08/09/07 20:37:55 7NEL89pH
投下します。死亡&鬱・悲劇ありにつき注意
「かがみ。」
返事がない。ただの屍・・なわけはない。本を読み耽っているだけだ。
「かがみ。」
「ん~何?」
目は手にした本ににくぎづけのまま。気のない返事だ。
つかお前、何読んでるの?って、デュアル文庫の種死かよ。とはつっこまずに
「柊かがみさんっ!」
ビクッと体を震わせ、こちらをむくかがみ。いきなりフルネームで呼ばれて驚いたのだろうか。かわいいやつめ。
「な、なによシン・・」
「俺と、結婚してくれないか?」
「ああ結婚・・って、ええええ?!け、結婚?!」
顔を真っ赤にして叫ぶかがみ。そこまで驚かなくても・・
「だっだめよ!あたしたちまだ高校生よ?!気がはやいわよ!」
真っ赤になったまま、必死で首を横に振る。
「誰も今とは・・いつか俺が自分で金稼げるようになって、こなたの家に居候しなくてもよくなったら・・」
かがみは相変わらずの真っ赤な顔でこっちを見つめている。
「ダメ、か?」
「い、いやいやいや・・」
全力で首を横に振るかがみ。ああもう、どうなんだよ?
「い、いいに決まってるじゃない!そうよ!結婚したげるわよ!か、勘違いしないでよね!
あんたみたいならき☆すけあたしが結婚してあげなきゃ生涯独身確実だし、かわいそうだなーって思っただけなんだから!」
「・・ありがとう、かがみ。」
「なんでお礼なんか言うのよ?!」