【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! ゲッタードラゴン【NO.4】at ANICHARA
【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! ゲッタードラゴン【NO.4】 - 暇つぶし2ch623:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 12:12:33 gVR6IA31
UCガンダムだってはぶられることがあんだからゲッターがはぶられることだっておかしかないだろ。

ちなみにマジンガーがいるだけ参戦であろうとしつこく出続けているのは
難色を示した永井に「今後スパロボには絶対にマジンガーを出し続けます」と
頼んでようやくOK貰えたから。

624:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 14:27:24 cvomhelJ
そもそも忘れ去られてた&知名度低い真ゲッターを発掘したのはスパロボだしな

625:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 14:30:51 BusGrg9n
>>623
冷奴先生、マジンガーの世界観あんまり壊したくないんだっけ?

626:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 14:54:10 CBeXjAJ+
>>623
マジンガー云々はデマだぞ

>>624
忘れ去られたってかちょうど第四次の頃って漫画版の方のゲッター號が完結した時ぐらいじゃなかったか?

627:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 17:22:00 Wf8CAy2R
>>626
號のアニメが91~2までで、漫画はそれより長く続いて93まで。
っで第四次が95(3月)発売
確かに忘れ去られるには早い気もするな。

次のスパロボでゲッターに期待してもいいのかな?

628:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 17:34:23 t5MH2HM1
俺はそろそろメダロットが参戦すると思っている。

629:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 17:38:42 MMhKvxE4
ゲッター×メダロットか・・・

アキハバラアトム「そうか・・・そうだったのか・・・これがゲッター!」

630:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 18:39:51 90eoQrBT
ナエさんがゴム毬つけた男みたいに…

631:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 18:41:45 MJGy8vla
GET型メダロットか……メダルはなんだろう?

632:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 19:24:03 90eoQrBT
メダロットはほるまりんの漫画版がいちばん石川作品と相性が良いと思う。
侵食は全ての生命共通の使命だとか

633:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 19:36:50 UR4C5yE4
イッキ「メダチェーンジゲッターワン!」

634:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 21:02:32 hDINSG0z
流れぶった切りしてスマンが、ゲッターオルタネイティブの続き投下させていただきます。

635:ゲッターオルタネイティブ
09/05/05 21:03:02 hDINSG0z
横浜基地を襲撃したのは佐渡ヶ島ハイヴの生き残りであった。
彼等はすでに甲21号作戦時には横抗を本土まで掘り進めており、それを通りあの爆発から逃れていたのだった。
突然の生き残りによる来襲に混乱が生じたが、それより驚くべきことに彼等は『戦術』を手にしていた。
今まで単純な突撃やレーザーによる攻撃しかしてこなかったBETAが、陽動作戦を行い、それを迎撃に向かった部隊の背面に穴を掘り進んできた主力が出現。
挟み撃ちとなった先遣隊は瞬く間に全滅し、現在では敵の基地敷地内への侵入を許してしまい、横浜基地全軍の必死の抵抗も、BETAの圧倒的な物量により、じわじわと押し切られつつあった。

「ちい! なんて数よ! BETA最大の武器はその物量って言うけれど、これだけの数を温存してたなんて……。
白銀の隊は補給のため後退! カバーはあたしらがするわ、急いで!」
次々とBETAを撃破しているものの、それより多い増援があとを絶たない。
形勢はこちらが不利、厳しい状況に水月が舌打つ。
戦術機隊の損耗率の上昇も激しく、次々と味方のマーカーが消えていく。
そしてゲッターも苦戦を強いられていた。
「くそ! まとめてぶっ飛ばしてやる!! ゲッターぁあ―」
次々と押し寄せるBETAの群れにゲッタービームを浴びせようと、ビーム照射のモーションをとる、がそれを隼人の叫びが止めた。
「待て竜馬! 今ゲッタービームを撃つと炉心がもたん! ゲッタービームは使えん!」
「ち! 炉心がギリギリだとは分かっちゃいたが、ビームまで使えんのか!」
ゲッタービームを撃つのをやめ、ゲッタートマホークへと切り替え、群れの中に突っ込む。
だが、そのスピードも佐渡ヶ島の時とは大違いである。
端的に言えばかなり遅い。
原因は佐渡ヶ島での炉心への過負荷だった。ボディの修理はパーツのストックが既に用意されていたので何の問題もなかった。
だが炉心は違う。ゲッターの心臓部であり、その構造も遙かに複雑であり、いくらパーツがあろうと修理には時間がかかるのだ。
その修理途中で無理やりに動かしているのだ。十分なパワーが得られないのは当然であった。
そのため、いつもならば避けられる攻撃も、テンポが遅れ食らってしまう。
それは要塞級などとの戦いでは致命的であった。
「しまった!?」
反応が鈍っているゲッターに要塞級の巨大なサソリの尾のような触手が振り下ろされる。

636:ゲッターオルタネイティブ
09/05/05 21:03:37 hDINSG0z
完全に直撃だと思い、すかさず防御態勢にうつる。
だがその動きも少し遅い。こままでは間に合わない、とその時要塞級の触手が吹き飛ばされる。
「大丈夫ですか、竜馬さん! 冥夜と彩峰はそのまま要塞級を撃破してくれ!」
「「了解」」
要塞級の触手をい吹き飛ばしたのは武の放った攻撃だった。冥夜と慧は武の命令通り、弱った要塞級を片づけにかかっている。
「すまねえな武」
竜馬が礼を言う。
「いいんですよ。それに竜馬さんには純夏のことでオレに気づかせてくれた恩がありますから。これで貸し借りなしです」
「へ、分かったよ。で、純夏とはどうだったんだ?」
態勢を立て直し、BETA掃除を再開しつつ、竜馬は武に聞いた。
「竜馬さんたちのおかげで仲直りできました。……でも今、純夏は過負荷のせいでODLが劣化して……。
今は緊急メンテナンス中らしいです」
「……そうか。ODLって00ユニット用の冷却液だったか? それが劣化したら鑑はあぶねえんだったな。
悪いな余計なこと聞いちまったようだ」
「いいんですよ。たぶん責任はオレにあると思いますから」
秘匿回線で通信しつつも、ちゃんとBETAは駆除してゆく。
ゲッターのサポートを武たちが行い、今度は逆にゲッターが武たちをサポートぢて戦ってゆく。
だが、依然戦況はこちらが不利だ。
と、そこに遥からの通信が入る。
「A-01全機に通達、A-01は基地内へ侵入したBETAから凄乃皇四型と新型機を防衛するため、格納庫へと向かえ」
凄乃皇四型は最終決戦に必要な機体だ。その防衛の命令を受けたA-01部隊は現防衛エリアを他の隊に任せ即座に撤退する。
無論、ゲッターも同じようにしようとした。
するとゲッターにだけ夕呼から別命が伝えられる。
「ゲッターは防衛任務から外れてもらうわ。ゲッターの図体じゃ格納庫内の屋内戦は不利よ。まして今のゲッターじゃ余計にね。
あなた達には基地地下の反応炉に行ってもらうわ。
詳しくは鑑から聞いてちょうだい」
夕呼が言い終えるやいなや画面が切り替わり、辛そうな表情の純夏が写った。

637:ゲッターオルタネイティブ
09/05/05 21:04:05 hDINSG0z
「大丈夫か? 鑑? ODL劣化でヤバいんじゃあ……」
弁慶が純夏を気遣う。
「今はそんなことよりも、もっと重大なことがあるの。
こればっかりはタケルちゃんにも頼めない。竜馬さんたちじゃないと絶対に無理」
純夏を横で支える霞が心配そうな目をしている。純夏の状態はかなりおもわしくないようだ。
「分かった。で、その重大なこととはなんだ」
そんな純夏を気遣ってか、隼人が先を促す。
「反応炉を壊してほしいの。私、気づいちゃったんだ。ODLの交換のたびに私は反応炉とつながる必要があるの。
でもそこから、ここの反応炉からBETAに情報が私から流れているの」
「なんだと……どういうことだ」
いきなりのことに流石の隼人も困惑する。すると夕呼が通信に割り込んで説明する。
「00ユニットに必要なODLは、BETA由来のものなの。現時点では、人類にそれを再現することはできない。
だからBETAの技術にすがるしかなかったのよ。でも今回はそれが裏目に出たようね」
00ユニットである純夏が彼女であるためには定期的なODLの交換が必要不可欠である。
だが、その交換と洗浄には基地地下の反応炉を通さなくてはならない。
基地地下の反応炉。それは人類が横浜にあったハイヴを占領し手に入れたもの。
生きた反応炉はBETAの技術の解明や、対BETAの技術開発に大きく貢献した。
だが、生きた反応炉は、その機能全てが生きており、オリジナルハイヴとのリンクも切れていなかったのだ。
それを知らず、純夏が基地の反応炉とつながることで人類側の情報がBETAに漏れ、今回のようにBETAへ戦術を覚えさせてしまったのだった。
だから、その原因となった反応炉を壊せというのだ。だが――。
「だが、そんなことをすれば00ユニットである鑑、お前は―」
死んでしまう、と隼人は最後まで言いかけたが通信画面の純夏の表情を見て言葉をしまった。
純夏は微笑んでいた。
「だからタケルちゃんには頼めない。タケルちゃんだときっと躊躇しちゃう。
私が死んじゃうから、タケルちゃんはきっとできない。
だから竜馬さんたちにしか頼めないの。お願い。黙って私の言うことを聞いて……」
そしてしばしの無言のあと竜馬が口を開いた。
「分かった。これよりゲッターロボは反応炉へと向かう。いいんだな? 鑑」
竜馬の問いに純夏は無言でうなづき、小さく、ありがとう、とつぶやいた。

638:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 21:04:55 hDINSG0z
投下終了です。なんかオレの文章って長ったらしいよなあ。
楽しんでもらえてるのか不安で仕方ないよ。

639:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 21:24:42 UR4C5yE4
楽しんでますよ。
クレしんやDBは読んでて辛くなる時があるけど。

640:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 21:47:17 wx24X0D3
>>638
大丈夫。ゲッターとマブラブのクロスってのが面白いし、文章も下手じゃないと思う。
必要な情報量がちゃんと入ってるから。

>>639
誤解を恐れずに言わせてもらえば、クレしんの人はト書きが苦手なんだと思う。
戦闘が読みにくい。

みんな楽しく読ませてもらってるんで
特に貶めようという意図はないです。

641:しんのすけとカムイの作者です。
09/05/05 22:51:15 ZhIR7sRs
第4話前編貼ります。

642:しんのすけとカムイ 第4話前編①
09/05/05 22:53:32 ZhIR7sRs
“カムイ君が幼稚園に来るゾ!”前編

チュン…チュン…
日がまぶしい清々しい朝になり、スズメ達が元気に飛び回っていた。
「ホラ、しんのすけ!早く食べないと幼稚園に遅れるわよ!」
「ほ~い…」
しんのすけはかなり眠たそうだった。
「おはようごさいます」
カムイは2階から降りてきた。
「あらカムイ君、おはよう!」
「カムイ君、おはようございマクリスティ~♪」
「おはようしんのすけ、あれ…ひろしさんは?」
「もう会社へ出かけたわよ!」
「そうですか。早いですね」
するとしんのすけはテーブルから離れた。
「オラ、ウンコ…」
「もう…早くしなさい!」
カムイはテーブルに座った。
「昨日は本当にありがとうございました。」
「気にしなくてもいいのよ。ウチは賑やかの方がいいし」
「ハハ…」

カムイは朝食を食べていると
ピンポーン!
「野原さん!しんちゃんをお迎えにまいりました!」
しんのすけが通っているふたば幼稚園の先生、よしなが先生がもう迎えにきていた。
「あっ…もうこんな時間かぁ…しんのすけ、支度できたぁ?」
しかし
「まだぁ…あともう一本くらい出そう…」
しんのすけはトイレにこもっていた。
カクン…
「はあ…またか…」
みさえは肩を落とした。
「…どうしたんですか…?」
「あの子、またバスに乗り遅れるわ…」
「えっ…?」
そう…しんのすけはいつもトイレ(大)で幼稚園のお迎えバスに乗り遅れるのが日常茶飯事なため、みさえにとって大きな悩みだった。
「すいません…今日も無理みたいです…」
みさえはよしなが先生にペコペコ謝った。
「今日もですか…わかりました…」
ブロロロ…
バスは去っていった。

ジャアアア…
「ああ…スッキリした…」
しんのすけは満足そうにトイレから出てきた。
「もう!アンタはいつもいつも、間に合わせる気はないの!?」
みさえは叱るがしんのすけは全く効いてはいなかった。
「ふ…妖怪おベンピ-…」
ゴチン!
「うう……」
しんのすけはげんこつをくらい、その場に倒れる。
カムイは呆れてモノも言えなかった。
「…たくぅ…またしんのすけを送ってこなくちゃ…」
すると
「みさえさん!俺がしんのすけを送ってきましょうか?」
カムイはこう言い出す。
「えっ…?」
「昨日お世話になった事だし、俺も恩返しとまでいかないけど、役に立つことぐらいしたいです!」

643:しんのすけとカムイ 第4話前編②
09/05/05 22:55:00 ZhIR7sRs
しかしみさえは悩んでいた。
「だけど…カムイ君幼稚園の場所分かるの?」
するとしんのすけが立ち上がった。
「オラが教えるゾ!カムイ君、いこ!」
「しんのすけもそう言ってることだし、送ってきてもいいですか?」
内心、みさえにとって、とても嬉しいことだった。
「わかったわ…じゃあカムイ君、お願いね」
「はい!」

「じゃあしんのすけ、幼稚園まで案内してくれ!」
「ブ・ラジャー!!」

しんのすけはすぐに制服に着替えた。
「じゃあ行ってくるゾ!」
「しんのすけを送ってきます」
「カムイ君、頼んだわよ」
しんのすけとカムイは家を出て行った。「フフ…それにしてもカムイ君って礼儀正しいし、誠実でいい子よね…」
みさえはカムイに対しての印象が良かった。

ズババババ!
カムイは自転車を借り、全速力で幼稚園に向かった。
「うおお!カムイ君速すぎるゾぉ~!!」
「遅れたんだから、間に合わせる!ハジをかかないようにな!」「ハジ?」
「あっ…いや…こっちの話だ…」

キキーッ
しんのすけ達はふたば幼稚園に到着した。
「おお~い!只今オラ参上!」
するとみんなはしんのすけ達に気づく。
「あっ…しんちゃん!」
「よおしんのすけ!今日も自転車か?」

