【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 【夫婦】at ANICHARA2
【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 【夫婦】 - 暇つぶし2ch605:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 01:10:00 Mr8Lr/WA
ある日曜日の街の駅近く
京「はぁ~学生も楽じゃありませんよっと…(息抜きに本屋でも行ってみるか)」

本屋『開・文堂書店』
京「(ん…あれは)よぉ咲 お出かけですか」
咲「あ 京ちゃん どうしたのこんなとこで」
京「塾帰りにちょっと寄っただけさ」
咲「京ちゃん塾とか行ってるんだ…街まで出てきて」
京「お前は相変わらず毒舌というか何というか…何か探してんのか」
咲「うん シャーロック・ホームズの新訳版が出たみたいだから見てみようかなって」
京「おおマジで!?俺も見たい見たい!」
咲「たぶんこの辺に…」
京「しかし咲…」
咲「ん~?」
京「お前の私服姿初めて見たが…見事に断崖絶壁だな そんなタイトなシャツ着ない方がいいぞ」
咲「む…」
京「ロッククライマーもたじたじだ」
咲「ほんとデリカシーないなぁ京ちゃんは そんなんじゃ彼女できないよ」
京「じゃあお前がかの…」
咲「あ!あったよ京ちゃんこれこれ!」
京「お~これが…」
俺「ん?あれは京太郎と…ハハーン」ピキーン


606:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 01:12:12 uVluwa+W
たまに登場する俺はなんなんだよw

607:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 01:17:24 Mr8Lr/WA
次の日 校門
京「よぉ咲」
咲「…」
京「?おい咲?」
咲「あ…京ちゃん…おはよう」
京「どした?具合悪いのか?」
咲「いや…そういうわけじゃないんだけど…早く教室行こう」

教室
京「おはよ~っすってうお!なんだこれ」
黒板にはでかでかと次のように書かれていた
『須賀×宮永 結婚おめでとう 本屋デートの果てに』
京「こんなことすんのは…俺!」
俺「はは 悪い悪い 昨日偶然見かけちゃってさ」
咲「~~////」
京「子供っぽいことすんなよな だいたい俺と咲はそんなんじゃ…」
咲 ダッ
京「あ!おい咲」
俺「悪いちょっとやりすぎたか」
京「やっていいことと悪いことがあるっての」

始業前に咲は教室に戻ってきたがその日はもう話す機会がなかった
次の日から二日連続で咲は学校を休んだ

俺「お…俺のせいかな?」
京「そう思うなら一言謝っとけよ」
俺「そう言われても学校来ないことにはなぁ」
京(咲のやつ…そんなに恥ずかしかったのか?見舞いにでも行ってやるか)


608:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 01:38:16 UyhKlXER
さすがに寝たか?
とりあえず乙 久々の清涼剤だ
続き待ってるぜ

609:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 10:23:36 Mr8Lr/WA
放課後 宮永家付近
京(おかしいな…この辺のはずなんだが………あ)
咲が公園のベンチに浅く腰かけ、うなだれていた
京「おい咲何やってんだよ 二日も学校休んで」
咲「あ…京ちゃん」
京「俺のやつも反省してるみたいだから早く学校こいよ」
咲「え?なんのこと?」

京「そっか…お母さんとお姉さんが東京に…」
咲「…うん…それでちょっとごたごたしてたから…」
京「じゃあの黒板が原因じゃなかったんだな」
咲「あんなので休むわけないじゃん そもそも事実じゃないし」
京「そりゃまぁそうだが…お前意外と大人びてんな」
咲「?」
京「しかしそれならそれでなんで相談してくれなかったんだ?」
咲「え…だってこんなこと友達に言えるようなことじゃ…」
京「こんなことってなんだよ お前にとっては重要なことだろう?」
咲「いや だからこそ友達には…」
京「友達友達って…俺はお前のことそんな風に見てないぞ」
咲「え…」
京「親友だろ 咲は俺にとって最も大切な友人の一人だ 親友なんだから悩みでも愚痴でも話していいんだぞ」
咲「親友…」
京「そうだよ 咲はどうなんだ」
咲「…うん…うん…そうだよ…私たち…親友だった…」グス
京「お おい!なぜそこで泣きますか!?」
咲「だって…だって…」グスグス


610:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 10:27:39 Mr8Lr/WA
咲「ほんと言うとね 私親友って呼べる人京ちゃんが初めて」
京「そうなのか でもクラスメイトとは割と仲良くやってるじゃないか」
咲「まぁね 小学生のころは何も考えてなかったから本当に楽しかったけど…中学生になるとみんな自分のことや他人のことを考えて言動が縛られてくるでしょ?
それが窮屈になってきて…一人で本読んでる方が楽だなって思えてきたの…知らないと思うけど私三年間ずっと図書委員やってるんだよ」
京「咲…」
咲「だからさっき京ちゃんが親友って言ってくれて本当に嬉しかった ありがとう京ちゃん」
京「そうだろそうだろ 俺の優しさが身に染みたろ?」
咲「はいはい調子に乗らない お母さんたちのことは私が一人悩んでもしょうがないしさ 気長に待ってみるよ」
京「悪いな 大口叩いといて」
咲「ううん誰かに話せて私もだいぶ楽になったよ 明日は学校行くから」
京「おう ん…?じゃあ咲、あの朝なんで教室から出てったんだ?しかも顔真っ赤にして…」
咲「!あ…あれは…//」
京「なんだよ?もったいぶんなよ」
咲「お…おトイレだよ…登校中ずっと我慢してたんだから…//」
京「はぁ?なんだそりゃ?そんなもん教室入る前に行っときゃいいだろうが」
咲「男の子にそんなこと言えるわけないじゃん…デリカシーないよ京ちゃんは」
京「よくわからんが変に色気づくなよ 親友の前で」
咲「…うん…そうする…親友だもんね」


611:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 10:30:47 Mr8Lr/WA
後日談
咲「あ 京ちゃん」
京「おぉ咲 今帰りか」
咲「うん一緒に帰ろうよ」
京「おう ところで咲は進路もう決めたのか」
咲「うん 清澄高校 家近いしあの落ち着いた雰囲気が好きなの」
京「はぁ…高校も咲と一緒なのか」
咲「え~京ちゃんも清澄なの?」
京「ちょいと気になる部活があってな 廃部寸前なんだが俺の力で立て直してやろうかと」
咲「ふ~ん」
京「ところで咲、その手に持ってる文庫は?」
咲「これ?『ゲーテ格言集』昨日買ったんだ」
京「また小難しそうなのを…ちょっと見せてみろよ」
咲「いいよ はい」
適当に本を開くとしおりが挟まれている個所でページは止まった
そこにはこう書かれていた

『恋愛と情熱は消え去ることがあっても、好意は永久に勝利を告げるだろう』
  おわり


612:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 10:37:47 Mr8Lr/WA
>>589さんのレスを題材に書いてみたけど過疎っすね~
SSは自己満足だからいいけどこのスレは消えてほしくないな


613:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 12:57:52 UyhKlXER
乙だぜ
咲かわいすぎるw
京太郎はイケメンすぎるw
親友ポジションなら乳も許してくれるだろう

また何か書いてくれ

614:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 14:35:38 0kh2xF1l
>>612
乙!マジでGJ!

前半はニヤニヤが止まらなかったが、後半でじんわりきて、ラストで本当に感動した
やっぱりこの2人はいいな
これからも京咲にはお互いに信頼し合える関係であって欲しいぜ


つーか「俺」で地味に笑ったwwwww

615:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 14:59:37 TBymACoP
ひょっとして・・・まともなSSは初めてじゃないのか・・・

616:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 23:12:14 VDRaSP/t
京ちゃんには心理カウンセラーの資質があるんじゃないかとふと思った

617:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 01:22:18 f3YIDnhI
まともなSSも、まともじゃないSSも頑張って

618:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 04:00:46 y9/Tuqb/
このスレ面白すぎる。

619:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:31:31 M/naqh/6
咲と京太郎がイチャイチャしてれば俺は満足だよ

620:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:34:02 8jTNAPAa
大会終了後、軽い感じでハイタッチくらいはやりそうだけど
それよりむしろタコスと京ちゃんがヤッターって感じで抱き合ったりしそうな予感
そしてソレを見た咲ちゃんがムッって・・・

621:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:37:39 7SsCNga0
京和を推進する
そういう異端に私はなりたい

622:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:38:55 8jTNAPAa
アニメ前もアニメ後も、エロ同人に限っては京和ばっかだぜ・・・!

623:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:54:58 f3YIDnhI
男ならハーレムが一番
だれか書いてください

624:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 18:56:23 /++yrPUf
女としての魅力は和が持ってっちゃってるからなぁ
だが真の咲Sakiファンは咲にたどり着くはず…!

625:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 19:20:45 7SsCNga0
>>622
詳しく
京和だったら寝ぼけてただけってオチのしか知らないんだ

626:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 19:21:26 7SsCNga0
だったら→だと思ったら

627:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 19:22:26 Qd+uRuVv
まーた京太郎の妄想か。

628:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 19:26:23 8jTNAPAa
>>625
とりあえず最近、仮眠室で寝てる咲見ながら欲情してるのどっちを京太郎が発見して、そのまま・・・って感じのを見た

629:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 20:15:23 f3YIDnhI
それでいいのか京太郎

630:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 20:20:22 0FkuXEGe
男の扱いなんてそんなもんだ

631:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 20:28:19 W/oFdsbF
ES細胞を使って咲の子供を産む決意をした和
しかしそれには咲の受精卵が必要となる
その為にパートナーとして選ばれた京太郎
だが、京太郎は当然そんな事態を冷静に受け入れられない
そんな彼の迷いを知ったタコスはある決意を…

という妄想が浮かんだが、なんだか無駄に重い話になりそうだ


632:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:17:45 +e+IxvsJ
昼休み カフェテラスにて
久「ねぇまこ」

まこ「ん~?」

久「咲と須賀君て仲いいわよね」

まこ「中学の時同じクラスだったみたいじゃの~」

久「あのおとなしい咲が須賀君に対しては割と感情豊かなのよね」

まこ「ほうじゃの~」

久「二人…付きあってるのかしら」

まこ「そんな風には見えんが…さっきからなんなんじゃ 京太郎のこと狙っとんか?」

久「アッハハ そんなわけないじゃない まここそ何嫉妬してんのよ」

まこ「!んな…なんでわしが京太郎に嫉妬せないかんのじゃ!//」

久「あら~私は誰とも言ってないんだけど」

まこ「ぐっ…// もうえぇ 結局何が言いたいんじゃ」

久「いや~あの二人の関係って面白そうだな~って」

まこ「後輩いじりもえぇ加減にしときんさいよ」

久「ちょっとからかってみない?」

まこ「どうなっても知らんぞ…」


633:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:28:21 +e+IxvsJ
放課後 部室
久「というわけで二人にも協力してほしいんだけど…どうかしら?」

和「…面白そうですね」

優希「私も興味あるじぇ!」

まこ「意外に二人とも乗ってきたの」

和(私と宮永さんにとって一番の障害物は彼ですからね)

優希(京太郎は私の犬だじぇ!)

久「それじゃぁシナリオと各自の役割分担を説明するから頭に叩き込んでね」


634:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:34:10 +e+IxvsJ
火曜日 放課後
久「よ~し四人揃ったわね それじゃ始めましょうか」カチッ

咲「あれ?原村さんはいないんですか?あと京ちゃんも…」

まこ「紅茶が切れたけぇ二人で買い出しに行ってもらっとるんじゃ」

咲「あ そうなんですか」

久「ん~?幼馴染が原村さんに盗られそうで気になる~?」

咲「京ちゃんとはそんなんじゃないですよ それに幼馴染じゃなくてただ中学のとき同じクラスってだけで…」

久「あらそうなの リーチ(優希 頼んだわよ)」

優希「(任せるじょ!)う~通して!」トン

久「通しよ」

咲(きた…九索切りで親満テンパイ…優希ちゃんが六索捨てたから大丈夫かな…)トン

久「ローン 純チャン三色ドラ1の跳満よ」

咲「うあ…調子いいですね部長」


635:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:37:39 /++yrPUf
>>632
期待支援
見てるからどうぞ続きを

636:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:39:58 +e+IxvsJ
ガチャ
和「ただいま戻りました」

久「おかえり~ちゃんとあったかしら?」

京「はい アッサムティーと予備の照明灯と…部長に頼まれてた週刊ドライビング」

咲「部長 車に興味あるんですか?」

久「こんな田舎じゃ高校卒業したらどの道必要だしね 
個人的にはランドクルーザーとか乗ってみたいんだけど…」

まこ「いかつい趣味じゃの 咲は乗ってみたい車とかあるんか?」

咲「私はミニクーパーとか乗ってみたいです」

京「お前の一部分と同じでこじんまりした車だな」

咲「む…」

久「さぁさぁ 東二局突入よ」

優希「ふわぁ~眠くなってきたじぇ」

まこ「まだ五時じゃぞ」

優希「最近寝不足なんだじょ…ギリギリに起きるから朝ごはんも食べられないし」

久「あらそれは体に悪いわ 朝は納豆がいいのよ」

和「また雑学ですか」

久「でも賞味期限には気をつけなさい この前賞味期限を過ぎた納豆に白と緑のカビが生えてたわ」

咲「うわぁ…気持ち悪いですね」

和「宮永さんは朝はご飯派ですか パン派ですか」

咲「最近はパンかな 私も朝は苦手だから手軽な方が…」

久「おっとそれロンよ」

咲「う…また振り込んじゃった…」


637:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:46:36 +e+IxvsJ
水曜日 放課後
久「優希 咲にちゃんと伝えた?」

優希「ちゃんと伝えたじょ 今日は部活休みだって」

久「うん まこの方は?」

まこ「部室扉に『本日休部』これでえぇんじゃろ?」

久「よしよし あ 須賀君が階段登ってきたわ 念のため和以外はベランダに隠れて」

京「ん?『本日休部』?…なんだ今日は休みか じゃまっすぐ帰りますか…ってあれ?中から声が…」

京(和と咲か…?しかも俺の話題…?)

