09/04/30 22:34:12 0
438, 436 本に対していろいろ聞いてくれてありがとうございます。アマゾンなどが間違っており、
英語版さえ出ませんでした。でも宝島別冊の本だけで満足でした。講談社に対して恨みも何もないのです。
自己防衛という観点から考えると、当時の判断は正当でした。
ただ、日本マスコミの臆病体質を考えると、幻滅です。後藤元組長の肝臓移植およびFBIとの取引の
資料を複数の通信社や大手新聞や雑誌などにも提供したが、どこも書く勇気がありませんでした。一つの編集長
だけは正直に説明した。「この話は危なすぎる」ときっぱり断りました。
後藤元組長の失脚の表向きの要因は、週刊新潮の記事です。だが、例の記事は芸能人の実名を出す一方、
後藤元組長の名前を伏せました。いつからヤクザのプライバシーが国民の知る権利より大切になったでしょうか。
芸能人を叩くなら、当暴力団組長も叩くべきでした。
2ヶ月にかけていろいろな日本の媒体で、肝臓移植の真相を書こうとしたが、結局、ワシントンポストで
5月10日で書き、その後、ロスタイムズの記者と一緒に5月30日前後、同新聞の一面でもっと詳しく
書いたんです。そして、日本のマスコミは初めて「ロスタイムズによると」という責任逃れの口調で
書きました。元日本大手新聞記者としては恥ずかしかったのです。
新聞やテレビが暴力団を恐れて事実を書かないなら、マスコミは番犬でもなんでもないのです。
最近、北野誠さんの追放について産経だけは背景を暗示したが、真実は書きません。言っておくが、
バーニングは2007年夏、警視庁北沢署から流出した後藤組関連資料の中で後藤組のフロント企業として
分類されています。当時も、そのことは無視されました。
別に英雄のつもりでもなんでもないのです。人間としては欠点だらけです。しかし、ジャーナリストとして
は、真実を伝え、社会を改善する責務があると信じています。(馬鹿でしょう)。
反社会勢力(暴力団・えせ同和・創価学会など)に怯むマスコミは恥ずかしいです。自分たちの仕事を
放棄しているとしかいえません。