08/08/14 23:13:35 m77kbi4M
私とおじさんには青色のロングヘアーに
アホ毛と泣き黒子がチャームポイントの少女が立っているように見えた
しかし、その希望は刹那に絶たれた
現実にそこに立っていたのは、紫色のショートカット
頭にリボンカチューシャをつけた少女だった
その少女は私と同じくミンクコートを着て来たらしい
「つかさ…」
「お姉ちゃん…」
「どうしてここに来たの?」
「うん…いきなりお姉ちゃんがこなちゃんの家に行くなんて
どうしたのかなって思って…後を追いかけたの」
「ま、上がってくれ…寒いだろ」
おじさんは落胆した様子で、渋々と家の中に入った
「おじゃまします…」
そして、つかさもリビングに案内されると
おじさんから衝撃の事実を告げられることとなる
つかさは告げられた刹那、瞼の関が決壊した
「そんな…っく…こなちゃん…っく…こなちゃんが…」
私は、歔欷するつかさを必死に宥めたが
実質私の方が慰めて欲しいくらいだった
こなたは、私だけを頼りにもがいていたのに
その私は自分のことしか考えていなくて
私は一旦退席して、トイレでこっそりと泣いた
暫く泣き明かした後トイレから出ると、
つかさがテーブルで寝ていた
「あ、つかさ!こら起きなさ…」
「いやいや、いいんだ。泣き疲れたんだろう…」