電王とコラボしても大丈夫なアニメat ANICHARA
電王とコラボしても大丈夫なアニメ - 暇つぶし2ch518:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/04 17:07:09 pRJclI5R
と、いうわけでプロローグ投下しました。
クロス先はひぐらしのなく頃に+αということで。(+αはちょっと多めです。)

投下速度は……あまり期待しないでくださいね。それでは。

519:被本塁打王
09/10/04 17:22:17 mr9lz3OU
ハルヒとコラボしたら

520:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/04 21:55:27 +AVU574w
>>519
トリップがある限り、なりすませないってわかってるか?

521:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/06 18:18:30 f7TujmK1
Q:火星大怪獣 スペナメゴン(スペシウムエネルギーを利用した光線を放つ、ナメゴンの進化系)
マン:緑色毒煙怪獣 ミドラー(『緑の悪魔』と呼ばれる、超古代の毒ガス怪獣)
セブン:電磁波怪人 マンダラ星人(リッガーを操っていた宇宙人)
ジャック:雪入道怪獣 ダタラゴン(雪山に住む、一本足の妖怪のような怪獣)
エース:鼠超獣 ラッドザイラー(ネズミと宇宙怪獣を合体させた超獣)
タロウ:巨象怪獣 ゴキバ(巨大な牙を有する、マンモス型の怪獣)
レオ:円盤生物 デビルジョー(鮫に似た円盤生物で、左手がハンマー、右手が鋸となっている)
ザ☆:は虫怪獣 ゲッコウ(バデル族の残党が操る、再生能力を持ったヤモリ型怪獣)
80:高原竜 ヒドラⅡ(交通事故に遭った子供の、無念のマイナスエネルギーが生み出した怪獣)
グレート:伝説地底怪獣 ゴーグリー(環境破壊によって復活した、大地を司る伝説の怪獣)
パワード:宇宙怪獣 パワードベムラー(かつてジャミラを怪獣に変えた真犯人)
ティガ:超古代怪獣 ズアール(ルルイエから新たに出現した、石状の甲殻をもつ怪獣)
ダイナ:破壊合成獣 ネオモンスアーガー(モンスアーガーにスフィアが融合し強化されたもの)
ガイア:根源破滅魔人 ロードブロッツ(根源破滅招来体の秘密兵器で、大天狗に似た姿をしている)
Qdf:古代植物 バンゲア(突如現代に蘇った、肉食の巨大植物)
コスモス:カオスバルタン(バルタン星人が、カオスヘッダーに取り付かれて変異したもの)
ネクサス:ウイングタイプビースト ラバン(双頭のカラスの姿をした、スペースビースト)
マックス:進化怪獣 グランゴンエヴォ(ラゴラスを捕食したグランゴンが、パワーアップしたもの)

522:?????
09/10/09 17:22:47 uFGvKnRf
ローゼンメイデンとコラボしたら面白そう
イマジンが憑いたらこんな感じか

M真紅「良太郎!茶、淹れて来い!」
U水銀燈「お前、ジャンクにされてみる?」
K金糸雀「楽してズルしていただきやで!」
R雛苺「ローザミスティカくれるよね?答えは聞いてない!」
D翠星石「侑斗と仲良くしやがれですぅ!」
W蒼星石「我が父の望みは、私の望みだ!!」
A薔薇水晶「だったら・・・、俺が壊してやるよ!」

523:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/09 18:40:31 uaaf7Anv
絶対可憐チルドレン

524:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/16 16:20:11 7nBBOCC1
゜いりいかうかりかり

525:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:30:34 4da+Xtu7
第一話ができたので投下します。ネタバレ注意

 第一話「次の駅は雛見沢」


2008年6月19日××県、雛見沢
誰もいない廃村と化したこの村に、一人のカメラマンの風貌をした20代ぐらいの女性がやってくる。
「ここにくるのも二年ぶりか……。」
あたりにはヒグラシのなく声が絶え間なく響いていた。
「んー!あんなことがなきゃ……ここもいいところなんだけどなー!」
女性は体をうんと伸ばしながら、廃村の奥へと歩みを進めていった。