「…京ちゃん……最近…調子…乗って……中学の時…同じクラスってだけで……気持ち悪い…」

京(…咲のやつ…女の子の日か…?
聞いてはいけないガールズトークを聞いてしまった気がする…今日はもう帰ろう…)


638:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 22:55:48 +e+IxvsJ
木曜日 放課後
咲「あの~すいません 靴下脱いでもいいですか」

久「あらどうして?」

咲「家で麻雀やってたときいつも裸足だったから…この方が落ち着くんです」

久「そういうことなら別にいいわ(これはチャンスね)」

和「宮永さん紅茶のおかわりはいかがですか」

咲「ありがとう原村さん いただくよ」


久「ふ~半荘終了 少し休憩しましょうか」

咲「あ…あの私ちょっとおトイレに…」

久「いちいち靴下履くの面倒でしょ このスリッパ使いなさい」

咲「あ…ありがとうございます」

久「さて…須賀君 私急にバナナが食べたくなってきちゃったんだけど…ちょっと買ってきてくれない?」

京「ぶ…部長がバナナを…すぐに買ってきます!」


久「じゃ和お願い」

和「はい(ああ…宮永さんの靴下…!)」


639:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:03:04 +e+IxvsJ
久「そろそろ終わりにしましょうか」

咲「あれ…?私の靴下が…ない…?」

まこ「ローファーの中に入れとったがな」

咲「そ…そうなんですけど…あれ?」

久「はは~んそういうことね 須賀君 
あなたのマニアックな趣味をとやかく言うつもりはないけど 同じ部活の女の子の靴下はどうかと思うわ」

京「は?なんのことですか?部長」

優希「部長ー!京太郎の鞄の中から女物の靴下が!」

京「えぇぇぇ!!!」

久「今晩のおかずってとこかしら?」

和「不潔です 須賀君」

優希「見損なったじょ犬!」

咲「京ちゃん…」

京「誤解だって咲!俺がこんなことするわけ…」

久「はいはいとにかく帰るわよ 下校時間過ぎちゃうわ」


640:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:09:20 +e+IxvsJ
帰り道
咲・京(…き…きまずい…)

京「さ…咲 誤解だからな 俺あんなことしないって」

咲「でも…じゃあなんで京ちゃんの鞄に私の靴下が入ってたの?」

京「い…いやそれは優希あたりがいたずらで…」

咲「なんで優希ちゃんがそんなことする必要があるの?だいたい優希ちゃんはそんなことする子じゃないよ」

京「そ…それは…」

咲「ちょっと京ちゃんのこと見損なったよ…」

京「(む…)何言ってんだ 素直に前から見損なってたって言ったらどうだ?」

咲「?なんのこと?」

京「隠さなくてもいいぜ この前部室で和に俺の悪口言ってたろ?俺聞いてたんだからな」

咲「わ…私そんなこと言ってない!言うわけない!」

京「いーやあれは絶対咲の声だった お前のこと親友だと思ってたんだがな」

咲「(ほんとに言ってないのに…)私だって親友だと思ってたのに…」

京「ちょっと距離置いた方がいいかもな」

咲「そうだね さよなら」


641:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:20:18 +e+IxvsJ
金曜日 放課後
まこ(お…思った以上に…)

優希(空気が重たいじょ…)

和(昨日はそれほどでもなかったんですが…)

久(う~んちょっとやりすぎたかしらね)

咲「ロン8000 京ちゃんのトビで終了です」

京(咲のやつ…さっきから俺ばっかり 麻雀じゃ咲には絶対勝てないし…)

久「(これはちょっと引き剥がした方がいいかも…)照明を交換しようと思うんだけどちょっと踏み台抑えててくれる?咲」

咲「あ はい」

京「!咲じゃ不安だから俺が抑えときますよ」

咲(!…むぅ…)

久「あ あらそう?じゃお願い(完全に裏目ったー!)」


久「ちょっとからかうつもりが変な方向にいっちゃったわね」

まこ「いわんこっちゃないの~」

和「でもさすがにこちらも見ていて辛いです…」

優希「仲直りさせてあげるじょ」

久「そうね 元の二人に戻してあげなくちゃね」


642:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:31:23 +e+IxvsJ
土曜日 喫茶店
京「えぇー!?じゃあの靴下事件は部長たちが仕組んだことだったんですか!?」

久「そうなのよ~」

まこ「部活が休みの日…水曜じゃったか…部室から咲の声で悪口が聞こえてきたろ?あれもじゃ」

久「咲に誘導尋問して言わせたセリフをレコーダーに録音して編集してみたの
ドア越しだったからわかんなかったでしょ?」

京「勘弁してくださいよ…そのせいでいま咲と絶縁状態なんですから…」

久「ここまでこじれると思ってなかったのよ でもごめんなさい 当然関係修復への協力を惜しまないわ」

京「それについてはちょっと考えがあるんすよ 実は明日…」


久「ん~いい案だけど若干弱いわね もう少し演出を強化してみましょうか」


日曜日 隣町
咲(今日は原村さんとお出かけ♪隣町に新しい本屋さんが出来てたなんて初めて知ったよ)

和「着きましたよ宮永さん ここが新しくできた『開・文堂書店』です」

咲「うわぁ~大きい本屋さん 迷子になっちゃいそう」

和「宮永さんほんとに迷子にならないでくださいね」

咲「うん!………あ!この本新刊出てたんだぁ」パラパラ

和(ごめんなさい 宮永さん 後は頼みましたよ須賀君)


643:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:35:27 tK3xcTQA
新作乙!
>>文堂書店
もしかして文堂さんがやってる書店?
てか優希って誰だ?

644:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:36:21 8jTNAPAa
タコスの本名だじぇ・・・

645:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:41:24 +e+IxvsJ
咲「…あれ 原村さん?」

京(咲のやつ…おどおどしちゃって)ニヤニヤ

咲(ど…どうしよう…迷子になるなって言われたのに…携帯もないし…
お店に放送してもらおうかな…でも高校生にもなって恥ずかしいよ…うう…)

咲「…あ!京ちゃん!」ホッ

京「おろ?咲 奇遇だな 一人か?」

咲「ううん…原村さんと来てたんだけど…」

京「そか んじゃ邪魔しちゃ悪いな またな」

咲「ま…まって京ちゃん!」

京「ん?なんだよ?」

咲「実はその…原村さんとはぐれちゃって…連絡取れなくて…帰り方もわかんないし…」

京「ふむふむそれで?」

咲「つ…連れて帰ってほしいんだけど…」

京「いいぜ ただしちょっと寄るとこがあるけどな 和には俺から連絡しとく」

咲「うん ありがとう(良かった これで帰れるよ)」


咲「寄るとこって…学校?」

京「正確には部室だ」

咲「今日日曜だけど開いてるのかな」

京「いいから黙ってついて来いって」

咲「う…うん…(京ちゃん…まだ怒ってるのかな…電車の中でも一言も喋らなかったし…私…ほんとに…)」ジワ


646:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/03 23:52:53 +e+IxvsJ
部室
京「さぁ着いたぜ」ガチャ ギイィィ

「咲ちゃん!誕生日おめでとう!!」パパンパンパン!

咲「え…え?これ…」

久「咲…ごめんなさい あの靴下事件 私たちが仕組んだことだったの」

まこ「京太郎の陰口もじゃ」

咲「え…そうだったんですか?」

久「ちょっとからかうつもりだったんだけどね ほんとにごめんなさい」

京「俺がそんなことするわけないだろ?ま 俺もお前のこと疑っちゃったけどな」

咲「京ちゃん…それにしてもこれ…すごい…」

和「そうでしょう?装飾、セッティングからお料理まで全て須賀君が準備したんですよ」

優希「それも一日でだじょ!」

咲「え…京ちゃんが…?」

京「ま 詫びの気持ちを抜きにしても親友の誕生日なんだからこのくらいはな」

久「詫びといっても須賀君は何も悪いことしてないんだけどね」

咲「…うぅ…私…私…ほんとに京ちゃんに嫌われたかと思って…」グス

京「そ~んなわけないだろ?俺たち親友でしょうが」

咲「…うん…よかったよ…ありがとう…ありがとう京ちゃん…」グスグス

久「さぁさぁ咲のお誕生日会始めるわよ~!」


647:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 00:01:44 BUNbTDPC
おまけ
咲「うわぁ~チキンバスケットだ」

京「パーティには欠かせません」

優希「のどちゃんはケンタッキー初めてか?」

和「ケ…ケンタッキーくらい知ってます…!(おいしそうです…)」

まこ「ん?これって手を汚さないためのペーパーとかは入っとらんのか?」

京「実は俺も初めて買ったからわかんないんですよね」

優希「こんなもん素手で豪快にいくのが男ってもんだじぇ!」ガッ ムシャムシャ

和「あなたは女の子でしょう優希 手が汚れますよ」

優希「チキンうま~」ゴックン ジ~

優希「みろ!手が汚れてしまった!」

京「お前はどこの美食家だ」

久「あら咲 元気がないわね」

咲「いや…何で今日私の誕生日って…」

久「ああ それはもちろん須賀君に聞いたのよ ごたごたしてたから忘れかけてたみたいだけど」

咲「やっぱり…京ちゃん私の誕生日今日じゃなくて明日だよ…」

「………」

「えぇぇぇ~~~っ!!!」
                 FIN


648:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 00:07:58 BUNbTDPC
>>612さんの親友設定を踏襲して作ってみました
あと『開・文堂書店』も拝借しました(実在する書店みたいですね)
少しでもこのスレが賑わえばと思います

あとちょっとでIDが文堂さんだったのに…

649:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 00:23:36 r0yrnUtW
乙です!
またまともなのがきましたな

650:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 00:31:33 VvoYW6P6
乙!
このスレは一体どうしたんだ
スレタイ通りじゃないかw

651:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 00:32:56 x1HWsrQP
>>648
乙!脳内再生率が半端ない!
オロオロする咲かわいいw
そして美味しんぼネタにわらた

それにしても良作が続きますな

652:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 03:22:17 eJilzB08
おかしい・・・・・・・猟奇殺人事件がおきない咲SSなんて・・・これは・・・・・・・おかしい・・・・・

653:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 11:34:17 4fMmNJCJ
ツヨナールの続きは?

654:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 13:20:22 XQVn4B8P
>>648
やべえ咲かわいいよ咲
そしてツヨナールの続きも待っている

655:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 18:10:15 wfBrZ5dO
タコスいじめてほしい

656:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 19:23:34 BUNbTDPC
今日もSS投下です
ツヨナールのようなシリアスさは全くありませんが感想・批判あれば嬉しいです

日曜日 とある喫茶店
カランカラン「いらっしゃいませー」

優希「咲ちゃんが来たじぇ!」

和「では二人とも引き下がらない…ということですね」

優希「もちろんだじぇ!」

咲「うん 私も負けたくないよ」

和「それでは勝負するしかありませんね…」

和「三人の中で誰が須賀君を振り向かせることができるか…競争です」


657:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 19:29:40 BUNbTDPC
月曜日 昼休み
和(男というものは料理のできる女に魅かれる…父がそう言っていました)

和「お弁当を作りすぎてしまいました…須賀君良かったら食べて頂けませんか?」

京「よ 喜んで!(和の手料理…!)う…うまい!」

和「それは良かったです どんどん召し上がってください」

咲(原村さん…積極的…!)

優希「私ももらっちゃうじょ~!」ムシャムシャムシャ

和「ちょ ちょっと食べすぎです優希!」

優希「のどちゃんの手料理おいしかったじょ!」

咲(ナイスだよ!優希ちゃん!)

