10/01/03 06:41:35
被害&自分の罪をはきだし投下
小6の頃我が家に二匹の猫が誕生した。
片一方の方はすぐ死んじゃったけどもう一匹は元気に育った。
けどそのちびは男の人にしかなつかなくてお父さんやじっちゃの前でしかなつかなかった。
お客さんが来ても男の人だったらよりつく、女の人だったらよりつかなくて我が家では「ホモ猫」とよばれてるぐらいだった。
そのちびは女の人に触られたりだっこされたりすると噛んでくる猫だった。
けどかろうじて私にもほんのちょっとなついてくれたおかげで私は皆にちびを見せたいと思いクラスの全女子に声をかけ公園に集まってもらった。
ちびをケースの中に入れて公園にもってきてみんなにみせた。事前に「抱っこしたり、なでたりするとかまれるからさわらないでね。」といった。
みんなちびのことを「かわいい~」といって写メとったりして私は自慢げだった。
その時クラスが一緒の俺女がちびをだっこしてしまった。「へえ、結構かわいいじゃん。俺にひきとらせてくれない?」
私は「だっこしちゃだめ!」と言ったが遅かった。俺女にがぶりと噛み付いた。
俺女は「いてーなコラ!」といいちびを砂利の下になげつけた。
私は「ちょっとやめてよ!」と言ったがどん!とたおされ腰をわるくした。
俺女はちびを猫ずかみして何度も砂利の下になげつけクラスの子がやっと止めてくれた。
ちびはがんめんすり傷でぽっこりと小さなこぶをつくってしまった。
私は「ごめんねちび・・・」といって泣き出してしまった。俺女はいつの間にか逃げていったという。
腰を悪くした私をクラスの子達の肩をかしてもらって家へついた。ちびはクラスの子達がはこんでくれた。
すぐ獣医さんにみてもらったが「これは傷のこりますねー」と言われて
(私がちびをこんな目にあわせてしまったんだ。馬鹿みたいに自慢なんてするんじゃなかった)と自分を責めた。
クラスの皆は○○のせいじゃないから、気にすんなよ。といっていたがやはり責めてしまった。
ちびも成長し立派な大人の猫になったがきずは少ししか治らないままだった。
本当にごめんちび・・・。