らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart22at ANICHARA
らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart22 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 22:23:11 78i53Izv
>>430
シンのゆる顔はホントこのスレでしか見れねーなw GJ!

微妙にシリアス。シンの片思い系が好きです
白石「あぁ……アスカちゃんかわいいな」
シン「またそれかよ」
白石「何を言う! お前はアスカちゃんを見たことがないから!」
シン「(見たくねーよ……)」
白石「あれこそまさに女神だ!」
シン「重症だな……」
白石「お前には好きな人がいないからそんなことが言えるんだ!」
シン「いやぁ……俺にもいるぞ、好きな人くらい」ボソッ
白石「は!? だ、だ、だ、誰!? 付き合ってるのか!?」
シン「……はぁ、半ば諦めてるよ」
白石「……そっか。すまん」
シン「気にするな。話せて気が楽になった」


こなた「んー? 元気ないよ?」
シン「いつもと変わらないよ」
こなた「ん~、そんなことねーべ」
シン「……(いつ帰るか、死ぬかわからないのに、告白なんかできないよなぁ)」
こなた「むぅ?」

451:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 23:00:48 Y5zgrLyp
シン「セツコって結構かわいいな。セツコルートからやるか」
こなた「ダメだよ!シンは男の子なんだからランドルートからやらないと!」
シン「なんだよその理屈は」
こなた「いいから!」
シン「仕方ないな、分かったよ」
こなた(セツコはシンとの絡みが多いからやらせないようにしないと)



1週間後
シン「メールって結構かわいいな」
こなた(どっちにしろダメだったか…)


あやの「クシュン」

452:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 23:11:35 gmMlptvI
>>444
GJ! 一応あっちの世界も戦争終わってるんだからシンが帰ってもやることないぞw
さっさと永住しよう、な!

453:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 23:59:52 n4ZzCDda
どうもこんばんは。
今日始めてこのスレにやって来た新参者ですが、よろしくお願いします。
挨拶がわりに自分もみゆきさんネタを少し・・・・

シン「今日はいよいよみゆきの誕生日か」
こなた「そーだね。シンはどうせデスティニーのプラモでも送ろうかとか考えてたんじゃないの?」
シン「なんで分かるんだよ!?」
こなた「まぁ、シンとの付き合いも長いし、だいたい分かるって」
シン「やっぱりプラモは駄目かな?」
こなた「シンらしいと言えば、シンらしいけどもっと気の聞いたのを送りなよ」
シン「じゃあ、お前はどういうのをあげるつもりなんだ?」
こなた「私は本をあげようかと思ってるよ」
シン「へぇ~お前の事だから、アニメグッズやゲームでも送るのかと思ってたぜ」
こなた「私も最初はスパロボZにしようかと思ったけど、みゆきさんが読みたそうな本があったからそれをあげる事にしたよ」
シン「ちなみにタイトルは?」
こなた「『もう影が薄いなんて言わせない。貴女が今のメインヒロインになれる10の秘訣』
シン「・・・・・・・・・・」
こなた「いや~前にみゆきさんがこの本をほしがっててね。買うのに苦労したよ・・・ってシン、どうしたの?」
シン「・・・なんでもない」
こなた「とにかくせっかくの誕生日なんだから、もっといい物を送らなきゃ駄目だよ」
シン「でもさ、俺にはそういうのが思いつかないんだよ」
こなた「じゃあ、花なんてどう?」
シン「花?」
こなた「誕生日にはお花は付き物だよ。特に女の子へのプレゼントには・・・ね?」

シン「まぁ、そんな訳であいつやゆーちゃんに選んでもらったんだ」
みゆき「なるほど。この2つの花束はそういう事だったんですね」
シン「ああ。こっちがこなたとゆーちゃんが選んでくれたので、俺のはこっちだ」
みゆき「ありがとうございます。本当に嬉しいです」
シン「あ・・あと、これも受け取ってくれないか!!」
みゆき「これは・・・レオノチスの花のネックレスですね?前に図鑑で見たことがあります」
シン「あ、やっぱりみゆきは知ってたか」
みゆき「はい。レオノチスは比較的丈夫な宿根草でして、半ば放任状態でも関東以西の根が凍らない所ならば戸外で越冬するんですよ。
鉢花としての流通はさほど多くなくて、秋に少量が見られる程度なんですが、切り花にしても水揚げが良い花で庭植え、切り花にも利用してみたいお花です」
シン「じ・・・じゃあさ、その花の意味って知ってるか?」
みゆき「ええっと・・・すいません。ちょっと分かりません」
シン「そのレオノチスの花言葉は「雄大」って意味で、俺は・・・みゆきの誕生花にぴったりだと思ったよ」
みゆき「シンさん・・・」
シン「うまくいえないけどさ・・・これをどうしてもみゆきにあげたかったんだ。もらってくれるか?」
みゆき「はい!!」


454:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:04:23 yvl19L5W
ひなた「今日も楽しくお買い物~♪」
シン「トホホ…すまん、ひかげちゃん。君のお姉さんを食い止めることが出来なかったよ…」
ひなた「やっぱりアスカさんと一緒にいると安心ですねぇ。そんな風に荷物まで持って頂いて」
シン「いや、幾ら何でもひなたさんにこんな荷物を持たせる訳にもいきませんからね…。
   でも本当に少しは懲りて下さいよ。こうやって無駄遣いして、本当に困るのはひなたさん達なんですから」
ひなた「ふふ、でもそういう時はアスカさんが助けて下さるから安心ですよ。
     本当に…私、アスカさんがいてくれて良かったと思っているんですから」
シン「はいはい。じゃあ、適当な所で飯を食ったら帰りますからね」
ひなた「はぁーい。ふふっ、このままアスカさんがうちのお嫁さんになってくれたら言うこと無いんですけどね」
シン「…俺は男ですって」
ひなた「私が一生懸命働くお父さんになっちゃいますから」
シン「まったく、もう…ひなたさんには叶いませんよ、本当に」
ひなた「ひかげちゃんも喜ぶと思うんですけどねぇ。私が働くお父さんで、アスカさんが家事万能なお母さん。
     そしてひかげちゃんはお父さんの連れ子で、心の底ではお母さんが大好き、と…」
シン「ひかげちゃん、俺のこと警戒してるみたいですしそう上手くは行きませんよ」
ひなた「そんなことはありませんよぉ?ひかげちゃんはアスカさんのこと、本当は大好きなんですから」
シン「はは、そうだと良いんですけど」
ひなた「勿論、私もアスカさんのことが大好きですよぉ。ですから安心して下さいねぇ」
シン「…なんかそう言われるのって照れますね」
ひなた「照れなくても良いのに~」
シン「ったく。そういう風にプロポーズするのは男の方じゃないんですか?」
ひなた「私はお父さんですから」
シン「………。あー、もう、いいから行きますよ、ひなたお父さん」
ひなた「はぁい、シンお母さん」

455:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:09:54 Jc396yXk
453を書いた者です。

なんとか25日までに完成させようと頑張ったのに無理でした・・・。orz
本当はこの後にこのペンダントの件で、ゆかりさんにからかわれたりする所やこなたからもらった本を熱心に読むみゆきさんを書きたかったのですが、もう無理です。
次の機会にリベンジしようと思いますので、期待しないで待ってて下さい。

456:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:10:38 PuDSwR7x
>>453
いらっしゃいませ&GJ! みwikiさんって感じでいいねw

457:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:12:35 /k1ROK32
>>453
GJ!といいたいがsageてくれ、メール欄にsageといれるだけでいいから

458:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:14:52 n9i1x9jp
>>453
程よいギャグがいいスパイスだ、GJ! ぜひマターリダラダラしていくといい

>>454
久しぶりの三人ネタな気がする、GJ!

・KY(シン→こなた)

(=ω =. )「シンってさぁ、空気読めないよね」
シン「なんだよ藪から棒に」
(=ω =. )つスパロボZ
シン「ああ、それか」
(=ω =. )「あの告白合戦で空気読まなかった男は君くらいだよ。それ以外にもいっぱいあるし」
シン「う……」
(=ω =. )「ぶっちゃけ、告白より恥ずかしいこと叫んでたよね。『俺はこの世界を絶対に守――』」
シン「あー、うるさいうるさいうるさい!」
(=ω =. )「他にも見事なまでのKYっぷりを発揮してたよね~」
シン「……っ。じゃあここであのシーンの本当の思いぶちまけてやるよ」
(=ω =. )「へ?」
シン「……こなたっ! 俺は――」


ひより「さて……いろんな場所でシン×セツコは今旬ですが、やっぱり私は王道のカミーユ×シン、普通にシン×レイ、他にもアムロ×シンもアリっすね」
こう「ひよりん自重」

459:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:17:16 n9i1x9jp
・複雑な心境(こなた→シン)>>458の並行世界

(=ω =. #)「……」
シン「どうした? こなた」
(=ω =. #)「なんでもないよ。放っておいてよ」
シン「……?」
(=ω =. #)「私だって機嫌が悪い時くらいあるんだよ」
シン「あ、ああ。そうだよな。ごめん」←シン去る
(=ω =. )「……」

こなた「……ホントにスパロボで女主人公にフラグ建てちゃってさ」
こなた「……でも、セツコさんの境遇を考えると怒るに怒れないよ」
こなた「ルナとステラとカミーユに囲まれてデレデレしちゃってさ」
こなた「アムロに、ロランに、カミーユに叱られてやんの」
こなた「ざまぁ……。でも、突き通して、最後にはあのアムロとシャア相手に大言吐いて、認められて……」
こなた「うう……どうしよう」

1時間後
こなた「……シン」
シン「今日は俺が夕飯の準備するよ。お前は寝てろ」
こなた「え?」
シン「甘いもの舐めると気がまぎれるかもしれないから、ほら」←飴玉
こなた「あ、うん。ありがと」
シン「女の子には誰にだってある日なんだから、ゆっくり休んでていいぞ」
(=ω =. )「……は?」
シン「俺には苦しみがよくわかんないからさ。まぁ、ゆっくりしててくれ」
(=ω =. )「(……コイツ、何て言うKY。でも、いつものシンだ)」
シン「どした?」
(=ω =. )「(今日は、KY発言も許しちゃうね)じゃあ、シンにお願いがあるんだけど」
シン「なんでも言ってくれ」
(=ω =. )「まずは爪切り! 次は耳かき! 次は添い寝! 最後に腕枕!」
シン「……はぁ?」


レイ『カミーユ! 貴様は、貴様は、貴様は俺の……っっ!!』
かなた『(出番を奪った。ってところね。レイ君完全に割を食ってたわね)』

460:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:25:56 4c8vccXJ
シン「うーん」
ゆたか「お姉ちゃん、お兄ちゃんMGディスティニー見ながら何なやんでるの?」
こなた「スパロボZやっててビッグオーのサドンインパクトに惚れてディスティニー
    にもつけれないか悩んでるみたいよ」

461:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 00:36:39 Sj66kV0m
ゆーちゃんの口から「MG」なんて単語が飛び出すとは………
だが『ディスティニー』じゃなくて『デスティニー』だぜ、ゆーちゃん

462:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 01:15:25 Jc396yXk
>>457
申し訳ない。
今後は気をつけます。

463:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 02:44:35 6QCQRjUW
>>459
レイがジェリド化してるwww

464:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 03:17:20 gkPeSAXo











シン厨アンチスレ荒らすな






 






465:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 12:44:49 B2lhHvYO
去年よりもみゆきさんの誕生日ネタが多くてよかった

466:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 12:59:21 zqfYFITh
え?去年のことは知らないけど、あれでみゆきさん誕生日ネタ多かったの?

467:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 13:16:26 Sj66kV0m
確か誕生日の翌日に、誕生日を祝ってもらわなかったっていうネタが出てた気がする。


468:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 15:48:11 wnZVdPK7
一応あったけどな。誕生日ネタ

469:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 17:09:27 /k1ROK32
去年はちとゴタゴタしてて誕生日ネタが少なかったんだよな

470:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 19:12:32 B2lhHvYO
人もいないので話題投下
どんなジャンルで誰のネタが好き?自分は切なこなたやみゆきのフラクラネタ

471:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 19:31:34 wnZVdPK7
昔は恋愛ネタが好きだったけど、最近は(恋愛抜きの)ほのぼのネタやギャグが好きになった俺
そういうのメインでたまーにその中に小さく想いが入ってるとギャップ萌えがすごいぜ

472:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 19:34:44 n9i1x9jp
俺は最近はギャグかなぁ。ギャグ→恋愛→ほのぼの→ギャグって感じで好みが変わってきた
初代スレみたいなこなたが暴走(からかったりトラブったり)してシンがツッコむ元祖ネタがマイブーム

473:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 22:49:27 /k1ROK32
>>460
反動でデスティニーの腕が壊れないか?

474:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 22:54:04 TEnd9kT3
ちょっとネタを投下。ゆーちゃんが料理上手なのかどうかわかんないけど。

その日の昼は、こなたとそうじろうさんは外出中で、家には俺とゆたかの二人しかいなかった。
「なあ、ゆたか。昼は何がいい?腕によりをかけて作るぜ。」
俺は、昼食を作る気満々でいた。
「あっ、お兄ちゃん。今日は私が作るよ。」
「えっ、ゆたかが?」
「うん。いつもこなたお姉ちゃんやお兄ちゃんに作ってもらってばかりだから、たまには私が作るよ。
一応こなたお姉ちゃんにもお料理は教わっているから。」
「そうか?でもやっぱり俺も手伝うよ。包丁で指を切ったら危ないし、火を使う時は気をつけないと…」
「もう、私だって子供じゃないんだから大丈夫だよ!お兄ちゃんはおとなしく待っててちょうだい!」
ゆたかが頬を膨らませる。いかん、こなた流に言うシスコン全開だった。
「悪い。それじゃあ、お言葉に甘えて待たせてもらうぜ。どんなのができるか楽しみだな。」
「うん、期待して待っててね。頑張るから!」
ゆたかは笑顔になると、台所に向かっていった。

二十分後。俺の目の前には少し焦げたチャーハンがあった。
「ご、ごめんね。ちょっと失敗しちゃった。」
申し訳なさそうにゆたかがうつむく。
「お兄ちゃんに喜んで欲しくて一生懸命作ったんだけど、こんなの食べたくないよね。
これは私が食べるから、お兄ちゃんは別の物を……。」
「いや、そんなこと言うな。ゆたかが一生懸命作ってくれた物を食べないなんて失礼な真似、俺にはできない。
というわけで、いただきまーす。」
俺はスプーンを手に、チャーハンを食べ始めた。
「ええっ!?ダ、ダメだよお兄ちゃん、無理して食べなくてもいいよ。お腹壊しちゃうよ。」
「いや、うまいぞ。これ、醤油で味付けしたのか?醤油はおこげがうまいんだ。ほら、炊き込みご飯でもそうだろ?」
「で、でも……。」
泣きそうな顔のゆたかの頭を、俺はなでた。
「別に俺はシェフが作るような料理をお前に望んだわけじゃない。お前が作ってくれたこの事実が嬉しいんだ。
ゆたかが一生懸命作ってくれた飯を、ゆたかと一緒に食べる。それが俺にとって重要なんだ。
だからそんな顔をするな。また、作ってくれよ。俺はお前の料理なら大歓迎だぜ。」
すると、ゆたかの顔が明るくなった。
「お兄ちゃん……。うん、私頑張る!今度は失敗しないで、おいしいご飯を食べさせてあげる!」
「ああ、待ってるぜ。さあ、冷めないうちに早く食べようぜ。」
「うん!」
その日の昼食は、少し苦いけど腹も心もいっぱいになる幸せなものだった。

もしゆーちゃんが料理上手だったりしたらごめんよ……。

475:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 23:06:44 Sj66kV0m
>>474
GJ!
良い意味で仲の良い本当の兄妹みたいだな、この二人www

料理の腕に関しては泉家の中ではまだ一番下かな~
そういえば、シンがゆたかに料理を教えるネタって少ない気がする。


476:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 23:55:57 /k1ROK32
>>474
ゆたかにはいつもシスコンになってしまうなw

477:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 00:10:34 ASCIsbG7
( ◎ヮ◎)つ○-○
( ○ヮ○)「これで高良先輩になりすましモードッス」

478:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 00:25:14 /ZIFZW4r
( ゚Д゚)「ほれ、これやるよ、こなた」
(=ω=. )「何これ。ピカ○ュウじゃん」
( ゚Д゚)「ぬいぐるみ、当てたんだよ」
(=ω=. )「ほうほう。シンがこの1/1を抱いて持って帰って来たのか」
( ゚Д゚)「そうだけど……?」
(=ω=. )「シュールだね。恥ずかしくなかったの?」
(*゚Д゚)「あ……」
(=ω=. )「これはいいペースでゆるくなってるね」
(*゚Д゚)「う、うるさい!」

479:satio
08/10/27 01:01:28 luugzrZW
え~どうもお久しぶりですsatioです。
パソコンの整理していたら、書きかけのSSがいくつか見つかったので、
せっかくだからいくつか投下させていただこうかと思います。


480:satio
08/10/27 01:03:54 luugzrZW
 『マユとゆたか』

 クリスマスイブ前日。
「こ、小早川!」
「はい」
 シン・アスカの癒し天使、小早川ゆたかは同じクラスの男子に校舎裏に呼び出されていた。
 男子の名は山田太郎。ゆたかと同じD組だ。しかし、ゆたかは今までそんなに親しくお話をした覚えはない。
(一体何の用なんだろう……)
 時期も時期なので、外は寒い。そもそも、なんでこんな所まで自分を呼び出すのか、ゆたかは疑問で仕方がなかった。
「あ、あの。何の用かな?」
「用は……その、な……」
 こちらから尋ねても、要領を得ない答えが帰ってくるばかり。
(うえ~ん。寒いよ~……)
 ゆたかは自分の腕を抱きながら足を少しパタパタさせた。
「ねぇ、太郎君。とりあえず中に戻らないかな? 私、寒い所はあまり得意じゃなくて―」
「小早川!」
「は、はい?」
「俺、実は……」
 そうこうしてる内に話が始まってしまった。
 どうやら、ゆたかはもうしばらくここにいなければいけないようだ。
(う~、寒いのに……)
 しかし、そんな寒さなんて、次の太郎の発言で吹っ飛んだ。
「俺! クラスの最初の挨拶の時から、お前の事、いいなぁって思ってたんだ!」
「……えっ?」
 ゆたかは、一瞬頭が真っ白になった。
(い、いいなぁ。ってどういうこと?)
 自己紹介の仕方が良かったということだろうか?
(そ、そうだよね。紹介のやり方が独創的で良かったよって意味だよね。やだなぁ、私ったら一瞬とはいえ変な勘違いを……)
「あの時から俺……お前の事、可愛いって思ってて……」
「………………えええええ!?」
 もはや疑いようがない。
 ザ・告白。
「急な話でゴメン。だから、答えは別に今じゃなくていい……俺の気持ちはここに全部書いてあるから、ゆっくり考えてほしい」
 太郎は顔を真っ赤にしながら言い切った。そして、白い便箋を差し出した。
 おそらく、彼はこういう事に慣れていないのだろう。
 便箋は縦長な上に『小早川ゆたか様 御中』とか訳の分からない事が書いてある。その上、なぜか手渡しのくせに八十円切手まで貼ってあった。
 しかし、そんな些細な間違いなどお構い無しに、ゆたかの動揺はピークに達していた。
(これはまさか、ラヴレターってやつ!?)
 ラヴレター。ロブ・レイター(後ほど強奪)では無い。
 その手紙の用途が分からない高校生など果たしているだろうか? いても、戦場帰りの軍事オタクぐらいである。
「受け取ってほしい。そして読んでほしい……」
 山田太郎は手紙を差出しながら、真摯な瞳をゆたかに向ける。
 ゆたかはその視線がなんだか気恥ずかしくて、反射的に目をそらしてしまった。
 参った。困った。まさか歳と彼氏いない歴がイコールである自分が、告白されるなんて夢にも思ってなかった。
 しかも、山田太郎は名前こそ普通だが、一年ながらサッカー部のエース件レギュラー。
 頭も良く、性格も穏やか。周りの女子もキャーキャーと黄色い声を上げる男子である。
 正直、ゆたかもちょっと格好良いな、と思った事がある。
 けど、ゆたかはその手紙を―その気持ちを受け取るのには抵抗があった。
(でも、私は……)
 同居人の顔が頭をよぎる。
 いたずらっ子のように笑う彼。
 慈愛に満ちた微笑みを浮かべる彼。
 自分の事を本当の妹のように可愛がってくれる彼。
(……私は、やっぱり……)
 この気持ちに嘘はつけない。
 だが……。
 ゆたかは、山田太郎を横目でチラリと見る。
 彼はまっすぐこちらを見つめ続けていた。
(なんか……断れない……)

481:satio
08/10/27 01:08:02 luugzrZW
 また俯いて、モジモジして悩む。
(でも、手紙を貰うだけ……手紙を貰うだけなら)
 手紙を貰うだけ、というのは手紙を貰わないより残酷なのだが、そんな事がゆたかに分かるわけもなく、ゆたかはとりあえず手紙を受け取ってこの場をやり過ごす事にした。
「わ、分かった。とりあえずその手紙、貰ってお―って、きやぁぁぁあ!?」
 再びゆたかが太郎に視線を戻した時、
「…………」
 山田は見慣れた人物に羽交い締めにされた上、首筋にナイフを突き付けられていた。
 黒いボサボサ頭。幼さを残しながらも鋭く整った顔立ち。
「……動くな」
 シン・アスカは炎のような紅い瞳をいつも以上にたぎらせながら、静かに言った。
「ええっ、ちょ、何ですかあなたは!?」
 山田太郎は動揺しながら言った。シンはその問いに対し、炎の瞳をスッと尖らせると、
「お前こそ、体の弱いゆたかを長時間冷たい風にさらすなんてどういうつもりだ山田太郎……」
「なんで僕の名前を……」
「一年D組風紀委員、サッカー部所属。ポジションはどこでも。趣味は家で飼ってるインコのピー子ちゃんに話掛けること。好きな萌え属性は妹系とロリコン系。好きなゲームはシスプリ。
 表の顔はさわやかなイメージだが、裏の顔は完全なオタクで小さな女の子と、妹キャラに欲情を抱く、真性的に危ない男だ。全く、少しは恥を知れ」
 自分の事をたなにあげてよく言うもんである。
 いや、逆に同族嫌悪とでも言うべきか……。
「な、なぁぁぁ?」
 山田は顔を真っ赤にして情けない声を上げた。
 シンはそんな山田を嘲るように軽く笑うと、
「お前はここ最近ゆたかの周りをウロチョロしていたからな。当然マークしていた」
「ウロチョロだなんてそんな! 僕はただ……」
 山田の講義に対し、
「黙れ」
 シンはナイフを握る力を強めて応じた。刃先がちょびっとだけ、山田の喉の皮膚に食い込んだ。
「ひぃぃ!?」
「お前と口論するつもりは無い。その手に持った危険物質(ラブレター)をゆっくりと地面に置け」
「そんな! 俺は本当に、純粋に小早川をーー」
 しかし、山田太郎も結構食い下がる。
 そりゃそうだろう、自分の絶対バレたくない趣味を好きな子の前でペラペラ話されて、黙って引っ込むようでは、あまりに格好悪すぎる。
 が、シンにとって彼のそんな小さな抵抗など、何の抑止力にもならなかった。
「……おい、勘違いするなよ。俺は別にお願いしてるわけじゃないんだ」
 シンは、ドスのきいた声で続ける。
「さっさと、そのわけの分からない超S級危険物質(ラブレター)をゆっくりと地面に置いたあと、ゆっくりと手を上げろ。おっと、妙な真似はするなよ。少しでも変な動きがあったら……」
 首筋に当てられたナイフがキラリと光る。
「明日からお前のあだ名はブロッケン伯爵になる」
「……ブ、ブロッケ―」
「オタクのお前には伊藤誠と言った方が分かりやすいかな」
 山田太郎の顔がみるみる内に、それこそ可哀相なぐらいに血の気が引いて青くなっていく。
「た、助けてぇぇぇぇぇ!」
 山田太郎が暴れると、意外にもシンはあっさりと腕の力を緩めた。彼はそのままは泣きながら無我夢中の様子で校舎の中へと走り去っていった。
「ふん」
 シンは山田太郎が走り去っていった方向を一瞥しながら、慣れた手つきでナイフを懐にしまった。
「ちょっと脅しただけでこれだ。そんな矮小な心意気で“俺の”ゆたかに近づこうなんて百年、いや一万年と二千年、いや一億年と二千万年早い」
 吐き捨てるように言った。
 ちなみに、そんな堕天使の愛もびっくりな未来に、一体だれが生きているのだろうか……。
「シ、シンお兄ちゃん。少しやりすぎだよ!」
 ゆたかも、さすがに山田の事が可哀想になり、目の前の兄馬鹿に諭すように言う。
 しかし馬鹿なので、人の言うことなど何も聞かない。
「ゆたか、大丈夫だったか?」
 シンは先程とは打って変って、優しい笑顔を浮かべると、ゆたかに駆け寄った。
「怪我はないか? 体は大丈夫か? あの男に変な事言われなかったか? 変な事されなかったか? こんな寒い所に呼び出されて体が冷えただろ。ほら、俺の上着で良かったら肩からかけてろ」
「……あ、ありがとう。でもね、さすがに少し山田君が可哀想―」
「ごめんなゆたか。“今回は”対応が遅れちゃって事前にやめさせる事が出来なかった……。可哀相に、こんな場所に呼び出されて寒かっただろ? 次はちゃんとこうなる前に“ケリをつける”からな……」
 そしてシンはまた、慈愛に満ちた笑顔を浮かべた。
(こ、今回の奴は……今、シンお兄ちゃん“今回の奴は”って言った……)

482:satio
08/10/27 01:11:34 luugzrZW
 なら前回があったのか気になる所だが、ゆたかは怖いので聞くのをやめた。
 なにも最初からびっくり箱と分かっている箱のフタを空ける必要性は無いのである。
「さぁ、ゆたか。とりあえず教室に戻ろう」
 そう言って、シンはゆたかに手を伸ばす。
 高校三年生の男子と高校一年生の女子が手を繋ぐ。その行為は当然甘酸っぱいものだったりするが、
「はぁ……。うん、ありがと」
 ゆたかは溜息一つ吐くとこれといった抵抗も感じずに、シンの手を握り返した。
 もはや、二人にとって手を握るというのは普通の行為になっていた。
 シンとゆたかが一つ屋根の下で暮らしはじめて、半年以上が過ぎている。
 シンはゆたかを妹のように可愛がり、ゆたかも男兄弟がいなかった事もあり、シンを本当の兄のように慕った。
 ゆたかは、シンの愛をこの半年間いつも感じる事ができた。
 今回の事だってそうだ。確かに、シンの行動は時に行き過ぎた結果をもたらす事もある。
 でも、それは全てゆたかのためを思ってやっていることだ。
 だから、ゆたかは心では少し……いや、すごく呆れていはいても、そんなシンの気持ちがとても嬉しかった。
 シンからゆたかに注がれるもの。それは確かに愛なのだろう。
 けど……いつからだったか。
 シンのその愛がゆたかにとって辛いものになったのは。
 シンの手を握るたび、何か底知れない虚無感を感じるようになったのは、本当に、いつからだったのだろう……。

