16/06/24 18:25:40.90 CAP_USER.net
「残留は自傷行為」「離脱は恐怖」＝経済・移民めぐり討論会－英国民投票
英国の欧州連合（ＥＵ）残留か離脱かを問う国民投票を２日後に控え、
ロンドンの屋内競技場で２１日夜、残留派と離脱派の代表による討論会が開かれ、
経済や移民などの課題をテーマに舌戦を繰り広げた。両派の激しい競り合いが
続く中、国家の将来をめぐる論戦は白熱。聴衆からも厳しい質問が相次いだ。
パネリストは離脱派がジョンソン前ロンドン市長ら３人、残留派は５月に就任した
カーン・ロンドン市長や労組代表ら３人。６０００人超の有権者を前に、議論は
２時間近くに及んだ。
ジョンソン氏は経済問題で、ＥＵにとどまれば規制下に置かれ続けることになり、
「自国経済への自傷行為に等しい」と強調。カーン氏は、５億人を擁するＥＵ
市場から出れば英経済が計り知れない打撃を受けるのは確実で、「恐怖さえ
覚える」と反論した。
移民問題では、カーン氏が離脱派はトルコのＥＵ加盟がすぐ実現するような
イメージを国民に抱かせるなど、移民流入への不安をあおる「憎悪プロジェクト」
戦略を取っていると批判。これに対し、離脱派は「移民流入は公共サービスに
負担」と訴え、ＥＵを離脱すれば移民の適切な管理が可能となると説いた。
（2016/06/22-08:28）ＪＩＪＩ
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