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覚せい剤密輸:新型インフル発症? 台湾の男重体、実は腹に--成田国際空港 /千葉
1月30日13時1分配信 毎日新聞
◇結果は陰性
「新型インフルエンザ発生?」―成田国際空港に到着した台湾人の30代の男が税関検査場で倒れ、
大流行が懸念される新型インフルエンザの発症が疑われていたことがわかった。結果的には陰性だったが、
男が搬送された空港内のクリニックや検査場内では、アルコール消毒などの対応がとられた。
東京税関成田支署や成田空港検疫所によると、男は22日午後2時ごろ、香港発のキャセイパシフィック機で成田空港に到着。
午後4時ごろ、第2旅客ターミナルビルの税関検査場で倒れ、昏睡(こんすい)状態のままターミナル内の日本医科大学成田国際空港クリニックに搬送された。
けいれんや高熱など通常のインフルエンザの症状に加え、失禁などもあったため、簡易検査を実施したところ、
A型の陽性反応が出た。万一の新型インフルエンザの可能性を考慮し、クリニックは税関などの関係機関に
「インフルエンザ陽性の患者が出た」と連絡した。
ところがその後、成田市内の総合病院で精密検査をした結果、
男が覚せい剤を詰めた袋約90個を体内にのみ込んでいることが発覚。最終的にインフルエンザは陰性で、
腸の内部で袋が破れたことから急性中毒を起こしたことがわかった。男は現在も意識不明の重体で入院中。
成田空港署は男が覚せい剤を密輸入しようとしたとみて、覚せい剤取締法違反などの疑いで捜査している。