08/09/12 22:37:55 OyZUDj5t
みなみの誕生日プレゼントのため(表向きは)にデートの盗撮をしているこなた達は、
途中から呼んだかがみ達を巻き込みながら、映画館に入るシンとみなみの様子を物陰から見つめていた。どうやら今話題になっている恋愛映画を見るらしい2人の姿を眺めながら、かがみが意外そうな顔をする。
「へぇ~あいつにしては、案外まともな映画を選択したじゃない」
「お姉ちゃん、その言い方はちょっとひどいんじゃ…?」
「そりゃ、付き合い始めて半年になるっスからね。デートのお決まりみたいなのはさすがのシン先輩も覚えるっスよ」
2人が完全にスクリーンのあるホールに入ったのを確認してから、映画館の入り口に集まるストーカーメンバー。
「私達はどうしよう?同じ映画を見るの?」
「う~ん、それはさすがに……」
いくら広い映画館とはいえ、知り合いが7人も団体になって入って来たら気付いてしまうだろう。
「それじゃ、15分ぐらい早く終わる映画が隣のホールで上映するから、それでも見よっか」
「Ohこなた、ナイスネ!」
「待て待て」
隣で上映しているポスターを指差しながら提案するこなたにかがみが右手を突き出す。
「別にそれでもいいけど、下手したら見失っちゃうわよ?」
「そうですね。映画を観終わった人と次の映画を観る人が入れ替わりになりますから、その中からシンさん達を見つけるのは至難の業かと」
かがみの意見に同意するみゆき。しかしこなたはニヤッっと笑い、
「あぁ、大丈夫。その心配はないよ」
と、親指を立てながら答えた。
「どうして、そう言い切れるのよ」
「この後、2人が向かうところ全部分かってるから」
「……はっ?」
言葉の意味が分からず呆然とするかがみを尻目に、こなたは手元から手帳のようなものを取り出すと、そこに書かれている内容を読み始めた。
「本日、1100(イチイチマルマル)に公園で待ち合わせ。軽く食事を取ったら1230から1500まで映画鑑賞。映画を見終わったら1520前後に喫茶店へ。
談笑した後、1630にみなみちゃんの家の夕食の買出しに行き、シンはその荷物もち。最後に荷物もちのお礼を兼ねて、みなみちゃんがシンをディナーにご招待……っていうのが、今日の2人のデートコースだよ」
まるで何かのSF戦闘ものアニメで使われている作戦スケジュールのように他人のデートの予定を事細かに説明するこなた。
「ちょっと待て、なんでそんな細かい予定まで知ってるのよ!?」
「尾行しようっていうんだから、これぐらいの情報掴んでるのが常識だって」
「どこの世界の常識だ!!!」
映画館のフロントにかがみのツッコミが響き渡った。
256:みなシン
08/09/12 22:40:11 OyZUDj5t
「到着~ここがシン達が来る喫茶店だよ~」
映画を早々に見終わったこなた達は、シン達より一足早く次の目的地に到着していた。
「えっと…でざーとたいがー?」
店の前にある看板を読みながらゆたかが首を傾げる。
「『Desert Tiger』ニホンゴでいうと『サバクのトラ』デス」
「変わった名前の喫茶店ですね」
「たしかに……本当にこんな店に来るの?」
「大丈夫大丈夫。ささ、早く入ろう」
こなたに押されながら店に入るメンバー。その中には、広すぎず狭すぎない落ち着いた雰囲気の漂う装飾がなされた店内が広がっていた。
奇抜な店名とは裏腹な店の様子に少し驚くかがみ達。
「いらっしゃい」
すると、店の奥からこの店の店主(マスター)らしい男性が顔を出す。
「こんちはー」
「おっ久しぶりだねぇ泉君。頼まれたとおり、席の用意は出来てるよ」
「さっすがマスター!この後もよろしくお願いします」
「はっはっは、任せたまえ」
にこやかに会話をするこなたとマスターの様子を見たかがみは小声でこなたに尋ねた。
「あんた随分と親しそうに話してたけど、知り合いなの?」
「実は私とシンってこの店の常連さんなんだよ。まぁ私はどちらかというと付き添いなんだけど、シンがこのお店のコーヒーを随分気に入っててね」
「あいつが?」
「ほら、シンって意外とコーヒー好きじゃん?」
「あぁ、そういえば学校でもよく缶コーヒーを飲んでたっけ」
「シンが言うにはここのコーヒーって他の店と味が全然違うらしくてね、バイトまでの時間つぶしによくここに入ってたわけ。まぁ、最近は私よりみなみちゃんと一緒に行ってるらしいけどね~」
「へぇ」
そしてこなた達が、マスターに特別に用意してもらった店の一番奥、ほかの客からは丁度死角になる席に待機してから数分後…
「来たっスよ、みなさん」
ひよりの言葉に、マスターのサービスで頂いた『ケバフのヨーグルトソースかけ』にパクついていたメンバーが一斉に入り口に注目する。
『こんにちは~』
『こんにちは…』
すると丁度、シン達が店に入ってきたところだった。
『いらっしゃい。今日はデートかい?少年』
『まぁ、そんなところです』
『おっ、言うようになったねぇ。お嬢さんもやっと手を繋ぐのになれたのかい?』
『そ、そんな…』
マスターの言葉に顔を赤らめるみなみ。しかし、しっかりと繋がれたみなみの左手はシンの右手から離れることはなかった。
257:みなシン
08/09/12 22:42:26 OyZUDj5t
「なんか…ムカツクわね」
先ほどまではいきなり尾行に巻き込まれたゴタゴタなどであまり気にならなかったが、落ち着いてから2人のラブラブぶりを眺めていると、何かこう腹が立ってくるのをかがみは感じていた。一人身の嫉妬という奴だろうか?
「そう?私はフツーに萌えるけどね」
「私も同感っス」
「オナジクネ」
そう答えたオタク達は、それぞれカメラやノートを片手に2人の様子を観察している。
『ブラックコーヒーにオレンジジュース、このケーキは俺からのサービスだ』
『いいんですか?』
『ああ、彼女の計画に加担している罪ほろbゴホンゴホン!!』
『?』
『いや、もうすぐお嬢さんの誕生日なんだろう?だからこれは、僕からのプレゼントさ』
『あ、ありがとうございます』
お礼を言うシンとみなみに、マスターは右手を上げて答えながら店の奥に戻っていった。
『へぇ、意外と美味しそうだな』
『シンさんも食べますか?』
『ああ、一口貰えるか?』
『どうぞ』
みなみがフォークで刺した一口大のケーキをシンの口元に持っていく。
『ありがと』
シンはそれを自然な形で口の中に運ぶ。
『うん。うまい』
『良かったです』
そしてお互いに微笑みあう2人。どうやら今、自分達がした行為が所謂カップル定番の『はい、あ~ん』と同じ行為だということに気付いていないらしい。
「……む、ムカツクわね……!」
先程よりも、怒気の含んだ声で呟くかがみ。一人身からすれば、2人が発生させているピンク色の空気はかなり癇に障る。
しかし、同じ一人身であるはずのオタク3人衆はというと…
「ふぉぉおぉぉお、キタキタキタ――!!」(これでも小声)
「ナイス萌えデスヨ――!!!」(一応、小声)
「決まりっス!!次回作のモデルは2人に決定っス!!!!」(小声…のつもり)
先ほどよりもすごい勢いで、カメラのシャッターを押したりノートにデッサンをしたりして楽しんでいた。
特にひよりの目には、なにか鬼気迫るものさえ感じる。
その様子を見たかがみは、ため息をつきながら隣にいるみゆき達に尋ねる。
「どうして私たちって、あいつ(シン)以外の男と縁がないのかしらね?」
「「「え、えっと……」」」
もちろん、かがみが望んだ答えは得られなかった。
258:みなシン
08/09/12 22:44:48 OyZUDj5t
喫茶店Desert Tigerを後にしたシンとみなみは、みなみの家の近くにあるスーパーに買い物に来ていた。
『これで全部そろったか?』
『はい、今日必要な分はこれで全部です』
『よし、それじゃあ俺が持ってくよ』
そう言ってそれなりの量の食材が入った袋を軽々と運ぶシン。
『すみません。荷物を持ってもらって』
『いいって。夕飯ご馳走になるんだから、これぐらい当然さ』
『でも……』
『女の子に重い荷物を持たせる訳にもいかないだろ?まぁ、これが「か・が・み」とかなら話は別だけどな』
申し訳なさそうに謝るみなみに、シンは笑いながら答えた。
「こうして買い物してるところ見てると、2人とも新婚さんみたいですよね~」
「そうですね。お似合いだと思います」
買い物をする2人を見て、このような感想を持つゆたかとそれに賛同するみゆき。
その隣では…
「駄目っス、柊先輩。落ち着くっス!」
「Be Cool、Be Cool、デスヨ!」
「今出て行ったら、見つかっちゃうよ~」
「離して!あいつには聞かなきゃならないことが山ほどあるの!!どういう意味か釈明しろー!!!」
今にもシンに飛び掛ろうとしているかがみをつかさ、ひより、パティが必死に押さえるという状況が繰り広げられていた。
「さてと、いよいよ正念場だね」
「ハァハァ……正念場って、もう終わりじゃないの?」
こなたの口からで出た予想外の言葉にようやく落ち着いたかがみは首を傾げた。買い物も終わったし、後はみなみの家に2人が入っていくのを見届けて終了のはずだ。他のメンバー達も同じような顔をしている。
しかし、こなたはちっちっちっ…と首を振ると
「違うな、間違っているぞ!かがみん」
と答えた。
「間違ってるって、何がよ?」
「いいかい?デート中だというのにシン達はまだ一回もキスをしていない。そして家に入ってしまうとそこにはみなみちゃんのお母さんが待っている。
いくらシンがフラグメイカーのラッキースケベでも、彼女のお母さんの前でイチャイチャすることは不可能だ…それがどういうことかというと」
「「ま、まさかっ!」」
こなたの説明にひよりとパティが何かに気付いたかのように声を上げる。
「そう!!つまり、家に入る前に、2人がキスする可能性が高いということなのさー!!!」
「「な、なんだってーーー!!!」」
ドカーンッ!!!という擬音が聞こえてきそうな勢いで宣言するこなた。
「それは盲点だったっス。さすが泉先輩!」
「ワタシたちとはみているセカイがちがいますネ!!」
そんなこなたに、ひよりとパティは惜しみない拍手と賞賛を送る。
「いやぁ、それほどでも…」
「ちょっと待て!!あんた達まさか2人のキスシーンまで撮影する気!?」
「当然じゃん。それじゃぁ、出発~!!」
「「おお~!!」」
259:みなシン
08/09/12 22:47:02 OyZUDj5t
「あの、シンさん…」
「分かってるよ、みなみ」
数十分後。こなたの予想通り、シンとみなみはみなみの家の前で立ち止まり、お互いを見詰め合っていた。
「ホントにこなたの言ったとおりデスネ」
「ふっふっふっ、私の目に狂いはないのだよ」
「何処までも着いていくっスよ、泉先輩」
その様子を、キスシーンをベストショットで撮影するため、かなりの至近距離まで近づいたこなた、ひより、パティの3人。ちなみに、残りのメンバーは安全のため別行動を取っている。
「今日見た映画にもこんなシーンがあったな」
「そういえば……そうですね」
「映画では男のほうがおねだりしてたけどな?」
「シ、シンさん!」
「あははは、冗談だよ」
赤くなってしまったみなみの肩にシンが手を置く。
するとみなみも顔を上げゆっくりと瞳を閉じた。
「うわぁ~、先輩もみなみちゃんも大胆!」
「静かに…!」
デジタルカメラの液晶を覗き込んだこなたが小さく叫ぶ。
「…………」
少しずつ近づいていく2人の顔。
「………ゴクリッ」
その様子を固唾を飲んで見守るオタク共。
唇が重なるまで後3cm……2cm……1cm……
そして…!!
「おわっ!!」
「ええっ!?」
「キャッ!!」
ドシーーーン!!!
2人がキスをする瞬間、興奮して身を乗り出しすぎてしまったこなた達が倒れこみながらシン達の前に姿を現してしまった。
「えっ?」
「なっ、何だー!?」
いきなり現れたこなた達に驚き、慌てて体を離すシンとみなみ。
260:避難所から代理投下です
08/09/12 23:35:27 C/uJLbJr
794 :みなシン:2008/09/12(金) 23:17:27 ID:PPpAA2f.
「………こ、こなた?」
「ひよりさんに……パティさん?」
「や、やぁシン」
「こ、ここ、こんにちは…みなみ…ちゃん」
「ぐ、グウゼンデスネ」
「…………」
「…………」
気まずい沈黙。
その中でこなたは必死にこの場を乗り切る方法を探す。
(まずい、まずいよ~これ)
今自分たちは、手にそれぞれカメラやらノートやらをご丁寧に持っている。それを見たシン達が状況を把握するのにそれほど時間は掛からないだろう。それまでに何とか誤魔化さなければ…!!
何かいい方法はないかと辺りを見渡すこなた。
『さぁ……早く早く』
『で、でも…』
『あの3人なら大丈夫だから』
そして視線の端に映ったのは、道路向かいにあるみゆきの家の中に逃げ込んでいく他のメンバーの姿だった。
(ちょ、かがみん!?助けて!!)