 つづく。

 いや~数はすくないですけど、久々の投下なんで少し緊張しました。
 続きは、また今度投下させていただこうと思っています。
 では失礼します。

483:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 01:19:20 /ZIFZW4r
>>482
嬉しい人が帰ってキタ━( ゚Д゚)(=ω=. )━!!!!!
相変わらずのキャラの展開と良テンポ、毎回参考にさせてもらってます
下駄箱を爆破する某軍曹とは違ったペクトルでシンが壊れてるw むしろこっちの方がひどい気がしなくもないww

484:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 01:21:16 p1Mu7c32
>>482
GJ! これはいいシスコンw
しかしシン・・・お前が言うなwwww

485:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 01:34:01 hnUIySui
>>482
satioさんお帰りー!
シスコンすぎるぞシンwww

486:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 01:47:22 PFHXWA4U









シン厨アンチスレ荒らすな






 






487:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 08:05:53 XQXNcmU/
最低だな

488:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 11:10:41 DUgno9Wz
>>482
お久しぶり~
今回の奴ってことは今までに結構ラブレターとか貰っているんだな、貰う前に全てシンに阻止されているがw
ゆーちゃんの可愛さは鉄板だからモテるのも分かる

489:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 12:24:05 ZcwRJLaY
>>482
おおっ!satio氏だぁー!久し振り!
相変わらず笑わしてもらいました!そしてシンが色々な意味で怖いですwww
続きを楽しみにしてます!

490:>>335
08/10/27 12:54:34 iYxwaByc
とりあえず報告


ラッキースケベはなかったけど見事なまでにフラクラなら受けたぜwwww
良い友達……なんていい響きなんだろう……何度聞いたか忘れだが

ちょっとこの悲しみ糧に何か書いてくる=ω=.

491:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 15:51:45 /ZIFZW4r
>>490
ドンマイ、過去スレでも見て癒されてくるといいぜ。また新たな恋が見つかるさ


( ゚Д゚)「主人公とは何か考えてみた」
(=ω=. )「勤勉だね。でももう調べても意味なくね?」
( ゚Д゚)「……。俺は色々とフツーってことがわかった。制作者からいじられるのって珍しくないのな」
(=ω=. )「いや、タイトルバック強奪、キャストクレジット落下はシンくらいだよ。超レアなケースだね」
( ゚Д゚)「……。で、でも最終回で負けたり扱いが悪いのはかなり多いよな」
(=ω=. )「いいじゃんいいじゃん。何のインパクトもなく一主人公として消えるのとこんなんになるのどっちがいい?」
( ゚Д゚)「……ど、どっちも嫌だ」
(=ω=. )「大丈夫、どーせスパロボ補正かかってるほうが正史扱いになるよ。アムロとかもはや原作の面影もないじゃん」
( ゚Д゚)「盗んだガンダムで走り出して基地破壊だもんな。さすが先輩だぜ」
(=ω=. )「まぁ今のシンは超絶役立たずだもんね」
( ゚Д゚)「う……不良に絡まれてたら助けてやるぞ」
(=ω=. )「そうそう絡まれねーよ」
( ゚Д゚)「りょ、料理出来るぞ」
(=ω=. )「私がやるよ。シンに任せられないね」
( ゚Д゚)「……べ、勉強教えてやるよ」
(=ω=. )「一夜漬けするから大丈夫」
( ゚Д゚)「……う、うぅ」
(=ω=. )「(……それだけやれれば結構いろいろ出来るって気付かないんだね。さすがシン)」
(〇ヮ〇)「(口下手にも程がありますよね)」
(=ω=. )「(みゆきさん……どこから……?)」

492:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 18:12:54 DO7nunJx
( ゚Д゚)「ふ、ふふふふふふふふ。」
かがみ「ね、ねえちょっとこなた。」
(=ω=.)「なんだい?かがみんや。」
かがみ「シンのやつ、何で大量のMGデスティニーを一心不乱に作ってるの?」
(=ω=.)「いやー、実は昨日・・・・・・。」

先日 模型店にて

( ゚Д゚)「まったく・・・・・・お前は何度俺のデスティニーの光の翼を折れば気が済むんだ?」
(=ω=.)「いやー、不注意でつい。」
( ゚Д゚)「そろそろ注意し始めろよ・・・・・・って、ん?」
カウンターの裏に大量に積み重ねられているMGデスティニー
( ゚Д゚)「あのー、あのデスティニーたちはいったい?」
店員(ホワイトストーン)「あー、あれね。かなり前から売れ残っててこれから廃棄に出そうかと。」

廃棄

その言葉がシンの胸に突き刺さった。

店員「どーせ捨てるつもりだしお兄さんよかったらひとつ買っt・・・・・・」
( ゚Д゚)「全部買います!!」

(=ω=.)「ということがあってかつての愛機を見捨てられなかったんだとさ。」
かがみ「うわぁ・・・・・・。」

( ゚Д゚)「ふ、ふふふふふふふふふふふ・・・・・・お前ら安心しろよ、お前らを見捨てたりはしないからな・・・・・・。

493:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 19:34:08 DUgno9Wz
シンがラブレター貰ったときは女の子達はどんな反応するのかな?

494:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 20:26:38 DO7nunJx
シン「まったく、だからあれほど遅くまでネトゲするなって言っただろ?」
こなた「いやー、狩りが軌道に乗ってくるとなかなかやめられないよねー。」
シン「俺に同意を求めるなよ・・・・・・ん?」
こなた「どしたの?」
シン「何か入っているんだが・・・・・・手紙か?」
シンの下駄箱に入っているのは白い一枚の封筒
ハート型のシールでとめてある
こなた(こ、これはどう見ても・・・・・・。)
典型的なラブレター

かがみ「はあ!?シンがラブレター貰ったぁ!?」
こなた「いやいやかがみん落ち着きなよ、まだラブレターと決まったわけじゃないし。」
つかさ「でも下駄箱に入っててハート型のシールで封をしてあったんだよね?」
みゆき「それはどう考えても・・・・・・。」
やっぱりラブレターだろう
かがみ「し、シンはどうしたの?」
こなた「その場で中身読んでからずっと黙ったままなんだよね・・・・・・。」
そう言って自分の席に座っているシンを指差す
シンは頬杖をつきながらも周囲に気を配っていた
かがみ「仕方ない・・・・・・わ、私が聞いてくる!!」
つかさ「お、お姉ちゃん!?」

495:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 20:27:16 DO7nunJx
かがみ「ねえ、シン。」
そう呼びかけるとシンはすごい速さで振り向いて警戒態勢をとった
シン「なんだ、かがみか・・・・・・。」
かがみ「なんだとは何よ。」
シン「いや、気にしないでくれ。」
かがみ「それじゃ余計気になるでしょ!!・・・・・・ねえ。」
シン「なんだ?」
かがみ「下駄箱にあったっていう手紙・・・・・・何が書いてあったの?」
シン「・・・・・・こなたから訊いたのか?」
かがみ「う、うん。」
シンはハァ~とため息をつくと
シン「みんなを呼んでくれ。」
そう言ってみんなを呼ぶように言った

こなた「で、結局何が書いてあったの?」
シン「実は・・・・・・。」
シンは机の中から朝の封筒を取り出す
それをこなたたちに差し出した
かがみ「読めって言うこと?」
シンはコクリとうなずく
自分のことを好いている女の子たちに普通ラブレターを見せるか?
そう思いながらこなたは封筒の中身を取り出した
そこにはかわいらしい文字で
『お昼休みに屋上に一人できてください。』
と書いてあった

496:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 20:28:38 DO7nunJx
こなた(こ、これは・・・・・・。)
かがみ(どう見ても・・・・・・。)
つかさ(ラブレター・・・・・・。)
みゆき(ですよね・・・・・・。)
シン「これで分かっただろ?今日は俺に近寄らないほうがいい。」
こなた「ちょ!どういうこと!?」
自分は告白されるから今日は自分たちになんてかまっていられないという意味だろうか
シン「どういうことも何も・・・・・・その手紙の意味が分かるだろ。」
かがみ「ちょっと!それって・・・・・・OKするって事!?相手の名前も書いてないのに・・・・・・。」
シン「男にはやらなきゃいけないときがあるだろ。」
つかさ「で、でもシンちゃん!相手のことをもっとよく知ってからのほうが・・・・・・。」
シン「相手は今日って言ってるんだ、調べてる余裕はない。」
みゆき「た、確かにそうですが・・・・・・・。」
シン「すまないみんな・・・・・・みんなを戦いに巻き込むわけにはいかないんだ!!分かってくれ・・・・・・。」

おんにゃのこ4人「「「「・・・・・・あれ?」」」」

こなた「ね、ねえシン。戦いって・・・・・・何?」
こなたは恐る恐るシンに訊いてみる。
シン「だからこれって挑戦状だろ?屋上で俺と一騎打ちしたいって言う・・・・・。」

こなた(わ、忘れてた。)
かがみ(そうだったわ・・・・・・。)
つかさ(シンちゃんって・・・・・・。)
みゆき(ものすごく・・・・・・。)

四人(DO☆N☆KA☆N!!)

ふつうこんなかわいらしい手紙を挑戦状だと思うだろうか?
いや、シンならありえる
なんたって彼はフラクラ&らきすけ(カンケーない)なのだから

シン「今日は俺の周りで何が起こるかわからない・・・・・・。
もしかしたら相手が昼休みまでにいろんな妨害工作をしないとも限らない、だから今日は俺も周りにいると・・・・・・って、みんな?」
シンの鈍感さについていけなくなりそれぞれ自分の席に戻っていく

そして完全武装で屋上にいったシンに相手の女の子がドン引きするのは別のお話

497:牛乳帝国
08/10/27 20:29:58 DO7nunJx
>>493書いてみたぜ、どうだろう?

今までちょくちょく小さいのかいていたけどはじめて名前出しました
これから長めの書くときはこの名前でいきます
ではでは

498:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 20:59:24 DUgno9Wz
>>497
GJ!いいよーこういう展開大好きだw
こいつを気づかせるには目の前で告白するしかないなw

499:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 21:26:55 07NfNt/Z
>>497
完全武装のシンと聞いてランボーになったシンを想像した。

・・・そりゃドン引きだわwww
何はともあれGJ!!

500:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 21:29:11 p1Mu7c32
授業休み時間とか
シン「暇だな・・・」カキカキ
こなた「ん、何やってんの?」
シン「うげっ、見るなよ!」
こなた「ほぉほぉ・・・てゐ!」
シン「ば、返せっ!」
こなた「・・・絵?」
シン「暇だったから・・・」
こなた「ふむ、私なみの画力だね」
シン「うるさい!」
ひより「よければ教えるっすよ」
シン「いや、別にいい」
ひより「ひよりーん」

501:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 22:19:07 P0piAt57













シンと交流させられた萌えキャラスレには荒らしが多い法則













 




502:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 22:26:53 ZcwRJLaY
シン「さて、どうするか………」
かがみ「おーすっ」
シン「うをわっ!…ってかがみが脅かすなよ」
かがみ「何見てんの?ラノベ?」
シン「これだよ、これ」
かがみ「ん……ってこれってラブレターじゃないの!?」
シン「知ってるよ、それくらいはな」
かがみ「で、どうすんのよ?」
シン「うーん……やっぱ無視かな」
かがみ「は?」
シン「だって名前見たら知らないヤツだし。どんなヤツか分からないならこれが一番だろ?」
かがみ「あんたって本当に女心が分かってないわよね、ってか馬鹿よね」
シン「何でだよ!?」
かがみ「いい?女の子ってのはもしフラれても、面と向かって言われたら新しい恋に踏み出せるの!
それにひょっとしたら好みの娘かもしれないじゃない。
だから、そうやって適当に処理するのが一番ダメなの!分かった!?」
シン「なるほど、そんなもんか……じゃあ行って来るか」

かがみ「あいつ、本当に分かったのかしら?
っていうか私、何してんだろ?もしシンがOKしたらどうしよう………」
シン「あれ?かがみ帰ってなかったのか?」
かがみ「って、どうしたのよ、その頬?………まさか断ったの?」
シン「ああ、ビシって言ったら叩かれた………」
かがみ「どう言ったらそうなるのよ?」
シン「普通に言ったつもりなんだけど………
(不味かったかな~、お前なんかより不器用で優しくてかわいいヤツが気になってるって言ったのは)」
かがみ「どうだかね
(相手の娘には悪いけどよかったー、でも私もその可能性の方が高いのよね………)」
シン「なあ、腹減ったから寄り道していかないか?」
かがみ「え?う、うん」
シン「やっぱしお前とじゃないとな」
かがみ「えっ?」
シン「何でもない、行こうぜ」