京「おいおい優希 和の分まで食っちゃダメだろ 和、俺の弁当分けてやるよ」

和「あ…ありがとうございます//」

優希(しくじったじぇ~!)


658:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 19:36:40 BUNbTDPC
水曜日朝 下駄箱
優希(正攻法でいって京太郎が私になびく可能性はほとんどないじょ…ここはアイデアが大事…!)

咲「じゃまたお昼休みにね原村さん」

和「はい 失礼します(違うクラスというのはかなり不利ですね)」

京「いってぇ!」

咲「ど…どうしたの京ちゃん!?」

京「上履きの中に画鋲が…!」

咲「しかも外からは見えない位置にテープで固定してあるよ!」

和「一体誰がこんなひどいことを…」

優希「大丈夫か京太郎!血が出てるじょ…この絆創膏を使うがいい!」

咲・和(!!)

京「お おまえにしちゃいいもん持ってるな 助かったよ」

優希「いい女というのはいついかなる時でも絆創膏を持ってるもんだじぇ!」

京「なんだそりゃ」

和(優希…なりふりかまわず…ということですか)

咲(京ちゃん…足大丈夫かな)


659:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 19:49:21 BUNbTDPC
土曜日 教室
咲(私には原村さんみたいな胸もないし優希ちゃんみたいな可愛らしさもない…
アドバンテージといったら二人よりも京ちゃんとの付き合いが長いくらい…
なんとか接点を作らないと京ちゃんがとられちゃうよ…)

京「珍しいな 咲が漫画読んでるなんて」

咲「うん たまにはね」

京「お?その漫画俺も読みたかったんだよな 今度貸してくれよ」

咲「よ…良かったら明日うちに来ない?まとめて貸してあげるよ」

京「おお!いくいく!」


ガガッ ピー「…ヨカッタラ…アシタ…ウチニコナイ?…」
和「ふふ…そうはいきませんよ宮永さん」


日曜日
咲「どうぞ」

京「おお~咲の部屋も久しぶりだな~ 何も変わってないけど」

咲「む…どうせ女の子っぽい部屋じゃありませんよ」

京「まぁまぁ で漫画は?」

咲「あ うんこれ」

京「おお!さんきゅー!」

咲「私…お茶でも持ってくるね」


660:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 19:55:21 BUNbTDPC
咲「きょ…京ちゃんさ…最近原村さんや優希ちゃんと仲いいよね…」

京「う~ん優希とはそんなでもないけど和とは話すことが増えてきたかもな」

咲「どちらかというとモテてるって感じだよ」

京「えぇ!?マジで!?いや~ついに俺にもモテ期が到来かぁ~」

咲「私としては…ちょっとだけ…寂しいかな…」

京「おやおや~?咲さん俺のモテっぷりに嫉妬ってやつですか」

咲「//……………うん…////」

京「え…咲さん…?」

咲「だって麻雀部の中で私が一番京ちゃんと付き合い長いのに…最近あまり喋ってないし…
京ちゃんのこと…一番よく知ってるのに…」

京「咲………」

咲「私…ほんとは京ちゃんのことが…!////」

バン!!
和「宮永さん!!遊びに来ました!!!」ハァハァハァ

咲「は 原村さん!?//」

京「和!?」

和「ゼーハーゼーハー(宮永さんの家を探すのに手間取りましたが…何とか間に合った…でしょうか…?)」


661:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 20:01:39 BUNbTDPC
和「(宮永さんの家では何かと不利ですね…)ちょっと外に出ませんか?」

咲「え…外ってどこへ?」

和「どこでもいいじゃありませんか せっかくの休日なんですからどこかお出かけしましょう」

京「それもそうだな 咲 行こうぜ」

咲「う…うん(う~…)」


和「少し疲れました 喫茶店にでも入りませんか?」

咲「あそこ行こうよ 染谷先輩の喫茶店」

京「おお~あれが噂の…」

カランカラン
優希「いらっしゃいませ~!」

咲「優希ちゃん!?なんでそんな格好…」

優希「おお~皆さんお揃いで!(この二人…休日でも容赦ないじょ!)」

まこ「なんじゃお前らか 優希には休日だけここでバイトしてもらっとるんじゃ」

京「小学生みたいなちんちくりんがバイトして法律に引っかからないのか?」

優希「失礼な!これでも客受けいいんだじょ!」

京「はいはい じゃ俺アイスコーヒーね」

優希「待ってろ犬!」


662:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 20:07:49 BUNbTDPC
優希「アイスコーヒーのお客様~」

京「気持ち悪いからそんな口上いらんわ」

優希「おおっと手が滑ったぁ!」バシャ

京「お おい!何してくれんだ!」

優希「申し訳ありませんお客様~すぐにお拭き致します~」フキフキ

京「あ おい下はいいって!」

優希「まぁまぁそう言わずに」

和(優希はなかなか強引ですね…)


京「下着まで濡れちゃったからなぁ 今日はもう帰るわ 咲 漫画ありがとな」

咲「あ…うん またね」


和「はぁ…家に帰してどうするんですか」

優希「くっ そこまで考えがおよばなかったじぇ」

咲「今日が最終日だったのにね」

和「この分だと残念な結果になりますね…惜しいことをしました」


663:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 20:14:34 BUNbTDPC
月曜日 放課後 部室
久「よ~しみんな揃ったわね それじゃ結果発表といきましょうか」

京「結果発表って…何のですか?」

久「ずばり 竹井久主催須賀京太郎争奪戦の結果よ」

京「え…は…?」

久「いや~十日ほど前にゲーセンの景品で全自動卓対応高級麻雀牌を当てちゃってね
私の家には自動卓ないしまこの家には麻雀牌腐るほどあるから一年生の誰にあげようかって話になって
先週一週間で須賀君を振り向かせた人に譲ることになったのよ」

京「え…でもなんでそんな方法を…?」

まこ「そりゃもちろん面白そうだったからじゃ」

京「じゃ…じゃあここ一週間の俺へのアプローチは…」

久「もちろん演技よ その様子だと微塵も疑わなかったようね」

京「そ…そんなぁ~せっかく俺にも春がやってきたと思ったのにぃ~」

和「そんなオカルトありえません」

優希「身分をわきまえろ 犬!」

久「で…結局結果はどうなったの?」

和「それが…三人とも決定打に欠いて…」

久「あらそう じゃ約束通りこの牌は部活で使いましょうか あなたたちはもっと女を磨かなきゃね」

和「それが一番有効な使い方ですね」

優希「よく考えてみたらうちにも自動卓なかったじぇ!」

咲(…よかった…原村さんも優希ちゃんも本気になってないみたいで安心したよ…)

久「咲 私はあなたのこと応援してるからね」ボソッ

咲「えっ…!ぶ…部長…?////」

久「ふふ めでたしめでたし」
おわり

664:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 21:14:58 r0yrnUtW
京太郎妄想乙!!

665:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 21:25:53 uaVD3nZU
調子のんな664!!

666:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 22:17:42 x1HWsrQP
>>663
二日連続とは乙です!
嫉妬して迫る咲かわいすぐるw
イチャラブでも何でもいいからまた投下してくれ!

>>664はのどっちですねw

667:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 23:28:50 MRtomQJE
【格闘技】第2代ヘビー級王者の前田慶次郎が京太郎に改名=K-1
スレリンク(mnewsplus板)

668:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 23:43:48 vmscMb6j
これまた良作乙!
急にスレが活気付いてきたなw

ただひとつ思ったのは
誰が優勝かは京太郎が決めても良かったんじゃないか?

669:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 00:10:50 gHi46kZg
>>667
なぜここに貼ったwwww

670:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 00:27:42 GFDCXZff
>>668さん
アドバイスありがとうございます
それが一番のハッピーエンドだとは思ったのですが…
京×咲の関係を決定づけるのはどうかと思いこういった結末にしました

こんなクオリティのSSで良ければまた投下しますのでリクエストの方ございましたらどうぞ

671:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 00:43:49 sT2NSQm1
>>670
咲が対戦相手にはめられてピンチ→京太郎がものすごっつ恥ずかしい大演説→逆転勝利
な話が見てみたい。
いえ・・・ただ照れまくる咲がみたいだけですハイ

672:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 00:46:19 E1Zf0zSr
>>670
京太郎と咲のデート
あるいは猟奇

673:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 01:05:39 u+YLvnMH
>>670
そこは「優勝は……部長です!!」だろwww

最高だよ!また次も頼むぜ!

674:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 01:43:11 Igi0n76o
夢でも演技でも妄想でもない京和が欲しいっす

675:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 02:02:18 GjgrHDKQ
わかるわ、百合っ子で発情しちゃうのどっちも好きだけど
男相手の奥手な感じののどっちもみてみたい。でもそれだと京太郎美化しすぎになりそうだけど。

まー今のこのスレ的な感じでおもしろけりゃなんでもいいか!

676:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 02:26:06 Uqm8+ZD7
いまさら言うのもなんだがココは京×咲スレなんだがw

677:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 02:58:59 Igi0n76o
こまけぇこたぁいいんだよ!

678:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 11:49:37 swLtlGU7
京太郎ハーレムスレでいいと思います

679:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 16:28:58 UmpgwHTY
>>678に同意せざるをえない。

680:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 17:08:28 uMETTwv2
>>678
そんなオカルトありえません

681:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 18:07:40 Igi0n76o
ありえないなんてことはありえない

682:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 19:45:11 GFDCXZff
リクエストにお答えして京×和SS作ってみました
しかし該当スレがないとはいえ本来スレチなわけですしあまりいい出来にならなかったのでこのネタはおそらく今回限りです
感想・批判あれば嬉しいです

県予選前日
ブロロロロロ
父「和、学校の方はどうだね?」

和「はい 麻雀を通じて新しい友達ができました それに…(私を好いてくれる人も…//)」

父「それに…何だね?」

和「い…いえ…!とにかく楽しくやれてます」

父「そうか しかし成績の方は下降気味のようだが」

和「…すいません」

父「部活もいいが学業の方もおろそかにならないようにしなさい」

和「はい お父さん」


683:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 19:54:26 GFDCXZff
初夏
咲「京ちゃんは学食のおにぎりだけ?」

京「金欠でしてね」

和「よろしければいかがですか」

京「お~食べる食べる! ん~和は料理上手だな」

和「そんなことありませんよ」

京「ん…?この味…お酒?」

和「!…よく気づきましたね 父が甘いもの苦手なので調理酒を加えて少し大人な卵焼きにしてるんです」

京「へぇ~面白いな 俺も料理好きだからそういったアレンジよくするんだよ」

和「須賀君もお料理好きなんですか 私もこの前伴三糸にリンゴ酢を加えてみたら…」

咲「優希ちゃん、なんかあの二人、いい感じだね」

優希「うちら完全にアウトオブ眼中だじぇ」


684:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:01:29 GFDCXZff
放課後
京「和、疝気筋ってなんなんだ?」

和「!須賀君もう疝気筋まで知ってるんですか?」

京「ま 俺には咲みたいなオカルト能力ないからな 牌効率や統計で攻めるしかないわけだが…
デジタル打ちに特化した和の打ち方が一番理想なんだ」

和「っ…//そ…そうですか…// 須賀君は努力家ですね…」

京「で 疝気筋ってのは?」

和「疝気筋というのは裏筋の裏筋、たとえば一萬に対する三萬・六萬などで…
序盤に一萬が捨てられていると牌効率の観点から三萬・六萬は危険なんです」

京「牌効率の観点っていうのは?」

和「それはですね…」

まこ「なんじゃああの二人、ずいぶんと仲ようなっとるがな」

久「ふふ 須賀君にも春到来 かしらね」


685:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:08:15 GFDCXZff
合宿最終日の朝
和「すごい…これが『早乙女滝』ですか…」

京「の 和?和も滝見物か?」

和「す 須賀君!? あ…あの…はい//」

京「そっかぁ それにしてもきれいだなぁ」

和「えぇっ!?//」

京「ん?滝だよ滝 名瀑ってやつだな」

和「え…はい…そうですね…//」

和(なんでしょう…落ち着かないです…緊張…しているのでしょうか…?)