こなたの視線に気付いたのか、みゆきの家の入り口の前で振り向いたかがみはゆっくりと口を動かす。
『お・だ・い・じ・に』
声は聞こえなかったが確かにそう呟いているようにこなたには見えた。
そのまま閉じられていく高良家の扉…
(そ、そんな…かがみん、私を……ワタシを裏切ったなーーーーーーーっ!!??)
そもそもかがみ達は無理やりつき合わされていただけなので裏切るも何もあったものではないのだが、そう心の中で叫ばずにはいられなかった。
「それで……お前達はいったい何をやっているのかな?」
そして目の前には、種割れした状態で自分たちを見下ろすシンの姿
「…………」
その後ろに、顔を真っ赤にして隠れているみなみも居ることから、2人が状況をすべて把握してしまったのであろう事は容易に想像できた。
「え、えっと、ちょっとみんなで買い物を…ね?」
「そ、そうッス!!私たちは買い物の帰りッスよ!……ね、パティ?」
「Y、YES!たまたまデスヨ…」
もはや無駄だと分かっていても、最後の悪あがきをするこなた達。
「なるほど……反省の色は無し、か…」
そんな3人に対して、指をゴキゴキ鳴らしたシンはニヤリと笑う。
「倒してもいいよね?」
「「「い、いや……ごめんなs」」」
「答えは聞いてねぇぇぇぇぇ!!!!」
「「「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」」」
夕陽が沈む高級住宅街に、オタク達の断末魔の叫びが木霊した。
後日、みなみの誕生会にこの日撮影されたデートの様子を編集したものを流され、真っ赤になって卒倒寸前になるみなみと、同じく真っ赤になってこなた達を追いかけるシンの姿があったのだが、残念ながら詳細は不明である。
261:避難所から代理投下です
08/09/12 23:36:30 C/uJLbJr
795 名前:みなシン 投稿日: 2008/09/12(金) 23:19:53 ID:PPpAA2f.
以上です。
まさか、ネットカフェのPCだと避難所に投下できないとは思いもせず、慌てて家に戻って来て投下しました。
本スレの流れを止めてしまい、マコトに申し訳ありませんでした。
262:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/12 23:53:59 3sQNBr6t
なんというみなみSSラッシュw
みんなまとめてGJです
263:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/12 23:58:23 l8qx/yWi
みなシン氏GJ、超GJ! そしてこなた達何やってんだよwww
……後でその動画くだs(アレ、カラダガ……
264:避難所から代理投下
08/09/13 00:36:18 2BUgkA+T
俺がパティに告白された日から二日後。
結局あの時は何て言ったらいいのか分からずに、保留になってしまった。
786 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:42:11 ID:oHQHpjPI
昨日丸一日悩んだけど、結局まだ答えは出てこない。
パティの思いにどう返答すりゃいいのか、その答えが。
向こう、C.E.でもルナマリアと似たような事にはなったけど、あれは戦争中で、しかもいろんな事があり過ぎた所為だと、今では思ってる。
こんな風に平時に女の子から告白を受けるなんて想像もしてなかったから、未だに答えを出せずにいる。
…俺は、どう答えりゃ良いんだ?
シン「はぁー……」
俺は深いため息を吐き出した。
昨日今日は休日だからまだいいが、この分だと明日になっても状況は変わらないだろう。
俺自身はパティの事が好きなのか、頷いてしまって後悔はしないか、いろんな疑問が頭をよぎり、そして一つも答えは出ない。
俺は…どうすりゃいい?
トントン
ベッドに寝転がっていると、自室のドアがノックされる。
俺が返事をすると、一気に扉が開く。
「おじゃま~」
シン「こなたか。何だ?」
そこにいたのは、現在俺が居候中の家の住人、泉こなた。
こなた「シンの様子が気になっちゃってさ。何となく来ちゃった」
シン「なんでもない。ちょっくら考え事してるだけだ」
こなた「ただの考え事にしては随分長いんじゃない?昨日帰って来てからずっとじゃん」
シン「それは…」
こなた「もし良ければ、私が相談に乗るよ」
イスに座り、いつもの様にゆるい笑顔を向けてくるこなた。
本来なら、人に相談を持ちかけるような事柄じゃない。それは分かってる。
でも、このまま自分一人じゃ解決しないのもまた事実。
しばしの逡巡の後、俺は意を決して話始めた。
シン「…実は一昨日、パティんトコに行った時に、告白されたんだ。好きだ、ってさ」
こなた「えっ…。…そ、そうなんだ。それで?」
シン「それで、その時決断することが出来なくって、返答は待ってもらってるんだけど、…どう答えたらいいか、分からないんだ」
こなた「…シンはパティの事は、どう思ってるの?女の子として」
シン「…多分、俺も好きなんだ、と思う。いつからか無意識に、目で追ってた気もするし」
こなた「じゃあ何でOKしないのさ?」
シン「自信が、持てないんだ。この気持ちが正しいのか。心から好きでいるのか。それが、よく分からない」
こなた「ふーん…。あのさシン、本当にそれだけ?」
シン「へ?」
265:避難所から代理投下
08/09/13 00:38:38 2BUgkA+T
787 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:43:33 ID:oHQHpjPI
こなたの言葉に、俺は思わず間抜けな声を上げた。
思いがけない言葉にこなたを凝視する俺。
こなたの顔は妙に引き締まり、いつものゆるい雰囲気はどこにもない。
シン「どうゆう意味だ?」
こなた「言葉通りだよ。それ以外に何かあるんじゃないってこと」
シン「他にって…」
こなた「パティってさ、どことなく似てるよね。天真爛漫なとことか、笑った感じとか、綺麗な金髪とかが……ステラに」
シン「!!!!」
瞬間、雷に打たれたような衝撃を感じた。
ステラ…
世界の勝手な都合に振り回され、体を弄られて、碌な幸せも得られずに消えていった女の子。
俺が最後を看取り、ベルリンのあの静かな湖に沈めた女の子。
そして、最後の瞬間に俺を好きだと言ってくれた、俺が本当に好きだった女の子。
過去の光景がフラッシュバックとして脳裏に浮かび上がり、言いようのない感覚が胸中を支配していく。
シン「・・・・・・・」
こなた「トラウマを呼び起こしちゃったのは謝るよ、ごめん。でも、ひょっとしてシン、パティにステラの面影を重ねてたりするんじゃない?」
シン「それは…」
違う、とは言えない。確かに初対面時に彼女の姿を微かに幻視した。
明るくていつも笑ってる所、一緒にいると暖かくなる雰囲気が遠からず似ている。
無意識に眼で追っていたのは、そういうことだったのか?
シン「だとしたら、最低じゃないか…。死んだ子の事を勝手に追い求めて、それが所以で好意を持ってただなんて、応える資格なんてねえよ…」
俯き、両手で顔を覆い隠す。
ショックでそれ以上何も言えなくなる。
俺は男どころか、人として最悪だ。こんな気持ちで彼女を見てたなんて。
俺は、もう…。
こなた「それは違うんじゃない?」
シン「…何?」
予想だにしないこなたの言葉に、静かに身を起こす。
こなた「シンが負ったのは、並大抵でないトラウマだよ?好きだった子がいなくなるっていう、場合によっちゃ耐えられないくらいの。
そんでその人と似た子を見つけたら、どこかに面影を探しちゃうのは、別に悪い事じゃないよ。
…私もさ、同じような経験あるし」
最後の方はこなたは目線をそらし、つぶやくように言う。
そうか…こなたも物心ついた時には母親がいなかったんだ。
甘えたい盛りの時期に片親がいなくて、街中とかでそういうことをしたこともあったのだろう。
266:避難所から代理投下
08/09/13 00:39:41 2BUgkA+T
788 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:45:03 ID:oHQHpjPI
シン「でも、やっぱりそんな気持ちじゃあ…」
こなた「シンがパティを好きだって言ったのは、それに気づく前だよ?さっきの発言は嘘だったの?」
シン「そんなことはないさ!過去の事を抜きにしても、パティは魅力的だと思ってる。
だけど、こんな気持ちを持ったままじゃ、パティにもステラにも、申し訳が立たないと思って…」
こなた「シン、私ね、以前お父さんに言われたんだ。その人が死んじゃっても、その人の事を忘れなければ、その人は生きているって。
本当の死っていうのは、誰も彼もが完全にその人の事を忘れちゃうことなんだって。」
今度はハンマーに殴られたような衝撃を受ける。
本当の死は、その人のことを忘れる事…
忘れなければ、生きている…
そんな事、考えたこともなかった。
こなた「もうお母さんとは会えないけど、私は自分が死ぬまでお母さんの事は忘れない。大切なのは、思い続けることだから」
シン「思い、続ける…」
こなた「勝手な言い方かも知れないけど、ステラもさ、自分のせいでシンが幸せになれてなかったら悲しむんじゃないの?
それにシンは、ステラの分も幸せにならなきゃだめだと思うよ」
シン「こなた…そうか、そうだな」
こなた「そうだよ。よし、じゃあ早速パティのとこに行ってきんさい」
シン「今からか?もう夕方近いし明日学校ででも…」
ズビシッ!
言い切る前に、こなたの鉄菱が俺の人中にめり込んだ。
余りの痛みに床をのたうち回る俺。
流石は格闘技有段者…じゃなくて!
シン「~~~ッ!!何すんだよ!?」
こなた「バカモノ!女の子の告白の返答を二日も待たせておいて、まだ待たせる気!?
