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昨年の麻薬類摘発、件数減少も密輸は大型・組織化
2月3日15時49分配信 YONHAP NEWS
【ソウル3日聯合ニュース】関税庁は3日、昨年42.4キログラム、768億ウォン(約50億円)相当の麻薬類を摘発したと明らかにした。前年に比べ重量ベースで28%、
金額ベースでは46%それぞれ増加し、過去5年間で最大規模を記録した。ただ、摘発件数は161件と、前年(184件)よりやや減少した。
摘発された麻薬を種類別にみると、覚せい剤(メタンフェタミン)と大麻類がそれぞれ16.6キログラム、コカインが8.8キログラムで、これら3種が全体の99%を占めた。
税関別の摘発量は、仁川国際空港が全体の84%に当たる35.6キログラム(577億ウォン相当)を記録した。搬入経路別では、航空旅行者が30.2キログラム
(485億ウォン相当)で最も多く、国際郵便が5.3キログラム(130億ウォン相当)、海上旅行者が3.4キログラム(100億ウォン相当)などの順だった。
関税庁は、最近の麻薬類密輸は、摘発件数が減少したものの摘発量が増えるなど大型化、組織化の傾向を示していると説明する。メタンフェタミンの場合は
1 回当たりの摘発量が100グラムを超える大型密輸が27件と、全体の34%に上る。また、「麻薬清浄国」という韓国のイメージを悪用し、韓国経由で第三国との
密取引を行う中継密輸も大きく増加した。
麻薬類密輸の容疑で税関に検挙された人は200人で、このうち韓国人が128人(64%)で最も多く、次いで米国人が22人(11%)、中国人が11人(5.5%)、
タイ人が8人(4%)、日本人とカナダ人がそれぞれ7人(3.5%)だった。