京「の の 和っ!」

和「は はいっ!」

京「すっ 好きだ! 付き合ってください!~~//」

和「!!!////……(須賀君のことが好きだから…緊張していたんですね…//)…はい////」


その晩
和「ただいま戻りました」 ガチャ

和(お父さんお母さん…今日も遅いんだ…) チン

モクモク 和(須賀君と…付き合うことになりました…//)

モクモク 和(こんな気持ち…知りませんでした…//)

モクモク 和(いつも一人で食べる晩御飯も…今日はなんだかおいしい気がします…//)


686:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:15:13 GFDCXZff
駅にて
父「ん?あれは…」

和(今日は須賀君と初めてのデートです//)

京「どうかしたか?和」

和「いえ…なんでもないです// あの…髪型とか服とか…変じゃないでしょうか…?」

京「いやいやとってもお似合いですよ」

和「そ…そうですか…ありがとうございます…//」

キキッ 父「和」

和「お お父さん!?どうしてここに…!?」

父「たまたまだ それより…こんなことをしている暇があったら家で勉強でもしてなさい さぁ帰るぞ」

和「はっ離してください!」

京「ちょ ちょっと待ってください!」

父「君も娘と付き合いたいなら挨拶の一言でもしに来たらどうだね?話はそれからだ」


687:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:23:27 GFDCXZff
原村家
父「どうしたのかねその頭は」

京「お父さんに僕が本気だということを示すために丸めて参りました」

父「…」

京「…」

和「…」

父「須賀君 和は私たちにとって大切な一人娘だ この娘を思う気持ちは山より高く、海より深い
そんな娘を任せられる男というのは少なくとも私を超える人間 君もわかってくれるはずだ
君を全否定するわけじゃないが…いまはまだ駄目だ」

和「お父さん!須賀君は頭まで丸めてきたのに…!」

父「それが何だというんだ?頭なんて床屋に言って金を払えばものの十分で丸めてくれる
何の努力もいらない 若いんだから数か月たてばまた元通りだ」

母「あなた最近育毛剤の減りが激しいものね」

父「き 君は黙ってなさい とにかくまだ君には娘を任せられない 今日はここまでだ」


688:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:30:38 GFDCXZff
部室
京「…」

久「珍しくシリアスモードじゃない」

京「部長…」

久「なにか悩みごとかしら?」

京「超えなきゃならん人がいるんですよ…」

久「あら かっこいい 男同士の勝負かしら?」

京「そんなとこです」

久「ふ~ん 事情は知らないけど人生の先輩から一つだけアドバイス」

京「?」

久「その人を超えようと思っている間は絶対にその人を超えることはできないわ
なぜならそれはその人に心縛られているということだからよ」

京「………」

久「じゃあね 頑張りなさい」


689:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:36:23 GFDCXZff
半年後 原村家
京「今日はお見せしたいものがあってお伺いしました」スッ

父「何かねこれは?」

京「僕の成績表です」

父「!!」

京「以前お伺いした日からどうしたら認めてもらえるか必死で考えました」

和「須賀君はあの日から毎日努力して校内順位を120位から一桁にまで伸ばしました
成績も3がほとんどだったのが今では5が大半を占めています」

京「結果が出るのが遅くても一番はっきりとわかるので学業に専念しました
重要なのはお父さんに僕がこれだけ努力できる人間だということをわかってもらいたいのです」

父「…」

和「お父さん!何とか言ってください!」

父「…懐かしいな」

和「え…?」

父「昔は私もやんちゃでね 好き勝手やっていたが妻と出会ってから変わることができたんだ
しかし妻の父というのが厳しい人でね 当然認めてはもらえなかった」

和「あの…おじいちゃんが…?」

父「ああ あのときは認めてもらうために努力したよ それこそ死にもの狂いでね
しかし…今回の須賀君ほどに努力したかと問われると…私もいささか自信がない」

和「じゃ…じゃあお父さん」

父「これだけの人間を認めないわけにはいくまい 須賀君は十分信用に足る男だ」

和・京「あ…ありがとうございます!!」


690:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:42:09 GFDCXZff
ブロロロロロ
父「和 学校は楽しいか?」

和「はい」

父「す 須賀君とは上手くやれてるのか?」

和「は はい//」

父「今度またうちに遊びに来てもらいなさい」

和「はい//」

父「…」

和「…」

父「和」

和「はい?」

父「清澄に行って良かったな」

和「!…はい!!」
   おわり


691:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 20:43:44 ASvuyDsO
咲祭にごめん

692:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 21:12:55 XS71PDju
もし咲がエロゲだったらここに書いてあるように京太郎がモテモテなんだろうなw

693:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 21:38:53 qQhZSTOD

頭丸めたり成績上げたりとこの京太郎はやるな
だが私ののどちゃんはわたさないじぇ

694:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 21:42:40 E1Zf0zSr
>>690
乙!家に帰ったときののどっちが可愛かった!
そして母ワロタw

いいSS職人さんが来たもんだ

695:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 22:27:10 Igi0n76o
乙! 京ちゃんハーレムスレのようなもんだから問題ないんだじぇ!
っていうか序盤から黒咲なんてSSあるくらいだしな。
京太郎かっこよすぎワロタwwwww
こりゃあのどっちも惚れるわな。

696:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 22:28:00 mUdxwteq
CV譲治にこんなこと言われるとかなり貫禄があるなwww

697:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 23:25:50 eUYW8AjG
>>577続き

南3局。衣の親番ドラは中。
京太郎は追うと宣言した手前そろそろ動き出すはず、衣はそう確信していた。
ラス親が残っているとはいえ、点差を考えれば安手では和了りにくい。
少なくとも満貫クラスを京太郎にとっては和了りたいところである。

だが、6巡目。

「チー」

京太郎は一から出た3mを12mで鳴き、索子を切り出す。

(チーですって!?)
(染め手……?)

チーをしつつ満貫クラスを作るには、ドラ中抱え、もしくは清一が必要だ。
鳴いたために手は進んだが、狙いが分かりやすくなったのはデメリットとも言える。
そして次巡、京太郎からドラの中が切り出された。一も透華も、抱えていた中を合わせ打ちする。
これでほぼ狙いは清一と絞られた格好だ。

そして12巡目、京太郎から初めて萬子が切り出された。

(張りましたわね……役は萬子の清一、一通も付けば跳満の手)
(でも、もう萬子なんか誰も切らないよ)

一と透華は筒子と索子ばかりを切るベタオリに走った。
14巡目、衣の手牌。

345m555678s2477p ツモ7m

タンヤオ、カン3p待ちの時に危険牌7mをツモってきた。
衣の後ろで見ていた智紀が厳しい表情を見せる。

(7m……これはさすがに切れない)

だが、智紀の予想に反して衣は迷わず7mをツモ切った。
驚愕する一同。だが、ロンの声が発せられることはなかった。
衣には、通るという確信があった。

(あの男の牌からは強大な気配は感じない……まだテンパイには至っていない!)

その後も危険牌8mを切るなど、衣は強気を貫いた。
だが、流局間際の17巡目、その表情が愕然とすることになる。

698:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 23:27:00 eUYW8AjG
「チー」

なんと京太郎は、一から出た6pを78pで鳴いたのだ。

(な、何ですって?)
(え、これって……まさか、形式テンパイ?)

ドラの中は全部見えている、他の役牌の可能性も消えている。
これではもう、和了れる可能性すら残っていない。
ノーテン罰符を避けるための形テンにとったというのが妥当な考えだろう。
この点差なのに、形テン。しかも、今の鳴きで海底がずれ、衣になった。
常識的には考えられない鳴きである。

衣は、呆然とした。
直後、激しい憤りが湧き上がって来る。

(あれだけの大口を叩いていて、形テン……?なんだ、それは!
 ならば、そのまま衣の海底で生路を絶つのみだ!)

その巡、衣のラス牌。掴んだのは、生牌の北。

345m123678s2399p ツモ北

北をそのまま切ろうとした衣だが、その手が止まる。

(……衣、どうしたの……)

後ろで見ている智紀には、何が何やらわからなかった。
北は生牌とはいえ京太郎の役牌ではない。迷わず切れるはずの牌だ。
それなのに、切ろうとしない。それどころか、衣の額には汗まで浮かんでいる。

(なんだ……この感じは……)

京太郎の手牌から感じる気配は微々たるもの、決して高い手などではない。
この点差なら振り込んでも問題はないし、そもそも役もない。
迷わず切れるはずの牌には間違いない、それなのに、手が止まった。
何やら得体の知れぬ悪寒を、その北から感じたのだ。

(いや、ここで北を切らないのはありえない。だが……)

京太郎の点数は残り1700点。次の海底牌の1pでツモると、海底ツモ平和で700・1300。
1000点残して、オーラスに突入される。
しかしリーチをかけると、リーチ一発海底ツモ平和で満貫。京太郎は飛び、衣の勝利が確定する。
普段の衣なら、ここはリーチをかけない。相手の点数を飛び直前まで減らし、心を折る。
だが、この目の前の男は、全く得体の知れない相手である。
数々の強豪校を沈め、その県に悪名をとどろかせている。
そして衣の圧迫感にも全く動じず、逆に圧倒するほどの気配を秘めている。
オーラスは京太郎が親。7万以上の点差があるとはいえ、麻雀は何が起こるかわからない。
リーチをかけて飛ばすべきか、それとも普段通りに打つべきか。

衣はこの半荘で、初めて長考に入った。
そして、導き出された結論は。



「リーチ!」

狙いはリーチ一発海底ツモ平和の満貫。京太郎は2000点を吐き出し、飛ぶ。
京太郎を飛ばすために、衣はリーチをかけた。
衣にとって、痛恨となるリーチを――――

699:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 23:29:40 eUYW8AjG
訂正。書き込む前に読み返さなあかんな。

>>697
衣手牌345m123678s2399p (>>698と同じ)

>>698
ラス牌→ラス前牌

700:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 12:35:29 vmsOJ9jD
京太郎さんマジかっけーっす

701:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 13:28:23 Ti8M9jlS
「おーっす、咲」
「咲ちゃん、オース」
「あっ、京ちゃんと優希ちゃん。京ちゃん、今日は私がレディースランチ頼まなくてもいいの?」
「ああ、タコスに頼むからいいよ」
「おい、京太郎!この私が直々にレディースランチを頼んでやるんだから、タコスおごるのを忘れるんじゃないじぇ!」
「わーってるよ。第一、金出してるの全部俺じゃんか!」
「細かいことは気にしないじぇ。ほら、タコスが売り切れちゃうから早く行くじょ」
「肝心のレデイースランチを忘れるなよー。じゃあな咲、また部室で」
「咲ちゃん、ばいばーい」

「ば、ばいばーい・・・。ああ、そっか・・・。京ちゃん、もう私に頼まなくてもいいんだ。いいんだ・・・」


その様子を木陰からこっそりと見守る、影が一つ
「宮永さん・・・」

702:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 14:08:08 maUfZF8H
なんでのどっちが明子ポジションなんだよw

703:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 16:49:14 KT7WLyUa
URLリンク(up2.viploader.net)

704:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 18:31:21 5NWqQCbl
>>701
続きないの?
昨日までの作者とは違うみたいだけど…
悲しみ全開の咲ちゃん可愛い

705:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 19:20:23 zcV4ZPzs
>>703
「スシ王女」ってタイトルでも違和感ないな

706:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 23:41:42 AZfabp88
1カン献上!

707:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/07 16:39:12 pVprno2f
>>350

708:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/08 03:25:31 IQBJfsFl
URLリンク(up2.viploader.net)
まかせろ

709:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/08 04:47:47 u5TCKx8N
まこ「お嬢様、早くしないと遅刻してしまいますよ?」
タコス「わわ、何をするのだ、まこ!」
久「何をしているんですか、まこくん?」
まこ「これは竹井さん、おはようございます。」
タコス「まこが乙女の身体に不埒な行為を!」
久「まこくん……あなたって人は最低ね!」
まこ「え、えぇ~!!」

咲「あいつ、何やっとんねん…」

710:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/08 21:21:12 n0vnNlx4
ほのぼのSSの人どこ行っちゃったんだー

711:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/09 00:57:45 O1UbAc+m
なんか本スレ荒れてるな

712:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/09 01:31:18 AsPOfUlg
何この良スレはwwwww

713:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/09 02:12:18 PYxWA+au
京太郎ハーレムスレです

714:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 04:25:34 HW7bhQOW
さっさと死ねよゴミ共

715:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 05:39:30 slIBHoi6 BE:218844522-2BP(0)
このスレの便利なところは荒らしが来てもhrmrさんが顔を真っ赤にして書き込んでるって考えたら全部許せるところだよね

716:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 10:10:05 m9CkmXYG
実は池田説

717:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 10:22:24 rtOmXOVn
URLリンク(www.youlost.mine.nu)
これタコスと京太郎も、咲とのどっちと同じような感じになってるよね
どっちかというと頭の角度的にタコスから寄りかかってる感じに見えるが

718:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 18:44:08 BjpdG6eJ
>>717
京太郎はたぶん頭から下が無いよ
見えないだけ

719:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 20:19:33 1myqmX6z
>>718
それはスクール(ry

720:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 20:37:20 BIDiVnWA
放課後 部室
ガチャ
咲「こんにちはぁ」

………シーン

咲(あれ?まだ誰も来てないのかな?)

シャッ
咲(あ…原村さん…気持ち良さそうに寝てるよ…)

和「…スー…スー…」

咲「………」

咲(!………ふふ いいこと思い付いちゃったよ)

ガッ!!

