09/07/16 23:25:10
流れ豚切って報告
本屋に寄った帰りの電車に、俺女が二人大声で萌え話しながら乗り込んできた
「席開けろよ愚民どもw」「殺っちゃう？ｗ」「おいおいこんな所で俺の力を解放したら酷い事になるぜｗ」とテンプレな会話を繰り広げながら、ドスドスと車内を歩き回る俺女達(空席を探しているらしい)。
私は内心ｳﾍｱとなりながらも、表情には出さず俺女達が通り過ぎるのを待っていた。
しかし俺女の一人が私の持っていた本屋の袋に目を付けたらしく、強奪。
呆気に取られている私の目の前で袋から小説を取り出しカバーを外す俺女達。
「これあのアニメの奴じゃねｗ」「うはｗ何この表紙ｗ●●×○○の絡みにしろよｗ」「つーか○○表紙にしろよｗ売れねーよこんなんじゃｗ」と静まりかえった車内の中でブヒブヒ盛り上がる盛り上がる。
我に返った私がそれは私の物です、返してくださいと言うと「黙れ！何が私だ男に媚びるなこの雌豚！」と逆切れ。私突き飛ばされて扉に頭強打orz
近くにいたお姉さんが慌てて私を助け起こしてくれている間に、俺女小説の朗読開始。
しかし最初の二行くらいで読めない漢字があったらしく、ふじこった後「さーて、俺の嫁の姿を堪能するかｗ」と小説をぱらぱら捲り出した。
しかし今度は「挿絵がねえじゃねえかふじこー！」「挿絵がないとか欠陥本ふじこ！よくもこんなもん読ませやがったなふじこ！」と私に向かって小説を投げつけ、次の駅で降りていった……。
頭にたんこぶできた事よりも、新書版と並べてニヤニヤしようと思ってた小説にぐしゃぐしゃに折り目が付いた事の方がショックorz
助け起こしてくれたお姉さんありがとう。
そして俺女、『車輛』も読めない癖にセキ君を嫁認定なんて許さないぞﾊﾞｰﾔﾊﾞｰﾔ
すべての俺女がこの世からいなくなりますように。