644:しんのすけとカムイ 第4話前編③
09/05/05 23:00:07 ZhIR7sRs
「うん!今日はカムイ君が送ってくれたんだゾ!」
すると、みんなはカムイに気付いた。
「あっ、昨日のカムイお兄ちゃん。おはようございます」
「おはよう、昨日はしんのすけの家に泊まったんだ」
風間君達はカムイが来て喜んだが、カムイを知らない子は顔を見てびっくりした。
「あの人…誰?」
「顔にウロコがついてるよ…なんか怪しい人…」
カムイを知らない子達はひそひそ話を始めた。
するとそこによしなが先生がやってきた。
「あらしんちゃん、今日も自転車?」
「おお!よしなが先生、今日はカムイ君に送ってもらったんだゾ!」
よしなが先生はカムイを方を見ると面食らった。
(げっ…怪しい人…顔にウロコがついてる…)
カムイの方も
(うっ…こっち見てる…)
少し気まずい雰囲気になった。

すると、よしなが先生が口を開いた。
「あのぅ……、あなたは…?」
「えっ…俺は…ある事情で昨日、しんのすけ君の家に泊めさせてもらった者です…」
「あら…そうなんですか…?」
二人の話がぎこちなかった。
するとしんのすけがしびれを切らす。
「んもう…カムイ君はウロコがあるだけであとは普通の怪しい人だゾ!」
バタっ…
「怪しくないわ!!」

「しんのすけ、俺もう行くから」
カムイは帰ろうとしたがしんのすけは引き止めた。
「カムイ君、せっかくだし幼稚園に遊んでいこうよぉ!」
カムイはしんのすけの言葉に戸惑う。
「えっ…でも俺がいたら迷惑じゃないか?しかも外見もアレだから変に思われないか?」
「大丈夫!オラに任せて!よしなが先生、カムイ君を幼稚園に入れていい?」
するとよしなが先生も困った顔をした。
「えっ…いきなり言われてもねぇ…この人の素性が分からないし…」
「よしなが先生、カムイ君はいいお兄ちゃんだゾ!顔がアレだけど」
「こっコラ!!」

すると
「…わかったわ。園長先生に相談してくるわ、少し待ってて」
カムイは顔を赤くした。
「すっ…すいません…」
そんなカムイにしんのすけは生意気に肩を叩く。
「ここはオラのおかげってことですなぁ」
「………」

しばらくして、よしなが先生は戻ってきた。
「園長先生が入園していいそうよ!こっちに来て入園手続きして下さい。」
するとしんのすけは大喜びだった。


645:しんのすけとカムイ 第4話前編④
09/05/05 23:01:59 ZhIR7sRs
「おお!組長太ももぉ!」
「それを言うなら太っ腹だろ!本当にすいません…」
「いいのよ、しんちゃんがそう言ってるし、園長先生がいいってゆうなら否定は出来ないわ」
カムイはよしなが先生に頭を下げた。

カムイは入園を許可されて、幼稚園に入っていった。


一方、女の子と黒いスーツを着た男がカムイ達を見ていた。 「黒磯、しん様のそばにいたあの男…どう思いますか?」
「個人的にあの男は得体がしれません。しんのすけ様と何か関係あるのでは…」
「私は見ず知らずの得体のしれない男が私のしん様のお家に泊まったのが許せません!
私はあの男を監視します」
「お嬢様、いけません。万が一お嬢様の身に何かあったら…」
黒磯という男が心配するも女の子は振り払う。
「心配は無用です!しん様の将来の花嫁、酢乙女あいがあの男の正体を掴んでみせますわ!」


以上前編終わりです。酢乙女あいの登場で大波乱が巻き起こりそうです。


646:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/05 23:06:59 ZhIR7sRs
しんのすけとカムイの作者です。

このスレ見る限り、ここの作者さんとか文章作るのすごいと思います。
自分はここの作者さんよりかなり下手ですけど頑張りたいと思います。

647:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 00:10:29 +YB8KiXp
>>646
頑張れ!ゲッターという危険分子をあえてほのぼの?ギャグ作品に投入するという心意気!
すげぇと思ってんだからな!

648:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 01:07:16 fMSbQHg3
ははは。今日はいい感じだ。
あとは決戦を残すのみ!!
というわけでゲッターオルタネイティブ続き投下です。

649:ゲッターオルタネイティブ
09/05/06 01:08:18 fMSbQHg3
竜馬たちが反応炉に着くと、そこは既に異界と化していた。
反応炉をインベーダーたち体が覆い、反応炉の制御施設はすでに跡形もなく消え去っていた。
なるほど、反応炉の奪回ではなく、破壊をあの夕呼が許したのもコレが理由か。
隼人は夕呼が反応炉の破壊を許可したことに同意しかねていたが、目の前に広がる光景に納得した。
「うじゃうじゃいやがるな。ゲッタービームすりゃ撃てたらあっという間なのによう……」
想像以上のインベーダーの多さに動揺を隠せない竜馬。
今の状態のゲッターではこれは骨の折れる仕事である。
「だがやるしかねえだろう。他のみんなは俺達の分も凄乃皇やアレの防衛をやってくれてんだ。
ここで弱音を吐いてりゃ、あいつ等に顔向けできんぜ?」
「へ、わかってらぁ、弁慶。今は目の前の害虫駆除に集中しねえとな!
行くぜ! ゲッタートマホーク!!」
幸い、目の前の敵は反応炉からのエネルギー補給に集中しており、こちらには無関心だ。
時間はかかるが、一匹残らずしらみつぶしにすべく、ゲッターの肩口からトマホークをとりだす。
そしてインベーダーに斬りかかるべく飛びかかろうとしたその瞬間、全てのインベーダーの目がこちらを向く。
「な!?」
インベーダーの突然の行動にひるんだ瞬間、数多の触手がゲッターに襲い掛かり、身動きが出来ぬように拘束する。
「クソッ! てめえらはなしやがれ!」
触手を引きちぎろうとするが、パワーが不足している今のゲッターではそれはかなわない。
『ふははははは! 情けないものよのう。ゲッたーロボぉ』
触手に悪戦苦闘していると、聞き覚えのある声が空間内にこだまする。
「まさか……この声は―!」
声の主がここにいるはずはない。そのありえない事態に隼人の額から汗が流れる・
「う、嘘だろ!? あいつはオレらがやったはずだ!」
信じられぬ現実に弁慶は叫ぶ。
『忘れたとはいわせぬぞ、この私をなぁ~』
またどこからともなく声が聞こえる。
「てめえは……安倍晴明ぃい!!!!」
竜馬が憎々しげにかつて倒した敵の名を呼ぶ。
『そうだ! ひさしぶりよのう、ゲッターチームぅうう』
インベーダーたちの肉体があつまり、だんだんとヒトの形をなしてゆく。

650:ゲッターオルタネイティブ
09/05/06 01:08:38 fMSbQHg3
そして現れたのは上半身のみの安倍晴明であった。
下半身は存在しておらず、インベーダーたちの身体から生えているかたちとなっている。
「晴明ぃいい! なんでてめえが生きていやがる!!」
『簡単なことよ。貴様らと同じようにこの世界へと飛ばされてきたのだ。
だが貴様らと違い私は精神のみ送りこまれたのだがなあ! こうして受肉するのもインベーダー達の力を借りねばままならん。
だが、こうして貴様らへ復讐することができるのだ。感謝せねばなあっ!!』
ハンマーの如くかためられたインベーダーの触手がゲッターを打つ。
「「「がぁあ!」」」
とてつもない衝撃に竜馬たちは悲鳴をあげる。
『そうだ! もっと叫べ! そして私に許しを乞うのだ!! 私をこんな姿にしたことをなあ!!』
竜馬たちの叫びを聞いた晴明は次々とゲッターを攻撃を浴びせる。
一撃、また一撃と食らうたびにゲッターはボロボロになっていく。
「晴明、てめえに聞きたいことがある……」
竜馬がそう告げると、攻撃がピタっと止まる。
『なんだ? 流竜馬。何が聞きたい? 冥土の土産に教えてやらんでもないぞ?』
余裕たっぷりに生命は言い放つ。その言葉に舌打ちながらも竜馬は続けた。
「てめえがこの世界に来たのはいつだ。てめえの本体はどこにいる。
そしてこのインベーダーとはナニモンだ…」
『ふふふ、良かろう。何も知らぬ貴様らにすべて教えてやろう。
まず私がこの世界へ来たのは貴様らと同じ時期だ。正しくは貴様らに引きずられてきたのだがなあ。
まさか私の開いた門を別世界へ繋げるとはのう。いや、これはゲッターの成せる業か……。
私がこの世界へ来たとき、その精神はこの星にいるBETAと言ったか?
それの本拠地、この世界の人間がオリジナルハイヴと呼ぶ場所に囚われた。
肉体を持たぬ私は何とかしてそのオリジナルハイヴを乗っ取ることに成功した。
だが、それだけでは私の肉体を形作ることはかなわなんだ。そのために呼んだのだ!
インベーダーをなああ!』
「安倍晴明、貴様が呼んだのかインベーダーを……!」
驚愕の事実に隼人が反応した。インベーダーの出現の原因がまさか晴明だとは思ってもみないことだった。
『そうだ。私がBETAどもの反応炉のエネルギーを利用し、インベーダーたちのいる空間を繋いだ。
インベーダーはゲッター線に寄生し、生きる種族であり、ゲッター線を滅ぼそうとする私と目的が異なると思っていた。だが』

651:ゲッターオルタネイティブ
09/05/06 01:09:03 fMSbQHg3
「だが?」
あまりの事実に驚きながらも弁慶は晴明から話を聞き出そうとした。
『彼らこそ真に選ばれた種族なのだ! 貴様ら人類ではなく! インベーダーこそゲッター線に選ばれたのだ!
彼らから力も手に入れた! あとは貴様ら人類を滅ぼすだけよ! それが私がこの世界へ来た理由なのだ!
そのためにはまず、貴様らには死んでもらう。なぁに、すぐに貴様らの仲間も送ってやろうぞ。心配はいらぬ。
ふははははははは!!』
晴明の笑い声が響きわたる。
「へへへ、じゃあオリジナルハイヴをぶっつぶしゃあてめえをぶっ殺せるんだな?」
『そのとおりだ。だがこれから死ぬ貴様らには不可能な話だ。ん?』
晴明が異変にやっと気づく。反応炉のある空間内のゲッター線濃度が上がっているのだ。
すると先ほどまで手も足も出せていなかったゲッターが軽々と触手を引きちぎる。
『な、貴様ら!? まだ動けたのか!?』
「あたぼうよ。ま、炉心を暴走させてやっと、て所だがなぁ。」
「だが安心しろ。貴様を倒すのは俺達じゃない」
「そうだ。お前を倒すのは俺達の仲間だ」
竜馬、隼人、弁慶が晴明に言い放つ。
『まさか貴様ら……ここで死ぬつもりか!?』
「ああその通りだ。てめえをこの手でぶっ殺せねえのが残念だがなあ!!」
そして言うが早いか、トマホークを晴明に振りおろす。
『ぎやあああああ!! おのれぇぇえ、ゲッターロボぉお!
だが貴様らは無駄死にだ! 残りのもの達では私を倒すことなぞ叶わぬ!!』
真っ二つに切り裂かれ、血を噴き出しながらも晴明が言う。
「無駄死に? ちがうぜ。俺達は偉大な遺産を残すために死んでいくんだ。俺達の死はムダじゃない!」
それに弁慶が反論する。
『ククク、まあいい。ここで貴様らを葬れるのだからなあ! 貴様らの遺産とやら、楽しみにしているぞ! ふははははは!』
笑い声の中、晴明を構成していたインベーダー達が崩壊してゆく。
多量のゲッター線を浴び、この空間内のインベーダーたちは次々を滅してゆく。
それを静かに見たあと、ゲッターは本部へ通信を入れる。
「あーあー、聞こえるか~。聞こえたら応答どうぞ」
ザザ、と少しのノイズのあと、通信がなんとかつながった。
『竜馬さん!? 大丈夫ですか!?』

652:ゲッターオルタネイティブ
09/05/06 01:09:24 fMSbQHg3
通信にまず出たのは武だった。後ろに聞こえる銃撃の音からして、まだ防衛は続いているようだ。
「どうだ。そっちの様子は?」
『それが……、速瀬中尉、宗像中尉、風間少尉と負傷して、ちょっとキツクなってきてます。そっちはどうなんです?』
「んー。まあ順調だ。そうだ、てめえらに頼みがある。たぶん、これが最後になるだろうがな」
『?最後って……まさか!?』
竜馬の物言いから、彼らが死ぬつもりであることを武は感じ取った。
そしてそれを止めるべく言葉を紡ごうとすると、それにかぶせるように隼人が言った。
「この世界を救うために、オリジナルハイヴを早々に叩け。そのための遺産はもう用意してある」
『遺産って、まさかアレですか?』
「そうだ白銀。アレを使ってお前たちの手でこの世界を救うんだ。
情けないが、オレたちはココでリタイアさせてもらうわ。ほんと情けない」
深々と弁慶が頭を下げる。
「ま、そういうことだ。じゃあな」
『ちょ、待って―』
武の言葉を遮り、通信を一方的に切る。そして先ほど繋げていた夕呼にかえる。
「よう先生。今まで世話になったな」
『気持ち悪いわね。貴方がそんなこと言うなんて』
「最後くらい、礼を言ってもいいだろう?」
これから死ぬ人間とは思えぬ軽いノリで夕呼と竜馬は会話する。
「もう時間がないんでな。詳しいことはオレたちをずっとモニターしてくれてた鑑にでも聞いてくれ。
それと、アレの最終調整を頼む。オレの部屋に詳しい資料を置いているからソレを見ながらやれば何の問題もない」
『最後だってのにあんたはいつも通りなのね神。まあいいわ。任せておきなさい』
竜馬と違い、いつも通りの様子の隼人に思わず笑みを浮かべる。
「博士、いつかあんたのハートを射止めようと思ってたが、残念だぜ」
『あらそうなの武蔵坊? でも私、あなたみたいなのはタイプじゃないの。残念だったわね~』
そりゃないぜ、とがっくり肩を落とす弁慶。
それに全員が笑う。
「じゃ、そろそろ炉心の限界だ。通信切るぜ」
『ええ。あとは任せておいて。あなた達の死、無駄にはしないから』

653:ゲッターオルタネイティブ
09/05/06 01:09:44 fMSbQHg3
夕呼が言い終えると通信が切られる。
ゲッターはすでに限界をはるかに超えており、先ほどの晴明の攻撃により左のツノ、左腕を無くした姿が痛々しい。
「それじゃそろそろいくぜ」
「「ああ、派手に行こうや」」
次の瞬間、竜馬は残った右腕をゲッターの腹に突き立てる。
突き立てた腕を使い、穴を広げつつ、あるものを取り出した。
ゲッター炉心だ。ゲッターロボの力の源。驚異のエネルギー源。
それを腹からえぐりだしたのだった。
そしてそれを高々と持ち上げる。
炉心から直接漏れるエネルギーの奔流がゲッターの表面をじわじわと溶かしていく。
竜馬は今までこの世界で仲間と過ごした日々を思い返した。くだらないことから、重大なことまで。
その行為を終え、操縦機を再び握りなおし、力を込める。
ゲッター自ら、炉心が握りつぶされてゆく。握りつぶされ、行き場を無くしたエネルギーが外部へ出ようと光を放つ。

「アバヨ。ダチ公」

完全に炉心を握りつぶすと共に爆発が起きた。
その爆発はエネルギーの柱となり、基地外部から見ても分かるほどの巨大な柱のエネルギーの塊となった。
その緑に輝く柱がそびえると、そのエネルギーにさらされた基地内の全てのBETA、インベーダーが塵と消えていく。

「竜馬さん……」
竜馬の最後の言葉が聞こえたような気がした武は、目の前で消え去っていくBETAたちが彼らの最後を示していることを悟った。
そして、最後の戦いは自分たちでだけで戦い抜くことを、散っていった彼らに誓った。

654:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 01:11:06 fMSbQHg3
投下終了です。
ゴール見えてきたなあ。帝王じゃない方の。
さてさて、竜馬たちのいなくなった状態で武たちはどう晴明に挑むのか。
おたのしみに!(関智一風に)

655:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 11:14:25 bHvLy1hU
スイッチ・乙!

656:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 12:23:33 ApGSF78z
オーツプンゲット!

657:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 14:05:06 y0aoZtG/
今投下せずにノロノロと書いてるけど、なんか他の人の読んでて自分の欠点が分かってきた気がする
どうも俺は漫画的な展開に拘ってしまうようだ

658:激突!! ゲッター対ガイアー 
09/05/06 19:44:20 I/5QlXxO
第十三話、投下します。

659:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話①
09/05/06 19:47:56 I/5QlXxO
「ウラエヌス…… 逝ったか」

ほの暗いコックピットの内部で、オールバックの男が深い溜息を漏らす。
手元のスイッチを切ると、ザーッ、という砂嵐のノイズが掻き消え、室内には静寂が戻った。

第五神体・ウラエヌスとの通信が途絶えてから、既に五時間。
最後に発せられた仲間の言葉と、直後の強烈な爆音から推測すれば、
ガイアーとの戦いに敗れたウラエヌスが、搭載していた核爆弾の使用に踏み切った事は明白だった。
だが、今や夜明けを迎えようと言う時間帯になっても、一向に地上は消滅する気配を見せない。

「つまり、ガイアーの破壊は不可能と判断して、秋の島新島の爆破に踏み切ったと言う事か」

誰に聞かせるでも無く、監視者の男が呟く。
最上の形とは呼べぬものの、それでも現状、監視者達の計画は予定通りに進んでいた。

まず第一段階、先行して日本に到着した男の神体【ラー】がマーズ達と接触し、
東京に攻撃を加えるとみせてゲッターを引き離し、両者を分断して時間を稼ぐ。
その間、残る神体・ウラエヌスは、秋の島新島へと急行し、身動きのとれない再生中のマーズを襲う。
最悪、マーズが回復し、ガイアーの破壊が不可能となった時は、
秋の島新島に核攻撃を敢行し、マーズの拠点を奪う……。

ガイアーの奇襲により深刻なダメージを受けながらも、ウラエヌスは自らの任務を全うした。
残る神体は、ラーただ一機、ラーとガイアーのどちらが滅んでも、地球は消滅する。
人類抹殺を目指す監視者達の決死の戦いは、ついにその実現を間近にしていた。

「だが、奴との決戦の前に、全ての不確定要素を取り除いておこう」

監視者達の計画に大きな波乱を与えた、異世界からの乱入者・ゲッター
ウラエヌス到着の時間を稼ぐため、ラーは、かの真紅の悪魔を相手に
東京、名古屋、大阪と舞台を変えながら、散発的な戦闘を繰り返していた。
そして接触の結果、ゲッターには既に神体に抵抗するだけの力は残っていないと、男は判断していた。

660:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話②
09/05/06 19:49:39 I/5QlXxO
東より高速で接近する物体をレーダーに捉え、男が装置を動かす。
オブジェクトのように動きを停止していた黒球が、魔法のように音も無く宙に浮き、
ガシャリと開いた各部のハッチから、銀色の触手がニョキリと生え揃う。

「さあ、どうしたゲッター! この広島の地を、丸ごと焼き払われたいのか!?」

男の操作に合わせ、六本の触手はまうで生物のように自在にうねり、白色の輝きを灯し始め、
閃光と共に放電現象を巻き起こしては、無人と化した広島の中心地を丸ごと薙ぎ払っていく。

「うるせぇ! ちょこまかと逃げ回りやがって」

「来たか、ゲッター!」

「うおお! ゲッタービィームッ!!」

真紅の流星をカメラに捉え、黒球が放電を止め、周囲にバリヤーを展開する。
直後、視界を白色に染める一条の矢が、黒球目掛けて一直線に放たれる。
バシュゥッ、という音と共に二つのエネルギーが炸裂し、なお強烈な光が一面に広がる。

強烈な力の奔流は障壁の対消滅を引き起こし、両エネルギーが掻き消え、不意に視界に朝焼け空が戻る。
間髪を入れず、アークの悪魔の如き異様がラーの目前へと迫る。

「バトルショットカッタァーッ!」

「バリアを貫いただと? ……だが!」

拓馬の叫びに合わせ、アークの右腕の分厚い刃がラーを襲う。
広島の空にギンッ、という金属音が響き……、

やがて、ズンッという重低音を鳴らし、根元より圧し折れた無骨な刃が、無人のビルに突き刺さった。






661:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話③
09/05/06 19:52:00 I/5QlXxO
「クソッ! カッターが…… うっ!?」

「フフ、惜しかったな、ゲッター
 その程度の刃では、タイタンはいざ知らず、このラーには通用せんぞ」

対手が反動でよろめいた隙を突き、ラーの触手がアークの右足を絡め捕る。
元々、ラーは神体の中でも、特に堅牢な装甲を有する機体である。
間隙の無い球面のボディは衝撃を分散させ、相手につけいる術を与えない。
それでも、仮にアークが戦斧を有した万全の状態であったなら、ある程度のダメージは見込めたであろうが……。

「ぐッ ぐあああァァッ!?」

「電撃か……! ううッ! やべェぞ、拓馬」

触手が力強い動きで翻り、右足を一本釣りにされたアークが宙に舞い、近くのビルへと叩きつけられる。
高電圧でショートしたアークに、崩れ落ちるコンクリートが容赦なく降り注ぐ。
尚も瓦礫の山から身を起こそうとするアークの頭上に、黒球の威容が影を成す。

直後、黒球が一個の砲丸と化し、急降下してアークを襲う。
ドゴン、という轟音が炸裂し、衝撃でくの字に折れ曲がったアークが大地にめり込む。

「フハハ! どうしたゲッター! お前の力はそんなものか?」

「ぐあっ! な、なめんじゃぁねぇ!」

全身のダメージをものともせず、万力を込めて押し返そうとするアークの虚を突き、
黒球はふわりと浮きあがると、再び加速をかけ、その全身を、幾度も幾度も幾度も容赦なく叩きつける。

爆音がテンポよく無人の都市に響き、衝撃でアークの頭部がひしゃげ、前面の装甲が砕け散り、
肩口からドス黒いオイルが吹き出し、ねじ曲がった肘先から火花が散る。

やがて、痙攣するアークが反攻の予知を失った事を確認すると、黒球は音も無く飛び上がり、遥か上空で静止した。

「ゲッターよ、我ら六神体を相手取り、単独でここまで戦い抜いた事、最後に見事と言っておこう
 だが、ここまでだ! 貴様はこのヒロシマの地で、人類の業の深さを知って滅ぶのだ」

「なんだと?」

「お、おい! 拓馬、アレは……」

キリキリと言う音と共にラーの底部が観音開きを始め、
アームで固定されたラグビーボール状の鉄塊がゆっくりと姿を見せる。
ヒロシマ、人間の業、滅亡。
監視者の言葉が、拓馬の脳内で一つの答えを導き出す。

「……まさか!?」

「さあ、地球が滅ぶ前に、まずは貴様を地獄に送ってやる、ゲッター」

ガタン、とアームがひとつ大きく揺れ、黒色のラグビーボールが自由落下を始める。

「うおおおおォォ――ッ!!」

かろうじて上体を起こしたアークだが、翼を広げ損ね、大きくたたらを踏む。
型膝を付いたアークの上に、ゆっくりと黒色の爆弾が迫る。



662:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話④
09/05/06 19:53:49 I/5QlXxO
と、不意に、爆弾の動きが緩やかになり、中空でピタリと静止すろ。
一同があっけにとられるなか、爆弾は地上の細かな瓦礫を巻き込みながら、ゆっくりと上昇を始めた。

「これは…… 重力装置か?」

「しまった!? 来たのか、ガイアー!」

爆弾の行方をラーが見上げる。
上空には既に、両腕を掲げて爆弾を迎え入れる巨神の姿があった。

「今だ! ガイアー、核を安全な所まで運ぶんだ!」

「くっ、どこだ! マーズ!」

慌てた監視者が地上を見渡す。
しかし、マーズは一面の瓦礫の中へと巧みに身を隠しているようで、姿を捉えるのは容易ではない。
その間にも、爆弾を抱えたガイアーは見る見る上空へと飛び去っていく。

「くそっ、核を大気圏外に捨て去る気か! ……ならば!」

キッと上空を見上げ、監視者が手元のスイッチを動かす。
黒球はただちに加速を始め、驚くべき急上昇でガイアーの行方を追った。

「アイツ、一体なにをする気なんだ?」

「分からねぇ、だが…… ヤツを追うぞ、獏」

「待て! アイツをこれ以上追撃してはダメだッ!」

「―ッ!? マーズ!」

かろうじて体勢を立て直し、上空へ飛ばんとしたアークの足元に、マーズが姿を現す。


663:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑤
09/05/06 19:56:03 I/5QlXxO
「ヤツを追うな、とは、どう言う事だ?」

「今は詳しい事情を話している暇はない。
 だが、六神体が全滅した時、ガイアーの爆弾が起動する事が判ったんだ」

「な、何だと!?」

「神体は残り一体…… ヤツを倒してしまうと、自動的に地球は消滅する」

「だ、だが、それじゃあ、打つ手がないじゃねぇか……?」

弱気な獏の言葉に、マーズが沈黙する。
しばし、静寂が周囲を包んだが、やがて拓馬が、はっとした表情で頭上を見上げた。

「ダメだッ! やはりここは、アイツを追いかけるぞ!」

「拓馬!」

「マーズ、アイツは核を奪い返して、そのまま自爆する気かもしれねぇ!」

「!?」

望外の拓馬の言葉に、マーズが目を見張る。
確かに、監視者たちの狙いはあくまで地球の消滅であり、マーズの抹殺は手段の一つに過ぎない。
神体が残り一体となった現在、自らの兵器による自爆は、乱暴だが最も効率の良い裏技と言えた。

「だが! どうやってヤツを追撃しようって言うんだ?
 ゲッターは、もう……」

「へっ、ゲッターの本気は、これからさ!!」

「ああ! やってやれ、拓馬!」

アークが大きく腰を落とし、両腕を広げて静止する。
大きくひしゃげた頭部の。かろうじて残っていた隻眼に光が宿り、
やがて、半ば骨格標本と化した胸元から、緑色の輝きがあふれ出す。
ギュイイイィィィンという機械音と共に、高温の蒸気がマーズを吹きつけ、奇妙な高揚感が辺りを包む。

「もっとだ! こんなもんじゃねぇだろう、アーク!
 残りのゲッター線エネルギーを、ありったけ炉心に注ぎ込め!!」

「―ッ! 無茶をするな、拓馬!
 それに、そんなボディで大気圏外に出たら……」

「構わねぇ! やれッ!!」

「うおおおおッ! 行けッ、いけぇッ! アーク!!」

マーズの叫びも空しく、炉心をフル回転させたゲッターが、八枚の翼を雄大に広げる。
緑色の輝きに包まれ、あたかも一個の生命のように胎動する悪魔の姿に、ぞくり、とマーズの本能が震える。
直後、衝撃と熱風を吹き上げながら、緑色の流星が、天空を目指し一条の光となった。





664:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 19:58:55 y0aoZtG/
支援

665:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑥
09/05/06 19:58:55 I/5QlXxO
「我ながら迂闊だったものだ。
 ガイアーに核を奪われるまで、この手段を思い付かなかったのだからな」

高速飛行を続ける神体の中で、監視者が自嘲の笑みを漏らす。
マーズ達は知らない事だが、ガイアーの爆発条件は、六神体の『外部からの破壊』でなければならない。
自爆や内部からの攻撃では、神体の故障と判断され、ガイアー体内の爆弾は起動しない。
その意味で、一度投下した核に自身をぶつけるというのは、まさしく考慮外の裏技であった。

尤も、装甲の厚さでは六神体随一を誇るラーである。
下手をすれば、機体を破壊し損なって、貴重な核を無駄にするだけかもしれない。
仮に思い付いていたとしても、現実に核を奪われるような事態にならなければ、実行しない策であったろう。

「む! しまった、間に合わなかったか!?」

監視者がモニター越し舌打ちをする。
宙の彼方に捉えたガイアーは、既に爆発寸前となった核を投下した所であった。

「まだだ! こうなれば、核爆発の中心に飛び込んで―」

その時、不意に機内に警報が鳴り響いた。
慌てた監視者が省みたレーダーに映っていたのは、通常兵器にあるまじき加速で、神体に肉薄する熱源であった。

「な、何だッ!? こんな物体は、つい先刻まで……」

「ジ ャ マ だ あ ア ァ ア ア ア ァ ァ ――ッ!!」

男には驚く暇さえなかった。
一瞬の内に地上から駆け上がってきた緑色の稲妻が、強烈な衝撃波と共に神体を追い抜き、眼前へと立ちはだかる。

「げえッ!? ゲ、ゲッターッ!」

「うおああああ―ッ!!」

息つく暇もなく、再び雷光と貸した悪魔が神体を襲う。
ゲッター炉心のフルパワーがもたらした強烈な一蹴りにより、
最強の神体は勢いよく弾き飛ばされ、重力に惹かれるままに、急速に地上へと落下していく。

「ゲ、ゲッタアアァアァァ―!!」

監視者の彷徨。
だが、敵を重力圏へと叩き落したゲッターにも、それに応える余裕は無かった。
渾身の一撃を叩き込むと同時に、衝撃でアークの各部位を支えていた関節が砕け、
人形の糸が切れたかのように、アークが機能を停止した。
ラーとは逆に、反動で重力圏から突き飛ばされた巨体は、成すすべも無く地球から遠ざかっていく。
慣性に流されるままとなった二人の前に、忌まわしき、黒色のラグビーボールがゆっくりと近付いてくる。

「くそっ、今度ばかりは……」

「仕方がねぇな、すまねぇ、獏……」

拓馬の眼前で、鉄塊が一瞬、終わりを告げる閃光をあげる。

「クソったれぇ! 地球を頼むぜッ マーズゥッ!!」

閃光は瞬く間に周囲を白色に包み、やがて、全ての音を奪い去った……。





666:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑦
09/05/06 20:00:33 I/5QlXxO
「な、何だ……? 僕は一体、何を見ているんだ?」

突然の異常事態に、マーズが驚きの呻きを漏らす。
彼は広島の大地から、アークが核の閃光の渦に飲み込まれる様を見ていた。
勿論、本来ならばそんな事ができるはずも無い。
地上から捉える事ができるのは、朝焼けの空に星のように煌く、爆発の残滓が精々といったところであろう。

だがこの時、彼の体は地上にありながら、手を伸ばせば届きそうな位置にアークを捉え、
眩いばかりの閃光を、瞼の裏に感じていたのだ。

(これは…… この視界は僕のものではないのか?
 まるで、何者かが目にしている光景を、ダイレクトに脳に送られているようだ……)

我が身を襲った異変に戸惑いながらも、光が薄れていくのを感じたマーズが瞳を開ける。
この高熱の中、すでに大破寸前だったゲッターが無事である筈も無いが、
せめて、その痕跡だけでも探そうと、必死になって目を凝らす。

(……なんだ? あの光)

白一色の世界の中に、ポツンと浮かんだ緑の点に、マーズが視線を落とす。
美しくもおぞましい輝きが、光の収束と共に、徐々に鮮明なものとなっていく。

(あれは…… ゲッター……?)





667:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑧
09/05/06 20:02:39 I/5QlXxO
(獏…… こいつは、一体……?)

(わ、わからねぇ、 俺に聞くなよ……?)

コックピットの中で、二人が呆然と言葉を漏らす。
眩いばかりの閃光に、彼岸を感じて瞳を開けてみれば、そこはいまだ核の放つ輝きの中で
にも拘らず、シートも計器も蕩けもせずに、そこに存在した。
モニターの先では、鋼すら溶かす超高熱の輝きから守るように、緑色のヴェールが視界を包んでいた。

(なあ獏…… 何だかこの光、ガイアーに似てないか?)

(まさか! 緑色のコイツは、ゲッター線のバリヤーだとでも言うのか!?
 だが、俺たちは一切の操縦をしていないし、それに、そんなをエネルギーどこから……)

そこまで言いかけて、モニターを見た獏が気付いた。
力の全てを使い果たした筈のアークの炉心に、膨大なエネルギーが注ぎ込まれているのを。

(翼だ! 拓馬、
 背中の八枚の翼が、宇宙に満ちたゲッター線を取り込んでいるんだ!?)

(何だと! だが、神さんはそんな事は一言も言わなかったぞ)

(……もしかしたら、アークを建造した研究所のヤツらすらも、
 こんな能力が備わっている事を知らなかったんじゃないか?)

(そんな筈が……)

だが、目の前の現実に対し、二人にそれ以上の推測が出来る筈も無い。

呆然とモニターを見つめる二人の前で、緑のヴェールが怪しいうねりを見せ始め、
やがて、映画のスクリーンのように、奇妙な映像を投影し始めた……。





668:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑨
09/05/06 20:04:13 I/5QlXxO
『百鬼帝国 これで最後だ!』

『太陽のおかげでエネルギーが上昇しているぜ!!』

(な、なんだ!? この映像は)

アークの周囲の宇宙がうねり、拓馬達の眼前で、別の宇宙、異なる戦いが次々に展開されていく。
視線の先、太陽の如き金色の輝きを纏ったゲッターが、
己の体をエネルギーそのものとして、巨大な戦艦めがけ、流星となって突っ込んでいく。

『ゲッター最後の武器 シャインスパーク!!』

ゲッターの全身より放たれた一撃は、小型の太陽のように戦艦を包み、やがて閃光が周囲に満ちる。

(シャインスパーク…… スゲェ威力だ……
 やっぱりゲッターは、宇宙で戦うための潜在能力をそなえているのか……?)

(……親父)




『さあ、旅立ちだ!!』

(兄貴!?)

視界がうねりモニターに現れた坊主頭の少年に、獏が驚愕する。
その少年の名はタイール、十数年前にゲッターを導き、地球の危機を退けた謎の少年。
そして、写真や映像でしか知らない、獏の兄であった。

(敵を…… 喰っている。 あれも、あれもゲッターなのか?)

いや、その様は喰うと言うよりも、同化すると言ったほうが正解に近いかもしれない。
強大な敵を丸ごと取り込み、機械の殻すらゲッターが、一つのエネルギーとなって虚空と飛び立っていく。


『友よ、また会おう!』


遥か虚空に、一個の意思となった男達の声が響き渡った……。



669:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑩
09/05/06 20:05:36 I/5QlXxO
『エンペラー、敵がサードムーンから出撃してきます』

『まかせろ! 月ごと吹き飛ばしてやる!!』

(うっ!?)

眩い閃光と共に再び視界が揺らぎ、
気が付いたときには、二人は凄惨なる宇宙戦争の渦中にあった。
人知を超えた凄まじい兵器の数々、虚空を覆いつくさんばかりゲッター達。

そして……

『ああ、ダビィーンが押し潰されるッ!?』

『ゲッター線指数が上がっていく! ウォォ、この指数はビッグバンを引き起こすだけの!?』


『 チ ェ ー ン ジ   ゲ ッ タ ー エ ン ペ ラー !!』


(エンペラー!?)

そして……、星一つを押し潰しながら合体を敢行する、究極のゲッターの姿。

拓馬たちは知っている。
これは、幻でも、先ほどまでの過去の記憶でもない、
拓馬達とアークが到達するであろう、遥か未来の光景である事を。

『なぜ、人類が存在するのか
 宇宙はゲッターに何を求めているのか
 かつて人類がそうであったように、ゲッターの進化はとまらぬ!!』

拓馬の脳裏に、かつて未来で出会った男の言葉が響く。

『見てみようではないか…… ゲッターの行き着く先を……
 そこに結論が待っているやもしれぬ!』





670:激突!! ゲッター対ガイアー 第十三話⑪
09/05/06 20:07:33 I/5QlXxO
やがて光は消え去り、虚空に静寂が戻った。
軋みを上げるアークのコックピットの中で、憔悴しきった拓馬が大きく息をつく。

「アーク、お前は……」

悄然として拓馬が呟く。

元来、宇宙空間に満ちたゲッター線を、宇宙開発のエネルギー源とする事すべく開発されたゲッターロボ。
そして、ゲッター線研究の第一人者たる早乙女博士が作り上げた最後の遺産、ゲッターアーク。
先のバリヤーは、それらの因子が神体と出会った事で急速に発現した、ある種の必然だったのではあるまいか?

「お前は、既に進化を始めているのか……?」

噴出す疲労と睡魔が、拓馬から思考を奪い去っていく。
やがて、力の全てを出しつくし、その機能を停止したアークが、
引力に導かれるままに、ゆっくりと青い惑星へと吸い込まれていった……。




「何だったんだ…… 今見た光景が、全ての真実だと言うのか?」

がくり、と、マーズが両膝を大地につく。
彼の問いに答えられるものは、そこにはいない。
彼もまた、何者かの眼を通じて、先の光景を見ていたのだ。

遥かな星の海に飛び出し、生物のように無限の進化を続けるゲッター
そして、その庇護の元、宇宙の脅威となって文明の破壊を重ねる人類。

怒り、迷い、戸惑い―。
たちまちマーズの心中に、様々な感情がうねりを上げて吹き上がり、脳中を割れんばかりに刺激する。

(な、何だ、この感情の奔流は……)

マーズの体内に溢れる奇妙な怒り、
自分は何に怒っているというのか、気を抜くと意識すら朦朧として、まともに思考を巡らす事が出来ない。

(この怒りは何だ? 人類の監視者であった頃の残滓なのか……?
 あるいは……、あるいは、嫉妬……?)

それは嫉妬。
プログラムとしての性分を捨て去り、自らの意思で進化を始めようとしているロボットに対して。
そして、自身の役割を失う事を恐れ、自らの意思を得られずにいる自分自身の……

「違う……! これは僕の……、僕自身の感情ではない!?」

不意にマーズが気付いた。
遥か空の彼方でマーズの眼となり、
今また彼の思考に、強烈な感情を流し込んでいた自我の持ち主。

「お、お前か…… ガイアー……?」

意識が混濁し、視界が揺らぎ、どすんと頭部が地面に横たわる。

「ゲッターとの遭遇が…… お前を変えたと言うのか? ガイアー……」

マーズの意識は、そこで途絶えた。

671:激突!! ゲッター対ガイアー
09/05/06 20:09:21 I/5QlXxO
以上、投下終了です。
ゲッター線の本格的な出張により、いささかラーが空気気味になりつつも続きます。

672:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 20:15:24 iL4pn2J4
おおお、オリジナル要素が強くなってきましたなぁ。乙です
どうでもいいけど「げえッ!? ゲ、ゲッターッ!」 が横山節過ぎてフイタw

673:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 20:19:09 y0aoZtG/
乙!
すごい盛り上がってきたなあ

674:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/06 23:31:47 ZQRgWQeS
進化を始めたゲッターロボなら核の一つや二つ、喰って見せねばならんわなw

675:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 00:38:13 9dL+Wuga
アークは本来、勝手に進化したり火星に飛んでったりしない安定性の高いゲッターの筈なんだが……と言うのは無粋な話か。
まぁ、壊れた結果箍が外れて、今までの反動でかっとんだんだよね、きっと。

676:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 02:41:46 9YCaTrhX
あんま面白くないかも知れんけど、ネタ投下させてもらう。

677:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 02:42:38 9YCaTrhX
サンタのことをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じいさんを信じていたかと言うと
これは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
そんなこんなでオフクロがサンタにキスしたところを目撃したわけでもないのに、その存在を疑っていた賢しいオレなのだが、
ハチュウ人類や鬼やアトランティス人やアンドロメダ流国やインベーダーや悪魔人間や
それらと戦う永井豪的石川賢的ダイナミック的スーパーロボットたちがこの世に存在しないのだと気づいたのは
相当あとになってからだった。

(中略)

そして中学を卒業するころにはこの世の普通さにも慣れ、オレは大した考えもなく高校生になり、ソイツに出会った…。

「東中出身、涼宮ハヤト。ただの人間には興味はない。この中にハチュウ人類、鬼、昆虫野郎、インベーダーがいたら私の所に来い。地獄をみせてやる。以上」
ふりむくとエライ恐ろしい目つきの女がソコにいた。
目があった瞬間、目と耳と鼻がもがれるかと思ったぜ……。

(中略)

こうしてオレたちは出会っちまった。しみじみと思う、ゲッター線の導きではないと信じたい、と。

OP:ゲッターロボ!

 涼宮ハヤトは黙ってじっと座っていると一美少女(?)高校生(?)に見えないこともないので、
席がたまたま真ん前だったという地の利を生かしてお近づきになっとくのもいいんじゃないかと
一瞬血迷ったオレを誰が責められよう。
「なあ、しょっぱなの自己紹介のアレ、どのへんまで本気だったんだ?」
涼宮ハヤトがギロリとこちらを睨む。あの、なんでそんな目に殺気がこもってんすか……。

678:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 02:43:26 9YCaTrhX
「アレ、とは?」
いや、だからなんでさんなに殺す気満々なんすか。
「いや、あの、だからハチュウ人類がどうとか…」
もう喉カラカラだぜ?まだ超序盤なのに……。
「貴様…、は虫類か?」
「あ、いや、違うけどさ」
すこしかすれ気味の声でやっとこさ答える。
「だったら話かけるな。時間の無駄だ」
思わず「後生ですから殺さないで下さい」と命乞いしそうになるくらい冷徹かつ冷酷な口調と視線だったね。
 そして、まるで革命をゲームだと思ってた奴を見るような視線をフイと逸らすと、またどこか違うところを睨む。
 クラスの何人かがオレを憐れむような目で見ていたが、それが涼宮ハヤトと同じ中学の連中だと知ったのは後の話だった。

「ハヤトさん気があるなら、悪いことは言わん。やめとけ」
 こんなことを言ってるのは谷口、谷口竜二。なんか鬼に改造されて魔王鬼にされちまいそうな奴だ。
 つかあのやり取りでそう思えるお前はすげえよ。どう見ても肉食獣の前の草食動物だったじゃねえか。
「ハヤトさんの天才ぶりは常軌を逸してる。聞いたろ、あの自己紹介」
「ハチュウ人類がどうとかってやつ?」
 弁当をつついていた国木田が口を挟む。あ、お前はキャスティング変わらんのな。
「そうだ、有名なのが早乙女研究所前大臣襲撃。表向きにはリーダー不明のテロって報道されたが、
たぶんハヤトさんがやったんだと思う。あの人自身は明言してないが」
 アレ?話がかなりヤバイ方向に行ってない?中学でテロてw……マジ?
「ああ、新聞の一面に載ってたねー。大臣、謎の集団に襲われる!って」
 そのあとも涼宮ハヤトの奇行が竜二の口から話されたが、オレはこう思った。流石にコレでラブコメ展開はムリじゃないかと。
 バイオレンスジャックな事態に巻き込まれるのは御免だぜ?

(中略)


679:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 02:43:48 9YCaTrhX
こうして、何故かはわからんが、何か大いなる意思による影響を受けたのか、俺は涼宮ハヤトに毎日のように話しかけていた。
 ホント、生きた心地のしない瞬間だったぜ。なんで俺、そんな目にあいながらも話しかけてるんだろうね?
 これがゲッター線の導きなのだろうか?
 そんなこんなで少しは仲良くなった(?)頃には、席替えとなっていた。
 いや、ホント助かるよ。なんで話しかけてるのか自分でも分からんけど、やっと涼宮ハヤトから解放されるんだ!
 たぶん、ライオンから逃げきった草食動物はこんな気持ちなんだろうな。さらばダチ公、フォーエヴァー♪

 ……嘘だよな。なんでまたコイツの真ん前の席なんだよ。窓際後ろから2番目という絶好のポジションながら、
ここはまるでいつ死ぬか分からないアラスカの最前線の気分だぜ。

(中略)

 ある日、いつものように授業を受けていると(後ろの奴が怖くておちおち居眠りも出来んおかげで俺の授業態度はかなりマジメなものだった)、
いきなり首根っこをひっつかまれて、「ああ、殺されるのかな俺」と思っていると涼宮ハヤトがいきなりこう告げた。
「そうだ。気がついた」
「え、えっと……何に?」
「無ければ作ればいいんだ」
もう何を言ってるのか分かりません。妙に目をギラギラさせないで下さい。怖いんで。
「だ、だから何を?」
「私の校舎をだ!」
たぶん体をぶつけて痛いんじゃないな。心が痛いんだな(ストレスで)。
「そ、そうか。と、とりあえず手を離してもらえないか……?」
「どうした。貴様も喜べこの発見に」
 狂気を孕んだ視線が俺を貫く。誰だよ、こいつをこの学校に入学させたの…。
明らかに革命起こす気マンマンじゃねーか。
「その発見についてはあとで聞かせてもらうから、今は落ち着いて」
必死にハヤトをなだめようとする俺。たぶんこいつの相手するよりランドウの作った自爆メカの解体する方が楽そうだ。
「なぜだ?」

680:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 02:44:09 9YCaTrhX
「じゅ、授業中だから…」
オレの言葉にしぶしぶながら納得してくれたのか、やっと手を離し席に着いてくれた。
まだ俺、生きてるよな?ふー、生きてるってこんなに素晴らしいことなんだな。
 そして何事もなかったかのように授業が再開される。なんでこのクラスの連中は肝が据わりきってるんだ?普通人の俺がこんなにビビってんのに。
それともハヤトにビビる俺がダイナミック的には異常なのか?

(中略)

なんやかんやで、ハヤトの校舎をつくる手伝いをしろと頼まれた(半ば脅されたとも言う。)オレは、放課後いきなり涼宮ハヤトとに連れられ旧校舎へときた。
 旧校舎、通称部室等。(すでにハヤトの校舎と言ってもいいかもしれんが)
 音楽部や美術部といった特別教室を持たないクラブや同好会の部室のある棟だ。その文芸部室の前にオレたちは来ている。
「えっと、ハヤトの校舎を作るのになぜ文芸部に?」
 まず浮かんだ疑問を口にする。一体ハヤトはどういうつもりでここに来たのだろうか?
「まずは、ここを最初の足がかりとする。あからさまに大きく出れるほど、まだ規模は大きくないのでな。
なに、ここの部員の承諾はすでに得ている」
えっと、承諾って、脅したんじゃないよな?
「ん?ここを使ってもいいかと聞いたら二つ返事で快諾してくれたぞ?」
そ、そうか……。こいつに迫られたらたいていの奴は何でも承諾しそうだが、などと考えているとハヤトが部室のドアを開けた。
 中には一人の真っ黒い(というより少し赤い?)アンダースーツを着こんだ少女がいた。
「ゴウ……。長門ゴウ……」
 短く彼女は自己紹介をした。そ、そうか。長門役はチェンゲのゴウさんですか。
たしかに無口キャラってのが共通してるよね。
 そしてゴウに対し、俺はハヤトが自分の校舎を作るためにここを占拠しようとしていることや、
下手をすれば革命組織の構成員にされるかもしれないことを告げたが、その全てに即答され、半泣きになってしまった。
 もうやだ。元の世界が恋しいよう……。
「フフ。これでまずは活動拠点を手に入れることができた。だが、まだ人数が足らんな。最低あと2人はいるか……」
 完全に自分の世界にこもり、野望を膨らませてるハヤト。
 ああ、オレはこんな無茶な世界でやってくことができるんだろうか…?  つづく。

681:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 02:46:03 9YCaTrhX
とりあえず、あの人気作にハヤトとかぶち込んでみた。
正直反省している。こういうの書いてる暇あるならゲッターオルタネイティブ完結させろって話ですよねー。
そしてたぶん、このネタどっかでかぶってるだろうなあ。

682:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 12:39:35 DPq+gxZ5
転載コピペ

337 名前:1 ◆KLfTFBYvKk :09/04/07 22:04:55 ID:WI6+xyxW
思いついたのでオープニングソング
        , -, - 、
  ,、 ,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_
 l T! Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |               ダンダダダダン
 l、` ` lヽ_lー〈!_,. - ´j  _ -, !               ダダンダダダン
  \`丶!、l  ̄ l /,ィ ´  /                ニートをやめたらバンババン
   \ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/                  就職するのかバンババン
  _ _ ,.l lヽ‐_7´ ll   ゝ- .,, _   _          社会を見てみろ就職事情は
‐ ´// (! l!  ll   ll ノ  //  >'´   ``丶、      全滅だ!
  ,','   ヽ、  !l__,.,. -'´  //   /        ヽ     こもれ~バンバンババン
 i l     77 ̄      //  ,'            ',     こもれ~バンバンババン
 !l       l !      ,','   l     ,. -―- 、l     毎日休日やる事は無い
 !l   _   !l   _    !l     ',   / , _,、'" ト=、ヽ    警備員!バンバンバンバン
 !l  (O.)  !l  (O.)  l !   _. ヽ / /ヽ ', '、 !〈    警備員!バンバンバンバン
 l !_,.. ---.!.!-- ..,,_ l l   (O.) ヽl∧ヘ ヽ_j  ヽJ ',    バラバラババンバン
_,ニ - , ―  ''ヽ ―-`.,_ ‐- .,    ヽヽJ,. -,.ニニ 、ヽl   ババンババンバンバンバンババンバン
   / , ⌒ ヽ.ヽ    ` ‐ 、`ヽ、 〉v' /´ ,.、 `ヽ ヽ  オヤジが荒れてるババンバン!
_,,.. j /、jー'^、,、', L _      `ヽレ' /' _  i  l   く  オフクロ家出るババンバン!
_,. -‐ii'r'  ,-、 ー,ー-, ..,_`` ‐ .,  !  ! l ',  !  l  ,ヘ ! 明日から本気だ警備員ニート
..ll   llr'  !  ! ー, ll  `! ‐ 、 .>′ ! l  l  !  !  l l l
. !!  ll r' !  l ‐, .ll   ll   ll !    ! l  ! .l l  l / /

683:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 12:42:09 G2vx/5Lx
GJ、マブラヴの人だったのか。
こんな物騒な世界はいやだー
これを何人も作ってたらさらにいやー

684:しんのすけとカムイの作者です
09/05/07 14:54:21 Pv++GRGV
第4話 後編貼ります。

685:しんのすけとカムイ 第4話 後編①
09/05/07 14:56:15 Pv++GRGV
“カムイ君が幼稚園にくるゾ!”後編

―酢乙女あい―
しんのすけをこよなく愛するふたば幼稚園に通うお嬢様。
可愛く、礼儀正しく、同年代の男の子を虜にしているがお金持ちゆえ、時折人を小馬鹿にしたような言動が目立ち、ネネちゃんとは犬猿の仲である。
いつも黒磯というボディーガードと一緒に行動している――

「カムイ君、一緒に遊ぼぉ!!」
「ああ!しんのすけ!」
「カムイお兄ちゃんと遊ぶ人、集まれ~!!」

カムイは子供達から一気に人気になった。元々、異生物同士のハーフということを除けば、常識にある普通の青年である。
しんのすけ達と出会ってから、今までのカムイより心が和らぎ、性格が変わりつつあった。

一方、日陰の草むらであのあいちゃんと黒磯が遊んでいるカムイを見ていた。
「む~ん…顔にウロコがついてるカムイって男…明らかに怪しいですわ」
「何か病気なのでしょうか?」
「黒磯、あなたはあの男に一体何者か聞いてきてください」
しかし黒磯は困った顔で否定した。
「おっお嬢様!それはちょっと…」
「何故ですか?」
「それは…いきなり前に現れて何者か尋ねるのは失礼にあたります」
するとあいちゃんは立ち上がった。
「もういいですわ!黒磯、私自ら行って聞いてきます!」
ダーッ!
あいちゃんはしんのすけ達の方へ走っていった。
「あっ!お嬢様!!」

一方、しんのすけ達はというと…
「今日のリアルおままごとは…」
ネネちゃんの恐怖のリアルおままごとが始まろうとしていた。
「ええ!?まじで言ってるの?」
ギロっ…
「何か…言った…?」
「いっ…いいえ…」
「「「はぁ……」」」
もうしんのすけ達はネネちゃんのペースにはまってしまった。
「なぁ…しんのすけ、リアルおままごとって何だ…?」
カムイは小さな声でしんのすけに聞いてみた。
「…やってみればわかるよ…」

ネネちゃんは《台本》と書かれた物を取り出した。
「じゃあ…カムイお兄ちゃんは初めてだから、江口洋介風のトレンディー俳優役ね!
あたしはアッキーナ風のグラビア系タレント役で私達は結婚して4年経ってる子供持ちのラブラブ夫婦よ」
「はっ?何だって?」カムイは全く役割が分からなかった。

686:しんのすけとカムイ 第4話 後編②
09/05/07 14:58:47 Pv++GRGV
「で、しんちゃんは二人の間に生まれた、とても可愛い男の子役、
風間君は私と二股かけてるJanne Da Arcのボーカルのyasu似のヴィジュアル系バンドマン役、
マサオ君は私の夫に恋してる一途な一般女性役で、ボーちゃんは…私達に忠実なペット犬でゴールデンレトリバー役ね」
さすがはネネちゃん…。リアルおままごとの考案者だけあって、役割がかなりドロドロしていた。
「「「「「…………」」」」」
男組は一気に黙りこんだ。いや…落ち込んでいた。

「さあ、始めるわよ!内容はいつもはラブラブな夫婦が仕事上、ストレスの関係で両方とも愛人を作り……(以下省略)」
(なっ…なんだこれは…本当に幼稚園児の考えるままごとか…? )
カムイは心の中で唖然としていた。

するとあいちゃんがカムイ達の方へやって来た。
「あっあいちゃん!ど…どうしたの…?」
マサオ君の顔は赤くなっていた。
「ちょっと…あんた、何しにきたのよ!!」
ネネちゃんはあいちゃんを睨みつけた。しかしあいちゃんはビビることなく平静としていた。
「あなたなんかに用はないですわ!」
「何ですって!!?」
2人とも犬猿の仲だけあって、今にも(ネネちゃんが)暴発しそうだ。


687:しんのすけとカムイ 第4話 後編③
09/05/07 15:02:25 Pv++GRGV
「二人ともやめなよ!!見苦しいよ!!」
風間君が2人の仲裁に立つ。が、
「「うるさいわね(ですわ)」」
「う……」
風間は2人の威圧に圧倒され、後ずさる。
「しんのすけ……あの子は一体誰だ…?」
カムイはまたしんのすけに小さい声で聞いてみた。
「あの子は酢乙女あい。お金持ちでオラのことが好きなんだゾ…」
「へぇ…良かったじゃん…
しかししんのすけは嫌な顔をする。
「ちっとも良くないゾ…オラ、あいちゃんは苦手だゾ…しつこいし、子供に興味ないゾ」
「お前…とんだマセガキだな…」
カムイは呆れてものが言えなかった。

するとあいちゃんはカムイの方へ向いた。
「私はカムイという方に用があるのです!」
「お…俺に…?」
カムイは驚いた。二人共、全くの初対面なのに用があることに。

「あなたは一体何者ですこと?顔にウロコがあるので気になってしょうがありません!」
「こっ…これは…」
カムイは黙り込んだ。
「しん様、あなたはこの方を昨日お泊めになったそうですね…」
「う…うん…」
あいちゃんはカムイを睨みつけた。
「あなたは見ず知らずの分際でこの私を差し置いて、私のしん様の家にお泊まりだなんて、勝手もいい所ですわ!」
(この子…何を言ってるんだ…?)
カムイは苦笑う。
「私はあなたを断じて許せません!決闘ですわ!」
あいちゃんの果たし状宣言にカムイは呆れる。
「はあ!?決闘!?」
「黒磯!例の物を!」
すると黒磯は草むらから飛び出してきた。
「いけませんお嬢様!このような所で!!」
「黒磯、私の言うことが聞けないのですか!?」

カムイ達は無言であいちゃん達を見ていた。
「なぁ…なんか変なことになってないか…」
「うん…」
「……変な予感……」

すると汗だくで黒磯は2本のフルーレ(フェンシング用のレイピア)を持ってきた。
あいちゃんはフルーレを持つと、剣先をカムイに向ける。
「私の得意分野であるフェンシングで勝負ですわ!さあ、フルーレを持ちなさい!」
あいちゃんはもう一本のフルーレをカムイの目の前に投げた。
「バカなまねはやめろ!」
カムイは止めようとしたが、あいちゃんはもうその気だった。
「私は生まれた時からフルーレを持っていましたのよ!フェンシング勝負で私に負けたらしん様にはもう関わらないで!」


688:しんのすけとカムイ 第4話 後編④
09/05/07 15:04:34 Pv++GRGV
(生まれた時からって…親はなんで持たしたんだ…?)
そんなやり取りをしている間に先生達と子供達が集まってきた。
「あいちゃん何やっているの!?カムイ君まで!」
よしなが先生はカムイ達を止めようとした。しかしあいちゃんは振りほどいた。
「よしなが先生、心配は無用ですわ!私はこの方に勝たないと気が済みませんわ!」
「何言ってるのよ!!上尾先生、何か言ってやってください!」
「あわわわわ……」
バタっ!(よしなが先生が倒れる音)

