09/07/01 01:58:58
プチな友やめ
同人を始めた中学生のころ、何も知らない自分に色々親切に教えてくれたり
アンソロやゲスト参加など原稿を描く機会をくれた6歳上のAという友達がいた。
おかげで順調に同人活動も進み、ジャンルが別れてからも
FAXなどで近況を連絡しあっていた。
高3にあがった時、ミケに行くから前売りのパンフが欲しいとAから相談があった。
Aは県内にメイトもない地方住まい、自分はそこそこ都会に住んでいたので、
パンフを扱っている本屋で代理購入して送ることを申し出た。
話がまとまった翌日の学校帰りにパンフを購入し、代金はこれだけだったと
書いた手紙を添付してすぐに送った。
しかしその直後からAは音信不通となった。2、3回連絡してみたものの、返事はなかった。
そんないい加減な人だったのかと悲しくなったが、踏み倒されたパンフ代は
今までお世話になったお礼だということにして諦めた。
それから2年後、突然AからFAXが届いた。
自分が当時バブルだったジャンルにいることをどこかから知ったらしく、参加イベで
壁大手の本を代理購入してくれないかとの打診だった。
嫌な予感はしたが、本当に恩を感じていた人だったので、ちょうど自分も買うサークル
だったこともあり了承した。
その裏で、これでまた代金踏み倒しがあったら今度こそFOしようと決意していた。
イベ当日は自スペをあらかじめ頼んでおいた売り子に任せて朝イチで並び、なんとか頼まれた本をゲット。
代金を書いた手紙を添付しすぐ送った。結果、また音信不通となった。
数年前に1度だけジャンルが被ってミケでばったり会ったのだが、何もなかったような顔で
新刊をくれた。だけど決めていたから、お礼メールだけ出してその後の連絡はスルーした。
初めてできた同人友達だったし、子どもだった自分にとってすごく良いお姉さんで
いっしょに旅行したり舞台に行ったりした楽しい記憶がいっぱいだから
今でも恨む気持ちは一切ないけど、大好きな人だったからこそこんな形で
離れてしまったのが切ない。
自分が最初から全部プレゼントだと言えていたら付き合いが続いてたんだろうか…。