ザザザザ……
『……。』
背後に、下半身を地面に埋めて頭上にそれを出現させている奇妙な怪人に付けられているとも知らずに。


同時刻、××県××市喫茶店「ミルクディッパー」店内、そこでこの店の主である二人の若い姉弟が、来店したお客の応対に追われていた。
「良ちゃん、このコーヒーをあのお客さんにお出しして。」
「わかったよ姉さん。」
弟はお盆に中身が入ったコーヒーカップを乗せて、それを運ぶ、だが……。
ツルン!
「うえ!?」
ドイ―ン☆
床に落ちていた雑巾を踏んでしまい、盛大にすっ転んでしまった。
「あらあら良ちゃん?大丈夫~?」
「う、うん……なんとか……。」
そんな良太郎を、姉の愛理は優しく見守っていた……。

「だからー!これは政府の陰謀なんだってー!」
「いーや、これは祟りだ!間違いない!」
「ん……?」
コーヒーまみれになった服を着替えてきた良太郎は、テーブルで言い争っている二人の常連客を目撃する。
「尾崎さん、三浦さん、どうしたんですか?」
良太郎はミルクディッパーの常連客、雑誌記者の尾崎イッセーと自称カウンセラーの三浦に話しかける。
「ああ良太郎君か、いや実はね、彼は“雛見沢大災害”が祟りによって引き起こされたっていうんだ!」
「なにを言う!あれは祟りじゃなきゃ不可能だ!現に良太郎君に取り憑いているような悪霊だっているんだぞ!!」
「雛見沢大災害?」
良太郎は聞いたことがない単語に首をかしげる。
「今からちょうど25年前、雛見沢村っていう村に火山ガスが発生して、2000人の村人が全滅した事件があったんだ、でもね……この事件には不可解なことが多すぎるんだ。」
二人の話によると、その村に大災害が起こる数年前から決まった日に一人が殺され、一人が行方不明になる事件が続いていて、その大災害が起こった年にも、カメラマンが死亡して村の診療所に勤める看護婦が行方不明になってしまったのだ。
「さらにその年にはね……その村の学生が同級生の女の子二人を殴り殺してしまう事件が起こったんだ。」
「うわ……。」
その手の話に弱い良太郎は思わず顔を顰める。
「その男の子もね……電話ボックスの中で警察の人に“祟りは存在します!”とか“村人がグルになって俺を殺しに来た!”とか“足音がひとつ余計に聞こえる!”って言いながら自分の首を掻き毟って死んじゃったんだって。」
「は、はううう~!」
あまりのスプラッタな話に、良太郎は思わず目眩を起こす。
「やはりこの少年が訴えるように!あの村には祟りが存在しているんだ!」
「いーや!これは恐らく政府がなんらかの細菌兵器実験で村一つを実験台にしたんだ!少年はずばり薬かなんかで幻覚を見せられていた!ジャーナリストの僕が言うんだから間違いない!」
「なんだとー!?」
「なんだよー!?」
「「ぐぬぬぬぬぬ……!!!」」


526:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:31:24 4da+Xtu7
「ふ……二人とも喧嘩はやめてください~!」
言い争う二人を必死に止めようとする良太郎。すると三浦は、何かを思いついたかのように頭上に電球マークを浮かべる。
「そうだ!良太郎君は何度も悪霊に取り憑かれたことがある!君ならこの事件を別の視点から見れるだろう!」
「なるほど……それでどちらの説が正しいか証明してもらうのだな!」
「ああ!そして正しいほうが愛理さんをもらう!」
「おもしろい……!その勝負乗った!」
「え?ちょっと?」
すると良太郎は尾崎に一冊の本を押し付けられた。
「その本に雛見沢大災害の詳しい詳細が書かれている、もしなにか判ったら僕たちに教えてくれ!」
「は、はあ……。」
良太郎はその押し付けられた本のタイトルを見る、タイトルには、

“ひぐらしのなく頃に”