覚悟と答えが決まったんなら今すぐ行ってきなさーい!」
叫びと共に俺は部屋から叩き出された。
痛てて…乱暴にぶん投げやがって。
でもサンキューこなた。お前が言ってくれなかったら、多分ずっと自分の心にも気付けなかった。
お前が言ってくれたから、俺は前に進める。
本当に、ありがとう。
sideこなた
シンを説得してパティのところに向かわせた後、私はさっきまでシンが座っていたベッドに目を向け、何となく自分もそこに座ってみる。
まだ暖かい。シンがいたという証拠の温もりが残っている。
そのままごろりと寝転がり、感触を確かめるようにベッドをさわり、呟いた。
「あ~あ…まさかパティに先を越されるなんてね~…」
正直私は、ううん、私もシンのことが好きだった。勿論男性として。
でもさっきのシンを見る限り、彼に私に対するそんな気は無いようだった。
つまり、シンを巡るこの競争に負けてしまったということだ。
もしかしたら、パティより先に真に自分の気持ちを伝えていれば、シンもそれに応えてくれたのかもしれない。
でもそれを私はしなかった。自分が決めたことで失敗したのだから、何も言う資格はない。
「やれやれだね。普段から散々ギャルゲーやエロゲーやってるってのに、いざ自分がするとなるとしり込みして何も言えなくなるんだから。
…ホント、情けないよね、私って」
その時自分の瞳にうっすらと涙が浮かんでいるのを、私自身も気付きはしなかった。
267:避難所から代理投下
08/09/13 00:40:31 2BUgkA+T
789 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:46:28 ID:oHQHpjPI
sideパティ
プルルルル・・・
ゆたか『はい、もしもし?』
パティ「ハロー、ユタカ。今大丈夫デスか?」
ゆたか『あ、パティちゃん。うん、大丈夫だよ。それでどうしたの?』
パティ「実は、ちょっと話したいことがあるんデス。今から駅前に来てもらえマセンか?」
ゆたか『ええと…うん、いいよ。用事もないし。でも電話じゃ駄目なの?』
パティ「大事なことダカラ、会って話したいんデス。お願いデス」
ゆたか『分かった。じゃあ駅前でね』
パティ「ハイ。じゃあまた後デ」
ピッ…
パティ「フゥ…。さて、次はミナミに…」
携帯のアドレス帳からミナミの番号を探して、今度はミナミヲ呼びマス。
プルルルル・・・
みなみ『はい…岩崎です』
パティ「ハロー、ミナミ。今電話大丈夫デスか?」
みなみ『パトリシアさん?うん、いいけど』
パティ「実はミナミと話したいことがあるんデス。急デスケド、この後駅前に来てもらえマセンか?」
みなみ『今から?…うん、大丈夫。でもどうしたの?』
パティ「それは会ってからちゃんとお話するデス。絶対デス」
みなみ『うん…分かった。じゃあ後で』
パティ「ハイ」
ピッ…
二人に電話をかけ終えた後、ワタシは強い罪悪感に見舞われマシタ。
今から二人に言うことを考えれば当然のことデス。
ダケド、言わないなんてことは出来マセン。
二人もシンの事を想っていることは分かっていたのに、ワタシは勝手にフライングしてしまったんデスから。
だから、今から二人にこの事を打ち明けに行きマス。
ワタシは、準備をした後駅前に向かい、待ち合わせした場所でユタカたちと合流シマシタ。
パティ「ユタカ、ミナミ!」
ゆたか「あ、パティちゃん」
みなみ「言われて来たけど、ゆたかも一緒なの?」
パティ「ハイ。これは二人に話さないといけないんデス。立ち話も何デスから、そこの喫茶店に行きマショウ」
二人を連れて店内に入った私は、なるべく奥の方のボックス席を選びマシタ。
他の人にはあまり聞かれたくなかったからデス。
ユタカとミナミが並んで座り、ワタシが反対側の席に座った後、話が再開シマシタ。
268:避難所から代理投下
08/09/13 00:41:30 2BUgkA+T
790 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:47:57 ID:oHQHpjPI
ゆたか「それで、今日は何の用があって呼んだの、パティちゃん?」
みなみ「私も、それが聞きたい…」
パティ「…実は、今日呼んだのは、二人に謝らなければイケナイことがあったからデス」
ゆたか「謝ること?」
パティ「ワタシは先日、シンに、告白をしたんデス。好きだっテ…」
ゆ・み「「えっ…」」
パティ「ユタカは知ってマスよね?一昨日にシンがワタシの家に泊まったって。
その時色々あって、シンに対する気持ちが抑えられなくなって、その時にデス…」
みなみ「そう…。…シン先輩からは、もう返事はもらったの?」
パティ「マダデス、でも本題はそこじゃアリマセン」
ゆたか「じゃあ、何の事なの?」
パティ「…ワタシが、二人の気持ちを知っていながら、勝手に抜けがけをした事デス。
ユタカもミナミも、シンの事が好きだっていうのは分かってイマシタ。
それなのに、ワタシは自分の気持ちを抑えることが出来なかったんデス。
ワタシは、卑怯者なんデス…」
それだけ言った後はワタシは俯くことシカ出来マセンデシタ。二人に対して目を合わせていられなかったんデス。
ダケド、そんなワタシの耳に、想像もしてなかった言葉が聞こえて来マシタ。
ゆたか「パティちゃん、顔を上げて。別に怒ったりとか、そんな事は思ってないよ?」
パティ「エ…」
そう言われて顔を上げたワタシが見たのは、微笑みを浮かべたユタカ達の姿デシタ。
パティ「でもワタシは、二人がシンを好きだって知りながら…」
みなみ「誰かに自分の心を告白するのは、とても勇気がいること…。勇気を振り絞ってちゃんと言えたパトリシアさんは、純粋にすごいと思う…」
ゆたか「そうだよ。それに、私たちのせいでパティちゃんがずっと気持ちをしまい込んだままだったら、私たちの方が謝んなきゃいけなかったよ」
パティ「ダケド、本当ならこういうのはシンに決めてもらうことデ…」
ゆたか「お兄ちゃんに任せてたら、卒業した後でもきっと気づいてもらえないよ。だって見た目以上に恋愛には鈍感なんだもん」
みなみ「うん…。そこは私もそう思う」
さらりと二人は言いマシタ。結構二人とも辛口だったんデスネ…。
みなみ「さっき、パトリシアさんは抜けがけしたって言ったよね…?」
パティ「エ…ハ、ハイ」
みなみ「あなたがしたのは抜けがけなんかじゃない…。私たちはすでにもうスタートしてた。そしてパトリシアさんが一番に辿り着いた、ただそれだけ。
謝ることなんて、どこにもない」
ゆたか「うん。気にすることなんてないよパティちゃん。それに私たちは友達だから、全力でパティちゃんを応援するよ。
ちゃんとシンお兄ちゃんと恋人になれますようにって」
269:避難所から代理投下
08/09/13 00:42:20 2BUgkA+T
791 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:50:37 ID:oHQHpjPI
エピローグ
sideシン
パティ「シ~ン!」
広場の入口から
、パティが手を振って走ってくるのが見えた。
俺も同じく手を振り返し、駆け出していく。
シン「パティ、来てくれてありがとう。こんな急だったのに」
パティ「イエ。それより、返事を決めてくれたんデスか?」
シン「ああ。それで、えっと…」
俺はここに来るまでにいくつも考えた答えのパターンから、一番良い物を選ぼうとする。
が、緊張で頭が真っ白になって何一つ思い出せない。
シン「まいったな。たくさんシミュレートしたのに、何言ったらいいのかわかんねぇや」
パティ「クスクス。大丈夫デスよ、シン。落ち着いて、ゆっくり言ってくれればいいデス」
満開の花のような笑顔で、パティは笑って言ってくれた。
ああ、そうだ。この笑顔に応えたくて、俺はここに来たんだ。
だからもう大丈夫だ。俺は言える。一番言いたい答えを。
シン「すぅー…はぁー…。よし、じゃあ言うぞ、パティ」
パティ「ハイ。聞かせてクダサイ」
シン「俺、シン・アスカも、君の事を前からずっと…ずっと、好きだった」
パティ「それじゃあ、シン…」
シン「君が好きだ、パティ。俺と、恋人として付き合って欲しい」
パティ「フフッ、それはワタシのセリフデスよ?シン」
シン「え?あ、そっか。え、えーと…」
慌ててシンは言いなおそうとシマシタが、それは出来マセンデシタ。何故ナラ…
チュッ
シン「んむっ!?」
パティ「んっ…」
ワタシがシンの唇を塞いでしまいマシタから。
どの位か分からない時間が経ち、やがてゆっくりと互いの唇が離れマス。
パティ「…ぷはぁっ」
シン「ぷう…。大胆だな」
パティ「エヘヘッ。ファーストキスだったんデスよ?シンは幸せ者デス」
シン「確かに、な。この瞬間に勝る幸せはそうはないだろうよ」
やがてワタシ達はゆっくりと寄り添い合い、日が沈むまでお互いを抱きしめ続けマス。
シン「…パティ、愛してるよ」
パティ「ワタシもデス、シン」
そして再び唇が重なっていくのを、空に出てきた星だけが見つめていマシタ。
270:避難所から代理投下
08/09/13 00:43:31 2BUgkA+T
792 :名無しさん:2008/09/12(金) 22:57:34 ID:oHQHpjPI
以上で終了。
やっぱ元が思いつきな上に、俺自身文才ない方だから微妙になってしまった。
最初はパティの一人称視点だけの筈だったのに…orz
それはさておき、最初の投下から見てくれた人、こんな俺の作品に今までGJくれた人、皆に感謝を。
また何か小ネタでも思いついたら書くかもしれないんで、その時にまた。
これで代理投下終了です。
271:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 00:59:02 uUgnXnJo
>>261
みなシン氏GJ!代理投下も乙!こなた達・・・尾行もほどほどにw
>>270
こちらも代理投下乙!こなた、ゆたか、みなみ・・・みんないい子だよ・・・
272:避難所から代理投下 追加
08/09/13 01:51:21 2BUgkA+T
すみません代理投下ミスりましたorz
本スレ >>268-269の間に入ります。
満面の笑みで、ユタカたちは言ってくれマシタ。
そしてその瞬間、私の眼から熱いものが流れてきマシタ。
ただし悲しみじゃなくて、嬉しさの籠ったものが。
パティ「ユタカぁ、ミナミぃ……ワタシ、ワタシは…グスッ、うえええっ」
ゆたか「あわわ!泣いちゃダメだよパティちゃん!」
みなみ「だ、大丈夫…?おろおろ」
慰めてくれる二人の優しさが暖かくて、また涙が溢れそうデシタ。
この二人と友達になれて、本当に、本当に良かったデス。
sideゆたか
しばらくして、やっとパティちゃんが落ち着いた頃、ケータイのメール着信音が鳴った。
パティ「誰から…っ!」
携帯電話を開いたパティちゃんが驚いた表情をした。
誰から来たメールなのかは簡単に分かった。
ゆたか「お兄ちゃんから?」
パティ「ハイ。返事が決まったから、5時に丘の上の広場に来てほしいって書いてありマス」
みなみ「じゃあ今すぐ行った方がいい…」
パティ「デモ…」
ゆたか「私たちは気にしないでいっておいでよ。きっといい返事がもらえるよ」
パティ「…分かりマシタ。ユタカ、ミナミ。本当にアリガトウデス!」
お礼を言った後、パティちゃんは急いで店から飛び出していった。
頑張ってね、パティちゃん…。
ゆたか「ねえ、みなみちゃん」
みなみ「なに、ゆたか?」
ゆたか「さっきはああ言ったけど、やっぱり少し、悲しいね」
みなみ「うん…実は、私も」
さっきはああ言ったけど、やっぱり悲しい気持ちはなくならなかった。
こういう時って、どうしたらいいのかなぁ…
「そーゆー時はヤケ食いするのがいちばんなのだよ、若人達!!」
ゆ・み「っ!!!」
突然の大声に、私とみなみちゃんは揃って飛び上った。
振り返ってみると、そこに立っていたのは、いつもと同じまったり顔をした私のもうひとりのお姉ちゃんだった。
ゆたか「こなたお姉ちゃん!」
みなみ「泉先輩!」
こなた「やほー」
ゆたか「どうしてここに?」
こなた「んー、シンもおとーさんもいないからヒマでさー。んで町をブラブラしてたら偶々ゆーちゃんたち見つけたんだ。
それより話は全部…じゃないけど大体聞かせてもらったよ。
そんなワケで、今日はおねーさんが失恋して落ち込んだ後輩たちに好きなもん奢ってあげましょー!」
何故かハイテンションなお姉ちゃんは私達が答える間もなく、メニューを開いて店員さんを呼び始めた。
ゆたか「ちょ、ちょっとお姉ちゃん…」
みなみ「ゆたか、あれ…」
ゆたか「え?……あっ」
みなみちゃんが小さく指さす先を見てみると、お姉ちゃんの頬には、化粧で隠れてたけど微かに涙の跡があった。
そっか…お姉ちゃんも同じだったんだね。だから…。
こなた「ゆーちゃんたちはどうする?」
ゆたか「え?う、うん。それじゃあ…」
その後私たちは、晩御飯が要らなくなるまで喫茶店でヤケ食いを敢行したのでした。
…ちなみに、後日三人ともちょっぴりダイエットが必要になったのは、乙女の秘密だったりします。
273:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 06:46:30 o0Ad5lAw
l!
__ ヾ、
ー=ニ;´_:::::::`ヽ、 ヽヽ
`ヽ、 __.. -:::'´:::::::::::::: :::ヽ}:::ヽ
` ーァ:... :::::::::.. ::. .::. :::/_
,r '´::::: .::: .: /::..::.ヽ::ヽ::::ヽヽ`ヽ
/イ::...:: /:/::::j::::l:::::';::ヽ::ヽ::::::::`ヾヽ、
/./:/:::::: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';:::::::::::ヽ`ヽ
'./:;イ::::::/.::/:::/l:::/ l::::ハ::::::ト、::ト;:::ト;::::::::::トヽ
/'´j::::;:イ::;;j:;/~1:l-;|:::j l::::::j-ヘ!ヘ;|-}:}:::::::', `GJだあああああ!!
〃 /:::/::::l::::〈《;;:・:;;》:::;' .l:::/《;;:・:;;》:/:::::/:|
!' ./::;ィ:/:::ヽ;:ヽ`;*::o_,,.;.-・。¨;;:*:フ;:':::/lト;!
l::/ .|ト;:::ト;{;0・"*(●)(●):。ニ':/ 〃i!
|;' l!ヘ::|l;トr_!・:・トェェェェェェェイ‘o`''´,rrr'从
|! .リ-ヘ ::トc/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:|@;;/ |ヽl `
' ヽ ヾ\ {/⌒ Y ⌒ヽ;|;;/ j j j
ヽ ;~し-‐~‐-、ノ´//}/
274:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 14:21:33 9qyf2yv7
今起きたので小ネタ投下してみる
つかさ「ふぁぁ~もうこんな時間だぁ……」
つかさ「お姉ちゃんおはよ―あれ、いないや……(誰もいないのかな………)」
ガラッ
シン「おっ起きたか、つかさ」
つかさ「シ、シ、シ、シ、シンちゃん!?なんで家に!?」
シン「遊びに来たら、みきさんに留守番頼まれてな」
つかさ「そうなんだ」
シン「じゃあつかさも起きてきたし、メシを作るかな」
つかさ「え?いいの?」
シン「許可はもらってるしな。まあつかさほど上手くないけど」
つかさ「ううん、そんなことない嬉しいよ!」
シン「どうだ?」
つかさ「うん美味しいよ!!!」
シン「じゃあオレも食べるかな」
つかさ「(シンちゃんと2人っきりで朝食……新婚さんみたい)」
シン「どうしたつかさ?」
つかさ「あっ、凄い幸せな朝食だな~って」
シン「正確には昼食だけどな」
つかさ「あっそっか、えへへ」
275:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 18:22:20 aP6czTkq
体育にて女子更衣室
ゆたか「あれ?田村さん変なところが腫れてるよ?虫刺され?」
ひより「え?あ゛っ!?こ、ここは…」
パティ「顔を赤くしてどうしたんですか?ひより」
ひより「い、いや~なんでもないっすよ。ちょ、ちょっと夜中にラフな格好
で寝てたら虫に刺されちゃったのかな~なんて」
ひより「(危ないっす。先輩もこんなとこに後つけなくてもいいのに~)」
みなみ「………どことなく…唇の形に…」
ひより「き、気のせいっすよ、うん」
276:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 20:08:21 uUgnXnJo
>>274
ほのぼのしてていいね~
>>275
どこに唇のあとをつけたんだw
だいたいのキャラのネタは出たけど、まだ出てないキャラはいたっけ?
