08/07/18 13:10:58 IfC6m8pN
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜こなたん、案内するわ。
こなた：i(iﾘ=ヮ=ﾉﾘ＜えっ！？
（杏璃はこなたを連れて何処かへ向かう）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜やっと時空巫女率いる柊一族を倒す事が出来たよ！
これでみなちゃんの無念も晴らす事が出来んだよね！
（とある晴れた日、杏璃はこなたと共に１つの墓前の前に線香を手向けていた）
こなた：i(iﾘ；ﾟ -ﾟﾉﾘ＜このお墓は・・・・・・・・？
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜もう何年も前の事よ、この墓に眠る人達も
柊一族に殺された者達なの・・・・・・。よく思えば私が魔法使いの道を目指す切っ掛けも
あの事件が始まりだった・・・・・・・・・・・。
（杏璃の記憶には幼い頃の自分の姿が浮かび上がる・それは杏璃がまだ幼少だった頃の出来事だった）
（以下杏璃の回想）
幼い頃の杏璃＜ねえねえ、みなちゃんはどうして雷系魔法が好きなの？
”みなちゃん”と呼ぶ杏璃の友達＜えーとね、雷系魔法は強くて格好いいのが多いから！
（みなちゃんと呼ぶ少女が雷系魔法の素晴らしさを開かす、この少女は柊一族と同盟を結んでいる
一族の娘であり将来を期待されたいた、魔法術の英才教育を施されていた事もあり
能力は徐々に開花していったのである）
幼い頃の杏璃＜雷系って激しいから・・・・・・・・・・・・・。
みなちゃん＜杏璃ちゃんも名前が柊なんだよね？
幼い頃の杏璃＜私の家系はみなちゃんのお父さんが同盟を結んでいる柊とは無関係の家系だって
お母さんが言ってたよ。
（当時の杏璃は雷系魔法は好きでは無かったが、少女とは家族ぐるみの付き合いもあり仲が良かった・
少女のとの付き合いは当時の杏璃にとっては楽しい時間であった、しかしそれも長くは続かなった・・・・・・）
14:名無しさん＠お腹いっぱい。
08/07/18 13:12:48 IfC6m8pN
近所住民A＜な、火の手が上がってるぞ！
近所住民B＜何でも柊一族が＠＠一族との同盟を破棄して抗争を始めたらしいぞ！
（みなちゃんの一族と柊一族との同盟決裂から始まった抗争、その抗争は数ヶ月に及び・
抗争は激化しみなちゃんに会えない日々が続いた、この時の杏璃はみなちゃんの手助けが出来ない事に
悔しさを感じていた、そんな中一族のみなちゃんの一家が滞在していた民家が柊一族の者によって放火され
る事件が起きたのである、みなちゃんの父親がみなちゃんを庇う形で全身に火傷を負い死亡、
みなちゃんも大やけどを負ってしまった）
みなちゃん＜あん・・・・り・・・・ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・。
幼い頃の杏璃：i K(!T(ﾌﾉ!ｌ i＜みなちゃん！みなちゃん！
みなちゃん＜あん・・・・・りちゃん、お願いがあるの・・・・・・・・・・・・。
幼い頃の杏璃：i K(!T(ﾌﾉ!ｌ i＜何なの！何だって言って！
みなちゃん＜私の・・・・・・・好きなかみな・・・・・り・・・・のつよ・・・・・・・・・・・・・さを・・・ひろ・・・・・めて・・・・・・・
ほし・・・・・・・い・・・・・・・・・・・の。
幼い頃の杏璃：i K(!T(ﾌﾉ!ｌ i＜雷魔法の強さをみんなに知らせたいんだよね？そうだよね？
みなちゃん＜う・・・・・・ん・・・・・・・お母さんと・・・・・お父さん・・・・・・の無念・・・・・・・晴らして・・・・・
ひ・・・・い・・・・ら・・・・・ぎ・・・・・・・を・・・・・・・（小声で聞き取れない）・・・・・・・・・・・。
（最後の力を振り絞って握りしめていた羽ペンを杏璃に渡す、杏璃の手元に渡った瞬間力尽きて
息絶えたのである）
幼い頃の杏璃：i K(!T(ﾌﾉ!ｌ i＜みなちゃん！みなちゃん！みなちゃん！返事して！みなちゃんって
ばあああああ！！
（この時の杏璃はみなちゃんが亡くなった実感がしなかった、人が死ぬ事の実感が分からなかったからである）
（数日後の葬儀に参列した時初めて死ぬ事の意味を知ったのである）
