してるの!?」

梓「あ、憂!何って…唯先輩の胸をマッサージしてるんだけど?」ハァハァ

憂「なっ…ほ、ほら、お姉ちゃん嫌がってるよ!早く離しなよ!」

梓「でも、最初に頼んで来たのは唯先輩だし…それに唯先輩だって気持ち良さそうにしてるじゃん!」

憂「むっ…!私の方が…私の方が上手くお姉ちゃんをマッサージ出来るもん!!」

梓「…!!いいよ…なら勝負しようじゃん…憂」

844:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:14:26 KSGhJnwB
憂「お姉ちゃんを一番気持ち良く出来た方の勝ちって訳…分かった。絶対負けないからね!」

梓「ふふふ…じゃあ私はこっち側を…(絶対負けない…やってやるです!)」

憂「じゃあ私はこっちね梓ちゃん(お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん)」

唯「…えーっと、あの~…二人とも目が怖いんですけd…ひゃうっ!!」

梓「唯先輩…」ハァハァ
憂「お姉ちゃん…」ハァハァ

fin

>>838
こうですか、分かりません

845:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:17:07 KE1nvz31
>>844GJ
相変わらずこのスレは最高です

846:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:18:17 sakeMC82
>>844
構わん続けろ

847:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:19:25 KSGhJnwB
>>839-840
携帯でのんびり打ってる間に先越されてたw
しかも内容もろかぶりorz

俺の駄文より数段gjです

848:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/14 23:31:15 RBb8hyPc
>>840>>844
すばらしい
続けろ。いや、続けてください

849:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 00:43:47 2zspQYMz
憂ノリ良すぎww

850:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 01:30:17 IkLMLo0S

今度は、唯が逆襲するか…憂と二人がかりで梓の胸を揉む展開を希望
梓が唯に対して胸が小さいことがコンプレックス…って言ってたけど
実際は言った本人の方がの方が小さい訳だし

851:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 01:32:53 IkLMLo0S
>>850
ごめん…余計な文字を入れてしまった

方がの方→方が

852:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 06:28:20 sZifmaST
たい焼きAの人ですけど
ブログにss一つうpしたんで
一応ご報告・・・

853:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 10:01:16 X16/zJTl
>>852GJ
ゆいあずシリーズ新作キター

854:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 11:25:54 fHvD9+0/
>>852
ずっと待ってた♪

おk、紬様がトップになったら俺は全力で支援する、勿論ゆいあず的な意味d(ry

855:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 18:17:05 YxxxbzEi
>>852
GJ
完結したのかと思ったぜ…

856:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:52:48 FuFpQu2d
>>777の続きが書けたので投下

続、片想いあずにゃん

どうして、あんな人を好きになってしまったんだろう。
人に変なあだ名はつけるし、特に練習熱心というわけでもない。
そのくせスキンシップと称しては抱きついてくる。おまけに人の反応を見て遊んでいる節すらある。
その姿に入学するまで憧れを抱いていた私の幻想は一瞬のうちに砕かれた。
それこそ、毎日あんなにライブの録音を聞いていた自分が馬鹿みたいに思えるほどに。
「やっぱりムギちゃんの持ってくるケーキは最高だね!」
「唯ちゃんはとっても美味しそうに食べてくれるから、私も嬉しいわ」
上機嫌でケーキを頬張る唯先輩はまるで子供だ。
そんな唯先輩に気を良くしたのか、ムギ先輩は自分のケーキを小さく切り分け、フォークに突き刺すとそれを唯先輩の前に差し出した。
やめて、そんなことしないで…
「よかったら、これもどうぞ」
「ほんとに!ムギちゃん太っ腹だね!」
いくら私が祈っても願いが通じることはなくて、唯先輩は幸せそうな顔でケーキを口にする。
「唯ばっかりずるいぞ!てりゃー!」
「あー!りっちゃんずるーい!」
「何やってんだか…」
すると律先輩が唯先輩のケーキにフォークを突き刺し自分の口へと運ぶ。
すかさず唯先輩が抗議の声を上げ、二人のじゃれ合いが始まった。
澪先輩も仕方がないといった具合いに二人を見つめている。

857:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:53:58 frtjsQts
何ひとつ変わらない部活の光景。
なのに、どうして私はこんなにも苦しいんだろう。
何か鋭利なものが胸を突き刺すような、そんな感触。
ズキズキと鈍い痛みがゆっくりと私の中を廻っていく。
楽しげな先輩方を見て泣きたくなるなんて、ちっともまともじゃない。
母親が子供にしてあげるように、ケーキを食べさせてあげるムギ先輩に嫉妬して
仲の良い姉妹みたいにじゃれ合う律先輩に嫉妬して
そんな二人にからかわれて困っている澪先輩に嫉妬して
今だけじゃない。私は唯先輩と関わる全てのものに嫉妬している。
気を紛らわそうとケーキを口にしても広がるのはチョコレートの苦味だけ。
ムギ先輩が持って来たのだから、これもすごく美味しい…はず。
なぜか今日はそれが喉元を通らず、フォークを持った手が進まない。
「あれ?あずにゃん、食べないの?」
全然フォークが進まない私に唯先輩が目を輝かせて尋ねる。
あれだけ食べたのにまだ食べ足りないらしい。
「ええ、今日はちょっと食欲が湧かなくて…」
「えー!あずにゃん、具合いでも悪いの?」
一転して心配そうな唯先輩。
心なしか顔色が青くなっているように見える。

858:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:55:13 cXXxGsLt
「大丈夫ですよ。全然、気にしないでください」
「でも梓、調子悪いみたいだし、あまり無理しないほうがいいんじゃないか?」
「そんなこと、ないですけど…」
心配をかけまいと何でもないよう振る舞ってみても、澪先輩が私の嘘を簡単に見抜いてしまう。
それに続くかのように、次々と優しい言葉をかけてくれる先輩方。
「とりあえず今日は帰って休め。これは部長命令だからな!」
「そうだよ。あずにゃんの体が一番大事なんだから」
「元気になったら梓ちゃんの大好きなたい焼きを持ってくるわね」
「梓、もし悩み事があるなら、いつでも相談に乗るからな?」
律先輩も、ムギ先輩も、澪先輩も、それに唯先輩も私をこんなに心配してくれる。
それなのに私は唯先輩が他の先輩と楽しそうにしているのが嫌で…
優しい先輩方に醜く嫉妬しているなんて、なんて嫌な後輩なんだろう。
最低だ、私…
「あ、あずにゃん、どうしたの?急に具合い悪くなっちゃった?」
急におろおろと慌てる唯先輩。けれど、その姿はどこか歪んでいて…
もしかして、私、泣いているの?
一番それに気付いてしまえば、もう我慢するこてなんて出来なくて、私は堰を切らしたかのようにただ泣きじゃくる。
唯先輩は私の体を優しく抱きしめ、子供をあやすように何度も頭を撫でてくれた。

859:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:56:16 WXW4ogeb
あれから唯先輩の胸で散々泣いた私は、気が付くとベッドの中で眠っていたようだ。
ここ数日、眠れない日が続いていたため肉体的も精神的も限界だったのかもしれない。
目を開けば真っ先に映る真っ白な天井。そして私の髪に触れる柔らかな掌の感触。
「あ、あずにゃん起きたんだね?」
「…ここは?」
「保健室だよ。泣きやんだら急に倒れちゃうんだもん、心配したよ?」
でも、大したことがなくてよかったと微笑む唯先輩。
辺りを見回しても他の先輩はいない。
「ご迷惑をお掛してすみませんでした」
「全然、気にしなくていいよ。あっ、でも…」
私の頭を撫でながら、唯先輩が優しい口調で言う。
「今日みたいに何か悩み事があるなら相談してほしいな。あ、でも私じゃ頼りない…かな?」
照れ臭いのか、自分の頬を指でかく唯先輩。
思うように言葉が出てこない。代わりに私は首を横に振る。
そうだ。こんなにも簡単なことだったじゃない。
すぐコードは忘れるし、練習よりもティータイムやゴロゴロすることを優先するし、でも、それだけじゃないんだ。
誰よりも真っ直ぐで、優しい、そんな人だったから、私は唯先輩のことを好きになったんだ。
「…あずにゃん?」
「………が……き、です…」
聞こえないといった表情の唯先輩。
先輩の体に抱きつく形で私はもう一度同じ言葉を口にする。
「私、唯先輩のことが、好きです…」

860:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:57:18 9JVmtis3
ずっと伝えることはないと思っていたのに、声に出して言ってしまった。
だけど不思議と後悔はなかった。
唯先輩は何も言わない。
私は先輩が耳を傾けてくれると信じて、ゆっくりと自分の素直な気持ちを言葉にしていく。
「嫉妬…していたんです。先輩方に。唯先輩が他の人と楽しそうにしているのが辛くて…」
「……………」
「学校でも、家でも、そんなことばかり考えてしまって…ずっと…眠れなくて…」
そこまで話して言葉が詰まる。
目頭が熱くなる。だけど泣いちゃ駄目。最後まで自分の気持ちを伝えなきゃ…
「好きになってごめんなさい…でも、自分じゃどうしようも出来なくて…」
ギュッと目を瞑って、唯先輩の返事を待った。
やがて、ゆっくりと体を離す先輩に私は身を固くする。
「顔上げてこっち向いて、あずにゃん」
「唯、せんぱ…」
顔を上げると同時に、ちゅっと軽く湿った音と共に柔らかな感触が唇に伝わる。
涙でぼやけた視界の先には真っ直ぐな瞳で私を見つめる唯先輩。
「いっぱい辛い思いをさせてごめんね。私も、あずにゃんのことが好きだよ」
耳元で甘く囁きながら抱きしめられる。
密着した体から伝わる先輩の鼓動。鼻孔をかすめる先輩の匂い。
それだけで私の体温は上がり、熱くなった頭が少しずつ理性を溶かしていく。
唯先輩の手が私の腰へと回り、それに応えるように私も先輩の首に手を回す。
そして、互いの気持ちを確かめるかのように何度も口付けを交した。

861:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 20:58:36 QjxBV9Cx
一方、蚊帳の外

律「心配して様子を見に来たら、こんな展開かよ…」

澪「ひゃっ…あ、あんなこと…」

紬「……………」

律「んー。ムギどうした?さっきから何も言わないけど…って、立ったまま気絶してる!?」

澪「た、大変だ!保健室に連れて行かなきゃ!」

律「澪、落ち着け!保健室は目の前だ!」

澪「そうだった…でも、二人があんなんじゃ入っていけないよ…」

律「ムギ起きろ!うわっ、ムギから大量の鼻血が!?」

澪「血怖い。血怖い。血怖い。血怖い。血怖い…」

律「澪しっかりしろー!あいつらー後でたっぷり文句言ってやるからな!」

紬「ゆいあず…すごく、美味しいです…」

862:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 21:00:59 J6WTVdfK
リアルタイム遭遇するとは……
GJ!

863:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 21:09:54 39sU+eqO
GJ
ゆいあず・・・すごく、美味しいです・・・
どうでもいいが、なんかIDが変わっていってるなww

てかそろそろ次スレのタイトルでも考えてみるかね
【けいおん!】唯×梓 3【たい焼きアイス】

864:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 21:17:11 7Mm/Nt1P
>>863
PCが壊れて携帯から投下してるせいかID変わってしまうんだ

865:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 21:23:04 X4Njxa7+
>>861
ムギちゃん大往生w GJでした

866:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 23:49:06 ziF+pMXu
>>1603
よくケータイでこんな長文打てるな

867:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 00:13:59 BH7EiT8L
>>866
1603だと!?

868:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 00:44:01 bl2J73wx
ここはID末尾チェックなしの板だから末尾Oは携帯ではないよ。

869:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 00:45:28 T0pBQ1ZV
>>868
いや、書いた本人が携帯って言ってるんだよ

870:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 05:34:17 mL6AjdR4
>>868
すみません。
書き込んだのはWILLCOMからなんです。

871:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 08:51:18 WOvEAlF4
>>1606
ああ、すまん
なんかバグってレスを二重に読み込んでるみたい・・・。

872:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 10:42:13 XtWn6jlF
>>861
ちょwwwむぎちゃんwww
ともかくGJ。
また非常に良い唯梓見せて貰った。

873:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 17:31:40 yywIL2WI
ゆりゆりなんとかの人間だけど
SSS更新したんでよかったらどうぞ

874:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 18:18:55 n6KNcibB
>>873
GJです!!

875:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 18:28:38 6V5Ha4Rz
>>873
向こうのブログはタイヤキアイスのリンクから移動した時に初めて知ったけど
今回のポッキーゲームもGJ!

876:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 22:25:23 yywIL2WI
>>873

877:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 00:28:43 oC76zyXt
ゆいあず、あったかネタ

「さぁむい~!!」
 帰り道、他の軽音メンバー達と別れた後、私はあずにゃんにそんな感想を連発していた。
季節はまだ秋だというのに、なんでこんなに寒いんだろう。地球温暖化はどこに行ったの?
「先輩は、寒がりなんですよ」
 やれやれ、といちいちツッコんでくれるあずにゃんはやっぱり優しい。
「そんなことないよ!寒いもんは寒い!!」
「九月にマフラー巻いてる人初めて見ました」
「だって、寒いじゃん!!」
「そうですか」
 ぬぬぅ、これは軽くバカにされている!マフラー巻いて悪いですか!?だって、セーター探してもないんだもん!!
マフラーなら首の隙間から風入ってこないし、あったかいし、あったかいしで、なんか、いいじゃん!!
「で、寒くないんですか?」
「寒いです!!」
 あ!はぁ~、と大きなため息吐かされましたよ!!うわぁい!!あずにゃんひどい!!
「あずにゃんは、寒くないの!?」
 私より背の低い後輩を、やや見下ろしながら訊いてみる。
「ええ、寒くないですよ」
 そんな見下ろしも、あずにゃんはさらりとかわす。
相変わらず、何の表情も変えずにスタスタ歩いている。そんなあずにゃんの姿を見て、私の胸に何かモヤモヤとしたものが浮かび上がる。
 ―あずにゃんに、「寒い!」って言わせたい!―
「うりゃああ!!」
 そう思ったら一直前進!!私の冷たい手をあずにゃんのプニプニ両頬にドーン!!
「うひゃああああ!!!??」
 命中!あずにゃんのライフをえ~と……、120くらい減少成功!!


878:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 00:30:37 oC76zyXt
ついでに、そのままあずにゃんのほっぺをプニプニ揉みます。
「ち、ちょ、な、な、何するんへすか!!むっ……、にゅぅ……」
「はぁ……、あずにゃんのほっぺ、柔らかあったか~い……」
「も、先輩……!!……っ」
 ……あれ、なんかあずにゃんの頭、ふるふる震えてる?
後ろからプニプニしたから、顔までは分かんないけど……。
 …………もしかして、泣いてる?
「あ、ああ、あずにゃん、ごめん!私、そんなつもりじゃ……」
 と、あずにゃんの正面に慌てて回る。手は、もちろん離して。
……って、
「はい、隙あり!」
 むにぃ ふにふに
 …………!?私の頬に手!?
「お返しです!」
 むにむに ぷにぷに むにゅ
 あうう、なんか、好き放題やられてます、私。
でもね、あずにゃんの手、柔らかくて、あったかくて、気持ちいいの。……だけど、あずにゃんがそれを聞いたら、多分怒るだろうなぁ。
 ……だから。
「あうう~、あずにゃん、やめて~」
 とりあえず、さっきのあずにゃんと同じような反応をする。唯、悪い子。
「えへへ~、ぷにぷに~」
 でも、あずにゃんはご満悦みたいです。良かった良かった。
 ……しばらくの間、私はぷにぷにされ、気がすんだのか、あずにゃんは手を離す。
ちょっと、残念。
「……先輩」
「ん?」
 あずにゃんは、なぜか申し訳なさそうに下を向く。
「すいません、ちょっと調子乗りすぎました……」
 しゅん、という効果音がまさに似合うほど、あずにゃんはかなり落ち込んでいる様子。


879:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 00:33:16 oC76zyXt
そんなこと、全然いいのに。むしろ、もっとやってなのに。あったかかったのに。
「……あったかかった、ですか?」
 うん、だから、もっかい。
「もう一回は、なしです」
「ええ~、あずにゃんのケチ~」
「でも……」
 不意に、両手に小さな温もりが、ふたつ。
それは、さっきまで私の両頬をいじっていた、小悪魔で、天使な手。
「違うあったかを、あげます」
 ぎゅ、と握られた手に、私は微笑んで、ぎゅっと握り返した。
えへへ、と笑うあずにゃんは、秋の夕日の効果もあってか、より一層かわいく、神秘的に見えた。
 ……うん、たまには寒いのもいい。

おわり

失礼致しました

880:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 00:44:29 5fhE8+FG
>>879
GJ!!すごくええわハァ━━*´Д`━━ン

881:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 01:42:24 cw+tIvfY
>>879
GJ!
梓のほっぺを触ったり、わざと嫌がるふりしながら梓の手で触られて喜んでる唯も天使であり小悪魔な感じがしますなw

882:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 03:09:15 qwPxADol
ピンポーン

憂「いらっしゃい梓ちゃん、あがって?」

梓「おじゃまします…」

ある平日の夕方、私は平沢家を訪れていた。といっても、遊びに来たというわけではない。

梓「それで、先輩の具合は?」

憂「まだ辛そうなの…熱がなかなか下がらなくて」

そう、お見舞いに来たのだ。唯先輩は学園祭以来の風邪をひき、学校を休んでいた。

梓「これ、ムギ先輩から…律先輩も澪先輩も用事で来れないけど、お大事にだって」

憂「ありがとう…お姉ちゃん、早く良くなるといいけど…」

憂の表情を見て、朝から胸に抱いていた不安感が大きくなる。そんなに具合が悪いのだろうか。

883:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 03:10:43 qwPxADol
唯の部屋

憂「お姉ちゃん?梓ちゃんがお見舞いに来てくれたよ?」

梓「こんにちは…」

おでこに湿布を貼ってベッドに横たわる唯先輩は、想像以上に辛そうだった。
顔は真っ赤で、息も荒い。まさかここまでとは。

唯「あ…あずにゃんだ…いらっひゃーい…」

梓「先輩…」

唯「ところでうい、あいしゅ…まだ…?」

憂「うん、今買いに行くよ!梓ちゃん、ちょっとお姉ちゃん見てて?私アイス買ってくるから」

梓「うん、まかせて」

あわてて出ていく憂を見送ると、私は唯先輩を見つめる。
その姿に、昨日までの元気はどこにもなかった。

唯「あず…にゃん…きてくれて…ありがとね…」

梓「先輩…大丈夫ですか?」

唯「えへへ…ちょっと…きついかも…」

梓「先輩…」

普段私と話す時は笑顔を絶やさない唯先輩が、本当に辛そうだった。
そんな先輩を見ていると、言い様のない悲しみでたまらなくなる。

884:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 03:12:10 qwPxADol
梓「先輩…私…」

唯「あずにゃん…もう、部屋出た方がいいよ…風邪、移っちゃう…」

辛そうなのに、頭も持ち上げられないほどに弱っているのに、唯先輩は私の心配をしていた。
そんな先輩が、たまらなくいとおしくなる。私は気付くと、先輩の頬に触れていた。

唯「あず…にゃん?」

梓「私なら…大丈夫ですから…だから、傍にいさせてください」

唯「でも…」

梓「いさせてください」

やや強い口調で言うと、私はそのまま唯先輩の頭を撫でる。先輩は観念したかのように口を閉じた。
それから5分ほど沈黙が続いた後、唯先輩はおずおずと言った。

唯「…あずにゃん」

梓「はい?」

唯「ぎゅって…して?」

梓「ええ?」

唯「いつも私がするみたいに…ぎゅって、して」

突然の頼みに一瞬面食らうものの、私はすぐにそれを聞き入れることにした。

梓「わかりました。制服ですいませんけど…失礼します」

唯「うん」

私はベッドに潜り込むと、唯先輩を静かに抱きしめる。
熱で火照り、汗で湿った体は、少し力を込めれば簡単に壊れてしまいそうなほどに弱々しかった。

梓「苦しく…ないですか?」

唯「大…丈夫だよ…うっ…うえ…グス…」

885:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 03:14:14 qwPxADol
梓「せっ先輩!?」