277:1/2
08/09/13 20:30:15 /rhVinz1
シン「スヤスヤ」
巫女さんバイトを張り切りすぎてうっかり柊家の居間で眠ってしまうシン。
そしてそれをニヤニヤしながら見学してる4姉妹。
つかさ「シンちゃん可愛いなぁ(ツンツン)」
かがみ「こらつかさ、頬っぺたをツンツンするなっ。シンが起きちゃうでしょう」
まつり「へぇ~ かがみったら何だかんだでシン君の事気遣ってるんだ~」
かがみ「う、うるさいわねっ」
いのり「私達に男の子の兄弟はいないけど、もし弟がいたらこんな感じなのかしら」
まつり「つかさとかがみはシン君と同い年だけど、もし兄弟だったらお兄ちゃんと弟のどっちがいい?」
かがつか「弟!」
まつり「うわっ 二人とも即答してるし」
つかさ「私もお姉ちゃんになってみたいよ~」
かがみ「誕生日的に考えて普通に私達が上でしょう!? 別にシンより下だと悔しいとかじゃないんだからね」
いのり「全く…二人して……」
まつり「まあ、それはともかくとして……何だか無防備なシン君を見ていると悪戯したくならない?(ワキワキ)」
つかさ「まつりお姉ちゃん ダメッ」
かがみ「ちょっと! シンに変な事したら許さないんだからねっ」
いのり「あはは、二人とも早速お姉ちゃんぶってるわね」
みき「はいはい、あんまり騒ぐとシン君が起きちゃうでしょ? タオルケットかけるからちょっとシン君から離れなさいね」
まつり「さすがお母さん。気が利くね」
かがみ「何か悔しい……」
みき「それじゃ次は、シン君の上半身を起してから……(ゴソゴソ)」
かがみ「ちょっとお母さんっ 何やってるのよっ」
つかさ「お母さんッたらシンちゃんを膝枕しちゃってるよぉ」
いのり「お、お母さんって大胆…」
みき「今日のシン君はこんなになるまで沢山頑張ってくれたからこれ位はしてあげたいのよ」
278:2/2
08/09/13 20:30:36 /rhVinz1
シン(あれ? 俺寝ちゃってたのか って、何だか上半身に暖かい感触が……)
パチッ
みき「あら、シン君 おはよう」
4姉妹「シン(君)(ちゃん)おはよ~」
シン「お、おはようございます……っていうかこの状況は……」
ソファーでみきさんに膝枕されていて
その隣でニッコリと笑顔を向けているつかさ。
そしてソファーの正面でニヤニヤと覗き込んでるまつりと
そのまつりを見張りつつ、自身も興味心身に見つめているかがみ。
更にソファーの背中側から面白そうに覗き込んでるいのりと
少し離れた所から苦笑いしてるただおさん。
シン「な、何で俺、みきさんに抱かれてるんですか!? っていうかみんなしてジロジロ見てるしっ!」
つかさ「シンちゃん、赤ちゃんみたいな顔していたよ」
いのり「可愛かったわよね? かがみ?」
かがみ「………まぁね(クスッ)」
まつり「本当、いい物見せて貰ったわ」
みき「……みんな小さい頃はいつもこうしてたのよ。思い出すわね」
ただお(仕事をあれだけ頑張ってくれたんだ。悔しいが今日位は多めに見てあげるか…)
4姉妹&みき「ニヤニヤニヤニヤ」
シン「あ、あの……す、凄く恥ずかしいですから……離して貰えませんか?」
みき「シン君、今日位は私がお母さんだと思って甘えていいのよ(ギュ~)」
4姉妹「キャ~~♪」
シン「うぅ……」
279:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 20:31:36 wBJeEgol
・戸閉め
ゆたか「……ぅぅぅ」
(=ω =.#)「……ぬぅぅ」
ゆたか「指が……」
(=ω =.)「うーん、困ったね。あのシスコンを呼ぶか」
シン「どうした?」
(=ω =.)「戸が引っ張っても出てこないんだよ」
シン「こういうときは押してみるものだろ。何度かやれば……っ!」
(=ω =.)「いやぁ押しても動かなくなっちゃって……」
シン「……ちっ。はぁ!」←ちょっと本気出した
ドォン!
シン「……ほ、ほら動くようになったぞ」
(=ω =.)「た、確かに。すごく軽くなったね」
ゆたか「な、何も壊れたようには見えないよね?」
(=ω =.)「たぶん引っかかった何かがとれただけだろうけど、ビックリするよねー」
シン「休みの日に滑りがよくなるように何か塗っておくさ」
(=ω =.)「おー、さすがシン。頼りになるねぇ」
シン「まぁ、別にこのくらい」
そうじろう「普通に俺を呼んでくれれば……orz」←音聞いて心臓止まりかけた人
280:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 21:12:30 2BUgkA+T
>>276
出番だけを限定するなら全員でた・・・あっ、あきら様の友人たちがいたな~
らき☆すたキャラじゃないけど・・・
>>278
なにこのほのぼの大家族
>>279
シンがきてから力仕事はシンに行くからな~
281:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 22:57:12 KPqTkEz6
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';: __fサヘ.
/ `ヾ=:イィTラトj:::;' .l:::/ イフTソ:/ 'i、
i' ,._;:ヽ` ゙̄7:/ l:;' ` ̄フ_ |
| ;if≡ト- ヽ |/ iリ ー;ニ'リ≡キi |
| if! |l l ヘ ...-- .., /''´ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾヽ、 ー ´ ,ィ ´ミiリ=t、キi |
. . ______/| ヽ l ヽ______
. . (∋ / v \| ヽ ∈)
. .  ̄ ̄ ̄ ̄| / l 人 | ̄ ̄ ̄
. . / / ヽ ー - / \\
. . / / | | | \ヽ
. . / / ヽ | \
. . // / | | □■□■□■□■□■
. . / / っ | | ■□■□■□■□■□
. . / / / ヽ \ | |
. . ../ / / \ \ | |
. . / / / \ \ .| |
. . | ( く ) ) | |
. . | \ \ ./ / | |
. . | \ \____/ /. | /
. . | _―-\ \ / /-―___| /
. . |/ ⊂⌒__) (__⌒つ |/
282:コーディネーターをコーディネイト
08/09/13 23:09:46 +ulcj86J
小ネタのつもりが長くなったので、出来た分だけ投下します。
みさお「ウサ目、私服同じのばっか着てるけど貧乏なのか?」
シン「失敬な!似てるのが多いけど毎日着替えてるぞ」
みさお「そうなのか?同じ系等ばっかで分かり難いってヴァ。たまには違う感じの着た方が良いって」
シン「そうは言ってもな~あんまり(こっちの)ファッションは詳しく無いしな」
みさお「友達に見て貰えヴァい~じゃん」
シン(友達つーと白石か?…あんまりお洒落そうじゃないよな)
シン「ん~頼れそうな奴がいない…!そうだ!みさお頼むよ、お前が見立ててくれりゃ良いだろ!」
みさお「えっ!私が?」
シン「ヴィンテージ物のジーンズにも詳しいじゃん」
みさお「まっまあな、OK!任してくり」
渋谷編に続くといいなあ。
続きはまだ無いので出来上がり次第です
283:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 23:19:48 uUgnXnJo
>>282
続き楽しみにしてるよw渋谷だけじゃなく、銀座とかもいいかも
284:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 23:50:31 heSaHIE2
>>282
フルカラー劇場ネタかw GJ
今、昔懐かしい初代スレを見てきたら、こんなのを見つけたんだ。
57 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2007/07/06(金) 09:04:49 ID:???
シン「ふぁ~あ、もうこんな時間か。歯磨いて寝よ」
洗面所のドアを開けるシン
こなた「あ」
シン「あ」
こなた「・・・」
シン「・・・あttttっとっわわるい!!!1」バタンッ
シン「は、初めて女の子の生裸見ちゃったよ・・・・・
でもなんか得した気がしないな」
こなた「風呂場イベント発生~(=ω =.)ニヤニヤ」
……今のこなただったら、どんな反応をするんだろうか。
285:282
08/09/13 23:51:42 +ulcj86J
致命的なミスをorz
渋谷じゃありませんでした。原宿を予定しています
>>283
銀座は高級なイメージが…粕日部(春日部)からの交通の便も悪そうですし。
渋谷と原宿で迷ってたのも大宮に出れば埼京線で一本ですし、渋谷
でも、みさおのキャラに原宿の方が合うかなと
286:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/13 23:51:55 vT4VMSmS
> でもなんか得した気がしないな
ワロタ
287:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 00:00:38 URaTzQbT
>>282
まさかファッションでみさおとは………でも確かに男系だとそうなるなwww
これは盲点、続きを期待。
あっ、ブクロは?……でもシンはそっち系じゃないかwww
>>284
久し振りの切ない系こなたの出番ですね!分かります!
288:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 00:15:23 tDRYgMCq
想像してみた。
シン「ふぁ~あ、もうこんな時間か。歯磨いて寝よ」
洗面所のドアを開けるシン
こなた「あ」
シン「あ」
こなた「・・・」
シン「・・・あttttっとっわ」
こなた「きゃああぁぁああぁぁぁ!?」
シン「ウェ!?」
こなた「シン!早く閉めて!!」
シン「あ、その、あの、わ、悪い!」バタンッ
シン「ま、またこなたの生裸見ちゃったよ・・・・・
でもなんか得した気が・・・あれ?何でこんなにどきどきしてんだ?あれ?」
こなた「み、見られちゃった・・・シンに見られちゃった・・・
というか何でこんなときに限って・・・うわ、無地のぜんぜんかわいくない下着だし・・・
って、あぁもう脱いでるや。
せめて体洗った後に・・・って違う違う!」
ひとしきりうめいた後にそっと、自分の胸に手を当てる。
心臓の鼓動が鳴り響く。
顔に熱があるのを自覚する。
ため息を1つ。
こなた「・・・私みたいな体じゃ、シンも見たってうれしくないよね・・・」
脳裏に浮かぶのは桃色の髪の親友。
他にも、金髪やらいろいろいるが、やはり彼女は別格だった。
あれはもはや奇跡の産物だろう。
しかし。
こなた「ま、だからってシンを譲る気はさらさらないけどね」
不適に笑う。
貧乳はステータスだよいって逃げるつもりはない。
シンに自分を好きになってもらう。
背丈や外見など関係ない。
恋する乙女の力は無限なのだから。
・・・あれ?なんだか乙女過ぎる期が・・・
お目汚しスマソ。
289:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 00:23:49 rgM8Sbsb
>>288
>>こなた「きゃああぁぁああぁぁぁ!?」
この普通の女の子悲鳴上げるこなたに心底萌えさせて頂きましたw
ご馳走様ですw
290:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 00:33:24 2lnR+N1a
>>288
やっべえ・・・こなたにすげえ萌えたw
291:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 09:20:27 qfGpvD5l
>>487
ファッションに関してはそうかもしれないけど、多分シンは池袋にも行ってるぜ。
乙女ロードに。
292:1/2
08/09/14 09:58:30 7ue80IfJ
3連休で柊家強化期間(私的な意味でw)
ひょんな事から柊家に一晩ご厄介になるシン
つかさ「それでねー お姉ちゃんったらねー」
みき「へぇ~ かがみがね~」
ただお「かがみも意外におっちょこちょいなんだな」
かがみ「う、うるさいわねっ しょうがないでしょ!」
『あははははは』
シン「……………………」
まつり「シン君どうしたの? 元気ないみたいだけど」
シン「……っ……グスッ」
つかさ「シンちゃん……泣いてるの……?」
かがみ「ちょっ ちょっとどうしたのよ!?」
シン「あ、ご、ごめんな。……こういう賑やかな食事を見るのは久しぶりだったからつい……」
こなたの家の食事も十分暖かい物だったが
両親と4人の姉妹という、仲の良い大人数家族の独特な和やかな空気がシンの胸を打つ。
シン「…っ……す、すいません。せっかくの楽しい夕食の場を台無しにしてしまって…グスッ」
その時シンの頭にそっと手が置かれる。
シン「みきさん……?」
みき「シン君……あなたはつかさやかがみと同い年なのに沢山大変な思いしてきたのね……」
シン「い、いえ……そんな…」
みき「私達はシン君とは血の繋がってないけど、いつも神社の為に一生懸命になってくれて
つかさやかがみの事も大切にしてくれてて本当に感謝してるの。
ただの娘達のボーイフレンドというだけじゃなくて、こなたちゃん家に負けない位大切に思ってるわ」