>>493を考えてみた
ベタとかいう声は聞こえない

503:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 22:43:34 hnUIySui
>>502
相手の女の子にもうちょっと考えて言えwww

504:satio
08/10/27 23:07:29 luugzrZW
ちょっとレス止まってるからいいかな?
次から昨日の続きを投下します。

505:satio
08/10/27 23:10:03 luugzrZW
 ○

「メリー苦しみます~♪」 
 泉家のリビングでは、こなたが楽しそうに声を上げた。
 今日はクリスマスイブ。
 もっとも、この家でサンタを信じている人間は、そうじろうの努力も虚しく絶滅してしまったが、盛り上がれるものは盛り上がっておこうとパーティーがひらかれていた。
 と言っても、メンバーはシン、こなた、ゆたか、ゆい、そうじろう、という身内だけのメンバーである。
 明日には高良家でいつものメンバーで盛大なクリスマスパーティーが開かれる予定なので、その前に泉家だけのクリスマスパーティーを済ましてしまおう、という主旨で開催されたのだ。
「な~にがメリー苦しみますだ」
 三角帽子を被ったシンはチキンを頬張り、呆れながら言葉を続けた。
「縁起でもないだろ」
「シンの財布事情を季節を交えて表してみました」
「はっはっはっ、上手いなこなた。座布団一枚!」
 そうじろうはこなたにビシッと指を指した。
 確かに、十人以上―ほぼ女子―のクリスマスプレゼントを配り終えたシンの財布は、俗に言うペンペン草も生えない状態だった。
 シンにとって、ホワイトデー、女性の誕生日、クリスマスは魔の三日間である。
 もっとも、世の中にはこの魔の三日間を体験したくても出来ない人がいるわけで、その人達から見ればシンの苦悩など憎悪の対象以外の何者でもなかったりするが……。
「まぁ、そう言われてみれば、俺はたまに、何のためにバイトをしてるのか分からなくなるけどな……」
 シンが重い影を背負い、力無く言うと、
「シンちゃん~♪ イヴに辛気臭い顔は厳禁だよ~。これでも飲んで元気出しなあ~♪」
 ゆいがキャハハハと笑いながら、未成年に相応しくない缶ジュースを差し出してきた。
「いえ、結構です。っていうかシンちゃんはやめて下さいよ、ゆいさん……」
「なによ~。ノリが悪いわねぇ~。シンが“シン”気臭い~。なんちゃって~♪」
 チーン……。
 数秒の沈黙後。
「キャハハハハハハ♪ 私最高~」
 ゆいの高らかな笑い声が響いた。
 どうやら完全に出来上がっているらしい。
「と、ところでシン。そろそろさぁ~」
 こなたはゆいの高笑いをとりあえず横に置いておいて、少しねだるような口調でシンに話し掛けた。
「ほれ」
 シンは全てを察して、黙って何やら長細い箱をこなたに差し出した。それは何か? 愚問である。今日という日に男性から女性に渡すものと言ったら、クリスマスプレゼントしかない。
「おっ、ありがたや、ありがたや~。もしかして貰うのは私が一番なのかな?」
「いや、俺はすでにシンから腹巻きを貰ってるよ」
「私は頭○字Dの新作ゲームぅ!」
「私は誕生日からプレゼントを4つも貰ってるよ」
 ゆたかは、誕生日から今日まで毎日プレゼントを一個ずつもらっていた。
 他の女性へのプレゼントには「男ばかり不条理だ!」といい歳して泣きながら叫びを上げるシンだったが、これが事ゆたかに関しては例外になるらしく、シンは“ゆたかの誕生日からクリスマスまで毎日プレゼントをあげましょうキャンペーン”を実施していた。
「なぁ~んだ。プレゼント貰うのビリッケツか……」
 こなたは口を尖らせてぶー、と唸った。
「お前がネトゲに夢中になって中々下に降りてこなかったからだろうが」
「ぶ~。まぁい~や。問題は中身、中身~♪」
 こなたは丁寧に包装をはがしていく、そして、
「んっ?」
 出てきたのは意外な物だった。
「……ネックレス? 先端に付いてるのは……羽?」
「翼だよ。赤い翼」
「赤い翼? シン、その心は?」
「その心は。お前みたいに突っ走ってなにもかも薙ぎ倒すような女はデスティニーみたいな赤い翼がお似合いだ」
「はっはっはっ、自分で言ったら世話無いなシン」
「ま、まぁ。あの頃は若かったって事で……」
 すべてを知っているそうじろうは楽しそうに笑う。
「……」
「んっ、こなた。お前何黙ってるんだよ?」
 シンは笑いを止めて、隣でずっと黙っているこなたに、声をかけた。
 そもそも、そうじろうのツッコミだって、いつもならこなたが、「自分で言ったら世話無いじゃん」とか、いの一番に言いそうなものだ。
「も、もしかしてプレゼントが気に入らないのか?」
 やっぱりひぐ○しとかゼ○の使い魔とかク○ナドとか、同志が主演している○ードギアスのDVDとかの方が良かっただろうか?
 今年は趣向を変えてアクセサリーなんぞを選んでみたが、やはり間違いだったのだろうか?
「なぁ、こなた」

506:satio
08/10/27 23:12:43 luugzrZW
「……馬鹿じゃないの」
 こなたはポツリと言った。
「な、何が馬鹿なんだよ」
 シンはムッとして言い返す。しかし、返ってきたのはこなたの微笑みだった。
「こういうの貰って……嬉しくない女の子がいるわけないじゃん」
「えっ……」
「どうせ今年も変なDVDとかだと思ってたから、本当に嬉しいよ……ありがとシン」
 と言って、こなたはそのネックレスを大事そうにギュッと抱き締めた。頬なんか染めたりして本当に嬉しそうである。
「なっ!?」
 シンの顔からボフッと水蒸気が上がった。
「ば、馬鹿! そんな大層なもんじゃない。恥ずかしい事言うなよ!」
「そうだね、ごめん。……私、大切にするね」
「うぅ……」
 シンは口をパクパクさせて何かを喋ろうとしていたが、諦めてソッポを向き、頬をポリポリ掻きながら、
「……き、気に入ってもらえたんなら、その……良かったよ……」
 と、照れくさそうに言った。
「うん……嬉しい」
 こなたも、これまた照れくさそうに微笑んだ。
「いいね~、若いね~」
 男女の淡い空気をゆいが本日五杯目のジョッキ片手に場を濁し、
「シン! とっととケーキのローソクに火を付けろ! すぐ付けろ! っていうかチクショー!」
 そうじろうの嫉妬に火が点き、シンへの八つ当たりが開始される。
 ここまでは、楽しいクリスマス会だった。ここまではいつも通りのたのしい泉家だった……。
「あっ、ちょっと待ってくださいそうじろうさん。プレゼントはまだあるんです」
 この男がこんな事を言いだすまでは。
「ゆたかにもクリスマスプレゼントがあるんだよ」
と言って、シンは椅子の下から、一つの大きな箱を取り出した。
「へっ?」
 ゆたかはキョトンとして、差し出された大きな箱とシンの顔を交互に見つめた。
「はい、ゆたか。メリークリスマス」
「き、今日もくれるの? だって私、誕生日から毎日プレゼント貰ってるのに……」
「今まで毎日渡してて、今日という特別な日に何も渡さないわけないだろ♪」
「で、でも……」
「貰ってくれよ、ゆたか」
 ゆたかはしばらく戸惑っていたが、それはここ数日繰り返してきた儀式でもある。ゆたかは、やがて……
「……うん、分かった」
 と、差し出された箱を受け取った。
「愛されてるなぁ、ウチの妹は」
 ゆいはゆたかの頭を軽く撫でる。ゆたかは気恥ずかしげに微笑み、シンに向き直った。
「ありがとう。シンお兄ちゃん」
「いいな~。私ももう一つプレゼント欲しいなぁ~。Willスポーツとか」
「燃焼系でもやってろ」
「うわ、冷た! ゆーちゃんには何個もあげておいて私には一個なの!?」
「気に入らないなら返せ」
「いえ! まんぞくです! サー!」
 こなたは元気良く敬礼して見せた。
「なら、黙ってろ」
 そう言い捨てて、シンはゆたかの方に顔を向けた。
 でも、ちょっと言い過ぎたかなと思って、横目でチラチラとこなたを見てみる。
 こなたは、最初つまらなそうに口を尖らせながら、貰ったネックレスを首からかけた。
 だが、かけた後は、ネックレスを指でいじってみたり、眺めながらニヤニヤしたりしていてまんざらではない様子なので、安心して、視線をゆたかに集中させた。
「服?」
 そして、ゆたかがあけた箱から出てきたのは服だった。
「へぇ~この服、シンが選んだの?」
 ゆいが意外そうに尋ねる。
「ええ、そうですよ」
 シンは胸を張って言った。
「わぁ~、可愛いお洋ふ、く……?」
 笑顔だったゆたかが、何かに気付いたようにんっ? と首を傾げた。
「ね、ねぇ、シンお兄ちゃん……、私、この服見たことあるような……」

507:satio
08/10/27 23:15:31 luugzrZW
「ゆたかに似合うだろ♪」
 シンは笑っていた。その隣のこなたも何かに気付いたようで、
「そ、その服……シン、まさかあんた……」
「さすがこなた、気付いたか? これ、マユが持ってた服とそっくりでさ、つい買っちゃって」
「い、妹……マユちゃんの……」
 ゆたかは、ここで確信したくなかったものを確信してしまったような顔をして、息を飲んだ。
「ま、まさか今日まで私にくれたアクセサリーや小物も、全部……」
 顔からサーっと血の気が引いていくゆたか。
 そんなゆたかの様子に気付かず、シンはあくまでニコニコ顔で言った。
「ああ、全部マユが持ってたのとそっくりなやつだよ」
 雷が落ちた。
 こなたは、この馬鹿、と言わんばかりに顔に手を当てて、椅子の背もたれを支点に体を反らす。
 そうじろうは呆れて声も出ない。
 ゆいは黙ってビールを飲んだ。
 場が微妙な空気に包まれていった。
 しかし、陵桜高校きっての、空気読めない・オブ・ザ・イヤーで名高いこの男は相変わらずニコニコと笑顔を浮かべながら、
「ゆたか、良かったら着て見せてくれないか♪」
「……」
 ゆたかは何も答えない。ただ、顔を俯かせ、その小さな肩をこれまた小さく震わせている。
「ゆたか?」
 シンは眉をひそめた。ここにきてようやくゆたかの様子がおかしい事に気が付いた。
「ゆたか、どうした?」
「―らない」
「へ?」
「私! こんなのいらない!」
 ゆたかは箱を頭上から、バシーン! と床に投げ捨てた。床に叩き付けられた箱から、洋服が飛び出す。
「!?」
 一同は目を見張った。そりゃそうだろう、誰だってあのおとなしいゆたかが、こんな行動に出るとは思ってなかった。
「な、何をするんだゆた―」
 シンも突然の行動に驚き、ゆたかに向き直る、
 そして、シンは目を見張った。
 泣いていた。
 その上、ゆたかは目を釣り上げてシンを睨んでいた。
(……か、可愛い)
 可愛かった。レア顔だった。怒ってはいるのだが、なんか可愛いのだ。
 できる事ならば写真に収めて永久保存したい所だったが。そんな空気じゃ無い事ぐらいシンはギリギリで理解した。
 シンは気が抜けば緩まりそうな頬を引き締めて、
「ど、どうしたんだゆたか。お兄ちゃん、なんかお前の気に障る事したか?」
「私は何なの!?」
 キッ、と睨むゆたか。
 シンは最愛の人物にいまだかつて向けられた事のない視線を浴びせられ、軽い恐怖を覚えた。
「な、何って……。ゆたかは俺の妹で……」
「違うでしょ!」
 ゆたかは強く首を振った。そのたびに、小さな水滴が宙に舞った。涙だった。
「シンお兄ちゃんは、お兄ちゃんなんかじゃないでしょ! シンお兄ちゃんは私のお兄ちゃんなんかじゃないもん!」
「ゆ、ゆたか。何を言ってるのか分からないよ…」
 シンは情けなくオロオロしながら、ゆたかの言葉をどう解釈すべきか迷っていた。
「私だって妹じゃないもん! 血だって繋がってないのになんで!」
 ヒステリックに叫んでいたゆたかは、ここにきてシュンと肩を落とした。
「なんで……、なんで私だけ……私だけこんな……ヒドイよ……」
「ゆ、ゆたか……。俺が悪いなら謝るから。とにかくこの行動の訳を―」
 シンは全く理解できなかった。あの、ゆたかがなぜ?
 なぜ?
 なぜ?
 なぜ?
 いくら自分に問いかけても、何も分からない。 
 一方、シンが混乱している内に、ゆたかは唇を強く噛んで、
「嫌い……」
 と呟いた。
「へっ?」

508:satio
08/10/27 23:18:11 luugzrZW
 その言葉は、シンにとって聞き間違いであって欲しかった。
「シンお兄ちゃんなんか! 大っ嫌い!」
 言い切ると、ゆたかは泣いたまま部屋を駆けだした。
 その瞬間、

 ガ ァ ァ ァ ァ ー ー ー ー ー ン !