唯「ごめん…ごめんねあずにゃん…私、ダメな先輩で…うぇぇぇ…」

そうか、そうなんだ。泣きじゃくる先輩を抱きしめて、私は自分の本当の気持ちに気付く。
私は―私はこの人のことが、大好きなんだ。

梓「先輩…泣かないで?」

唯「グスっ…うぅ…あずにゃん…」

梓「確かに先輩はダメなところもあるけど…それでも先輩は、私の立派な先輩なんですよ」

唯「あずにゃん…」

梓「それに…私は、ダメなところもひっくるめて、唯先輩のことが大好きだから」

唯「え…」

なにかを言おうとする先輩に、私はそっと唇を重ねる。先輩の唇は、とても柔らかかった。

唯「…あず…」

梓「先輩、早く、元気になってくださいね?元気になったら、改めて私の気持ち、伝えたいから」

唯「…うん…あ、ねえあずにゃん?」

梓「はい?」

唯「ありがとう…私も、あずにゃんのこと、大好きだから」

梓「…はい♪」

886:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 07:44:18 PdbUmIVS
おいおいなんだこのSSラッシュもっとやれよ

887:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 12:08:46 Y3Gvg7ew
>>885
ディ・モールト良いぞぉぉ

888:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 22:57:41 PdbUmIVS
>>873

889:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/17 23:13:16 oOtxUi8q
そんな重体でもアイスを食おうとする唯w

890:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 00:09:39 Ee5VeLP3
>>888
GJですな!!

891:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 05:57:04 XKF6HhPw
先輩後輩とりかえばやターイム

892:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 09:58:31 ZqWW7zio
もし梓が先輩で唯が後輩だったらどうなってただろう
立場変わってもこの二人はくっついてるような気もするけど

893:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 11:32:15 P5VBsddD
澪×梓スレを見てショックを受けた
あいつらは唯が死ねばいいとか自分勝手なことしか主張できないのか
俺はけいおんのキャラはみんな好きだ

894:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 12:07:29 sj1Q2Cf/
>>892
梓は去年の学際の録音で唯のギターに憧れてたのと、新歓のライブを聞いて感動したからこそ入部してた事を考えると
梓が先輩だった場合下手をすると入部してなかったかもしれないけど

もし、仮に梓が軽音に入部するような展開に進めて…
それから一年経った後に新歓で軽音のライブに聞き惚れれた唯がギターの人の腕前が特に凄くて
外見も可愛いくて唯好みである事から梓に憧れて、その勢いで入部する展開も面白いかもしれないな

895:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 12:49:05 iN+0lPwU
はっきりとした目的ありで入部することになるから唯の演奏技術すごい上がるんじゃね
で、梓が嫉妬して。でも好き。から歪んだ愛ルートと師弟ルートに別れる

896:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 13:01:05 ObO9PKxF
>>894-895
さあ早くその設定でssを書く作業に戻るんだ

897:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 13:19:34 b7krhZE9
>>893
見て無いからよく分からないけど、
唯は排除しないと成り立たないくらい根を張ってるキャラってことなのかもね。逆に。
最近は原作でも唯あずプッシュ気味だし。

898:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 13:47:59 C/+AQswz
唯×梓みてニヤニヤできればそれでいいわ

899:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 16:18:56 9tfXLJA2
>>894-895
その設定で書くとしたら結構な大作になりそうだなw
ブログかvip辺りでやった方が良さそう

誰か書いてくれるのを期待してます

>>893>>897
あれはただのアンチだからスルー推奨

900:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 17:00:32 gZL+DCE0
唯「せんぱ~~~いっ!」ダキッ
梓「あっ・・・もう唯ったら、このままじゃいつまでたっても練習にならないよ?」
唯「だって先輩がちっちゃくて可愛いんだもん!」

紬「あらあら♪」
律「唯ちゃんは今日も元気だねぇ~♪」
澪「すっかり梓になついてるな」

憂「唯、梓ちゃんが困ってるからそろそろやめてあげなよ」
唯「お姉ちゃんもそんなこと言ってないで一緒に抱きつこうよ!先輩ってすっっっごくやわらかいんだよ!」
和「やれやれね・・・(ああ中野先輩・・・本当は私も先輩に抱きついてにゃんにゃんしたいよぉ・・・・・・!)

901:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 17:12:16 aDain9SA
>>900
紬「続けて続けて」

902:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 19:35:22 fRblwr96
梓入部前
梓「ジャーン…っと」
澪律紬「…すごー」
=================
学園祭ライブのビデオ
憂「すごかったんだよー、この真ん中の…」
唯「…か、かっこいい…!」
唯「私も、桜ヶ丘高校に入る!!」
憂「え!?でも…けっこう大変だよ?」
唯「がんばるから!」
=================
新歓ライブ
和「へぇ~…あの人がそうなの?」
唯「うん!すっごくかっこいいし可愛いし…」
和「なんにせよ、何かやる気になってくれてよかったわ」
=================
入部
唯「皆さんすごく楽しそうで…私もやってみたいって思いました!」
唯「この部に入部させてください!」
梓「(なんかぽわーっとした子だなー…)」
律「よっしゃー!部員一人ゲット!!ちなみに楽器は?」
唯「えぇーっと…ギターをやりたいなって思ってて…」
梓「え?じゃあ…」
唯「まだ触ったことないんです…ギター」
=================

