09/07/06 01:31:22 mAmRjxaC
えーと、じゃあ同じパターンで投下します
翌日、学校に到着してから澪は律いる教室に向かった。
「律ー。話があるんだけど」
「おお、お早う澪。何の話?」
「うん、聡のことなんだけど・・・」
「聡?あいつがどうかしたのか?」
「昨日、家に帰ってから聡の様子どうだった?」
「へ?別に普通だったけど」
「怪我、してただろ?」
「あー。そういえばサッカーしててボールが顔にぶつかったて言ってたな。
でも、しょっちゅうそんなことあるけど」
「そっか・・・」
「何だよ、暗い顔して。本当に何があったんだ?」
「あのさ、聡、なんかイジメられてるみたいなんだよな」
「・・・え?」
驚く律に、澪は昨日の出来事を話した。
「何だよそれ!完全にイジメじゃねーか!くそーそいつら許さねえ!」
「うん、本当に許せないよ」
「つーかさ、何で聡も私に相談してくれないんだよ!」
「そのことなんだけど、なんか聡、イジメられてること知られたくないみたい
なんだよ」
「ん?どういうこと?」
「昨日もイジメられてること否定してたし。多分、恥ずかしいんじゃないかな」
「はー?イジメられてるのに恥ずかしいも何もねーよ」
「私もそう思うけど、特に男の子はそういう気持ちが強いのかも」
「それで私にも相談してくれないっていうのか」
「だからさ、正面からイジメられてるんだろって話をするより、さりげなく聡を
助けてあげるのが一番いいと思うんだ」
「さりげなくか・・・」
(聡・・・ねーちゃんが絶対にお前を助けてやるからな)