 という除夜の鐘など目では無い、盛大な音がシンの脳内に大音量で響き渡った。
「ゆ、ゆーちゃん!」
 こなたは席を立ち、急いでゆたかの後を追い、ドア付近まで近寄ったが、
「ゆーちゃん……」
 すでにゆたかは外に出ていった後だった。
 こなたは目を釣り上げてシンに向き直った。
「シン、あんたって奴は! なんて事を―」
 が、こなたの怒鳴り声は途中で止まった。
 そこには、シン・アスカの石像が建っていた。
 よほど、ゆたかに大嫌い! と言われたのがショックだったのだろう。驚愕の表情で石になっている。
 しかも石なのだが、その瞳からは滝のような涙がダーっと流れていて、怪奇現象みたいで気持ち悪かった。
「この馬鹿! 修正してやる!」
 こなたはそのまま走りだすと、シンに向かって、蹴り技の最高峰。飛び後ろ蹴りを繰り出した。
 ガン!
 その衝撃で石にヒビが入る。そしてパリンと割れて中からシンが現れた。
「はっ!?」
 シンは何かに驚いてキョロキョロをまわりを見渡すと、
「ふぅ、なんだ夢か。そうだよな。ゆたかが俺に『大っ嫌い!』なんて言うわけないもんな。はっはっは」
「現実逃避するな馬鹿!」
 ゴツン! と、こなたはシンをグーで殴り倒した。
「痛いな! なにすんだよ!」
「うるさい! ちょっとは女心が分かってきたなと思った瞬間これか!」
「はぁ? 意味が分かんないよ!」
「ねぇシン」
 その時、ビール片手に静観をしていたゆいが、口を開いた。
 相変わらず顔は真っ赤で、仕草はふらついているが、目には正気の光が宿っていた。
「別にね。私はあんたがゆたかを死んだ妹と重ねるのは全然構わないし、別にいいと思うよ。けど」
 ゆいは持っていたジョッキをテーブルに置くと、先ほどと違い、呂律がしっかりとした口調で言った。
「ゆたかをマユちゃんにするのだけは止めて」
「……い、意味が分かりません」
「シン……。ゆーちゃんはあんたの人形じゃないよ」
 今度はこなたが、少し悲しげな表情を浮かべて言った。
「人形?」
「人形は黙って与えられた役割をこなすけど、ゆーちゃんは違う、ゆーちゃんはマユちゃんの役割を被せられるのが苦痛なんだよ、だってゆーちゃんは、あんたの事が……」
「こなた、そこまで。そっから先は本人が言う事だよ」
 ゆいに言われて、こなたはばつが悪そうな顔をした。
「うん。……とにかくシン。あんたはゆーちゃんを全部、マユちゃんと一緒にしようって考えてるんだよ」
「俺が、ゆたかをマユに、だと……」
「シン、この数日間。あんたは誰にプレゼントし続けたの?」
「そんなのゆたかに決まってるだろ」
 こなたは首を振り、シンの言葉を否定した。
「違うんだよ」
「なんだと?」
「シンはゆーちゃんにプレゼントをあげるとき、誰を見てたの?」
「誰って……」
 誰を見ていた? そんなのゆたかに決まってる。とシンは思った、
 ゆたかのために、
 ゆたかに喜んでもらうために、
 それだけを考えてシンはプレゼントを選んだのだ。
 しかし、こなたは言った。
「シンはゆーちゃんを通してマユちゃんにプレゼントをあげてた。違う?」
「!」
「私は、今日あんたからプレゼント貰えて凄く嬉しかった。かがみも、つかさもみゆきさんもみんな、みんな同じ気持ちだったと思う。でもさシン、あんたはまだ、ゆーちゃんにだけ何一つプレゼントしてないんだよ。そりゃ、泣きたくもなるさ……」

509:satio
08/10/27 23:20:30 luugzrZW
「お、俺は………」
 シンの手はいつのまにか震えていた。ゆたかが怒ったその理由を、シンは漠然とながら理解し始めていた。
「分かったら行ってきな、シン」
「ゆいさん……」
「しっかり私の妹、“ゆたか”を連れて帰ってらっしゃい。料理が冷める前にね」
 ニヤッ、っとゆいは大人っぽく笑った。
「……」
 シンはしばし考えて、そして顔を上げると迷い無く走り出した。
 行き先は、言うまでも無かった。

 つづく。
 駄文失礼しました。

510:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 23:25:39 p1Mu7c32
>>509
GJ!
シン・・・あまりにもひどいな。これじゃ最低の人間だ
ここで男を見せなきゃ最低人間のままだから頑張れよ!

隣のこなたかわいいよこなた

511:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 23:33:37 vK+2K7BC
激しくGJ!
シン・・アンタって人は・・
アスランじゃなくてもこう言いたくなるぜ。ゆたかは、マユじゃない・・!と

こなたとゆい姉さんがいい味だしてる

512:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 23:40:30 hnUIySui
>>509
GJ!!
シン…ゆたかとマユを重ねるのは絶対に駄目だ
こなたがかわいいw

513:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 23:58:18 ZcwRJLaY
>>509
GJ!!!
タブって見えてたんじゃなくて、マユ本人にしちゃってたのか………
ってなことはいいからゆたかをさっさと連れてこいや!シン!

514:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 00:59:11 4n4H8nnX
>>509
こりゃ最低な行為だな……ひどいぜシン。ゆたか辛いだろうなぁ
だが落ちるとこまで落ちればあとは上るだけだからとっとと連れてくるんだ! まぁ種本編では落ちた後のぼらなかっ(ry

515:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 02:03:03 Q5UV9Pqv
>>491
アニメじゃなくて特撮だが
主人公から悪役に転落させられた挙句
タイトルすら段階を踏んで乗っ取られていった
「宇宙猿人ゴリ」って作品があるんだぜ…。

ちなみにググればすぐわかるよ。

516:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 03:22:24 3nYFKo/0
「宇宙猿人ゴリ」→「ゴリ対スペクトルマン」→「スペクトルマン」だっけかw

517:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 03:25:29 unp6zheS









シン厨アンチスレ荒らすな






 







518:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 14:27:15 kS4ZLhNo
OVAのネタが無かったので一つ


シン「つかさ顔面にバレーボール当たったっんだって?」
つかさ「うん、またやっちゃった」
かがみ「…………」
シン「ちょっとまだハレてるな。
しかし、かわいいかわいい妹にスパイクをブチ込むなんてヒドいお姉さんだよな~かがみはさ♪」
かがみ「……やっぱりそうよね…………」
シン「いや、冗談で言って―イテテッ!つかさ、耳!耳!」
つかさ「お姉ちゃんは悪くないもん!ボールが当たったのはわたしの不注意だもん!
それなのにお姉ちゃんはわたしが保健室に行く時も付いて来てくれたんだもん!
シンちゃん、お姉ちゃんに謝って!」
シン「わ、悪い……かがみ、ごめん。
お前がつかさを一番可愛がってるのを知ってるのにあんなこと言って………」
かがみ「ううん、気にしないで」
つかさ「絶対に許さない!」
かがみ「え?つかさもういいわよ」
シン「どうしたら許してくれるんだ?」
つかさ「えーっとね、今度私達の買い物に一緒に付いて来てくれたら許してあげる」
シン「分かった、荷物持ちでお前らの機嫌が治るんだったら安いもんだぜ」
つかさ「やったね、お姉ちゃん!」
かがみ「全く、今日は私の負けね」



519:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 14:56:37 4n4H8nnX
>>515
何と言うカワイソス。シンはまだまだましだなw

>>518
GJ! これは良いKYw

( ゚Д゚)「なぁこなた」
(=ω=. )「なんだい脇役」
( ゚Д゚)「うるさいちんちくりん」
(=ω=. )「黙れよスタッフロール三番目」
( ゚Д゚)「粋がるなよひんぬー」
(=ω=. )「何を言うか負け犬」

( ゚Д゚)「……なぁ、こなた」
(=ω=. )「ん? リセット?」
( ゚Д゚)「この掛け合い、俺に対する精神的ダメージが割に合わないんだが」
(=ω=. )「えー、楽しいじゃん。私まだまだネタあるよ?」
( ゚Д゚)「いや、なんつーか痛みのあるナイフで内臓をゴリゴリやられるような感じがする」
(=ω=. )「そこは痛みのないナイフってネタだろ。いやぁ神経弱いねぇ」
( ゚Д゚)「いいもんいいもん。アレックス(SF3)のところに行っちゃうもん」
(=ω=. )「らめぇぇ。そんな主人公(笑)コンビ組まないでぇ」
(#;Д;)「アンタッテヒトハ……」
(=ω=. )「やっべ虐めすぎた。涙目のシンテラモエスwwww」


手紙『探さないでください』
(=ω=.;)「……やっべ、やりすぎた」
ゆたか「お姉ちゃん……? (お兄ちゃんの部屋の)『中に誰もいませんよ?』」
(=ω=.;)「こ、これはだね、ゆーちゃん! ってアッー!!」



( ゚Д゚)「タツカプ参戦おめでとう」
アレックス「ネクスト参戦おめでとう」
( ゚Д゚)「俺達、ホント似てるよな。最近の立場的にもさ」
アレックス「ああ、これからもお互い頑張っていこうぜ」

こなた「しーん!」

シン「……」
アレックス「いいのか?」
シン「適度に離れないと、な。俺とこなたは近すぎじゃいけないんだよ。近すぎたらこなたまで死んじまう」
アレックス「そんな理由か」
シン「いくらゆるくなっても、アイツを不幸にしてヘラヘラ笑えるのは俺じゃない。他の何を差し置いてもこなただけには生きていて欲しい」
アレックス「だが、お前は女を泣かせて喜べる性格じゃないだろう」
シン「……くそっ」

こなた「……」グスッ
シン「……」
こなた「あ、しん……」
シン「帰るぞ。その、勝手にいなくなったりして悪かった」
こなた「うん……」

520:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 16:09:23 lwie+sLu
>>518
つかさ、いい子だなw

521:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 16:13:25 Riupb/TJ
OVAといえば…
こなた「そろそろお腹減ってきたかも…」
かがみ「大体あんたがね」
シン「しょうがない、こうなったら現地調達するしかないか…」
つかさ「え?」
みゆき「それは…」
シン「ん?サバイバルナイフ」

522:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 17:57:45 K3mx5mb/
>>518
うまいことフラグを立てたなw

523:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 18:44:49 VcCbMSbg
スパロボZのトライフォーメーションを見て思いついた

シン「こなた、かがみ、俺は中央を突破してカツサンドとコロッケパンを手に入れる!」
かがみ「OK!私は右に回りこんで、クリームパンとコッペパンをゲットするわ!」
こなた「了解~チョココロネと焼きそばパンは私に任せたまえ~」

シン「うおおおおおおお!邪魔だ!どけええええ!」


シン「ふう…目標のパンは全て手に入れたな」
こなた「他のパンはあきらめても、チョココロネは絶対にゲットしないとね」
かがみ「シン、パンを手に入れために他の生徒を投げ飛ばすのはやりすぎよ」
シン「そうでもしなきゃ、これ全部買えなかったぜ」
こなた「昼時の学食は戦争だからね~」
かがみ「でも、今日は何で弁当じゃなくてパンなの?」
シン「こいつが寝坊したからだ」
こなた「いや~昨日はゲームをしてて寝るのが遅くなったんだよ~、かがみは?」
かがみ「ウチは今朝からお母さんがいないから学食のパンなのよ」
シン「とにかく、早く教室へ戻ろうぜ」
こなた「そうだね~お腹すいたよね~」
かがみ「つかさとみゆきも待ってるから、さっさと行きましょ」

524:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 20:10:40 vf9vf5NT
>>515
宇宙猿人ゴリは一応最初から悪役かつ主役だよ。
たしかにタイトルも描写の比重も徐々にスペクトルマン側に移ったものの
最期まで自分の悪の哲学に殉じたのでTVのシンよりはまだ救いがある…

525:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 20:53:41 SxQABIR5
>>519
クソ吹いたwww
メルブラのシオンも合わせて主人公(笑)トリオが結成出来るなw

526:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 22:00:26 c+jNahDk
>>519
シン怖いよ・・なんでナイフなんか持ってるんだよ・・

>>523
GJ!!!3人のコンビネーションすげえなww。
しかしこういうのはかがみが1番燃えるはずなんだがな
つかシンやりすぎだろ・・投げ飛ばしって

527:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 22:04:50 ljrz4snL
>>525
その三人集まらせたら負のオーラが漂ってきそうだなwwwww
だんだん扱いがよくなるとこまで共通だよwww

528:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 22:14:27 4n4H8nnX
某場所見てたらいきなり出てきて不覚にも噴いたw

(=ω=. )「ただいま~」
シン「どこ行ってたんだ?」
(=ω=. )「ネットの同盟のオフ会だよ。こんなもんもらった」つ赤音シン

泉こなたは赤音シンを手に入れた!