ただお「血は繋がってなくても本当の家族みたいに大切に思ってる人が私達も含めてシン君には沢山いるんだよ。君は一人じゃないよ」
シン「……はい」
みき「こんな普通の夕食でいいんだったらいつでも食べにいらっしゃいね。こなたちゃん達と一緒にでも大歓迎よ」
シン「はい……ありがとうございます」
いのり(お父さんとお母さんに……)
まつり(フラグを取られちゃったね)
かがみ(まあ、……今回はしょうがないわよ)
293:2/2
08/09/14 09:58:48 7ue80IfJ
オマケ
ツンツン
つかさ「ねえ、シンちゃん」
シン「な、なんだ?」
つかさ「もしシンちゃんが私と結婚したら、シンちゃんに新しいお父さんとお母さん、そして3人のお姉さんが一気に出来るね」
一同「ブゥッ」
かがみ「つ、つかさっ いきなり何言ってるのよ!」
いのり「それなら私と結婚したら一気に3人の妹が出来るわよ」
まつり「私の方が年上なのにシン君が義兄さんになるのはちょっと複雑だな~」
みき「うふふ、いずれにせよ4人のうち誰と一緒になってくれたら私達がお義母さんとお義父さんになるのには間違いないわね。
ねえ、あなた」
ただお「う、うむ」
まつり「ねえ、もしシン君がこの4人中から選ぶとしたら誰にする?」
シン「え? えええっ!?」
つかさ「あ、それ私も聞きたーい」
いのり「私もちょっと気になるわね」
シン「そ、そんないきなり言われても選べませんよ」
かがみ「こらっ はぐらかすなんて男らしくないわよ!」
こうして柊家の夕食の時間は過ぎていった。
294:コーディネーターをコーディネイト(当日)
08/09/14 12:13:06 F7gWNOUn
電車編
ガタンゴトン
キョロ ギロッ
みさお「ウサ目、何やってんだ~」
シン「いや、この電車痴漢が多いって言うからさ」キョロキョロ
みさお「おし、私も探すぜ」
シン「違っ、お前が触られないよう見張ってるの」
みさお「え~!誰も私の事なんて痴漢しに来ないってヴァ」アハハ
みさお「あっ、そう言えば…」
シン「ん?」
みさお「ウサ目ぐらいだよな、触ったの。ホラパルマ」
シン「アウ…」
今度こそ原宿編に続く
295:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 12:25:55 ATrGPXsZ
>>281
ぶwwwwwwwwwwwwwwwww
296:末路
08/09/14 12:50:13 fg9CVpqT
( ゚Д゚)「サトー先生ってなんだか最近急に影が薄くなってきたよな」
(=ω=.)「サトー先生?誰それ」
( ゚Д゚)「今教壇の上に立ってるじゃん、体育の教師だよ」
(=ω=.)「ああそんなのいたねえたしか」
( ゚Д゚)「全くお前ってやつは……
けどいるかいないか分からないだろ」
(=ω=.)「そうだねぇ、ところで教壇の上に誰も立ってないよ?」
( ゚Д゚)「へっ?」
目の前の教壇から燃え尽きたロウソクの火ようにサトーが消え去った
( ゚Д゚)「おいこなた今の見たか!?サトー先生が消えちまったぞ!!」
(=ω=.)「はぁ?佐藤って誰よ、うちの学校にそんな先生いないよ」
(;゚Д゚)「た、体育の教師だよ!!」
(=ω=.)「何寝ぼけてんの、体育はななこ先生が兼任してたじゃん」
(;゚Д゚)「えっ?」
ガラガラ
ななこ「いや~遅刻や遅刻、この時間は何も無いと思っとったんやけどなぁ~」
(;゚Д゚)「先生!!なんで社会科の教師が体育を教えんだよ!!」
ななこ「確かに結構しんどいやなあ」
(=ω=.)「教師なんだからちゃんと仕事はこなして下さいよ」
ななこ「当たり前やかろ、あっははは……」
(;゚Д゚)「な…何が起こってるんだ………」
297:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 13:16:27 URaTzQbT
>>292
さすが四人の娘を育ててるだけあって、みきさんは母性の固まりたなwww
あと綺麗なただおさんを始めてみた
>>294
シンお前が一番怪しいってwww
298:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 16:47:12 E4Q7+EIU
乙女ロードにて
シン「………」
ひより「どうしたんすか」
パティ「なんか落ち着きがアリマセンネ」
シン「いや、周りの目が」
こう「気にしすぎじゃないんですか?」
シン「そうかな」
パティ「それならシン、私にいいアイディーアがありマスネ」
アスカ「うん、なんかこんな事になるとは思っていたけどさ」
ひより「はぁー、やっぱりアスカさんは映えるっすねぇ」
こう「目が赤いからなおさらね」
パティ「カチューシャつけてみてくださーい」
アスカ「○葉か!?秋○になれというのか!?」
299:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 18:56:14 jQGBmRam
他サイトでゲームみたんだけど
ここと関係あるのかな
あのゲーム面白かった
作った人GJ
300:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 19:29:37 Hs9k9fPH
・女の子の部屋
かがみの部屋
シン「……(なんか女の子の部屋には居づらいな)」
かがみ「……(な、なんかすごく緊張する)」
シン「なんか女の子の部屋って独特の雰囲気があるよな」
かがみ「そ、そう?」
シン「ああ、こなたは……まぁ論外として、この部屋にもあるぞ」
かがみ「妹さんの部屋とかは?」
シン「ああ、そう言えば……」
シン『マユ? いるか?』
マユ『あ、いきなり入ってこないでよお兄ちゃん!』
シン『別にぬいぐるみを抱いてたくらいで……』
マユ『出てけー!』
シン「――そう言えば、そうだったな」
かがみ「……やっぱりファンシーなぬいぐるみがあったとか?」
シン「ああ、前に入ったらそれを抱いてるところ見て怒られたな。ぬいぐるみを抱きしめてるあいつが可愛くてさ」
かがみ「へぇー(やっぱりそういう女の子のほうが……)」
シン「あとは……そうだなぁ」
シン『……なんだこの本。なんて読むんだこれ』
マユ『それはね、近親相姦って書いてるんだよ』
シン『へぇ、マユは物知りだな』ナデナデ
マユ『えへへ、なんとか法律の穴を抜けるから、お兄ちゃん、待っててね!』
シン「何も覚えていないっ! 俺は何も覚えていないんだ!」
かがみ「え、ええ!?」
マジアカにはまりすぎて小ネタのストックが(ry
>>299
ニコニコのならここの職人様の作品ですよ。避難所で公開されてます
301:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 19:36:22 Vq8D47ue
>>300
ほのぼのしてるなと思ったらwww マユwww
302:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 22:04:59 wxUS5ZbF
畜生!シンと交流した女性キャラのスレはなぜ荒らされるんだ!?
303:1/2
08/09/14 22:07:06 2lnR+N1a
かがみ「下パルマねえ…大丈夫だったの?」
こなた「まあ…ある意味では無事だったよ…」
つかさ「でも、ほんとにシンちゃんえっちだよね」
かがみ「あいつのスケベは元々よ!」
こなた「けどさ、下パルマにも二つの弱点があるのだよ」
つかさ「二つの弱点?」
こなた「一つめはシンが無意識であるということ」
かがみ「無意識って…」
こなた「通常パルマでも意識しちゃいけないけど…下パルマは寝ているときにしか発動しないんだよ」
かがみ「当たり前よ!起きている時にやられたらセクハラレベルでは済まないわよ!」
つかさ「それで、もう一つの弱点は?」
こなた「絶対じゃないってこと、通常パルマは添い寝したら100%発動するけど…下パルマは発動確立が低いのさ」
つかさ「低いの?」
こなた「そうだよ~この前の実験で添い寝した時の下パルマの発動確立5回に1回かな」
かがみ「……シンは後でとっちめるとして、あんた何回シンに添い寝したのよ!」
こなた「30回は超えてると思う…」
つかさ「こなちゃんズルイ…」
こなた「ずるくない!これが我が家の特権なのさ!」
かがみ「……こなた、今日はあんたの家に泊まりにいくわよ!あんたを見張る必要があるわ! 」
304:2/2
08/09/14 22:08:58 2lnR+N1a
こなた「ええ!?」
つかさ「お姉ちゃんの言うとおりだよ!こなちゃん、私も泊まりにいくからね!」
こなた「わ、私とゆーちゃんだけの特権が……orz」
かがみ「(上手くいけば、私にも下パルマ…そ、そうじゃなくて、こなたを監視するために行くんだから///)」
つかさ「(シンちゃんと一緒に寝れる…下パルマも発動するかもしれないよ///)」
こなた「二人とヤバイオーラ出しまくりだよ…ゆーちゃんと対策練らないと…」
この晩…色々と揉めたので、4人は一緒にシンと寝ることにした
こなたの実験リポート・下パルマは一人のときにしか発動しない
>>300
マユがゆたかを応援する理由が本当に分かるw
305:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 22:41:28 7ue80IfJ
>>上手くいけば、私にも下パルマ…
かがみんwwwww
306:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 22:49:51 3WtA3l36
>>304
セキレイのごとく、4人に纏わり付かれて悪夢を見るシンを幻視したw
307:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 23:45:45 Q4AAx2PV
( -д-)(-ω-.)zzZ
308:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/14 23:58:32 ImKhliik
>>304
一人・・・足りなくないか・・・
309:コーディネーターをコーディネイト3
08/09/15 00:23:07 RLXuUvve
>308
みゆきさんは都内在住なのでほいほい泊まれないのだよ
原宿編投下します
みさお「やっと着いたぜ、原宿っ!」
シン「急に大声出すな!恥ずかしい。テンション高過ぎ」
みさお「だって嬉しくならね。
―竹島通りに建ち並ぶ宝箱の様な店の数々
その中からほんとの宝物を探し出してGETする―
夢に溢れてワクワクしねぇ~」
シン「…なんか海賊っぽいな。それより人多いな、アキバ以上だ」
みさお ギュッ「しっかり手握ってないとはぐれちゃうからな、行こう」
シン「ちょっ、引っ張るな!行くよ」
まだ続く
310:小ネタ・病室のこなた
08/09/15 00:29:24 gz/O/3Fb
「あ、シン!」
俺の姿を確認するなり、病室で暇そうにしていたこなたの顔がパッと明るくなる。
「おう、調子はどうだ?」
できるだけ普段と変わらぬ調子で俺は尋ねる。未だに今のこなたの姿に慣れていないこと
を悟られてはいけない。ましてやその姿に罪悪感を感じていることを悟られるわけにはい
かない。
「ん~、積んでた漫画を消化しちゃったら大分暇になっちゃった。ネトゲが出来ればいい
んだけどね~」
冗談めかしてそんなことを言うこなた。その顔はかつてゆる~く高校生をしていたときそ
のままだ。
「あほか」
そうツッコミつつも、俺はそれ以上言葉を続けられなかった。昔と変わらぬ笑顔。昔とは
変わってしまったその姿。
こなたがこうなったのは俺のせいだ。その責任を取る覚悟は大分前に済ませてある。しか
し、だからといって罪の意識が消えることはない。考えても仕方がないこととはいえ俺は
「ねえ、シン!」
こなたの声で現実に引き戻される。ついつい考え込んでしまったらしい。
「ねえ、大丈夫?怖い顔になってたよ」
心配そうに聞くこなた。心配をかけるくらいなら、俺が隠している
思いをぶちまけてしまった方がいいのかもしれない。
「ああ、すまない」
俺は全てを打ち明ける決心をする。
「全く、パパがこんなんじゃ、安心して生まれてこれないよね~」
こなたは彼女と俺の子供に語りかけるように言い、お腹をさする。
「いや、お前のロリータボディが膨れているのを見ると罪悪感がだな?」
結婚二年目の授かり物だ。とても嬉しい反面、見た目小学生の妻の妊婦姿にはどうしても
罪悪感を感じてしまう。
「何さそれ!」
俺の言葉にこなたは膨れっ面になる。妊婦の癖に小動物のようなかわいさだ。
「だ、大体そのロリータボディに妊娠するような行為を繰り返したのはどこの誰だと思っ
てんの!」
顔を真っ赤にしながらこなたは言う。同じ病室の方々の視線が痛い。しかし、毒を食らわ
ば皿までだ!
「それはむしろ背徳感があって興奮し」
全てを言い終える前に俺の顔には、こなたの右ストレートが突き刺さっていた。
311:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 01:49:30 2KQaFDr2
シンよりこなたが次の日から同じ病室の方々からからかわれまくるんだろうなぁw
312:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 02:09:40 q5QIP54z
>>310
携帯で読んでてものの見事に釣られたヨどちくしょう><
もっとやれ!
313:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 02:54:27 ucdPieeK
ひより「はぁ~、ポニテも似合うっすねぇ…」
アスカ「そう?そうだ・・・」
ひより「何す!!」(真正面からアスカによってポニテにされる)
アスカ「ほら、こうすればひよりだって」
みなみ「…似てる」
アスカ「そう?ふふ、ひより。眼鏡がずれてるわよ…」
ひより「せ、せんぱ…」
こなた「アスカ!一人にばかり構ってないで仕事して!」
パティ「ひよりんばっかりズルいです!!」
アスカ「あらあら、ごめんなさい」
ひより「はわわわわ」
ゆたか「(それよりなんでアスカ姉さんになるとお兄ちゃんの口調が変わるのに
皆突っ込まないんだろう)」
314:277&292 1/2
08/09/15 12:01:56 wIBW2vzW
3連休暇だから書いた柊家ネタラストw
それぞれ別時系列で書いたつもりが偶然微妙に繋がってる様な
つかさ「シンちゃんは今日、私たちの家にお泊りかぁ」
シン「ああ。事務の仕事まで手伝ってたら遅くなってしまってみきさんに泊るように言われたんだ」
かがみ「ど、どこに寝るの!? 良かったら私の……」
まつり「そりゃ当然私の部屋よ」
かがみ「ちょっと姉さん! 何独り占……コホン 何言ってるのよ!」
いのり「しょうがなわね。ここは姉妹では年長の私の部屋でいい事を……」
つかさ「いのりお姉ちゃん、ダメだよぅっ」
シン「いい事って何ですか?」
かがみ「シンにはまだ早い事だから知らなくていいの!」
つかさ「シンちゃんを抱き枕にしたよぉ~」
ただお「娘と二人っきりなぞ許さーんっ」
みき「それじゃあ私たちの部屋で3人一緒に寝ましょうか」
ただお「も、もっといかーんっ」
ギャーギャーギャー
………………
シン「あの……俺が居間で寝るって言ったらその通りにしてくれたのはいいんですけど……何で全員同じ場所で寝てるんですか?」
かがみ「べ、別になんとなくよ」
つかさ「何だか修学旅行みたいで面白~い」
まつり「シン君どう? 私のパジャマ姿は」
いのり「あら、私だって」
ただお「こら二人ともっ はしたな……」
シン「パジャマといえば…ただおさん、わざわざパジャマ貸して頂いてありがとうございます」
ただお「う、うむ」
みき「そういえば二人とも身長は同じだったわよね」
シン「そうなんですか? 俺は168cmですけど?」
ただお「おお、私もだよ」
シン「へぇ~ 奇遇ですね~ どおりでサイズがピッタリだと思いました」
315:277&292 2/2
08/09/15 12:03:10 wIBW2vzW
みき「それじゃあ電気消すわよ」
パチン
シン&みき&ただお「Zzz…」
まつり「……そろそろみんな寝静まったかな…? よーし、こっそりシン君の布団まで…(ゴロゴロ)」
かがみ「まつり姉さん、行かせないわよ(ガシッ)」
まつり「ちょっ」
いのり「よし、まつりがかがみをひきつけているうちに…(ゴロゴロ)」
つかさ「シンちゃんの貞操は私が守~る(ガシッ)」
いのり「ちょっとつかさ、離しなさいよー」
まつり「いつもあんた達だけお泊りしてる上に今回もシン君の両隣なんてズルいじゃないのよ」
いのり「少しはお姉さん達に花持たせなさい」
かがみ「そ、そんな不純なオーラ全開で無防備なシンに近づく姉さん達をほっとくなんて出来ないでしょっ」
つかさ「いつもシンちゃんに守られちゃってるから、今晩は私がシンちゃんを守るんだもん」
かがみ「全く……シンもシンよ。つかさにまで守られちゃうなんて……本当に世話が焼けるんだから」
いのり&まつり「離せ~」
かがみ&つかさ「離さな~い」
ジタバタ ジタバタ
かがみ(でもこれじゃ姉さん達を止めるのに精一杯で……)
つかさ(私達がシンちゃんの布団に入る暇ないね……)
翌朝
ただお「む……ぅ……」
シン「ただおさん、おはようございます」
ただお「ああ、シン君おはよう」
シン「みきさんはもう起きて朝食の準備してますよ。それよりこれを見てくださいよ♪」
何だかご機嫌なシンにそう言われてただおが見たものは
シンの両隣の布団でそれぞれ仲良く抱き合って寝てる
かがみとまつり、つかさ&いのりだった。
ただお「おやおやこれは」
シン「普段はみんな別々の部屋で寝てるからこういうのがよっぽど嬉しかったんでしょうね。
これからもたまにこう言う事されてはどうですか?」
ただお「それもいいかもしれないね。 ……こう言うのは申し訳ないけど正直年頃の娘を持つ父親として
不安もあったけど、みんなにいい思い出が出来たみたいでよかったよ。シン君ありがとう」
シン「い、いえ……そうだ、家に微妙に余ってる服があるんですけど、せっかく身長がピッタリなんで
パジャマのお礼によかったらどうですか?
露骨な若者向けな服じゃないのでただおさんでもきっと大丈夫ですよ」
ただお「ははは、何だか照れ臭いね」
あれ? 何故かただおフラグ立ててしまったぞ?
316:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 16:15:29 EGSnIqTB
>>313
口調に突っ込まないのは、それが自然なんだよw
>>315
ただおフラグwww
317:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 16:46:52 O2rx1sTA
シンは柊四姉妹の内の誰に弱いんだろ?
318:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 17:28:03 sOB/9F6q
>>315
だが、娘4人の中の誰かと結婚するのなら
まずは家長たるただおさんを攻略するのはある意味正解なので気にしない!!
319:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 17:58:34 Vs6K77E1
将を射んとする者はまず馬を射よ
320:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 18:15:23 EGSnIqTB
>>319
馬はいいとして、どの将を射ればいいのかが問題だな
321:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 18:46:22 2KQaFDr2
馬の上に将が五人乗ってるからなw
322:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 19:03:34 rVmJf0t5
ちょ、五人のうち一人は人妻www
323:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 19:08:06 Vs6K77E1
むしろご褒美です
324:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 20:36:28 gKUiRcFT
>>321
真っ先に南斗五車星とユリアなただおさんを思い浮かべた俺は歪んでいる
325:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 20:47:46 Bc/E7ft2
>>317
俺の中で柊家の四姉妹は
いのり:年上で、みきさんと同じくらいに何かとやさしくかまってくれている。
でも、実は一番切羽詰っているのでたまにシンに対して深い恐ろしさがある。
まつり:シンのことを遊べる弟みたいに扱ってたまに自分の代わりにバイトを入れる。
姉同様深い恐ろしさがあるが、大学生ということでまだそこまでではない。
かがみ:ツンデレ。シンに一番似ているが、その分二人ともすれ違いが悲しい。
ある意味つかさ以上にシンの姉ともいえるのかも・・・中身が似ているという意味で。
つかさ:天然。シンにとってこの四姉妹の中でも一番守るべき存在に近いともいえる。
それからNT。
とか思っている。
なんとなくシンが一番逆らえないのはまつりさんだけど、
まつりさんはいのりさんやみきさんに逆らえないからハイリスクとか?
326:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 21:54:59 EGSnIqTB
シン「ただいまー」
こなた「お帰りなさい、ご主人様」
シン「………は?」
こなた「ご飯にしますか、お風呂にしますか、それとも…こなたにしますか?」
シン「ね、熱でもあるのか…」
こなた「熱はありませんよ♪」
シン「状況が掴めない…説明してくれ、お前の着ているメイド服共々な」
こなた「分かりました♪」
こなた『うう…また、負けた…』
シン『格ゲーじゃ勝てないが、組み手なら負ける気はしねえな』
こなた『勝てないと分かってても…負けるのは悔しい~』
シン『ふっふっふっ、お待ちかねの罰ゲームの発表だ!』
こなた『一日下僕とかサイフ係は勘弁してよ…』
シン『うーん……じゃあさ、俺だけの一日メイドになってくれよ』
こなた『シンだけの一日メイド……わかったよ///』
こなた「……ということです」
シン「成程な…理解できたよ」
こなた「それで、ご飯かお風呂か…こ、こなたのどれにしますか///」
シン「……こなただ」
こなた「そ、それは…どうしてですか///」
シン「腹は減ってないし、風呂も入る気にならない、つーことでこなただ」
こなた「で、では…ご主人様のお部屋に…///」
シン「駄目だ、ここでする」
こなた「えっ!?でも…ここは玄関ですよ///」
シン「部屋まで我慢できない」
こなた「おとーさんやゆーちゃんが帰ってきます…///」
シン「それなら大丈夫だ、そうじろうさんは出張で、ゆたかはみなみの家に泊まるから無問題だ」
こなた「あう…///」
シン「それじゃ…いただきます」
こなた「こんなとこで…だめ…シン///」
こなたをメイドにしてみた、後悔はし(ry
327:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 22:11:23 Bc/E7ft2
・・・あえて言おう。
こなたがかわいくて仕方がない・・・いいもん見せてもらいました。
またよろしくお願いします。
328:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 22:18:55 5CHMKeto
シン×かがみです。ケータイからだから改行とか見づらいかもしれないけどご了承ください。3レスほど使います
今日は祝日!というわけで初デートとして映画館に来ているシン&かがみ。そして二人をつける怪しい影が二つ
かがみ「今なんの映画あってんのかな~?シンなにかみたいのは?」
シン「俺か?俺は・・」
シンが指差したのは壁に貼られたポスター・・
『仮面ライダーデスティニー&レジェンド フリーダムなんて倒すけどいいよね。答えは聞いてない!』
かがみはしばし絶句していたが、ようやく口を開く。
かがみ「え、え~・・シンさん、他には?」
シン「え~ダメかよ・・じゃあアレ」
次にシンが指差したのは『劇場版 ア〇ラン・ズラの憂鬱(同時上映 ルナマ〇アのアホ毛教室)』
かがみ「・・上官いじめちゃだめでしょ。それにアホ毛教室って・・」
シン「何言ってんだよ、あいつは裏切り者で・・なら、かがみは何がみたいんだよ?」
かがみ「私?・・私・・は・・あれ・・かな///」
顔を赤らめながらかがみが指差したのは、今テレビで何かと話題のラブストーリーだった。
シン「ふうん・・(=∀=)ニヤニヤ」
かがみ「な、何よ!」
シン「いや、かがみもこういうのを観たいんだな~と」
かがみ「う、うるさい!ほら、そうと決まったらさっさといくわよ//////」
シン「はいはい」
かがみ「シンはポップコーンとコーラ買ってきて!」
いのり(ほらいくよ!まつり!)
まつり(まってよ姉さん!ほんとにやるの?)
いのり(ここまで来て何言ってるの?!かがみとシン君の初デート・・
こんな美味しい場面見逃せるわけないでしょ!)
まつり(姉さん必死・・)
シン(とはいったものの・・退屈だよこれ。やっぱデスティニー&レジェンドの方が・・まあ、寝とくか・・)
シンはあくびを一つして目を閉じる。
かがみ(あ~いいなあ・・やっぱこれぞ恋愛よね・・)
かがみはうっとりしながら傍らの恋人に目をやり・・
かがみ(って寝てるし!この野郎空気嫁)
いのり(あれ?シンくん寝ちゃった)
まつり(姉さん映画みてないし)
329:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 22:21:20 5CHMKeto
爆睡モードに入っているシンを揺すってみるが、起きる気配はない。
かがみ(シン!)
シン「うーん・・」
かがみ(どうしよう・・つか初デートで寝るってどんだけ!?)
もはや映画そっちのけでシンを起こす作戦を練っているかがみ。
しばらく思案していると、ある案が思い浮かぶ・・と同時にかがみの顔は耳まで赤くなった。
かがみ(あ、あたしったら何考えてるの?!公衆の面前でこんなことしたら・・
でも、やってみたい気もするし・・ええい、ままよ!)
かがみはポップコーンをいくつか口に含むと、一瞬の躊躇いの後、自らの唇をシンのそれに押し付ける。
シン(むがぁ?!)
シンの眠気は一瞬にして吹っ飛ぶ。かがみはシンが起きたのには気付いてないらしい
シンの口を無理矢理こじ開けると、ポップコーンを舌で押し込んだ。
所謂、口移しである。
シン(かがみ!?何やってんだよ!)
かがみ(ふぇ?!シン、起きてたの?!)
シン(あんなのされて起きない方がおかしい!)
口づけしたまま見つめあう二人。
周囲からはちらほら二人の恥態をみつめる冷たい視線が。
二人は慌てて離れる。
知った顔が二つばかりあったような気がしたが、気のせいであることを祈るしかない。
シン「な、なにやってんだよかがみ!//////」
シンの顔は、彼の目と同じくらい真っ赤になっている。
かがみ「何って、起こしてあげたんでしょ!/////」
同じく真っ赤になりながら反論するかがみ
シン「あんたって人は!あんな起こし方があるか!」
かがみ「普通に起こしても起きなかったじゃない!」
シン「でもあれはないだろ!もっとマシな方法は思い付かなかったのかよ!」
かがみ「は?!乙女のファーストキスを奪っておいてなにその態度!」
シン「誰が乙女だよ!だいたいそっちがやってきたんだろ!」
シンの怒声は虚しく響き渡り・・二人ははっとして周囲を見渡す。
二人を除く全ての観客の絶対零度の視線が突き刺さってくる。とても痛い。
そして全ての視線には同じメッセージがこめられている
『痴話喧嘩はよそでやれ。』と
いのり(あちゃー(ノ∀`))
まつり(ありゃないわ・・)
330:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 22:23:16 5CHMKeto
そして映画は終了。
二人(特にかがみ)はその後恥ずかしさのあまりほとんど前を直視できなかった。
かがみ「うう~・・」
シン「たくあんたって人は・・状況を考えろよ・・」
かがみ「だってさ・・初デートで寝られるなんてショックでさ・・」
シン「それでも人前であれはまずい・・」
そう言いながらシンはキョロキョロと周囲を見渡す。
かがみ「シン?」
シン「よし・・誰もいないな。・・かがみ、確かに寝た俺も悪かった・・それに今人いないし・・/////」
シンは冷静を装いつつ、装いきれてない。
シン「その・・お前がしたいんなら・・してもいいぞ//////」
かがみは小さく頷くと、背伸びをしてシンの唇に自分の唇を押し付ける。
あれ、今なんか物音したか?
