【ローゼンメイデン】 水銀燈Part19 【第1ドール】at ANICHARA2
【ローゼンメイデン】 水銀燈Part19 【第1ドール】 - 暇つぶし2ch241:名無しさん@お腹いっぱい。
08/08/12 22:51:57 cdcz1lZB
とある休日の午後、股間の疼きに誘われて、俺はいつもの公園に向かった。
そこはコスプレイヤーの奴らにはハッテン場として有名なコスプレ公園だ。
到着するなり、俺の眼は野獣と化し、獲物を物色し始める。
いた!池のほとりのベンチに腰掛け本を読んでいる、漆黒逆十字の銀様を発見。
背はそんなに低くなさそうだが、地毛長髪にカラコンを入れた大きな目、何より胸元の膨らみが食欲をそそる。
たっぷりとした胸板の上に、うっすらと滑らかな脂肪の層が乗っているのがたまらねえ。
よし、今日はあいつにしよう。そう決めて声を掛けようと近づいていったその時だった。
「ごめんごめん、遅刻しちゃったね」
俺の横を通り過ぎて、そいつに近づいていったのは20歳くらいの女だった。
赤いドレスとヘッドドレス、ピンクのステッキを持った普通に可愛い顔でスタイルもいいが、興味ねえ。
そのままその女は銀様と腕を組んでどこかへ行ってしまった。 畜生、百合だったのかよ。何てこったい。
結局その日は他に相手も見つからず、失意のまま公園を後にした。

とある休日の午後、股間の疼きに誘われて、俺はいつもの公園に向かった。到着するなり、俺の眼は野獣と化し、獲物を物色し始める。
いた!池のほとりのベンチに腰掛け本を読んでいる、漆黒逆十字を発見。……俺はその漆黒逆十字の顔に見覚えがあった。
先日、丁度この公園、このベンチで彼女と待ち合わせをしていた奴だ。その女のせいで、俺はこの銀様を取り逃がしてしまったんだ。
百合じゃしょうがないな、他を当たろうとも思った。しかし、あの全身から発せられる「ツンデレフェロモン」には抗い難い。
それに、万が一バイである可能性もある。 よし、行くぜ!俺は一大決心をし、漆黒逆十字に声を掛けた。
「よ、よう。いい体してんな。お、お、俺と爽快なコスプレセックスでハメ狂わねえか?」
百合と分かってる奴に声を掛けるのは初めてで、不覚にも声が震えた。
「いいわよぉ。実は私バイだから。私のすごぉいマ締まりでヒィヒィよがらせてあげぇる。」
俺の妄想では、百合銀様はこう言う筈だった。しかし、現実は甘くない。
「なん、なんですかっあなた!?気持ち悪い!警察呼びますよ!」
やはり駄目だったか……。百合銀様は俺を睨みつけると、どこかへ行ってしまった。
胸に広がる痛みと、もやもやした得体の知れない感情に耐えながら、俺は思った。
そうか、俺はハメ狂える相手が欲しかったんじゃない。
俺はあの百合銀様に恋をしていた……そして失恋したんだ、と。
まだ俺自身無垢な童貞だった頃を思い出し、俺の目から涙が溢れた。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch