08/08/15 13:41:51 h2xyFCip
( ここは”時空№334”。8月上旬、日本で原因不明の連続大地震が起きた。その回数は全国で何万回ともいわれた。
それにより無数の歴史財産や「無駄な公共施設」が跡形もなく廃墟と化した。
行政機関やマスコミ関係、警察等は極一部を除いて破壊を免れた。
●葉●や、●●ックマー●ットをやる予定だった会場も木っ端微塵となり中止となった。
そして、この連続地震で30万人以上が犠牲となった。その殆どは日本人で日本に住む外国人は極少数だった。
周辺諸国をはじめとした外国人達がボランティアの名目で日本に何十万人も入国した。
そして地震で犠牲となった人々の中にSOS団メンバーの肉親達等がいた。それは以下の通りである。
・萌→弟・智也。
・はにはにチーム→茉理の両親、久住直樹、広瀬弘司(直樹の親友)、深野純一(蓮美台学園教師)、宇佐美玲(蓮美台学園長)
・けよりなチーム→麻衣の兄・達哉と父・千春、菜月の両親と兄の仁と3匹の飼い犬イタリアンズ
※菜月の母親は修行先のイタリアから帰国していた。
・沙耶→父親・崇夜(そうや)。
・Giftチーム→天海春彦とその父・壮一、千紗の両親と三つ子の弟達、綸花に助けられた事で彼女の追っかけをやっていた里緒奈美
・まなびストレートチーム→聖桜学園長・桜冨子、愛洸学園理事長・貴生川鏡子、同学園生徒会長・角沢多佳子
※貴生川鏡子は後任の理事長大田〈仮名〉が起こした事件〈>292>294参照〉の後、理事長に復帰していた。
・らき★すたチーム→ゆいの夫・きよたか、みなみの母、みさおの兄〈あやのの彼氏でもあった〉
※きよたかは、ゆいとの離婚話を進めている最中だった。
・護衛班の肉親や友人知人多数
菜月や千紗の悲しみは半端なものではなかった。そして、こなたの両親の墓も粉々になり何故か二人の骨壷が無くなっていたのだ。
犠牲になったのは現メンバーの肉親だけではなかった。
ここはとある病院の霊安室の一室。とある少女の遺体の傍に一人の少年がいた。前団長・キョンである。遺体は彼の妹であった。
彼は今、”SSK団”の副団長をやっている。又、谷口・コンピュータ研究部部長・喜緑江美里も団員になっていた。）
キョン：ｉ(ﾚT-Tﾘ ＜俺はお前を無理にでも”SSK団”に入れさせるべきだった。そうすれば、こんな目に遭わせる事はなかったんだ。畜生、畜生っ！
(床に自分の拳を何回も叩き付けるキョン。少し離れた所で団長”S”が見守っていた。)
”S”：「あの女」ならキョンに「死んだ者より今生きている者達との繋がりを持ちなさい。」って言うんだろうけど
それは、こんな時に言うべき言葉じゃないよね・・・。
(キョンはSOS団を抜けて以来、妹との仲が悪くなっていた。彼女は”SSK団”に入る事を拒否していた。)