と記されていた。


「と、いうわけなんだよ……。」
それから数時間後、良太郎はあるところ……デンライナーにやって来ていた。
「良太郎……本当に貴方って厄介ごとを押し付けられるわね……。」
「コーヒーどうぞ~♪」
良太郎はテーブルの向かいに座っているコハナという少女に先ほどの出来事を話し、呆れられていた。
「おうおう!何の話だ!?」
「あれ~?良太郎?そんなオカルトチックな本なんて読んでどうしたの?あ、ナオミちゃん、僕にもコーヒー頂戴。」
「本読むより体鍛えんかい!」
「なになに~?その本面白いの~?」
そんな彼らの元に、とても人間とは思えない赤や青、黄色や黒の色をした怪人達がやってきた。
「モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス……。」
「あんた達には関係ないことよ!」
「んだと!?このハナクソ女!?」
喧嘩を始めたモモタロスとコハナを放置し、ウラタロスは“ひぐらしがなく頃に”の本を取る。
「ああこの本!僕の21人目のガールフレンドが持っていた20年ぐらい前の大災害を記した本だね。」
「え?ウラタロス……この本の事知っているの?」
「うん、おっかないよね……鉈を持った女の子が生徒を人質に学校を占拠して、そのまま仕込んでいた爆弾で人質ごと爆死したんだってね、しかもその直後にガス災害が起こって村人が全滅したっていうじゃないか。」
「えー!?なにそれ怖い!!」
「物騒な話やなー。」
キンタロスとリュウタロスはウラタロスの話に震え上がる、だが良太郎だけは、?といった感じで首を傾げていた。
「あれ……?僕が聞いた話じゃ、男子学生が二人の同級生を……って話だったよ?」
「んー?そんな筈は……だって僕、その本一度読んだことあるから……。」
そのとき、デンライナーの乗務員のナオミがその本を取り、ぺらぺらとページをめくった。
「お二人がいっている事件ってもしかしてこれのことですか?」
ナオミはそのページを良太郎とウラタロスに見せる、だがそこには女子学生が双子の姉に成り代わって村人を次々と惨殺するという痛ましい文章が写真付で載せられていた。
「あっれー?僕が読んでいたのは違う……同じ表紙のはずなのに……。」
「…………オーナー。」
さすがに変に思った良太郎は、チャーハンで棒倒しをしていたデンライナーのオーナーに話しかける。
「ええ、どうやらこれは何者かが時の巡りを繰り返し、その雛見沢村というところと、それに関連するものの次元を大きく歪めているようですね……。」
「まさか……イマジン?」
「その可能性は高いでしょう、なら……調べる必要がありますね、その雛見沢へ行って……。」
そしてデンライナーは雛身沢へと向かった……。



527:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:33:11 4da+Xtu7
その数十分後、良太郎達デンライナー一行は雛見沢村にやってきた。
「んー!着いた着いた!」
「うわー、蝉がみんみん言ってるー。」
「ずいぶんとのどかなところだねぇ。」
デンライナーから降りた良太郎たちは皆感想を言い合う。
「でも……ここで大勢の人が亡くなったんだよね。」
「んだよ良太郎湿っぽいのは無しだ…………!」
その時、モモタロスは何かに気がついたのか、辺りを見回す。
「どうしたの?モモタロス?まさか……?」
「ああ、そのまさかだ……いくぞ良太郎!」
そう言って良太郎達はあるところに向かって走り出した。

雛見沢にある校舎、そこで一匹のモグラのような怪人がそこで校舎の中を破壊して回っていた。
「おらおら!壊れろ壊れろ!」
古くなった木造の校舎の壁を、手に装備した爪で粉砕していく怪人、そこに……。
「ちょっとやめてよ!ここは大事な証拠物件なのよ!」
20代ぐらいのカメラマン風の女性がその怪人を止めようと掴み掛かってくる。
「ええい!邪魔だ!」
「きゃ!?」
だがカメラマン風の女性は怪人に簡単に振り払われてしまう。
「俺は貴様の願いを叶えようとしているだけだ!大人しくそこで見ていろ!」
「く……!」

バリーン!!!

