【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その106at ANICHARA2
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その106 - 暇つぶし2ch11:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 17:05:58 xPbJcFKF
>>1
スレタイをオリキャラハルにゃん(笑)を語れ
テンプレにエアーガン乱射等のハルヒに都合の悪い話は絶対に厳禁って入れろよwwwww

12:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 17:17:43 m1dg9WDr
             ___
          ,.. ‐ : : : : : : : : : `丶、
    r‐ 、 /: : :/-――‐-\:\ _ィァ┐
    } - 7:/: :.:/ _.. -―、┬--ヽ: ∨  }
    フ¨ヒl.:l: : :/7´ .:{: : : : : : :.:!:}:.ヽ:.:ヽ :|‐<
   〈 / ,イ:{: : :!.:|: :.:∧: : : : : .:,|∧: :}: : ! ト、  〉
    V>ー|:.ヽ: |:A .:L_ ヽ: : : :/リ.斗:什:リ ト、}/
    く  ハ: : ト{ ,z≧ミヽ\/イz≦、ノイ: :ト、 >
     「: : l: : l 《 トィ::.:}`    ´トィ::.:} 》l: : |:.:「|
    | :l:ヽ:ハ  辷.ソ   、   辷:ソ .リ: : ! !: !
      ! .:|「`i:.ヽ    r --┐    /:/ /:ハリ   >>1
      ヽrヘ jー、:\.. _ `ー‐ '_ _..ィ7イイ/ ′   乙
        ドニ{_フ iドヽ: : ト ̄ イ: :ト、_  ′
      `弋__ム__j|: : :l´ ̄| : |_ j
           j  !: : ヽmj : [`/
            /  \: : V∠{='
          〉、    >ヒj二!
         /: `:`ニ〈.イFへ`7
        く : : : : : / : : :|_ト、: :`}
         ` ┬<!_:_ : イ´
              |`:ー/   |‐:´:|
              |:::::/    !::::::|
          ト-j      ビニ>

13:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 17:26:14 G4bqa1Hp
>>1

14:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 18:05:43 WbXnODCx
>>1
乙です

15:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 19:21:05 AxrGNcEh
あたしね、>>1乙ってけっこう重要なことだと思うのよ


16:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 19:35:16 C54nJrB5
.         ,.-‐―‐-.、, ‐-ー 、
.       ノンニニヾソ、ヽ.  ヽ ヾ
       .オl|ノノ从从|芥ハハハバゝ      >>1
         |li ┃ ┃ | |).l.|─ ─i!
.        ハl、''  '''ノN从!、 - ノ 
          (づH}l'iエ/〈にづ┓___
.        ___く/_i_j_ソぐ___,/__||卅]
        .^,'<_<ン_//゙> .> /ヾ⌒ヾ
        (--(ニ二__(ン゙/.(--○<)
.        ゞ/__彡' ¨゚¨    ゞ/__彡'


17:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 20:50:53 3YzQPYu6
>>1乙!

18:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 21:45:03 50rBEFFo
>>1乙!

19:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 22:58:08 LuJCcGeB
>>1

20:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:01:16 J/M9/W7Y
前スレ最後の「嫌」って打った奴

GJ!!

21:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:02:17 WbXnODCx
ハルヒちゃん第一話「出来上がりませんでした。」


おい!!!!

22:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:05:38 1896DeWL
ドラクエといいハルヒといい・・・

23:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:17:14 oIPbikPd
アンチを見たくなかったから本スレもν即も開かなかった
結局またやるやる詐欺だったの?

24:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:17:43 trbQM/lO
てかハルヒってやっぱり再放送なんだね

25:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:21:29 50rBEFFo
皆でせーの、
「niceboat!」

26:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/13 23:46:32 LuJCcGeB
仕方ないなSSの準備でも始めるか

27:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 00:11:01 8oQ1uSrZ
後年、ハルヒが結婚する話を谷口から聞き、ひとりバーのグラスに手も付けず、
テーブルの一部をじっと見つめるキョン

28:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 00:14:34 ys+XRxOg
>>27
それいいな。誰かやってくれ。

29:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 00:21:26 ikhw/0Ks
>>1
乙!!

ついでにコレどぞー
URLリンク(www.kyotoanimation.co.jp)

30:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 00:30:56 9ngQ7Zan
なんだか空気が生暖かいな
寒くはないけど今夜もあたためてあげたいよハルにゃん

31:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 01:12:36 52TQWfLy
>>1乙。

まあ、配信はのんびり待つさ。

32:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 01:46:38 PWaW9TH6
ハルヒ嫌われまくってんなw
谷川にもw

33:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 02:09:59 ys+XRxOg
「結局配信はなかったんだな」
「なーに言ってるの、キョン?」
「どういう意味だよ」
「これはれっきとした『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第一話』よ!」
「何故言い切れる」
「実はこの映像の中に一人だけあたしが隠れているのよ!!」


だったら面白いな。さっき見に行ったらすでにカウンターが16万回ってた。

とりあえず配信されるまでハルキョンでしのぐしかないと思う。Fight!

34:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 02:19:12 smeDvXeE
仕方ない。俺が明日構想五年、制作に10年を費やしたSSでも投下するかな

35:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 02:22:15 YkanpFub
>>29
これ池田さんかな。
いいねえやっぱり

36:SS涼宮ハルヒの格闘(1/2)
09/02/14 02:37:41 HdQz+AKD
涼宮ハルヒの格闘

 その日もいつもの不思議探索。
 めずらしく組になった俺とハルヒは一通りの探索を終えて、いつもの公園のベンチにい
た。正確にはベンチにどかっと座り込んだのはハルヒだけで、おれはいつもの通り二人分
の飲み物を買いに、最寄りの自動販売機に向かった。
 自販機からベンチに戻る途中、公園の中を横切っていた俺は、最近では少年誌でもお目
にかかれないような、それはそれは古風な格好をしたレッド・データ的不良数人が、ベン
チに座っている少女二人に「ちょっかい」をかけているところに出くわしてしまった。消
極的平和主義者を自認する俺はもちろん、そのまま通りすぎようと思ったが、お人よし的
良心回路がおそらく誤作動したんだろう、意識を介することなく、俺の口を勝手に操って、
こんなことを口走らせた。
「取り込み中のところすまないが」
「だれだ、てめえ?」
「通りすがりの雑用係だ。どうせ聞いちゃくれないだろうが、アリバイがわりに言わせて
くれ。あと5分もするとしびれを切らした《あいつ》がここを通りがかる。《あいつ》は、
見た目は女の子だが、中身は阿修羅だ。しかも、まずいことに破壊的良心回路を実装して
る。こう言っちゃなんだが、見るからに悪人っぽいあんたらが《あいつ》に出会うと、か
なり高い確率でとってもよくないことが起こる気がする。悪いことは言わん。ここは何も
言わず立ち去ることをお勧めする。お互いのために、ひいては世界平和のために。悲しい
ことに俺の方はもう慣れちまっているが……って、ああ、遅かったか」
「ちょっとキョン!!あんたジュースひとつ買うのに何分かかってんの!?団長をこんな
寒空にひとりベンチで待たすってどういうつもり? ん? 誰、そいつら? なんでそっ
ちの子たち泣いてんの? ちょっと、なにキョンの胸ぐらつかんでんのよ! 手をはなし
なさい! あんたらの相手はあたしよ!おりゃー!!」

 一般的に言って、複数人を相手にケンカすることは、よほど腕に覚えのある人でもお勧
めできない。
 人間は弱いようでいて、これでなかなかしぶとくて、マンガのようには一撃で倒れてく
れることは稀だ。前後左右の敵を一度に戦闘不能にすることができれば、取り囲まれても
なんとかなるかもしれないが、実際はほとんど不可能に近い。よって武器でも持たない限
り、複数を相手にして立ち回ることはすなわち敗北を意味する。

 ハルヒは、腹の底から出した叫び声で、不良たち4人の注意を一瞬で自分に引きつけた。
 が、次の瞬間、居並ぶ不良たちの(ハルヒから見て)一番右側の男の真横に飛び込んだ。
そいつが体の向きを変えるよりはやく、左足で地面を蹴り、体ごとぶつけるような勢いで、
右の掌底を相手の脇腹に叩き込んだ。その痛みに相手のからだがくの字に曲がり頭が下がっ
てくるのを待ち構えていたように、ハルヒの左の掌底が下からそいつのあごを打ちぬいた。
 一人目が崩れ落ちて、その後ろになっていた二人目はようやくハルヒの動きに気づいた。
が、ハルヒを捕まえようと突きだした手は、低い姿勢で懐に飛び込んできたハルヒを捕ら
えそこない、空を切った。ハルヒの右の肘鉄が二人目のみぞおちに突き刺さり、その肘を
支点に右腕が弧を描いて伸び、裏拳を相手の鼻先に叩きつけた。
 その惨状を目の当たりにした三人目は、掴みかかるか否かを躊躇した。ハルヒの方は動
きを止めなかった。低い右の横蹴りが相手の脛を打ち、痛みに身を低くしたところに右の
裏拳がこめかみに炸裂した。
 俺の胸ぐらを掴んでいた四人目は、目の前で何が起きたのか、うまく理解できないといっ
た様子だった。ハルヒはくるりと体の向きを変えて後ろを向き、倒れた三人を眺めつつ、
こう言った。
「こいつら連れて帰りなさい。それとも、まだやる?」
「無防備」に背中をさらしているハルヒを見て、ようやく決心がついたらしい四人目は俺
から手を離し、ハルヒがしゃべり終わるのを待たずに飛びかかった。
「あ、おいっ……って、遅いか」
罠だと思わず、表記できないようなことを叫んで向かって行ったそいつを無論待ち構える
ように、ハルヒの今日一番の大技、後ろ回し蹴りがあごに炸裂した。
「……やれやれ、いわんこっちゃない」



37:SS涼宮ハルヒの格闘(2/2)
09/02/14 02:38:16 HdQz+AKD
 買ってきたジュースを二本とも飲みほした後、ハルヒが語ったところを記しておく。
「話にならなかったわね。見かけ倒しもいいところよ。悪者なら悪者らしく、人質をとる
とか一斉に飛びかかるとか、もっと卑劣な手を使いなさい!」
いや、それは無理だろ。おまえが先に、一番右にいた奴のとなりに飛んだからな。
「あたしからみて、ちょうど連中が一直線に並ぶように、あそこに飛び込んだの。となり
の奴が邪魔になって、一斉にはかかって来れないでしょ? 一対多でケンカする時の基本
よ。覚えておきなさい」
いや、君子危うきに近寄らず、というだろ。まず、そういう事態は避けろ。危ないことは
すんな。
「人にはね、どうしても闘わなきゃいけない場面ってのがあるの」
さっきのがそうだというのか?
「あたしがいかないと、あんた殴られてたじゃない」
そうだな。悪かった。これからはもっとうまく逃げるようにする。
「あんただって、からまれてたあの子たちを助けようと思ったんでしょ?」
そんな殊勝な話じゃない。放っておこうと思ったんだが、おまえにいううまい言い訳が思
いつかなかっただけだ。
「ほんと素直じゃないわね」
おまえも知っての通りだ。だが助けてもらった礼を言うくらいの常識は持ち合わせてるぞ。
「聞こうじゃないの」
「……ありがとな、ハルヒ」
「……!!……あ、あんた、なんてことすんのよ!」
感謝のしるしだ。深い意味はない。気にするな。
「き、気にするわよ! このエロキョン!」


副々団長「い、いまキスしましたよね?」
文芸部「した、見た、撮った」
副々団長「って、ええ、長門さん!?」



38:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 02:39:33 ikhw/0Ks
>>34
未来人ktkl

>>35
おそらく。復帰した、のかな。

39:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 02:42:44 ikhw/0Ks
危ない割り込むところだったw
GJ!

40:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 03:32:05 e75x5SFY
TFEIと契約し、力を借りることでパワーアップする鎧を纏って
宇宙からの侵略者と戦うハルヒとキョン

41:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 03:48:06 e0RvkCSN
URLリンク(nagamochi.info)
どうせヨーこんな感じでヨー。
まあ、土曜日だけど
……そうか、緊急招集かけられて古泉相手にキョンが缶コーヒーのみつつ
「土曜日だってのに呼び出されてみればあいつがいないってどういうことだよ」
とか言ってた三分後の図だな、これは

42:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 04:03:53 h47TIFuF
>>24
世界がループしているんだ!


43:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 04:20:53 tZqBWXkS
figmaのハルヒ夏服verは予約したかい?
まぁしなくても問題ないだろうが
これで早いところ消失Verが出ればヘッドON!で
入学して直ぐの不機嫌ハルヒやらと色々出来るんだがな

後はジャージキョンと夏服キョンが出たら完璧!

44:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 10:25:21 ikhw/0Ks
なんだろう、今日のこの陽気は。
ハルヒがスキップでもしてるかのようだぜ。

45:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 11:33:00 8oQ1uSrZ
迷宮のトラップを間違えて踏んでしまい、後ろから迫りくる巨大な鉄球に追い回されるSOS団

46:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 11:50:21 H2kWJx9O
>>36-37

おもしろかった!
通りすがりの雑用係ワロス

47:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 11:52:46 ivPSZ1qH
キョン「通りすがりの、」
ハルヒ「たい焼き屋さんよ!」

48:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 12:00:23 ys+XRxOg
>>36-37
GJ!むっちゃバトル展開だったのに最後で…
つか長門と古泉はいるのに朝比奈さんはいないんだねwwwwww

49:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 12:09:52 h4N+n1ki
SOS団の活動でもないので朝比奈さんは一時未来に帰ってます。多分。
でもハルヒに呼び出されたら即出動します。

ってか朝比奈さんは本当に何にもない休日は何してるんだろうねぇ。

50:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 12:53:12 ys+XRxOg
「キョン、今から駅前集合だから!」


「で?今日は何をするんだ?」
「みくるちゃんの生活を徹底的に調査するのよ!」
「おいおい…それはなんでもやりすぎだと思うぞ?朝比奈さんにだってプライベートってもんはあるんだ」
「なによ、あんたは知りたくないの?みくるちゃんの日常」
「知りたくないわけないだろ」
(俺は健全なる男子校生だからな)
「…もういいわ」
「え?」
「あたし一人で行く!!」
「お、おいハルヒ」
「ついてくんなバカキョン!!」
「なんなんだよ一体…」

51:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 13:39:05 8oQ1uSrZ
レトロな車でドライブするキョン
海岸沿いを走っていると車の前にカチューシャを付けた少女が飛び出す。
サングラスを下げるキョン、肉眼で見たその娘の印象は大層な美女だったようで
いつのまにか助手席に彼女を乗せて走っていた。

52:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 14:50:48 ivPSZ1qH
ハードボイルド・ハルキョンかw

53:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 15:03:00 +vqx/IR2
>>51
要するに死体を埋めに行くんですね?

54:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 16:13:22 zSylvLmc
URLリンク(nagamochi.info)

55:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 16:18:53 ikhw/0Ks
お、こいつあ爽やかだね

56:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 16:56:36 DaddH/d5
>>54
これは詳細キボンヌ

そしてコレを貼っておくぜ。
URLリンク(nagamochi.info)

57:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 17:03:37 zSylvLmc
>>56
この方らしい
URLリンク(ja.wikipedia.org)

58:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 17:09:37 z4af9pGR
乙乙

59:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 17:38:28 e75x5SFY
>>47
キョン「究極!」
ハルヒ「バベルノンキィィィィィック!」

60:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 17:40:13 NE9ykAIR
角川アニメチャンネルでハルヒちゃんOP見れるな

61:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 17:41:56 zSylvLmc
            . . -‐: :―: :‐- . .
   YouTube.. . ´: : . -‐ …… ‐- . .: : `: . .、
        .:': : : /´ . .-‐ …… ‐-. . `V: : : ヽ
.     ,へ.__/: : :.:./. :´: : : : : : : : : :i: : :`: .ハ:.:.:.:ト ー―┐
   |  / . . . .'. . . . .! . . . . . . . .|. i. . . . . |. . .ト、    |
  /`>′: : : !‐:-: 、ハ: : : : : : : :.!: |,..-‐: :.!: : :! \ーへ,
 く く  : : :.i: : :i: :i: : :i`ヽ: :、: : : ィ´ヘ.:. : i::|: : :i   > /  涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
  ヽ,.:ヘ! : : i: : :i: :i:x=ミ、ハ\: ハ!x=ミ刈!: : :i\/`V    にょろーんちゅるやさん
   〈  j : : :i: : :i 〃,rう心.    \!,rう心ハリ: : :.i:::.!  〉
.    \{ : :八: : ',{{ i::゚し'::::!    i::゚し':::::! }}: : :.i: :jイ|     
.     |__}ハ': :.:\:.', ∨辷:ソ   ,   ∨辷:ソ /: : :.ハ:.:.!:i:!   「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」第1話
    ( -‐くヾー-、:\ :::::::::  . -‐‐ 、 ::::::: /: : :/ノ:.:.:リ:!  URLリンク(www.youtube.com)
   ゝ- 〈}::}:}  ヽ:ハ.    (     )  /: : ://.:.:.:ノ !
    ゝ  イ//    〉ハー―┬―,一'ァ=7: : .イ/ノイ  :|   「にょろーん☆ちゅるやさん」そのいちっ
    |_)彡'>-‐ ⌒ヽ>‐-ミー‐/ //彡ヘ.      |  URLリンク(www.youtube.com)
    |          く/    Y>イヘ´ x==ミメ、   |  
    |__________,′   .ヘ.〉 ハ八〃 Y Y Yハ. |  「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」オープニング
    |i!i!|. =◎====i     /======== ̄ししノノ.:匸|  URLリンク(www.youtube.com)
    二二二二二ト...___ノ′二二二二二二二二二
    |評価:☆☆ !:::::::::,′   再生回数:15498 |
    |___________!:::::::,′________________|
              !Y 7

62:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:09:28 CtdBo5Px
どーせ出来ませんでしたなんでしょ

63:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:12:00 QP0J1ShL
>>62
もうちゃんと配信してるよん

64:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:22:00 XT9q/8MA
キョンが只の銀さんだった

65:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:24:40 w4nG6QYM
にゃにゃ ニャンコロジーで
人類にゃっころぎゃー

例えば磁石 砂の中には(マグネットパワー)
宇宙人が地球支部に立てぃーた

ちっちゃいと不便だ
大きいの出してよ(やめろー)
セカンド まと だれか動かして

(ダバダバダ)

牛乳飲んで

(シャバダバダ)

早めに就寝
(ダバダバダ)

大人はきっとこっそり変身。
(しらねー)
改心だ
(えー)

相当だ
(いや、おまえがね)
制服だ
(これを着ると)
カメハメハ
(はー)

メイド メイド メイドの土産
そりゃもうシャングリラのそっくりさん
(だ、誰?)
タイムマシン手作りました
時を歩く少女追い越した
(だめだめダメ だめ)
退屈 退屈 体育座りで
膝の匂いは家具とした
(社会に適合しろ)
タイムマシン一人乗りでしょ
歴史塗り替えたら総集編

66:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:31:19 gNrwtbfI
ちょwマジで配信されてるw

67:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:33:26 z4af9pGR
OPが最高だったw

68:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 18:41:31 zSylvLmc
オープニング若干高画質版
URLリンク(www.youtube.com)

69:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 19:08:14 zSylvLmc
りこさんハルヒ、もう2枚ありました
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)

70:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 19:12:12 ys+XRxOg
ハルヒもキョンもかわいすぐる

71:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 19:15:27 52TQWfLy
面白かった。
ハルヒの出番がもうちょっと欲しかったけどw

72:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 19:44:31 MT05L8CV
誰がお母さんだ!のネタをやってくれれば個人的には満足

73:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 19:50:10 ys+XRxOg
「はい、キョン」
「何だ、ハルヒ」
「ほら、今日ってバレンタインじゃない?あ、義理よ義理。勘違いするんじゃないわよ!」
「そうか」
「…ふんっ」
「開けてもいいか?」
「別にいいわよ、それはもうあんたのなんだから」
「ハルヒ」
「なに」
「ありがとな」




その中に入っていたのは『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 オープニング』、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第一話』、『にょろーん☆ちゅるやさん そのいちっ』だった。

74:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:05:36 ys+XRxOg
>>72
そういうお前は父さんだ!
落ち着けハルヒ意味がわからない!


ハルヒちゃんなら永久的に作れると思う。

75:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:08:09 VRffl1J/
「ねぇねぇキョン。逆チョコは無いの?」
「さっきもう食べたでしょ」

76:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:20:53 B3fCkCw7
ハルヒちゃんがウケたら次は武者ハルヒや騎士ハルヒが生まれる悪寒

77:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:24:23 HdQz+AKD

「おい、ハルヒ」
「なによ、キョン?」
「ほら」
「なに、これ?」
「……いわゆる、逆チョコってやつだ」
「は?」
「いらないなら返せ」
「嫌! 泣いたって返さないわよ!」
「そうか」
「……開けてもいい?」
「ああ。それはおまえのもんだ。好きにすればいい」
「チョコの他に何か入ってるわ。カードみたいだけど(って、まさか)」
「……」
「肩たたき券!? あんたは、どこの磯野よ!?」
「すまんな。そんなベタものしか思いつかなくて」
「……じゃあ、今、肩もんで。でも、これは団長命令よ。だから、この券は使わないわ」
「ハルヒ?」
「だいたいあんたは雑用係なんだから、いちいち言わなくても気をきかせて肩ぐらい揉みなさい!とにかく、この券は使わないからね」


副団長 「ぼくもさすがに“肩たたき券”はないでしょう、と一応忠告はしたんですが」
副々団長「その“肩たたき券”ですら、大事にとっておく涼宮さんって……」
文芸部 「私も欲しい」
副団長&副々団長「「……長門さん」」


78:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:33:00 ys+XRxOg
>>77
GJ!!
しかし団長命令って便利だなw

79:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 20:58:19 VRffl1J/
>>76
ハルヒ劇場OVA化ですね、わかります

80:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 21:14:16 HimV6KPz
  /.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ     /  ̄ ̄ '´ ̄ ̄ヽ、     >>75
 /イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l   ノ/.          \
  lr:l:.:.l -ー   -、 レヘ! . <V/, '/二二二ヽヽ     |
  l l:.|    |  |:l .   〃, '/ 人 |  ヽハ夊 、 |
  `ーi;|    '  ,N    レ! . {_{ノ  V `ヽリ| l >" | 
    | `ー  ̄ , '      ハ小l●    ● レ|、.| |   はるょれろーん
  ,,rへ、_ ` 〔´__.      |│ l⊃ 、_,、_,⊂⊃ |ノ |│
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、    ゙ヽ/⌒l,、 __, イァト. .|/ 
: : |: : : ヽ/、;:;;;}イ: :ヽ: \    /  ./::|三/:://  ヽ
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ  |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡,|

81:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 21:41:44 JBedODAk
>>74
そこらへんが赤面描写なのがたまらんです >「ハルヒちゃん」

82:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 21:44:35 CNEafkP+
吹いたw

83:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 22:02:00 e75x5SFY
有希からパパ、ママ、と呼ばれるキョンとハルヒ

84:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 22:02:22 XMHJfEoa
>>72
吹き矢のくだりをやってくれれば悶えれるけど2巻だしなぁw

85:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 22:37:21 8oQ1uSrZ
日サロで肌を少し焼き、ダボダボの服と帽子でイメチェンを図るハルヒ

86:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 22:38:46 UOc21Bq1
>>83

その妄想は禁則だ。

酔ってなければ即席SSを投入している所だ。

87:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 22:42:26 e0RvkCSN
ついでに息子が国木田。

88:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 23:08:24 CsKfQqHH
>>87
それは無い
ハルキョンの子供といって納得できるなは長門だけだ

89:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 23:21:27 B3fCkCw7
ハルヒのブログを代筆するキョン

90:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/14 23:57:12 AMK/Igod
個人的には長門がハルキョンの娘…は、なんか違うんだよなぁ。
まあソレはソレ。

さてハルヒ、風呂入るぞ。

91:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:13:43 JjA5Ulal
>>90
少なくても国木田とか言う妄言より億倍まし

92:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:20:56 zoWpy1uP
長門を守る為、暁の大太刀を手に情報統合思念体へ啖呵を切るハルヒとキョン

93:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:21:18 UTe22xt2
と言うか何故国木田www

94:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:29:09 iyH765sC
ゴメン。87は俺で単なる思いつきだったんだ。

あと国木田かわいいしさ…ごにょごにょ…

95:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:31:43 k5jl9ITd
>>84
大丈夫だ一話が「キョンの初夢」だから
つか頼みますよ?

個人的にもあの話はいい
「友情が芽生えた」

96:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:32:59 WeNYEHeI
長門が帰った後、部室に入ると本を読む長門の幻影を見るキョン
すぐにそれは消え、誰も座って無いパイプ椅子に戻る。

97:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:51:02 LMt0e/Ll
SSとはよべないトンナンシャーペー

 辞書シリーズとコラボ(そっちのタイトル→SS中日辞典:巧克力棒)

団 長:シンガポール土産にこれをもらったわ!
団員1:なんだ「巧克力棒」って? 精力剤みたいな名前だが。
団 長:見れば分かるでしょ!
団員1:ってポッキーかよ!
団 長:そうよ。「巧克力」と書いて「チョコレート」のことよ。覚えておきなさい!
団員1:そんなマメ知識、いつ役に立てるんだ?
団 長:SOS団の海外進出への足がかりよ!とりあえず維基百科に「涼宮春日的憂鬱」の項を作っておいたわ。
団員1:中国語かよ!
団 長:英語とドイツ語とハングルとカタロニア語はつくってあるから、あんたはフランス語とアラビア語とロシア語のページを作りなさい!
団員1:無理だろう、どう考えても。
団 長:ちなみに義理チョコは中国語だと「義理巧克力」よ。
団員1:ますます精力剤みたいだな。
団 長:而送給男性朋友的巧克力,則稱為義理巧克力(友達の男の子にチョコをおくることをすなわち義理チョコと呼ぶ)!
団員1:まったくどうでもいい知識だぞ、ハルヒ。
団 長:そして、あたしたちも原点に立ち戻るわ!
団員1:ということは、やっぱりなのか?
団 長:そうよ、やっぱりよ!「巧克力棒的接吻」よ!
団員1:って、そのままだろ!
団 長:いいからくわえなさい。
団員1:ほら、ぱく(ry


ゴ「でさ、中国で汽車に乗って座ってたら、へんな男が来て早口で怒ってんのよ。わか
んないし無視してたら、カッカッカッって感じで字を書き始めて、あたしに見せるのよ。
見たら、ただ一文字『死』って。こkで弱気になったら負けだと思って、その紙をぱっと
取り上げて、くしゃくしゃに丸めて、ポイっと捨ててやったのよ。後から考えたら、そ
いつの指定席にあたしが座ってたらしいんだけど」
文芸部「この話、何?」
副団長「青春の中国一人旅の一コマだそうです」
文芸部「謝謝」
副団長「再見」


98:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 00:56:35 UTe22xt2
>>97
キョン、精力剤精力剤言い過ぎwワロタw

99:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 01:07:11 P13uOUEX
四人制中国語講座のテキストに紹興酒噴いた!