上尾先生はすっかり怯えきっていた。
「上尾先生!それでも幼稚園の先生ですか!?」

園長先生やばら組のまつざか先生まで駆けつけてきた。
「こらこら!一体どうしたんですか?」
「何やっているのよ一体!?」

「園長先生、まつざか先生!あいちゃんとカムイお兄ちゃんがフェンシングで決闘するんだって!」
「「なっなんだって(なんですって)!?」」
マサオ君がそう伝えると2人とも唖然とした。
仁侠顔の組長…いや園長先生とキツい性格のまつざか先生にはわけが分からなかった。

「子供が大人相手に決闘するなんていけません!!」
「そうよ!!どうみてもあいちゃんの方が不利よ!!」

園長先生達はあいちゃんを説得するもあいちゃんはもう本気モードに入っていた。

689:しんのすけとカムイ 第4話 後編⑤
09/05/07 15:06:34 Pv++GRGV
(あの子はもう本気だ…仕方ない…)
スッ…
カムイはフルーレを拾った。
「分かった…君がそこまでゆうなら相手をするよ!」

「「ええっ!!?」」
カムイの答えにみんなは驚いた。
「ダメですよ!大人が子供と決闘なんかしちゃあ!」
よしなが先生はカムイを説得するもカムイは聞き流した。
「もし君が勝ったら俺はこの幼稚園を去って、もうしんのすけとみんなには会わない!しかし俺が勝ったらもう決闘なんかしないでほしい!!」
その発言でみんなは驚愕する。
「よろしいですわ!その条件でいいですのよね?」
カムイはうなづいた。

「あわわわわ……」
上尾先生はパニック状態になりつつあったが…
すぽっ!
しんのすけは上尾先生のメガネを外した。上尾先生の目つきが変わる。
「おいっ!!ウロコ男と金持ち女、決闘頑張れよ!!」
なんとさっきの気弱な上尾先生から急変して、かなり男勝りな性格へと変貌した。
「うあ…上尾先生……」
先生達と子供達は上尾先生を見て、顔が青ざめた。

もう先生達や黒磯でも2人を止められなかった。
カムイ達の周りに風が通り過ぎる。

以上4話終わりです。

690:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 18:07:49 9YCaTrhX
>>680の続き。投下します。


691:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 18:08:37 9YCaTrhX
 次の日、俺はハヤトの「先に部室へ行っていろ」という言葉に従い、部室へと足を運んだ。
 そろそろ俺の胃にゾーンが開いて諸葛孔明とゆかいな仲間たちが出てきそうなストレスを感じつつ、重い部室のドアを開いた。
 中にはすでにゴウがおり、昨日と同じように読書をしていた。
「……何を読んでいるんだ?」
 沈黙に耐え切れず、俺はそう訊いてみた。長門ゴウは静かに表紙をこちらに向ける。虚無戦記、と書いてある。
「面白い?」
長門ゴウは静かに何の感慨もないかの如く答える。
「ドワオ」
いや、その感想はおかしい。正直読んでない人が聞いたら意味が分からんと思う。
「どういうとこが?」
「全部」
「本、好きなのか?」
「わりと」
「そうか……」
「………」
はい、会話終了。本編以上にヘビーな沈黙だぜ。まさか、次の瞬間ドワオ!ってなったりしないよなこのSS?
 ドワオしとけばとりあえず石川漫画的だとか勘違いしてないだろうな……。
 この数十秒の間に満身創痍となったオレは鞄を机に置き、その辺のパイプ椅子を引き寄せて腰を下ろそうとすると、ドアが蹴り飛ばされて開いた。
「待たせたな。こいつを捕まえるのに手間取ってな」
 みると後ろの手には縄が握られており、その縄の先にはぐるぐる巻きにされた人間らしき物体が存在している。
 どこから突っ込めばいいんだろう。つか、突っ込んだ瞬間に目だ!耳だ!鼻!されないよな?それくらいは仲良くなってるはず、自身ないけど。
 ハヤトはそのままずるずると引きずって部室へ入ってくる。どうやら縄に巻かれてるのはこれまた少女(?)のようだ。しかもすんげー感じの。
「なんなんだ! ここはどこだ! 私に分かるよう説明しろ~~!!」
「黙れ」
ハヤトの殺気のこもった声をうけても、その少女は全くひるまなかった。こりゃすげえぜ。
「紹介しよう。朝比奈リョウマちゃんだ」
 それだけ言って、朝比奈リョウマ、とやらの縄を解き始める。もう紹介おわりかよ?

692:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 18:08:58 9YCaTrhX
 縄から解かれた朝比奈リョウマとかいう謎の少女は、今にもハヤトに襲い掛かりそうなピリピリした空気を醸し出す。
 俺は今にも泣きそうな顔でおどおどしてるし、ハヤトはふんぞり返ってるし、ゴウは何一つ反応せず読書を続けてるし…。
 これ、役割が逆だよね?普通、朝比奈さんがビクビクするべきで、朝比奈さんがこんな野獣みたいなのとか無理があるだろ。
 あ、そうか、朝比奈さん役はチェンゲの竜馬ってワケだな。確かにチェンゲで未来に飛んだから未来人かもしれない。うん、無理ありすぎ。
 この殺伐とした空気を和ませるべく、俺は決死の覚悟で口を開いた。
「で、どこからさらってきたんだ?」
 タメ口聞けるなんて、なんて命しらずなんだオレ。
「二年の教室から出てきた瞬間の隙をついて捕まえた。素手で気のたったイヌの首を刎ねた所を見てな。いい人材だと思いつれてきた」
 とりあえず、イヌの首刎ねるってどんだけよ。いや、そんなことより、
「じゃ、上級生?」
「そうだ」
 いや、そうだ、じゃなくて、そういや俺は何を聞けばいいんだろう。犬の首の刎ね方とか?
「ええっと、じゃあ犬を素手で倒せるから連れてきたんだな?」
「それもあるが、よく見てみろ」
 ハヤトは朝比奈リョウマさんに指を突きつけ言い放つ。
「胸がデカイだろう?」
 確かに胸はデカイ。まるでゴム毬だ。
「空手も出来て胸もデカイとくれば組織の一員として不足はない。おまけにリョウマだ。これ以上ない条件だろう?」
 ええと、このハヤトさんは頭が良いんでしょうか?悪いんでしょうか?
「リョウマ、お前他に何かクラブ活動しているか?」
「あん?空手部とサッカー部に……」
「じゃあ、それらをやめろ。我が部の活動の邪魔だから」
 重ーい沈黙が流れる。なんて自分の野望中心な考えなんだ。ほら、リョウマさんを見てみろ。怒りのボルテージMAXといったご様子じゃないか!
「言いたいことはそれだけか……ん?」
 今にもハヤトに飛びかからんとした、リョウマさんだったが、長門ゴウの存在に初めて気づき、目を見開いたかと思うと「そうか。そういうことだったのか」と静かに呟き、
「解った」
 と言った。どうやら血を見ないですんだようだ。つか何が解ったんだろう。

693:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/07 18:09:22 9YCaTrhX
「空手部とサッカー部は辞めてこっちに入らせてもらう……」
 あっれー?さっきとは打って変わってめちゃくちゃ楽しそうな目をしてるんですけどー?
「だけど、文芸部ってのは何をするんだ? 私は体育会系だから……」
「我が部は文芸部ではないぞ?」
 目を丸くしてるリョウマさんに俺が説明する。
「じつはかくかくしかじかでして」
「…へ?」
 状況をのみ込めていないのか、かなり困惑してる。正直、俺も困惑してんだから当然だよな。
「フ、心配するな。名前ならすでに考えてある」
「えっと、とりあえず聞かせてもらおうか?」
 出来れば聞きたくない、というか今すぐ脱退したい俺だが、とりあえず名称くらいは聞いてみたい気がする。
 そして涼宮ハヤトは高らかに宣言するのだった。

 お知らせしよう。おそらくは何かしらの命名の理由があろう我が部の名は今ココに決定した。
NIhonwoSuzumiyhayatogAtenisuRutameno団。
略してNISAR。そこ笑っていいぞ。流石にむりやりすぎるよなコレ。
こんな名前を考えちゃうハヤトはおそらくゲッター線でおかしくなってるんだろう。
反対すべきなんだろうが、反対して命名センスを疑うと言えばその瞬間、俺の首は体とサヨウナラせねばならんだろう。
 こうしてNISARはめでたく発足したのでした。
もうそろそろ俺を解放してくれないかなあ(泣) つづく

694:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 18:10:20 9YCaTrhX
投下終了です。なんだかオラ、楽しくなってきたぞ。


695:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 18:59:57 C6oiZ0GO
石川絵を想像しないように努力したが…駄目だw

696:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 20:33:44 OmQQbOfZ
石川絵のハルヒか……


697:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 20:48:02 5G+uYb2b
>>石川絵のハルヒ
これですな
URLリンク(asame7.web.infoseek.co.jp)

698:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 22:04:42 /ZggAMIS
ハヤトの憂鬱面白い
感心する
ギャグものはネタを詰め込んだ割りにあんまり突っ込みいれてもらえないのが常なんで
ちょっとコメントすると
ゴウの時点ですでにアレだったが、
「なんなんだ! ここはどこだ! 私に分かるよう説明しろ~~!!」
の破壊力がおかしい。
ぜひ見習いたい。そのほかにも
NISARとか空手部とサッカー部とかゾーンとかちょっと盛りだくさん過ぎて
もうどこから突っ込めばいいのか

699:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/07 22:24:36 KgtDOjEV
穴があったら突っ込めと竜馬さんも言っていた

700:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/08 14:54:24 /w/9+P/e
逆にミチルさんやゴールド・ランをのいぢ絵に

701:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/08 18:54:14 E3OjUmn5
>>700
URLリンク(imepita.jp)
ハヤトなんだかハルヒなんだかよくわかんないポンチ絵。絵心ないって大変だね。
つかこんな落書き書くんならゲッターオルタネイティブかハヤトの憂鬱の続き書いた方がいいですよね・・・
>>698
突っ込んでもらえてうれしい。すごくうれしい。NISARは隼人が組織作るなら名前はこれしかないって思ったけど、
ちょっと無茶だったかもですw

702:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/08 23:26:21 ZW/6/vjT
この子が失禁したりゲロ吐くのか

703:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/09 01:47:11 q6Aarf7B
主に髪型的な部分が隼人成分

>>701
俺もギャグ書くから気持ちはわかるよー
さりげなく入れた小ネタに突っ込みがあるとうれしいよね
NISARは…あのぐらい無茶なほうがシュール面白い

704:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/09 10:30:35 pGBps6ye
自分もへたなりに涼宮ハヤト書いたらやばいのができてしまった。

705:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/09 10:43:34 /HBjdDMp
逆に考えるんだ。やばくない涼宮ハヤトなんて涼宮ハヤトじゃないと考えるんだ。

706:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/09 11:10:03 FYmaR8Dw
萌えもあったもんじゃねえな

707:しんのすけとカムイの作者です
09/05/10 09:32:15 13dpznH5
第5話貼ります

708:しんのすけとカムイ 第5話①
09/05/10 09:33:46 13dpznH5
“カムイ君とあいちゃんだゾ!”

「………」
「………」
これよりあいちゃん対カムイのフェンシング対決が始まろうとしていた。
「黒磯、あなたが審判になって」
「お嬢様…」

みんなは2人の無事を祈っていた…1人以外は…
「おいウロコ男、金持ち女!!どっちも負けたら承知しねえぞ!!」
上尾先生だけはやけにハイテンションだった。
スっ…
しんのすけが上尾先生のメガネを付けなおした。
「おろろろろ……一体今まで何があったのでしょう……?」
メガネを付けた上尾先生はまた気弱な性格に戻ってしまった。

そして、黒磯が不安になりながらも審判の位置に立つ。
「プレ!(準備はいいか?)」

2人の集中力はもう勝負のことに集中していた。どっちも負けられない…そんな思いが2人の頭の中にぐるりと回っていた。

「アレ!(始め!)」
黒磯が試合の合図を叫ぶと2人の威圧感がいっそうに強くなった。

カムイは構えた少したりとも動こうとしない。
まるでスキを探しているのか、はたまたとりあえず守りに徹しているのか。
しかし、カムイの目から、確実に相手を仕留める狩猟者(ハンター)の威圧感がじわじわと伝わってくる。
元々ハチュウ人類とのハーフであるカムイの目はとても人間と比べてハチュウ類に近い瞳をもっていた。

それに対してあいちゃんはカムイと違い、少しずつカムイに近づいていく。
お金持ちのあいちゃんは多種多様のお稽古に通っているため、五歳児の女の子にしては並外れた運動神経やスキル、思考能力をもっていた。
その中でも赤ん坊の時からフルーレを持っていた(あいちゃん談)こともあり、フェンシングは得意中の得意で、同時で誇りでもあった。

しかし、ハチュウ人類のハーフの青年と能力が高いが普通の人間である五歳児の女の子では圧倒的に差があり、あいちゃんはかなり不利な状況だった。
それでも、あいちゃんからは大好きなしんのすけのためにも、負けられない思いがじわじわと伝わってくる。

全く動かないカムイとじわじわと近づいてくるあいちゃん。その異様な雰囲気に見ている先生やみんなは息を呑んで見守っている。

突然
「キャアアアア!!」
幼稚園の表門から女の子の叫び声が聞こえた。
「なっ……なに…?」


709:しんのすけとカムイ 第5話②
09/05/10 09:37:43 13dpznH5
みんなは振り返った。すると、女の子がナイフを持った男に捕まっていた。
「おい!この子を殺して欲しくなかったら金を渡せ!」
男はナイフを女の子にちらつかせた。女の子も恐怖で全身震えていた。

「あっ!なんてことを!!」
「バカな事をやめてその子を離しなさい!」」
よしなが先生達はそう言うも男はナイフを女の子の喉に当てる。
「動くなよ…動くとこのガキの喉からプシャー!だ!」
「ひぃぃ~」
男は興奮し、少しでも刺激すると女の子の喉を切り裂きそうな状態だった。

カムイ達もそれに気づき、男の方を見た。
「何だと!?」
「まずいですわ…あのままじゃ…」

しかししんのすけは何故か興奮していた。
「おお!お祭りですなぁ~オラにも混ぜて!」
しんのすけは男の方に近いていった。男もしんのすけに気づく。
「ん?何だお前は?」
男はドスの効いた声でしんのすけを脅した。
「おじさん……その子が好きなの?」
ガクッ(肩が崩れる音)
「違うわ!オレはこのガキを人質に!」
「いやあ~おじさんもロリコンだなぁ~」
「ぐぅぅぅ!」
男はしんのすけの発言に少しづつ怒りを覚えた。