「「!!!!?」」
その時、校舎の窓ガラスを突き破って、大きな赤い桃を二つに割ったような目をつけた装甲戦士……仮面ライダー電王、ソードフォームが現れた。
「俺……参上!」
「き、貴様は電王!!?」
「電王……?」
『モモタロス!イマジンだ!』
「わかってる!やいモグラ野郎!こんな辺鄙なところにまで出てきやがって……そんなに俺様に見つかるのが怖いのか!?」
「く!!」
モグラの怪人……モグライマジンはすぐさま窓から飛び出す。
「てめえ!待ちやがれ!」
電王も後を追うように窓から飛び出し、デンガッシャーソードモードをモグライマジンに振り下ろす。
「ぐおおおお!!!?」
「いくぜいくぜいくぜー!!」
何度もデンガッシャーで斬りつけられたイマジンは大きくひるみながらも、ドリルのような腕を振り回して反撃を試みるが……。
「へへ!効かねえ……な!」
ドゴォ!
「ぐっ!?」
デンガッシャーで攻撃を防がれたイマジンはそのまま蹴りを入れられ、後ずさりながら大きく怯んだ。
『モモタロス!』
「判ってる!」
電王は腰に付けていたデンオウベルトのバックル部分に付いているターミナルバックルにライダーパスをセタッチする、するとデンガッシャーの刃の部分が赤い稲妻に天高く押し上げられる。
「いくぜモグラ野郎!」
電王はライダーパスをポイと捨てて、デンガッシャーを立てて持ちながら腰を落として構える
「俺の必殺技!……必殺技パート……!どれにするか?」
『そんなのどーでもいいよー!』
「ええい!必殺技パート256」
電王はそのままデンガッシャーを振り下ろし、操っていた赤い稲妻はそのままイマジンを真っ二つにした。
「ぎゃああああ~~~~~!!!!」
イマジンは断末魔の叫びを上げて、大爆発を起こした。


528:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:34:34 4da+Xtu7
「よっし!一丁あがり!」
『そうだ!あの女の人は……。』
するとそこに、先ほどイマジンを止めようとしていた女性がやってきた。
「あ、ありがとうあなた達!おかげで助かったわ。」
電王は変身を解き、モモタロスが憑依して髪の毛が逆立った状態の良太郎の姿になる。
『あなたは……。』
『まって良太郎、ここは僕にまかせてよ♪』
「あ!コラ!」
そのとき、良太郎の体に青い光の玉が入り込み、入れ替わるように赤い玉が出てくる、そしてズボンから大量の砂が零れ落ちたかと思うと、彼の姿は前髪に青いメッシュが掛かっている眼鏡をかけたプレイボーイ風の青年に変貌していた。
『カメ!てめえこのやろう!!』
「いやあ、危ないところだった……貴方の美しい肌が傷つけられたらどうしようかと不安だったんですよ……?」
「は、はあ……。」
「よかったら事情を説明したいので、僕とお茶でも……。」
「何やってんのよアンタは!?」
そのとき、良太郎の尻にコハナの撓る様なミドルキックが炸裂した。
『ひいん!』
「痛っ!!」
青い玉はそのまま良太郎の体から飛び出した。
「い、いたいよハナさ~ん!」
『もう!ハナちゃんたらはしゃぎすぎ!』
『へへーい!ざまーみやがれ!』
そんなぎゃーぎゃー騒ぐ良太郎たちを見て、女性はあることに気づいた。
「貴方たち……もしかしてデンライナー署の人達……!?」
「「『『はい?』』」」