和「ふぁ!……え?あ…宮永さん…?」ボー

咲「ふふ…おはよう 原村さん」

和「あ…はい…おはようございます…あの…それ…」

咲「これ?原村さんのエトペンだけど?」

和「か…返して下さい それ…私の大切なお友達なんです」

咲「…」ニヤリ

和「宮永さん…?」

咲 ダッ バタン!

和「み 宮永さん!?」

721:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 20:44:33 BIDiVnWA
プルルル プルルル ガチャ
和「もしもしっ?私宮永さんと学校で仲良くしゃせて頂いている原村という者ですが…」

咲「私だよ?原村さん どうしたの?そんなに慌てて」

和「あっ宮永さんですか?あの…明日エトペンを返して頂けますか?
エトペンは本当に私の大切なお友達で…」

咲「いやだよ」

和「ホッ良かった では明日…ってえぇ!?ど…どうしてそんな意地悪をするんですか宮永さん!」

咲「私の命令に絶対従うことを約束するなら返してあげてもいいよ」

和「め…命令!?どうしたんですか宮永さん!?あなたはそんな…」

咲「従わないの?エトペンがどうなっても知らないよ?」

和「ほ…本気で言ってるんですか…?」

咲「お父さーん!そのぬいぐるみよーく燃えるゴミの日に出しといてー!!」

和「わ わかりました!命令に従いますから!
エトペンに酷いことしないで下さい!!」

咲「ふふ…じゃ明日また学校でね 原村さん♪」

722:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 20:51:02 BIDiVnWA
翌日 放課後
和「め…命令というのは一体何をすればいいんですか?」

咲「うーんそうだなぁ…まずは手始めに…」ゴニョゴニョ

和「えぇっ?そ…そんなこと…」

咲「エ ト ペ ン♪」

和「わ…わかりました…」


和「ロン7700 終了です」

優希「ぐへぇ~」

京「また和のトップか~」

咲(ほら…原村さん♪)

和「が…頑張っちゃった頑張った我々テンパイ即リーワーイワーイ!//」

優希「の…のどちゃん…?」

京「え…何だ急に…?」

和「~~~////」

咲(ブフッ優希ちゃんも京ちゃんもドン引きだよ)

723:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 20:56:33 BIDiVnWA
翌日 放課後
咲「じゃあ今日はね…」ゴニョゴニョ

和「………はい」


咲(はい原村さん)トン

和「ロ…ロン3900です」

咲「原村さん今日も調子いいね はい3900点」

和「サ…サンキュー…//」

京(え…?今のって…)

優希(3900とサンキューをかけて…?)

久(の…和がギャグ…?)

まこ(い…いかん!あんまり驚いて突っ込むタイミング失ってしもうた!)

和「~~~////」

咲(ブフッギャグスルーされるのって辛いよね?辛いよねー?)

724:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:02:10 BIDiVnWA
翌日 放課後
和(今日は何も指示を受けていませんが…
そろそろエトペンを返して頂けるのでしょうか…?)

咲「原村さん シャーペンの芯もらってもいいかな?」

和「え?あ はい それでしたら鞄のペンケースの中に…」

咲「えー!なにこれ原村さん!これ読んでるの!?」

『恋文の書き方』

和(!!宮永さん今日はこんな手で…!)

優希「ギャハハハハハ!!のどちゃん乙女だじぇ!」

久「ま…まぁ和もそんな年頃よね」

まこ「そ…そうじゃ 何もおかしいことないで」

京(俺…か…?)

和「~~~////」

咲(ブフッ原村さんが気を遣われてるよ~)

725:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:08:45 BIDiVnWA
京「咲 学食いこうぜ」

咲「ごめん京ちゃん 今日はちょっと用事があるんだ また今度ね」


和(はぁ…今日は何をされるんでしょうか…憂鬱です…)

ピンポンパンポーン
放送委員「こんにちは 放送委員会です 『お昼の一曲』今日のリクエストは…
1年A組M・Sさんのリクエストで…
あっ!ちょっと!何をするんブツッ」

和「?」

咲「こんにちは
今日は『お昼の一曲』を急遽変更してある生徒のポエムを読み上げたいと思います」

和(!宮永さん…?)

咲「では読み上げます 一年C組原村和さんの作品で『あなた』」

和「!?」

咲「私の瞳に映るあなた いつでもどこでもあなたを探してしまう
あなたを想うとドキがムネムネ
私のチャンピオン級の胸が張り裂けそうになってしまう
だってあなたは…」

ザワザワ
「なにこれ…」
「原村さんのポエム…?」
「これ…笑っていいのかな…?」

和「~~~////」

和(//もう許せません…!絶対…絶対に仕返しします…!)

726:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:14:21 BIDiVnWA
放課後 部室
和「宮永さん 紅茶のおかわりはいかがですか?」

咲「ありがとう原村さん 気が利くね」

和「いいえそんな…(のうのうとしていられるのも今の内ですよ…)」

和「少しお手洗いに行って参りますね…」


15分後
優希「のどちゃんおっそいじょ~」

咲「私ちょっと見てくるね(私もおトイレ行きたくなってきたよ)」


咲「原村さーんまだぁ?」

和「すみません宮永さんもう少し待って頂けますか?」

咲「う~ん」モジ


20分後
咲「(うう…)は 原村さんまだ?」

和「す すみません あとほんの少しだけ待って下さい」

咲「もぉ~(そろそろ限界だよ…)」モジモジ

727:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:20:19 BIDiVnWA
10分後
咲「は 原村さん一旦出て!ちょっともう限界だから…」

和「いやです」

咲「え…?な 何言ってるのこれは命令だよ!」

和「ですからいやです」

咲「ふ ふ~んいいんだ?大切なエトペンがどうなっても」

和「今から家まで帰ってエトペンに危害を加えるまで宮永さん耐えられますか?
ここから一番近い新校舎のお手洗いまで20分
ここはおとなしく私に頭を下げた方がいいんじゃないですか?」

咲「うぐ…」

和「…」ツーン

咲「わ わかったよ!エトペン返してちゃんと謝るからおトイレ行かせて!」

和「…」ガチャ

咲「あ ありがとう原村さん!」

和「…」

咲「は…原村さん…?そこどいてくれないとおトイレ入れないよ…」

728:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:26:32 BIDiVnWA
咲「ね ねぇ原村さん」

ガッ!!

咲「あっ…!痛いよ原村さん…肩…離して…」

和「ここでお手洗いに行かせたらエトペンは永遠にあなたの手の中…」

咲「原村さん…!お願い離して…!私…もう…ホントに…!」

和「私がどんなに恥ずかしい思いをしたかあなたにわかりますか?」

咲「ご ごめんなさい!謝るよ!だから…そこ…!」

和「あなたにも同じ思いをしてもらうと同時に弱みを握らせて頂きます」

咲「だめ…お願い…もう…離し…!」プルプル

和「ここらへんでしょうか?」グッ

咲「あっやっ…ふっ…くゃあぁぁ…!」ショワワワ

729:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 21:30:04 BIDiVnWA
和「やってしまいましたね宮永さん」

咲「うぅ…ふぇっ…」グス

和「この年でおもらしなんて恥ずかし過ぎです
私なら自殺するかもしれませんね」

パシャ!
咲「!?だっだめ!」バッ

和「ふふ しっかりとカメラに収めました 宮永さんの恥ずかしい姿
赤らめた顔 垂れる水滴 本当に恥ずかしいです」パシャパシャ

咲「や…やめて…!やめてよ原村さん…!」

和「隠そうとしたって無駄ですよ それよりこの写真…ネット上にばらまいたらどうなるかわかりますか?」

咲「え…」

和「家にたくさん変態さんが集まってくるでしょうね…
事が公になれば宮永さんは退学…高校中退者を雇ってくれる企業などどこにもなく…
最後は橋脚辺りで野垂れ死にでしょうね」

咲「そんなの…いや…やめて…」

和「ではどうすればいいかわかりますね?宮永さん」

咲「……はい…」

和「ふふ 宮永さん やっと私のツモ巡が回ってきたようですね」

Happy End!!!

730:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 22:11:03 m9CkmXYG
スレチにも程があるwwwwwwwwwwwwwww

731:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 22:30:22 BjpdG6eJ
スレチなど、ない!

732:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 23:40:05 juVnTvOZ
とりあえずプールには一緒にいけるみたいだな
よかったよかった

733:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 23:41:18 FPYMwal8
アニメオリジナルだし、咲と絡むことはあんまなさそうだな
タコスと夫婦漫才やってくれそうだが

734:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 23:50:16 CueNkMJS
個人戦で京太郎無双が見たい

735:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/11 01:18:06 e7z9InRV
男子個人戦か……今更男出しまくって腐女子釣ってもな……

736:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/11 01:22:53 sWLgKZKJ
そんな二段構えがあったら驚くわw

737:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/11 02:36:53 PQlnGIEe
咲・・・主人公。読書が好きで地味で泣き虫。

京太郎・・・ノリの軽い咲の幼なじみ。気になるカレ?

和・・・咲の友人。京太郎が憧れている学園のアイドル。

優希・・・咲の友人。お調子者。京太郎に気がある?


こういうキャラ紹介にするとりぼんの少女漫画みたいに

738:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/11 04:17:18 tQd6eAje
URLリンク(up2.viploader.net)

739:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/11 21:28:37 r3Id1RFA
あげ

740:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 19:33:53 v3byGqro
朝 校門
久(雨はいやね~ 今日はベランダでお昼寝できないわね)

久(あ 咲…?そわそわしてどうしたのかしら?)

久「おはよう咲」

咲「ひゃっ!?ぶ部長!?//」サッ

久「あら?いま何隠したの?」

咲「えっ…いやその…何でもないですっ…//」

久「ふ~ん……あっ!まこ!咲が持ってる物とって!」

咲「えぇっ!?」クルッ

久「うっそよん!」バッ

咲「あっ…!」

久「なになに…『京ちゃんへ』ってこれ…ラブレター!?」

咲「っ……////」

久「へぇ~咲が須賀君をね~ しかし今時ラブレターなんて古風なことするのね」

咲「や やっぱり変ですか…?」

久「そんなことないわよ いたいけな少女って感じで咲のイメージにぴったりだわ」

久「でもなんで今日なの?あいにくのお天気だし告白の日としてはあまり相応しくないと思うんだけど…手紙も湿気ちゃうわよ」

咲「あの…今日星座占いで1位で…思い切ったことをするのに良い日だって…//」

久「ますます咲らしいわね~ そういうことならさっさと手紙入れちゃいなさい」

咲「…だめです…部長に見られてると恥ずかしいし…心折れちゃいました…」ショボン

久「(わるいことしちゃったわね…)じゃあ手紙は今度渡すとして…今日の放課後アドバイスをあげるわ」

咲「アドバイス…ですか…?」

久「そ 私にまっかせなさい!」


741:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 19:40:45 v3byGqro
放課後 部室
咲「こんにちわぁ」

優希「ほんとなのか咲ちゃん!」ズイッ

咲「えっ?」

和「須賀君に告白するって!」ズズイッ

咲「えぇっ!?//」

まこ「ついにこの日が来たの~」

咲「ぶぶ部長!皆に話しちゃったんですか!?//」

久「まぁね でも咲の須賀君への想いは皆知ってたみたいよ」

優希「そんなの見てればわかるじょ!」

和「まるわかりです」

咲「っ~~//」

久「それでさっそくなんだけど須賀君には明日咲とデートしてもらうように頼んどいたから」

咲「!?デ デートって…!私まだ告白してないんですよ!?」

久「あらいいじゃない まずデートしてみてから須賀君が本当にあなたにふさわしいかどうか見極めるのよ」

咲「でも…これって私が京ちゃんのこと好きだって言ったようなもんじゃないですか?」

久「大丈夫 須賀君には咲のデートの練習に付き合うってことで了承してもらったから」

和「付き合う前にデートしてみるというのもいいと思いますよ」

まこ「京太郎はそのへんのことちぃとも疑っとらん」

優希「がんばれ咲ちゃん!」

咲「……うぅ………はい…//」

久「よし!とにかくこれはチャンスなんだから心して行きなさい」


742:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 19:48:01 v3byGqro
翌日 駅前
咲(早く着いちゃった…緊張するなぁ)

咲(この格好…変じゃないかな…?)クルリ

京「なーにやってんだ咲」

咲「ぅあっ!京ちゃん!?おどかさないでよ~」

京「おまえこそ何ポーズ決めてんだよ」

咲「だって…服 変じゃないかなって…//」

京「意外と可愛らしい服着てるじゃないか」

咲「そ…そうかな?//」

京「でもそのおむつみたいなスカートは何?」

咲「これはバルーンスカートって言ってそういうスカートなの!//」

京「上はワンピースだろ?」

咲「正確にはチュニックって言うの」

京「そしてサンダル」

咲「せめてミュールって言ってよ…」

京「まぁまぁ どれも似合ってるって ファッションチェックはこの辺にしてとにかく行こうぜ」

咲「…うん//」

咲(京ちゃん全然緊張してないなぁ…やっぱり私って魅力ないのかな…
…ううん京ちゃんは練習だと思ってるんだから緊張するわけないよね…でも京ちゃんってこういうの慣れてたりするのかな…?」