「しんちゃん!刺激しちゃダメよ!!」
「しんのすけ君、戻ってきなさい!!」
園長先生達がそう言うとしんのすけは渋々戻ってきた。

「早く金を持って来い!ガキを血祭りにされたいか!?」
状況が悪化するばかりで、一刻の時も許されない状況だった。
すると
「やめろ!!」
カムイが決闘をやめて、男に近づいてきた。
「誰だオメェは?近づいくとこのガキは死ぬぞ!!」
しかしカムイは男の脅しに臆することなく少しずつ近づいてくる。
「殺るなら今すぐ殺れ!」
《!!?》

カムイの言葉にみんなは全員凍りついた。
「アナタなに言ってるの!?」
「何、あの男を刺激すること言ってるのよ!!!」
よしなが先生達はカムイの発言に納得がいかなかった。

しかしカムイはそんなことをお構いなしにさらに言っていく。
「殺すか殺さないかハッキリしろ!まあ殺した時のお前に待っているのは「死」だけどな」
「なっ……」
男は焦りながら後ずさっていく。
「お…お前は一体何者だ!?」
「お前にそれを知る権利はない…何故ならお前の行動次第でお前は死ぬからだ!」
「なっ何ぃ!?」
男はカムイの言っている意味が分からなかった。男の興奮はピークに達した。

710:しんのすけとカムイ 第5話③
09/05/10 09:42:56 13dpznH5
「くっそう!!そんなに殺してほしかったら殺してやらぁ!!」
男はナイフを上に上げた。
「ひい!」
みんなは目をつぶって覚悟を決めた。

シュ…
突然カムイは消えた。
「ん?」
するて男の目の前にカムイの顔があった。
「何ぃ!?」
カムイは女の子を奪い返した。
「もう安心だ。大丈夫か?」
「うっ…うん…」
女の子は何があったのかわからず、きょとんとしていた。
しかし納得いかないのは男の方だった。「この野郎!!こうなったらあのガキから殺してやる!」
男はナイフを振り回しながら近くにあいちゃんの方に向かってきた。
「なっ……」
「お嬢様ぁ!!」
あいちゃんは目をつぶった。
ドスっ…
鈍い音があいちゃんの方から聞こえる。
「まっまさか…あいちゃん!!?」
みんなはまさかと思い、あいちゃんの方へ向いた。
「大丈夫か…」
「えっ?」
目を開けるとなんとカムイが自分を包んでいた。
「あっ…あなた…は」
後ろでは、男はカムイの背中にナイフを奥深く突き刺していた。
「あなた!大丈夫ですの!!?」
「ああ…」
みんなもカムイが刺された事に気づいた。
「カムイ君!大丈夫!!?」
「あわわわわわ……」
カムイは立ち上がると物凄い目つきで男を睨みつけた。今にも自分を殺しそうな瞳をしていた。
「ひっ…ひいいい!!」
男は恐怖を感じ、逃げ出した。しかしカムイは逃がすハズがなかった。
シュ…
カムイは男の目の前に現れた同時に、態勢を低くした。
「うあああ!!」
バキィィィ!!
カムイは男の顎目掛けてアッパーを繰り出した。
男はまるで野球ボールをバットで打ち上げたかのように上空に上がっていく。
ドサッ!
男は10メートル先の地面に叩き落ちた。男は鼻血と口から泡を吹いて気絶していた。
「ふん…」
カムイは背中に刺さったナイフを抜き、地面に落とした…………

あの一見からカムイは幼稚園の人気者になった。特に…
「カムイ様ぁ~!!私とデートしましょう!」
「やばい!あいちゃんだ!」
あの一見以来あいちゃんはカムイに心を奪われてしまい、執拗にカムイを追いかけるハメになった。
「しんのすけ!助けてくれ!!」
「もう、カムイ君も罪深い男だなぁ~!」
「ふん…男ってみんなそう…」
「いいなぁ…あいちゃんに追いかけられて…」
「ボー…」
5人ともカムイを見て笑っていた。

711:しんのすけとカムイ 第5話④
09/05/10 09:47:25 13dpznH5
「ちきしょう…誰か変わってくれ…」
カムイは必死であいちゃんから逃げまくる。
「黒磯!カムイ様を追いますわ!ああ…しん様とカムイ様を両方お好きになるなんて…私はなんて罪深き女なんでしょう…」
あいちゃんからは物凄いカムイLOVEパワーが伝わってくる。
「これにて一件落着!!」



………その頃、この世界での浅間山山麓では…
「素晴らしい…こんなエネルギーが見たことがない…」
一人の科学者がある新エネルギーの発見により、発狂していた。
「ふははは…宇宙から無限に降り注ぎ、さらに微量で膨大なかエネルギーになる魔法のようなの光体…
こいつは使える…こいつは使えるぞぉ!!わはははは!」
科学者は新エネルギーを流している真空管を見て、高笑いしていた…

以上第5話投下終わりです。
いやあ…話の展開作るのは難しいです。
マブラヴさんとかガイヤーさんの文章力には自分も見習いたいものです。

712:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 09:56:48 A4jojDx9
>>711
朝早くから、乙。マブラヴさんか…。悪い気はしないんだぜ
まあ、なんだ、ガンガレ。超ガンガレ。楽しんでるから。

713:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 10:39:03 lxEUvF/G
>>711
そんなに気にするな
そもそも、書いてくれるだけ相当ありがたいんだから
それに、その向上心があるんだからそれだけで十分

714:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 16:54:30 Vp7pibCs
自分もお話が作れたから投下して良いですか?あんまり面白くないかも知れませんが。


715:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 17:02:27 gLKDiEPa
来やがれ!

716:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 17:13:23 Vp7pibCs
日本ドワオ話 題名「ゲッターロボ」

昔々、浅間山に早乙女という老人が居りました。
ある日、早乙女は麓の川に散歩に出かけました。
すると川の上流から ドワオ ドワオ と炉心が流れてきました。
早乙女博士は嬉々としてそれを炉心を家に持ち帰りました。

家に着いた早乙女は早速、炉心の解体を開始しました。
すると炉心の中から、鮮血の如き真っ赤な悪魔のようなロボットが出てきた
ではありませんか。
早乙女はこのロボットに、ゲッターロボという名前をつけてたいそう改造していきました。

月日は流れ、ゲッターロボは早乙女による改造も相俟って驚異的に進化していきました。
そんなある日、鬼ヶ島の鬼が悪さをして人々を苦しめていることを知った早乙女は、
三人の男たちを集めました。
一人目は 狂犬 流竜馬
二人目は キジ害 神隼人
三人目は 猿並みの頭 巴武蔵
の三人である。





717:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 17:15:29 Vp7pibCs
三人はゲッターエンペラーに乗り込み鬼ヶ島に出撃しました。
そして三人の視界に鬼ヶ島が入った瞬間、エンペラーはゲッタービームを放ち
鬼ヶ島を粉微塵に吹き飛ばしました。

エンペラーはその後、隼人を地上において宇宙に旅立っていきました。

めでたし めでたし





718:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 17:48:32 NEJfSRKg
これはひどいwww
GJ!

719:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 21:00:09 lxEUvF/G
つっこみきれない作品だなwwwwwwww

720:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 21:21:58 gLKDiEPa
どちらかと言うとゲッターが鬼

あれ?新ゲッター?

721:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 21:43:41 PBHlWFPJ
やべえ糞ワラタwwwwwwwwwwww

722:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 21:59:19 C4LtBKby
>>エンペラーはゲッタービームを放ち鬼ヶ島を粉微塵に吹き飛ばしました。
地球も吹き飛ぶだろwww

723:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 22:49:23 RlG4oaTD
作者の脳がキジ害wwwwwwww

保管しといた

724:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 23:22:07 +ovXUxfe
見える!見えるぞ!  オープニングで馬頭竜に跨がり、御神器を持った弥勒の絵が!!

725:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/10 23:53:32 APJ+eghq
暗黒神話とのクロスで、馬頭竜=馬頭観音=馬頭星雲なんてどうだろうか。
56億7千万年後の地球で弥勒になった武と弥勒王を絡めるとか

726:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 00:01:25 +ovXUxfe
>>725
稗田教授が土暗古墳を探索するんですね、わかります。

古墳で思い付いたがスプリガンとのクロスはどうじゃろ。

727:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 00:25:27 Ztlu8D6L
稗田=隼人

728:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 01:38:24 CjjKkHos
ゲッターオルタネイティブの続き投下させて貰います。
決戦も近し、かな?

729:涼宮ハヤトの憂鬱
09/05/11 01:38:49 CjjKkHos
「これから、オリジナルハイヴ攻略作戦『桜花作戦』について説明を行うわ」
横浜基地、ブリーフィングルーム。現在、ここで夕呼から武たちへの作戦の連絡が行われている。
先の戦闘により、横浜基地は壊滅的な打撃を被った。
基地内の戦術機はそのほとんどは消耗しきり、動ける戦術機はごくわずかである。
中でも、ゲッターロボとそのパイロットの損失はかなりの痛手となった。
A-01部隊の損耗も激しく、幸い戦死者は出なかったものの、武、純夏、冥夜、千鶴、慧、壬姫、美琴、以上の7名以外は次の桜花作戦に参加できない状況である。
純夏は参加できるものの、今行われているブリーフィングには来ていない。
ODL劣化をこれ以上防ぐため、彼女は作戦開始ギリギリまで安静にしているからである。
「―というわけで、ウチの基地から桜花作戦に参加できるのはあんた達A-01部隊のみよ。何か質問は?」
千鶴が手をスッとあげる。
「桜花作戦に私たちだけが参加するのは分かりましたが、肝心の戦力はどうなるんですか?
使える戦術機はもう残ってないと思うんですが……」
「いい質問ね。それについては今から説明するわ。
榊の言う通り、現在横浜基地にろくな戦術機はないわ。あっても旧式の激震程度。
とてもじゃないけど、凄乃皇のハイヴ侵攻の護衛には力不足ね。
でも、最後の隠し玉が残されていたの。彼らが……、ゲッターチームが命をかけて守り抜いてくれた遺産がね……」
「……副司令、その遺産とは何なのでしょうか。私たちにはまだその存在は知らされていないのですが?」
冥夜が未だ説明されぬ『遺産』の正体を尋ねる。
ここにいるA-01の全員がまだ知らされていない事実。
竜馬たちがその命に代えても遺してくれたものを。
「実はまだこれは秘匿される予定だったのよ。少なくとも今の段階で使用するつもりはなかった。
なんせまだシュミレーションだけでテストもろくに済ませてないんだもの。
でも、これを今回使わないと、私たち人類に未来(あす)はない……」
「そ、そんなにすごいものなんですか?」
「ええ。素晴らしいものよ、珠瀬。なにしろ、人類初の量産型ゲッターロボですもの」
「「「「「「えええーーー!?」」」」」」
あまりの驚愕の事実に全員が驚きの声をあげる。
「驚くのは無理ないわね。だって極秘事項だったんだもの」
そんな中夕呼はケロリとした表情で続きえを話しだす。

730:ゲッターオルタネイティブ
09/05/11 01:39:22 CjjKkHos
「開発は、そうねぇ、神のゲッター線の戦術機への利用あたりくらいから始まったのかしら。
機体設計は神がものすごく早く仕上げてくれてね。そのついでに戦術機へのゲッター線加工も行われたの。
で、設計図は出来てシュミレーションも早い段階で終わったんだけど、肝心のゲッター炉心の量産が遅れてね。
一体はゲッター炉心を使わないタイプとして造ってたんだけど、もう一体に手間取ってね。
最近やっとゲッター炉心の量産に成功、ついでに凄乃皇にも流用して戦力アップ。
あとは組み立てるだけ、って所までこぎつけてたの。だからあとはゆっくり時間をかけて完璧に仕上げようと思ってたのよ。
でも今回の戦闘で戦術機はほとんどパア。桜花作戦の戦力として組み立てが急ピッチで行っているの。
でも完成させるためにパーツが少し足らなくてね。基地内の全ての物資をつぎ込むハメになってもまだたらなくて。
でも近衛衛士隊の月詠中尉の計らいでね、彼女たちの部隊の武御雷と、倉庫にあった武御雷から部品を提供してもらったの」
「月詠たちが……なんと」
意外な人物たちの名と、その行いを聞き、冥夜は思わず涙ぐむ。
「……それで、やっと完成したわ。人類の希望。彼らの残したおおいなる遺産。
ゲッターロボG、そしてネオゲッターロボが」
「…ゲッターロボG。ネオゲッターロボ……」
武が思わずつぶやく。
自分たちの新たなる力。そして人類の希望。
この2機のゲッターと凄乃皇でオリジナルハイヴを攻略する。
流石に不可能かと思ったが、もしかしたら、出来るかもしれない。
そんな期待に胸が膨らむのを確かに感じていた。
「この2体のゲッターの説明を簡単にするわ。
ゲッターGは量産も視野に入れたゲッター炉心式のその名の通り立派なゲッターロボよ。
彼らの使用していたゲッターロボと同程度か少し劣る程度と思ってちょうだい。
本当はゲッターを超えるつもりだったんだけど、時間がなくてね……。
次にネオゲッター。こっちはゲッター炉心を使わないタイプのゲッターロボよ。
プラズマ駆動にすることで新たな可能性を見出そうとした機体よ。
まあ詳しい話は格納庫で直接メカニックから聞いてちょうだい。
で、なんであなた達がこのゲッターのパイロットとして選ばれたかというと、答えは簡単。
この基地でゲッターと作戦行動を共にしたり、シュミレーターや同乗の経験があるのがあなたたちだけだからよ」

