10/01/11 11:57:21
携帯が普及し始めたばかりの昔話。
うちはエロなしBLなしマイナージャンルでスペースに来る人は男9:女1の比率。
そんな中、毎回うちのスペースに来てくれてた同世代のA(当時22歳の女の子)。
そのうちアフターにも参加するようになり、
コミケ以外は私独りでイベント参加してた事もあり、
売り子をしてくれるようになったので、連絡先の交換をした。
(当時、私は東京都I区住まい、AがS玉県K市在住。)
最初の頃は参加イベント関連の事務的な内容の電話だったのが、
気がついたら毎晩長電話をかけてくるように・・・。
迷惑だとはっきり伝えるも「私は気にしません!」と元気な返事。
そのうち本の内容やら私の服装やら趣味やらすべてにダメ出ししてくる。
こちらが嫌だと言ってもAは気にしないそうで止めてくれない。
Aに内緒で普段は出ないイベントに参加しても何故か居る。
(そんな事が続き、Aに内緒でイベント出るのはやめた)
横浜でのイベントを翌日に控えたある夜更け、アパートのドアがノックされた。
「えへへ、来ちゃった」
そこに立っていたのは満面の笑みを湛えたA。
イベント当日横浜駅集合だったのに何故?! とパニックになったものの
もう終電もないような時間だったので仕方なく泊めた。
(当時は本の奥付に住所載せてたので、それを頼りに来たらしい。)
そんな事もあり、Aの干渉に無理嫌だ断ると全力で抵抗、
更にUターン再就職して私が地元に戻って縁が切れた、と思った。
地元からコミケに参加する度に、Aがスペースに現れる。
「私、今○○さんの所にいるんです~」
○○さんはジャンルの人じゃなく私の知らない人。
毎回現れる度に○○さんが変わってるがチケットには不自由していないよう。
Aに本は売らないようにしていたが、どうにか入手しているようで、コミケ後に
「お元気ですか?」と手紙が毎回届いたのは怖かった。
同人を辞めて十数年経ち、その間に結婚したし引越しも何回かしているので、
住所は知られていないと思うので、今は平和です。