08/06/28 07:48:23 0
志井委員:
はっきりCanonに調査に入ると言えないところがなさけないですね。
きちんと言えばいいと。調査に入ることを求めておきたいと思います。
総理に今度認識を伺いますよ。この工場の労働は非常に過酷です。
神経を集中して一日中立ちっぱなし、外観チェックやシール貼り、ビス打ちをする1工程を11秒7でやれ、もっと短くと言われ、
8時間で2200台の部品をしあげているということでした。まるで物扱い自動機械のように働かされる。
給料は寮費などを引かれ手元に残るのは10万円以下。健康保険にも年金にも入れない。
1つのラインで毎月2人,3人がやめていくとのことでした。
派遣労働者がやめても、代わりが来るからCanonは何ら困らない、これが現状とのことでありました。
総理、Canonではですね、あなたも認めた常用雇用の代替禁止、正社員を派遣に置き換えてはならないという原則を踏み破って、
大規模な派遣への置き換えを行い、人間を物のように使い捨てにする働かせ方をしているわけです。
秒単位で仕事に追われ、一所懸命に働いて、世界のCanonといわれる製品を作っている労働者はこういう状態に置かれているわけです。
世界のCanonといわれる企業で働く労働者が、健康保険にも年金にも入れない状態に置かれているわけであります。
総理に伺いたい。政府が進めた製造業への派遣拡大という規制緩和がこうしてあってはならない現実を生み出している。
そういうことに胸に痛みを感じませんか。日本のものづくりを支えている労働者がこんな働き方をしていて、日本の将来があると思いますか。
今度は総理がお答えください。