10/01/26 15:51:30 0
♂犯人独白の作者です。
靴発見現場を第１接触現場としなかった。
それは警備員の証言の信憑性がそれなりに高いと考えたからだ。
それだけではない。
私が注目したのは、就活のバスを降り浜田の町方面に向かった学生がいた事実だ。
平岡さんが9:15に徒歩でSCを出発すると9号線バイパスガードに達したのは、9:45前後。
就活のバスが大学に着いたのが9:30前後。
大学バス停から徒歩で9号線バイパスガードに達するのに要する時間は、約20分。
もし就活の３年生が9:30に大学バス停を出発すると、
バイパスガードを300m過ぎた地点で平岡さんと出会う計算だ。
仮に就活の３年生が9:40に大学バス停を出発すると、
バイパスガード手前300mの地点で平岡さんと出会う計算になる。
この学生たちが何も目撃していないのであるから、
9:45前後に平岡さんが靴発見現場付近で拉致された可能性は、
きわめて低いと考えたのだ。
さらに、1月25日の朝日新聞によると、当日9時台にこのガードを通る道を寮方向に歩いた学生が数名いたが、
不審者などに遭遇した事実はないとのことだ。
以上の事実は9:45前後の靴発見現場は、
第１接触現場でないことを強く示唆している。
朝日新聞の記事では、「犯人は平岡さんとのつながりが薄く、
一方的に知っているストーカー的な人物の可能性がある」
との指摘がなされている。
学生の往来がそれなりにあった中で、
目撃されることなく「拉致」したとなるとそのような推測ができる。
また時間的情況から考えれば、きわめて短時間にかつ乱暴に拉致しないと、
ガード下での「拉致」は成り立たない。
しかし、ストーカーは好意を持つが故にストーカー行為をするのである。
好意を抱く相手を手荒に拉致するであろうかと疑問に思える。
明らかになってきた事実が示唆していることは、靴発見現場での「拉致」がほとんど不可能ということだ。
もう一つ指摘できることは、
第１接触現場がいずれであっても、
犯人は平岡さんと顔見知りであると推測できることだ。