731:ゲッターオルタネイティブ
09/05/11 01:39:53 CjjKkHos
夕呼の説明に全員が納得する。なるほど、確かにゲッターに乗ったことがある人間はゲッターチームの3人を除けば自分たちしか居ない。
そして凄乃皇の護衛という任務にもA-01部隊は適応している。
これ以上の人選はありえない、と思える内容だったからだ。
「で、最後に各ゲットマシンのパイロットを任命するわ。言っとくけど、これはあなたたちのこれまでの戦績とシュミレーションのデータで決めたから。
異論は認められないわ。いいわね?」
全員が静かにうなづくのを見てから、さらに続ける。
「まず、ドラゴン号には白銀武、ライガー号には珠瀬壬姫、ポセイドン号には鎧衣美琴よ」
「「「了解!」」」
「よろしい。次に、ネオイーグルには榊千鶴、ネオジャガーには御剣冥夜、ネオベアーには彩峰慧」
「「「了解!」」」
「いい?桜花作戦の成否に人類の命運がかかってるわ。くれぐれもこのことを肝に銘じておきなさい。あと、白銀には凄乃皇の操縦サポートも行ってもらうから。
あとは格納庫で実機で確認してちょうだい。以上、解散!」
解散の声のあと、敬礼をし、格納庫へと向かうべく、武たちはブリーフィングルームをあとにしようとした。
そこを武だけ、夕呼が呼びとめる。
「なんですか? 先生」
「白銀、わかっていると思うけど、凄乃皇には鑑が乗っているわ。しかも今回は彼女とあなたを繋ぐために、社も同乗する。
守りながら攻める、辛い戦いになると思うけど、それでも覚悟は出来てるわね?」
「今更なにを言ってんですか先生。オレはこの世界に戻ってきた時に決めたんです。もう逃げないって。
それに、今までなんの関係もないのにオレに協力してくれた竜馬さんや隼人さん、弁慶さんに顔向けできるようにも、必ずこの作戦、成功させますよ!」
武の言葉に、夕呼は表情を和らげる。
「聞くまでもなかった、ってトコかしらね? じゃあ行きなさい。ただでさえ、あんたは他の連中より大変なんだから!」
「了解!」
ビシッと敬礼を決めると、足早に格納庫の方へと走り去る。そんな武の背中を夕呼は頼もしく感じた。
「ふふ。あいつらのおかげかしらね。あんなにたくましくなっちゃって」
そう一人呟くと、彼女は今、彼女がやるべきことを成すため、研究室へと向かう。
はたして、人類に未来(あす)はあるか?その答えを知る者はまだいない。


732:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 01:41:13 CjjKkHos
>>729
おおっと、>>729のタイトルミスったぜ。こりゃ大失態。
正しくはゲッターオルタネイティブです。
と、いうことでとりあえず今回は投下終了です。

733:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 07:25:33 d8+HNyjl
涼宮ハヤトとSOS団がなんでハイブを攻略してるのかと思っちまったぜ

734:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 09:11:35 HtOIeTia
ちょっと待て、ガオガイガーが混ざらなかったか?

735:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 12:16:41 wHpLjLED
>>722
合体後なら下手すりゃ太陽系が丸ごと吹き飛ぶ気がする。

736:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 18:23:57 /70lWGHO
エンペラーが全力戦闘したらそれはそれは凄い事になるんだろうなぁ

737:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 23:08:23 ljA45xoL
天の川銀河はきっと無事だろ

738:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/11 23:14:54 CjjKkHos
>>737
進化のために取り込まれてるかもしれん。

739:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 12:26:36 L6NtHp/Z
大決戦2出ないかなぁ……

740:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 18:44:19 MHy5zjrW
サーガのアニメ化は?今の技術なら號のラストだって再現できるだろ

741:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 20:27:28 NW8cnY5n
白黒で宇宙怪獣軍団を描き切ったガイナなら……と思ってるんだが
天元突破グレンラガンってあんまり巨大感を感じなかったんだよなあ
最終話見たあと、ネットで「銀河を凌駕する大きさ」って聞いてやっと気づいた

エンペラーは今読み返してみても大きさの説得力がすごい

742:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 20:31:37 a9vyt5nW
最近だと真マジンガーが見ていてデカイ!って感じがする

743:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 21:19:44 YbIBIb0F
>>741
ゆっくり動いた方が巨大感が出るからじゃない?

744:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 22:12:20 MHy5zjrW
石川作品ってデカい=強いを地でいってるよね

745:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 22:19:23 o0y1X+7x
>>744
石川作品はそれ見た瞬間に「コイツつええ!」って思える。
画に力がこもってるというかなんというか。

746:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 22:30:31 9uliYg54
>>745
外人人気どうなんだろう
マッチョであれば満足な向こうさんには石川漫画は受けそうだが

747:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/12 22:46:48 yAUhHzbk
マーベル版のトランスフォーマーは
終盤で豪ちゃんのライガーみたいな話になるからな。
賢ちゃんの漫画はなんでもおkだと思う。


ところでここでは虚無戦記の原典たる
石川版タロウはノータッチ?

748:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/13 00:37:42 sHDdyyB6
ゲッターオルタネイティブの続きです。
なんかすごい長くなりそうだなあ。桜花作戦。
でも終わりまでもう少し!

749:ゲッターオルタネイティブ
09/05/13 00:38:50 sHDdyyB6
横浜基地ではゲッターGとネオゲッター、そして凄乃皇の打ち上げ準備が進められていた。
大気圏外からオリジナルハイヴへ接近するためだ。
ゲッターはなんとか完成し、今はゲットマシンの状態で三段式の発射台に載せられている。
「いよいよだな……」
すでにドラゴン号に搭乗している武が、感慨深そうに言った。
「そうね。この作戦が成功すれば、BETAと人類の戦いはひとつの区切りとなるでしょうね。
だからこそ、私たちはこの戦い、負けることは許されないわ」
「おいおい、委員長。重要な作戦なのは分かってるけど、そんなに気負うなよ。
あんまり緊張しすぎても、ダメだろう?」
「ふふ、そなたの言うとおりだなタケル。榊、少し肩の力を抜いてもいいのではないか?」
「分かってるわ、そんなこと。でも、どうしても緊張しちゃうのよ。自分でも分かってるんだけどね」
千鶴が告げるとそれに対して慧が言う。
「……隊長だからって気負いすぎ。大丈夫、私たちならきっと成功する」
「あら、彩峰、あなたから気遣われるなんて珍しいこともあるのね。でも大丈夫よ、そんなこと分かり切ったことだもの」
「……分かってるならいい」
「へへ、きっと慧さんも緊張してんだよ。僕だって緊張してるんだもん」
傍目にはまったくリラックスしてます、と言った様子で美琴が言う。
「そうですよ。壬姫も緊張しっぱなしです」
「はは、そうだよな。緊張するよな。かく言うオレもガッチガチに緊張してんだけどな!」
武の一言にみんなが「なんだぁ」「やっぱり」などと言い、笑う。
みな、この一戦がどれほど重要かは理解している。だからこそ、冗談を飛ばしたり、雑談することによってその緊張をほぐそうとしているのだ。
「白銀さん、凄乃皇の準備も出来ました。純夏さんもいつでも行けるって言ってます」
「分かった霞。委員長、いや隊長どの、部隊全員、用意できました!」
「もう、白銀ったら。まあいいわ。こちらA-01、準備完了しました。いつでも行けます」
武から連絡を受け、千鶴は管制に報告する。
その報告をうけ、発進カタパルトの角度も大きくなっていき、発進カウントダウンが始まる。
「―5、4、3、2、1……よし! ゲッターロボ、発進!!」
「「「「「「発進!!!」」」」」」
カウントがゼロになった瞬間、全機が一斉に飛び立つ。
それを基地にいるすべての者が見送り、そして彼らの帰還を信じ、空の彼方へと消えてゆく姿をみつめつづけたのだった。



750:ゲッターオルタネイティブ
09/05/13 00:39:32 sHDdyyB6
大気圏外。今、ゲッターと凄乃皇たちは他の打ち上げられた部隊と合流し、オリジナルハイヴへと向かっていた。
「―となるから、戦況からしたハイヴへの侵入口はここになるから、各自確認を怠らないで。
それと、この作戦は凄乃皇の防衛が最優先事項になっているから、それを忘れないこと。
残念だけど、私たちのゲッターにはオリジナルハイヴのコアを破壊できるほどの高火力兵器は搭載されてないわ。
現状、オリジナルハイヴのコアを破壊できるのは凄乃皇のゲッター荷電粒子砲のみよ。
でもこれは、今の不安定な凄乃皇のML機関の都合で1発ないし2発のみしか撃てない。
発射の最終判断は白銀に任されてるけど、何にせよ凄乃皇への過剰な負担は与えられない。
だからこそ私たちがゲッターで守り抜くの。凄乃皇が人類最後の希望だということ、肝に銘じておいてね。
以上が、作戦前の最終ブリーフィングよ。いいわね?」
「「「了解」」」
千鶴によるブリーフィングも終了し、大気圏への再突入のタイミングも迫っていた。
そして再突入の時が来た。
武たちだけでなく、各国から集合した部隊もともに再突入を開始し、段々とオリジナルハイヴに近づいていた。
が、その時地平の彼方より無数の光が飛んできた。
光線級の攻撃である。
「なんてことだ! 奴らこんなとこまで攻撃を!」
「おちつけタケル! そんなことより、このままでは我らは全滅ぞ! 何か手はないのか!?」
武が愚痴るが、冥夜がそれをいさめ、事態の解決法を考えていた。
すでにいくつかの部隊がレーザーにより迎撃されかけている。
「仕方ないわ! みんな少し無茶だけど、大気圏を突入しながら合体よ!
凄乃皇の防衛は他の部隊が身を持って防いでくれるらしいから、私たちは合体して地上の光線級撃破をする!
フォーメーションはゲッターライガー、並びネオゲッター2!」
「「「「りょ、了解!」」」
千鶴の一声のあと、ゲットマシン各機が最大加速に移る。
超高速で、大気圏を突入しつつ、レーザーを回避しながらの合体と、非常に無茶ではあったが彼らはそれを躊躇うことなく実行へ移したのだった。
幾筋のも光を避けつつ、大気との摩擦により、ゲットマシンは赤くなる。
そのままスピードは落とさずにそれぞれが直列に並ぶ。

751:ゲッターオルタネイティブ
09/05/13 00:40:13 sHDdyyB6
そしてライガーに乗る壬姫、ネオジャガーに乗る冥夜が右手のレバーを押しながら叫ぶ!
「チェーンジ! ゲッターーーァア、ライガーーーっ!!」
「チェンジ、ゲッター―ットゥーー!!」
そのかけ声のあと、各機がドッキングする!
あっという間に変形をしたかと思うと、先ほどよりもさらに高速で地上へと降り立っていく。
後続の部隊からみれば、それは一瞬にして姿を消したかのごときものだった。
2機のゲッターが見えなくなり、しばらくすると、光線級の攻撃が徐々に止んでいく。
こうして残った部隊は、無事に地上へとおりることが出来たのだった。
それを見ていた霞も驚きを隠せない。
「すごい。あれが白銀さんの、ゲッターロボの力。純夏さん、私たちもしかしたら出来るかも知れません」

地上に、オリジナルハイヴへと凄乃皇が降り立つころにはライガーとネオゲッター2は侵入路の確保を済ませていた。
どうやら待たせたようだ、と霞は思った。
「よし、それじゃあハイヴ内部への侵攻を開始するわ。いい? 凄乃皇の防衛は最優先よ。これがやられたら私たちに打つ手はないんだから」
「わかってるよ委員長。じゃ、行くとしようぜ!」
「よし、じゃあ全機、突入!」
千鶴が命令を発するとゲッター2機が先に、凄乃皇がそのあとにつづく形で横抗に侵入する。
案の定ハイヴ内部には無数のBETA、インベーダーが、その行く手を阻んでいた。
「わわ、タケルさん! すごい数です!」
「大丈夫だ、たま! ここはオレに任せろドラゴンで近接戦闘だ!」
「分かりました! オープーーン、ゲット!!」
「チェンジ! ゲッターードラゴン!」
ライガーが分離し、ドラゴンへと再合体を果たす。
「冥夜! ドラゴンとネオゲッター2で凄乃皇のために道を切り拓くぞ! ダブルゥ、トマホークッ!」
「うむ、我らならそれも可能ぞ! プラズマソード!」
ダブルトマホークをゲッタードラゴンが、プラズマソードをネオゲッター2がその手に構え、敵の群れへと突っ込んでゆく。
空戦タイプの2機だからこその3次元的な機動で、次々と敵を斬り倒してゆく。
「よし、このまま一気に、ってどわっ!」
一瞬動きを止めた武のドラゴンに突撃級と融合した巨大インベーダーがぶつかる。

752:ゲッターオルタネイティブ
09/05/13 00:40:54 sHDdyyB6
「タケル! む!?」
それを見て、冥夜も隙をさらしてしまう。それを敵も見のがさず、突撃を仕掛けてくる。
「油断したぜ。どうやら今度は突撃級の攻撃みたいだな…」
吹き飛ばされた両機はいったん凄乃皇の近くまで撤退する。どうやら、奥から大量の突撃級が迫ってきているらしい。
「タケル! ここは僕に任せて! ああいうパワータイプ相手なら僕の出番だよ!」
「よし、わかった美琴。とりあえず任せるぞ!」
「……御剣、こっちもネオゲッター3で対抗しよう」
「うむ、その方が賢明だろうな。では彩峰、そなたの腕前とくと見せてもらおう」
「「オープンゲーット!!」」
「チェンジ、ゲッターポセイドン!」「ネオゲッタースリー!」
また、ゲッターがそのフォルムを大きくかえる。
ゲッターポセイドン、ネオゲッター3。両者とも水中戦を想定された機体だが、そのパワーは3形態の中で一番強い。
よって、この場合のような突撃級とのぶつかり合いではうってつけと言っていい形体であった。
そして2機はキャタピラモードで敵と真正面からぶつかってゆく。
先ほどはゲッタードラゴン、ネオゲッター2をふき飛ばした突撃級だったが、今度は逆にどんどん突き飛ばされていた。
その様子はまさに、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、といったものだった。
「慧さん! ちまちま相手してたら間に合わない! 一気にやっちゃおう!」
「……賛成。このままじゃラチがあかない」
再びゲッターが敵から距離をとる。
だが、今度はゲッターチェンジではないようだ。
「行くよ慧さん!」
「……いつでも!」
するとポセイドンの胸部装甲が上に跳ね上がり、中にあるタービンが回転を始める。
ネオゲッター3も同様だ。
「いけ! ゲッターサイクロン!」「ゲッタートルネード!」
二つの竜巻がゲッターから巻き起こる!その竜巻は1つになり、さらに巨大な渦となる。
閉鎖空間であるハイヴ内でこれを避けることは到底かなわない。なぜなら、渦は通路全体を覆い尽くすほど巨大だからだ!
通路にいたすべてのBETAが巻き上げられ、渦の中心へと集められていく。
「ストロングミサイル!」「プラズマブレイク!」
そしてその中心にストロングミサイルとプラズマブレイクが撃ち込まれる。
巨大な爆発が起き、そこにいたBETAたちのほとんどが爆散する。


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