「反町美雪……公安に所属する警察官ですか。」
数分後、その女性……反町美雪をデンライナーに招きいれた良太郎達は、そこで彼女から説明を受けていた。
「貴方たちのことは警視庁の鈴木一哉刑事から聞いています。時を渡る電車、デンライナーに乗って、市民の安全を脅かすイマジンと戦ってくれていた英雄だと……。」
「おいおい!照れるじゃねえか//////」
「先輩だけ感謝されているわけじゃないでしょ。」
「ねえねえおねえちゃん、お姉ちゃんお巡りさんなのになんであんなところにいたの?」
リュウタロスの質問に、美雪は少し暗い表情で答える。
「そうね……雛見沢の真実を知りたいから……かな?」
そのとき、美雪はテーブルに置いてあった本……“ひぐらしのなく頃に”を見つける。
「ああ、懐かしい……お父さんと大石さんが書いた本だ……。」
「お父さん?」
首を傾げるコハナを見て、美雪はふふふと笑いながら答える。
「この本は20年ぐらい前……私のお父さんの赤坂衛と、友人の大石蔵人が書いた物なの。」
「赤坂……?貴方の苗字は反町じゃ……?」
「ああ私?もう何年も前に結婚してるの。」
「そんなあ!」
美雪の言葉を聞いて、ウラタロスはショックのあまりひっくり返ってしまう。
「うおおお!?どうしたおい!?」
「秘かに狙ってたんやな。」



529:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:36:22 4da+Xtu7
「私の父は雛見沢大災害が起こる5年前……当時の政府の大臣が誘拐された事件を調べるため、犯人の有力候補である。鬼ヶ淵死守同盟がある雛見沢村に行っていました。」
「それ、あの本にも書いていました、確か……当時の雛見沢はダム建設の話が持ち上がっていて、国や建設業者とかなり揉めていたって……。」
「なんか物騒な話ですね~。」
そういってナオミは美雪にピンク色のコーヒーを出す。
「犯人は取り逃がしましたが大臣の孫は無事保護できたんですけどね、本当の話はここから……。」
良太郎達は美雪の話を固唾を呑んで聞いていた。
「父はそこで……“古手梨花”という5歳ぐらいの少女と出会ったんです、彼女は当時雛見沢を統括していた御三家、“古手家”の人間であり……知らない土地に来たお父さんによく親切にしてくれていたんです。
そして父が事件の最中に怪我を負って、村の診療所で体を休めていたとき……ふと、東京で私を身ごもっていた母に連絡しようとしたんです、でも……病院の公衆電話の回線が切られていて、仕方なく父は外の公衆電話を探したんですが……。」
「それも全部……切られていたんですか?」
良太郎の問いに、美雪はこくんと頷く。
「そんな時、父の元に梨花ちゃんが現れて……彼女はそこで、これから一年おきに起こる連続怪死事件を、正確に予言してみせたんです。」
「「「「「「「!!!!!!」」」」」」」」
美雪の言葉を聞いて、良太郎達の顔色が厳しいものに変わった。
「そして彼女は……“死にたくない”って父に訴えたんです、そして父が東京に帰ってきた時には……母は階段から足を滑らせて亡くなりました、胎内にいた私は無事でしたけど……。」
「じゃ、じゃあその梨花って子は貴女の母さんが死ぬことや、これから起こる怪死事件の事を知っていたっていうこと……!?」
「はい、それはまるで……。」

