09/10/28 21:41:21
そんなAも、再録を発行されるまでに。
その表紙の絵は、最愛キャラの左右の目がとんでもなくサイズ違いだった。
以前のことがあったので、みんな苦笑い。
もう恒例になっていた品評会みたいなものも行なった。
再録されたAの作品の劣化歴史はすさまじく、始めの頃はとても上手かったが、
大手になっていくことで、手を抜いてもエロければ売れると知り、酷くなっていった。
当然のごとく、「劣化した。見るに耐えない。」そう言われるA。
仲間内の一人が、「AはBさんのことをバカにしてたけど、最近のBさんの上達ぶりは異常。
もう左右の目の大きさが違うなんて幼稚園児でも気付いて直せる酷い絵は描かない。」と言った。
それを聞いたAは真っ青になって、自分のは遠近法だと喚いたが、キャラは正面顔。
他のメンバーにも粗をどんどん指摘されて、Aの反論はどんどん「私生活が大変だった」「病気だった」
と、同情を誘うようなものに変化していった。
「足で描いてもボロ儲け!」と、笑っていたAのそんな言葉を、もう誰も信じなかった。
私は絵描きではなくピコな字書き。
絵のことは分からないことが多いけれど、みんな趣味に命をかけてる。
Bさんは確かに私から見ても上手くはなかったけど、
努力したんだろうもの凄い上達ぶりに、みんなA抜きで凄い凄いと陰で絶賛していた。
人を馬鹿にした結果、金に溺れて怠けてそこを突かれると言い訳ばかり。
「こんな本は1円でもいらない」と言われ、AはみんなからCOされた。
それからもAの作風に変化はないらしく、
COされたことについても「嫉妬乙w」と関係ない人間に言い回っているらしい。