かがみ「さ、さっきのは無しで・・これが本当のファーストキスってことで」
シン「そ、そうだな・・」
いのり「(°□°;)」
まつり(姉さん大丈夫?!)
331:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 23:00:51 2KQaFDr2
>>326
ラブラブじゃないかww
>>330
デートで寝るとは・・・かがみカワイソス
しかし大胆だなw
332:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/15 23:49:09 v6vnL6yD
>>330
GJ!
この2人はどっちかが余裕そうに見えてても、結局両方照れるんだなwwwこのツンデレカップルめ
333:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:29:59 R4hSxiO8
はじめてのおつかいに触発されて、初めてちょい長めのやつを書いてみた。
黒井先生に残されていた俺は久しぶりに一人で帰っていた。
こなた達のいない帰路はどこか新鮮で、またどこか少し寂しさを感じるものだった。
茜色の夕景にこの国独特の季節感を感じつつ、俺はとぼとぼと歩いて帰っていた。
そんな時だった。
俺は角から曲がってきた女性とぶつかってしまった。
そして、あろうことかこなた達に十八番と揶揄されるパルマをその女性に決めてしまったのだ。
(……この感触、どこかで触ったことのある感触だ!)
(だが……サイズは明らかに超!)
(今までパルマしてきたどの女性をも遥かに凌ぐ超絶的な大きさだ!)
(……って何を考えているんだ、俺は!)
俺は頭の中で広がる妄想をかき消し、すぐに女性に謝った。
「す、すみません!大丈夫ですか!」
「こちらこそよそ見をして歩いていて申し訳ございません……あれ、シンさん?」
深々と頭を下げていた俺の耳によく聞き覚えのある声が聞こえた。
だが、それと同時に一つ疑問が浮かんだ。
先程パルマした胸は今頭の中に浮かんだ人物の胸とは一致しないのだ。
そんなことを考えているうちに女性が再び話しだしたので、俺は顔を上げることにした。
「よかった、探していたんですよ……私のこと誰だかわかります?」
「……」
目の前に立つ女性は今俺の頭の中に浮かんでいた人物そっくりだった。
だが、彼女が持ち合わせない大人の色気みたいなものをその女性は持っていた。
「えっと……みゆきのお姉さん?」
苦し紛れにそう答えた俺を見て、女性は少し微笑んでいた。
334:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:30:53 R4hSxiO8
女性の正体は10年後のみゆきだった、どうやら10年後の未来にはタイムトラベルが出来るらしい。
普通の人がそれを聞いたら何の冗談かと思うかもしれない。
だが、俺自身が異世界から来た存在なので彼女の話は俺には用意に受け入れることが出来た。
俺は彼女に行き先を告げられぬまま、彼女に連れられて行った。
(だけど、今でさえ同世代のそれとは一線を画するみゆきの胸がさらに大きくなるとは……)
(これを今のこなた達が聞いたら……きっと絶望するに違いないな)
「シンさん、どうかされたのですか?」
「いや……なんでもないです」
「敬語になってますよ?」
「あ……悪い」
10年後のみゆきはどうやら彼女が目指していた医者になれたらしい。
これだけの美貌を持つ医者なんて世界中探しても容易には見つからないだろう。
更にあの破壊的なバストを持つ彼女のことだ、院内の医師から患者から全ての男共を魅了してやまないのだろう。
そして、彼女の掛ける眼鏡は彼女の魅力に知性と品をも加える。
「……完璧超人だ」
「え……?」
「いや、なんでもない……です」
俺は思わず呟いてしまった言葉に取り乱して、また敬語を使ってしまった。
みゆきは敬語を使われることを嫌ったが、俺が敬語を使ってしまうのも無理はない。
俺もまた世間の男と同様に彼女の美しさ、胸、いや高良みゆきという一人物に敬意を示さずにはいられなかったのだ。
「ごめん、なんか緊張しちゃって……今日1日敬語抜けないかもしんない」
「どうして緊張されてるんですか?」
「それは、その……10年後のみゆきがあまりにも綺麗だったから……」
「ふふふ、そうですか……なら、許します。あ、あそこですね」
みゆきの微笑みに思わずグッと来ながらも、俺はなんとか平常心を保った。
そして、彼女が指差す先を見るとそこには一軒のカフェがあった。
335:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:31:50 R4hSxiO8
俺達がカフェの中に入るなり、声が聞こえた。
この声もよく聞き覚えのある声だった。
「みゆき遅いわよ、どっか寄り道してきたんじゃないでしょうね?」
「ええ、ちょっと遠回りしてきちゃいました」
「な、してきたのかよ!」
「うわー、10年前のシンちゃんってば可愛いねー」
そこにいたのは10年後のかがみとつかさと……そして、現在のこなただった。
通路の一番手前側に座っていたつかさからは母性みたいなものが滲み出ていて、今よりも柔らかい印象を持った。
反対にその隣に座るかがみは、今よりも性格がきつくなった気がする。
だが二人に共通して言えることは、二人ともとても綺麗になったということである。
「みゆき一人だけじゃタイムトラベルなんてして来ないとは思っていたから誰かいるんだろうなと思ってたけど、こなただけ来なかったんだな」
「シンどこ見てんのよ、私の隣にいるじゃない」
「いや、いくら俺でもそんな冗談は通用しないぞ。そこにいるのは今のこなただろ?」
「……シンちゃん、そこに座っているのはホントに10年後のこなちゃんだよ」
「つかさまでそんな嘘をついて、俺を騙そうたってそんな簡単にh……」
その瞬間、俺は今まで感じたことのない恐怖を感じた。
普段空気が読めないと罵られる俺でさえわかるくらい、場の空気が凍っていくのが容易に感じ取れた。
そして、それは……恐らく俺の左ななめ前に座る彼女が原因なのだろう。
「10年前からアンタって人は……」
「……こなた、いやこなたさん!落ち着いてくれ!今のは冗談だ!ってか、それ俺のセリフ!」
「……へぇー、私への謝罪よりも先に自分のセリフを取られたことをツッコむんだ?」
「すいません、こなたさん!どうか、どうか許してください!」
「……この馬鹿野郎ー!」
「あべしッ!」
10年後のこなたの一撃、それは俺が昔裏切られた上官にくらったそれとは比較にならないほど強烈な一撃だった。
336:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:32:42 R4hSxiO8
こなたからもらった強烈な右ストレートの感触はまだ俺の左頬にはっきりと残っていた。
俺は左頬を押さえつつも何度も何度も謝罪をし、ようやく許してもらった。
「もう!10年前から失礼な男だよね、シンは!」
「……ずびばべん」
「でも、シンがそう思うのもしょうがないわよ。アンタ今うちの制服着ても、多分高校生にしか見えないわよ?」
「な!かがみまで失礼な!今制服着たら胸周りがキツくってしょうがないよ!」
「1サイズしか変わってないのに何言ってんのよ」
「かがみだってお腹周りがキツくて入んないよーだ!」
「……それを言ったな、お前?」
10年経っても今と同じようなやりとりをしてるこなた達を見て、俺はなんだかホッとしていた。
少なくとも今後10年の俺は彼女達を守れている、そう思ったのだ。
それから俺は四人と長々と話をしたのだが、わかったことはそれぞれのことだけだった。
どうやら自分以外のことを教えることは禁じられているらしく、また俺も今日知ったことを他者に話せない。
10年後の俺がどうなってるとか、世界が今より平和か、景気はいいのかなんてことも聞けなかった。
だけど、そんなことはどうだっていい。
俺は彼女達がこれからもずっと幸せでいてくれればいい、そう心の底から願っていた。
「ちょっとシン、何にやけてんのよ?」
「あ、いや……」
「グラマラスなみゆきさんをパルマしたからね、きっとその感触が名残惜しいんだよ」
「まぁ、そんなことを考えていらっしゃったのですか?」
「断じて違う!」
「あはは、シンちゃんのエッチー」
そんなこんなでこなた達も未来に帰らなきゃいけない時間がやってきた。
そして、俺は一つ大事なことを思い出して彼女達に尋ねた。
「そうだ、みんな結婚したのか?」
「ふふふ、それはだね……」
337:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:34:26 R4hSxiO8
こなたが誰よりも早く口を開いたが、そこにかがみが割って入ってきた。
「そんなの秘密に決まってるじゃない?……ねぇ、こなた?」
「あ……仰るとおりです、かがみ様!」
「シンちゃん、それは未来までの秘密だよー」
「10年後までの楽しみに取っておいて下さいね」
「え……あぁ、わかりました」
こなたを除いた三人からにこやかに、しかし確かな意思が添えられた言葉を聞いて俺は少々竦んだ。
「じゃあ、シンさん失礼します」
「また未来でねー」
「元気にしてなさいよ」
「んじゃ、また後でね」
そう言い残しこなた達はこの場を去って行った。
後に残された俺はしばらくそこに立ち尽くして、そして家に帰ることにした。
今日起こった出来事を大事に胸の奥にしまって。
338:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 01:37:34 R4hSxiO8
投下終了です、あんまりこういうネタは見たことなかった気がするんで挑戦してみました。
評判良かったら大人シン編も書くかもしんないです。
339:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 03:17:29 5zZXSxcR
おぉ、なんか新しいパターン!www
俺はこーいうのも好きだぜ!GJ!
340:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 03:49:35 pSbwgGtP
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';: __fサヘ.
/ `ヾ=:イィTラトj:::;' .l:::/ イフTソ:/ 'i、
i' ,._;:ヽ` ゙̄7:/ l:;' ` ̄フ_ |
| ;if≡ト- ヽ |/ iリ ー;ニ'リ≡キi |
| if! |l l ヘ ...-- .., /''´ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾヽ、 ー ´ ,ィ ´ミiリ=t、キi |
. . ______/| ヽ l ヽ______
. . (∋ / v \| ヽ ∈)
. .  ̄ ̄ ̄ ̄| / l 人 | ̄ ̄ ̄
. . / / ヽ ー - / \\
. . / / | | | \ヽ
. . / / ヽ | \
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. . / / / ヽ \ | |
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. . | \ \ ./ / | |
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. . | _―-\ \ / /-―___| /
. . |/ ⊂⌒__) (__⌒つ |/
341:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 04:35:28 JOkDxt+n
>>338GJ!!新鮮ですごく面白かったぜ!!
大人シン編、期待して待ってるぜ
342:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 05:20:55 XpMAYkJl
>>338
へ た く そ
343:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 07:30:41 YK56PX1F
>>338
GJ!大人シン編も是非やってほしい
344:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 07:37:29 KEKz9W0G
ただお「かがみにつかさ、さらには他にも同級生に手を出しているような男に、
うちの娘をやるわけにはいかーん!!」
いのり 「手を出すって、別に2人ともそういうつもりじゃないでしょ。
泉さんちにお世話になってるのもあるし……
つかさは同級生だし、かがみともそのつながりってだけでしょ」
ただお「しかし、父親としてはやっぱりだな……」
いのり 「彼ほど誠実で駄目なら、まつりもかがみもつかさも、
私 み た い に な っ ち ゃ う わ よ ? 」
ただお「………………」
ただお「かがみやつかさと交際することは許さん!!
だが、 い の り な ら 許 す 」
シン 「は、はぁ……………………?」
いのり 「これぞ恥を忍んで実を取る作戦……!!」
かがみ「えげつなっ」
>>337
ななこ(立ち聞き中)「おそらくあの4人の中にいないんやろうなぁ……
まてよ、そしたらウチにもまだチャンスが……あ、あかんあかん、教師と生徒で……せやけど……」
>>338
GJでした!!
345:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 12:38:43 YK56PX1F
>>344
いのりさんだけ交際を許すかw
346:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 15:40:20 r/5Rr/e9
>>344
いのりさん……いいのかそれで………
今更だけど6巻(限定番)の表紙ネタ
ひより「先輩方表情固いッスね~」
ゆたか「仕方ないよ、あんな綺麗な服着て表紙とるんだもん」
みなみ「うん………」
パティ「ソウいウ時コソ、シンノ出番デスヨ」
シン「お、オレ?」
ゆたか「あっそうか!お兄ちゃんが皆に声かけていったら、お姉ちゃん達の緊張もとけるよ」
シン「なんか責任重大だな……まっやってみるか」
あやの「あっアスカちゃん、私こういう目立つの苦手なんだけど、どうしたらいいのかしら?」
シン「そんなこと気にするなって、いつもどうりに笑ったらいいさ。元々あやのはおしとやかに見えるから大丈夫だって」
あやの「え?う、うん……ありがとう。やってみるわね」
みさお「おう、ウサ目。なあ、こんな服わたしに似合わないよな?………」
シン「いや、オレも最初はそう思ってたけど……似合ってるぜ!」
みさお「そ、そうか!?サンキューウサ目」
みゆき「シンさん、私真ん中ですから、どうしたら皆さんの邪魔にならないでしょうか?」
シン「そんなの気にするなよ。こういう時に変に気を使ってると1人だけ浮いた感じになるし、好きにした方が絶対にみゆきらしくなるから」
みゆき「なるほど……そうですね。ありがとうございます!」
347:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 15:43:17 r/5Rr/e9
つかさ「シンちゃん!わたしがど真ん中なんてダメだよ!パッとしないよ!