>>525
三人の美しい友情が見れそうだなwww
我ら三人扱いが良くなるときは一緒だ! ってかw

529:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 22:15:09 c+jNahDk
>>526
みすった。>>519じゃなくて>>521だった

530:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 23:22:17 xiTYn+Ev
>>528
愚痴るスレか?
あそこ最近クロスロード(姉)が歌いだすから困るw
Mr.ブシドーに絡んだりさ

531:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 23:32:38 ljrz4snL
>>530
たぶん五兄弟スレだ
ラク姉と貧乳同盟を結んで「デビルガンダムのコアになれる券」と「赤音シン(鈴村ボーカロイド)」を交換してたwww

532:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 23:39:35 p2hWnZ9T
ここらでみなみネタを一つ。

みなみの家に遊びに行った時のこと。家に入るとすぐ、チェリーが廊下に横たわっているのを見つけた。
「よっ、チェリー。悪いけどそこどいてくれるか?通りたいんだ。」
「………。」
チェリーは俺を一瞥しただけで、また寝てしまった。
「なっ、こいつ。」
「ごめんなさい、先輩。チェリー、いい子だからどいてちょうだい。」
みなみが説得するが、チェリーはそこを動こうとしなかった。
「仕方がない、少々荒っぽいが、俺が上だということを思い知らせてやる。」
「えっ?せ、先輩、乱暴するのは……。」
「あー、違う違う。ちょっといたずらするだけだって。」
そして俺は、チェリーの腹をくすぐった。
「ほーれ、どうだ。俺の恐ろしさを思い知るが…」
「わうっ。」
「どわあっ!」
いきなり体勢を入れ換えられ、俺はチェリーにのしかかられた。
「ちょっ、やめっ、重いって!こ、こらっ、なめるな、くすぐったいって!」
「せ、先輩!チェリー、やめなさい!」
「こんな…こんなことで俺は!」(種割れ)
俺とチェリーはしばしの間、じゃれ合いという名の戦いを繰り広げた。

そして五分後。
「ぜー、ぜー。な、なかなかやるじゃねえか。」
俺はチェリーの体毛とよだれまみれになっていた。
「先輩、ごめんなさい。もう、チェリーったら。」
「いや、いい。結構楽しかったし。」
するとチェリーも満足したのか、起き上がって尻尾を振りつつ、どこかへ行ってしまった。
「……チェリー、もしかして先輩と遊んで欲しかったのかな?だから最初、わざとあんな態度を。」
「なるほど。ふてぶてしい態度で通せんぼすれば、俺が何か仕掛けてくるとでも思ったのかもな。
そう言えば、しばらくあいつと遊んでやってなかったからな。結構かわいいとこあるじゃねえか。」
俺は、チェリーが少しだけかわいく思えた。
(ふむ、ふてぶてしい態度か。そうすれば、先輩も遊んでくれる?)
すると今度は、みなみが廊下に寝転がり、俺の目の前で通せんぼをした。
「み、みなみ?どうしたんだ急に、どこか具合でも悪いのか?」
「………。」←ふてぶてしい態度のつもり
「うむ、熱はないようだけど。そんな深刻な顔をするくらい辛かったのか。ごめん、気付いてやれなくて。
よし、部屋まで運んでやるから今日はおとなしく寝てろ。」
「えっ、ちょっ、ちがっ……。」
俺はみなみを抱き上げると、彼女の部屋まで連れていった。
「よし、おとなしく寝てろよ。おばさんには伝えておくから、ゆっくり休め。
今日は帰るから、また今度来るよ。じゃあな、お大事に。」
「せっ、先輩……。行っちゃった、違うのに……。」
俺が去った部屋の中でみなみが枕を涙で濡らしたことは、俺は知る由もない。


ここは一日に投下されるネタの量が多いな、日によるけど。
自分が常駐っていうかSS職人やってるスレもかなりのもんだが。保管庫の人まで化け物みたいな人だし。

533:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 23:41:26 HdQz2ilk
気持ち悪い妄想ばかりで困る

534:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 00:11:13 6lcCg7dd
>>532
どこにでも歴戦の職人はいるものさ
俺は新参者だが

535:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 00:22:09 +dlcY6PD
>>532
自分はシンこなスレがこの板に来てなかったらいまだに新シャアとほのぼの板しか見なかったんだろうな

536:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 01:09:33 FiqNxrWR
>>532
シンはチェリーに好かれてることが多いなw

537:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 01:25:20 11H8VDYe
>>535
もはやここしか見てない俺がいる

>>536
一部犬と思考レベルが同じだからなww

538:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 02:07:55 pLP75oq3
>>532
なんかここは住人のほとんどが職人って感じがする。ネタ密度濃い
あと住人の精度がすごい。2ch独特の空気(馴れ合わなかったり、名無し前提だったり)保ったままこれだけ和みスレなのはすげーと思う

539:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 02:17:03 lskRsA1Q







シン厨アンチスレ荒らすな






 

540:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 02:41:45 m7ULYNqo
同じネタの繰り返しばかりで作者間の個性をほとんど感じないのは気のせい?

どのネタも主人公に魅力がなく
ほとんどのネタに、ただ主人公がモテてることのアピールをしてるだけの方向性しか感じないのは気のせい?



541:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 03:50:21 pLP75oq3
>>540
とりあえずSSスレとネタスレは違うんだぞ、と
1レスの小ネタで作者ごとの個性なんて出すのは無理だし混乱するだけだ
スレ内で作られたキャラの共通のイメージでネタを書くのがネタスレだよ。作者間の個性なんてどのネタスレも基本存在しない
そのキャラもスレによっていろんな壊れ方をしているのがネタスレ。っつーか二次創作ってジャンル自体がそう
さらに言えばここネタスレっつーよりだらだらスレだしなぁ。オチすらいらないでマターリしてりゃいいのさ

恋愛ネタに関して言えば好みの問題じゃね。気に入らなきゃスルーすりゃいいし、ほのぼの・ギャグ・理不尽ネタの割合もかなりある
クロス恋愛自体別に珍しいジャンルじゃないし、ここのマターリ恋愛ネタが好きな人もいるんだよ
残念ながらこのスレ自体が気に入らなかったのなら、ここに書き込まず、ここのことを忘れて別の場所行くのが大人の対応だ

542:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 04:18:35 x1WPreHo
>作者間の個性なんてどのネタスレも基本存在しない

どこのネタスレ見たらそんな発想ができるんだ・・・
よっぽどの糞ネタスレか自演スレしか見た事がないんだな・・・

543:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 06:41:28 m7ULYNqo
そもそも恋愛じゃないけどね、ただモテてるだけだけどね

544:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 07:02:46 OekdsSCW
>>540>>542>>543
別に喧嘩を売っているわけでも荒らしだと思っているわけでもないが、
じゃあ何でここにいるんだ?

545:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 08:27:48 3xvXs3sr
かがみ「オースッ」
シン「はよ。あれ、つかさは?」
かがみ「寝坊したから先行って、だって。そっちこそこなたは?」
シン「同じく」
かがみ「しょうがないわね。あの2人」

シン「しかしなんだな2人だけで登校するとあれだな……その………」
かがみ「へ、変なこと言わないでよ!こっちも意識しちゃうじゃない!」
シン「またまた~意識してるだろ?普段より3センチオレに近付いてるぜ」
かがみ「そ、そ、そんなわけないでしょ?
あ、あんたの方が意識してるでしょ。歩くのが普段より3センチ狭くなってるわよ」
シン「そ、そんなことないね!」

あやの「あっ、柊ちゃんとアスカちゃんだ」
みさお「相変わらず痴話喧嘩か、仲良いな~」
あやの「邪魔したら悪いから先行ってましょ」
みさお「おう!教室来たらからかってやるぜ~♪」

546:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 10:27:37 lUvZFw2t
>>544
「スレの大勢の空気に流されない一言居士一匹狼な俺様チャンワカッテルカコイイ」
と自己陶酔したいんでしょ。
実際には単なるいやがらせ、それも人の少ない深夜~未明にコソコソ書き逃げるのが精一杯だけどw

547:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 11:03:03 ciYUi0OM
これ以上はスレチだからこの話は終了、続けたいなら避難所でやってくれ
ここからは通常のこなシンスレの流れで

>>545
あやののシンに対する呼び方がアスカちゃんになってるw

548:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 14:06:19 H4a6Xa3F
(=ω=. )「む。なんだこれ?」ペラッ

敵「ふははははーっ!」
シン「まてゐ!」
アレックス「これ以上の狼藉は」
シオン「我ら主人公が許しません!」
敵「何だ貴様ら!」
シン「ヒーローミラコロ!」
アレックス「ヒーローマッチョ!」
シオン「ヒーローパープル!」
敵「かかってこい!」
シン「うがぁぁぁぁぁぁーーーっ!」
アレックス「ぐ、まさか一撃も返せないなんて……」
シオン「よ、予測通りです」ガクッ

(=ω=. )ジー
ひより「……」(目をそらす)

549:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 15:02:17 P4ZXLnA9
>>535
新シャア板にカエレ!

550:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 15:19:05 P4ZXLnA9
>>544
なんでこの板にいるんだ?

551:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 15:21:33 oBVV6Anj
>>550
俺か。
俺はこのスレの微妙なマッタリ感が好きだからだ。
というわけで>>545>>548GJ!

552:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 15:37:36 U/7J5qpY
もてるどころか普通にシンにエロゲ主人公やらせてるだけじゃん


553:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 15:37:52 P4ZXLnA9
新シャア板にカエレ!

554:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 16:16:31 +dlcY6PD
新シャア板に帰っても見るところがない

555:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 16:24:03 H4a6Xa3F
ひより「は……? よく考えれば私の出番も少なくなってきてるっすよ!?」

ガチャ バタン

(〇ヮ〇)ジー
みなみ「……」ジー
黒井「……」ジー
あきら「……」ジー

ひより「やばい! あの家はヤバいっすよ! えぇい私にはアレックス×シンを完成させる義務があるんすよ! 筋肉ダルマに抑え込まれる色白ショタを!」


(=ω=. )「ひよりんを怒らなくていいの? シン」ミノホドヲワキマエヨ
( ゚Д゚)「おま、俺をコミケに連れてっといて今更言うのか」グアァァァァ
(=ω=. )「あー、種ゾーンには未だにいっぱいあるもんねぇ。私のパソコンぶち壊してた頃が懐かしいよ」オヤジィィィィ

556:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 16:51:48 FiqNxrWR
>>555
ひより…自重しろw

確かにひよりの出番が今スレではないなー
前スレか前々スレではかなり出番があって、ベスト5にまで入ったのに…
つーか、今スレでのみゆきさんの快進撃が凄い

557:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 16:53:45 11H8VDYe
( ゜Д゜)「……(呆然)
(=ω=. )「やべ、やりすぎた」
ひより「どうしたんすか?」
(=ω=. )「ライブアライブ(オルステッド)、聖戦の系譜(シグルド)、西風の狂詩曲(シラノ)、バハムートドラグーン(ビュウ)をやらせてみた」
ひより「RPG不幸主人公四天王……っ!?」

558:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 17:02:32 ciYUi0OM
>>557
RPGではないがスパロボZのセツコを加えたら、戦隊ものができるなw

559:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 17:54:46 u7jjmau7
元ネタ知らんが、557見て噴いたwww

560:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 19:33:59 SWUI0bRn
>>558
結末が判明した途端に本スレが葬式状態になった主人公のことかー!
あとシンとの絡みが多いから専用のスレまで出来てる


ひなた「今年のスパロボ同人はセツコ×シンが主力」
ひかげ「それないと思う」

561:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 19:46:04 H4a6Xa3F
セツコは確かに不幸だが不幸主人公上位陣はもっといっぱいいるぜ
まぁそれでも四天王が断トツな気はするがw 寝とられが基本ステータスかよww

562:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 19:46:05 u7jjmau7
普通に応対する辺り、ひかげもしっかり毒されてるなw

563:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 19:51:15 11H8VDYe
カイム、フォウル、アーク、ペルソナ3とかどん底はまだまだいっぱいいるぜw

こなた「主人公(笑)トリオはまだマシだね」
シン「確かにそうだけどそもそもベクトルが違うような・・・」

564:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 21:20:29 Ats1gmC/
タカヤ兄さんとかマリンとかも忘れるな!


565:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 21:22:09 FiqNxrWR
不幸な主人公ってたくさんいるんだな…

566:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 21:30:34 3xvXs3sr
こなた「シン、明日のバイト変わって~」
シン「ちょっと待て、オレにも予定が」
こなた「じゃ、よろ~」
シン「人の話聞け!」

かがみ「なによ、ちゃんと持ってきなさいよ!」
シン「忘れてたもんは仕方ないだろ!?」
かがみ「開きなおんな!」
シン「ちょっと待て、暴力反―」

ななこ「ほらアスカ、これ今週までにしてこいよ」
シン「何でオレだけ?」
ななこ「補習分や♪」
シン「はぁー………」

シン「なんだよ、今日は………」
みゆき「そ、そんな日もありますから」
シン「ダメだ、イライラしてきた………」
みゆき「シンさん………そう言う時は保健室に行きましょう。皆さんもいますし」
シン「今は誰とも会いたくないんだけどな~」


ふゆき「あら、アスカ君いらっしゃい。」
あやの「今皆でお茶してるのよ」
シン「ふーんハーブティとクッキーか」
つかさ「ハーブティはゆきちゃんが持って来て、クッキーはゆたかちゃんが家庭科で焼いたんだよ」
みゆき「シンさん遠慮なさらないで下さい」
シン「まあ、せっかくだから頂くか」


ゆたか「柊先輩、今度お菓子の作り方教えて下さい」
つかさ「わたしなんかより、峰岸さんの方が上手だよ~」
あやの「そんな、料理だったら妹ちゃんの方が上手いわよ」
みゆき「でしたら、今度このメンバーで料理教室をしませんか?」
ゆたか「おもしろそ~是非やりましょうよ」
ふゆき「のどかですね~」
シン「いいんですか、保健室をこんな風に使って」
ふゆき「保健室は生徒のケアをするところですからね。いいんですよ
どうですか?気が晴れましたか?」
つかさ「―だったらシンちゃんに味見してもらおうよ、ねえシンちゃーん?」
シン「………はい」


空気を読むことなく。癒し系ヒロインズを集めて見た。後悔はしていない

567:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 21:37:35 u7jjmau7
GJ!すげえ、最強メンバーだ。物凄く癒されたぜw

568:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 21:58:11 Uz0IWKTm
>>552
エロゲでも最終的にルート決めるからまだマシ。
このスレのシンはつねに受身で相手が勝手に惚れてくれる。
まるでエロゲのアニメ化のようだ。

569:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 22:11:36 FiqNxrWR
>>568
なんという癒し系w
この空間なら心が洗われるな

570:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 22:14:52 +dlcY6PD
>>658
そのうち全員がクッキー焼いてきて誰を誉めるか悩むんですね

地獄だぞこりゃw

571:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 22:17:34 sAiZdWB2
これはまたロングパスだな

572:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 22:27:27 ciYUi0OM
これもある意味癒しのAAかな?