「まるでその少女は未来を一度体験しているような口振りですねぇ。」
そのとき、チャーハンで棒倒しをしていたオーナーが会話に加わってくる。
「はい……初めはすごく不気味に感じていたんですけど、最近のイマジン達の活動や、貴方達デンライナーの存在が、長年の疑問を解消させてくれそうなんです。そこで……お願いがあるんです。」
美雪は一度席から立ち上がり、良太郎達に深くお辞儀する。
「私達の捜査に……協力してくれませんか?雛見沢の真実を暴くには貴方達デンライナーの時を渡る力が必要なんです!」
「「「「「「「「…………。」」」」」」」」
その美雪の真摯な態度に、良太郎達は沈黙する、そして……オーナーが食べていたチャーハンに立っていた旗がパタンと倒れた。
「…………もしいたずらに時の運行を乱している者がいるのなら……それは由々しき事態です。」
「オーナー!それじゃあ……!!」
「ですが……その時代の記憶をもった人間がいなければ、デンライナーを動かすことはできません。さて、どうしたものか……。」
「それなら……目星はつけてあります。」
そう言って美雪はカバンから一枚の写真を取り出した。写真には……緑色の髪をした30代後半ぐらいの女性が写っていた。
「おお、美しいマダムだねぇ。」
「美雪さん、この人は……?」
「この人は“園崎詩音”、雛見沢とは深く係わり合いのある人物で……大災害を生き延びた唯一の人間です、彼女なら当時の雛見沢の記憶を持っている筈です。」
「なるほど……じゃあ早速会いに行きましょう!」
「よーっし!腕が鳴るぜー!!」
「久々に腕が振るえそうやな。」
「わーい♪楽しみー♪」
「こら!遊びじゃないのよ!!」
意気揚々とするイマジン達、そんな時、良太郎はあることが気になって美雪に話しかけた。
「あの……その梨花って子は、その後どうなったんですか?まさか大災害で……。」
「いや……梨花ちゃんは大災害の前日に亡くなったの……。」
良太郎は次の美雪の言葉を聞いて背筋が冷え切るような感覚に襲われる。

「神社の境内の中で……お腹の中を抉り出されて殺されていたそうよ。」


一方その頃、雛見沢にもう一台の電車がやってきた。
「ユウトー!お花、たくさん買ってきたよ~!」
「ああ、ありがとうデネブ。」
「それにしても……どうして急に雛見沢村になんか行こうって言い出したの?あそこは確か廃村になったんじゃ……。」
「ん?ああ……たまには墓参りしようかなって思ってさ……ばあちゃんの。」
その列車……ゼロライナーは刻一刻と雛見沢に近づいていた……。

始まりはいつも突然、運命を道連れにして。


530:被本塁打王 ◆uPLMpKy1kA
09/10/16 21:41:05 4da+Xtu7
てなわけで第一話投下終了です。時系列はファイナルカウントダウン後、鬼ヶ島の戦艦前となっています。

531:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/16 22:56:21 oWnMqOML
電腐って気持ち悪いなぁ

532:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/17 17:11:26 8qXBIstJ
仮面ライダー絶王(ゼツオウ)
仮面ライダー電王+絶対可憐チルドレン

533:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 03:46:51 U/btbZmD
>>510
やばいwww
超かわいいっ!!

534:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 16:08:25 7tw0sgu9
炎・風・大地・水の他に雷・花・金・氷・闇・光・鋼・森・山・幻のトライブがある


535:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/19 16:10:43 7tw0sgu9
にょろーん☆ちゅるやさん風電王
ももたろしゅさん(ちゅるやさん風モモタロス)「おい、良太郎」
良太郎「…」
ももたろしゅさん「プリンはあるか?」
良太郎「さっき食べたでしょ」
ももたろしゅさん「ももーん(´・ω・`)」

しゃくらいゆうとくん(にょろーん☆ちゅるやさん風桜井侑斗)「デネブ、デネブー!!」
デネブ「どうしたゆうと」
しゃくらいゆうとくん「何か食い物はないかなっ?」
デネブ「椎茸とコーヒーならあるけど」
しゃくらいゆうとくん「ぜろーん(´・ω・`)」

536:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/24 17:36:28 y+0xbhoW
モモタロスとケロロが出会ったらどうなる?

537:ディケイド
09/10/24 17:58:41 y+0xbhoW
パワーアップを繰り返したメカの最終形態の名が

「真・ファイナルキンググレートワイバーンエクス・バージョンⅣ裏・改」

ファイナルレスキュー
「ドンカエンアタック」グレートワイバーンの口からドンカエン発射

玩具全部そろえるのに36万くらいかかる。

もはやワケ分からん。


538:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/26 12:40:15 EcgASXxg
蟲師も問題なくコラボ出来るな。
鬼ヶ島の話で、明治時代にタロウズが取り残されてるんだから違和感ないはずだ。

この世はヒト知れぬイマジンで満ち溢れている。



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