08/06/26 20:13:04 IcQIIWac
街を歩いていると沙都子が、圭一の視界に入り圭一を見つめてました。
気付いてみると圭一は声をかけていました。
「二人で何処かへ行こう」とても喜びました。
沙都子はとても可愛く何時までも遊んだけど、そのうち涙が頬を伝いました。
可愛さ余った沙都子に憎さが溢れ出しました。圭一は沙都子の首に手を回し力をこめました。
ぐったりとした沙都子を何度も何度もその手で殴りました。
沙都子のお花畑で圭一は種を蒔いたけれど、紅く塗れた蕾は咲く事はありません。
圭一は自分の胸を切り刻み血を流した。血で沙都子の血を洗い、涙を流しました。
それから圭一は、沙都子を冷蔵庫に入れて、そのまま地中へと深く沈めました。
悪いのは沙都子だと何度も心に言い聞かせ、圭一には愛など必要ありません。
償い切れぬ罪から逃れられない事実が、圭一を死へと招き入れ白いロープで死にました。
紅く染められた悲劇は、一つも変わる事はなく惨劇の夜は今も何処かで幕を開けました。