幼い頃の杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i.｡ｏO(みなちゃん、みなちゃんの思いは私が全部受け継ぐ！！
みなちゃんが知らしめたかった雷系魔法の強さを私が証明させてみせる！だから天国で見ててね！
そしてみなちゃんを殺した柊一族を倒してみせる！どれ位の時間と苦労が掛かるか分からないけど
絶対に成し遂げてみせるから！)
幼い頃の杏璃：i K(! -ﾉ!ｌ i.｡ｏO(みなちゃんを奪った柊一族、絶対にブッ潰す！）
（杏璃の道はこの時決まった、
・雷系魔法の強さを知らしめる事
・柊一族への復讐
を行う決意を固めたのである）
（回想終わり）
こなた：i(iﾘ；ﾟ -ﾟﾉﾘ＜そんな、事が！あんりんも柊一族に友を奪われた被害者だったんだね・・・・・・・。
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜そう、こうして私は中学卒業後、倍率が何倍もあるとされる瑞穂坂学園・魔法科
に入学したの。パエリアのベースである羽ペンはみなちゃんがあの時託した羽ペン、形も
みなちゃんと私が描いたマジックワンドの形にしている。
パエリアにはみなちゃんが「柊一族を倒して欲しい」と私に託した願いが一杯詰まっている！
長かったよ・・・・・・・・・・・・・・。
「魔法の力は復讐の道具じゃない！」と伊吹ちゃんには言ったけど人事ではないわね・・・・・・・・。
SOS団の一員として雷撃の強さを証明する為に奔走し”柊の雷撃使い”と呼ばれるまでに強さを
証明させる事が出来た、みなちゃんの掲げる雷撃の強さはまつりんとあやのんにも伝えている。
これでやっとみなちゃんも安らかに眠る事が出来るんだよね！そして私も柊一族との戦いに終止符を
打つ事が出来る・・・・・・・・・・。これがみなちゃんが望んでいた形なんだよ！
（かがみとつかさを徹底的に敵視してたのもかがみの一家を抹殺したのも2人が柊一族の者であること
が判明したからだ）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜みなちゃんの夢を私が替わりに叶える夢はまずは達成出来た。
（杏璃が雷撃にこだわりを持つのも柊一族への強い恨みも
杏璃の一言に重みがあるのも友を柊一族に奪われた悲しき記憶が生み出したのかもしれない・・・）
こなた：i(iﾘ；ﾟ -ﾟﾉﾘ＜あんりんも辛い過去を背負って生きていたなんて知らなかった・・・・・・・・・・・。
15:名無しさん＠お腹いっぱい。
08/07/18 13:13:38 IfC6m8pN
（パエリアを天に掲げ）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i.｡ｏO(みなちゃん、これからは私自身の戦いだ、雷撃の強さへの追求はまだ終わっていない。
これからも雷撃の強さを私が証明させてみせる！このパエリアと共に！！)
（パエリアを墓前の翳し更なる精進を誓う！）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i.｡ｏO(それがみなちゃんへの手向けだ！）
16:名無しさん＠お腹いっぱい。
08/07/18 13:16:36 IfC6m8pN
（春姫・つかさ・芽生が杏璃達への襲撃を掛ける数日前の事）
護衛班＜杏璃殿、これはもしかしてソプラノではないでしょうか？
（と護衛班の1人が見つけた原型を止めないまでに壊れたマジックワンドを見て杏璃が）
杏璃：i K(!；ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜・・・・・・・・・！（欠片をいくつか結合させる）
間違いないわ！これは春姫のソプラノよ！
（ソプラノは強い衝撃を受けて割れたガラスの如く数十点の破片となっていた）
崇拝者＜やはり杏璃嬢の考え通りの様です！
（別の地点に居た崇拝者が袋に回収したソプラノの破片を杏璃に渡す）
杏璃：i K(!；ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜おそらくは春姫がソプラノに変わるマジックワンドを手に入れてそれと
