16/03/16 06:21:45.58 CAP_USER.net
西条市の縫製業者が、中国人の技能実習生に対して、限度時間を超えた違法な時間外労働をさせた上に賃金の一部を支払っていないとして、労働基準法違反の疑いで松山地方検察庁に書類送検されました。
書類送検されたのは、西条市丹原町の縫製業「ＡＭＡ」の７０歳の代表の男です。
新居浜労働基準監督署によりますと、この縫製業者は去年４月から７月にかけて、技能実習生の中国人６人を労働協定で定められた時間外労働の限度である、「１か月８０時間」と「１日４時間」をいずれも超えて働かせていたとして労働基準法違反の疑いがもたれています。
労働基準監督署によりますと、時間外労働は多い月で１４４時間を超えていたと見られています。
さらにこの業者は、技能実習生の時間外労働に対して割り増し賃金の一部しか支払わず、１時間当たり通常の賃金を下回る４００円から５００円で働かせていた疑いももたれています。
不払いの額は、６人で合わせて、２８６万円余りにのぼるということです。
労働基準監督署はこの縫製業者の認否を明らかにしていません。
労働基準監督署は、去年秋に行った行政指導の中で違反の事実を確認して調査を進め、１５日、容疑が固まったとして松山地方検察庁に書類を送りました。
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