なんかちがうなー・・

903:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 21:13:26 9tfXLJA2
>>902
構わん
続けろ

いや、続けて下さいお願いします

>>900
いいよいいよ~(´Д`)ハァハァ

ただ、律は普通に呼び捨てる気がする
梓も呼び捨てだしな

904:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 21:29:30 C/+AQswz
あずにゃんが先だったらティータイムは毎週水曜日だけ
とかになってそうだ

905:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 21:55:43 id6vllV5
唯が元々音楽に興味無かったから年齢逆は厳しいんじゃないかと思ってたが…そんな事全然無かったな。
GJだよお前らw

906:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 22:35:16 q/7Qnp8p
唯梓って梓が少しずつ唯に惹かれていくのが良いよな。
>>902や原作やアニメみたいに最初は唯の事を得にどうとかは思ってないんだけど、
一緒に居る内に梓が唯の良さに気付いてどんどん好きになっちゃってる感じが。

907:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 22:38:56 ENsXjKOX
同感だ!

908:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 22:53:00 fRblwr96
梓は最初は唯のことよく知らなくて慕ってる感じだったけど
ダメなところいっぱい見てそこからだんだん、って感じだったなぁ
唯は初対面でもいつものペースでそこからさらにベタベタ
くっついて離れないイメージ 梓もまんざらでもなかったみたいだし

これが逆になると、唯は先入観とほとんど同じ印象で梓に
ベッタリなんだろうけど、梓が不安定になったときに受け止め役になるのかな
梓はベタベタしてくる後輩を先輩という立場で練習いっしょにしつつ
一生懸命な唯とだらだらーっとしてる唯のギャップに惹かれる感じ?

あれ、なんかどっちが先でも結局大して変わらないんじゃね

909:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 23:18:49 gZL+DCE0
梓「みなさんどうか軽音楽部に~・・・」

梓「はあ・・・みんな何考えてるんだろ・・・」
梓「そもそもこんな格好じゃ音楽の部活とすら思われないよね・・・」

?「ドドド・・・」

梓「・・・・ん?」

?「ネコちゃあああああああああああん!!!!」ガバッ

梓「ゴフゥ!」
??「こら唯!いきなり人に体当たりなんてしたらだめでしょ!」
唯「だってぇ~」スリスリ
??「本当にすみません!ケガはしてないですか!?」
梓「あはは、大丈夫ですよこれくらい・・・」
??「あれ、その声って・・・もしかして中野さん?」
梓「あ、平沢さん・・・じゃあこの子って・・・」

910:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 23:38:27 gZL+DCE0
――
梓「そういえば、平沢さんとまともに話したことって、なかったね」
憂「憂でいいよ。それに今年も一緒のクラスだし、よければその・・・これからはもっと一緒に話していこうよ」
梓「う、うん」
憂「やった!それに去年の学園祭のライブ覚えてるよー。梓ちゃんすごく上手だったね!」
梓「ありがとう。そう言ってくれると嬉しいよ」
憂「あと、『アレ』も・・・すごかったね」
梓「ハハハ・・・・」

憂「ところで梓ちゃん、その着ぐるみずっと着てて大丈夫なの?
梓「え?ああ、そういえばもう脱いでもいいんだよね」

梓「ふぅ~・・・熱すぎるよこの着ぐるみ・・・って」

唯「・・・・・・」
梓(あっ・・・これはもしかして夢を壊してしまった!?)
梓「こ、これはその・・・」
唯「おっきなネコちゃんからちっちゃなネコちゃんが!!」
梓「!?」
唯「かわいいー!」ガバッ
梓「へぐぅ!」

911:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 00:08:28 Bf2Guodn
カフェインですが
流れを壊すようですみませんがブログ更新しときました~。

912:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 00:11:57 Em513UpZ
そんなこんなであずにゃん達のライブを見た唯は
たちまち軽音部への入部届を握り締め、音楽室へと足を運ぶのでした。

唯「そ、その、新入生のひらしゃわゆいでしゅっ!ふつつかものですがよろしくおねがいしますっ!」

澪「結局入ったのは一人だけか・・・」
紬「でもいいじゃない。だってとっても元気のありそうな子なんだもの」
澪「そうだな。こいつとなら上手くやっていけそうな気がするよ」
律「ふむ・・・意気込みは良し!しかし我が軽音部の道は修羅の道だ!それでもついてこれるか、唯よ!」
唯「イエッサーですデコ先輩!」
律「デコ言うなァーッ!」

唯「えへへ・・・私はまだまだ楽器になれてませんけど、これからどうかよろしくおねがいします、ええと・・・」
梓「私は中野梓だよ。これからよろしくね、唯」
唯「は、はいっ!」


~とりあえずおわり~

913:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 04:22:57 maGwLhtk
がくねんのほうそくがみだれる!

914:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 12:03:48 sVqThXO7
GJ!
昨日の新鮮なネタから盛り上がってるなw

>>911
唯視点の唯梓中々良かったw
唯梓Ifの続きも期待してるよ

>>912
ライブを見て、さっきまで猛烈アタックで抱きついてた小さな先輩に憧れた勢いで入部したみたいだな
そして、>>912の後にしばらく経って>>900の状況になる訳かw

915:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 13:25:31 jDoV5kQw
みんなGJ!
久しぶりに着たら相変わらずで安心した!