       _人人人人人人人人人人人人人人人_
      ''>   いやされていってね!!!   <
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
           /^\  
         /|  /ヽ `、       ,. -―-、, -z:ァ―rー―- 、
        / 丿/ ヽ∧ ム.     /::) (:)///  イ (7 (」 lヽ
      /' ̄  `、. _|_/  ヽ    ト―

573:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 22:33:43 ciYUi0OM
>>572
携帯じゃ文字数の限界を超えて書き込めない…orz

574:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 23:12:56 +dlcY6PD
>>573

携帯はAUでしょ?

575:satio
08/10/29 23:40:53 +xTRMxGi
こんばんわ。次から前回の続きを投下します。

576:satio
08/10/29 23:43:41 +xTRMxGi
 ○

 泉家から程近い橋の上。その中央付近まで走ると、ゆたかは息を切らしながら立ち止まった。
「はぁ、はぁ……」
 肩が激しく上下する。重い体を橋の手すりに委ねる。
「苦しい……」
 病弱な体が、急激な運動をした事に対する抗議の悲鳴を上げている。
 いや、苦しいのは体だけじゃない。

『ゆたか』

 シンの言葉がゆたかの頭をよぎる。しかし、シンはゆたかの名を呼んでいながら、ゆたかを見ていない。

『ゆたか』

 見ていない。

『ゆたか』

 見ていない。もしかしたら一生見てもらえないのかもしれない。
 ゆたかは自分の予想にぞっとして肩を抱き、怯えた。
 それは、恐怖以外の何者でも無かった。
 シンにとってこなたはこなた、かがみはかがみ、つかさはつかさだ。しかし、
「私だけ、マユちゃん……」
 それは別にゆたかでなくとも良いという事になる。要はマユの代わりになる人間なら誰でも……。
「そんなの嫌……」
 気付き始めてはいた。けど、そんな事は無いと頑張って否定し続けてきた。
 しかし、今日で確信させられた。シンにとってゆたかはゆたかではなく、
(やっぱり私は、マユちゃんでしかなかった……)
 いや、とっくに気付いていたのかもしれない。
 今までのやさしさも全部、自分ではなくマユに向けられたものだと。
 とっくに気付いていのかもしれない。
 だけど、そんなシンの優しさにゆたかは何度も心を高鳴らせた。シンを独り占めしているとの優越感に浸った事もあった。
「馬鹿みたい……。私、ホントに馬鹿みたい……」
 惨めだった。
 たんに知り合いとして付き合っていくならそのままでも良かった。
 たんに仲の良い同居人として、友達より少し上の存在として付き合っていくだけなら、ゆたかはマユとして捉えられても何も問題は無かった。
 けど……いつからか、そんなのは嫌だと思うようになった。
(好きだもん……。だって好きなんだもん……)
 自分は一番愛されている、それは確実だ。けど、一番愛されていない、それが現実だ。そしてそれは、

 一番不幸だった。

「……でも、よく考えたら当たり前だよね」
 ゆたかは自嘲気味に言った。
 自分はみなみやパティ、みゆきみたいに美人ではない、かがみや峰岸のようにしっかりしているわけでもなければ。つかさみたいに料理が上手いわけじゃない上に、こなたやひより、みさおみたいに人を楽しませる事もできない。
 ゆたかはそう思うと肩にズーンと重いものがのしかかった感覚に襲われた。
(私がシンお兄ちゃんに仲良くして貰えたのは……愛してもらえたのは死んだマユちゃんに重ねているから)
 だから、ゆたかは、気付いても気付かないフリをしてずっと我慢していた。
 それしかないから。
 何の魅力も無い自分が、シンに振り向いてもらうにはそれしか無いから、構ってもらえるにはそれしか無かったから、それを通してきた。
 しかし今日、ゆたかはそれを否定した。
 罵倒し、プレゼントを投げつけ、最悪な形で善意を振り払った。
 もう、シンは自分には優しくしてはくれないだろう。
「ごめんなさいマユちゃん……。私、会ったこともないのに、あなたの事嫌いになりそう……」
 大きな瞳を瞼で閉じる度に、涙がポロポロと零れ落ちた。しゃくりを上げると、息が白くなって宙に拡散した。
 ゆたかには、分かっていた。マユが何も悪くない事はゆたかは良く分かっていた。
 分かってはいるが、こうも考えてしまう。
 マユがいなければ、もしかしたら自分は一人の女として見てもらえたのかもしれない。と……。

577:satio
08/10/29 23:46:40 +xTRMxGi
「そんな訳無いのに。分かってるのに。……本当、私って馬鹿だな……」
 ならばせめて、本当に血がつながっていれば、その愛を感じながら幸せに過ごせたのだろうか?
(ううん、違う……)
 ゆたかは小さく頭を振った。
 血が繋がっていようがいまいが関係ない。どうであれ、ゆたかはシンが好きになっていたと思う。
 だから、この悲しみは、きっと嫉妬だ。
 マユばかりで自分を見てくれないシンへの苛立ちだ。
 自分の魅力不足をマユのせいにして、悲劇のヒロインを気取っているだけだ……。
「最低……。私、馬鹿で最低で惨めで……。救いようがない……」
 ゆたかは膝に顔を埋めた。
 一人の女として見て欲しいと思いつつ、妹としての居心地の良さに浸ってきた自分が、今更何を言っているのだろうか?
「帰りたく、ないな……」
 身勝手な自分に気付いてしまった。
 その上、妹の立場も捨てた。そんな自分がどの面下げてシンの前に立てばよいのか、ゆたかは分からなかった。
「帰りたく……ないな……」
 もう一度ポツリと呟いた。その時、
「それはダメだな」
 男の声がゆたかに聞こえた。ゆたかが急いで声の方に顔を向けると、橋の入口に男が一人立っていた。
「シ、シンお兄ちゃん!?」
「暗い時に外をうろついたら危ないっていつも言ってるだろ……」
 シンは少し怒ったような困ったような微妙な顔を浮かべながらこちらに近寄ってくる。
 反射的に、ゆたかはシンから逃げようと、反対方向に走り出そうとした。だが、
「!?」
 ゆたかの足がスッと地面から遠ざかった。
「えぇ!?」
「逃げないでくれ、ゆたか……」
 いつの間にか、シンは真後ろにいてゆたかを抱き上げていた。どうやら一瞬で五十メートルはあった距離を駆け抜けたらしい。
「は、離してよシンお兄ちゃん!」
 ゆたかはジタバタともがく。しかし、シンの腕はその小さな体をしっかり捕らえて離さない。
 それどころか、ゆたかは体を無理やり前向きにされ、シンと顔を合わす事になった。
 目線が合う。
 ゆたかはシンのその哀しげな視線から反射的に目を反らした。
「ゆたか。ごめんな……」
「あ、謝らないで……」
「ごめんな、ゆたか……」
「謝らないでよ!」
 思ったより以上に大きな声が出て、ゆたかはびっくりした。しかし、ゆたかもここに来てあふれ出る感情と言葉を止める事はできなかった。
「私、身勝手なの! だから。謝られる資格なんてな―」
「ゆたか」
 シンはゆたかのオデコに触れるようなキスをした。
(えっ……)
 ゆたかは、驚いた。驚いて驚いて、逆に冷静になったほどだった。
「シ、シンお兄ちゃん……」
「泣かないでくれゆたか……」
 シンは悲しげに言った。
「俺は、なんでゆたかがそんなに自分の事を悪く言うのかは分からない。けど……、それは俺の甘えが原因だって事は分かる」
「甘え?」
「……俺は、マユを愛していた。家族として俺はマユの事を本当に愛していた。だから、その愛する人を守れなかった俺は……」
 シンは言葉を止めた。そして何かを思い出し、なにか辛いものでも見せられたような、哀しい顔をした。
「守れなかった俺は、色んな感情に潰されそうだった。だから……だからゆたかをマユのように可愛がる事で、紛らわそうとしたんだと思う。だけど、それはお前の希望も、想いも、全てを無視したものになっていたんだな」
 そしてシンはゆたかを地面に降ろした。
 ゆたかは逃げなかった。
 シンはそれを確認して、気をつけ! をすると、そのまま頭を深々と下げた。
「嫌な役目、をやらせちゃったな。ごめん……」
「シン、お兄ちゃん……」
「でも、これだけは信じて欲しい。俺はここに来て幸せをくれた皆が好きだ、大切だ。だから俺はゆたかの事も好きだ」
 シンは、そう言って頭を上げ、ゆたかを真っ直ぐ見つめた。
 ゆたかはさっきみたいに、目を背けたりはしな無かった。
「俺はゆたかが大切なんだ。ゆたかを愛してるんだ。ゆたかが、ゆたかだから好きなんだ……。多分、見た目が全然違うのにマユと重ねたのも、ゆたかだったら、守りたいと思えたからだ……」
「シンお兄ちゃん……」

578:satio
08/10/29 23:50:32 +xTRMxGi
「でも、ゆたかがあまりにも優しいから、俺はゆたかに、マユまで求めた。お前の気持ちも考えずに……」
 そしてシンは、懐から何かを取り出して、控えめにゆたかに差し出した。
「ゆたか、これを……」
 それはリボンだった。レースのついた赤いリボン。
「……これは本当にお前のためだけのプレゼントだ」
「これは……」
 可愛いらしいリボンだった。
 これはどう見てもマユが付ける類のものではないと分かる。写真で見たマユより、もっと幼い子用のリボン。
「お金が無かったから安物だけど。ゆたかのためだけに……。ゆたかなら似合うと思って買ってきた……受け取ってくれないか?」
「私の、ために……?」
 ゆたかは、繊細なガラス細工にふれるように、おそるおそるリボンを受け取った。
 赤いレースのついた可愛らしいリボン。だが、それだけに自分には、良く似合いそうなリボンだった。
「……嬉しい」
 瞳が滲んだ。涙が溢れた。その涙は先ほどまで流していた涙とは種類が違う涙だった。
 だって、さっきまで泣いていた時はあんなに冷たかった心が、今はこんなに暖かいのだから。
「大事にするね……」
 そして、ゆたかは微笑みながらリボンを胸に抱いた。
 その光景を見たシンは、最初は嬉しそうに笑ったが、すぐに真剣な表情になった。
「ゆたか。ごめんな。これからはちゃんと、俺はお前を……」
「無理しなくていいよ」
 ゆたかはシンの言おうとする事を理解して、それを許容した。
「えっ……」
「無理しなくていいよシンお兄ちゃん。ちゃんと小早川ゆたかとして見てくれるなら。妹でも誰でもいい。たまにだったら私にマユちゃんを重ねたって構わない」
 そして、ゆたかはシンの手に自分の手を伸ばして、きゅ、っと握った。
「だって、シンお兄ちゃん。私が好きだって……。ゆたかが好きだって言ってくれたから……。それが分かっただけで。私は安心できるから。だから……」
「ゆたか……。ありがとう」
 シンはそのゆたかの手を両手で握り返して目を閉じた。まるで、なにかに祈るように、感謝するように……。
 そして、そんな愛しい男性を見て、ゆたかは小さな決心を固めた。
(いつかそこから……。妹から昇格するように頑張るから……)
 クシュン!
 ゆたかから小さなくしゃみの音が響く。
 続けて、そらから白い雪がパラパラと舞い降りてきた。
「あっ、雪……」
 寒い、寒いとは思っていたが、ついに振り出したようだ。
「さぁゆたか、風邪を引くといけない。帰ろうか。俺達の家に」
「……うん」
 そして二人は手を繋いで歩きだす。もう、いつかみたいに、虚しさは感じなかった。
「シンお兄ちゃん」
「ん?」
「メリークリスマス」
「ああ、メリークリスマス。ゆたか……」
 雪は、朝になったら積もりそうなぐらい降っていて寒かった。けど、
 なぜかゆたかは寒いと思わなかった。
 
 つづく。
 長文駄文失礼。

579:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 23:53:50 lziQfur7
リアルタイムで読ませてもらったぜGJ!!
というか終わりじゃないのか・・・まだシンが何かやらかす気か?www

580:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 23:56:23 3jIjJH4M
つかさ「グーンください」
店員「どうぞ」つ(ジオグーン)
つかさ「ひょえー」

581:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/29 23:58:55 11H8VDYe
GJ! ゆーちゃんはまったく悪くないのに、やさしいなぁ
しかしまたKYが何かやらかしそうな予感がプンプンとww

582:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:01:47 ciYUi0OM
>>574
いや、俺はドコモ。機種が古いから文字数制限がキツい…

>>579
GJ!続きが気になるぜw

583:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:09:03 xlwC3QE1
satio氏GJ!!ゆーちゃんの優しさに自分が泣いた

584:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:19:32 DgKBYKiR
つかさ、グーンとジオグーンを見分けられるようになって(泣)


585:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:40:38 oULZlqYK
シンをエロゲの主人公でもなんでもしてくれるのは勝手にしろって感じなんだが


らき☆すたはエロゲじゃないんだよ クソ種厨が


娼婦扱いにしやがって・・・氏ねじゃなくて死ね

586:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:45:42 xvJoc8U/
グーンとジオグーンの見分け方って色か?

587:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:57:46 HYuSTYIr
>>586
爪があるかないか

588:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 00:59:53 xlwC3QE1
つかさ「グーンもジオグーンもあるけど…スーパーグーンは?」

589:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 01:21:40 Nmkmvkut












シン厨アンチスレ荒らすな










 

590:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 06:31:57 4U3yjfUN
PGにデスティニーガンダムが出ないのは人気がないから?

591:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 07:48:15 uDDvYouk
>>582
じゃあドコモは長いSSは細かく区切らないいけないのか


なんかスレチごめん

592:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 07:56:23 hBSpfCXz
携帯使うと自演でスレ住人が大勢いるように見せられるからいいよね
でもAA貼る時ぐらいはPC使ったほうがいいよ

コピペも大変だしね

593:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 09:23:57 g0JGC1uz
>>592
毎晩真夜中の粘着ピンポンダッシュの手口自己紹介乙、あーキモキモ

594:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 10:51:59 2onufFp/
こなた「あれみゆきさん、眼鏡は?」
みゆき「今日の朝割ってしまって、すみませんが皆さんのノートを措かし願えませんか?」
シン「みゆきには普段世話になってるから、それくらいお安い御用だ」

こなたのノート
みゆき「(字が個性的すぎて私では分かりません………)」

つかさのノート
みゆき「(丁寧過ぎて最後までかかれていませんね…つかささんファイトです)」

シンのノート
みゆき「(お願いします!…白紙!?……シンさんはどうやって勉強しているのでしょう?………)」


かがみ「はいノート。ったくあいつら本当に使えないわね」
みゆき「あの~このことは皆さんにご内密に、せっかくのご好意を………」

595:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 11:26:16 pOg8i2j5
なぜシンは白紙なんだwww wwww

596:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 11:35:45 e19BxTTC
どこが「お安い御用だ」だwww

597:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 11:59:35 xvJoc8U/
>>594
白紙www授業は真面目に受けろよwww

598:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 12:04:48 2ASbIs/T
きっと特殊なペンで書いてるんだよ。

普通には見えないみたいな

599:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 12:28:44 fQHkFwIL
>>594
シン「あれ?」
こなた「どったの?」
シン「みゆきさんに貸したはずのノートがある」
こなた「もしかして…みゆきさんに貸したノートって朝買った新品のやつじゃ?」
シン「…………あっ!!!!」



ってヴィジョンが見えた

600:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 13:22:53 /fJ2tDWg
>>590
PG、1/100はそんなに売れないから

601:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 13:40:47 eGF0bJmW
>>594
1、この授業ノートは日本史、世界史のノートだった
2、物理や数学でZAFTで一度やったものだった
3、ついに書いた文字までがミラコロ化した

どれだろうw

602:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 16:07:43 5uLQUzzL
>>594
お笑いセンス無さ杉

603:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 17:35:51 3AYYr70v
今時「無さ杉」とか使う奴がセンス云々ってwww

604:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 17:37:20 ZnhVg7b0
>>602
情熱と愛があるからおk。

605:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 17:50:48 NHNlV9ci
ここは糞寒いネタに無理矢理GJ言うスレです

606:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 17:54:19 5uLQUzzL
>>605
レッドカーペットより酷いな

>>604
なるほど納得した

607:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 19:02:46 3AYYr70v
バレバレなのに複数を気取りたがっていちいち切り替える奴の
暗い情熱ってホントに気持ち悪いね。

608:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 19:19:33 VxmnDfDM
ここ最近どうもシン関連のスレが荒らされてるみたいだな
いちいち反応してやるなよ
疲れるだけだぞ、ほんと

609:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 19:37:38 5uLQUzzL
いやあしかし>>594のスベり具合は相当なもんだろ

610:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 20:01:18 2onufFp/
>>599
しまった!その可能性は考えてなかったwww
>>601見て改めて考えたんだが、シンってなんの教科ならノート取ってるんだろ?

英語……元々母国語なためノート必要なし
理数系……ZAFTで習ったから必要なし
歴史系……寝てる

…残ったのは………国語?


611:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 20:04:35 Jf5A+qOo
>>606
レッドカーペットワロタ闇雲にマンセーしてるだけだなwwww

612:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 21:05:21 vjwVORee
基本全部寝てるかもね
ただザフト時代にノート取らなくて大失敗してるがw

黒井先生の鉄拳制裁クルー?

613:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 21:06:39 KNHUS5y5
シン「文系科目もいざとなればかがみやみゆきに頼ればいいしなぁ」
こなた「くそッ!こうなれば心を入れ替えてガリ勉優等生へとジョブチェンジするしか!」
つかさ「無理だよこなちゃん!私達には分不相応だよ、そーゆーのは想いだけでも力だけでも無理なんだよ!」

ななこ「ふはははは。アスカの成績が悪けりゃあ補習を設けて思う存分マンツーマンのレッスンが出来るってもんやで」
ひかる「くっ…奴は理数系は完璧だからな。生徒としては優秀極まりないから悪くも言えん」
ふゆき「少しぐらいは無理して怪我とかして欲しい…なんて、言えませんよね…」

614:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 21:14:17 eGF0bJmW
( ゚Д゚)「……zzz」
(=ω=. )「この野郎……」
黒井「そぉい!」
( ゚Д゚)「ゴフッ 痛ってぇ!?」
(=ω=. )「え? シンが寝込みを襲われた!?」
( ゚Д゚)「な、気配感じなかったぞ今!」
黒井「教師の拳やからな。ノートを……ってちゃんと取ってるやないか」
( ゚Д゚)「五秒おきに寝てますから取ってありますよ」
(=ω=. )「あ、それ私も得意。九割寝てるけどノートだけは取るんだよね」
黒井「わかるでその気持ち。大学でもそんなんやった」
( ゚Д゚)「……(俺殴られ損?)」

615:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 21:31:39 vjwVORee
話は聞くが右から左
ノートは取るが理解しない
ノートを取りつつ話を聞かないことを極める


学生ってこんなもんだしなw

616:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 22:10:52 DgKBYKiR
殺気やのうて愛が籠った拳やからな、わかるで



ななこ「送信…あれっ?書込めん!?えい…えい、ようやくや~」

617:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 23:31:37 VqX/Z76y
>>616
黒井先生アンタなにやってんですかww

618:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 00:46:48 H1hLhR6m
お前らが勝手に付け加えた妄想設定を無駄に分析・・・
あほかこいつら・・・

619:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 01:03:26 MDywFoAc
勉強しないから本編でも負け犬なんですね。分かります

620:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 04:02:40 acbiqSce








シン厨アンチスレ荒らすな










 

621:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 08:51:17 N8YTDpe7
なんとなくすれ違う二人を書いてみた

シン「なぁ、かがみ」
かがみ「何よ?」
シン「お前今好きな人いるか?」
かがみ「え…い、いるわけないでしょ!」
シン「……そっか」
かがみ「そういうアンタはどうなのよ?好きな人いるの?」
シン「俺はいるけどな」
かがみ「え…誰よ、教えなさいよ?」
シン「嫌だね……そうだな、かがみに好きな人が出来たら教えてやるよ」
かがみ「……そ、そんなのすぐに出来るわけないじゃない!もういいわ!」
シン「おい、かがみ!」
かがみ(シンに好きな人がいたからってあんな態度とっちゃった……もう最悪)
シン(かがみが俺に気があるんじゃないかと思って探りを入れたらこれか……何やってんだ、俺は)
シンかが(こんなんじゃ一生付き合えない……)


622:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 09:45:35 Jdd7Io48
朝っぱらからニヤニヤさせるんじゃない!

告白する時はこのダブルツンデレは喧嘩しながらしそうだなwww

623:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 11:06:30 +4Ybrf7P
>>622
こんな感じ?


かがみ「あーもううるさいわね!好きな子いるなら私なんかにかまってないでとっととその子のとこにでも行ってきなさいよ!」
シン「このわからず屋が!だからかまってるんだろうが!」
かがみ「な……なにどさくさと勢いで変な事いってんねよ!」
シン「言わせたのはどっちだよ!そういうアンタはどうなんだよ!」
かがみ「私だってあんが好きにきまってをじゃない!悪かったわね!」



=ω=.「このだぶるつんでれは昼休みの教室で何やってるんだい?」
(○ワ○)「…………。」
・ω・「どんだけー……」

624:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 11:34:42 FS93jxs4
ドサクサ紛れに何言ってんだw あと、つかさの顔文字で和むw

625:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 14:58:25 +ScKF4fm
つっまんねー

626:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 15:10:05 Jdd7Io48
>>623
GJ!!何やってんだこのカップルはww
俺の寝言体現化サンクス!
昼休みに周りでそんなことされたら、こなたたちみたいになるなw


627:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 15:28:59 tEbKi27f
>>621
すれ違いすぎwww

>>623
いいな、つかさの顔文字w

628:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 18:13:20 nuoAB05I
>>623
桜藤祭ですね、わかります

629:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 19:15:32 hxlejknO
今日はハロウィンだから、かがみが張り切りそうだw

630:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 22:15:26 EKZAZD3F
                 _      ‘ー’   (⌒)
.        ,-、       //⌒   /     (こ○こ)
       てOう      〈.::.{  __, ベ.ー-<   ‘ーヘ_ノ
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          ∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V }  
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          /.::.\ ヽ::|   ∨{  / |.:/ .xく
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        /.::./.::./.::.::.: _}   |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
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         V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ  /  ∧ }| :.::.:: l.::.|

631:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 22:23:27 +fLQT6n8
                 _      ‘ー’   (⌒)
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       てOう      〈.::.{  __, ベ.ー-<   ‘ーヘ_ノ
       ‘ー’      ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、
              / :.::.::.::.::.::.::.::j.::.::.::.:: く ̄
          {ヽ   ,'.:/.::.::⌒/|.::.::ハ⌒.::.::.:ヽ ハ
          ∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V }  
.          / / ∨イ.::/≡≡l/  ≡= ハ.:.|ヽ「∨キモいハーレム妄想癖のある
            ヽ_{     |.:ハ:::::: 、_,、_, ::・{:.? ∨  シンヲタはこの世からいなくな~れ
             \.  |ヘ.::.:l、 _(_ ノ_ イ.::|  /
          /.::.\ ヽ::|   ∨{  / |.:/ .xく
          /:/.::./\ ヾ\ 「] /| ノ'/.::.::l
        /.::./.::./.::.::.: _}   |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
          l_;斗-く :.::.::. 〈 j   >ω<.| :.::.:: l.::.|
         V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ  /  ∧ }| :.::.:: l.::.|


632:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/31 22:36:32 6IbzG6Nb
ハロウィンネタ

こなた「やあシン。帰るの遅かったね。」
シン「・・こなた。そのカボチャはなんだ?どうぶつの森か?」
こなた「ふふふ・・ねー少年。今日何の日かわかるかい。」
シン「今日って31日だよな。なんかあるのか?」
こなた「今日はハロウィンだよ。」
シン「ハロウィン・・あの仮装してTrick or treat?ってやつか。」
こなた「そうだよ。今日みんなよんでハロウィンパーティーするからね。」
シン「唐突だな・・でも俺仮装道具持ってないぞ」
こなた「ふふふ・・このこなた様にぬかりはないぜ。」
シン「なんだその怪しげな笑みは・・まさかコス喫茶のじゃ。」
こなた「いんやー。今日はこれを着てもらうよ。」
シン「まて!それはどうみてもリュウタロスだ。まさかそれを着て・・」
こなた「答えは聞いてない♪」
シン「ちょ、待て!」

しばらくお待ちください

シン(リュウタロス)「(泣)」
こなた「うん、似合ってるよ。さすが中の人が同じなだけある。」
シン「どうみてもハロウィン関係ないし・・」
こなた「まあまあ、さらば電王公開記念ということで。・・では早速。Trick or treat?シン」
シン「え?」
こなた「だからTrick or treat?だって」
シン「そういわれてもな・・俺お菓子なんてもってな」
こなた「じゃあトリックだね♪」
だきっ。
シン「ちょ、なにをする!////」
こなた「だってお菓子持ってないんでしょ?だからトリックだよ。」
シン「顔を擦り寄せるなぁぁ!つかカボチャ痛い!でかい!」
ガチャ
ゆたか(狼コス)「お姉ちゃんお兄ちゃん準備は・・」
シン「ゆ、ゆたか!助け」
こなた「あーゆーちゃん。」
ゆたか「な、何してるの?」
こなた「んートリックだよ。シンお菓子持ってないらしいんだよね、これが」
シン「ゆたか!そういうわけだからお菓子あったらすこし分けてく」
ゆたか「お兄ちゃん!」
シン「は、はい」
ゆたか「・・Trick or treat?」
シン「・・・・」


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