08/10/08 20:48:00 qM0ViSxm
しようかな?でも、そうしたらカロリーが大変なことに……
と、そんなことを考えながら、もう一度フォークを伸ばした、次の瞬間。
「並べてみると、凄いわね」
こうして実際に体験してみると、改めてこなたやつかさの凄さが分かる。
焼きたてのシュクレと甘酸っぱいフルーツが絶品のタルト、
バターの香りをいっぱいに吸い込んだパイ生地が、ざくざくっ、と口の中で解けるミルフイユ……
たった20年の人生だけど、その中で二人が料理を失敗した所なんて、見たことがない。
自分が何度も焼いた中から選んだ、『奇跡的にうまくできたもの』―
それより断然美味しい生地を、当たり前のように焼いてしまう。
今更だけど、そんな二人が羨ましい。
いや、正確に言えば、二人みたいに上手にできない私が、悲しい。
折角の誕生日ケーキが『コレ』だったら、ちょっと複雑だろうし。
それとも、ケーキを待ちわびていたみんなの前で『さすが私の嫁、お約束は忘れないネ♪』
なんて、からかってくるのかな。
というかその前に、おじさんやゆたかちゃんも食べることを考えると……。
そんな妄想から帰ってきた所で、改めてテーブルという名の現実を見つめ直す。
この残骸は、果たしてどうしたものか。
明後日になれば可燃ごみの日だけど、それだけは100%ダメ。
注ぎ込んだ材料費を思うと切ないし、何より折角の食べ物を粗末にしたくない。
けど、それならどうやって再利用しよう?
正直、人に進呈するには余りにも不器用過ぎる。
折角の誕生日ケーキが『コレ』だったら、ちょっと複雑だろうし。
それとも、ケーキを待ちわびていたみんなの前で『さすが私の嫁、お約束は忘れないネ♪』
なんて、からかってくるのかな。
というかその前に、おじさんやゆたかちゃんも食べることを考えると……。
そんな妄想から帰ってきた所で、改めてテーブルという名の現実を見つめ直す。
この残骸は、果たしてどうしたものか。
明後日になれば可燃ごみの日だけど、それだけは100%ダメ。
注ぎ込んだ材料費を思うと切ないし、何より折角の食べ物を粗末にしたくない。
けど、それならどうやって再利用しよう?
正直、人に進呈するには余りにも不器用過ぎる。
でもフルーツサンドにすればお昼になるかな?それともジャムとか塗って、3時のおやつに
しようかな?でも、そうしたらカロリーが大変なことに……
と、そんなことを考えながら、もう一度フォークを伸ばした、次の瞬間。
「並べてみると、凄いわね」
こうして実際に体験してみると、改めてこなたやつかさの凄さが分かる。
焼きたてのシュクレと甘酸っぱいフルーツが絶品のタルト、
バターの香りをいっぱいに吸い込んだパイ生地が、ざくざくっ、と口の中で解けるミルフイユ……
たった20年の人生だけど、その中で二人が料理を失敗した所なんて、見たことがない。
自分が何度も焼いた中から選んだ、『奇跡的にうまくできたもの』―
それより断然美味しい生地を、当たり前のように焼いてしまう。
確か、ベーキングパウダーと間違えて、片栗粉か何かを混ぜたやつだったっけ。
ボウルにまだまだ残っていた生クリームを塗って、ナイフで分割して……
「うわっ」
予想はしていたけど、これは酷い。
スポンジ生地の筈なのに、何だか『べたっ』ていう歯ごたえがする。
何というか、生焼けのホットケーキに齧りついた時のような……中学生頃に見た、スタジオ外に