同時に捨てた様ね・・・・・・・。
小雪：i|ｌ!! ﾟ -ﾟﾉ!l|＜ソプラノは主に見捨てられた・・・・・・・・・・・・。
（帰還後、メンテナンス班によるソプラノの修復作業が行われた）
パティ：ゞ(!|；ﾟ -ﾟﾉゝ＆菜月：ﾉﾘ；ﾟ(ﾌﾉ!＜ソプラノ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
（修復作業の一部始終を見守る火属性メンバー達、ソプラノと同じ火属性のマジックワンドを持つ
菜月・パティには辛い、パティのコスプレ形態である”フレイムマジシャン”モードは春姫の戦闘スタイルが元ネタに
なっているからだ）
メンテナンス班＜終わりました！ 菜月：ﾉﾘ；ﾟ(ﾌﾉ!＜どうでしたか？
メンテナンス班＜本来ならもう使用出来い程でした。なんとか元通りはいきませんが修復は完了って事で・・・・・・。
パティ：ゞ(!| ﾟーﾟﾉゝ＜良かったネ！
まき絵：从ｉ|ﾟーﾟﾉjj＜じゃまだ使えるんだね！
（ミイラの如く包帯で巻かれたソプラノを受け取る、春姫の魂あり思いが詰まったマジックワンド・ソプラノを簡単に
見捨てる程のマジックワンドとはどう言う物だろうか・・・・・・・・・・）
パティ：ゞ(!|；ﾟ -ﾟﾉゝ＜フレイムマジシャンのオリジナルに何があったノ？
杏璃：i K(!；ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜丁度終わったみたいね！
（と出撃していた杏璃が戻って来た、パティの手にあるソプラノを見て・・・・・・）
杏璃：i K(!；ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜一応まだ使える状態ではあるみたいね！それでもしばらくは使用出来ない状態って訳か・・・・・・・。
また私の元に渡るとはね・・・・・・・・・・・・・・。
パティ：ゞ(!|；ﾟ -ﾟﾉゝ＜また！？
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜あ、パティは知らなかったんだよね。パティが加わる前の頃
春姫は1度ソプラノを壊してしまった事があったの。その時のソプラノもこうやってミイラの如く魔力を纏った包帯で
グルグル巻きの状態で一時的だけど私の元に預けられたの。それで・・・・・・・・・・・。
（杏璃は春姫に起きた騒動を話す）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜私がわざわざ届けてソプラノは復活を果たしたの。
けど今度ばかりはそうはいかないわね！何よりも信じていた主に見捨てられたからねぇ・・・・・・・・・。
菜月：ﾉﾘ；ﾟ(ﾌﾉ!＜酷い。
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜ソプラノはトランペットをベースにして作り上げたマジックワンドなの。
ほら、形が似ているでしょう？
菜月：ﾉﾘ ﾟ -ﾟﾉ!＜確かに・・・・・・・・・・・。
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜ベースとなったトランペットは春姫が瑞穂坂に入学する前恩師だった人から譲り受けた物
って言ってた。
（杏璃が知る春姫とソプラノの秘話を菜月達に話し出す、春姫のライバルとして切磋琢磨してきた杏璃ならではの
エピソードが語られた）
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜あれほどソプラノを大事にしていたと言うのに・・・・・・・・・・・。
菜月：ﾉﾘ；ﾟ -ﾟﾉ!＜大事に使ってくれればどんな物にも負けない性能を発揮するはずなのに・・・・・・・・・・。
ソプラノの意志＜ンンンンンンンン・・・・・・・・・・・・・・。
杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜コアは無事ね！
ソプラノの意志＜ここは・・・・・・・・？ 杏璃：i K(! ﾟ -ﾟﾉ!ｌ i＜拠点地よ！一体何があったの？
ソプラノの意志＜はい、それは・・・・・・・・・？
（ソプラノの意志が春姫に起きた出来事を話す）