17/08/31 07:00:46.54 CAP_USER.net
インドネシア政府は30日、スマトラ縦断高速道路の建設事業で、日本政府からの円借款を検討していると明らかにした。西スマトラ州パダン—ブキティンギ—リアウ州プカンバルの約240キロを結ぶ高速道路で、来年の着工を目指している。事業規模は35兆ルピア(約2,900億円)。
インドネシア政府の依頼を受けて、国際協力機構(JICA)がこのほど、現地調査を実施した。円借款に加えて、国営建設フタマ・カルヤとともに官民協業で建設を進める方向で検討している。
バスキ公共事業・国民住宅相によると、現在8~10時間かかっている同区間の通行時間を、3~4時間に短縮できる見込み。物流効率の向上で同地域の経済成長への貢献が期待されている。バスキ同相は「モノとサービスの流通促進で、特に同地域の中小零細企業の業績向上につなげる」と述べた。
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