こなた×かがみPart28【こなかが】at ANICHARA2
こなた×かがみPart28【こなかが】 - 暇つぶし2ch135:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/10 20:03:24 QFF0qLa0
て待っていればいいんだ。
「でも、もし今度も駄目だったら……」
 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考
がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え
てはくれなかった。
「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」
 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。
 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共
同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな
いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く
ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな
にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。
 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で
も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた
まらないのに。それが1年も続くと思うと……。
 体が震えだした。怖い、怖くて仕方がない。
「そうだ、私も予備校に通えば……。もっと上の大学を目指すと言って……」
 私の思考は、すでに最悪の事態が現実となる事を前提としていた。けれど私
はその事をおかしいと思うこともできなかった。
て待っていればいいんだ。
「でも、もし今度も駄目だったら……」
 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考
がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え
てはくれなかった。
「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」
 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。
 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共
同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな
いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く
ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな
にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。
 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で
も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた
まらないのに。それが1年も続くと思うと……。
 体が震えだした。怖い、怖くて仕方がない。
「そうだ、私も予備校に通えば……。もっと上の大学を目指すと言って……」
 私の思考は、すでに最悪の事態が現実となる事を前提としていた。けれど私
はその事をおかしいと思うこともできなかった。

>>128
構ってぇーエヘヘヘヘヘヘヘ♪   とか言って。

136:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/10 20:10:34 QFF0qLa0
 私はつかささんに全てを話しました。話しているうちに、あの人の、かがみ
さんの心をどれだけ傷つける事を、そして追い詰める事を言ってしまったのか、
今更ながらに思い知らされて……自分の愚かさを再認識させられて……。
 私は何度もつかささんに謝りました。「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度
も。直接かがみさんには謝れないから。あわせる顔がないから。
 ……いいえ、違いますね。私はかがみさんに会うのが怖いから、つかささん
に謝って、許してもらいたかったのだと思います。少しでも自分が楽になりた
いから……。
「……大丈夫だよ、ゆきちゃん。私はゆきちゃんを嫌ったりしないよ」
 優しい声。そして、私に向けられるつかささんの顔は、笑顔でした。
 つかささんは私の懺悔を聞いても、私に笑顔を向けてくれました。
 私の思っていたとおりに……。
 その笑顔で私は気持ちが楽になりました。 
 ズルイですよね? 私は、つかささんが許してくれる確信がありました。
 つかささんは優しいから。こんな私のことも許してくれると思っていました。
期待をしていました。
 きっと、あの時のかがみさんも、今の私と同じだったのだと思います。かけ
てほしかったのは励ましの言葉。向けてほしかったのはあたたかな笑顔。
 思い起こしてみると、『みゆき、あんたを親友だと思うから話すんだけど……』
と、あの時かがみさんはそう前置きをしてから、私に話してくれたんでした。
 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考
がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え
てはくれなかった。
「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」
 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。
 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共
同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな
いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く
ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな
にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。
 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で
も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた
まらないのに。それが1年も続くと思うと……。
 体が震えだした。怖い、怖くて仕方がない。
「そうだ、私も予備校に通えば……。もっと上の大学を目指すと言って……」
 私の思考は、すでに最悪の事態が現実となる事を前提としていた。けれど私
はその事をおかしいと思うこともできなかった。
「……お父さんやお母さんたちがあんなに喜んでくれたのに、そんな事できる


137:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/10 20:20:59 QFF0qLa0
 そう自分を言い聞かせる。
 試験が終わればいくらでも遊ぶ事ができる。そして春になれば、こなたとの
共同生活を始めるんだ。
 2週間くらいあっという間に過ぎていく。寂しいけれど、私はこなたを信じ
て待っていればいいんだ。
「でも、もし今度も駄目だったら……」
 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考
がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え
てはくれなかった。
「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」
 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。
 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共
同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな
いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く
ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな
にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。
 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で
も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた
 ……いいえ、違いますね。私はかがみさんに会うのが怖いから、つかささん
に謝って、許してもらいたかったのだと思います。少しでも自分が楽になりた
いから……。
「……大丈夫だよ、ゆきちゃん。私はゆきちゃんを嫌ったりしないよ」
 優しい声。そして、私に向けられるつかささんの顔は、笑顔でした。
 つかささんは私の懺悔を聞いても、私に笑顔を向けてくれました。
 私の思っていたとおりに……。
 その笑顔で私は気持ちが楽になりました。 
 ズルイですよね? 私は、つかささんが許してくれる確信がありました。
 つかささんは優しいから。こんな私のことも許してくれると思っていました。
期待をしていました。
 きっと、あの時のかがみさんも、今の私と同じだったのだと思います。かけ
てほしかったのは励ましの言葉。向けてほしかったのはあたたかな笑顔。
 思い起こしてみると、『みゆき、あんたを親友だと思うから話すんだけど……』
てほしい。そう思ったから……。
 こなたを落ち着かせてから、私は手始めに、こなたの第二志望の入試対策を
行おうと考えた。幸いな事に試験までは2週間以上余裕があったし、この1年
でこなたはしっかりと全ての科目の基礎を身に着けているのだから、あとはど
うしても苦手な部分を潰していけば良いだけのはずだ、と。
 しかし、その事を話すと、こなたは首を横に振った。
「気持ちはすごく嬉しいけど、大丈夫だよ、かがみ。それくらいの事なら私一
人でも大丈夫だから……」
「でも……」と私は食い下がったけれど、
「お願い、かがみ。私を信じて……」
 そんなこなたの懇願に、同意せざるを得なかった。
「ありがとう、かがみ。かがみのおかげで元気が出てきたよ。愛の力は偉大だ
よね~」
 私の同意に、先ほどまでのしおらしい態度はどこへやら、こなたは軽口を言
って笑った。いつものこなたの笑顔。私の大好きな笑顔だった。
「ばっ、バカ、そういう発言は自重しろ!」


138:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/10 20:25:12 QFF0qLa0
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          / ..:.: .:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:< ̄`
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      ≦ハ  \,'.:.: .:.:./.::/|.:.:∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: \
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    ∨   /.:.: .:.::/ .:/  !′ Ⅴヽ.:.:.:.:.:ヽ.: :V
     \ :/イ.: .:.:/ィチ行    仡ミxヽ.:.:.:.:|.:.:ハ
       | .:l`.:.:|.:.: /{ ●       ● }l.: .:.::ト..:.:|
       | .:l .:.:.|.:./ 弋zソ    弋z'ソハ:ト、.:.:| ヽ:!
       | .:l .:.::|∧ xwx     '    xwx,' }.:Ⅳ
       |.:.∨∧ー >.  トェェェェイ   / '.:.:!
       |.:.:.∨∧.::|  ≧_┬ ┬_ ≦ |.:.:.:.:.|
       |.:.:.:.:∨∧l   /::::|   |::::V:.:/!.:.:.:.:|
       |.:.:.:.:.l∨∧ ,':::::::| ⌒|::::::V !.:.:.:/
       |.:.:.:.::| ∨ ∨ヽ:::::|   |::::::∧ ! .:/
              こなかが(笑)





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