京「お~い咲!置いてくぞ~!」

咲「あっ待ってよ京ちゃん!」


743:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 19:54:29 v3byGqro
京「いやー結構面白かったな!ターミネーター4!」

咲「シュワちゃんも出てきたしね!」ドキドキ

京「デートにアクション映画ってのもあれだが…咲は昔っからアクションもの好きだもんな~」

咲「お父さんの影響でね 今でも大好きだよ 心臓がドキドキしてきてさ…
(よかった…緊張解けてきたよ…いつもどおり話せてるよね…?)」


咲「これなんてどうかな?京ちゃん」

京「ん~どうでしょう 咲はスレンダーすぎる体型だからなぁ」

咲「む…どうせ私は胸がありませんよ」

店員「ふふ 意地悪な彼氏さんですね」

咲「っ…!//」


京「お約束…だったな」

咲「…でも京ちゃん否定しなかったね 練習彼氏なのに」

京「役者というのは役になりきるのが仕事なのだよ」

咲「…そう」

京「…ま 俺も悪い気はしないしな」

咲「えっ…?//」

京「よっし次ゲーセン行こうぜー!」


744:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 19:59:57 v3byGqro
「ツモ 白 混一 ドラ1 跳満」
京「咲つえぇな~ 百円で永遠に遊べるんじゃないか?」

咲「まだまだいくよ~」

咲(悪い気はしない…か 私にもチャンスがあるってこと…なのかな?
でも好きな人のデートの練習なんて付き合えるかな…?だってそれって完全に脈なしって意味だよね…?やっぱり京ちゃん私のこと何とも思ってないのかな…)

「ロン タンヤオ チートイツ ドラ3 跳満」

京「あ~振り込んじゃったな」

咲「え…あ ほんとだ…」

京「んじゃあそろそろ出ますか」

咲「…うん(でも…せっかく皆がチャンスをくれたんだ…後悔しないようにしなきゃ…!)」


745:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 20:05:52 v3byGqro
京「咲 今日は楽しめたか?」

咲「うん…とっても ありがとう京ちゃん(言わなきゃ…)」

京「それはそれは光栄でございます これで俺はお役御免だな」

咲「!…そんなことないよ…(渡さなきゃ…)」

京「ん?なんだって?」

咲「京ちゃんこれ…ほんとは昨日渡すつもりだったんだけどね」

京「手紙?」

咲「うん…あとで読んで…// それより京ちゃん今日は私のデートの練習に付き合うために来てくれたんだよね?」

京「?ああ 部長に頼まれてな」

咲「それ…嘘なの…(伝えなきゃ…!)」

京「え?それってどういう…」

咲「きょ 京ちゃん!私…京ちゃんのことが…!////」

~FIN~


746:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 20:09:05 wCzvEGIq
あの黒咲見た後だとw

747:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 23:21:11 7klclVkJ
乙!純な京×咲ネタだな
咲視点なのがよかったよ


748:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/12 23:51:45 fh4TSkoX
>>745
GJ!

早くこの2人結婚しないかな

749:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 01:24:14 qYKDAdZE

いいね。こういうの
咲かわいいよ咲

750:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 02:20:47 JU6lhTLO
>>740
ニヤニヤしっぱなしだったwwGJww

751:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 02:31:25 XS4eI/4C
URLリンク(up2.viploader.net)

752:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 04:29:43 b/hd09gQ
アニメとこのスレを見た俺は
「咲をデレヤンにしてみた」って本を出そうと考えている
もちろん京太郎×咲だが・・・

753:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 07:28:09 JhKXSUUi
出してからいってくれ。応援でも購入でもいくらでもしてやるから

754:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 10:46:34 WMWodVHo



755:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 10:49:35 WMWodVHo
誤送信
>>745GJ!
ファッション用語にまるで疎いから調べてみたらほんとに可愛らしい…
というか咲に似合いそうな服だった
作者よくわかってんな

756:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 10:55:41 QeIaPVxq
>>740
乙だじぇ!
咲が純情乙女でかわいい!
(言わなきゃ…渡さなきゃ…伝えなきゃ…!)のとこがいい!

757:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/13 21:30:32 WAU0LWVe
URLリンク(up2.viploader.net)
コレってもう出回ってたっけ?
まぁとりあえず上げとく

758:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/14 23:14:05 p+U/q6WI
良スレ

759:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/15 21:20:51 T1/KmSdr
何かSSがないと活気づかないスレになっちゃったなw
何でもいいから京×咲語ろうぜw

京太郎と咲の子供ができたら名前はどんなのがいいだろう?


760:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/15 22:03:40 zj9kVmbM
誰かへの当てつけで和

761:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/15 22:05:03 wmIbL0jk
男なら貴匡

762:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/15 22:24:18 IeVTduQK
男の子なら単騎
女の子なら萬子

763:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/15 23:07:57 S3xpxs+w
女なら、沱⌒子

764:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 00:09:48 A9a83/te
ゲーム化するらしいっすね

765:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 01:24:57 9PKnQa5j
>>759
マジレスすると桜
京→京都 咲→花のイメージから
京都の県花→桜

766:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 03:27:09 tfRTjcZD
>>765
すごくいいと思う

767:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 03:41:59 tfRTjcZD
麻雀関連だとなんだろう

女なら
緑一色から翠
チートイから七香
アリスを文字って有紗風から風子

男なら房州さんの息子と同じ中
こんくらいしか思いつかん

それはそうと京太郎はいいパパになりそうだな

768:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 03:45:26 tfRTjcZD
アリスを文字って有紗
風から風子

だた
スレ汚しスマソorz

769:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 17:47:32 tHzMaa5J
>>698の続きがすごく気になるんだが今執筆中?

770:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 22:55:39 QRP0WNIq
いよいよあと数時間で水着回か…

なんとなく大会終了後の京ちゃんアフターストーリー書こうと思ったけど
あまり人気も需要もなさそうなんでやめとく

771:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 23:01:01 J7RmEgdn
早まるなw
ここに需要あるぞw

772:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 23:04:58 RER7fCjO
>>698続き 遅れてごめん、規制喰らって困ってたんだが携帯なら行けるんだね

京太郎の右手が、ゆらりと動いた。

「…………カン」

衣の北を大明カンした時、衣ははっと息を飲んだ。脳裏に咲の姿が浮かぶ。
大明カン後に嶺上開花でツモった場合、生牌を切った人の責任払いが発生する。
京太郎の手は衣が察する限り高くはない、ツモられても大した被害はない、だが。
人差し指一本でカシッと新ドラを表示する。そこに現れた牌は、西。

「なっ……ドラ4だと!?」

さらに京太郎は畳み掛ける。今引いてきた4pを表にすると、さらに手牌3枚を倒した。

「もういっちょ、カン」

衣の和了り牌である4pで暗カン、裸単騎に受ける。
そして新ドラは、何と3p。またも新ドラがもろ乗りし、ドラ8の怪物手になった。

(なぜだ……気息奄奄としていたはずの手が、なぜこんなことに……)

改めて衣は須賀京太郎という男に畏怖の念を感じる。
嶺上牌に手を伸ばす京太郎。ツモられたら嶺上開花ドラ8の倍満である。
衣はぐっと目をつぶって祈った。頼む、引かないでくれ―――



そして京太郎は、和了ることなく新たに引いてきた嶺上牌で裸単騎に受けなおした。
嶺上開花、実らず。思わず衣はほっと安堵の溜息をついた。

(助かった……嶺上開花さえ無くば、あの男は役なし。ドラ8だろうと…………)

そこで、再び衣が息を飲む。
今の2回のカンで海底牌がずれ、再び海底をツモるのは衣になった。
そしてその牌が京太郎の裸単騎に刺されば、河底撈魚ドラ8の倍満直撃となる。

「ようやく気付いたようだな、天江先輩」
「……最初から、これを狙って……」
「そういうことさ、あとはどちらの運が強いか勝負だ。
 あんたが海に映る月を撈い取るか、俺が河の底を泳ぐ魚を撈い取るか」

773:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 23:06:58 RER7fCjO
透華が切り、衣が震えながら海底に手を伸ばす。
本来海底がずれても、衣が海底でツモ和了るとしたものである。それが衣の持つ天運なのだ。
だが、衣と同等、もしくはそれ以上の天運を備えたものが同卓していたとしたら。
それは必ずしも、衣の望む牌とは限らない。

衣がツモった海底牌は、和了り牌の1pではなく、2p。
京太郎に通っていない、2pだった。



そのまま2pが切られると、京太郎はパタリと牌を倒した。

「ロン。河底撈魚、ドラ8。倍満だ」



        衣:57000
一:12500         透:11800
        京:18700



現実を受け入れられないのか、誰一人言葉を発することができない。
そんな中、京太郎は微笑を浮かべながら、静かに言った。

「気持ちが押されているから、軽々に勝ちに走る」

衣がはっと顔を上げる。

「勝ちを急がなきゃ勝てた、ただリーチを我慢するだけで勝てたのに……
 クク……意外に臆病だな、天江先輩……」

その言葉で光を失いつつあった衣の目に、再び炎が灯った。
歯をかみ締め、京太郎をキッと睨む。

「……まだ、オーラスがある。私が和了るだけで決着だ」
「ああ、そうだな。あんたが和了るか、俺が役満をツモるかで決着だな」

空に昇る月に陰りはない。衣の気力も再び充実してきた。
ついに激闘の最終章が始まる。その点差、38300。

774:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/16 23:26:59 Nb6Ja57+
ダーク京カッコよすぎww

775:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 00:29:58 dMx+E4ON
なんでかな
様子を想像するとみんな鼻と顎が尖ってるんだ

776:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 00:34:22 0NNBPGEH
ざわ……ざわ……

777:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 16:22:03 n1Qx+WCn
須賀京太郎、おいしすぎるぜ!!

778:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 17:05:07 Dk2Frmit
>>あんたが海に映る月を撈い取るか、俺が河の底を泳ぐ魚を撈い取るか
名台詞すぎるわwwww

779:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 19:17:05 xXeXhFAK
あえて嶺上開花ではなく衣の命綱をぶった切るあがり方を選ぶところがもうね

780:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 00:38:06 WVJa6GQR
すっかり健全なスレになってしまって・・・

781:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 21:47:13 FQ/laIpb
咲「な…なんでしたの今のは…それにあの軍用機…」
サキ「私の部下の京太郎とミッキーです!!」
咲「え…!?」
咲「京ちゃん!?」
キィィィ…ン
咲「………………」

782:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:01:37 OGjQpZ0O
ガチャ
京「たっだいま~」

咲「おかえり京ちゃん お疲れ様 上着預かるよ」

京「おうサンキュー 先に風呂入ってくるわ」

咲「(ん…?)うん ゆっくりどうぞ」



咲(気のせいかと思ったけど…やっぱり上着からいい匂いがするよ…)スンスン

咲(?…何か入ってる…)ゴソゴソ

咲(!……これって…)


783:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:08:16 OGjQpZ0O
京「は~いい湯だったぁ」

咲「京ちゃんビール お酌するよ」

京「おおありがたや やっぱ風呂上がりはビールだよな~」ゴクッゴクッ

咲「…ねぇ京ちゃん 【Bar 隠れ家】ってどこ?」

京「!!ぶっ!」ゴホッゴホッ

咲「やだっ!京ちゃん大丈夫!?」

京「ハァハァ…な 何で知ってるんだ?」

咲「…し 知られちゃマズイような所なの?」

京「いや…そうじゃないけど…今日上司と寄って来たんだ 呑んではいないよ」

咲「へ…変なお店じゃないよね…?」

京「そんなわけないでしょうが」

咲「だって上着からいい匂いしてたし…ポケットから店の名前が書いてあるマッチが出てきたから…
心配になっちゃって…」

京「ああ何かお香焚いてたみたいだからなぁ 部長のお気に入りらしい
マッチ捨てとけば良かったな 誤解させちまった」

咲「ううん それならいいの(京ちゃん…信じていいんだよね…?)」


784:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:14:40 OGjQpZ0O
カランカラン
和「宮永さん!お久しぶりです」

咲「原村さん!ごめんね急に」

和「私なら全然大丈夫ですよ」

咲「でも幼稚園の方忙しいんでしょ?」

和「確かに忙しいです でも皆可愛くて毎日とても楽しいんですよ」

咲「うん 原村さんいい顔してるよ」

和「そ…そうですか?//それで今日は?」

咲「うんちょっと相談が…」

和「ふふ いいですよ
でもまた味噌汁の具なんかで喧嘩したんじゃないでしょうね?」

咲「………」

和「…何かあったんですか?」



和「そうですか そんなことが…」

咲「うん…」

和「う~ん私は大丈夫だと思いますけど…少し場所を変えましょうか」

咲「え…どこに?」

和「情報交換所 ですよ」

咲「?」

785:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:23:06 OGjQpZ0O
カランカラン
まこ「いらっしゃい~」

