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駆けつけた元警察官が証言「高木パンツ大臣」下着泥棒の事実
さる1月16日に還暦を迎えた高木毅復興相。が、その3日前、彼の地元から発せられたのはそれを寿(ことほ)ぐ声ではなく、「パンツ」に関するスクープ記事だった。
高木氏が女性の下着を盗んだのは「事実」―中日新聞社が発行する地元紙「県民福井」に、福井県警元捜査関係者の証言が掲載されたのである。
本誌の取材にも応じたその重要証言者が口にしたのは、パンツ大臣に対する「怒り」で……。
この元捜査関係者によると、問題が起きたのは三十数年前。高木氏は敦賀市内の女性宅のベランダで、下着を持っているところを通報で駆けつけた敦賀署員に取り押さえられた。
女性が被害届を出さなかったため、逮捕はされず、事件にもならなかったが、当時敦賀市長だった父孝一氏(故人)が現場周辺で「迷惑をかけた」と謝罪したという〉
高木氏に下着泥棒を働いた過去があることを本誌(「週刊新潮」)が報じたのは昨年10月である。
その記事で紹介したのは、下着を盗まれた被害者の妹や目撃者の証言。
しかし、あろうことか、高木氏はこれまで国会などで「事実無根」と繰り返し、自らの恥ずべき過去を決して認めようとはしなかった。
■ストーカー
福井県警元警察官は、
「敦賀署から私が現場に駆け付けた時には、ベランダで洗濯物を物色していた男はすでに署員に取り押さえられていて、私は被害者宅の周囲を警戒する仕事をしていたのですが、確保された男が高木だったのは間違いない。
(そんな人物が大臣にまでなったことについては)許しがたいです。
福井県民はみんな憤っていると思いますよ」
事情を知る福井県警関係者はこう語る。
「今回の元警察官の証言により、犯行が一度ではなかったことが判明した。
『週刊新潮』と『県民福井』、2つの記事で触れられている被害者は同一人物なのですが、“案件”としては別。
高木氏は、被害者に一方的に思いを寄せてストーカーのようになり、何度も自宅に忍び込んでは下着を盗んでいたのです。
極めて悪質な犯行と言わざるを得ない」
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