16/03/02 19:08:47.00 CAP_USER.net
もはや日本株を買っているのは年金だけ 再度のリスクオフは時間の問題=E氏
(略)再三の「騙し討ち」で市場の信頼を失った黒田日銀に打つ手なし
散々追加緩和に消極的な発言を繰り返していた
黒田氏が昨年12月にまたもや市場を騙まし討ちに
したと思いきや、先々週の1月会合でも再度騙し討ちです。
先月末の日銀政策決定会合で日銀では初めてとなる
マイナス金利を導入することにしました。しかも、
その後も黒田氏は様々な機会を利用して必要なら
更なる緩和もあると言い続けていますが、全く効果が
ありません。日銀のマイナス金利導入をあざ笑うかの
ように、直後から急激な円高になってしまいました。
直後から「必要なら更なる緩和も躊躇なく」と発言して
いますが、今までの行動から完全に信頼されなくなって
しまいました。決まった日程でしか会合が開けない以上、
日ごろの発言の信頼性も重要なのに、黒田氏は完全に
信頼されなくなってしまったのです。
しかも、先週末の上海G20で日本が通貨安政策の国
としてやり玉に挙がりました。
ユーログループ議長は、ECBの追加緩和のアピールを
した反面で、日銀にはくぎを刺したのです。
どう考えても、ECBの追加緩和と日銀の追加緩和では
内容の差はなく、日銀だけが通貨安の犯人で責められる
必要はないのですが、中国以上にやり玉に挙がって
しまったのです。(略)
日銀は打つ手が出尽くしと取られ、発言の信頼性が
なくなっただけでなく、追加緩和という手段すら使えなく
なった可能性があるのです。
発言もサプライズもなかったら、マーケットがリスクオフに
転じたら日銀は救う事ができません。
URLリンク(www.mag2.com)