優希「のどちゃん!咲ちゃん!」

咲「染谷先輩!優希ちゃん!」

和「染谷先輩は最近ここに喫茶店を出店したんです」

まこ「田舎じゃなかなか採算とれんけぇのぅ 新装開店じゃ」

咲「そうだったんですか 優希ちゃんはお店の方どう?」

優希「大繁盛だじぇ!中高生に大人気なんだじょ!」

和「優希の作るタコスですからね」

優希「天下一品だじぇ!咲ちゃんもまた京太郎と来るがいい!」

咲「…うん」

まこ「なんじゃあ元気がないがな 喧嘩でもしたんか?」

和「そのことなんですが…」



まこ「別に心配いらんと思うがの~」

優希「京太郎にそんな度胸あるとは思えないじょ!」

和「ほら宮永さん きっと大丈夫ですよ」

咲「う~ん…」

カランカラン
久「やっほ~」

786:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:30:40 OGjQpZ0O
久「あら 珍しく皆揃ってるのね」

咲「部長!」

和「今はもう竹井プロ ですよ」

久「やめてよまだまだ駆け出しの新参なんだから 和だって咲のこと未だに宮永さん じゃない」

優希「けどプロの風格があるじぇ!」

久「ふふ ありがと まこ、いつもの特盛でね」

まこ「はいよ 親子丼特盛、じゃな」

久「それで今日は何の座談会?何か悪巧みかしら?」



久「なるほどね~」

咲「部長もやっぱり心配ないと思いますか?」

久「うーん 実はこの前須賀君がこのお店に入ってくの見ちゃったのよね~
それも女の人と二人で」

咲「!!!」

787:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:38:23 OGjQpZ0O
咲「京ちゃん…上司と行ったって言ってたのに…」

まこ「ど…どんな感じの相手だったんじゃ…?」

久「どんなって…割と背が高くてカッコイイ感じの女性だったわね」

咲「………」ジワ

久「まぁ咲とは正反対の魅力があるって感じね」

咲「う……」グス

和「部長!少しは宮永さんの気持ちを考えて言葉を…」

久「まぁまぁ ここまで暴露したのは私だって須賀君を信じてるからよ
二人きりと言っても浮気とかそんな雰囲気には見えなかったわ」

咲「…」

優希「咲ちゃん…」

咲「部長…そのお店の場所 教えてもらえますか?」

和「!…宮永さん…!」

久「…いいわ 今のままだと不安なだけだものね 行って納得してきなさい」

咲「…はい」

788:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:44:12 OGjQpZ0O
ギィィ
モモ「あーすいません 開店は5時からっす」

咲「…」

モモ「どこか具合悪いんすか?ならそこのソファで…」

咲「あ 違うんです 少しお尋ねしたいことが…」



モモ「うーん男女のカップルなんて星の数ほど来ますからね~
背が高くてカッコイイ感じで…他には特徴ないっすか?」

咲「えと…たぶんここの常連さんだと思うんですけど…」

モモ「あ わかったっす 旦那さんのお勤め先〇〇商事じゃないっすか?」

咲「そ…そうです…!」

モモ「なら心配ないっすよ 相手の方もそこが勤務先だからホントに上司と部下の関係っす」

咲「でも…もしかしたらその上司と…」

モモ「それだけは絶対ありえないっす」

咲「な…何でそんな断言できるんですか?」

モモ「………//」

咲「?」

モモ「その上司は…その人は高校の時から私の恋人だからっす//」

789:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:50:34 OGjQpZ0O
咲「そう…だったんですか」ホッ

モモ「そうっす だから旦那さん100%シロっすよ」

咲「…良かった…」

モモ「あの時は私も交えて話してたから会話も覚えてるっす
旦那さん、有望株だって紹介してもらってたっすよ」

咲(京ちゃん…頑張ってくれてるんだ…)

モモ「あとは仕事の話と…プレゼントがどうとか」

咲「?そうですか 安心しました ありがとうございました」

モモ「いやいやお役に立てて良かったっす」

ギィィ
咲「あ…最後にもうひとつだけお聞きしてもいいですか?」

モモ「?どうぞっす」

咲「京ちゃん…お酒呑み過ぎたりしてませんでしたか?」

モモ「ふふ いい奥さんっすね
彼が飲んだのは烏龍茶だけっす こっちは商売あがったりっすよ」

咲「す…すみません」

モモ「何で奥さんが謝るんすか でも今度は夫婦二人でどうぞっす」

咲「はい ぜひまた…
ありがとうございました」

790:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:56:37 OGjQpZ0O
咲(なんだ…全部私の思い過ごしだったんだ…)

咲(よし!京ちゃんに謝らなくちゃ!今日はご馳走にしよう!)



咲「こんにちはおじさん そのモモ肉下さい」

肉屋「はいまいど ん?向かいの花屋にいるの咲ちゃんとこの旦那じゃないかい?」

咲「え?…あ ほんとだ」



咲「京ちゃ~ん 今日早いんだね」

京「ぉわ!咲!?何やってんだ!?」

咲「え…買い物だけど 京ちゃんこそどうしたの?花なんか買って」

京「…今日は何の日?」

咲「今日?今日は…何の日?」

京「ハァ…俺が女々しいみたいじゃないか…今日は二人の記念日でしょうが」

咲「あ!結婚記念日!!」

京「なんだよ その肉も今日のご馳走じゃないのか?」

咲「う…それはもちろん!忘れる訳ないでしょ」

京「思い切り忘れてたって反応でしたが」

咲(そうだよ…この人はこんなに私を想ってくれるんだ…)

京「咲?」

咲「京ちゃん」

京「ん?」

咲「大好きだよっ」

791:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 22:59:14 OGjQpZ0O
おわりです
結婚させてみました
ツヨナールの合間につまむ程度に見てやって下さい

792:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 23:41:20 UkXwIM18
>>791
GJ!最高です!
SAKINAD-AFTER STORY- っすねw

>咲「おかえり京ちゃん お疲れ様 上着預かるよ」
もうこれだけでたまらん

部長達のその後もすごくリアリティーがあって楽しめたよww


793:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 23:44:35 B/WS0TUK
超GJ!っていうかモモ自重しろw
咲っちょもおかしいと思えw

そしてEDに一度も出たことがない京ちゃんの幸せっぷりに乾杯


794:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/18 23:48:56 UkXwIM18
>>793
そう言えば京太郎と一緒にいた女がモモの恋人って聞いたら不思議に思わなきゃだよなw

795:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 01:19:44 o2IgVR4M
ん甘ぁーい!! 安易に浮気させずニヤニヤさせられる展開に持っていったのはGJだぜ

796:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 04:19:10 OMSc1Qi+
>>794
こういう形でかじゅが出てたなんてなw

797:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 10:04:08 ru0yFhuD
乙乙乙!
やっぱ咲はかわいいなぁ
>>793
咲にもそういう時期があって目を覚まさせたのが京太郎なんだろな

>味噌汁の具なんかで喧嘩した のエピソードちょっと見たい

798:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 17:08:37 6PTDgyTw
京太郎は美人を見る度にデレデレしそうだけど、いざ他の女に迫られても絶対に浮気はしないように思う
そこが京太郎の魅力

やや古いがウルフルズのバンザイの歌詞みたいなw

799:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 23:47:55 ru0yFhuD
ここ覗いてる人って10人もいない気がする…

本スレや咲スレじゃ京×咲はタブーだからここはオアシスなんだがなぁ

800:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 23:52:44 B4JpJUJR
ニュー速とかじゃ別にタブーじゃないよ

801:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/19 23:53:42 B4JpJUJR
あ、いやでも、京太郎はタコスと派が圧倒的だけど

802:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 00:09:24 Cg14lM8Y
俺は京タコ派だが、このスレ好きだぞ

803:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 00:14:02 bgzCX31r
京太郎と咲がくっついて
タコスがいじめられる展開はまだですか?

804:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 00:52:12 Er3DoB1b
性的な意味で、ですね分かります

805:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 06:02:21 /PY3sclA
のどっち光臨ですわー!

806:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 06:07:11 +BHYdHRH
帰ってhrmrさん

807:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 19:15:50 Wgn08x4g
URLリンク(up2.viploader.net)

808:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 20:23:13 +BxrfDNP
のどっちは百合なのが残念なくらい良いおっぱいだ
これで百合でさえなければ

809:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 20:45:25 tD5O1R5g
咲と和はヒカ碁のヒカルと塔矢の関係みたいのがベストだと思うんだが
そういやヒカルの幼馴染もどんどんフェードアウトしてったな

810:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 23:42:59 sjRSvw5c
ぬう…先に素晴らしいアフターストーリーが書かれているとは…GJ
さてBeforeとafterどっちを書こうか…

811:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 23:49:37 MLIbo7Nf
>>810
YOU気にせずガンガン書いちゃいなよ
俺達全員の妄想を合わせれば京太郎の妄想にだって勝てるんだぜ?

俺は今京太郎のプロポーズを妄想中

812:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 00:01:50 f/kUXZoA
私は宮永さんとのどっちのラブラブな日常を書いてほしいです。

813:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 00:06:04 89Vn9IAH
甜菜

193 名前: カンパニュラ・サキシフラガ(福岡県)[] 投稿日:2009/08/20(木) 11:07:05.47 ID:+ZY8NJ5J
あータコス可愛いなぁもう

京太郎にパンチラどころかほぼ全裸状態を「ほれ!」と見せて、「イラネ~」と言われるタコスを見たい
「失礼な! でもそんなこと言いながらもここは~」とか言って京太郎を無理矢理押し倒すタコスを見たい
でも京太郎が全く起ってなくて、怒ってこのインポ野郎ホモ野郎と連呼するタコスを見たい
次の日京太郎ホモ疑惑をけっこう本気で提唱するも、咲に「それは言い過ぎなんじゃないの?」とウザがられるタコスを見たい
その放課後部活終了後、部室に忘れ物取りに戻ったら、咲と京太郎がヤっちゃってるシーンを目撃してショックを受けるタコスを見たい
「そういえば今日、優希ちゃんが京ちゃんのことホモとか~」「マジ? バカだなあいつ、ただあんなちんちくりんには反応しないだけだっつーの」「あはは」
という咲と京太郎の事後の会話まで聞いてしまい、泣きながら走って帰るタコスを見たい
で、不登校になったタコスを見たい

のどっちが心配してお見舞いに来てくれて、泣き崩れるタコスを見たい
理由を聞かれるがどうしても黙り込んでしまうタコスに、それ以上の質問をするのは止め、一緒にショッピングでもいきましょうと外へ誘うのどっちの優しさにまた泣き出すタコスを見たい
で、街中で偶然、手を組んで仲良く歩いている咲と京太郎を見かけてしまい、気分が悪くなり嘔吐してしまうタコスを見たい

その夜、のどっちに後ろから刺される京太郎を見たい

814:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 00:51:09 XIgST1qZ
>>812
hrmrさん帰って下さい

815:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 07:10:46 srbEayNA
私は宮永さんとのどっちのラブラブな日常を書いています。

816:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:24:20 srbEayNA
「原村さーん!」
「み、宮永さん!」
振り向くわたし。
「おはよう原村さん! 突然だけど、わたしキスがしたいな!」
「いらっしゃいまし!」
光の速さで接吻するわたし。宮永さんの吻は毎夜毎晩想像していたよりもずっとやわらかかった!
「ありがとう! 突然だけど今日は暑いね!」
「ええ……夏真っ盛りですから」
「じゃあ、脱ぐね!」
なんの脈絡もなく制服を脱ぎ始める宮永さん。やや日焼けしたあとが布地のしたの地肌とコントラスト
を描いて、夏の日差しよりもさらにまぶしかった。
「夏真っ盛り! 宮永さん、こんなところで脱ぐのはやめてください。是非あちらの体育館倉庫で……」



などという良くある学校風景を書いています。

817:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:36:04 oRGfcECx
「京ちゃーん!」
「おう咲」
振り向く京太郎。チュッ。振り向きざまに咲は京太郎の唇を奪った
「ななな、なにしやがる!」
「怒った?」
「・・・いや別に・・・」
「おいコラ須賀君、ぶち殺していいですか?」

なんて展開はどうでしょうか原村さん!

818:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:39:18 srbEayNA
>>817
私は原村じゃありませんけど
ないと思います!

819:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:40:05 srbEayNA
>>817
わたしも無いと思います!

820:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:41:41 srbEayNA
>>817
それがしも無いと思うでござるよ

821:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 08:43:41 lbSsn47T
おちつけ原村さんwww

822:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 09:35:42 5vVsgHPP
自演ってご存知ですか原村さんw

それより>>810>>811はまだかい?ここ最近はおそらく二人のSS職人に頼りっぱなしだからな

823:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 10:50:41 7rV1ySGN
ツヨナールの続きまだ~?

824:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 13:14:16 f/kUXZoA
じゃあ俺が精力ツヨナールを……

825:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 15:53:49 73vhgsds
これが噂に聞くクソスレというやつですか・・・
というかスレタイがおかしいですね。
【咲 -Saki-】 和×咲スレ 【婦婦】
に訂正して謝罪してください。いそいでくださいね。

826:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 17:18:29 5vVsgHPP
彼女がどんなに強かろうとこのスレを守るために最期まで私は戦います
後に続く者は一歩前へ

827:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 18:38:57 XIgST1qZ
hrmrネタもういいよ

828:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 22:08:10 fJScuou/
>>822
すいません なんかけっこう長い話になりそうなんで躊躇してます
あとどっちを書くかでも

829:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 22:16:50 5vVsgHPP
>>828
構わないよ過疎だしね
個人的には今度はBeforeがいいな
待ってるよ

830:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 23:21:22 PtOldqpW
咲「京ちゃんとならしても…いいかな…って」


831:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 00:25:04 HR81hb2p
「咲ー。また頼むよ」
「京ちゃん、またレディースランチ?あ、あのね。今日、私お弁当のおかず作りすぎちゃったから一緒にどうかな?」
「おー、咲!いいのかよ。さすが俺の嫁だな!なーんてな」
「んもう、京ちゃんったらぁー(嬉しすぎる)。あれ?京ちゃん、それゲーム?」
「ああ、麻雀。おもしれーのな」
「へえー、京ちゃんも麻雀やるんだぁ」
「もしかして、咲って麻雀できるの?俺、初心者だからよく分からなくてさ」
「うん、私、子供の頃から麻雀だけは得意なの!もし良かったら京ちゃん、教えてあげようか?」
「おっ、いいのか?」
「もちろんだよ!あ、あのさ・・・。今日はお父さん家に居ないから、夜は私一人だけなんだ・・・。い、一緒に夕飯食べてから麻雀の練習しようよ。ね?」
「おっ、いいねー。お邪魔しちゃおうかな」
「それでさ、京ちゃんさえよければ、お風呂も一緒に・・・」
「えっ?何?」
「ううん、なんでもない!なんでも!」
「うん?よく分からないけど、よろしく頼むよ」
「やった!」
「あ、そうだ。俺、麻雀部員なんだけれどさ、うち部員が足りないんだよ。咲も入部しないか?」
「京ちゃんがいるなら、私も入るー」
「よーっし、今から部室に行こうぜ」
「わーい!」
・・・・
・・・
・・
「何よ、京ちゃんったら!原村さんの胸ばっかり見て。そりゃ確かに私よりおっきいけれど・・・。
原村さんも、原村さんだよ。京ちゃんにちょっかい出してさ・・・。もう悔しいよー」


原村さん、こんなん書きましたけど

832:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 02:10:00 soI6SFXm
                       _ -──- _
                    .               、
                    /:>                     \  __
            ___j/                 __ Y´::::ノ:ヽ
              |::::::::::/     . : : : :! :. . : : . : : : . : . .  {::::::::ヾ.イ::::〈
             !:::::::/ / /. : / /: : .:| ::|: : :;: : : :|: . : : :. ヽ::::::::::};}:::::::|
              l:::::/ / / . :/ /: : /| ::| : : :|: : : :ト、:|:|: : }´:::::::|ト__:/
           {:::/ /.: ; . :/ /: : ::{: :| ::|: : :!、: : | |: j、:|: : l:::::::ィ´ヾ:::ヽ、
           l_:l イ: : :|: :|: :ト{、: :ハ|: :| : : :|: ヽ :| }厶イ、 |丁/::::::::}:::::::〉、
           /:| ハ: :| |: :l | `ト、}lヽ: :'、: :ト、斗匕/ l | ||| l::r‐く|ヽ/{´
            ヽl |_l: : |: :|: :|rテ干示ト'\lヽl´::rf苡圷¨} |/-|:  ̄:|: :l |
            レ \ト、 \ヽ 弋:ツ : : ::. ::.   ゞ夕 ノ/ ´|: : : :|: :|  |     このスレは謎の美少女によって監視されています。
                    イl| |\}l`.:xwx:. ,     .:xwx::.  _ノ;  ::| |  |
                / j|! ハ             // |  : :|:l: : :|
                  / .イ j|l介 、             /´   !  : :!:l: : : |
              / /| ||l|{  、 ´ `   イ_    |  : :l l: : 八
                / / l| |l|||  __」 ̄    {、:::::ヽ、  |  : :| !: : : ∧


833:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 02:54:01 zL9Ru3SQ
>>773続き

迎えたオーラス。親は京太郎、ドラは西。
衣は倍満の直撃を喰らったとはいえ、まだ大きくリードしている。



衣の配牌
145m2345s3346p東南

(きた…‥好配牌……!)

後ろで見ていた智紀は改めて衣の天運に感心した。
トップでオーラスを迎えた衣にとって、高い手は必要ない。
今欲しいものは、役牌暗刻やタンヤオ等軽くて早い手。まさにこの配牌のような手である。
点差を考えると京太郎はただ和了るだけではなく、できるだけ高い手作りをしたいところだ。
当然その分手は遅くなる。おそらく衣のスピードには勝てないだろうと智紀は思った。



京太郎の配牌
1799m1479s2468p發 ツモ9p

(酷い配牌だ……こいつの悪運も、ここまでか……)

純は密かに京太郎の負けを確信した。
この高い手が必要な状況で、高くもなりそうもない上に軽さもない配牌である。
だが、京太郎の表情にはいささかの落ち込みも見られず平然と發を切り出す。
どうする気なのか、純には見当もつかなかった。



しばらくは鳴きも入らず、静かに場が進んで行く。
一と透華が異変を感じたのは、中盤に差し掛かった頃である。
首元にまで、海に引きずりこまれたかのような感触を覚えた。

(これは、また衣が……)
(こんな時に、何てことですの……)

一の手牌
333666m899s555p中

透華の手牌
19m1s19p東東南西西北白発中


一も透華も、衣への直撃で逆転も可能な役満の兆しがある。
そこで再び襲ってきた、一向聴地獄へと向かうあの感触。
そして、その予感は現実のものとなるのだった。

834:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 02:56:04 zL9Ru3SQ
13巡目。

(これが、満月の衣の力……相変わらずだ)
(くっ、また無駄ヅモですわ!)

一向聴になってから、一と透華はずっとツモ切りである。
もともと一も透華も、テンパイに至るための有効牌はほとんどない。
だが、それが数の問題ではないことは衣と過ごしてきた二人は重々承知している。
二人は、海の中から抜け出せないでいた。



だがそんな二人も、いや、純も智紀も衣も、全く想像していなかった異変が起こっていた。



衣の手牌
3456m2345s33456p

(どういうことだ……この奇怪千万は……!)

衣はずっと前に一向聴になっている。
しかも萬子も索子も大体何を引いてもテンパイという圧倒的な待ち受けの広さだ。
タンヤオなので鳴いて喰い仕掛けに移行することもできる。だが、全く張ることができない。
今、透華から5sが切られる。これも鳴いても張れない牌。
衣も一と透華同様、ただひたすらツモ切りを繰り返すのみだった。

だが、京太郎だけは違った。

835:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 02:59:12 zL9Ru3SQ
15巡目。

京太郎の手牌
1178899m789s899p ツモ7p

(あの配牌から、跳満を張りやがった!)

酷い配牌だったのもの、京太郎は次々と有効牌を引き入れ続けた。
そして9pを切った京太郎はついにテンパイ、ペン7m待ち。
役は純全三色イーペーコー、親っパネ。18000点の大物手だ。
純の頬に冷や汗が流れる。



そして一と透華が海から抜け出せず、衣もツモ切りを繰り返す中、終局間際の17巡目。

京太郎の手牌
1178899m789s789p ツモ7m

ついに京太郎は、和了り牌である7mをツモった。
これで衣との点差は24000点縮まり、14300点となる。
そうなれば、もう勝負はどう転ぶか誰にもわからない。
次に親満でもツモれば、一時期70000点以上もあった点差がひっくり返り、京太郎の大逆転勝ちだ。



純は当然、京太郎が和了るものだと信じて疑わなかった。
だが、京太郎はそんな純の思惑を裏切り、驚愕の行動に出る。

836:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 10:34:17 FsEHvSxc
>>831
咲ちゃんキャラがちょっと違うw
可愛いからいいけど

837:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 15:04:07 53lT04M4
>>813のシナリオを中心に書いてみた ※グロ注意…かな

『タコスのソースは赤い色』

急に足場を失ったような気がした。
いつもより少し早く部室に着いた優希は元気よく部屋の中へ飛び込むつもりだった。しかし僅かに開いた扉から見える光景が優希の足をその場にとどめていた。
京太郎と咲が部屋の中央で抱き合っていたのだ。
まるで恋人同士だった。二人はやがて密着した状態から少し離れ、お互いに見つめあう。そして顔を近づけたところで優希は我に返り、一歩後ずさった。
そのあとの行為を見ることなく、優希は急いで、しかし二人に気づかれないようにその場から逃げた。なぜ気づかれないように逃げたのか、優希にもわからなかった。


気がつくと優希は自分のベッドの中にいた。枕が幾分湿っていた。
「夢…?」
違うことはわかっていた。壁掛け時計は午後七時を指している。あのあと無我夢中で自宅にたどり着いたのち、布団にもぐりこんだらいつの間にか眠ってしまったのだ。
「起きたく…なかったじょ…」
ひどく体がだるい。ベッドの中から部屋を見回すと電気はついておらず、鞄は床に放り投げられていた。カーテンも閉め切られている。暗く、狭く、ばらばら。
自分の気持ちが外に出てきたようで嫌になり、優希は再び目を閉じた。視界がさらに暗くなる。
「ご飯…食べなきゃ…」
思いついたように言うと優希は気を奮って階下に降りていった。しかしその日はどうしても夕飯を摂る気になれなかった。


おかしい、と和は思っていた。一昨日の放課後、優希が部活を休んで以来、彼女の顔を見ていない。どうやら昨日は学校まで休んでいるようだった。
「どうしたのでしょう…」
和にも薄々その答えはわかり始めていた。優希が学校を休むほどのこと、それはあの二人に関係しているに違いないからだ。
お見舞いに行かなくちゃ、そう思い和は優希の家へ向かった。ただ何と声をかければ良いのかわからなかった。わからないまま優希の家が近づいてくる。


838:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 15:09:50 53lT04M4
優希の母に断わりを入れて、優希の部屋へ向かう。ノックをするが返事はない。
「優希、私です。入りますよ」
そう言ってからドアを開ける。中からどんよりとした空気が流れ出てきて和の肌に当たった。親友がどれだけ苦しんでいるか、それだけでわかるような気がした。
その時和の中に一つの感情が芽生えたが、それはすぐに消えてしまい、彼女は意識することができなかった。
部屋の灯りはついておらず、カーテンも閉まっている。ベッドで優希がうずくまっているのがなんとか認められた。
「電気、つけますよ」
「つけないで」
返事はすぐに帰ってきた。すこし鼻声だった。
「…椅子、借りますよ」
和は優希のキャスター付きの椅子をベッドのそばに持ってきて、腰を下ろした。優希は動かない。
「どうしたんですか優希。風邪ではないようですけど」
「…言いたくない」
「どうしてですか。私たち親友じゃなかったんですか」
優希の背中がぴくりと動いたのが和にもわかった。和はそれが嬉しかった。
「…須賀君と…宮永さんのことじゃないんですか?」
優希は起き上がって和の顔を見た。少し見上げる格好だ。その目は驚きを表していた。
「そのくらい…わかりますよ。私たち、何年親友やってるんですか」
「………のどちゃん…」
「今まで辛かったでしょう」
優希は唇をゆがめた。悟られまいと次には上下の唇を折りたたんだ。
本当に気の強い娘…
そう思いながら和は優希の表情を見ていた。必死に何かを我慢し、ぐっとこらえているような表情だった。和は椅子を立ち、優希のそばに寄った。
吐き出させなきゃ…
和はうつむく優希の顔を両手で包みこむように支え、目じりに溜まったものを親指でぬぐいながらごく素朴に、静かに言った。
「かわいそうに」
優希を解き放ったのはこんなにも簡単で、素直な同情の言葉だった。堤防が壊れたダムのように優希は涙を流し続けた。しゃくりあげながら泣く優希を和はそっと優しく抱きしめた。
階段を駆け上がってくる音が聞こえる。おそらく優希の母親だろう。それくらい優希の泣きかたは激しかった。



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