09/08/31 00:01:34 /n/AHAdG
>>922続き
「おつかれさまでーす。あ、京ちゃんと優希ちゃんだけしかいな………!?」
唇同士が触れ合う直前だった
タイミングがいいのか悪いのか。咲がドアを開け部室に入って来たのだった
「あ、あれ? その…き、京ちゃん? 優希ちゃん?」
「お、おう! 咲!」
バッと勢い良く離れる二人
「さ、咲ちゃん! グッドイブニングだじぇ!」
「あ、え、うん…え? き、京ちゃん…今…え?」
「おー! そう言えばタコス買いに行かないと! いってきまーす!」
逃げるように部室から飛び出していった
「い、いってらしゃーい…あ、あれ…? ね、ねえ。ゆ、優希ちゃん…今、あの…」
「いや、今のはホントに何もなかったじぇ…だけど…」
困惑する咲に対し、優希はどうしようか一瞬迷ったが…
咲を本当の友達と思っているから、そして咲も自分のことをそう思っているに違いないからこそ、堂々と言うことに決めた
「咲ちゃん…私、負けないじょ」
おわり
お粗末