09/07/10 01:20:12 hzbles6G
水銀燈の「燈」という字、これは「だいだい」つまりオレンジ色のことで、姉妹の中で2色もの漢字を名前に入れられたドールは水銀燈のみである
通常「すいぎんとう」と言えば「水銀灯」という表記が主流であるにも関わらず、敢えて「燈」という漢字を使用したことに何らかの意図が酌められないだろうか
水銀燈の次に作られた金糸雀、彼女のドレスは黄色と橙色を基調としていること、
(むしろ、メインであるはずの黄色の上着を脱いでしまえば、全体が橙色のみのワンピースとなる)
また、「銀」と対なる「金」という色が名前に入れられていることから、この2体には何らかの関係性が伺える
そして更に、水銀燈にのみ生やされた鳥のような羽、これは「かなりあ」という鳥の名を付けた由来とも考えられるのではないか
「すいぎんとう」、「かなりあ」、どちらも他のドールとは違い、放電管の名と鳥の名といった実体のある物、既に人間に付けられた単語そのものであり、
本来、親(ローゼン)が子(ドール)に付ける名としての固有名詞とは一線を画したもののようには感じられないだろうか
「名前なんてモノの本質を示すには至らない些細なもの、でも必要なもの」
これは水銀燈と金糸雀の関係性そのものとしても言えることではないだろうか