10/02/17 19:15:12
↓人称別だとこんなイメージ
■一人称
たこ焼きって美味しいよなあ。凄い好き。明石焼きはどうなのかな。
「B、明石焼きはどう?」
Bは困った顔をした。何か変な質問だったかな?
■二人称
たこ焼きって美味いよな。俺好きなんだけど最近明石焼きも気になってんだよな。
なあ、B、お前明石焼きとかどう思う?
…………あれ、なんか俺変な質問しちゃったか?
■一元視点三人称
Aはたこ焼きが好きだった。カリっとした外側とクリーミーでやわらかな中身が癖になるのだ。
しかしカリっとしていない明石焼きも最近気になるところである。
「B、明石焼きはどう?美味しい?」
Bは困った顔をして黙ってしまった。それを見てどうも自分の質問が的外れだったことを知る。
もしかするとBはたこ焼き自体興味がないのかもしれない。
■多数視点三人称
Aはたこ焼きが好きだった。カリっとした外側とクリーミーでやわらかな中身が癖になるのだ。
しかしカリっとしていない明石焼きも最近気になるところである。
「B、明石焼きはどう?美味しい?」
突然される質問にBは言葉に詰まった。明石焼きどころかたこ焼きに興味がないのだ。
Bは断然お好み焼き好きなのである。たこ焼き好きのAにどう伝えたものか。
■神視点三人称
Aはたこ焼きが好きだった。
しかし最近明石焼きにも興味を持っているため、他の人の意見を聞いてみたいと思っていた。
「B、明石焼きはどう?美味しい?」
Bは眉を寄せた。Bはたこ焼きにも明石焼きにも興味はない。
Bが好きなのはお好み焼きである。しかしそれをAは知らない。