16/01/13 19:56:43.48 CAP_USER.net
(略)安倍総理が触れなかった年金運用の「不都合な事実」
安倍総理は「33兆円プラスになっている」と2回も胸を張って答弁をしていましたが、
そのほとんどが債券中心の旧基本ポートフォリオによる2014年12月までの収益です。
安倍総理の肝いりで変更されたリスク資産中心とした新基本ポートフォリオで
運用されている2015年1月~9月までの収益額は2兆8245億円のマイナスに転じて
いるという「不都合な事実」については、総理は一切触れませんでした。(略)
実際には約5.5兆円の損失が発生か
(略)こうした市場価格の変化をもとにGPIFの収益額を推計(あくまで机上の概算)
してみると、2015年10~12月期は約4兆9000億円のプラス、そして年明け以降は
5兆5000億円のマイナスとなります。その結果、年金資産規模は9月末の135兆
1087億円から約6000億円減った134兆5100億円程度だと想像されます。
山井議員は「4兆円位の年金がこの4日間で運用損になっているのではないか」と
政府を追及しましたが、実際にはそれを遥かに上回る約5.5兆円の損失が発生
している可能性があると思われます。
「フォワード・ルッキングな分析を踏まえて長期的な観点から設定」した、リスク資産
中心のポートフォリオに変更した直後に、7.9兆円という過去最大の損失を出した
のに続いて、それに次ぐ損失を出そうとしていることは看過できないことのはずです。
年金運用に関して議論すべき本当の問題点(略)
皮肉なことですが、昨年9月末から直近までの期間で、最もパフォーマンスが
良かったのは、有識者の「フォワード・ルッキングな分析」の結果減らされた
「国内債券」であり、この期間のパフォーマンスは1.15%となっています。
もし、公的年金の資産配分を決める有識者メンバー達に「フォワード・ルッキングな
分析能力」が備わっていたら、「国内債券」中心の基本ポートフォリオを変更する
ことはなかったはずです。
幼稚な質問をする野党議員と、「バックワード・ルッキング」の自画自賛答弁を
繰り返す総理が繰り広げる国会質疑から建設的な解決策が出てくることは期待
し難いと言わざるを得ません。(略)
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