ところで辞書シリーズのタイトルって頭に「SS」って付くのが正解なんかね?
まとめの表記もなんか変わってたけど、どっち?

100:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 02:11:53 Qo6spMw9
>>96

長門スレに行け。妄想垂れておいたぞ。

101:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 03:44:26 KRZqCwwU
中国語かwwwすげえw

102:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 05:13:40 Had4RtL0
ハルヒ「キョン知ってる?」
キョン「いきなり何だ。知ってる?とか言われても何の事かを言って貰わんと分からんぞ。」
ハルヒ「今日は『春一番名附けの日』なのよ。」
キョン「この手の会話も久しぶりだな。で?それが何なんだ?」
ハルヒ「折角だしあたし達で『春一番』を見つけてみない?」
キョン「アホか。大体、気象庁が定義してる『春一番』てのはな
    【立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象】
    って意味なんだ。まさかとは思うが強い南風を『春一番』とか言うなよ。」
ハルヒ「何よ、似たようなモンじゃない。だったらあたし達で『春一番』を起こしてみない?」
キョン「それこそ無理な話だ。まぁ俺の『ハル一番』は何時も吹いてるけどな。」
ハルヒ「何それ。」
キョン「何でもない。まぁソイツは『春一番』って言うより『台風』みたいな奴だがな。」
ハルヒ「誰が台風ですって~。そういうアンタはそよ風も良いところよ!」
キョン「そよ風結構!台風みたいに周囲に被害が出ないんだ良いことじゃないか。」
ハルヒ「ダメよ!SOS団の団員たるものそんな軟弱なことじゃ済まされないわ!せめて極東風くらいにはなりなさい!」
キョン「何無茶言ってんだ。そもそも俺はそんなキャラじゃない。」
ハルヒ「無理でもやるの!…まぁアンタは元々局所風みたいな奴だけどさ。」
キョン「は?何の事だ?」
ハルヒ「うるさい!兎に角あたしが『春一番』なんだからアンタもそれ相応のモノになんなさい!」



何が書きたかったのか途中で分からなくなった


春一番:立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象
局所風:特定の地域を限って吹く風のこと。

103:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 07:19:17 BsH2Wtzb
>>102
そういえば某所では2月に夏日だったらしいな。
なるほど、ハルヒ大暴れってことか?


なんか配信始まったのにつられて描いてたけど
微妙なものに orz
URLリンク(upload.jpn.ph)

104:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 07:33:34 +kXMQ0TC
>>102
GJ
ついニヤっとしてしまったw

105:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 08:59:22 KFyjzwBT
>>76
武者ハルヒが異世界に飛ばされた時に、善の騎士ハルヒと悪の魔王ハルヒに別れて争ったりするのか?

106:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 10:03:10 sAYdmOKA
さすが谷川にハルヒなんてハルヒちゃん以下と言わしめたなw
自己中DQNよりハルヒちゃんの方が1000倍性格良いなwwwwww

107:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 12:01:34 Had4RtL0
>>105
初期の仲間が
戦士ハルキャノンに僧侶ハルタンクですね?

108:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 12:12:10 mLvgsI7n
ドラえもんズみたいな絵面を想像しちまったw

109:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 12:33:52 Had4RtL0
なら追加
騎士キョン(騎士アムロポジ)
剣士ゼータユキ
闘士ダブルゼータミクル
方術師νコイズミ
騎士ツルヤ(騎士アレックスポジ)

110:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 14:22:21 KRZqCwwU
>>103
これいいなw

111:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 14:50:27 OsMfA3TN
>>106
ハルヒの性格は糞だが
ハルニャンは部員思いで性格良いよ(^ー^)

112:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 15:01:29 HG1kzHeO
ハル一番……今日は特に暖かいよなw
>>103
リアル頭身犬ハルktkl(*´Д`)

この陽気!昨日無事にバレンタインイベントをクリアしたハルヒがスキップするほど高揚してるからだったりしてw

113:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 15:11:08 Had4RtL0
まだ出来てませんがチョコッと投下します
後編が出来るだけ早くあげます。
3~4レス借ります。

114:『ドラゴンと少女の物語 -第3幕 鉄の賢者-』 前編1
09/02/15 15:11:52 Had4RtL0
【遥か西の果て。世界の理を知るもの。そのもの鉄の賢者なり。】

新たに2匹の仲間を加えた一行は一路。キョンの故郷である『狂気の山脈』を目指していた。
一つはキョンの真の名を知る『神龍』の手掛かりを得るため。又、もう一つ『闇』の事を知る為であった。
2匹の龍・ミクルとイツキと知り合って既に三ヵ月の月日が流れていた。
そして一行は『狂気の山脈』まで後二日の距離まで来ていた。
龍は僅かな希望を少女は喜びとそして一抹の不安を胸に、遥か頂を眺めていた。

(もう、間も無く『狂気の山脈』の麓ですね。此処からだしたら我々の足で2日といったところですか。)

『飛龍』のイツキが遥かに見える山脈をみて呟いた。
この龍は本来大雑把な『火龍』の眷属の割には意外なことに気が利く龍であった。
ただ問題はその行為が事件の引き金になってしまう事である。

(わたし他のドラゴンの住処に伺うの初めてなんです。何かドキドキしますね。)

『雲龍』のミクルも『狂気の山脈』を前に緊張しいるようであった。
元々龍同士、特定の領域で生活している者以外は接触する事も稀であり、
今回の様に集団で生活をしている所に他の種族が赴くこと自体が無かった。
まして東の果ての地を領域としている風龍種が地龍種の領域に来ること自体がそもそもありはしなかった。

(…周囲に中位の幻視結界を確認。おそらく人や他種を惑わすものと思う。…恐らくは『迷いの森』と同じ作用。単独行動は問題外の行為。)

この一行で龍と少女の次に付き合いの長い『氷龍』のユキが龍の背から遠く周囲を見渡して呟いた。
4匹の中でもっとも魔力に優れ、その力も絶大な存在である。この子龍の力で多くの局面を乗り切ってきた。
反面、まだ体が小さい為持久力の面で劣り、かつ魔力の制御の能力がまだ未熟なため常に最大級の威力を放ってしまう。
その為必要以上に周囲を破壊してしまう事もしばしであった。

(さぁ!明後日にはキョンのお爺ちゃんに対面よ!各人粗相のないようにね。)

そう言って龍の背中に立ち宣言している少女はハルヒ。龍が立ち寄った寂れた田舎の村で鬱屈していた少女である。
彼女との出会いがある意味龍の旅路に大きく影響を及ぼしているが、それでもそれ以上の事件を持ち込んでいるのも確かであった。
また危険な目にあったのも一度や二度では済まない。その度に龍は少女に旅を止めるように促していたが、少女は決して首を縦にふらなかった。
最初は冒険をしてみたいといった幼稚な気持ちからの旅であったが、何時しか少女の胸にはこの心優しい龍の背中を何時までも見続けていきたいと
思う気持ちが芽生えていた。

【ハルヒ お前には言っても無駄だろうが今から合う相手は俺達『地龍』の長老なだけで 俺との血縁関係とかは無いんだぞ】

ある意味でこの一行の中心的な存在。そもそものこの旅はこの龍が自分の名前を知る為に始めた事が切欠であった。
全ての龍の頂点たる神龍ならば何かしら知っているのではないか?100年前地龍の長老にいわれた事を頼りに世界を旅していた。
旅をする龍というのは世界でも極めて稀な存在であり、普通の龍は自分の決めたテリトリーの外には殆ど姿を見せないのが当り前であった。
しかし、その旅が少女との出会いの切欠になり、ようやく名前の手掛かりに辿り着けそうな所まで来ていた。
龍にとって少女の存在は他の人間とは違うもにはなっていた。しかしそれが今の少女と同じ気持ちかはまだ誰にも判らないことであった。

115:『ドラゴンと少女の物語 -第3幕 鉄の賢者-』 前編2
09/02/15 15:12:31 Had4RtL0
一行は山脈が見える小川の畔に今日の寝床を設けた。
大き目の金属の壺に水を汲み、龍がこさえた釜の上において湯を沸かす。
長旅用にと途中で立寄ったドワーフの村で作ってもらった簡易的な風呂である。
その間に少女は夕飯の準備に取り掛かる。手伝いはユキ。ミクルは手伝う以前に体の大きさの問題で無理であり、
イツキは手先が不器用すぎて問題外。そもそもカギ爪しかついていないのでどうしようもない。後は体の小さいユキか人化した龍だけである。
自分とユキが食べる大量の料理を準備が整ったところで夕食になった。
ユキは以前は霊峰で氷や生肉などを食べていたのだろうが、少女の料理の味を覚えてしまい。今はそれ以外食べなくなってしまった。
他のミクルやイツキはその間に狩に出かけている。何を食べているかはあえて少女は聞かなかった、ただ少なくても人を食べていないのは
龍が保証してくれたのでその点は安心していた。少女と子龍が食事をしている間、龍は傍らに横たわりその光景を眺めていた。
少女も子龍もその龍の寄りかかり食事を取るのが、決まりごとになっていた。
食事を終えたら少女は早速入浴をする。龍達は意外にも夜は早く寝てしまうので自分も合わせて早く寝るようにしていた。

「キョン、今からお風呂に入るから着いてきて。」
【へいへい】

お風呂に入りながら今後の行き先や他愛の無い話をするのが龍と少女の日課でもあった。
だが何故か少女は龍を呼ぶ割には背を向けてコッチを見るなと言う。少女としては龍に裸を見られることに恥ずかしさを憶えるのだが、
龍はそんなの一切気にしていなかった。その為今一少女の行動が良く分からない龍であった。
お湯につかりながら遥か先に見える山脈を見つめながら少女は不安を龍にぶつけてみた。

「…もう少しでアンタの故郷ね。」
【ああ まさかこんな形で里帰りするとは思わなかったな】
「でも、アソコに行けば手掛かりが有るかも知れないんでしょ?だったら行ってみた方が良いわ。それにキョンの故郷も見てみたいし。」
【見たって面白いもの無いぞ それにドラゴンのテリトリーに入り込むんだから其れなりの覚悟はしておけよ】
「大丈夫よ!あたしだって以前のあたしじゃないわ!それに装備も整えてあるし。今なら龍王にだって勝てるわ!」
【…いや不可能だろ 如何に人間が力を身につけても1人では龍王は倒せんさ そもそも倒すな!】
「まぁ冗談よ。キョンのお爺ちゃんにそんな事するわけ無いでしょ?」
【だから違うといってるだろ まぁいい ……ところで何か言いたいことあるんじゃないか?】
「………何の事?」
【少なくても此処最近のお前の様子が変だったからな 何か言いたいことがあるんじゃないかと思っただけだ 違ったらスマン】
「………キョンはさ、自分の名前が分かったら……その、その後どうするの?」
【……名前が分かった後は正直まだ決めてない でも恐らく 
「だったら!その後も一緒に旅をしましょうよ!ほら今ならユキやミクルちゃんやコイズミ君のいるし。それにユキの故郷や
 ミクルちゃん達の故郷にも行ってみたいし…」
【ハルヒ】
「それに、まだ世界で行ってないところはいっぱいあるでしょ?それに人間の町なんかアンタろくに行ってないでしょうからこの際改めて
 行くのも良いわね…」
【ハルヒ】
「いっそ『ハルヒの龍騎士団』みたいな名前で名うての冒険者になってみるのも良いんじゃいかしら?皆で古代遺跡なんか見つめたりして
 一躍歴史に名を残したり…」
【ハルヒ!!】
「!……何よ…」
【…お前だって判ってるだろ?何時までも俺達は一緒に居られないって 恐らく名前が分かれば俺の旅は終了だ お告げは気になるが 
 そんなのは最力のある連中に任せればいい お前だって其れくらいわかって
「分かんないわよ!…折角合えたのにこれで終わりなんて嫌よ!あたしは絶対アンタに着いてくんだから!!絶対よ。もう1人は嫌なんだから…」
【…ハルヒ】

其れっきり少女は話さなくなった。
少女も分かってはいるのだ。出会いは別れの始まりである事を。そしてその別れが近付いてきている事に。
そして一行は『狂気の山脈』の麓まで辿り着いていた。
遥か山頂には雲が懸かり、その山脈は世界を隔てるが如く遥か地平の先までも続いていた。
此処が『地龍王・ユグドラス』と眷属達が鎮魂する嘗ての古代都市の成れの果てあった。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 15:13:27 Had4RtL0
以上前編でした。
どうも勢いがなくてすみません
残り急ぎます。

117:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 15:27:47 HG1kzHeO
乙!

118:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 15:39:23 zoWpy1uP
>>116
乙でっす。楽しみにしてます

119:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 16:41:32 KFyjzwBT
>>116
GJ!

しかし、「狂気の山脈」という名前をを見るたびに妙な感情が沸き起こってしまう。
思わず噴き出して笑ってしまうような、心の奥底にある恐怖が蘇るような、
どこからともなくいまわしい種族の鳴き声が聞こえてくるような。
そうあのいつまでたっても耳から離れることのない『テケリ・リ』と言う音が…。
本当にこの音は幻聴なのか、ここまではっきりと聞こえているのに。
しかし、今日は嵐の日だっただろうか天気予報ではそんなことは言って。
なんだ! あれは! 何かがそわをkw こちらにちかづいt―ああ! 窓に! 窓に!

120:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 17:42:01 mLvgsI7n
せっかくの陽気だからハイキングに行きたい

121:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 17:46:00 k5jl9ITd
>>114-115
GJ!いや続きが気になる引きだなw後編が楽しみだ

122:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 17:51:30 LMt0e/Ll
SS書きの個人的七つ道具 サイト篇

1.ライトノベル作法研究所
 URLリンク(www.raitonoveru.jp)
 有名どころ。小説書きの「いろは」からヒント、知識を整理してある。質問できる相談室も。

2.同人用語の基礎知識
 URLリンク(www.paradisearmy.com)
 有名どころ。SSでも頻出するオタク用語や萌え用語、ネットスラングから周辺領域のトリビアまで。

3.DictJuggler.net 文章に携わる人のための辞書・検索サイト
 URLリンク(www.dictjuggler.net)
 「類語玉手箱」がけっこう使える。思いついた単語を頼りに場面にピッタリはまる単語を探す道具。
 ネットの国語辞典へのリンクも表示されるので意味も確認できる。

4.にししふぁくとり 比喩検索
 URLリンク(www.nishishi.com)
 入力した単語に関係する比喩をウェブページを検索して拾ってくる。

5.青空文庫&まとめサイト
 googleを使って全文検索。
 青空文庫の場合は「site:aozora.gr.jp/cards/*/files/*.html ""」をグーグル検索欄コピペ。""の中に検索語を入力。
 ハルヒスレSSまとめWikiの場合は、「site:wikiwiki.jp/haruhi/ ""」
(使用例)
 ・書きたいネタで既に書かれているSSをさがす(例:しりとり)
 (例)「site:wikiwiki.jp/haruhi/ "しりとり"」で検索
 ・文学作品から比喩をさがす。
 「のような」や「のように」というキーワードと共に検索すると、文学作品や他人のSSから
 自分のほしい比喩(直喩)が抜き出せる。青空文庫だと旧かなづかいもあるので「のやうな」も
 キーワードに。
 (例)「site:aozora.gr.jp/cards/*/files/*.html "のような頭"OR"のやうな頭"」で検索

6.物語要素事典
 URLリンク(www.aichi-gakuin.ac.jp)
 小説、昔話から映画や漫画までを大賞に、物語の断片的なまとまりを「物語要素」として分類、整理したもの。定番の粗筋の事典なのでストーリーを考えるヒントになる。
 検索機能はないのでgoogle検索。
 (例)「site:URLリンク(www.aichi-gakuin.ac.jp) "犬"」で犬が活躍する物語を探す。

7.ふき出しのレトリック ~マンガの修辞学~
 マンガを対象に本格的なレトリックを分類して収集。「こんな効果を出したい」場合に合ったレトリックが見つかるように、「使ったばあいの効果」・「表現する目的」のインデクスあり。
 検索機能はないのでgoogle検索。
 (例)「site:members3.jcom.home.ne.jp/balloon_rhetoric/ "ためらい"」で「ためらい」に関するレトリックとマンガから取った例を探す。
 (例)「site:members3.jcom.home.ne.jp/balloon_rhetoric/effect/ "強調"」で強調するのに使えるレトリックとマンガから取った例を探す。



123:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:16:52 p38PIKC4
面白いなw

124:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:23:40 qaxVsF9Z
ほほう……興味深いですな。

125:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:29:17 9kOhg7Fm
ちびまる子ちゃんの前田を見てたら、やっぱりハルヒのツンデレは最高だと思えた。


126:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:42:30 qaxVsF9Z
ツンデレという要素はあるが、どうも既存のカテゴリにしたくない俺w

127:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:49:18 2zLFKa9Q
URLリンク(www.youtube.com)

…スマン、散々既出だが貼らなきゃいけないような気がしたんだ。

128:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 18:58:31 MNp/X+js
ソレも面白かったが、関連の「クーラーやってみてよ」が吹いたw

129:SSと呼ぶのもはばかられるもうひとつのバレンタインデー
09/02/15 19:00:16 Qyf/lLga
「長門さーん」
「……?」
「今日バレンタインよね。長門さん誰かにチョコあげるの?」
「その予定は無い」
「えーでもでも好きな人はいるんでしょー?」
「……………………………………いる」
「じゃあコレあげる」
「?」
「あたしの余りだけど一応手作りだから。「自分で作った」って嘘ついちゃってもいいから渡しちゃいなさい。頑張ってね長門さん!」
「………………」

「あのー、長門さん……」
「?」
「長門さんって、甘い物……好き……?」
「嫌いではない」
「よかったぁ。あの……………………コレ!」
「?」
「うっ、受け取って下さい!」
「………………もらっておく」
「あ……ありがとうございます!」
「………………」

「長門さーん」
「あ…………」
「文化祭の時はありがとうね。長門さんみたいな才能埋もれさせておくのは勿体ないけど、軽音に入るつもりは無いんだよね」
「………………」
「これ、まあ今さらお礼っていう時期じゃないけど、どうせ部室でみんなで分ける奴だから、良かったら好きなだけ持ってって」
「………………」

「あ、おーい有希っこー!」
「?」
「有希っここれあげるよっ。逆チョコってのかい? みくるにチョコあげたいっていう男子が多くてねえ。
 みくるに悪い虫を寄せ付けるわけにはいかないからあたしが代理で貰っとくんだけど、一人じゃ食べきんないのさっ!
 だから半分こねっ。わっはっはっ!」
「………………」
「じゃにぃーっ!」
「………………」

 ―そして前回へ戻る。

「あぁーくそ、あのバカップル! はぐむぐ」
「朝比奈さん。チョコのヤケ食いは肥りますよ。……で、このチョコの山の出どころは何処なんですかね?」

「………………」


130:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 19:03:08 MNp/X+js
ちょwww長門さんwww

131:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 19:16:14 WeNYEHeI
ある少女の髪に黄色いカチューシャを被せるキョン

キョン「お前の母がかつて使っていたものだ」

132:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 19:52:28 KFyjzwBT
>>131
パターン1 正統系
無邪気に喜ぶ娘を微笑ましく見守る父と母。

後で娘がカチューシャを汚してしまい、元に戻そうと悪戦苦闘する展開へ。

パターン2 その男は既に…。
少女がカチューシャをつけると男はいつの間にか消えていた。

カチューシャをつけたまま家に帰ると、母親がひどく驚いた様子でそのカチューシャをどうやって手に入れるたかを聞いてくる。
少女が素直に話すと母親はさみしそうに「あの…馬鹿」とつぶやく。

パターン3 サイコ系
娘の手記
『その日以降お父様はあたしのことをんだ母の名前で呼ぶようになった。
 それだけではない、何かにつけて「あいつはそんな口調じゃなかった」「あいつならこうしたはずだ」と言うように。
 お父様はあたしをお母さまの身代りにしようとしているのだ。

 でも、かまわない。お父様があたしを…あたしだけを見てくれるなら。それでもかまわない』

パターン4 乗っ取り系
カチューシャをつけて以来、少女の様子が変わってきた。
キョンにとっては酷く見慣れた…もういない、少女の母の仕草を何気なくするようになったのだ。
いぶかしく思いながらもただの気のせいと考えて日々を過ごすキョン。

そしてある日、少女はキョンに抱き付いてこう言う
「キョン…帰ってきたわよ」


あなたはどの物語がお好み?

133:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 20:10:16 MNp/X+js
パターン5 あずまんが系

キョン「なんで娘は飛ぶのー?」
娘「だんちょうですからー」

134:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 20:13:26 LomX8t1X
パターン7

娘「母はははははははははハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ……」

135:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 20:21:54 Qo6spMw9
>>131

パターン8


「これはお前のお母さんが付けていたものだぞ」
そう言って俺はハルヒに黄色いカチューシャを付けてやる。

「ありがとう。に、似合うかな?」
ああ、反則的なまでに似合っているぞ。
「馬鹿・・・」
「かわいいぞ。ハルヒ」




「小学生の涼宮さんは可愛かったでしたね。キョン君。
これで彼女はカチューシャに強い思い入れを持ちます」
「やれやれ。カチューシャも俺が焚きつけたものだったとはな」




136:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 20:22:19 md6/KAvN
パターン6 母はもう・・・

少女「私のお母さんってこんなの付けてたのね、キョンおじさん」

キョン「そうだ、お前の母は誰よりも偉大な女だった」


137:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 20:42:44 bnKmHHw2
パターン9 西遊記

被らせてお経を唱えればどんなツン娘もたちまちデレるのだとか
キョン「ハルヒ、似合ってるぞ」

138:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 21:01:10 zoWpy1uP
パターン10 X再び

「マイクロウェーブ、来る!」
娘がそう言うとカチューシャに月から光が放たれる。
「サテライトキョン、発射ぁ!」
ぬおぉぉぉ! 人使い荒ぇなオイ!

139:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 21:39:40 8y5h8psk
某所からの転載だが、なんかうるっときた。
URLリンク(petite-soeur.dyndns.org)
URLリンク(petite-soeur.dyndns.org)
URLリンク(petite-soeur.dyndns.org)
URLリンク(petite-soeur.dyndns.org)

140:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 21:53:53 MNp/X+js
おおおおおwwww
イカン脳内の回線が一個吹っ飛んだ

141:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:10:34 mLvgsI7n
これはヤバい。
核爆級…!!

142:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:12:11 zKZkOIrD
>>139
GJ

143:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:13:27 BsH2Wtzb
これは
「出来ませんでした」と「半日遅れて」ってのがミソなのか?

仕事速いな!

144:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:15:44 bnKmHHw2
失礼な言い方だけどヤンデレ化してないことにびっくりしたw

145:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:22:36 ZvB1YN8A
おかげであのネタが俺の中で昇華したぜ。どっちもカッコ可愛い!!!

146:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 22:32:44 8WCGtzWX
>>139