お姉ちゃんかこなちゃんに変わるように言って~」
シン「そんなことないって。今のお前はかがみやこなたに全然負けてないよ、オレが保証してやるよ!」
つかさ「シンちゃん……うん!ありがとう!」
かがみ「私だけこんな露出高い服でみっともなくないかな?」
シン「いいんじゃないか?普通にセクシーだと思うけど」
かがみ「ちょっと!いやらしい目で見ないでよ!
ま、まああんたがそんな目で見るってことは満更でもないってことよね!
ちょっとは自信ついたわ…あ、ありがと………」
こなた「い、いくら中の人ネタでもさ、わたしにこんなポーズさせるなんて罰ゲームだよ……トホホ」
シン「ステータスじゃなかったのかよ?というかそんなこと全然気にならないし、違和感ないけどな」
こなた「ま、またぁ~シンもお世辞が上手くなったね~まっ悪い気はしないかな、あんがと」
みなみ「皆さんの表情がやわらかくなりましたね………」
ゆたか「やったー!さすがお兄ちゃん!」
シン「ま、まあな!(特に何もしてないんだけどな………)」
ひより「さすが!ギャルゲ主人公!」
パティ「イヨ!コノ女タラシ!スケコマ虫!」
シン「お前ら……褒めてないだろ!?」
348:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 18:14:58 Io1qN2oA
>>374
ひよりとパティは皮肉が入っているなw
349:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 18:18:45 Io1qN2oA
すまない・・・>>374じゃなくて>>347だった・・・orz
350:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 18:41:09 S79ybRye
またロングパスか
351:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 19:35:39 m1VGjj4t
>>374
GJ、あの神々しい表紙の陰にシンの力があってほしいw
(〓ω〓.)「うーん、やっぱり。がんたんくに例えられる猛者が見当たらないなぁ」
シン「あ、まてよ。ほのぼのしててグサリと核心突きそうな人がいた」
(〓ω〓.)「え、誰?」
シン「ゆかりさん。ぼんぼん核心突いてきそう」
(〓ω〓.)「あぁ~(納得)んじゃ、シャアは誰だろお父さんかな?」
シン「だろうな。ちょっと表にしてみるか」
こなた=ガンダム
かがみ=マークII
つかさ=ターンA
みゆき=ストフリ
みさお=ダブルゼータ
あやの=インジャ
こう=Ez8
ゆたか=アレックス
みなみ=ウイング
ひより=V2
パティ=ステイメン
ななこ=ゼータプラス
ひかる=ゼータ
ふゆき=メタス
そうじろう=シャア
かなた=ララァ
ただお=グフ
みき=ハモン
いのり=きゃのっ8
まつり=きゃの9
ゆかり=がんたんく
あきら=デュエル
みのる=F91
シン「こ、こんな感じ……かな?」
(〓ω〓.)「うーん、これは議論の必要がありそだね……って役一名だけ人じゃん」
352:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 19:39:24 vg80/OsA
シンの称号
陵桜の赤目(陵桜学園の喧嘩最強者に与えられた称号)
パルマイスター(会う人の胸を揉んでしまう…何故なんだ…)
永遠のフラグブレイカー(フラグを立てても高確率で壊してしまう)
おっぱい星人(おっぱいに貧乳も巨乳も関係ねえ!)
353:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 20:09:41 ADMY/I7O
・部活
シン「……ああ、わかった」
(=ω =.)「しーん、一緒に帰ろー」
シン「ごめん。今日は部活があってさ」
(=ω =.)「……部活!?」
シン「ああ、今日はサッカー部だったかな。部長から見本を見せてくれって言われてさ」
(=ω =.)「シンってサッカーうまいの?」
シン「いや、小さい頃やってたくらい。教えるのは身体捌きとかだよ」
(=ω =.)「あー、そういう感じのか。じゃあ他の競技も教えてるの?」
シン「ああ、専門的な部分はわからないけど、俺にわかる所だったらな」
(=ω =.)「(……コーディネーターは反則だから教えない、って言わなくなったね)……前は断ってなかったっけ?」
シン「だってさ、俺の学校が負けるの悔しいだろ」
(=ω =. )「……(俺の……ね)」
シン「陸上とかならテクニック関係ないし、大会も出るかもしれない」
(=ω =.)「チアで応援しようか?」
シン「ん、頼む」
(=ω =.*)「(俺の学校……)」
(=ω =.*)「ウニャー!」
かがみ「ちょ、何でいきなり抱きついてくるのよ!」
(=ω =.*)「良いではないか良いではないかー!」
かがみ「……何でこんなにテンション高いのかしら」
354:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 20:28:33 o7/kQix/
>>353
じんときた・・・こなたの嬉しい気持ちも分かるし、
こなたもシンと会ってそんなふうになったんだ、とおもうと、もうね・・・。
355:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 22:23:55 OtrdM0/q
こなた「会いたかったぞ! ガンダムっ!!」
シン「……」
こなた「君の性能に私は心奪われた! この気持ち、まさしく愛だ!!」
シン「はぁ……」
こなた「もー、シンったらノリ悪いよ~」
シン「いきなりグラハムのセリフ言い出しておいて何を言ってるんだ」
こなた「もうすぐ二期始まるからねー。復習だよ、復習! それにしてもグラハムかっこいいよネ♪ あんなにストレートに愛を告白しちゃうなんてさぁ……」
シン「主にガンダムにな」
こなた「う、確かに……」
シン「ま、俺も二期は楽しみだからまた一緒に見るか。じゃあ俺はバイトに……」
こなた「約束だよー行ってらっしゃーい♪」
バタバタ
ガチャッ
バタンッ
こなた「……はぁ~///
グラハムのセリフに合わせてシンに告白してみたけどだめだったか~orz
……やっぱ自分の気持ちは、自分の言葉で伝えなきゃ……ダメだよね///」
シン「グラハムかっこいい……か。俺もガンダムの主人公だったんだけど。なんか妬けるなぁ……」
半年振りにSS書いたなぁグラハム出し過ぎてスマソ。ちょっと樹海行ってきますねノシ
356:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 23:04:04 vg80/OsA
あやの「シ~ン君♪」
シン「うおっ!?な、何だ!!」
あやの「ん~♪」
シン「どうしたんだ、いきなり抱きついてきて///」
あやの「いつもは私のほうが甘えさせてるから、今日は私が甘えたくて……///」
シン「そ、そうなんだ……」
あやの「えへへ、シン君///」
シン「(ヤバイ……いつもよりあやのが凄く可愛い……)」
あやの「♪」
シン「(いい匂いだな……しかし、それ以前に胸の感触が……柔らかい……)」
あやの「にゃ~♪」
シン「(数えられないぐらいパルマをしているが、意外と大きいな……じゃ、じゃなくて!このままじゃ理性が……)」
あやの「にゃあ~♪」
シン「あ、あやの……は、離れてくれないか?嬉しいが、超恥ずかしいんだ……///」
あやの「こんなことで恥ずかしがっちゃ駄目よ♪それなら……」
シン「そ、それなら……?」
あやの「シンお兄ちゃん♪」
シン「グハア!!」
あやの「シンお兄ちゃん大丈夫?」
シン「あ、ある意味……大丈夫だ……」
あやの「本当!?シンお兄ちゃんが無事であやのは嬉しいよ♪」
シン「すまないが……お兄ちゃんは……や、やめてくれないか?」
あやの「あやのにお兄ちゃんって呼ばれるの、嫌なの?」
シン「その上目使いは反則……!!そうじゃなくて、理性がもたないから……」
あやの「もたなくていいよ……あやのはシンお兄ちゃんに好きにされてもいいから///」
シン「あやの……!」
あやの「あ……シンお兄ちゃん///」
シン「さっき、何でお兄ちゃんって呼んだんだ?」
あやの「んー……シン君、学校でもゆたかちゃんにお兄ちゃんって呼ばれると、嬉しそうにしてたからかな」
シン「さいでっか……」
あやの「うふふ、面白かったわよ♪」
シン「……それじゃ、俺の反撃タイムだ!!」
あやの「んん!?ん……ちゅ……うん……」
シン「……ふう、反撃成功だ」
あやの「いきなりのキスは酷いよ……///」
シン「なんだよ、お前もノリノリで舌を絡ませてきたくせに」
あやの「ばか……ねえ、シン君?」
シン「ん?」
あやの「大好きだよ///」
超甘いあやのが思いついた、樹海へダイブしてくる
>>353
シンもコーディネーターとか関係なくなってきたなw
>>354
純情なこなたがかわいいw
357:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 23:28:39 ADMY/I7O
>>355
なんという初々しさ。GJ!
>>356
なんかあやシンは高確率でバカップルだなw
358:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 23:51:35 nAwv8XMq
障害を乗り越えた(特にあやの、親友の兄を振り親友を出し抜く)カップルは甘くなるさ
ガロティファを見ろよ
359:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 02:55:15 GAa9SnBP
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';: __fサヘ.
/ `ヾ=:イィTラトj:::;' .l:::/ イフTソ:/ 'i、
i' ,._;:ヽ` ゙̄7:/ l:;' ` ̄フ_ |
| ;if≡ト- ヽ |/ iリ ー;ニ'リ≡キi |
| if! |l l ヘ ...-- .., /''´ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾヽ、 ー ´ ,ィ ´ミiリ=t、キi |
. . ______/| ヽ l ヽ______
. . (∋ / v \| ヽ ∈)
. .  ̄ ̄ ̄ ̄| / l 人 | ̄ ̄ ̄
. . / / ヽ ー - / \\
. . / / | | | \ヽ
. . / / ヽ | \
. . // / | | □■□■□■□■□■
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. . / / / ヽ \ | |
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. . |/ ⊂⌒__) (__⌒つ |/
360:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 07:36:38 mV1vfVq6
>>355
GJ、グラハムとはw
>>356
GJ、あやシン良いなぁ良いなぁw
やまと「ねえセーター……編んでみたんだけど、着てくれる?」
シン「え、セーター!?」
やまと「驚くのも解るけどそこまでされるとムカつくわ。着るの着ないの?」
シン「いや、着るよ」
やまと「そう」
シン「……って。これ頭出すところ……無いよな」
やまと「…………ごめん、捨てちゃって良いから」
シン「いや、捨てるほどじゃないだろ。頭出す部分はこうしてハサミで切れば……ほら。ほつれはどうにかするとして」
やまと「無理なんか……しなくて良いわ」
シン「あのな、好きな娘にこうゆうことしてもらって無理なんかするか。
すごい嬉しいんだから」
やまと「先輩……」
シン「えっと、切って余った部分は帽子にすれば良いか」
やまと「うううう……////」
やまとネタがうかんだので書いた。後悔はしていない
361:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 08:30:02 TzUo59dT
>>360
おお!久しぶりのやまとだw
362:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 09:35:15 OC3wri4f
ついにやまともきたwあやのやパティに続いてやまとも頑張ってほしい
363:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 12:41:43 Ow8UGrTY
こなた「よく漫画とかではオタクの親友に一般人がいるけど、
そんなこと滅多にないよねー?」
かがみ「……あんたにどう突っ込もうか、考え中なんだけど……捉えどごろがありすぎて………」
こなた「なんで?かがみはオタクでしょ?」
かがみ「ちょ!?違う!!私はオタクじゃないわよ!!」
シン「じゃあ、つかさとみゆきは?」
こなた「つかさはドシっ子だし、料理オタクじゃん。
みゆきさんは完璧超人だから、一般人とは違うしね~」
シン「じゃあオレは?」
こなた「うーん……シンは親友じゃなくて………ほら……ね///」
シン「だ、だよな!オレはお前らと違って常識人だし
(オレはこなたから親友とは思われてないのか……まあ、当然か………)」
こなた「え!?ち、ちが―」
シン「あっオレバイトだし先帰るな」
かがみ「シン落ち込んでたわねー
でもシンにあんな言い方じゃ通じないって………」
こなた「うん、そうだよねー♪………やっちゃったよ~かがみー、うわぁーん!!」
かがみ「よしよし」
364:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 13:49:31 +nxo/iCp
>>363
いつものバイト先(コスプレ喫茶)の場合
始業前
アスカ「なぁ、パティ」
パティ「何デスカ~?」
アスカ「俺たち、友達だよな?」
パティ「う……ンン……ハイ、そうデスネ、友達デスヨ」
アスカ「そ、そうか……!!」
パティ「……………………今のトコロは、デス」
アスカ「…………そうか」
退勤後
パティ「シン」
シン 「ん?」
パティ「ツマリ、友達ヨリもっとステディな関係になりたイ、と、わ、ワタシは思ってマす
だ、だからソれまでは、友達ってコトデス」
シン 「もっとステディな関係って……!!」
パティ「さ、サァ仕事も終わっタし、友達らしく一緒にゴハンでも食べテ帰りまショー」
シン 「あ、ま、待ってくれよ」
て、こんなん書いてたら「もうひとつのバイト先」のパターンも考え付いちゃったよ……
365:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 15:32:08 O5L4s+lk
シン・アスカと交流させられた萌えキャラスレには荒らしが多い法則
366:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/17 16:13:16 OC3wri4f
>>363
こなた、シンにはストレートな表現で言わないとw
>>364
もうひとつのバイト先も書くんだ!
最近はメインキャラだけではなく、色んなキャラが出てきていいねー