09/06/15 23:10:37 3+Di/zeu
あまり見かけない律×紬投下するぜ!
今日も授業終わり!あー、よく寝たなー。
よーし部活行くぜー!
律「おーっす!…ってあれ、ムギだけか。」
紬「うん、今日唯ちゃんは家族で外食ですって。
梓ちゃんも、ご両親のライブがあるからって帰っちゃったわよ。」
律「澪は今日風邪で休みだったんだよな。二人じゃ練習にならないな。
ムギ、どっかでお茶でもするか。」
紬「そうね。それなら、私の家に遊びに来る?」
律「えっ、マジで!?ムギんち行ってみたかったんだよ!」
紬「うふふ、歓迎するわ。」
◆
律 「…ナニコレ。」
私の身長の倍の高さはある真っ白な正門が、そこにはあった。
その先には、学校のプールより一回り小さい池。
池の真ん中には、間抜けな表情で口から水を垂れ流すライオンの石像がある。
シンガポールかよ。
そして、その奥のガレージ(っていうのかアレは?私の家より大きい…)
にはいかにも高級そうな車が1、2、3、4、5、…
ダメだ、片手じゃ足りなかった。
紬 「あの池はお父様の趣味なのよ。余り気にしないで。さあさあ、上がって上がって。」
…庭のマーライオンは序の口だったぜちくしょう。
玄関にどでかいシャンデリアが釣り下がってるわ、
だだっ広い廊下に大きな螺旋階段が突き抜けてるわ、
ていうか廊下どこまで続いてるんだよ。50メートル走ができるぞ。
斉藤「お帰りなさいませ、紬お嬢様。おや、お客様でございますか。」
紬 「ご苦労様、斉藤。こちらは、私の友人の田井中律さんよ。」
斉藤「私、琴吹家の執事の斉藤でございます。お荷物をお預かりしましょう、律様。」
律 「あ、え、いや、お、お構いなくっ、あとり、律様っていうのは
や、やめてもらえませんでしょうかしら?」
律 (ダメだ、まともな日本語が喋れなくなる)
紬 「そんなに硬くならなくていいわよ、りっちゃん。
斉藤、後で私の部屋に紅茶を持って来させて頂戴。今日はべノアがいいわ。」
斉藤「かしこまりました、お嬢様。」