 
.      ∥\
.      ∥  \
     /∥    \
     / ∥    /丶
 __/ ∥  /,'´r==ミ、_
    /  ∥/ .i 《リノハ从)〉
  ~ /⊿ ∥― 从(l|゚д゚ノリ  <出来上がりました
 〈 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>
 ~~~~~~^~~~~^~~"
 ~ ~ ~~ ~~ ~~
     ~  ~~

147:SS:L-カルニチンの涙
09/02/15 23:05:26 BsH2Wtzb
なんかハルヒちゃん観たり
URLリンク(www.1101.com)
とか見てたらこんなのが。先に謝っておく。すまぬ。

--------------------
 みなさんは最近、体重計で自身の体重をちゃんと量ったことがおありだろうか?
 しかし、最近は体重だけでなく体脂肪率やら内臓脂肪レベルまで簡単に測定できるものもあるんだな。
 こう言っちゃなんだが、俺もここしばらく寒いからとかで運動不足だったり、やれ菓子業界の仕掛けたイベントのせいで甘いものばっかり喰ってたせいで、内臓脂肪の数値がヤバイことになってたのだ。イカンイカン。
 しかし、なんかこう元気がイマイチ出ないんだよな。こういう場合は肉とかガッツリ喰って……なんて無茶するわけにも行かないし、どうしたモンかね?
「あらキョン、なによそんなに不景気そうな顔しちゃって。いくら地面ばっかり探しても、十円玉とかは落ちてたりしないわよ」
 ってハルヒ、誰もそんなモン探しとらんわ! ……いや、実は赫々然々ってなわけで、肉は喰いたいが、隠れメタボは怖いし、どうしたものかと思ってな。
「なーんだ。あんた、そんなこと今から気にしてたら若いうちから禿げるわよ」
 そういう誰かに思いっきりダメージを与えるようなことをサラリと言うなよ。
「ふっふ~ん。まあこんなこともあろうかと、あたしがあんたのためにこういうものを用意してあげたわっ! さあ、お腹いっぱいっ召し上がりなさい」
 そう言ったかと思うと、ハルヒはどこに隠していたのか丼を取り出して俺に突きつけた。どうやら牛丼か豚丼のようにしか見えないんだが。
「これが何か特別な肉だって言うのか? まあ、とりあえずいただきます……うん、なるほど……そこそこ旨いな、これ。しかし、この後味というか、仄かに湧き上がるこの風味は……ハルヒ、これは一体何の肉だ?」
「羊よ、羊! なんでも羊のお肉って、含まれてるアミノ酸が脂質の代謝を促進するって言うじゃない? だからじゃんじゃん食べても大丈夫ってわけ。ホラ見てキョン、こんなのがうじゃうじゃいるのをその辺で捕まえたから試しに調理してみたの」
 ハルヒはまたどこから取り出したのか白いモコモコした塊を引っ張り出して俺の目の前に掲げた。
「ぴぃぃぃぃ!」
 って、いつかどこかで見た羊さんじゃないかよ! 可哀想だろーが、おい!
「あはははっ! こらキョン、残さず全部食べなさい。お肉はまだまだいっぱいあるんだからねっ! さあ、どんどんお替りしないと許さないわよ」
「ハルヒ……頼む……やめろ……止めてくれー!」
 ………
 ……
 …

「―うーん、うーん」
「あ、あの、涼宮さん。キョンくんがなんだかうなされてるみたいなんですけど」
「全くもう、せっかく鶴屋さんからジンギスカンパーティに誘われてるってのに、何時まで寝てんのよこのアホンダラゲは!」
「しかし、彼をこのままにしておくわけにもいきませんしね」
「仕方ないわね。じゃあ、みんなは先に出発しちゃってもらえるかしら。有希、鶴屋さんにはあたしとキョンはちょっとだけ遅れるって伝えてくれる?」
「了解した」

 その後の焼肉パーティで、涙を零しながら肉を喰らう俺の姿を見て、
「ちょっとキョン……あんた、そんなにジンギスカンで感動して泣いちゃうぐらいお肉食べてなかったの? みっともないわねえ」
 などとハルヒに茶化されてしまったのだが、俺の涙の真意を理解可能な者は誰一人いないであろうことは間違いないのだ。
 羊さん……ごめんなさい……つーか、マジこの肉旨ぇなコンチクショウ!










「ところでキョンくんって、バレンタインのときにそんなにいっぱいチョコもらってたんですか?」
「ああ、その件ですが、どうやら涼宮さんが一週間以上前から彼に試食と称してありとあらゆる手作りチョコレートの数々を振舞っていたのが原因のようですね」
「内臓脂肪よりも血糖値に注意。何故か周囲の人物にまで影響あり」

148:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 23:28:38 WeNYEHeI
ハルヒの娘と旅をするキョン
その旅の中でハルヒの娘は自分の生き方を見い出し、最後はキョンが去り、
鶴屋さんor古泉のもとで暮らしていく電波を受信した

149:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 23:31:23 ZvB1YN8A
羊うめえwwwww

150:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 23:50:57 mLvgsI7n
>>147
かわいそすぎて喰えんわーw

151:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/15 23:52:26 wMcI1Qjf
>>147
オチが金時だしw

152:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 01:58:36 s1gjtJne
すみません未だ全部出来てませんが途中を投下します。
明日か明後日までには全部投下します。
意外にも書いていたら長くなった…
残りは再度構築しなおさないと

5レス程使います

153:『ドラゴンと少女の物語 -第3幕 鉄の賢者-』 中編 1
09/02/16 01:59:48 s1gjtJne
目の前に聳え立つ龍の住まう地。『狂気の山脈』。
本来ならば高揚感に包まれている筈であるが、3匹は龍と少女の只ならぬ雰囲気にただただ押し黙るだけであった。

(あのぉ~、キョンくんとハルヒさん如何しちゃったんでしょう。)
(弱りましたね。肝心の方々がこんな様子では。)
(…私達で話しても仕方がない。此処は当人達に任せた方がいい。)
「………。」
【………】

龍の背に乗り遥か頂を眺める少女。しかしその姿に何時もの元気さは無かった。
まるで龍に置いて行かれない様に必死に縋り付いている様であった。

(えー、麓までは辿り着きましたがこの後は如何すればよろしいのでしょうか?見た感じ上空は気流が激しく飛んで行くわけには行かないようですが。)
【…それなら大丈夫だ コッチに入り口がある この山脈は嘗ての戦いの際に暴走した魔晶石の力で出来た物だ 龍王だって越えられないさ】

そう言って龍は歩き出した。
嘗て古の時代。強大な魔力を礎とし巨大な国が存在した。
そこは如何なる人も魔法を操る事ができ、この世に生きる統べてのものを従えんと欲した。
しかし、その力も『闇』の前には無力に等しく。自分達が築き上げた力に翻弄され滅び去った。
ここに存在した古代都市はその魔力の暴走により大地が隆起しその中に没していった。
そこに残されたのは制御を失った魔力の残りカスと周囲の魔力を集め続ける魔晶石であった。
戦いの後各地の残ったその様な地を監視する為に古代の龍達はその場所に移り住んだ。それが世界の四方に存在する龍の住まう地である。

暫く歩んだ先に大きな岩が存在していた。一見周りの風景に溶け込んでいるが見るものが見れば違和感に気付く。

「?ここは?」
【……嘗ての古代都市の地下に広がっていた迷宮の入り口だ 今はその機能を失いただ朽ちない門番達が徘徊する死の洞窟だ】
「えぇ!ちょっと!そんな場所入って大丈夫なの?」
【…大丈夫だ 所詮侵入者を排除する為にものだったが ドラゴンを相手にする事は考えられていない それに…】
(それに…。なんでしょうか?)
【…意外にも知能があってな 俺達みたいなハイ・ドラゴン(上位龍)には近づこうとしないんだ だから俺達が通る分には安全だ】
(へ~そうなんですか~。門番と聞いてテッキリ『石龍』や『岩龍』が出てくると思いました~)
(…出てきても問題ない。少なくとも領域の外円に居るようなのはレッサー・ドラゴン(下位龍)に過ぎない。私達の敵ではない。)
【…まぁ俺達にとってはな】
「…何よ。」

そこまで話して龍は少女を見た。此処まで聞いて少女が怖気づくのを期待したからだった。
しかし、その希望は虚しく終わった。少女の瞳には強い意志が感じ取れた。
如何なる危険があっても龍のそばを離れないという意思が。

「先に言っておくけど、置いて行こうなんて考えても無駄よ。意地でもついていくから。」
【…わかってるさ それにこんな危ない場所にお前を置いていけるかよ ほら行くぞ コイズミは隊列の真ん中だ 此処では一番の役立たずは恐らくお前だ】
(えぇ如何やらその様ですね。残念ですが地底程僕達に縁遠い場所はありませんから。)
【悪いが殿はナガトがやってくれ アサヒナさんを殿にしてもし門番が後ろからきたら逆に危険だ】
(ふみぃ~すみませ~ん。戦闘関係はカラッキシで。)
(…問題ない。任せて)
【じゃあ行くぞ】

154:『ドラゴンと少女の物語 -第3幕 鉄の賢者-』 中編 2
09/02/16 02:00:50 s1gjtJne
そう言って龍は一声鳴いた。すると目の前に岩が姿を消し、迷宮の入り口が姿を現した。
そこは龍が立ち上がっても十分な高さのある巨大な迷宮であった。
龍を先頭にその後ろに少女が続き。その後がイツキ・ミクル・ユキの順番であった。
迷宮に入ってから暫くいった辺りから外の光が入らなくなってきた。まさに外界と龍の世界を分け隔てるだけはあった。
夜目の効く龍達は苦にもならなかったが少女にとって暗闇はただ不安を膨らませるだけであった。

「ちょっとキョン!これじゃあたしが何処歩いたら良いか分からないわよ。」
【ん?ああ悪い そうか…そうだな アサヒナさんすみませんが”ライト(光)”お願いできませんか?】
(あ、は~い分かりました。)
「あ、まってミクルちゃん。折角だしこの新しくなった護符を試してみるわ。」
(ほえ?)
【あ!ハルヒまて!】

護符。
この地を訪れる前に立寄ったハイ・エルフの村にて龍の鱗を加工したものである。
以前魔法に興味をもった少女に龍が自分の鱗を媒介として与えた簡易的な魔道具であった。
龍と仮の契約を結ぶことで簡単な魔法を行使する事が出来た。しかし飽くまでも簡単な魔法しか出来なかったが、此処までの道程で
少女自身も多少は身を守る手段が必要と思い、ハイ・エルフに頼み鱗を元にした正式な魔道具に練成して貰った物だ。
契約している龍の力意外に他の3匹から魔力を付加(エンチェント)して貰うことで初歩の攻撃魔法も唱えられるようになった。
しかし、飽く迄護符を媒介にしたものなので護符に込められた魔力がなくなればそれ以上は使うことが出来ない。
しかし、これの御陰で旅も少しは楽になっていた。
ここに入る前にユキ達より魔力を付加してもらっていた少女は早速その護符を使ってみた。
何時もは出し惜しみする少女であったが、もしかしたら龍に自分が役に立つところを見せて考えを改めさせようとしたのかもしれなかった。
しかし、人間が使う魔法と龍の使う魔法は根源が違っている。人は自分の魔力を鍵として世界に満ちているマナ(魔元素)に働きかけて
魔法を行使するのである。龍の鱗を使っていてもその根源は変わらない。飽く迄も護符や鱗は切欠で世界に干渉しているのは人間である少女だから。
そしてこの場所は嘗ての魔力に満ちていた古代都市の跡。他に地に比べてマナが濃い場所である。

「”ライト”!」
【あ!馬鹿この!】

少女が呪文を唱えた瞬間辺りは眩しいまでの閃光に照らし出された。
その光量は人の目を焼き永遠に光を失わせるに十分な量であった。

(ふえ~!!!!!)
(くっ!これは!)
(”ダーク(闇)”で中和出来なかった。やはりあの護符の力は強力。)

一瞬の閃光に龍達も目を焼かれた。しかしながら人と違い少し眩しいと感じる程度であり目が潰れる事はない。
しかし人の身である少女はこの閃光にその目の光を失ってしまったので。龍達はそう思った。
だがそうはなっていなかった。その刹那の瞬間に龍が少女の瞳に目隠しを施していた。

「ちょっと!何も見えないわよ!」
【このアホ!良いから魔力を絞れ!このままだと自分の魔法で自分の目を焼いてしまうぞ!】
「そう言っても如何したら良いのよ!」
【イメージしろ 昼間の光じゃなく 夜空に浮かぶ微かに輝く星の光を 人の目にも映るか疑わしい程の光を】
「そんなのイメージしたら全然見えないじゃない。」
【良いからしてみろ ここはマナが多すぎて初歩の魔法すら上級魔法に匹敵するぐらいになっちまうんだ 明かりが欲しいならそれ位で丁度いい明るさになる】
「…分かったわよ。じゃあやってみるわ。」

そういって少女護符を握り締めて念じると徐々に光が弱まっていった。
暫くして丁度松明の明かり同じくらいにまでなった。そこまで来て龍は少女の目隠しを解いた。

【全く余計なことしやがって ここは普通の場所とは違うんだ 魔法が使いたいのは分かるがこの場所では俺達に任せてくれ いいな】
「……分かったわよ。」

155:『ドラゴンと少女の物語 -第3幕 鉄の賢者-』 中編 3
09/02/16 02:01:25 s1gjtJne
そういって少女は大人しく龍の後ろをついていった。
その姿を見つめながら残りの3匹は思案にくれていた。
龍と少女。互いに互いを思いながら、その思いがすれ違っている。
自分達の使命もさることながら3匹は目の前にいる龍と少女に幸せになって欲しいと何時しか思っていた。
この旅が終わっても。両者の関係が種族を超えたものになるようにと。
先頭を行く龍とその後ろを歩く少女。その背中は3匹の雄弁と語っていた。
ただ『寂しい』と。

一行は迷うことなく地下迷宮を抜けることが出来た。
嘗ての崩壊は地下迷宮の役割を失わせていた。また龍にとっては言わば通り道になっている為、迷うような事もなかった。
ただ迷宮の残った”迷い”の魔法の効果で人が踏み入ったが最後抜け出すことは叶わないだろうが龍達にはさして問題ないものであった
やがて開けた視界には、山脈を越えた先に広がる広大な大地が広がっていた。
そこは柱のような山の頂がまるでテーブルの様になっており、その様な柱が何本も立ち並ぶ奇妙な光景であった。

「……此処がキョンの故郷?」

少女は傍らに立ち龍に語りかけた。
自分の身長の7倍はある龍を見上げ、その表情を伺った。
その瞳には哀愁と何処か懐かしさに満ちていた。

【…あぁ 此処が俺の故郷 地龍とその眷属が住まう大地 『狂気の山脈・廃都ザビュート』 そこに踏み入った最初の人間さハルヒ】
「…キョン」

そうして龍と少女は遥か先のそびえる一つの巨大なピラー・マウンテン(石柱山)を見やった。
そこは他のピラー・マウンテンとは違い明らかに異彩をはなっていた。

(お話中失礼します。もしやあの山が。)
【ん?あぁアソコが俺達『地龍』やその眷属達を束ねる龍王 『地龍王・ユグドラス』が住む場所だ 折角ここまで来てもらって悪いが