そしてそろそろ容量がやばいかも。
次スレの時期か…

916:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 14:14:38 +8zCcfd8
次スレは>>970
タイトルはそのまま
【けいおん!】唯×梓スレ3

これでおk?

917:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 14:37:49 u1i/KMAE
>>980でも充分だとオモ

918:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 14:41:54 voTWZmGd
容量オーバーしなければね

919:テンプレ案
09/09/19 15:46:20 7avK4tzK
テンプレ
スレタイトル
最初に半角がはいたないように注意してください/「スレ」は全角、スレ番は半角、スレとスレ番の間は半角スペースでお願いします

【けいおん!】唯×梓スレ 3





けいおん!の唯と梓のはわほわカップルを全力支援するスレです
梓×唯も可

【けいおん!】唯×梓スレ【避難所】
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

前スレ
【けいおん!】唯×梓スレ 2
スレリンク(anichara2板)
過去スレ
【けいおん!】唯×梓スレ
スレリンク(anichara2板)

920:テンプレ案
09/09/19 15:49:27 7avK4tzK
490KBをこえてますので立ててみてよろしいでしょうか

921:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:33:14 +8zCcfd8
>>920
任せた

そう言われれば、確かにss投下多い分容量キツいんだよな

922:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:39:57 nMPnHudS
キツい所かあと10kbも無い

923:テンプレ案
09/09/19 16:40:55 7avK4tzK
行ってくる

924:テンプレ案
09/09/19 16:45:27 7avK4tzK
【けいおん!】唯×梓スレ 3
スレリンク(anichara2板)

立てられた

925:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:46:44 +8zCcfd8
>>924


926:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:48:58 Em513UpZ
容量落ちなんてAAスレだけかと思ってたわ

927:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:50:05 nKUtxche
>>924


928:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 16:57:02 c8Vfq6OC
>>924
おつ!

929:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 17:04:43 sVqThXO7
>>924
乙!

930:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 17:08:43 sVqThXO7
って、ごめん!ageてしまった…

931:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 17:21:11 7avK4tzK
テンプレに使えるAAがあればいいな

932:梅代わりにでも
09/09/19 17:22:21 nKUtxche
唯「次スレおめでとー」
梓「おめでとうございます」
唯「次スレでも私たちのらぶらぶなSSが読めるんだねっ」
梓「ちょ、なんですからぶらぶって……、そんなの嫌ですよ」
唯「らぶらぶはらぶらぶだよ。このスレを読み返してみて?」
梓「黙読中」
唯「どう?」
梓「な、な、な……」
唯「どうしたの?」
梓「なんですかこのいちゃつき具合は! こんなのフィクションにも程があります!」
唯「そうかなぁ」
梓「そうですよ! 大体、私と唯先輩がキス……なんて、そんなのあり得ません!」
唯「え~? そんなことないよ~」
梓「そんなことあります! だ、大体心の準備もなしに」
唯「あずにゃんうるさい~」
梓「ひゃっ! な、何するんですか先輩!」
唯「あずにゃんがうるさいから抱きついてみた~」
梓「そ、それだけの理由で……」
唯「まだうるさいね~」
梓「こ、今度は何を……」
唯「次うるさくしたら耳をはみはみするよ?」
梓「み、耳はみ……」
唯「あれ? どうしたのあずにゃん? 顔が真っ赤だよ?」
梓「ななな何でもありません! 気にしないでください!」
唯「そっか」
梓「……」
唯「あずにゃんはちっちゃくてかわいいね~」
梓(耳はみ……してくれないのかな?)
唯「あずにゃ~ん」
梓(大きな声を出せばしてもらえる、よね?)
唯「あずにゃん?」
梓「あ、あの! 先輩!」
唯「な、なに?」
梓「……あれ?」
唯「どうしたの? あずにゃん」
梓「耳はみ、しないんですか?」
唯「耳はみ?」
梓「うるさくしたらするって……」
唯「ああ、そんなこと言ったね~」
梓「うるさくしましたけど……」
唯「して欲しかったの? あずにゃん」
梓[んなっ!? そ、そんな訳ある訳ないじゃないですか!」
唯「二回も訳って使った~」
梓「う、うるさいです!」
唯「む~、あずにゃんうるさい」
梓「ひゃぁっ! いきなり何するんですか!」
唯「あずにゃんがうるさくしたからだよ~」
梓「だ、だからって」
唯「はみはみ」
梓「ちょ、先輩、止めてくださいよ……」
唯「どうして?」
梓「どうしてってそりゃ……」
唯「?」
梓「スイッチ入っちゃいますから」
唯「ほぇ? ……あ、あずにゃん? 目が怖いよ?」
梓「唯先輩が悪いんですよ? 覚悟してください」
唯「お、落ち着こうあずにゃん。私が悪かったから!」
梓「落ち着く? 何を言ってるんですか。私はこれまでにないぐらい冷静ですよ」
唯「どこをどう見てもおかしいよ―にゃあああああああああああぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!!!」
梓「ふふ……、夜はまだまだこれからですよ……」

933:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 17:35:27 7avK4tzK
>>932
GJです
小柄なあずにゃんが唯の上にのってぺろぺろ猫みたいに攻めてる続きの映像が浮かびました

934:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 17:42:36 sVqThXO7
>>929-930
って、普通にsageってたのに自分の入れたレスを錯覚していた…orz

>>932
GJ!
梓の「あり得ません!」のセリフは説得力ありませんな

935:ウメネタ
09/09/19 17:45:17 jDoV5kQw
気付かなければよかったのかな。
もしそうなら、こんな思いをすることも無かったのに。

ちっちゃくって可愛い子、というのが出会ったときの感想だった。
本当に可愛くって、ぎゅーっとしたいなーなんて思ったりして。
気が付けばそうすることが日課になったりしていた。

抱きしめると柔らかくて暖かくて、胸にすっぽり収まって。
しょうがないですね、なんて少し困ったような笑顔を向けてくれて。
長いティータイムにはときに不満げな顔を見せたりしていて。
ほいっとケーキをさしたフォークを差し出すとほわっと笑顔を見せてくれて。
真面目に練習すると、とても嬉しそうな顔をしてくれて。
ここ難しいなーって悩んでると、丁寧に教えてくれたりして。
弾けるようになると、まるで自分のことのように嬉しそうに笑ってくれて。
色んなキミが少しずつ私の中に積み重なってきて。
それは全て私の全部大好きなものだった。

そう、大好きになってた。

平沢唯は中野梓のことが大好き―なんて。

それが自分の中にあったのは、いつからだったんだろ。
それは初めてあの子を見たその瞬間かもしれないし。
もしくは初めてあの子に抱きついたそのときかもしれないし。
ひょっとしたら、初めてあの子の奏でる音を聞いたときかもしれない。
わからないけど、でも。
今それがここにあるということだけは、確か。
だって今も、こんなにも胸が苦しいから。

可愛いものが大好きで。
美味しいものが大好きで。
友達が大好きで。
妹が大好きで。
家族が大好きで―
私に触れるもの、みんな大好き。
そんな風にずっと大好きを振りまいてきて、ずっとそうして生きていくんだと思っていた。
一番なんてない。みんな大好き。どれかを選べなんていわれても、わかりません、なんて。
当たり前と気が付かないほどに、それが私だったはずなのに。

936:ウメネタ2/2
09/09/19 17:46:06 jDoV5kQw
先輩―ってあの子は私を呼ぶ。
彼女の上の学年であるという条件、その数多の中の一人が私。
唯先輩―ってあの子は私を呼ぶ。
同じ部活の仲間という意味で、他の人よりも親しいとは思うけど。
そう言って、向けられる笑顔は私にそれを信じさせてくれるけど。

だけど、それは私が望むものと、望んでしまっているものとはきっととても遠いもの。
だから、それを向けられる度に、私の胸はきゅうって苦しくなる。

澪先輩―ってあの子は口にする。
篭められているのは、羨望。私には向けられることのないもの。
いつか憂が言ってた。お姉ちゃんにするなら澪先輩がいいって、そう話してくれたことを。
少しだけちくりと胸が痛んだけど、しょうがないことだって思う。
怖がりで恥ずかしがりやではあるけど、澪ちゃんはしっかりしてて、頼れる人だから。
あの子が慕うのも、無理がないことだと思う。

あずにゃん―

そう呼ぶと、あの子はくるりと振り向いて。
どうしたんですか、と優しい笑みを浮かべこちらに近付いて来てくれる。
ぎゅうっと抱きしめれば、きっと最初少しだけ驚いて、しょうがないなって笑顔をまた見せてくれるんだろう。

ねえ、もし私が―
そう、例えばきゅうっと抱きしめて捕まえてしまって、そのまま誰の手にも届かないところまで逃げてしまったら。
キミはどう思うのかな。
キミは私の一番で、キミの一番を私にして、なんて口にしたら、どういう顔を見せてくれるのかな。
―そんなこと、できるはずがないけど。

私は先輩。キミの先輩。そのうちの一人。
少しだらしなくて、抱きつき癖があって、頼りがいのない先輩。
きっとそれ以上にはなれない。私がどんなに想いを募らせても、胸の痛みが強くなっていくだけ。
何処まで強くなっても、私が私でいられなくなるほどになっても、きっとそれは変わらない。
やめてしまえばいいなんて思うこともあるけど。
でも、それもきっと無理。だって、どうすればいいかわかんないし、そもそもそんなつもりなんて欠片もない。
だって、私は何処まで言っても、キミを大好きな唯先輩ですから。うん、それだけは絶対に、変えたくない。

肩にかかる重み、それを確かめるようにピックを振り下ろす。
応えてくれるのは、いつもの音色。いつもの私の音。私の指が、私の音を奏でていく。
目の前のあの子は、少しだけ目を丸くして、でもやっぱり、優しく笑ってくれた。
音が重なる。キミの音と私の音、今この瞬間は一つの音になる。
それでいい。それだけでいい。それだから―
私は今こんなにも幸せだと思えるから。

だけどね、やっぱり思ってしまう。
この音のように、私の思いも、私たちの思いも一つになってしまえばいいのにって。
そんな奇跡が起きてくれればいいのにって。

なんて、無理だよね。あずにゃん?


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