観光をしてる暇はないんでな 早速あそこへ向かうぞ】
(は~い、分かりました。)
(…御意。)
(確かに拝聴しました。)

そこまで話して龍は少女をみた。さっきの事もあり所在無さげな少女。その姿をみて【やれやれ】と呟きながら龍は身を傾けた。

【…乗れよハルヒ】
「…え?」
【お前を乗せて旅を続けすぎたようだ どうも背中が軽いとバランスが悪い だからバランスを取る為に乗ってくれないか?】

意外な龍の物言いに一瞬少女は意味が理解出来なかった。しかしゆっくりとその意味を理解した。
一昨日から龍を避けていた少女。でもそれは子供じみた反抗であった。しかし少女も龍の背中に乗らずにいる事で寂しさを憶えていた。
あの鱗越しに伝わる龍の温もりを少女も欲していた。

「…まったく、しょうがないわね。そこまで言うなら乗ってあげるわ。」
【おいおい 乗りたそうにしてたのは何処の誰だよ】
「あ~ら、あたしが何時乗りたいって言ったのかしら?いいから早乗せなさい!」
【へいへい 全くどうしようもない奴だな】
「ふん!何よ………ありがとうキョン。」
【ん?何か言ったか?】
「なぁっ!…あ…えっと……なんでもないわよ!このエロキョン!」
【やれやれ】

そんな遣り取りを見つめながら3匹は内心安堵の溜息を漏らしていた。
しかし、一行は気付いていなかった。
領域に地龍種や眷属意外が入り込んだら、それらを排除する為に本当の門番が現れることに。
そしてその影が直ぐそこまで迫っていることに。

156:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 02:05:18 s1gjtJne
以上中編でした。
次回やっと今回の目玉登場です。

先に言っておきます
地龍王のCVイメージは青野武さんです

後ツベのちゅるやさんや鷹屋さん観ながら
こっちの世界の竜のツルヤさん通称:辰屋さん(命名;わたくし)
をどうやって登場させようか思案中

157:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 03:02:28 EaCzKGzv
>>156
乙です。地龍王の声はガーネフですか。
鶴屋さんは…なんだか神出鬼没なイメージがあるかな。
各地にある道祖神や像を依り代にしてヒョイっと現れそうな

158:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 04:27:37 DTyjOMin
すまん、なぜか>>139に繋がらないんだがどんな画像だったのか教えてほしい


159:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 06:36:31 Tf6vp4tv
>>158
バレンタインのチョコが間に合わなかったので、キョンとハルヒは二人でチョコ塗布プレイをする事にしました。

160:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 08:09:56 J6+7fxqY
めちゃイケかよ

161:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 08:57:50 ILi00Swp
今試したが普通につながるな
まあ有名サイトのだし直接そっちを見に行けばいいと思うが

162:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 10:02:23 jkBSF0ih
>>157
ガーネフ吹いたw まさに今DSでファイエンやってる俺。

おうおうそして今日はまた寒くなってきたな。
よし、ハルヒに遅チョコを逆チョコでプレゼントだ!

163:158
09/02/16 10:02:57 DTyjOMin
今試してみたら繋がった。すまん。そして貼ってくれたやつありがとう

>>159
おいww

164:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 10:33:58 jkBSF0ih
二人でチョコを共同製作するってのもイイな……

165:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 11:16:50 3+0rGZW4
いいね

166:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 12:31:52 d5/EYNW8
スリット入りマスクを付けたキョンと剣で戦うハルヒ

167:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 12:49:12 3+0rGZW4
レッツ、フェンシング!

168:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 13:34:33 qrwjF9FM
「あたしと突き合いなさい!」

169:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 13:39:23 mutBh1vE
誰がうまいこと言えと(wwww

170:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 15:24:34 +iRzOiAz
ランスロットハルヒ
ガウェインキョン

171:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 16:32:05 Bs5JXmpm
SSスカウターを拾った日URLリンク(wikiwiki.jp)
の続編とも言える話です。
予定では8話構成とやたら長くやっていくつもりです。
第2話の投下も出来る限り早急にしていきます。
すみませんがよろしくです。

172:SS Dark Side 第一話
09/02/16 16:35:03 Bs5JXmpm
「あれが地球・・・噂通りの綺麗な星ですね」
「はい、あれほど貧弱で科学技術もさほど進んでいない星人には勿体無い限りです」
「それでも奴隷として使えないわけでもないでしょう。
 到着次第地球人を連行、宮殿の建設に取り掛からせて下さい。」
「了解です、フリーザ様」
「さあ、そろそろですよ。逆らう者は皆殺しです。彼らに私たちの恐怖を植え付けてやりなさい」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・

                第一話 来たりし災厄


同時刻

「なあキョン、今日何か予定あっか?」
隣で食い物を飛ばしながら話を持ちかけてきたのは谷口だ。汚いぞ。
「すまん、で予定あるか?駅前の喫茶店でメチャメチャ可愛い女の子見っけたんだよ!」
無かったとしても行かん。
「つれねぇなあ・・・まっ仕方ねぇか、お前には涼mぶがぁ!」
殴られるだけで良かったな。次言ったら指を180度逆に曲げてやる。
「まあまあキョン、谷口も悪気があって言った訳じゃないと・・・あれ、キョンお客さんだよ」
「ん?客?」
首を後ろに捻ると、そこには何時に無く真剣な顔持ちの古泉が立っていた。
あいつの顔からは「緊急事態です」と滲み出ている気がした。


まさに俺の予想は的を射ていた。どうやら本当に緊急事態らしい。
元文芸部室には既に朝比奈さんと長門もご到着済みだ。
一体全体何が緊急事態なんだ?また天蓋領域とかどうかとか言う奴らか。
「いえ、今回の件は彼らは関係していません。
 しかも珍しい事に涼宮さんも全くの無関係、ですね」
そりゃあ確かに珍しいな。じゃあそいつ等の目論見は何だってんだ。
「地球の支配」
横から口を出してきたのは長門だ。
「敵はフリーザ一味と推測される」
「え?フリーザって以前スカウターを拾った時にお前が話した宇宙人だよな?」
「そう」
長門曰く、まだこの地球には来ない筈なんじゃなかったのか。
「あの時、まだ遥か彼方の銀河系に留まっていた、けど何らかの理由によりこの惑星に来た。
 恐らく彼らは拠点を地球に移す気でいる」
「奴らがここでマイハウスを建造する際、俺たちはどうなる」
「抹殺、もしくは奴隷。どっちにしろ拠点建設後は殺されるのがオチ」
どっちにしろ※ポアって・・・。
「だから今、宇宙人、未来人、超能力者が招集して対策を練っている所です。
 一味は中型の飛行船一機で地球に乗り込んで来たようですが、
 こちらが全勢力で迎え撃っても勝機は1割以下、いやほぼ無に等しいでしょう」
ちょと待て古泉。乗り込んできたって事は、もう既に地球に入ってきているのか?
「いえ、まだこちらも地球との正確な距離はとれていませんが、そろそろ・・・」
古泉がおもむろに首を上げた。続いて朝比奈さんと長門も。
こりゃあ来たのか。
「座標を特定する」
長門は液体ヘリウムのような目で天井を見上げて言った。
次の長門の発言を待つ俺は不意に、窓の外を眺める。


何処までも蒼い空の向こうで一つ、何かが煌いた。

173:SS Dark Side 第一話
09/02/16 16:35:48 Bs5JXmpm
「まさかもう地球に到達するとは・・・少々不味い状況ですね」
そっちも大分混乱してるとは思うんだが、こっちに敵を来させるなよ。
「ええ、そこは我々が全力で何とかします。普通にしてもいても大丈夫ですよ」
おう、分かった。
「ああそれと、涼宮さんはお願いしますよ。彼女の事を一番分かっているのはあなたですからね」
多少納得いかないが、この事態だ。引き受けようじゃねえか。
あいつがこれに気付いたら色んな意味で危険だ。
「キョン君・・・本当にお願いしますね、涼宮さんの事」
朝比奈さんまで・・・分かってますって。長門もそんな目は止めてくれ。


その後は3人とも何処かへ行ってしまったようだ。
多分、一味の着陸地点か・・・。
いや、俺は余計な事は考えなくていいんだ。今回の事件はどうすることも出来ん。
出来ることはハルヒにこれを悟られないようにするだけだな。
まあ、まずバレることも無いだろうが・・・おっハルヒだ。
「おーい、ハルヒー!」
「うるさいわね、そんな声張らなくても聴こえるわよ」
「いやすまん。ちょいと俺以外の団員から伝言を預かっている」
「伝言?何よ」
「まず長門だが、遠くにいる両親の家へ帰っている。
 朝比奈さんは午後から病院らしく早退。
 古泉は急なバイト、だそうだ。」
「ふーん・・・。まっそれなら仕方無いけど、あまり感心できないわね」
「ま、まあ確かにな」
「でもあんたは出てくるんでしょ」
「まあな、悪いか」
「別に。さっ行くわよ!」
「お、おう」
こちらはうまく事が進んでいるが、あっちはどうなのだろうか。
いや、大丈夫だろう。何しろ全宇宙人・未来人・超能力者の勢力なのだ。
まず負けるわけは無いだろう。あいつらがそんなにヤワで無いのは俺がよく知っている。



と、自分に言い聞かせてみたものの、嫌な予感が消える事は無かった。
この予感が見事現実になるのは、今から約数時間後になる。


第2話へ続く

174:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 16:52:52 jkBSF0ih
乙。まさか続きがあるとは……。

>>167
実はフェンシングだけはやたらと強いキョン。
キョン「どうしたハルヒ?一方的に俺が突いてばかりじゃないか?」


175:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 17:08:52 fCYcNxMU
俺のバレンタインデーはまだ終わっちゃいねぇ!

176:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 18:08:37 d5/EYNW8
歌手になるハルヒ
傍らには主のいない白いギターがいつも置かれていた

177:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 18:34:10 fCYcNxMU
ぬぅ。俺の電波増幅装置では膨らませれなようだぜ……

178:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 19:06:09 9QT/uCWo
仲間に諭され、意地を張るのをやめて
旅に出たキョンの後を追い可変戦闘機で宇宙に飛び出すフラグ

古泉・みくる「「SOS団は僕達(私たち)にお任せください」」
長門「………」(無言でドラムセットを叩く)

179:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 19:15:37 PphF1AhS
九曜「……ダイナ--マイト」

180:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 19:28:59 +iRzOiAz
ギターのネック部分に魔女帽子が架けられてそう

181:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 20:23:03 oaJk7sdr
九曜がグラハムかよw

182:SS涼宮ハルヒの創作(1/2)
09/02/16 20:28:38 7z4uOuuM
ハ:次回の会誌のために、団員の創作力を底上げする必要があるわね。というわけで、
3人の講師を呼んだわ!
キ:妙に本格的だな。
ハ:じゃあ、いくわよ。古泉君、スモークと照明お願い。
古:おまかせください、閣下。
ハ:さあ、よみがえれ、アイアン・ライター!
キ:って長門かよ!
長:調査結果を報告する。許可を。
キ:あ、ああ。やっちまえ。
長:現在、日本国で流通するうち、発行部数が上位32000作品のあらすじについて
分析を行い、よく読まれる物語に要求される傾向を抽出した。
キ:おう。すごいな。
長:ストーリーに求められる得性の共通因子を、25文字以内の現代日本語で述べると
次の通りとなる。すなわち「予想を裏切りつつも、期待を満たすストーリー」。
キ:なんだって?もう一度、言ってくれ。
長:予想を裏切りつつも、期待を満たすストーリー。
キ:わかるような気もするが、もう少し長くていいから、説明してくれ。
長:予想どおりすぎると読者は退屈する。この先どうなるかわからないからこそ、読者
は続きを読もうとする。
キ:なるほど。
長:しかしあまりに外れると、読者はついていけなくなる。オリジナリティを求めて新
奇さに走るあまり、読者に反発された例は多い。人気の出たストーリーは、大筋では読
者がすでに知っている定番どおりのものが多い。
キ:裏切りつつ、裏切らないという訳か。バランスが難しいな。
長:もっとも多い形態は、結末は定番だが、設定や結末に至るプロセスに工夫を施した
もの。たとえば読者に「どうせハッピーエンドだろうが、この設定(あるいはこんな展
開)でどうやってハッピーエンドにこぎつこけるのか」と思わせて読者を引きつける。
キ:なるほどな。
長:がんばって。
キ:お、おう。

ハ:じゃあ、次へ行くわよ。第二の鉄人よ、出てこいや!
キ:って、鶴屋さん。
鶴:あたしの担当はキャラクターづくりと描写のイロハにょろよ。まあ、どろ船に乗っ
たつもりで、安心するっさ。
キ:とても気が抜けません。
鶴:描写はめがっさ大事にょろよ。この話みたいに、セリフばかりで描写がないと、読
者が作品世界に入って行けないっさ。
キ:そんなもんですか。
鶴:マンガや映画は絵や映像があるにょろ。そのシーンにぴったりの映像を撮るために、
ある監督は「あの太陽をのけろ」と言ったっさ。
キ:そんな無茶な。
鶴:無茶しても撮りたい絵を撮るのが監督にょろよ。同じ台本、同じセリフ、同じストー
リーでも、どんな絵かで全然ちがうものになるからねえ。小説には言葉しかないから、
どんな風に描写するかは、マンガや映画でどんな絵で表現するかと同じくらい大切なん
だよ、うん。
キ:なんか難しそうですね。
鶴:セリフは書けるけど、描写が苦手という人は少なくないっさ。そこで!今日は特別
に鶴屋流描写の極意を授けるにょろよ。これさえあれば、描写で困らないこと、間違い
なし!

183:SS涼宮ハルヒの創作(2/2)
09/02/16 20:29:19 7z4uOuuM
キ:それはすごい。
鶴:モデルを見つけて、その子のことを常に頭に思い描くにょろ。セリフは心に残りや
すいから、むしろその子のしぐさや立ち振るまい、その子がいつもいる場所などなど、
具体的に思いだすっさ! そのためには普段からよく観察するのが一番! だからモデ
ルにするのは身近な人がいいかもねえ。普段、見過ごしているものを見るってことだね、
キョン君。見ていないものは書けない、ボクシングにラッキーパンチはないということ
にょろよ!
キ:はあ。
鶴:じゃあ、キョン君、がんばるにょろ~。
キ:あ、はい、がんばります。

ハ:泣いても笑っても次が最後よ。第三の鉄人よ、出でませい!
み:は、は、ふぁい!
キ:最後は朝比奈さんですか。
み:わ、わたしは、せ、セリフについて教えますっ!
ハ:みくるちゃん、かみかみよ。古泉君、スモークで見えないから、カンペはもっと近
くに。
古:はい、閣下。
キ:あー、朝比奈さん、無理せずに、犬にかまれたとでも思って、そこそこに頑張って
ください。
み:はいっ、一生懸命がんばりますので、応援してくださいっ!
谷:エム・アイ・ケー・ユー・アール・ユー、み・く・る!!
キ:谷口、こんなところで何やってんだ?
谷:にぎやかしだ。俺は俺で満ち足りてるから、気にするな。
キ:そうか。
み:セリフはとっても大事ですっ! 
キ:おわっ。
み:どんなに思ってくれていても、きちんと言葉にして欲しいんですっ!!
キ:あの、小説の話ですよね?
み:そうですっ!間違いありませんっ!
キ:そうですか。
み:普段なら絶対に言わないようなセリフも、お話の中ではゆるされるのです!
谷:エル・オー・ヴィ・イー、ラブリー、み・く・る!!
み:キョン君、あの、がんばってください。気持ちは必ず伝わりますっ!
キ:はあ。とにかく、がんばってみます。

ハ:というわけで豪華講師陣によるレクチャーはここまでよ!
キ:ある意味豪華という気もするが、いつものメンバーとも言えるぞ。
ハ:さて、あとは実践あるのみね。

と言ってハルヒは、ズンという効果音とともに、俺の視界をふさぐように前に立った。

ハ:今日のレクチャーは、ほとんどあんたのために開いてあげたようなもんなんだから
ね。さあ、キョン、前回のリベンジよ! 全校生徒に砂という砂を吐かせて、校庭を砂
丘に変えるような恋愛小説を書きなさい!
キ:無理だ。
ハ:こら、キョン! どこ見てんのよ!?
キ:なぜ俺の前に立ちふさがる?
ハ:鶴屋さんが身近な人物を観察しろって言ったでしょ!

古:さすが涼宮さんですね。彼がどれだけ顔の向きを変えても、すぐさまそれに反応し
ておられる。
長:シュートコースをふさぐ熟達したディフェンダーの動き。
み:涼宮さん、ガンバです!
鶴:おやおや、今日はブラックみくるがオチじゃないのかい?
谷:お、俺には何も期待するなあ!「ていうか、お前らさっさと結婚しろぉ!!」じゃ駄目?
長:駄目。



184:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 20:32:00 ykg8OiFt
例のハルヒfigma半袖ver.には付属パーツとしてポニテが付くらしい。しかも初回特典としてスクールバッグ(全三色・色はランダム)も付くだと!?

URLリンク(www.aniani.com)

これで「似合ってるぞ」ができる!
ねんどろいどみたいにfigmaも教室セットとか出してくんないかな。

185:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 20:44:59 PphF1AhS
>>183
GJ!ってキョンじゃなくてハルヒが頑張る話になっとるw

186:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 20:49:11 oaJk7sdr
>>182-183
GJ。

>>184
実に、実に、楽しみだ

187:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 20:54:39 iXrCDwvd
キってだれ?

188:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 21:01:44 Tf6vp4tv
>>187
キバットバット三世

189:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 21:23:55 ykg8OiFt
>>184
figma半袖ハルヒの広告を目にして葛藤するキョン

(………やっと世間はポニテの何たるかを理解したようだな…しかし真のポニテハルヒがどれだけ可愛いか…それは俺にしか解るまい……さあどうしようか…今俺の前にある問題はこいつをいくつ予約する、)
「なーに見てんの、キョン?」
「ハ、ハルヒ!?」

その後キョンが何を見ていたのかを知ってかなーり赤面するハルにゃん可愛い

190:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 21:24:53 RiLDkiNE
ハルヒちゃんのOPを聴いて、ハルヒのひざの匂いを思わず想像した俺は変態。

191:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 21:30:14 +iRzOiAz
ハルヒの誕生パーティーの招待状を本人の眼前で破り捨てるキョン

192:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 22:00:05 PVgS7bmD
自分の誕生日パーティに誰も来なくて大暴れするキョンが浮かんでしまったじゃまいか

193:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 22:36:23 zV6uv4VB
ハルヒを愛してしまい、彼女への愛情が冷めてきた。
別れようと思いまつが、好きな子が出来たなんていったら
キレられるかな?

194:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 22:37:24 EaCzKGzv
よれよれのスーツ(Yシャツがズボンからはみ出している)に無精ヒゲ、サングラスを掛けた姿で
鋼鉄のベースを振り回して悪の組織の戦闘員を吹っ飛ばして行くジョン・スミスと
その隣でポニーテールをたなびかせながら鋼鉄のギターを振り回し、
ジョンの背後を突こうとする戦闘員を蹴散らしていく謎の美女

195:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 22:45:10 sw0S9PpW
33 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2009/02/15(日) 07:48:28 ID:???
キョンは何かあったの?だけどハルヒは何も違和感ないw

96 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 02:29:36 ID:oB+IFs0U
精神世界。電車の中

有希「あなたは分かろうとしたの?」
キョン「分かろうとしたさ。」
ハルヒ「バーカ。知ってるのよ。あんたがあたしをオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで見ててあげるから。
    あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない。」ハルヒが胸突き出して肢広げながら言う
キョン「だったら俺に優しくしろよ」

場面変わる。部室。

キョン「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。」
ハルヒ「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた、あたしを傷つけるだけだもの。」
キョン「ハルヒ、助けてくれよ。なあ、ハルヒじゃないとダメなんだ。」
ハルヒ「嘘ね」 キョン「はっ!」
ハルヒ「あんた、誰でもいいんでしょ? みくるちゃんも有希も恐いから古泉君も鶴屋さんも恐いから!あたしに逃げてるだけじゃないの!」
キョン「助けてくれよ」
ハルヒ「それが一番楽で傷つかないもの」
キョン「なあ、俺を助けろよ!」
ハルヒ「ほんとに他人を好きになったことないのよ!」
キョン「っあ!」
ハルヒ「自分しかここに居ないのよ!その自分も好きだと感じたこと、ないのよ!哀れね」ハルヒに突き飛ばされる
キョン「助けてくれよ、なあ。誰か俺を、お願いだから助けろ。助けてくれよ。助けろよ。俺を助けろよ!」
キョン「一人にするな!!俺を見捨てないでくれ。俺を殺さないでくれ!!」キョン部室のイスを投げ回して大暴れ
ハルヒ「いや」 それを聞いたキョンハルヒの首を絞める。しかし、全く抵抗しないハルヒ

196:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 22:45:19 Tf6vp4tv
>>192
なんだその人型機動兵器乗って救急車を強奪する「お前を殺す」が口癖そうなキョンは?

197:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:05:57 BP6pTkPo
>>193
お前の感じている感情は精神病の一種だ。治し方は俺が知っている。俺に任せろ。

198:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:23:44 mYl8EIN8
ハロウィン・ストーブネタの者です。
またもや単発で申し訳ないのですが、何番煎じか分からないほど既出しまくりのインフルネタでSSを書いたので、
恐れ多くも投下させていただきたいと思います。

ただ、これがどうも長くなり過ぎて、10レスそこらじゃ収まりきらない長さになってしまいました。
スレの容量のこともありますし、読まれない方には邪魔でしかないでしょうから、wikiに直接投下させていただこうと考えていますが、
特に問題等ないでしょうか?

199:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:28:56 BP6pTkPo
前半・後半で分けて投下すれば?時間を跨げば規制は解除されるみたいだし。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:30:45 v5sSka3j
前編後編に分ければいいんじゃ…とは思うが。
まぁおまいさんの好きにしたらいいと思うぞ。

201:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:31:22 v5sSka3j
ちょwリロって無かったすまんorz

202:SS:昨日まで暖かかったのに何で急に寒くなるわけ?
09/02/16 23:52:39 S+wOV1IN
「はーっくしょん!」
 ……はっ、しまった。さっきからずっと我慢してたのに、よりによってキョンの目の前で、こんなに大げさなクシャミしちゃうだなんて、あたしのバカバカ!
「なあハルヒ……お前、風邪気味なんじゃないのか?」
「べ、別にこんなの大したことないわよ。それよりもほら、さっきから問題解く手が止まってるんじゃないの、あんた?」
 って、なによその表情? そんな目で見られたら、あたし一体どうしたら……違う違うわよ! 今の独り言なし、取り消し!
「やれやれ……ちょっと待ってろ」
 そういい残してキョンは部屋から出て行ってしまった。
「こら、ちょっと! あんたサボるつもり?」

 しばらくして、キョンは風邪薬と水の入ったコップを持ってきてあたしに差し出した。
「……なによ一体」
「いいから大人しくこれ飲んでおけ! 明日のテスト対策でわざわざお前に来てもらってて、肝心の当日に風邪で休まれでもしたら後で寝覚めが悪いからな」
 な、なによその言い方。あんたそれでも心配してるつもりなわけ?
 と、口に出して言う代わりに、あたしはさっさとその薬を受け取って一気に飲んじゃったわ。
「……ああ、良薬は口に苦し、なんて言うけど、この薬眠くなるだけで、全然効き目なさそうなのよね」
「まあ確かに、妹が飲んだときも『苦い』とか文句言ってて、速効寝ちまったからな」
 って、キョン? あんたまさか妹ちゃんの話にかこつけて、あたしを子ども扱いしてるわけ? むうぅ、何か腹立つじゃないのよ!
「さーて、問題、問題っと。ハルヒ、これは一体どうやって解けばいいんだ?」
「バカキョン! あんた何回同じこと言わせたら気が済むわけ? これは前にやった例題の応用だってば」
「ああ、そうか。気が付かなかったぜ」
 全くもう、調子だけはいいんだからこのアホンダラゲ。
 それからしばらくは、キョンは珍しいことに黙々とノートにシャーペンを走らせていたわ。いつもこのぐらい真面目なら、もっとマシな成績なはずなのにね。
 それにしても……まずいわ、早速眠たくなってきちゃったじゃない。
 いけない……意識を……ちゃんと……保って……、
「……ハルヒ?」
 もうダメ―妙に気持ちよくなってきちゃったわ……。
「おいハルヒ……しょうがないな。コタツで寝たら本当に風邪ひいちまうっての」
 なによ、うるさいわね……バカキョン。
「駄目だ。マジで眠っちまった。……しかし、どうしたもんかね」

 ………
 ……
 …

 まるで、そこは天国だったの。
 柔らかで暖かな光に包まれて、あたしは空中とも液体中ともつかない空間をただ浮遊しているだけ。自由だけど、でも―まるで誰かに抱きしめられているような変な感覚に捕らわれる。
 それに……この匂い……これ、キョンの匂いだわ! ということは―なによ、あたしってキョンに抱きしめられてるってこと?
 ほんとにもう、なに考えてんのよ、このエロキョン!
 でも……まあ、いいかしら。なんだか気持ちいいし、ずっとこのままでいても……。

「って、そんなわけないでしょうが!」
 ……あれ? ここは、どこ?
「ああハルヒ、やっと起きたか」
 目の前にはキョンが……、ひょっとして、ここってキョンのベッド? あたし、何時の間に眠っちゃってたのよ?
「お前、薬飲んだ後あっという間にコタツで居眠り始めやがったじゃないか。まあ、風邪薬のせいだけじゃなくて、ここのところ寝不足だったんだろ、俺の勉強の準備だのなんだかんだで。違うか?」
 まあ……否定しないわ。
「それで、さすがにそのままにしておくわけにもいかないから、ベッドに放り込んだだけだ。言っておくが、別に疚しいことなんてしとらんからな」
「あ、あ、当たり前でしょ、このスケベキョン!」
「どうでもいいが、いつまで俺の枕抱いてるんだ? あと、ヨダレ拭け。みっともないぞ」
 あたしは枕を脇に放り投げると、差し出されたティッシュで口元を拭った。なんだか非常に悔しいんだけど、でも反撃の余地も全く無くって、あたしは唸り声を漏らすしかなかったわ。
「さて、もうこんな時間だが……どうする?」
「バカ……もう帰るっ!」

 何故かキョンは自転車を押しながらあたしの隣を歩いている。ってさっきのは送って行くかどうかって意味だったわけ?
「そんなこと一々訊くまでもないじゃないの。ホントあんたってデリカシーってモノが欠落しちゃってるんだから」
「そいつは悪かったな。今度からは訊かずに一緒に行ってやる」
 その一言に、何だか凄く安心しちゃってるあたし、ってやっぱ風邪薬のせいでまだ変なのかしら? うん、絶対そうよね。

203:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/16 23:57:10 BP6pTkPo
あれ?これは関係なし、だよなw
GJ!
一気に寒くなると温度差がやばいよな。

204:名無しさん@お腹いっぱい。
09/02/17 00:01:56 +gnsHEf8
>>202
GJ!

>>199
>>200
レスありがとうございます。了解しました。
前後編に分けて投下させていただきます。
編集に時間を食ったので間が空いてしまいましたが、>>202の方のSSは私のとは別のものです;

205:ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:1/6
09/02/17 00:03:50 +gnsHEf8
 正月の浮ついた気持ちも冷めて久しく、ややあって始まった三学期とはいえ特筆すべき出来事もなく、休みボケした脳には一層過酷な
日々の授業をどうにか鼓膜と網膜でとらえているうちに新年を迎えたことなど遠い昔のようになってしまった、そんな時期である。
 例によって騒がしさだけは突き抜け絶好調だった冬休みも終わってしまえばあっけなく、あれよあれよのうちに花も恥じらう高校生活は
残り一年とちょっと。最近いやに慌ただしい上級生を見ていてふとそんな事を思い出したのだが、だからといって特に何らかの感慨が湧く
わけでもなく、ただしみじみとこの約二年が過ぎていった速さを感じた。楽しい時間ほど瞬く間に終わってしまうとは月並みな言葉だが、
俺の場合は単に密度が濃かっただけではないだろうかと思う。
 とまあ、半ば無理やりに関連付けておいて閑話休題。
 同じくイディオムとして『馬鹿は風邪を引かない』とよく言うが、同じ人間同士そんなに免疫に差がある訳もなく、その真意は『風邪を
引かない』のではなく『風邪を知らない』、つまり馬鹿は風邪を知らないので引いたことにすら気付かない―と、そういう意味らしい。
 では世間一般で言われるところの馬鹿の定義についてだが、これにもその実二種類あって、いわゆる成績的な落ちこぼれを指して言う
知識の馬鹿と、道理や常軌から著しく逸しているタイプの社会的な馬鹿がいる。前述の話からすると、風邪を引かない方の馬鹿は恐らく
前者の極端な場合であると言えるだろう。
 つまり頭の中が年中カオスで行動すべてが突飛かつ十中八九迷惑千万な常識外れの人間―要するに後者の馬鹿であろうと、普遍
的な高校生がうんうん唸って解くようなテストを制限時間の半分で終えて爆睡しているような知識的利口である場合、この慣用句は残念
ながら当てはまらないということになる。
 黒板に書き殴られた幾何学模様が消えていくのをぼんやりと視界に捉えながら国木田辺りにノートを借りる算段をしつつ、こんなどう
でもいいようなことを分析していた俺は、全校生徒待望の四限目終了を告げるチャイムと同時に一つの結論に達した。
 いつもならこの瞬間、椅子を蹴飛ばすような勢いで立ち上がって学食へダッシュするはずのハルヒがインフルエンザにかかり、ここ数日
学校を休み続けているのは不自然でもなんでもなく、
 何故なら風邪とインフルエンザは別物だから、ってことだ。

「なぁキョン」
 対面でタコさんウィンナーを弄びながら、谷口が真面目くさった声を発した。
「心配だろ?」
 相変わらず話に要領を得にくい野郎だ。
「……何がだ、主語を言え」
「んなのいちいち訊くなって、決まってんだろ。涼宮のことだよ」
 そりゃあ心配さ、新型の発生がどうのこうの騒がれてるこのご時世にまさしくインフルエンザだからな。まぁ俺としては某薬を服用した
副作用でさらに奇行に磨きがかかったりしないことを祈るばかりだ。
「バッカ、そんなんじゃなくてよぉ、もっとこう……いてもたってもいらんねーとか、胸が張り裂けるようだーとか、そういう類のだよ」
 谷口よ、常々思っていたことではあったが、やはりお前は覆しようもなく前者の馬鹿であるようだな。俺にはお前の言わんとしている事
がさっぱり理解できん。何かに恋でもしてるのか?
「あぁ? なんだよ前者の馬鹿って。つかそりゃお前のことだっつの」
「まあまあ谷口、キョンにストレート投げても無駄だよ。素直じゃないんだから」
 神経質に骨を取りながら魚の身をこそぎ出していた国木田が、したり顔で割り込む。
「だなー。ったく難解な野郎だぜ」
 何も考えてないような面から言われると一層腹に据えかねるもんだな。
「何なんだお前ら、俺が普通にハルヒを心配してりゃ不満だっつーのか?」
「あーあーはいはい、滅相もございません」
 意味の分からないことを分からないように述べられた挙句、馬鹿に小馬鹿にされるより他にこれほど屈辱的なこともあるまい。俺は余程
このドレッシングでヒタヒタなブロッコリーを谷口の米ゾーンに突っ込んでやろうかと思ったが、こいつ相手には一欠片に含まれるビタ
ミン類を失うことすら惜しいので我慢しておく。緑黄色野菜に感謝しろよ谷口。
「でもさ、キョン」
 諭すような語調で、魚をむしり終えた国木田が口を開いた。
「メールぐらいはしたの? ほら、同じ同好会のメンバーとして、さ」
 正確には同好会未満だがな。
「した。それがどうかしたか?」
「返信、どんなだった?」
 おいおい、何の事情聴取だこれは。そんな大袈裟な話じゃねえだろ。大体他人とのメールの内容なんてプライベートな事項、おいそれ
と勝手に公表していいもんじゃない。

206:ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:2/6
09/02/17 00:04:27 +gnsHEf8
「いいからさ、ほら。大したことないなら言っても問題ないだろ?」
 なにやらしつこく食い下がるクラスメイトは真顔で迫ってきており、さっきまでの茶化すような軽薄さは一応の表面上では見受けられ
ない。
 お前らがハルヒのメール内容を知りたがるなんざ興味本位としか思えないが、今一度文面を脳内反芻して確かに大したことないのを
確認したのち、どうせ教えたところでどうにもならないと踏んだ俺はそれを口にする。
「どんなって……普通に『大丈夫、心配するな』って感じだよ。何往復もしたってしんどいだけだろうし、それ以上返してない」
 今の発言のどこに納得いかない点があったのか知らないが、国木田と谷口は目を合わせて渋い面をする。妙なところで意思疎通しや
がって。
「なーんか素っ気無ぇなあ……」
「お互い素直じゃないからねぇ……」
 溜息を一つ吐き、またこれだ。
「だから一体何なんだ? 俺にどうしろってんだよ」
 アホ改め馬鹿の谷口が「やれやれ」と俺の十八番を盗んでいる横で、白身を咀嚼しながらしばし考えた国木田はこうのたまった。
「どうしろっていうか……そうだな、強いて言うならお見舞いに行ってきたら? 同じ同好会未満のメンバーの、『普通』として、さ」
「お見舞いだあ? 入院してる訳でもないのに」
「ま、それもそうかもね」
 昼食を食い終えた国木田はそれきり席を立ち、購買に行くと告げて去って行った。
 ふと谷口が壁掛けの時計に目をやり、「やべっ」と呟いて弁当をがっつき始める。
「……ったく」


---


 どうも、寝付きが悪い。
 熱は下がってきたけど、暖房をがんがんにきかせて加湿しまくりのこの部屋じゃあそれも仕方ないかもしれない。目を瞑ってひたすら寝
返りをうっているうちに、枕元に置いた時計は四時過ぎを指していた。
 そういえば、まだお昼を食べていない。
 半端な空腹感とだるさに挟まれて暫く逡巡してから、自分の汗でじっとりと鬱陶しい掛け布団を追いやり、痺れるような痛みでぼやけた
頭を抱えながらベッドから転び出る。親は二人とも居ないし、今日のうちには帰らないだろうって言ってたからご飯は自分で作らなきゃ。
正直辛いけど、残飯と水を土鍋に入れて炊くぐらいのおかゆなら簡単でいい。
 滑り落ちないように精一杯注意しながら階段を下りて、ダイニング式のキッチンに向かう。冷蔵庫を開けた時に漏れてきた冷気に触れた
だけで不快な寒気が体中を包んで、あたしは自分の参り具合がほとほと嫌になった。全く、団長ともあろうものがちゃちなウィルスなんか
にすっかりやられちゃうなんて、みんなに示しがつかないわね。
 ガスコンロの火を調節して、後は炊き上がるまで待つだけ。火をつけたままベッドに戻るのも危ないし、テレビを見る気にもなれなかっ
たから、とりあえずソファーに横になった。
 寝室と違って全然暖房をつけてないリビングはひんやりと肌寒い。毛布も掛けずにこうしているのは悪いとは思ったけど、密度の高い
空気の中に居続けて息苦しく火照った体を冷ましてくれるのが気持ち良くて、その状態のまま、部屋からついでに持ってきた携帯のフリッ
プを開く。
 着信も、メールもない。当たり前だけどね。
 SOS団のみんなからは、学校を休み始めてすぐにお見舞いメールが来た。古泉君はお手本みたいに丁寧な文章で、みくるちゃんは只管
励ましてばかりの。有希からも来たのはちょっと意外だったけど、一言だけ『お大事に』って書いてあって、それがまた妙にらしくて少し
笑ってしまった。
 そしてあいつ―キョンからは、短くてぶきっちょなメールが。
 みんなそれぞれ心配してくれてるんだってことは、それだけで十分に伝わってきた。その後何通も送ってこないのだって、あたしに余計
な気を使わせないためだって分かってる。だからもうそれ以上は望むべくもない。
 なのに。
 あたしはさっきから―もしかしたら、もっと前から―どうしてこんなにも携帯が気になるのだろう。何かを期待するみたいに、待っ
ているみたいに。
 熱に浮かされていた頭が少しだけはっきりしてきて、あたしは唐突に答えに行き着いた。
 怖いんだ。
 誰もいない家で独りで弱ってるっていうこの状況に、あたしは妙にスカスカな孤独感と不安に苛まれているから、それを埋めてくれる他
の誰かとの繋がりが欲しくなってる。自らを省みてみれば慣れ親しんだ感情でもあって何とも言えない気分になるけど、それ以上にそんな
弱気なあたしが嘆かわしくて。
「……はぁ」
 自然に、溜息が出た。誰もいない空間に微かに響いて、消えていった。

207:ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:3/6
09/02/17 00:04:59 mYl8EIN8
 きっとそんな風に憂鬱に浸っていたから、出し抜けに鳴ったチャイムがあたしを跳びあがるほどびっくりさせたんだ。

『…………こんちわー』
 キョンが、来た。
 聞き間違えるはずがないもの。いつもいつも、毎日飽きるほど繰り返し聞いたあいつの声。
 でも―。
『……もしもーし?』
 もう一度、家中に呼び出し音が響く。そっか、キョンは家にあたししか居ないことを知らないんだ。このまま出なければ、病院に行って
いて留守だったとかの言い訳が通用するかもしれない。インフルエンザなんだもの、会わない方がいいに決まってる。わざわざ面と向かっ
てそんなことを言うのは辛いじゃない。
『……すんませーん?』
 すっかり冷え切った体が、冷たい汗をかいた。心臓が痛いぐらいに高鳴っている。
 ―だけど。
『…………居ねえのかな……』
 だんだんキョンの気配が小さくなっていく。
 それでいい、いいんだって、必死に納得しようとしているおかしな自分がいる。
『…………………………』
 だけど、駄目だった。
 とにかく、嫌だったから。
 あたしは携帯を放り出して、もつれながら玄関に走った。必死に、こんな時だけ上手に動かせない足を恨めしく思いながら。
「―居るっ! 居るわよバカキョン!」
 何故か涙が滲んでいることに気付いて、ますます自分が分からなくなりながら。
「帰んなぁ!!」
 殆ど絶叫して、ドアに飛びついた。


---


 別に、国木田に言われたからって訳じゃない。
 ただ、確かにあいつの様子は気になるところではあったというだけで、それこそメールで済ませても良かったのかもしれないが、どうせ
なら見舞いの品の一つでも持って行ってやるのもいいかと思ったのさ。まぁ結果的に従っていることになってしまうのが癪に障るが、この
際そこは置いておく。
 それに、あんなアホくさい会話の中から不覚にも思い出されたこともあった。
 もう一年以上前になる、十二月のあの期間。『階段から転げ落ちて意識不明になり』入院していた、らしい俺は、ずっとあのシャクトリ
虫ことハルヒに見舞われていた、らしい。いつだってSOS団に関しては行き過ぎなほどひたむきなあいつが自らのことなど全く顧みずに、
それで何が起こる訳でもないのに、だ。そして前後不覚状態で目覚めた俺は、あいつの寝惚けたひどいツラを見て、確かに安心した。
 そのお返しなんていう恩着せがましいつもりじゃないし、あの時とは場合が違うってのも分かってるが、まぁとにかくだ。

 俺自身が行きたいと思うんなら否やを唱える理由はない、そうだろ?


---


 ……ひたすらに迂闊だったわ。
「いでで……一瞬目から火花が散ったぜ。ドアぐらい落ち着いて開けろ」
「何よもう、悪かったって言ってるじゃない」
「ったく……鼻血出てないか?」
「出てない!」
 怒鳴った拍子に頭痛が騒音抗議してきた。もう最悪。何でキョンが鼻を押さえてるのかっていうと、あたしが思いっきり開いたドアに
こいつの鼻っ面がごっつんこしちゃった、ていう……そのまんまよ。以上。不可抗力だって言ってるのに、キョンったらさっきからこれ
ばっかり。全くねちっこいんだから。
「とりあえず、土産はここ置いとくぞ」
 そう言えばビニール袋を提げてきていた。意外と気が利くじゃない。
「なになに?」
「プリン。コンビニのな」
「……微妙」
「人の好意にケチつけるな。これでも奮発したんだぞ」


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